学園長 2022-08-05 14:56:45 |
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▼ 奈月 ( >114 )
…奈月が暇な日に行こう、連絡…って奈月の連絡先俺知らねぇよな、…教えてくれたりするか?……俺も、奈月の事全然知らないから知りたい、質問したりしたら答えてくれたりするか?
( 誘いに素直に乗って了承してくれる彼に心がポカポカと暖かくなる感覚がして。そう云えば彼の連絡先知らなかったなと思い猫のキーホルダーの付いたスマホを軽く掲げて首を捻って聞き。連絡先交換出来たら猫の写真とか送ってしまうかもしれないけど、と付け足して。此の猫のキーホルダーは宝物にしよう、彼から貰った大事なプレゼントで忘れる事の無い思い出だなと、キーホルダーを見詰めて考え込み。知りたいと思ってくれる事がとても嬉しくて自身も彼の事を知りたいと言葉をぶつけて。もし聞きたい事を質問すれば答えてくれるのだろうかと疑問に思って聞いてみて。急な彼の言葉に思わず驚きからか眼をぱちぱちと瞬かせて、そっと手を取られ彼の頬へ掌が触れ。仄かに潤んだ瞳で強請る彼の言動は初めて見て「…触れて良いの?…ってもう触れちゃってるけど。其れにさっきは青褪めてたけど、今は熱い。…平気?」と遠慮気味に一応触れても良いのかと聞き。彼の頬へするりと触れて優しく撫で。触れる箇所が熱くなっているのか熱とか出ているのか心配し。優しい手付きで頭を撫でられる感触は初めてで其の撫でられる心地良さに抵抗する事も無くすっと瞼を閉じて「……撫でられるの初めて。」と呟いて。「…頼るの下手で御免。……奈月、用事とかが無いなら此処に…俺の傍に居てくれ。奈月と居たい。」と何でもと言われれば少し考える素振りを見せ他には何も望まないからと遠慮がちに傍に居て欲しいと伝え。 )
▼ 晴臣先輩 ( >115 )
……晴臣先輩は緩いように見えて目敏いし鋭い。考えて無さそうで凄く考えてる。表情も乏しいけど俺より分かり易いから大丈夫っすよ。…似てないだろ。
( 彼は色々と気を張って生きている人間で、口は悪いが緩く見えるようで色々と見ていて。じっと彼を見詰めて尊敬の出来る先輩だと口には一切出さないがそう思って。「…ウザかった。……本当晴臣先輩煩いな。そういう晴臣先輩こそ、結構周囲気にして生きてそうっすよね。」と少しは気を許しているからか口の悪さで突っかかる事も有り。心配も迷惑も掛からないという言葉に彼もそう思う事が有るのだろうかと思いつつ見詰めて。「……晴臣先輩は猫好き?」と突拍子も無く話題を出して。 )
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