真夜中のピエロさん 2022-08-04 18:44:32 |
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随分と薄情ですね、軍警察らしくない…。では、確認ですがこの方は君の部下では無いですか?
(おや、と思う。自分の身内以外は興味のない彼はらしいとは思うが、軍警察らしく止めると考えていたのに。自分以外どうでもいい彼に薄情だとため息をつけば、ポケットから彼と共に写るターゲットの写真を見せ問いかけ)
…部下じゃないよ。上官の部下の人だ。
(その写真を一瞥した後に瞳を伏せ、首を横に振ると「…もう、いいかな。「本が読みたい」んだ。」と子供の時のように静かな声でそう問いかけて)
そうですか、分かりました。
(彼の部下でないのならここにこれ以上居ても彼の気を引くことは出来ないと判断し、素っ気なく答えると写真をしまって。「君は本当に変わらない。何より本が大切なんですね」と少し眉を下げて言い残すとターゲットの居るであろう部屋へと足を向けて)
…?
(自室に戻る途中で男の言葉を反芻する。変わらない―変わらない?やはりあの男は、昔の彼を知っているのだろうか、と。だがそんな考えを振りほどくように進む方向を変え、見せられた写真の人物の部屋へと向かって)
申し訳ありません、守秘義務がありますのでお答え出来ないのですよ。
(清掃業者の服に着替え、廊下を歩けば職員は不審に思うことなどしない。それが自分たちの正義と守っている平和に揺るぎない自信を持っているかのようで、帽子の鍔を下げ眉を寄せる。倉庫になっている部屋に入り、業者の服から仕事服に着替えると、天井にある扉を開け天井裏に移動すると、そこからターゲットのいる部屋へと降りる。ターゲットは動揺した様子だったが、すぐ依頼人について尋ねてきた。自分が殺される心当たりがあるのだろうと確信を持てば、態とらしく笑みを浮かべナイフを取り出して刺し殺そうと腕を振り上げて)
…やっぱり見逃せないや。ごめんね。
(彼は部屋の扉を開け、拳銃を男の後頭部に突きつけながら至極穏やかな声でそう告げる。怯えている様子の同僚に「きみは、増援を呼んできて。」と伏せ気味の瞳を向けて)
……何故君は、一度見捨てると判断したのに、戻ってきたのですか。
(ナイフを振り下ろそうとした時扉が開いてガチャ、と後ろで音がした。彼の声が聞こえれば笑顔は消え、表情を消した顔でターゲットを見つめる。彼の誘導でターゲットは部屋の外へと逃げてしまった。仕事は失敗したはずなのに、悔しいとは思わず、彼が何故戻ってきたのか疑問に思って)
…わからない。
(男の言葉に答えながらも彼は拳銃を離すことはなく、変わらず拳銃を男の後頭部に押し付けながら「きみが気になったのかもしれない。」と静かに零して)
僕が?ならばそのまま僕が誰かを考えてみてください。
(後頭部に押し付けられた拳銃に臆することなく振り向けば、口角を上げてそう言い。彼はどこか迷っている雰囲気を出しており、好都合だと思った。彼の思考の中に自分がいて、彼が自分だけを見つめていることに優越感を覚えると彼の胸ぐらを掴み、引き寄せ、自分の唇をその口に重ねて。すぐに離すとまた触れ合うような距離で「君が僕のことを思い出して、自分の罪を思い出したら、僕の全てを与えましょう。殺すなりなんなり、好きにすればいい」と囁いて)
……きみは…何がしたいの?僕の罪…?
(彼は困惑したように男の言葉を繰り返し、拳銃の撃鉄を上げたまま眉根を寄せて口を開きかけたところで部屋のドアが完全に開き、増援の軍服が雪崩込む。皆彼を護るように彼の周囲に立っては男に拳銃の銃口を向け)
(オタバレCPのオタクくんPFが完成したので載せておきます!
