東雲学園　/　人数無制限　

>52　東風谷


　──…お早う、東風谷。
（　目を休ませる為に閉じたが気付けば少し浅い眠りについていた様で。不意に聞こえた声にハッとした様に起き目を開けて声のした方に目を向けて。寝起きで寝惚けている所為かぼんやりとした視界で彼を見詰めたが、黒縁眼鏡を外していたのを思い出し眼鏡を掛けて取り敢えず挨拶をして。少し疲れの取れた身体に満足し彼に近付く為に一度立ち上がり傍に腰を下ろして。白衣のポケットから飴を2つ取り出せば1つは自身の口に放り込み、もう1つは彼へと差し出して。　）
　ふふ、息抜きで此処に来たら東風谷寝てたからね、ちょっと休憩して仕事に戻ろうかと思ったけど俺も寝ちゃってた。



>54　梁瀬


　言われ慣れてないよ、好きだとか言われることは無いからね。どんな意味だったとしても嬉しいよな。──ふふ、嬉しい、面白い話なんてしなくてもね、梁瀬とのんびり話が出来れば良いんだよ俺はね。
（　普段胡散臭い笑顔の所為か好きだとか言われる事は無くて。生徒からも教師陣からもそれなりに良い面をして来た為嫌われてはいないのは分かってはいるが、何処か怖がられている部分が有るのでは無いかと思い。単純に素直に好きという言葉は嬉しくてニコリと笑みを零して。生徒だが彼と少しでも距離が縮まるならどんな話でも良いと思い。飲み物は何でも良いと言う彼に全然欲ないなと思いながら小銭を入れココアとミネラルウォーターを買い。どっちがいい？と言いたげに両方を差し出して。　）
　両方欲しかったらあげるし、飲みたい方選んでも良いよ梁瀬。



>55　檜垣


　…大丈夫なら良いけどちょっと顔色悪いかもね。
（　相変わらず眠りが浅く、少しの音でも目が覚めるらしい彼の様子に思わず眉を顰めて心配し。大丈夫だと言い全然表情も変わらないが、分からない程度の顔色の悪さで。口を開いて直ぐに閉じた彼の様子を見詰め不思議そうにしていればふと言われたズレた言葉に吹き出す様に笑って。見た目も性格も不良だが偶にズレた発言をする彼は何処か抜けていて。　）
　ふふ、辞めてないよ。今はちょっと休憩しに来たの。



>56　駒澤先生


　ふふ、ちゃんと時間には起こしてあげるよ駒澤先生。
（　思わず触れた手をゆっくりと離せばニコリと笑みを零して。ベッドで寝ると数分のつもりが数時間寝ている事は自身も良くある為、彼の気持ちも痛いほど分かり。仕事をしなければいけないが寝不足でぶっ倒れて、今のある仕事が遅れるより今休める時に休んでおく方が身体も長く持つだろうと思い。頼まれれば安心したように笑みを零して、立ち上がった彼に続いて立ち上がりゆっくりとした足取りで保健室へと向かって。　）
　──最近もしかしてずっと仕事忙しいの？



>58　諏訪


　ふふ、もし俺から誘いに行ってたら保健室に偶には足を運んでくれるの？
（　来てくれたら良いのに、なんて可愛い事を言う彼に思わずくすくすと笑いを零しつつ首を傾げて問い掛けてみて。もし彼の元へ行き保健室においでと誘えば来てくれるのかな、と思い。椅子をぐるぐる回し酔わないだろうかと心配になりつつも将来の事なのに適当な彼に苦笑気味で「諏訪はほんと面倒臭がりだね。就職より大学行く方がまだ楽だもんね。」と小さく頷きながら返して。白衣のポケットから飴を2つ取り出せば1つは自身の口に放り込みもう1つは彼へと差し出してみて。　）

