真夜中のピエロさん 2022-08-04 18:44:32 |
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良かったですね。君の熱心な信者達が駆けつけてきたようですよ。
(自分を狙う銃弾を避け、次の一手で攻めようとすれば彼の増援が駆けつけてきたようだった。流石に大勢で狙われては勝ち目はないと、銃弾を避けるように後ろへ下がる。路地の影に半分身を隠すと「では、また」と芝居掛かった動作でお辞儀をし暗闇に身を溶かして)
…
(彼が男の消えた闇を黙って見つめていると増援が彼に駆け寄り、マクスウェル大佐、お怪我は、と声を掛ける者や軍警察本部へ連れ戻そうとする者に連れられ、彼はそのまま軍警察本部へ戻って9
そういえば彼、なんて名前でしたか……。
(身を隠した路地を歩きながら先程対峙した彼のことを思う。子どもの頃紹介はされたが、口にしたことのなかった彼の名前。頭の片隅に沈めていた過去の記憶を掘り出してみれば、穴あき状態で浮かび上がってきた。思い出した名前を呟いて穴を埋めようとすれば、放置された新聞から"フォギイ・マクスウェル"の名前を見つける。靄が晴れたようにスッキリした気分でもう一度名前を呟けば、うっすら笑みを浮かべて馴染みの酒場に足を向けて)
…はい。一人損害を…
(彼は軍警察本部へ半ば無理矢理連れ帰られ、上司に報告をしていれば君はもう自室に戻って休め、との指示を受ける。指示に従いそのまま自室でぼんやりと一点を見つめたまま時間を潰していて)
あぁ、昔はこんな顔でしたか。
(養子に引き取られた際シスターと神父が持たせてくれたアルバムを見つけては中身を見る。自分が笑顔で写っている物などなく、常に包帯かガーゼで怪我を覆って1人か、シスターと写っている姿しかない。逆に彼は常に人に囲まれ、頬笑みを浮かべている写真しかない。それが宗教画のような雰囲気を持っていて気味が悪かった。彼が1人で本を読む写真をそっと撫でては呟いて)
(/お世話になっております!
そろそろ違うCPを並行して動かしても大丈夫かな?と思いましたのでお声掛けさせて頂きました。主様はどうでしょうか?もし大丈夫でしたら肉体的×精神的な共依存系CP+で表向きクールなオタクくんが陽キャにオタクバレしちゃうCPを出来たら…と思うのですが…。1つずつの方が良いという事でしたらそれでも大丈夫です!)
……空は変わらず鉛色。
(彼はしばらく無言だったが、ふと思い出したかのように子供の頃歌っていた歌を口ずさみ始める。微かではあるが確かに透き通った声は窓ガラスに当たって消え)
(並行でも可能ですよ!出来ればクールなオタクくんがオタクバレしちゃうCPをやらせていただければと…)
……。
(アルバムを見終わり、閉じて本棚に戻すとぼーっと空を眺めて。昔どこかで聞いた子守唄か何かの歌の歌詞にあるように、眺めは空は鉛色のような曇り空で感傷に浸ってしまう。どんな歌かは覚えていないが、心地よい歌声だった気がした。ゆっくりと1つ、瞬きをすると以前受けてまだ完遂していない仕事の準備に向かおうと着替えし、外に出て)
(/ありがとうございます!
あ、依存系CPとオタバレCPは別なんですね。てっきり一緒のものだと思っておりました…。
そちらだけでも大丈夫ですし、主様が平気なら依存系CPもやらせてもらえないでしょうか?)
…あの子は一体。
(出会った黒ずくめの男の正体を探るように瞳を閉じ、過去の記憶をたどるものの記憶に思い当たる人物はいないらしく首を傾げ)
(書き方が悪かったようで申し訳ありません…!依存系も勿論同時進行で構いませんよ!)
……ふむ、そろそろ頃合ですかね。
(ターゲットになる人物の後をつけ、写真を撮る。いつ隙が見えるのかを考えながら、どうやって殺すか策を張り巡らせておいて。大体の人柄は掴めたし、期限もまだ先なため、知人となって油断してからでも遅くはないだろうと考えるとターゲットがよく居る食事処に足を向けて)
(/いえいえ大丈夫です。ご好意に甘えさせてもらいます!ありがとうございます!
