名無しさん 2022-08-02 13:04:50 |
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あー…俺が温めてくるよ。ちょっとテレビでも見ててくれ。
(テーブルに置かれた鍋とタッパーを両手に抱え、キッチンの方に下がってはタッパーをレンジにぶち込み、鍋をコンロに掛けて火を点ける。火加減を見ながら俺は何をやっているんだ、と今更ながら思う)
はーい。
(キッチンに向かった相手見届けつつも大人しく椅子に座り。隣の部屋でなくては接点もない相手に受け入れて貰ってる擽ったさに若干落ち着かないように待ち)
…まあ、これくらいだろう。
(いい感じにカレーが温まり、スパイスの匂いがほんのりと漂ってきたところで火を止めるとレンジからタッパーを取り出し、大体一人分を器に盛る。その器を二つ持ってキッチンから戻ってくるとテーブルに置いて)
ありがとうございます。一人暮らしだとどうしても鍋物余っちゃうんですよね。
(皿に注いで持ってきてくれると素直に礼を伝え、一人暮らしあるある言いながらも相手も座るの待って)
ああ…そういうものなのかな。俺はインスタントばかりだからなんとも…
(自分も椅子を引いて座りつつ、苦笑しては不健康極まりない自分の食生活を少し悔んだりして。インスタントじゃないものを食べるのはいつぶりだったか。そんなことを思いながら)
そんな生活してたらホント身体壊しますよ。今日のカレー野菜結構入れたんで食べてみてください
(想像通りの反応に心配そうに呟きながらもだからこそコレを持ってきたのだと何処か自慢げにカレー紹介して)
ああ、ありがとう。…うん、美味しい。料理得意なのかい?
(こんな年下の子にも心配されるのはさすがにマズいか、冷蔵庫に野菜はあったかな、なんてとりとめのないことを考えながらカレーに口を付け)
良かったです。得意というか趣味みたいな物ですね。節約にもなりますし
(お口にあったようなら安堵して頂きます、と手を合わせると自分も食事はじめて。問いには少し悩んでから微笑とともに答え)
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