? 2022-08-05 16:30:15 |
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<世界観>
ここは、アンダーフォレスト。
生物達の成れの果てが集められた樹海。
薄暗く鬱屈とした森は四六時中濃い霧に囲まれており、霧の向こう側には未だ誰も辿り着いた事がないのだとか……。
森の中央には巨大なテントがひとつ。
成れの果ては黒い肉塊のような見た目をしているものから、強い腐敗臭を放つものまで。形や大きさも異なりますが、それらを総称して【グリム】と呼ぶようです。
【グリム】は森中に音楽が鳴り響くと一斉にテントを目指し移動を始め、サーカス団のショーを見にやってきます。
───
テントでグリムを出迎えるのは6人のキャスト。
彼らは【グリム】の汚れた魂を浄化する不思議な力を持ち、演目を終える毎にグリムは塵となって消えていきます。カーテンコールを迎える頃には、客席は空っぽ。拍手も喝采も聞こえないステージの上で、キャスト達は手を振り、笑顔で頭を下げるのです。
キャストは食事や睡眠を必要としませんが、代わりにグリムを浄化する為に膨大な魔力を消費する為、エネルギーを補給する手段が必要になります。
エネルギーを補給する手段、存在、…それこそが貴方。【ゲスト】という訳!
───
何処からかこの世界に呼ばれてしまったあなたは、【ゲスト】としての役目を果たさなければ、元の世界に帰る事はできないと知ります。役目とは即ち、この世界から全てのグリムを浄化すること。
もちろん、役目を果たす前に何か大きな問題を起こした方はゲスト役を剥奪されたり、好感度によってはキャストが元の世界に帰る為の手助けをしてくれる場合もありますが…それには相当な条件を揃える必要があるようです。
───
………
……
本当の君が『誰』なのかも、『記憶』すら、『存在』さえも、ここでは大した問題じゃあない。僕らにとって重要なのは、君が【ゲスト】である事。ただそれだけさ。
公演はまだまだ続く。
さぁ、───。どうかこの世界を導いておくれ。
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