学園長 2022-08-05 14:56:45 |
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>18 矢川
──凄いね、俺より歳下の君の方がちゃんとしてる。矢川偉いね。
( 丁寧に返答する彼の言葉には思わず尊敬の眼差しを向けてニコリと笑顔を浮かべて。もうすぐ三十路の自分よりも食生活がちゃんとしている彼に言葉を返して。ふわりと苺の風味を感じながらもこうしてお弁当を見ると美味しそうだと思い。彼から訊ねられれば苦笑い気味に笑いを零し「 あはは…飴ばっか食べてるけどね俺は。でもほら、ちゃんと偶には食べてるよ?俺なんかより君達学生の方がもっと沢山食べなきゃでしょ。成長期だもんね成長期。 」と緩っと首を少し傾げて見せながら言葉を紡いで。養護教諭だが自身の食にはあまり関心や興味が無く何時も疎かにしがちで。 )
もしかして俺の事気にしてくれてるの?優しいね。
>19 梁瀬
ふふ、勿論良いよ。保健室をサボり場所にしても良いけど、その代わり梁瀬が寝ない時は俺の話相手になってね?
( サボりに来るなら是非毎日保健室に来て俺の話相手にもなって欲しいものだと彼からの提案にふと思い、ニコリと笑みを零して交換条件だと言葉にして。カッターシャツの襟元を掴んでぱたぱたと仰ぐ姿を見遣り、此の暑い屋上からさっさと出ようと屋上の扉を開き押さえて促して。何故か保健室にサボりに来る生徒は滅多に居ないが、彼がこれからサボる為に保健室に来てくれるのなら1人の時間も楽しそうだと想像して更に笑みを深めて。 )
──梁瀬、暑いし早く保健室行こう?
>22 諏訪
( 保健室にてノートパソコンを開き資料作成をしていたが疲れから少し休憩しようとパソコンを閉じて。白衣のポケットから飴を取り出し口に放り込み窓から外を見遣れば、中庭の大きな木の根元に座る1人の生徒の姿で。読書をしているであろう彼は見た目や性格から想像出来ないが、根は真面目なのだろうと思い。此の暑い外で日陰に居るからといって安全では無く。熱中症にでもなるつもりだろうかと心配に思い、窓をガラガラと開けば少し声を張り聞こえる様に保健室へと誘い掛けて。 )
──諏訪。熱中症になるよ、涼しい保健室においで。
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