セイチャットファンさん 2022-08-02 07:04:33 |
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どの口が言ってんだか
はいはい、一番大事なんて好きな子のために取っておくんだね、まぁいないだろうけど
…僕が死ぬときは僕が殺してあげよっかな、ふふ
(相手のオーバーリアクションに呆れたようにため息をつきながら前の相棒も結構生意気だったのか、と思いながらそれには触れず、どうせ自分に好意を持っていないであろう相手を少し揶揄いながら、全く殺そうとも思わないが大袈裟にそう言ってハンドルに置いた腕に頬をつけたまま少し相手の方を見て微笑んで)
………色恋沙汰は好きにさせろ、ばかが………。
てか怖えよ!こんな辛気臭ぇ話してないではよ崖行け!!
(好きな人、そのワードに当てはまるのは槇原なんだとは言える訳もなく不満そうに窓の下のスペースに頬杖をつき緩んでいる口を隠して。先程からとんでもなく恐怖の言葉しか話さない相棒に喝を入れ本題に戻そうとして。)
……照れてんの?糸月の癖にムカつく
はいはい、お望み通り到着だよ、ここでいい?
(相手の様子は、誰かに恋しているからとった態度のように思えて、その素振りにムカつき、不満げに顔を顰めると崖の近くにパトカーを止めてから扉を開けて外に出ると人影が見えて)
おう、運転ありがとな。
…………!!!!!
はっ、危機一髪ってところか?
「なんで…?なんでなんでなんで!!!
誰なの貴方達!!私達を邪魔しないで!!!」
っと……槇原、「公務執行妨害」で取り敢えず。
…………もう心配いらねぇよ。
(いかにも心中スポットらしき崖につき槇原に感謝すると人影が見えて瞬間目を見開き今出せる最大限のスピードで走り出して。人影の正体は糸月の第六感通り容疑者、被害者、計5人で被害者の一人が崖に向かって体を傾けていて手を引き。束の間、容疑者が逆上し暴行を加えようとしたので普通に受け止め、槇原に流して。被害者4人の方向に行くと落ちそうになっていた被害者に自分のスーツをかけて安心する様にと言って。)
ん、現行犯逮捕です
署までご同行願いましょう
そこのギザ警察と被害者さんを乗せるには狭いし応援呼んでおきますね
(相変わらず走るのが早いな、と感心しながら走って追いかけると容疑者をながされて時刻を確認しながら公務執行妨害で手錠をかけるとパトカーに押し込みながら服がボロボロなら分かるがそうでもない相手に自分のスーツをかける意味あるだろうか、と思って少し不満げにみながら声をかけて)
ん、ありがとな。
「あ、あの…警察の方ですか……?有難う御座います…!!
えっと、これ…」
まだ怖えなら持っとけ、まだ応援来てねぇし。
「……はい。」
『本当に死ぬかと思った……。あの、其方の警察の方も有難う御座います。』
(応援を呼んでくれた槇原に感謝すると被害者側からお礼を言われ、スーツをかけてあげた被害者が糸月を見つめていて。もう夕日も落ち月が顔を出したのでその方に顔を向けながら言葉遣いは悪いものの優しい声色で今は返さなくていいと伝えて。一人の被害者が槇原の方に向きお礼を伝えて。)
いえ、直感で動いたとは言え全て彼奴のおかげです
……悔しいですけど
来ましたよ、あなた方は此方に
(お礼を伝える相手を安心させる様に微笑みながら、糸月に見えない様な方向を向きながら少しだけ頬を赤くし、口を結び、口では悔しいと言うが声色は一切悔しがっておらず、何処か嬉しげにも聞こえて。そうしているうちに応援のパトカーがやって来て、事情聴取もあるためそのまま被害者を乗せ、自分達の乗っていたパトカーには容疑者を乗せたまま運転席に乗り込んで)
『そうですか…。』
お、来たか。
「あ、あの…その……」
なんだ?…安心しろ、アイツらは大丈夫だ。
「一緒に行って貰えませんか……?ぁ、無理ですよね…」
俺も出来れば一緒に行きたいんだが……
生憎仕事が残ってるんで。
(少し照れ臭そうに話す槇原を見た被害者は何となく察して応援に来たパトカーに乗り。もう一人の被害者が糸月に悲しげな表情で近づくとそれに気づいたのか八重歯を見せ微笑んで返すが少しばかり難題を言われたので丁寧に断って。
槇原に「さて、怒られに行くかー。」と苦笑しながら話しかけ車に乗って。)
あーあ、懐かれましたねー
犯人捕まえたし、情状酌量に余地はあるのでは?
あ、僕は巻き込まないでくださいね
(一瞬イラついた様な顔を見せたが直ぐにそれはなくなり、懐かれた、と言いながら少しニヤニヤと笑いながらエンジンをかけて。犯人を捕まえたことは良いことなため少しは許されるだろうと言いながら自分は巻き込まれただけだと言うようにそう言って)
へーへー。槇原の手柄にはすんなって言っておきますわー。
それにしても妬みかー?可愛らしい奴め!
