名無しさん 2022-08-12 11:46:03 |
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…いや、俺は…
(他の部員たちから誘われつつも困惑したように断り続けていたが、副部長らしき部員にお前が来ないと盛り上がらない、と言われてようやく渋々ではあるが行く気になったようで。後輩の方を振り返り、溜息を洩らしながらも首を縦に振る。)
楽しみにしてますね。
( 彼が参加しないのであれば、自分もやめようかとも思っていたところ、頷く相手を見てよかったと思い。しかし相手は予想通りそういう場は苦手なのであろう、硬派なかんじがかっこいいなんて思い。歓迎会は今日の夜あるようで、場所と時間を聞くと了承して。)
…ああ…
(後輩の視線と言葉を聞けば再び首を縦に振るものの、顔を背けると嫌そうに溜息を洩らす。鬱憤を晴らすように再びリングに上がり、グローブを付けると練習を再開し。)
( それから暫く部長の練習を見学してから帰宅。予定通りの時間に居酒屋へと足を運ぶと、既に部員たちが集まってきていて。とりあえず指定された場所に腰を下ろすと、先に飲み物を何にするか聞かれ、仮にも未成年なので適当にジュースを頼み。)
(/ 部長さんお酒強い設定にします?弱い設定なら宵くんが部長を介抱しますよ。それか、宵くんもお酒飲んで酔っぱらっちゃって部長に介抱してもらうという方にもできますが、どっちがいいですか??どちらにせよ、宵くんは部長にちょっかいかけると思いますけど←)
…
(端の席で目の前に置かれた中ジョッキと向かい合い、若干赤い顔でぼんやりとしている。周りの部員たちが大丈夫ですか部長、と声を掛けていて。)
(弱い設定でいきます…!)
あー、部長完全に出来上がっちゃってるじゃないですか。
大丈夫ですか?
( 端の席に座る部長がどうも酒に酔ってしまっているという声を聞きつけ、自分の場所を立ち上がると部長の隣に腰を下ろし。周囲の心配している部員をよそに、店員に手馴れた様子で水を頼むと部長に渡して。)
はい、水。飲めます?
(/ OKです!)
…だれだ?みず…いらない。
(完全に出来上がった状態らしく、耳まで赤い顔と呂律もろくに回っていない口で後輩―と言っても、酔っているので誰が誰かの区別もついていないだろうが―を見つめると眉を寄せる。そうしてそのまま水を断るように目の前で腕を振り。)
はぁ、つーわけで、俺部長送ってくんで先帰ります。
( 水を拒否されたことと、自分のことを誰かもわかっていないことに若干むっとした表示をすると。周囲の部員にここで帰ることを告げ。部長の腕をぐいっと引くと「立てます?」と尋ねる。)
…ひとりでたてる…さわるな…
(口ではそう言うものの足元はふらついており、抵抗する様子も見せず持ち上げられては呂律の回らない口で何やら言っていて。)
一人で立てませんけど。
…部長、自分の家分かります?
( 居酒屋の前まで相手の腕を己の肩にかけ、支えになってやり。しかし身長差がある為なかなかこちらの負担がかかる。タクシーを呼び止めると、相手を乗せて横に自分も乗る。相手の家の住所を聞き出そうとして。)
いえ…?…それくらい、わかる。ばかにするな。
(住所は分かるか、と聞かれると途端に機嫌を損ねたらしく、普段から鋭い眼光を一層鋭くして。覚束ない口許ではあったが、自宅の住所を運転手に言う。)
はいはい、すいませんでした。
怒んないでくださいよ。ばかになんてしてないですから。
( 無事家の住所を運転手に伝えていたのを確認すると。タクシーを走らせてもらい。少し機嫌を悪くした様子の相手には一応謝って。自分はとりあえず相手を家まで届けて帰ればいいかという考えでいる。それにしても、酒のことは分からないけどここまで弱いというのは中々だな、なんて思い。)
おーい、大神先輩ー。
つきましたよ。
( 相手がウトウトしていたのはしっていたが、起こすまいと到着するまで寝かせていて。タクシーの運転手さんにお金を支払うと、相手の肩を揺すり。)
………?
