学園長 2022-08-05 14:56:45 |
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>237 檜垣
そう云う事。
(腑に落ちた様子の彼に、確と頷き。「…俺も同じ。買い被り過ぎな、其の場合スマホで検索しながらになるけど。俺がそう簡単に?出来たらそうしたいけど。…今は言えない。もうこの話は終わりなの。抱き締めて貰う事だって、そう頼まないよ俺。抱き締める事はあっても。役に立つの好きなんだ?俺の役に立てれてるよ、檜垣は十分に。へぇ、そら嬉しいな。…俺には似合わないから無いな、言ったところで誰得だよ、檜垣が言うからこそだろ。」と抑自ら抱き締めて貰おうとお願いする事なんか先ず無いし、密着し身を委ねるのは全力阻止案件な以ての外で。此方を見詰めてくる視線に、見詰めてくれるなと視線から逃げるようそっぽを向き。「……良い人と出逢えてチャンスがきても、檜垣は此の先恋愛しないつもりなの?恋人作れとは言わないけど、つかまだ作って欲しく無いし…」と彼は恐怖心を口にはしないが、恐らく根付いているのだろうと何となく感じ取り、勿論棄てられる羽目にはもう遭って欲しくない。彼に比べれば表情豊かな俺も表情を消し去り、問い掛ければ作れとは言わないと言った後苦笑し、悶々とぼそぼそ呟く。「…ん、ヤングケアラーってやつ?…檜垣が話し出し易いように、雰囲気作りするな。行って早々聞くのはあんま急かすのもなんだし。俺口下手だし、あんま気の利いた良い返答は期待すんなよ。けど吐き出させて話聴いてあげるくらいは出来るからさ。…うん、其の時はお言葉に甘えてお願いするね。…嬉しいって思ってくれるなら、俺は安心。」と彼の家へ泊まりに行ったとて、彼が話せるようになったら其のタイミングで聞こうとしている事を伝え。店から出れば、先立って貰うよう促し案内をお願いする。変な聞こえ方をしていた筈だが、彼にはそんなじゃなかったのかな、と思い安堵して。)
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