名前:城崎 晴人(しろさき はると)
年齢:17歳
容姿:爽やかな雰囲気を纏った明るめの茶髪をツーブロックに切り揃え、瞳は黒目が大きいものの眼光鋭めのツリ目。色白気味で顔立ちは整っているものの冷えた眼差しと常に歪んだ不機嫌そうな唇が冷たい印象を与える、通称「氷の王子」。服装は学校指定のブレザーの下に青のパーカー、学校指定のスラックスに白い靴下、ローファーを履いている。普段着は今まで動きやすいよう伊達メガネに推しのTシャツにジーンズの軽装、大容量のリュックを転用した痛バッグとアニオタ剥き出しだったが最近はオタバレを警戒してジャケットスタイルのリア充っぽいファッションにしている。
性格:誰に対してもクールで無口、無愛想で女子たちからは「王子」なんて呼ばれているが、実際はただ口を開いてオタクなのがバレるとマズいから黙っているだけ。家だと人格が変わる。
備考:紛うことなきオタクくん。一人称「俺」、二人称「お前、〇〇(名字)」)
では、失礼します。またお会いしましょう。
(困惑した表情の彼に目を細めて薄ら微笑むと、疑問に答えることなく手を離して。部屋に増援が雪崩込むと背後にある窓にまで後退りし、胸に手を当てお辞儀をしてから後ろに倒れるように外に身を投げ出して。空中で体勢を整え、近くにある木の枝に掴まり、身軽そうに飛び移りながら塀の外まで出ていって)
(/ありがとうございます!遅くなりましたが、陽キャくんと精神依存くんのPFができたので提出させて頂きます!不備等あればご指摘お願いします。
名前:坂巻 海(さかまき かい)
年齢:17
容姿:染めていない茶髪の地毛をショートヘアにして、前髪をあげてピンで止めている。ピンで止めなければ目にかかるくらいに長い。猫のように大きな目で瞳の色は黒。少し童顔。学生時はブレザーは前を開け、ネクタイは無し靴はスニーカー。私服はパーカーにカーキ色のチノパン、斜めがけの黒いバックにロゴの入ったキャップ。
性格:明るく社交的で、交友関係は広い。誰にでも声を掛け裏表は無い、ワンコ系男子。運動が得意で、勉強は苦手な性格なためよく教師に追いかけ回されている。童顔なことを少し気にしており、指摘されると拗ねる。また、兄と姉が1人ずついるため甘え上手。恋愛ごとには初心。
備考:好物はハンバーグ、嫌いなものは葱。ゲームセンターや映画に行くことが趣味。一人称「俺」二人称「名字or名前、名字or名前くん(さん)」
名前:シア・ティック
年齢:25
容姿:肩ぐらいの長さで緩くウェーブのかかっている黒髪を緩く縛っている。もみあげは顔に顎位までで、前髪は眉にかかるくらい。少し細めの目で、瞳は栗色。白いTシャツと緑色のつなぎ、黒いスニーカーには絵の具が飛び散っており、時折頬や髪の毛にも付いていることがある。
性格:大雑把で自分の容姿に頓着しない。自分から売り込みをすることはなく、知り合いの画商に描いたものを渡しては売ってもらい、お金を貰っている。自分の好きな匂いが付いている物がないと精神的に落ち着かず、寝食を忘れることがある。甘えたの抱きつき魔、酔っ払うとキス魔になる。
備考:職業は画家。匂いフェチで、好みの香水を集めている部屋がある。一人称「俺」、二人称「君、名前」)
…やっぱり、分からない。誰だろう。
(増援に囲まれ、心配されながらも彼の思考は男のことを考えていて。やはり見覚えのない男のことを考えていたが、取るに足らぬことと認識したか自室に戻って)
(確認完了いたしました!こちらの肉体依存さんも完成いたしましたので提出いたします!
