東雲学園　/　人数無制限　

　　矢川 京治　／　>>39


　確かになァ､でも本心知って傷付くなら其奴ともう関わらなくて済むし､此れから傷付かないなら俺は良いかなァって思っちゃうタイプ｡

（　　意見を伝えられれば共感する様に小さくこくりと頷いた後自分の意見を伝えて｡相手の心理を知れるのは良い事だが傷付く確率の方が高そうだけれど､其の分相手と関わらなくて済むならお互いに良いのではと思い｡別に俺は傷付いても良いかァ､という考えで｡隣に腰掛けたのを見れば素直だなァと思い唇を尖らせ乍ら放った言葉を聞けば､片膝を立て其の膝に頬杖付いて彼に目を向け「　じゃあ唯の休憩かァ､でも此処に来たならサボってるようなもんだよなァ｡　」と少し悪戯っぽく口角を上げて揶揄って｡暫く見詰められれば不意に言われた言葉に一瞬考える素振りを見せ「　…大学なァ､行くの面倒じゃん?だからといって就職の方が面倒だからなァ｡どっか行ける所に行くかもしんないなァ俺は｡　」自分の事だが何処か他人事の様に述べて見詰め返して｡　　）



　　梁瀬 奈月　／　>>40


　睡眠とか邪魔しないから安心してくれ､寝顔をこっそり見れるのは優越感有るしなァ｡基本俺は授業出てないし此処に居るから御前と会う頻度増えるの単純に嬉しいなァ?

（　　偶に利用すると云う事は此処で会う頻度が高くなり彼との仲が更に深まるなら単純に嬉しいとさえ思い､お互いに心地良い空間で居られるだろうと自信有り｡少々上から目線なのは特に気になっていないのか､気を遣える奴と褒められる事も嬉しくて素直に嬉しいと口にし乍ら軽く首を捻って彼へと目を向けて｡一口で返却したのを不思議そうな彼に此方も思わず不思議そうに見詰め返して「　一口呑めば俺の喉も潤ったから返したんだけど?…嗚呼でも本当は全部飲み干して御前を困らせてやろうって思ったけど､普段ちびちび飲むタイプだからなァ…実践出来なかったわァ｡　」と悪戯を仕掛けようとしていた事を暴露し乍ら悪戯っぽく口角を上げて｡木に寄り掛かり片膝を立てた姿になればふわ､と欠伸を零して｡　　）



　　東風谷 涼　／　>>41


　サボり場所としては快適だなァ此処も｡

（　　瞑っていた片目をぱちり､と開くのを見詰めればひらひらと呑気に片手を振って｡サボり場所としては体育館裏も良い場所だなと改めて思ったのか声に出して｡1度顔を背けマスクを付けて此方を見る彼からの言葉に一瞬不思議そうにきょとんとした表情を浮かべた後､正面にしゃがんだ侭「　御前が寝てから相手して貰おうかと思ったんだけどなァ､…案外御前優しいのなァ?眠くねぇの､大丈夫かァ?　」と言葉を返して｡彼が少しでも睡眠を摂るのなら邪魔はせず傍に居ようとは思ったが､彼自身から其の言葉が出るのなら是非暇潰しに相手して貰おうと思い｡　　）