学園長 2022-08-05 14:56:45 |
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>243 檜垣
潰したくないし…。俺の余裕をなくす天才だ、檜垣は。
(優しいのかはさて置き、当然彼を潰したくないからの言葉で。彼は俺の澄ました余裕をなくさせるに十分。無闇矢鱈と触れさせないで欲しく、暴走し兼ねない。「俺が世話するね。うん、愛の力あるよ。責任取ってくれるの、頼むわ。あぁもう…、思い出させるな。」と愛の力を伝えられコクリ頷く。俺が駄目になっても責任取ってくれるらしい、素直にお願いを。先程の俺を彼は思い出しているのか、此方も思い出され耳や首まで紅くしているのを両手で隠すよう、頭を抱え。「嘘だとは思ってないけど…。…優しいからじゃないよ。そうだよ、凄く複雑なんだ。うん、難航しそう。」と俺が彼を受け入れられるのは優しいからじゃない、と其れだけを告げ。不思議そうに首を捻る彼の姿に、答える気はないのか其の儘流し。「…やるしか無かった状況に追い込まれてたんだね。…上手く話せなくったって、俺が汲み取る努力をするよ。檜垣がそうしたいなら仰せのままに。!なんだよ、お返しに言っただけだろ…ぁ、いつもよりめっちゃ笑ってくれた。…いっぱい言ってくれるじゃん。ありがとね。悪い、ちょっと触れたかっただけ。…へぇ、あのマンションか。」と提案に此方は唯彼の要望通りにするだけだよ、と告げ。パッと此方を振り返る彼へ照れ隠しか、そんな物言いをし破顔したのを目にすれば、俺も嬉しくなり。沢山自身の事を挙げられ、気恥ずかしさはあるも微笑を浮かべ。腕を握れば彼が反応し、ちらりと向けられる目に気付き、彼の指差す先を見遣ると近付く距離で、名残惜しさに思わず腕を握る力をきゅっと強めて。)
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