そうしましたら年齢や日本風か外国風か確認したいのですが、どちらでしょう?)
…わからないことを考えても仕方ない。
(やはり思い出せない―信者でもない、シスターたちでもない。自分の取り巻きたちが何人かの子供たちに迷惑をかけていたのは知っていた、だがその中にあのような少年はいなかった。そんな結論に至ったらしく、ベッドに横たわると瞳を閉じて)
(オタバレCPは日本、共依存CPは外国風でお願いします!)
…今日はハズレですね。
(ターゲットがよく来る食事処でしばらく待ってみるが、姿を現す気配がない。調査の中でも頻度は多いが来ない日もあることは分かっていたため、それ程落胆はせずに代金を払って外に出て。街を歩けば時折白い軍服を来た者たちとすれ違うが、その中に彼の姿はなく、一瞥するだけで手を出すことはせずに街をぶらついて)
(/了解です!PFを練ってみますので、できたら投下しますね。お待たせして申し訳ないですが、少々お時間頂きたいと思います)
……僕の瞳は変わらず…
(長い睫毛を伏せていたが、暫くの間思うように眠れなかったらしく歌を口ずさんでいて)
(了解しました!)
……今日はどこの仕事をしますかね。
(ぶらりと街を歩いたあとは隠れ家に戻って、シャワーを適当に浴びると自室で眠る。深く眠りに着いたせいか何となく夢を見た気がして、だが内容が思い出せずモヤモヤとした気持ちを抱えて。眼鏡をかけると、髪を軽く整え近くの本屋へと向かって)
……恵みを。
(軍警察の地下、十字架と聖母像が置かれているだけの簡素な教会で彼は床に膝をついて祈っていた。教会のステンドグラスから差し込むごく僅かな光が照らす彼の姿はまるで宗教画の如き姿を取っていて)
ふむ、軍警察の者をですか……良いですよ。
(喫茶店で購入した本を読みながらコーヒーを飲んでいれば向かい側にスーツ姿の男が座る。話を聞けば復讐したい軍警察の男が居るようで少し考える。別に軍警察の者を殺すのはさほど難しい事ではなく、屋根裏に潜んだり業者に化けて入り込めば容易いものだろう。頭に浮かんでいたのは再会した彼のことで、どう動けば彼が自分を見てくれるのか策を考えつつも、出会えることを期待して仕事を承諾し)
……ええ、分かりました。
(数日の間精神療養と称して部屋に引きこもらされていたが、久々に上司に呼び出されて彼が命じられたことは庭の手入れー必要以上に周囲が彼に気を使っていることが浮き彫りになるような内容であったが、彼は変わらず静かに頷いて中庭に出ては薔薇の手入れをしていて)
おや、今日はお仕事ではなく花の手入れですか。軍警察は随分と平和なのですね。
(正門は見張りが立っているものの、裏門には監視カメラさえ無く易々と入り込めた。ターゲットになる男は建物の中に居るようだし、清掃業者の服も持ってきているため着替えて向かおう、と考えて歩いていれば中庭で見た事のある髪色を見つけ近寄ると、木の影から声を掛けて)
(/すみません、いつの間にか寝落ちしておりこの時間になりました。遅れて申し訳ありません…)
……療養、だよ。…後、侵入者監視もね。
(薔薇を愛でるような手つきで棘を取りつつ、彼は掛けられた声にごく静かな声を返す。「…きみこそ、今日は強盗でもするつもり?」と嫌味か天然か区別のつかない問いかけを投げては首を傾げ)
(いえいえ、大丈夫ですよ!)
強盗だなんて品のないことしませんよ。今日は仕事に来ただけです。
(眉を寄せ、心外だという表情を見せる。素直に今日は殺しの仕事に来たのだと伝えると、薔薇の手入れを続ける彼に視線を向けて。随分と丁寧に棘を取るものだと感心し、その手で軍警察として多くの人を救ってきたのかと考えると暗い感情が胸を染めて)
…そう。僕の部下に手を出さないなら、好きにすればいいよ。
(そう言いながら棘を取り終わった薔薇に優しく触れると彼は膝を叩いて立ち上がり、そのまま立ち去ろうとし)
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