名前:ヴィンセント・サリバン
年齢:23歳
職業:処理屋
容姿:絹のように艶やかで、糸のように細いプラチナブロンドの長髪を後ろで束ね、瞳はまるで宝石のように美しく深い青の中にうっすらと緑を散りばめた二重瞼で切れ長、肌は病的といっても良いほどに白く、顔立ちは精巧な人形のようにどこまでも美しいが生気が無い。服装はファー付きの黒いロングコートを羽織り、スラックスも同じ黒。夏場はショート丈のコートを羽織る。
性格:仕事に関しては優秀だが日常生活は何もできない。感情の起伏に乏しく、表情を変えないが心の中では色々と思っている様子。
備考:一人では何もできない。今までは報酬で買ったインスタント食品などでどうにか食いつないでいたらしい。)
……ここまで来れば良いでしょう。
(追ってきた軍警察をまき、ビルの屋上から当たりを見渡す白い軍服を眺めれば煙草を吸う。口から吐き出した煙が空へ登っていく眺め、煙草を口に加えるついでに唇に触れて。彼の唇の柔らかさと驚愕に目を見開き困惑する彼の表情を思い出せば口角を上げて面白げに笑って)
(/こちらも確認しました、ありがとうございます!
そうしましたら絡み文を投稿して始めますか?)
………
(彼は自分の唇にふと触れ、記憶を辿るようにして瞳を閉じる。幼い頃の記憶、少し大人びたあとの記憶ーすべてを辿っても男の姿は見当たらない。そういえば、昔階段から突き落とされていた少年がどことなく似ていたようなーそんなことを考えながら彼は真っ白な天井を見つめていて)
(了解しました!)
………そういうの興味ない。
(自身の席に座って小説を読んでいると、女子の集団が近寄ってきてはその中から大人しそうな黒髪の女子が彼に可愛らしいー明らかにそれとわかるデザインの手紙を手渡そうとする。彼は溜息を漏らしながらそれを冷たく突き返し、女子の集団は「やっぱ無理だって」や「王子に受け取ってもらえるわけないじゃん」と口々に言いながら彼女を連れて立ち去っていき)
…………
(薄暗がりの中、怯える男の額の前には黒い銃口がぽっかりと口を開けていた。その銃口を突きつけているのは銀髪の、人形にも見える顔立ちをした若い男であり、彼はその感情が理解できないように首を傾げていて)
>フォギイ・マクスウェル
さて、仕事を再開しますか。
(軍警察は自分の捜索を諦めたらしく、撤収するようだった。白い軍服が消えていくのを眺め、隠れ家で夜までの時間を潰すと月夜の下に姿を現して。仕事として請け負ったからには完遂するプライドがあり、昼間無理であればターゲットの自室で行うだけだと足を進めて。足音と気配を殺し、ターゲットの自室に入り込めば安心しきって眠っている体の心臓にナイフを突き刺し「Amen…」と呟くとすぐに姿を消して)
>城崎晴人
わっ、城崎くん人気だなー。さすが王子様。
(仲のいい友人達とトイレから戻ると、教室の扉で騒ぐ女子とすれ違う。会話から察するに"王子様"と呼ばれるクラスメイトに告白でもしたのだろう。女子たちを眺めつつ友人と笑えば、自分の椅子に座って談笑を始めて)
>ヴィンセント・サリバン
…できた。
(明かりのついた部屋で黙々とキャンバスに絵の具をのせて絵を描いていれば、納得のいく出来になりほっと息を零して。絵の具や筆を片付けていれば絵の具の一部が足りないことに気づき眉を寄せると、夜も更けているが買い出しに行かねば明日出来ないと判断する。靴を履いて財布を繋ぎのポケットに入れると好みの香水を吹きかけたマスクをして路地に出て)
(/名前のところ変更しました!また、返信先が混ざってしまうかと思い付け加えさせて頂きました。)
……彼は…
(何かを思い出したのか、小さく呟いてから腕で両目を覆って)
……ああいう陽キャは苦手だ。
(大声で談笑する陽キャの方に冷えた眼差しを向け、尚も小説に目を通しながら)
………これを。
(依頼主から渡された有り余るほどの報酬の中から札を抜き出し、近場のバーガーショップで大きなバーガーを買っては壁に凭れかかってちびちびと齧っており)
>フォギイ・マクスウェル
はい、ではその値段で請け負いましょう。
(翌日発行された新聞には軍警察の者が殺害されたという記事が載っており、記者が陰謀めいた内容で綴られていた。カフェでそれを眺めていれば、今回依頼してきた男が追加で別の男に対する依頼を持ってきていた。少し離れた街で、聞き覚えのある名前だと思いながら依頼を請け負って)
>城崎晴人
にゃははっ。……あれ、落し物?