>６１　東雲先生

…はよ、東雲先生。
（目覚めの挨拶をされやや呆けていたが、此方も取り敢えず挨拶し返し。傍で腰を下ろした相手に、自身は姿勢を正す。彼はちょっと休憩のつもりが寝たと云うのだから、表情を変えずに紡ぎ。口に放り込む様を目で追い、差し出される飴を躊躇いながら受け取れば、何味だろうと特に気にしない為、確認せずに口内で転がし始めて。）
ちょっとの休憩しに来て寝ちゃうとか可愛っすね。えー…っとあざっす、…何味っすか、コレ。

　▼　凉　（　>57　）


……今日は比較的過ごし易い｡
（　　此の天気だからこそ中庭を選んだが､太陽が出ていたら他に日陰のあるサボり場所を探し求めていただろう｡今日も彼は遅刻して今登校して来たのだろうか､其の道中に野良猫とか見掛けてたら是非逢いに行きたいな､癒しだ癒し｡なんて痛む頭を紛らわせるかの様に大好きである猫の事を考えて「…凉今来た?」と急に問い質し｡隣に座った彼からの思わぬ言葉と視線を感じればちらり､と其方に眼を向け「…何故そう思った?……頭は御花畑だな｡」と何故体調が悪いと思ったのか疑問に思い僅かに首を横に捻り｡頭痛が酷く身体が重たいと素直に吐き出せば良いものの分かりづらい言葉で述べ｡　　）



　▼　晴臣先輩　（　>58　）


……大丈夫｡
（　　ウトウトとしていた意識の中､此方へ向かって来る足音が聞こえて意識を浮上させて｡小さな声量で気を遣ってくれている聞き慣れた人物の声で､眼の上に置いた腕を退かしパチッと瞼を開けば見下ろす彼と視線が交じり｡ゆっくりとした動作で身体を起こせば背凭れに深く凭れ掛かって「……今来たんすか?」彼の手には鞄を持っていてもしかして今登校して来たのだろうか｡俺も今日は家でサボれば良かった｡少し休めばマシになるだろうと踏んだ頭痛は変わり無く酷く気を抜けば眉を顰めそうになる｡親指でクイッと隣を指差し「……隣､座ったらどうすか｡」と声を掛け｡　　）



　▼　東雲先生　（　>61　）


……ちょっと顔色悪いすかね､結構普段通りですけど｡
（　　流石養護教諭で保健医｡我慢強く滅多に表情にも出さないタイプの人間だと自覚していたが､養護教諭の彼から見れば顔色悪く見えるらしく｡無表情の侭ぼんやりと彼を見上げる様に見詰め､気を抜けば酷い頭痛で眉を顰めてしまいそうになるのを堪え｡吹き出す彼を只管無表情で見て「……ふーん､休憩か｡てっきり辞めたのかと｡」と真面目にそう思ったらしく｡ゆっくりとした動作で身体を起こせば肘掛けに座っている彼と眼を合わせ｡　　）

>６３　檜垣

唐突だな、そうだけど。
（天候に対し返ってきた言葉へ「だな、」と頷き同意する。彼が癒しを求めているとは知る由もなく、急に問い質され戸惑うも、問いには答え。彼も此方へ目を向けた事で視線が交わり、理解し難い言葉を述べられると困惑しつつ、頭はと云う答え方に推察すれば確かめるように尋いて。）
なんかすげぇ怠そうだし…いや、意味分からんから。頭…頭いてぇの？

　▼　凉　（　>64　）


……じゃあ凉猫見た?
（　　今来たらしい彼の返答に問い質したのにも関わらずふーんと呟いて｡学校近くに良く野良猫が日向ぼっこしているのを見るが此奴も見たのかと話の脈絡も無く聞き｡素直に体調不良だと言えば良いものの普段そういう部分を誰かに見せる事はあまり無いからか､素直に吐き出す事は出来ず｡自身の分かりづらい言葉に困惑しているが其の言葉の意味を理解したのか尋ねられ「…怠そうなのは何時もだ｡……凉､内緒な｡」と彼の瞳を見詰めそっと口許に人差し指を当てる仕草をして｡遠回しに言った言葉を理解しバレてしまったのならと隣に座る彼には気を緩めたのか､普段滅多に変わらない表情を僅かに歪め眉をグッと顰めて｡　　）

