東雲学園　/　人数無制限　

　▼　凉　（　>66　）


ッ…うわ､写真映り良いな｡くそ可愛い｡此の2匹がこうして揃ってるのはレアなんだ､俺も何度かしか見た事がねぇ｡…クソ､俺も遅く登校して来れば良かった｡凉､俺其の写真欲しい､何でもすっからくれ｡
（　　彼のスマホの写真をバッと勢い良く見たのは良いが其の反動で響く頭に眉を顰め｡彼の撮った写真を見れば白と黒の猫のツーショットで思わず饒舌になり｡ツーショットがまた何とも可愛らしくて､ズボンのポケットからスマホを取り出し其の写真が欲しいと強請り「…凉と連絡先交換してたっけか?交換しよう｡」とスマホを彼の方へ差し出して｡彼が今さっき来たばかりなのであれば､今から行けばもしかしたらツーショットの猫達を見れるのではと｡彼の事だから誰彼構わず自身が体調不良なのをバラす人間では無い事は理解している｡口許に当てた手を下ろし真面目な口調の彼からの言葉に「…バレたのは凉だけだからな､其れに頼るのは苦手だが今御前に頼ってるつもりだが｡……ん､何で?」頼るのは苦手だが気を緩めて傍に居るのは今彼だけで其れは頼っている事になるのでは無いかと思い言葉にして｡睡眠の事は何か関係が有るのだろうかと眉間に皺を寄せた侭緩りと双眸を細める彼へと思わず不思議そうに眼を向けて｡　　）



　▼　東雲先生　（　>67　）


…そうッスね､隠すのも得意分野｡
（　　流石養護教諭なのか人を見る目が有るのか分からないが思わず内心凄いなと思い｡隠すのは昔からどうも得意分野で､体調が悪い時も怪我をした時も隠し通せる事が出来るし嘘をつくことも出来るタイプで｡だからこそさっき言った”大丈夫”という言葉に裏がある事も彼なら分かりそうだと感じて｡きっと自身の事を考えて保健室に誘われればおもわ考え込んで｡ベッドで少し身体を休める事が出来るのは魅力的で「……どうせサボりだし行く｡」と了承して｡頭痛や身体の怠さをマシに出来るなら唯寝転ぶだけでも良いなと思って｡　　）