>51 東雲先生 (体育館裏で寝始めてから少しの経過、教室には寄ってなくスクール鞄も其の儘で。寝返りを打つように壁に預けていた身体は其の鞄へ寄り掛かる。ふと身動ぎし目を開ければ、直ぐ側ではないが視界の先には一人の教師。思わず後退ろうとしつつ、寝起きでか乾燥でか、将又其の何方もか、やや掠れた声音で紡ぎ。) 先生?何で此処に居るんすか。