>６５　檜垣

あー…、そう云えば見掛けたな。ほら、
（薄い反応が返ってくるも何の脈絡か、話を振られ思い起こす。運良く白と黒二匹揃って香箱座りをしていた為思わず写真に収め、其れを見せるようスマホ画面を向け。彼の思惑を理解するに察しようと脳内をフル稼働し、まさか見に行こうとしやしないか、体調悪そうなのに歩かせる訳にはいかず。近付いても逃げられなかった為、何なら連れて来てやる事も構わない。彼が写真を確認出来たら、冷やすと良いのは良く聞くが何か頭痛を治める対処法はないか、検索を掛けようと思い居合わせたなら俺に出来る事だけでもやるか、と考慮する。「まぁ、確かに檜垣はそうだな。内緒、ねぇ…良いけど無理はすんな。俺じゃなくても頼れる奴には頼っとけよ。普段檜垣寝れてんの？」と彼のしてみせた仕草に視線を外せず、内緒と口にするくらいだから恐らく保健室も行きたがるとは思えず、承諾し自身を頼ってくれれば嬉しい気がするも強制はする気なく、真面目な口調で。頭痛がする、とハッキリした返答は貰えなかったが表情を崩した彼に、少しばかり目を瞠るも意図せず絆すよう緩りと双眸を細めて。）

>62　東風谷


　良いよ、全然気を抜いてても。東風谷は良く眠れた？
（　挨拶を返してくれる心優しい彼にニコリと笑みを零して。姿勢を正す彼をちらっと見遣り自身の前なんかでしっかりしなくても良いと言い。ぐーっと両腕を上げて伸びながら少しでも眠れたのかと問い掛け。飴を受け取ってくれた事に嬉しく思いながら飴を口内で転がして、何時もの甘い味に頬を緩めて「ふふ、東風谷の方の飴はぶどう味。好き？」とぶどうが嫌いだったら申し訳無いなあと思いつつ彼を見遣り。今から仕事しないと、なんて思えば彼と喋りながら仕事をすれば捗るのでは無いかと思い提案してみて。　)
　仕事放棄して此処に寝に来たみたいだよね俺。東風谷今から暇なら保健室来る？俺仕事しなきゃだけど東風谷と話しながら仕事したいなって、もしまだ眠いならベッドで寝ても良いよ。



>63　檜垣


　うん、檜垣は全然顔に出ないタイプだよね。
（　彼は体調が悪くても怪我をしてもきっと其れを誰にも言わず、バレれば少しだけ話してくれるようなタイプだろうと思い。顔に出ないからこそちょっとした言葉からSOSを発言する事も有るのだろうと思っておりニコリと笑みを零して。「ふふ、俺が辞めたら養護教諭居なくなっちゃうからね。…檜垣、保健室に来ない？寝ても良いよ。」とゆっくりと身体を起こす動作や表情から見逃さない様に見詰め笑みを零し。　）

　▼　凉　（　>66　）


ッ…うわ､写真映り良いな｡くそ可愛い｡此の2匹がこうして揃ってるのはレアなんだ､俺も何度かしか見た事がねぇ｡…クソ､俺も遅く登校して来れば良かった｡凉､俺其の写真欲しい､何でもすっからくれ｡
（　　彼のスマホの写真をバッと勢い良く見たのは良いが其の反動で響く頭に眉を顰め｡彼の撮った写真を見れば白と黒の猫のツーショットで思わず饒舌になり｡ツーショットがまた何とも可愛らしくて､ズボンのポケットからスマホを取り出し其の写真が欲しいと強請り「…凉と連絡先交換してたっけか?交換しよう｡」とスマホを彼の方へ差し出して｡彼が今さっき来たばかりなのであれば､今から行けばもしかしたらツーショットの猫達を見れるのではと｡彼の事だから誰彼構わず自身が体調不良なのをバラす人間では無い事は理解している｡口許に当てた手を下ろし真面目な口調の彼からの言葉に「…バレたのは凉だけだからな､其れに頼るのは苦手だが今御前に頼ってるつもりだが｡……ん､何で?」頼るのは苦手だが気を緩めて傍に居るのは今彼だけで其れは頼っている事になるのでは無いかと思い言葉にして｡睡眠の事は何か関係が有るのだろうかと眉間に皺を寄せた侭緩りと双眸を細める彼へと思わず不思議そうに眼を向けて｡　　）