(揺すられるとぼんやりとした目のまま起きるものの、また眠そうにして。一応タクシーから降りるものの足元はふらついたままで、家の扉も満足に開けられておらず。)
おいおい…先輩、つかまって。あと鍵。
( タクシーを降りる相手の姿を見ていたが、これは1人ではダメだとため息をつくと、相手の元に行き肩を貸し、鍵も勝手に相手から取ると入口を開けて、とりあえず玄関に座らせ。)
……いえ…ついた、のか。…おまえ…きみじま…?
(玄関に座り込んだところでようやく多少は意識を取り戻したのか、連れてきてくれた相手の顔を見つめて。しばらく見ていてようやく後輩だと気付いたらしい。)
あ、やっと気を取り戻しました?
ここまで連れてくるの大変だったんですからね。
( 相手の前にしゃがみこむとにっこり笑って少し嫌味を言う。「先輩お酒弱いなら飲んじゃだめですよ。」と、ため息をつきながら相手の横に座ると靴を脱いで。再び肩に掴まるように促して。)
部屋入っていいですか?とりあえず中入りましょ。
……わるい、めいわくかけた…
(後輩の肩に凭れ掛かったまま部屋に入り、半ば崩れるようにしてソファに座ると呂律の回らない口で謝罪をして。)
いいですよ。
お酒弱いかわいい先輩の姿見られたんで、満足です。
…あ、水飲んだ方がいいんじゃないですか?勝手しますけどとってきますよ。
( ソファにもたれかかって座る相手の姿に思わず小さく笑って、「かわいい」なんて言ってしまい。しまったと、思いながら立ち上がると水をとってくるとキッチンの方へ向かって。)
( 適当なグラスに水を入れて相手の元へ運び。ふと顔色を見ると、未だ少し赤い頬にまだ酔いが冷めてはいないのだろうと思い、グラスを差し出して。さっき1度店で断られたことを根に持っているのか、小さく笑いながら冗談でそう言い。)
はい、水。
飲めないなら俺が飲ませますけど?
気分が悪いなら、余計身体のアルコール薄めないと。
一口でいいから飲んで。ほら。
( 眉を顰める相手を見ると、恐らく気分が悪く飲料を飲もうという気にならないのだろう。なんとなく想像がつく。しかし、それならば尚更飲んだ方がいいとグラスをもう一度差し出して。)
……のめない。
(気分の悪そうな表情のままグラスを見て首を横に振る。ソファに半分崩れ落ちるような姿勢で後輩に赤い顔のまま上目遣いをし、飲ませてほしいと言わんばかりの表情を浮かべ。)
仕方ないな…。
( 相手の表情を見て不覚にもどきっとしてしまい。呆れたような言葉と表情を示すと、「飲まなかった先輩が悪いんだからな。」と言ってグラスの水を己の口に含み。相手の唇に自分のそれを重ね合わせると口の僅かな隙間から水を流し込もうと試みて。)
…ん!?…な、なんのつもりだ…!
(どうやらグラスを渡してくれるものと思っていたらしく、体勢を立て直すと驚いたように後輩の顔を手加減しつつ振り払う。酒では誤魔化せないほど赤い顔のまま荒い呼吸をしつつ)
え?
飲ませて欲しいんじゃないの。
( 顔を振り払われると少し距離をとって困ったように言い。グラスを渡したところで飲みはしないのもわかっている上での強行手段で。先程振り払われた手をそれなりの力でソファに押さえつけると、小さく笑って。 )
そんな真っ赤にならなくても。キスのひとつやふたつ。
…ほら口開けて、先輩。
……い、いやだ…
(半分怯えるように抵抗していたが、とうとう酔いによる眠気に勝てなかったか意識を失うようにして眠りに落ちる。がくん、と顎が落ちて瞼が閉じられ)
…あれ?
ぷっ…このタイミングで寝ちゃう?
( 相手が怯えていることも周知の上で顔を徐々に近付けていったが、相手の意識が落ちたことを確認するようにくすくす笑って。自分の予想の斜め上をいく相手の行動に、面白いと思いつつ。さすがに眠った彼を背負っていくのは、体格差てきに無理。ソファに相手を横たわらせると、自分の上着を相手にかけて。ここで帰るのも心配なので、床にゴロンと寝そべり自分も寝ることにして。)
………あ…?き、君嶋?
