学園長 2022-08-05 14:56:45 |
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>65 檜垣
あー…、そう云えば見掛けたな。ほら、
(薄い反応が返ってくるも何の脈絡か、話を振られ思い起こす。運良く白と黒二匹揃って香箱座りをしていた為思わず写真に収め、其れを見せるようスマホ画面を向け。彼の思惑を理解するに察しようと脳内をフル稼働し、まさか見に行こうとしやしないか、体調悪そうなのに歩かせる訳にはいかず。近付いても逃げられなかった為、何なら連れて来てやる事も構わない。彼が写真を確認出来たら、冷やすと良いのは良く聞くが何か頭痛を治める対処法はないか、検索を掛けようと思い居合わせたなら俺に出来る事だけでもやるか、と考慮する。「まぁ、確かに檜垣はそうだな。内緒、ねぇ…良いけど無理はすんな。俺じゃなくても頼れる奴には頼っとけよ。普段檜垣寝れてんの?」と彼のしてみせた仕草に視線を外せず、内緒と口にするくらいだから恐らく保健室も行きたがるとは思えず、承諾し自身を頼ってくれれば嬉しい気がするも強制はする気なく、真面目な口調で。頭痛がする、とハッキリした返答は貰えなかったが表情を崩した彼に、少しばかり目を瞠るも意図せず絆すよう緩りと双眸を細めて。)
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