　▼　東雲先生　（　>67　）


…そうッスね､隠すのも得意分野｡
（　　流石養護教諭なのか人を見る目が有るのか分からないが思わず内心凄いなと思い｡隠すのは昔からどうも得意分野で､体調が悪い時も怪我をした時も隠し通せる事が出来るし嘘をつくことも出来るタイプで｡だからこそさっき言った”大丈夫”という言葉に裏がある事も彼なら分かりそうだと感じて｡きっと自身の事を考えて保健室に誘われればおもわ考え込んで｡ベッドで少し身体を休める事が出来るのは魅力的で「……どうせサボりだし行く｡」と了承して｡頭痛や身体の怠さをマシに出来るなら唯寝転ぶだけでも良いなと思って｡　　）

>６７　東雲先生

はぁ…うい、先生は怠くなくて助かります。そっすね、邪魔がなかったお陰様で。
（相手の場合、他の教師とは違って御叱りがなく言葉通り助かっている。自宅で寝てた分と今寝てた分で眠気はなくかなりすっきりしている為、そう云う意味では良く眠れ問い掛けに答え。「ぁ…、ほんとだ。まぁ、好きっすね。」と甘い味わいが舌に馴染んでくると分かり、頬が緩みそうになればマスクをし、喉の乾燥も柔らぎ。提案されサボり魔の溜まり場と云うか巣窟になってそう、が内心で「養護教諭が何保健室サボりに誘ってんすか。」と言いつつも誘いには乗り立ち上がって。）
そんなら体調の悪い生徒が来た時手伝いくらいはしましょうか。先生の指示に従う事しか出来ませんけど。俺と話してる暇あるんすか、あーそだ、今日教室行きたくないんで俺の学年主任に登校してたって言っといて下さい。

>６８　檜垣

何でもするとか簡単に言うもんじゃねぇっすよ、檜垣さん。写真くらい幾らでもやるんで
（反動で響いたらしく眉を顰める様子に大丈夫かよ、と心配になり。差し出されたスマホ画面からQRコードを読み取り「…ん、今送ったわ。言っとくが今日は我慢な、その代わりついでに此間撮った黒トラの猫も送っとく。滅多に御目に掛かれない猫種らしいじゃん。また遅れて登校し二匹揃ってるとこ見掛けたら連絡するわ、通知音は切っとけよ。」と淡々に紡ぎ。バレたのは自身だけ、と言う彼は今まで友人にも？無いのだろうか一人でに思い巡らし「そっか…。俺としてはもう少し言葉にして欲しい、俺が安心する。見当違いな事はしたくねぇし。…身体が怠りぃのって睡眠不足からもくるもんじゃねぇの、詳しくねぇから断言出来ねぇけど。」と不思議そうに目を向けてくる彼に対し思い当たる事を口にしてみて。）

