セイチャットファンさん 2022-08-02 07:04:33 |
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そ、そうか……
でも、俺も、その、大丈夫だ…から…な……
貸し借りは…なしな?
「ねぇねぇ佐々木くん…これってそういうことで……」
(顔の赤い槇原を見て此方も移ってしまい、取り敢えず問題ないからお互い借りを作るのはやめようと言い。穂波はそれを見て佐々木にコソコソ話をする様に耳打ちをして「いいですね」という悪ノリのセリフを待って。)
そ、そうだね
これで貸し借りはないから、この件はこれでおわ__
「あぁ、好きなのかもしれませんね」
……佐々木?今なんって?ん?
(相手に賛同するように頷いていると耳の端で遠慮するという言葉を知らない佐々木が容赦なく大きい声で自分の考えを言うとそっと近寄って顔が赤く、しかし笑顔のまま佐々木に詰め寄ると「…ほら、穂波さんが先に聞いてきたので」と佐々木は視線を穂波の方に向けて)
「へ、……僕はその…なんでもないよ……はは。」
好き…?槇原が俺を?俺が槇原を?
…片方は合ってるかもな。
(僕に罪を着せないでよ!!!、と心の中で叫んだ穂波はどう言い訳をしようと迷ったが言葉が詰まって、結局苦笑いになってしまって。糸月ははてなでいっぱいだったが真顔で爆弾発言を落とし。)
は……?
……僕は違うからっ、バーカ!!
(糸月の発言に佐々木から離れ、混乱するように相手を見て。頭の中では「…こう言うやつは揶揄うためなら大体ニヤニヤしそうなのに、首を傾げて真顔で言ってる、どう言う意味?どっちが合って売って言う意味?僕…違う、絶対違うし!」と約1秒で考えると顔を真っ赤にしながらそう叫んでから少しパニックになったせいでノートなどの私物を全部置いて行って何処かに逃げて)
何だアイツ。
「晴也……どっちの意味!?」
……後者。
「え………あ、おめでとうございます。」
(何処かに慌てて逃げたのを見て文句を漏らすが、穂波が混乱してしまい糸月に聞くと、なんと「俺が槇原を好き」という意味だと先程言った時に赤くならなかったせいか物凄く頬が赤くなりながら言い、穂波は一瞬ポカンとすると何故か祝って。)
「……いた、忘れ物してたよ」
…どう、しよ…もう顔見れない…
「……大丈夫でしょ、がんば」
(糸月の衝撃の告白を聞いてから相手のノートなどを手荷物を持って行くと、部屋の隅で蹲っている槙原に渡すとどう見ても意識している表情で顔を見れないと言っているのを少し呆れらようにそう言うと『じゃあ渡したから』と言ってそっとしておいてあげるために自習室に戻ってから部屋にいたと言って)
「槙原、部屋にいたから置いてきた」
「おー…こっちはずっとフリーズしてるよー」
…………勉強、するか。
「はっ、!?やばいちょっと晴也大丈夫!?」
(佐々木の報告を聞くと穂波は糸月の現状報告をすると糸月は先程からフリーズ状態で何も出来ずに居て。糸月とは思えない発言をしたせいで穂波がもっと心配してパニック状態になり。)
「この年で初恋みたいな初心な驚き方だよね、
糸月、槙原のどこが好きになったの?」
(パニック状態になっているけれど、気になる事は聞いてしまいたいのか、佐々木は糸月が初恋のような反応することが面白く、少し笑いながら質問をしている最中、槙原はやっと落ち着いて筆記用具が無いことに気付いてゆっくり立ち上がって自習室へ戻ろうとして)
初恋…だが。悪いのか…?
なんか、平気な顔で何でも出来るから…?
でも、広げてた分厚い本もノートもB判定も全部…
アイツの努力の結果って考えると…俺には出来ない。
俺にはないものをアイツは持ってる。
「………」
(特に学生時代も色恋沙汰は興味なかったし、尊敬できる人も見当たらなくこの年で初恋は悪いことなのか不安になり佐々木に聞いてみて。好きな理由を聞かれれば素直に全部答えると「…これ恥ずかしいな。意外と。」と顔を赤らめながら言うと穂波が糸月を微笑ましく見て。)
「ピュアなんだ…あ、そうだ
それなら昨日穂波さんが恋バナしようとしてたし今晩してみたら?
昨日も案外乗ってくれてたし本気なら色々聞いたり出来そうだし」
……何の話?