(しばらく眠って意識を取り戻したらしく、すっかり酔いも冷めたようで部屋を見回すとそこには床で寝ている後輩の姿が。状況が飲み込めないのか驚いたような反応をしており)
ん…。なあに…。
( 相手の自分を呼ぶ声に眉間に皺を寄せ。うっすら目をあけると寝ぼけ眼で相手を捉えて。ゆっくり上半身を起こせば欠伸をひとつして。 )
……なんでお前がここにいる?
(すっかり酔いが覚めたらしく困惑したような表情で声を掛け、ソファから降りながらいつもの怒っているのかなんなのか、感情の読めない表情を浮かべて)
…あー、そういや
酔った先輩送り届けてそのまま俺も寝ちゃったんだっけ。
( 相手の質問にはきょとんとした表情を浮かべた後、たんたんと答え。「体調どうですか?」と相手に問いかけて。 )
…酔い潰れたのか、俺は…
(心底後悔するように顔に両手を当て、地を這うような声を上げながら後輩の問いもろくに聞いていないようで)
ふーん…。
先輩ビール飲んで顔真っ赤になってたから、俺が無理やり連れて帰ってきたの。ふらふらだったし。気持ち悪そうだったしね。
( 記憶がないことには、少しつまらなさそうな表情をするも、仕方ないかと思うと事の次第を説明して。)
…後輩に迷惑を掛けたか…すまない。
(事の顛末を聞けばいよいよ抱えた頭が深く落ち、無表情ながらもあからさまに落ち込んだ様子で)
まぁまぁ。誰にでも失敗はあるって。
( なんだか落ち込んでしまった相手には苦笑まじりにそう返し。ふと昨日の夜の口付けをしてしまった件については言うべきかどうか悩む。)
全然違う話するんだけど、先輩、もしかして恋愛経験ない人?
…なっ…!何を…!
(どうやら図星らしく、一気に顔を赤くしては眉を吊り上げ、憤怒と言うよりは照れ隠しのような表情を見せる。その後ようやく言葉を発するが声は上擦っていて)
いや、昨日の夜、先輩に水飲ませようとしたんだけど。
全然飲んでくれないから、口移しでさ。そしたら、反応が…経験なさそうだったから。
もしそうだとしたら、悪いことしたなって。
( 相手の反応を見る限り予想通りといったところ。かといえ自分も経験豊富な方ではないが、それなりに経験はある。一応、理由はあれど相手に口付けてしまったことを正直に言った方がいいかと、そう告げて。)
…今までキックボクシング一筋だったんだ、そんなものある訳無いだろう…
(半ば恨み言のような低い声で零すと後輩を眼光鋭く睨み、また大きな溜め息を漏らしてはソファに崩れ落ちて)
まぁ、そうっぽいですね。
あ、水飲めます?
( 相手の言う通りなんだろうなと思えば、ふと昨日水を入れたグラスを持って立ち上がりキッチンへいくとグラスに新しい水を入れて相手の元へ。)
…飲める。迷惑掛けたな。
(後輩からグラスを受け取り、中の水を一気に飲み干すとグラスを返して。ばつの悪そうな表情をしたまま昨日のことの謝罪をして)
気にしないで下さい、といっても部長気にしそうなんで。
今日一日俺とデートしませんか?
( 別に介抱したこと自体なんとも思っていない。むしろ先輩の可愛い一面を見ることが出来て至極満足。しかし相手が申し訳なさそうにするので、上記のことを提案して。)
あはは、冗談ですよ。遊びにいくのに付き合って下さい。
まぁ俺はデートでもいいと思ってますけど。先輩のこと気になってるんで。
( 相手の反応が面白くてついからかってしまう。相手の座る横に腰掛けると、相手の顔をじっとみてにっこり笑って。こういうお願いをするときに自分の可愛らしい顔は役に立ってきたのだが、この先輩には通用するだろうか、なんて思いつつ。)
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