　▼　凉　（　>69　）


…嗚呼悪い､凉が撮った猫写真が良過ぎてつい｡凉は猫好き?写真撮るくらい好きなのか?
（　　ツーショットの猫の写真を撮る彼の姿は想像付かなかったが隠れ猫好きなのかもしれないと思い問い質し｡スマホに追加された彼の連絡先に眼を向け送られてきたツーショット猫の写真と黒トラの猫の写真に「くそ可愛い｡」と無意識にぽつりと呟いて直ぐに写真フォルダに保存して｡自身が猫に逢いに行こうとしていたのが口に出していないのに何故かバレていて､猫の事だから普段より分かり易いのだろうか｡「……黒トラの猫の写真も貰ったから､今日は仕方ねぇから諦める｡…連絡してくれんの?楽しみにしてる｡つうか二匹揃ってなくても連絡して､逢いたいから｡」と身体も怠いし今日は仕方無いなと諦めて｡連絡してくれるのなら一匹でも居るのなら見たいし触れたいと思い｡「…俺隠すのかなり得意だからバレたことないけど､凉が安心するなら……頭が痛てぇ｡…いつからとかもう覚えてねぇけど不眠症らしい､ちょっとした音で目が覚めたりすっから全然寝れない｡もう慣れたけど｡」と言葉にして欲しいと言われれば普段なら言わないが言葉にして眉間辺りを軽く抑え､序に不眠症気味だと告げてちらりと彼を見て｡言葉にするのはどこか内心緊張し何故緊張するのかは分からないが久々に痛いとか言葉にして言ったなとぼんやりと思い｡　　）

>７０　檜垣

分かったんなら宜しい、つか其れ程猫好きなんだな。動物は害がないって感じ。写真は物珍しさに撮った、けど猫可愛いと思う。
（いとこからうちに預かるのは犬だが、猫も正直可愛いと思う。彼には写真を撮る俺の姿は想像付かないと思われてそうだけど。自身の推察通り猫へ逢いに行こうとしてたらしいが「よし、ぶっ倒れて暫く見に行けなくなるより良いだろ。うい、其れなりに期待してて下さい。え、其れって一匹見掛ける毎に連絡すんの？ま、良いや檜垣がそう言うなら。」と潔く諦めてくれたようでほっと安堵し、其れなりに猫へ巡り逢える機会はある故、沢山連絡する事になりそうだな、と思い。「…あ、矢っ張り？……うん、口に出させて悪い、そして言葉にしてくれて有難う。…不眠症はストレスとか生活習慣の乱れからくるらしい、失眠穴って云うツボがあるみたいだけど此処では無理があるから、食べ物ならトリプトファンが多く含まれる食材、大豆製品とか。省くけどタンパク源となる食品、其れから穀類あとバナナってあるな。其れで頭痛を和らげる方法なんだけど…ちょっと触れてい？」と耳を傾け相槌し、普段とは一変した詫びとお礼を告げる。此処まで口に出させた訳だから、と真剣に頭痛と不眠症について検索を掛け。頭痛は片頭痛と緊張型頭痛で処置が冷やすのと温めるので異なるらしく、頭痛を和らげるツボなら、とスマホ画面を見ながら投げ掛けて。）

　▼　凉　（　>71　）


…すげぇ好き｡くそ可愛いし､懐かなかった猫が懐いた時も可愛い､兎に角可愛い癒し｡凉は猫派?犬派?
（　　猫が可愛いという事を語彙力皆無だが伝えて｡写真を撮るくらい猫好きかと思ったが､そうでも無いのかと思ったのか質問し｡犬も可愛いがやっぱり可愛い猫達には敵わない｡猫へ逢いに行きたかったが今日の帰りに見れるかもしれないし､また何時か見れるかもしれない｡「…確かに､写真よりやっぱり実物の方が良いしな｡……良いのかよ､凉が思い出した時で良いからな別に｡一匹見掛ける毎に連絡してくれるの俺は嬉しいけど､凉が大変だから｡」と沢山野良猫は居るだろうに其の度に連絡してくれるらしい彼に気が向いた時で構わないと伝え｡沢山連絡してくれるのは猫の事を知れるから嬉しい､其れに此奴との距離が少しずつ縮まるなら嬉しいから良いか｡「やっぱりって分かってたのか?…俺こそ悪い､でもちょっと安心した｡……吃驚するくらい調べてくれてるな凉｡其れって食事も大事だよって事か､結構難しい事が書いてあんのな其れ｡…ん､律儀か｡何処でも触れて良いけど､頭痛和らげる方法なんて薬以外にあるんだ｡薬あんまり好きじゃないし其れで和らぐなら万々歳だけど｡」詫びと御礼の言葉に首を数回横に振り､頭が痛いと素直に口に出し少しでも彼が受け入れてくれた事に僅かに安堵して｡驚く程頭痛と不眠症について調べてくれる彼を思わずじっと見詰め､たかが頭痛だし唯眠れないだけなのにと思い乍らもそこまでしてくれるのは初めての経験で｡触れても良いかと聞いてくる彼に了承し言葉を紡ぎ､何処に触れるかは分からないが取り敢えずと背凭れから怠さのある身体を起こして彼の方へ身体ごと向き直り､ベンチの上で胡座をかき｡　　）

