学園長 2022-08-05 14:56:45 |
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▼ 凉 ( >153 )
…じゃあ凉が囲まれてる時は、凉が俺の事見付けてくれるのを待ってる。…なんか独占欲みてぇで嬉しい。
( 大切な居場所を他の人に知られたくない、と云う意味であろう言葉に、自身に少しでも独占欲を抱いてくれてるのだろうかと気になりつつ嬉しさも有り伝えて。「…そうだ、凉だから。…格好良さは勿論有るに決まってるだろ?凉は両方兼ね揃えてる。……触れたらじわじわ熱くなる、俺が触れたら照れるよって事?」と彼は可愛さも有るが当たり前に格好良さも有り、其の格好良さを上手く説明出来る程語彙力は無くて。じわじわと熱くなるという言葉に一瞬頭に浮かんだ考えを直ぐに消し伝え。「…ん、今ふと思ったから、駄目か?……ッ、凉の初めての感覚、其れ俺のものなの?…ドキドキっつうか、…多分俺凉に名前呼ばれるのとか結構心臓がやられる。……俺の何処が可愛かったんだ凉。」と彼の事をもっと知りたいと思い首を捻り聞いてみて。囁かれた言葉と不意打ちに呼ばれた自身の名にピクリと反応し、僅かに早くなる鼓動に自身の心臓辺りを軽くグッと抑えて。無表情だと言われるが僅かに変わる表情をきっと彼なら分かるだろうと真似してみたがどうだろうとじっと見詰めて。「……でも迷子になりそうだったら凉の事頼るから…見付けてくれよ俺の事。…ん、結構近いのな。」と彼なら迷子になっても見付けてくれそうだと信用しているのか普段言わない言葉を言い。目印を覚えながらきょろきょろと周囲を見渡して。 )
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