………ありがとな?お前が居なかったら無理だった。
(適当な返事と相棒が少しばかり不利になる様な事をお説教しにくるであろう課長に言うと伝えると「懐かれた」という発言に対し嫉妬でもしてんのかとおかしいと思いながら笑うと槇原のストレートな髪をくしゃっと撫でて。その手を一度離しもう一回ぽんと置くと改めてお礼を言って。)
それは嫌だな…まぁもういいや
妬んでないよ、可愛くないし!
……じゃあ、手柄半分は寄越してよね
(相手の適当な返事に仕方ないか、と呟くと頭を撫でられて思わず一瞬固まり、表情も徐々に赤くなったが一瞬でそれは収まり、誤魔化すように自分がいなかったら無理なら手柄を寄越せと言うと警察署について)
素直じゃねーな、相変わらず。
はいはい、わーったよ。
(車を降りるといつものやりとりに苦笑しながら、内心は幸せで。この関係が今は槇原にとって一番いい関係なのかもしれないと思いつつ、段々過ごしていく中で抑え切れない気持ちが出てしまいそうになり。手柄を半分寄越せという相棒に生返事を返し署内に入って。)
は?素直に妬いてないって言ったんだよ!
……はぁ、バレてない、大丈夫
(車を降りる相手に遅れて降り、相手が署内に入って行くのを確認すると小さく呟いて。今の関係もとても好きだが相手が本当に自分を、自分と同じくらい好きだったら…そう考えると少し顔が赤くなり、表情を元通りにすると相手の後ろをついていくように署内に入って)
…なんか言ったか?
「いーとーづーきー!!!!どう言う事だ!!」
うぇ、課長サマのお出ましだァ。
(「バレてない」そう聞こえたのは気のせいだろうか。もし、聞こえたのは本当ならそういう意味で自分に得な解釈をしてもいいのだろうかと思い問うてみたが鬼の顔をした課長が来てしまい、嫌そうな顔をして。)
よし、じゃあ僕はこれで____
『お前もだ!槇原!!』
げぇ…僕はしてませんよ、課長さん
(相手を放って逃げようと思えば自信も引き留められ、愛想笑いで課長に対応しながら課長の視線がずれれば、糸月を少し睨んで僕を巻き込まないでよ、と目で訴えて)
「今回は結果が結果だからいいが……
次同じ様な事があれば捜査会議出させないぞ!」
………うす。
(痛い視線を感じそっーっと見ると此方にも鬼の様な顔をした相棒が一人。どちらからも圧を受けて槇原にすまん、という目線を返せば説教をぴしゃりと受け、反省した様に返事をして。)
「そういえば糸月。異動の件、どうだ?」
え…?あ、まぁ…。
糸月は、異動しませんよ。なにせこんな風に単独で行動するので
それを察せる僕がいないと無理ですし
なので今はリスクが高いと思います
(糸月が言い淀むと、行きたいのだろうかと考えたものの自分が相棒じゃなくなってしまうと思い正論を言い、その上相手が単独行動が多いことを告げると、相手にもそうだろう?と言いたげな顔をしながら流れるように自分しか相棒は務まらないんだと宣言して)
「なんだ行かないのか?あっちの課長かなり糸月の事推してたぞ?」
………考えます。今は。
俺は、槇原が言う様に自分勝手で槇原が居ねぇと無力です。
一課で俺が一番力を発揮出来るなら話は別ですが……
ですが、俺は、その…槇原とまだ相棒解消したくないです。
俺は、槇原と一緒に居たいです。
俺は……問題児なんで。
(課長が少し残念そうな顔をして糸月は槇原を見るとやはり、この気持ちは抑えられそうになく、少し暗い顔をしながら息を時々詰まらせながら丁重に今は断って。顔を赤く染めるが息を吸って槇原と離れたくないと真剣に課長の目を見ながら話して。苦笑しながら自分が劣っている人間だと槇原の方へ顔だけ振り向き。)
……そういう、ことなので
それに僕も、相棒は糸月がいいんで…他の人では嫌なので
(小さく一言そう呟くと、顔を赤らめているのを見てつられて赤くなりながら賛同するように頷くと、自分には糸月しか居ないと呟くと相手に赤い顔は見られたくないためそっぽを向くと、相手より先に早足で先を行ってしまって)
っ……やっちまった…………。
「……お前らそういう関係?」
…………俺がそういう風な目で見てるだけっす。失礼します。
(言葉はかなりそれっぽい感じの事を言ってくれたのに先にスタスタと行ってしまう相手に引かれたのかと不安が降り積り独り言を呟いて。課長が糸月と槇原のお互いの言動で関係に気づいたので糸月は自分がそういう気持ちを持っているだけだと一部否定して。)
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