>７２　檜垣

…檜垣が猫を愛してやまないってくらいの勢いだってのは分かった。あー…、反応が分かり易いのは犬だと思うけど、ツンとしてたのが擦り寄ってくると良いっすね。俺？んー…俺は、猫かもしんない。
（彼が猫に対し一心なのは十分伝わり、何方派かと聞かれれば俺自身では猫かな、と告げ。「大変だってのは分かってんのな、手が空いてたら連絡するわ。」と放課後とかは特にいつメンの相手に手一杯で手を焼かせられている為、出来たら連絡する事を伝え。「隠すのが得意なら通りで気付けなかった訳だと思って。…檜垣が迷惑がらずにちょっとでも安心したのなら俺も良かった。……唯書いてある事読んでるだけだけどな。こう云うのは専門職に聴いた方が良いんだろうけど、何となく保健室も行きたくなさそうに感じて。改善させるにはそう云う事だな。檜垣ちゃんと食ってる？…みたいだな、んじゃ失礼してっと。痛かったら言ってな」と自身からしたら目についた記事を読んでいるだけであり。頭痛に効くツボは５つあるみたいで、スマホ画面をスクロールし確認すればポケットに仕舞い。左右の耳の少し上から、こめかみの辺りにかけての髪の生え際の頷厭と云う箇所を指圧して。）

　▼　凉　（　>73　）


…そうだな､其れ位すげぇ好き｡ツンがデレに変わるのが可愛いよな､甘えて擦り寄って来てくれるのもまた嬉しいしな｡…凉も猫派なのか､俺と一緒だなすげぇ嬉しい｡
（　　彼に猫の魅力をちゃんと伝えられたなら良かったと思い｡猫派だと言われればパッと彼に眼を向け嬉しいと無表情だが本心から伝えて｡「…野良猫は結構多いから一匹見掛ける毎には大変だろ｡頭の片隅にでも置いとけ､思い出した時に連絡くれれば良い｡」一匹毎に連絡するのは流石に無謀で､全ての猫を愛でたいがそうもいかないのが現実で彼からの連絡は待っていようと｡「…体調悪いかって隠してたのに気付かれたのは御前が初めてだけどな｡…確実に凉に迷惑掛けてんの俺だけど､有難うな｡……調べてくれているだけで有難いな｡保健室行くくらいなら一人で休んだ方が楽､其れに保健室行くと気分下がって悪化しそうな気がするし｡……俺は数日食わなくても水分摂ってりゃ結構生きてけるけど?ふらふらする時は偶に有るが｡…ん､多少痛くても平気｡」自身で調べる事は面倒なのと今更だと思いして来なかったからか調べてくれる彼に感謝していて｡左右の耳の上辺りに触れる手にスッと瞼を閉じて言葉を返し､和らぐツボを覚えておけば1人でも出来るかもと指圧される箇所を覚えておこうと思い｡　　）

>７４　檜垣

ん、そっすね。…檜垣も大概表情変わんねぇよな？けど…檜垣が嬉しがってると俺は信じてる。
（自身もよく言われがちで、其れは本心からの言葉なんだよな、と心の底から思い。「そうしてくれると助かる。」とへらっと気を抜かした笑みを漏らし。「へぇ、此れでも俺すげぇのな。誇っとく。……ぜってぇ面倒くさがって今まで調べてなかっただろ。そうか、…今更な気がするけど一人で休んでた方が楽なら、俺と一緒に居て平気？…駄目じゃん。偶にでも良いから俺と一緒に昼食お？昼迄には来るからさ。じゃあもう少し続けてくな、」と苦笑を滲ませたような声音で述べ、少し背筋を伸ばせば今日はマリン系の香水の匂いが香り、頭の天辺中央の少し窪んだ所の百会と云う箇所、耳の後ろにある尖った骨と後頭部の窪みの中間で、髪の生え際辺りの風池と云う箇所も指圧していき。）