「来たんだ、消灯までの暇つぶしに恋バナでもまたしてみたらって話」
ふーん、あと糸月…バカって言ったのはごめん
(頬を赤らめているのを見てから何か思いついたように提案していると、筆記用具を取りに来て。恋バナをするかもと佐々木が言っても特に嫌がる様子もなく返事をすると糸月の方を向き、少し頭を下げて謝って)
「確かにピュア…脳筋の癖に。」
ピュアも脳筋も余計だ。
うぉ、いや大丈夫。そんな悪口でへこまねーし。
(穂波が揶揄うと調子乗るなよとでも言いたげにおでこにデコピンをして。「あいたっ」と言う穂波を見ながら恋バナもありかもななんて思って。槇原が来ると問題ないと少し口角を上げながら答え。)
……そ、そう…別に心配してては無いけど
(糸月にデコピンされる穂波を見て、佐々木は内心で言いかけた「脳筋だからピュアなんじゃ無いか」と言う言葉を飲み込んで。へこまないと口角を上げて答える糸月から視線を外して手で口元を隠すように呟くと、「そろそろ寮に戻ったほうがいい時間じゃ無い?」と時計を指差して)
そうか、
ん、帰るか…。
「明日は学習能力検定って言うのがあるんだって!」
あ、俺何も勉強してねぇな。
(心配していないと言われると少し寂しい気持ちとあるが微笑みながら返すと、時間を見て目を伏せると一回伸びをして。穂波から明日の予定を聞けば何も予習すらしてないななんてぼやきながら自習室を出て。)
「だから3人とも勉強してたのに…」
…少しなら教えてあげなくもないけど
(自習室を出ながら、何も勉強をしていないと言った糸月に少し控えめに教えてあげてもいいけど、と少し口を結びながら言い、筆記用具と少し厚めの本を抱えながら同じように寮へ戻って)
まぁ、大丈夫だろ。
お前に教えてもらわなくても別に問題ねぇ。
「素直じゃないなぁ、もー。」
(軽い気持ちで言っているが当然このままではA判定を貰えるはずもなく、教えて貰えるチャンスがあるというのに意地を張り、べー、と舌を出して。穂波が少し叱っても動じることはなく寮について。)
あっそ、別にいいけど
「…中々素直にならない同士って面白いな」
は?僕は素直だし
(ベーっと舌を出されると、提案したのに断られて少し不満げに呟いて。佐々木の言葉にも少し牙を剥きながら、寮につくと自分のスペースに座り、明日の検定に向けて自作のノートを広げて勉強を始めて)
「やーいやーい、ツンデレめー!」
………ぁ"?
「ご、ごめん…晴也、本当に勉強しないの?」
…まぁ穂波よりかはいい点取れるって思ってるから。
「えぇ!?それは酷いぃ…よし!消灯時間まで勉強するぞー!」
(佐々木の発言にそうだ、とニヤニヤしながら悪ノリして布団に寝っ転がって本を読んでる糸月をに揶揄えば入学式のあの時と同じ目付きで穂波を見て。勉強はしていないが多少は心配ないという意味で言ったが穂波をやる気にしてしまいまぁいいか、と思って。)
「…僕も正直勉強は疲れた」
頭を使うからじゃ無いですか?
「全部平々凡々な僕には勉強も難しいから…ところで、糸月ってどんな子がタイプ?」
……結局恋バナするんですね、佐々木さん…意外とそう言うの好きなの?
「気になっただけ」
(糸月と穂波のやりとりを眺めていると、ふと何かを思いついたように布団の上に座り佐々木が質問をして。同じように布団に座りながらもノートを眺めていた槙原は少しだけ姿勢を正してそれを聞こうとしているように少しノートから顔を上げて)
俺は………タイプとか、分かんねぇ。
好きになった奴がタイプだ。
「へぇ…意外だなぁ。あ、やばやば勉強…」
(本を一旦閉じて寝たままの姿勢でよく考えてみて。タイプは全然今まで微塵も考えたことが無いので返答に困るが、正直に白状すると好きになった奴がタイプと言うと穂波が聞き入れてしまいニヤニヤするがさっと机と直ぐに向き合って。)
「一番困るやつだ、というか2人とも真面目だね」
…これくらい普通です
(好きになった人がタイプ、とこの間は恋バナに乗り気ではなかった相手の言葉は自分にとっては困るもので少し顔を曇らせて。佐々木も困るやつと言って匙を投げるように布団に寝転び、槙原の方に顔を向けてからノートを覗き込むように見ながら真面目だと称し、自分にとっては当然のことだと言いながら覗き込む佐々木に見せてあげて)
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