学園長 2022-08-05 14:56:45 |
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>195 檜垣
檜垣の日常に、お邪魔させてね。
(独り占め出来る、と確信的な言葉を貰え、心底嬉しい気持ちを瞳で訴える。真似をする彼にふ、と笑みを零し。「…俺自体が?知って面白い得になるような生態なんかないよ。…んー、俺が遠目に眺めてれば檜垣、猫にばっか向いてたもんな。今は違うみてぇけど。……うん、俺になら言えんだろ。…駄目、其れだと檜垣が余所見する隙が出来ちゃう。俺の知らないところで見てて。…そ、材料の買い出しに行かなきゃだな、檜垣も一緒に来る?俺が好きなのホラーやサスペンス、ミステリーなんだけど大丈夫そ?…そら勿論。海、かうん、良いね。海の家にも寄ってまったり過ごすんも良いな。…檜垣に言われんの嬉しいから、冗談にしないで。」と何故か生物学的な言い方で。不思議そうな更に首を捻る彼の姿に、目を向ける度に彼の目線や思考は猫へ向いてたと、そんな彼の今は変化してるみたいだ、を紡ぎ。俺が指摘すれば克服するように小さく頷く彼へ俺になら、と。変わらず目は覆い隠したままだが、少し焦ったように本音を伝え。映画鑑賞やお泊まりをするに向け、買い出しへ行く日の時に、彼もついて来るかと投げ掛ければ、因みに俺が嗜好するジャンルを伝えておき、問い掛ける。この暑い時期、体育科目に水泳ならまだしも、動くのが怠い事に変わりはなく水着忘れたとして教師の目を盗み、見学に来る事もなく更衣室でスマホを弄ってばかりで。デート、と云う言葉に彼から言われるのでは悪い気がしない、と口にしようとしていたのも、嬉しいからと口を衝いて出る。「考えとく。けど檜垣が作ってくれるものなら何でも好きになりそう。是非常連になれよ、そうしてくれれば俺もバイトし甲斐がある。……初体験な。」と伝えられ頷くも、困ったように笑い。俺の作る料理で頬を落とさせる事が出来ればな、と考えて。)
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