(友人との談笑中、床に消しゴムが落ちているのを見つけると一言断ってから席を離れて。周りを見れば筆箱を出している人はおらず、とりあえず近くにいた彼に「ねね、これ城崎くんの?」と尋ねて)
>ヴィンセント・サリバン
はい、じゃあこれで…。
(画材屋で絵の具を買い、家に帰ろうとするが壁に凭れかかってハンバーガーを食べている人物を見つけると空腹なことを思い出して。くぅ、と鳴る腹を撫でると近くにあるハンバーガーショップに足を向けて。男の近くを通れば、マスク越しでも感じた心地よい匂いにハテナを浮かべつつ、横目で男を見ながらショップに入って)
……でも、名前は…何だっけ…
(彼は男の顔だけをなんとか思い出す。いつも笑ったところなど見たことがない、取り巻きたちにリンチされていた存在感のない彼ーその部分だけが欠けたように記憶から抜け落ちているようで)
…ああ、そうらしいね。ありがとう。
(声を掛けられると小説から顔を上げ、ちらりとその消しゴムに目をやった後片手で受け取るとぞんざいな礼を言って)
……
(食べ終わった包み紙を丸めてゴミ箱に捨て、男はそのバーガーショップに背を向けて歩き出す。コツン、コツンと硬い足音を立てながらファーコートを揺らす姿は夜闇に溶けて)
>フォギイ・マクスウェル
あぁ、あの孤児院があるところですね。彼も誘ってみますか。
(依頼された地について調べてみれば子どもの頃過ごした孤児院の名前を見つけて。彼が自分のことを思い出してくれないのなら、過去因縁のある場所に連れていけば思い出してくれるのでは、と考えると荷物を準備し始めて)
>城崎晴人
ん、それなら良かった!
(渡した彼が持ち主だったようで、拾った消しゴムが落し物ボックス行きにならなくて良かったと考えて。素っ気ない返しだったが、彼は本当にクールだなー、と呑気に思えば友人の元へと戻って)
>ヴィンセント・サリバン
……マジかよ。
(ハンバーガーを食べて家に帰れば水浸しになった屋根や壁紙を見て呆然とし。大家が慌てた様子でこちらに来ると、隣家から火が出てそれ消す火が家にも掛かったらしい。画材や完成した絵は無事だったらしいが、もう住むには難しいようで、申し訳ないと何度も頭を下げていた。新しい家を探す手伝いや金は援助してくれるようだが、どうしようかと考えて知り合いの画商のところへ行って)
……
(彼は滅入る気分を誤魔化すように中庭に出ると、人目のつかない場所にある小さな花壇の手入れをしていた。小ぶりな薔薇に愛でるような手付きで触れていて)
……
(そのまま小説を読み続け、放課後になると部活もせずに真っ直ぐ家に帰る。そして待ちに待った休日になると彼はオタク剥き出しのファッションで推しが壁紙のスマホ片手にグッズショップ目指して街中を歩いていて)
………また飯が切れた。
(男が仮の家に戻って冷蔵庫を開けると、中には天然水のペットボトルと塊の肉が数個入っているばかりであり、男は何の感情も持たないようにそう呟く。そしてまた街に出るとスーパーマーケットを巡り、インスタント食品を大量に買い込んで紙袋を前が見えないのではないかと思うほど抱えながら家に戻ろうとしていて)
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