　▼　凉　（　>75　）


…表情?良く言われる｡でも仲良い奴等は微々たる変化なら分かるって言ってたのを聞いた事が有る｡…ちゃんと本心だし嬉しいから信じてくれな｡
（　　あまり表情の変わらない彼も言われる事の方が多いのだろう｡やっぱり少しは笑顔の練習とかした方が良いのかと思い乍ら､信じてくれる彼の言葉に頷き｡「…猫の事だけじゃなくても連絡有ればして来て｡」と気が抜けた様な笑みを見せる彼に少し驚いたのか目を少し瞬かせたが､少しでも気を許してくれたのかと思い言葉を紡いで｡「…かなり凄い､自慢して良いレベル｡……バレたか､面倒だったのも有るけど慣れてたしもう良いかなって思って｡…本当今更だな｡一人で居るのは楽だけど凉だし平気､でも凉の方こそ俺なんかと居て平気?……生きてけるけどやっぱり駄目だったか｡じゃあ凉が俺と食いたいって思った時は何時でも連絡して来て?楽しみにしてるから｡…ん､なんつうか頭をマッサージされてる気分｡」瞼を閉じて唯彼の指の感覚を感じ乍らマッサージされてる気分だなんて言い｡マリン系の香りをふわりと感じれば「…俺其の匂い結構好き｡」と普段香水等しないが嫌いな匂いで無かったのか思わず呟いて｡少し指圧される箇所に若干痛みを感じるもマッサージだと思えば気持ち良さも有り､大人しく瞼を閉じた侭クッと思わず漏れた欠伸を噛み殺して｡　　）

>７６　檜垣

俺と同士じゃん。其の仲良い奴等良いやつだな。俺は…そ、俺も分かるようになるのかな
（一緒に居て表情変わらず楽しいのか分からん、ノリ悪い、怒ってる？とは言われた事あるが、昔話とかクソ程如何でも良いよな、ハハ…と乾いた笑いを零し口を噤めば、スンと何時もの澄まし顔に戻り。「俺変な事言ったか？…ぁ、用が無くても？其れって面倒くさくなんね？」と少し目を瞬かせたような彼に不思議そうに見遣り、彼は連絡があればと言ったが用無しでも良いのか聞き、若し其れをしたら面倒い奴じゃんと思われないか探る。「慣れちゃってたら分からんでもないけど…。俺だからって、そら光栄です。ん？余裕で平気、過ごし易いよ。唐突に連絡するかもしんね、若しそうなったら悪い。ヘッドスパされてる気分？…どう？まだだったら背中側も押してやるよ、後ろ向いてもらわねぇとだけど。」と称賛の言葉にはふむふむと頷き、ツボ押しを何回か繰り返しながら「…そう、この匂い好評なんだよな。檜垣も嫌いじゃないなら良かった。」と他の人からも言われる為、其れを紡いで。）

　▼　凉　（　>77　）


…凉と一緒だな､でも俺より凉はちゃんと表情筋動いてるから表情の変化少し分かる｡…俺は…何?聞きてぇ｡…分かる様になるだろ､つうか既に分かってる所も有るだろ｡俺が体調悪いの気付いたんだし｡
（　　途中で遮った言葉と乾いた笑いに僅かに眼を細めて澄まし顔へ戻るのを見詰めて気になったのか首を少し捻り問い質して｡似ているし一緒だが彼の方が表情筋は自身よりも動くのを見ており｡「…否､凉の笑った顔見たから｡…友達だろ?面倒になんてならないから安心して､寧ろ何も無くても連絡くれるの嬉しいから｡…逆に俺が凉に何も用がねぇけど色々連絡したら凉は面倒だって思うか?」彼の笑顔を見る事無かった為少し気を許してくれたのかと嬉しく感じ言葉にし｡用が無くても話したい事が有るのなら何時でも連絡してくれば良いと思い｡「…昔からだから慣れるだろ｡…其れに凉だけにはバレてるし俺が体調悪いの｡過ごし易い…滅多に言われないから嬉しい｡唐突でも良い､何時でも連絡して来い｡俺と一緒に昼飯食ってくれるんだろ?……ん､そんな感じ｡さっきよりは頭痛マシにはなってるけど､…ふーん､背中にもあんの?」と瞼を閉じているからかマッサージされているからか分からないが､少しだけ眠気を感じつつ胡座をかいたままくるりと素直に彼に背中を向けて｡「…香水とか付けないから分かんねぇけど､嫌いじゃない｡毎日違うやつ付けてんの?」と気になったのか問い質して｡　　）

>７８　檜垣

ほんとにな。少しは動かしとかねぇと、また一々言われるから。出来れば口に出したくねぇ…けど、檜垣には言葉にしてと言ったしな。今は詳細言えなくとも檜垣が俺の表情変化少し分かると言ってくれたから救われてる。…ん、そうだと良いな。
（表情より目で訴える方であり、言葉も何でそんな言い方しか出来ないの、と言われ今は誤解されないようなるべく口数多く喋るようにしている。彼の言葉に凪いだ目付きで見遣り。「改めて言われるとなんか恥ずいな、…俺は秒で返す自信あるわ、引かねぇでな？」と目を丸くし、思わずはにかみ笑いをすれば眉を下げ彼の様子窺い。「…あぁ、そうさせて貰う。若しかして眠い？此の儘眠れそう？寝れそうなら眠れる時に眠っとけよ、寝落ちても構わねぇから。背中っつうか、肩だな。」とサイドの髪が流れてくれば耳に掛ける仕草をし、背中を向いて貰った相手へ先ずは頭の後ろの髪の生え際、首から頭にかけて２本の太い筋肉の外側にある、窪みの部分の天柱と云う箇所、首の後ろのつけ根と、肩先の中間である肩井と云う箇所を押してやり。「毎日ではねぇけど、頻繁に変えてる。」と聞いてくる事に答えて。）

　▼　凉　（　>79　）


……凉は凉だからな､御前らしく居れば良いんだよ｡其れで文句言う奴が居るなら俺が蹴散らすわ…天空に｡ちゃんと凉の表情の変化が分かる奴には分かるから安心しろ｡其れに俺なんかよりも凉の方が断然分かり易い｡言いたくなったら何時でも聞くから｡……此れから俺と仲良くしてくれるんだろ?俺の事もっと知ってけ｡
（　　喩え言葉で伝えられなくても彼らしく居れば良い｡天空に蹴散らす､なんて何時もの様に無表情だが真剣な声色で述べ瞳を見詰めれば､何を思ったのか片手を伸ばしぽんっと優しく頭に触れ数回撫でれば直ぐに手を離し｡はにかみ笑いの後眉を下げる彼の表情を見れば「…俺に少しは気を許してくれたってそう思って良い?……へぇ､秒か｡こまめに返してくれるの嬉しいし秒な｡俺も秒で返すから引くなよ?」と真似する様に言葉を紡ぎ彼の表情を窺って｡普段眠れない時も多くスマホを弄る事が多いからか返信の速さはそれなりで｡「……ほらまた､俺眠いなんて一言も言ってねぇし表情にも出てない自信有るのに凉にはバレてる｡ん…そう言われたら何か少し眠くなってくる｡……肩凝りとか有ると頭痛くなるとか言うよな｡」と胡座をかいた足を立て体育座りすればふわりと呑気に欠伸を零して少しウトウトとして｡「…凉が1番お気に入りの香水あんの?どんな匂い?」と更に気になった事を問い質して｡　　）