セイチャットファンさん 2022-08-02 07:04:33 |
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ん、あざー…。
まぁこんぐらいやっときゃいーだろ。
着替える、あちぃ。
(三十秒が終わればきつい顔することなく普通に起き上がりお礼を言うとふぅ、と息を吐き。先程貰った水を飲みながらタオルで汗を拭くとTシャツを脱いで上半身のみ裸の状態になり。部屋の角に置いてある替えのTシャツの方に向かい。)
30秒か…ありがと……っ
さ、さっさと着替えないと遅れるよ
(スマホのアラームを止めつつ視線を上げると糸月の上半身が見え、耳まで赤くし、声も若干上擦りながら時間を告げるものの、先に行かずに顔が赤いのは自覚しながらも相手を待って)
……ジロジロ見んじゃねぇよ…
言われなくてもそうするわ、行くぞ。
(かなり自分の上半身が見られているのでこちらも恥ずかしくなり違う方向を向くよう指示して。Tシャツを着れば文句を言いつつ持ち物を纏めて教場に向かい。)
見てないし、勘違いするな
(ジロジロ見ている気は無かったが糸月の言葉にそっぽを向き、誤魔化すと教場に向かい、自分の席に着くと嬉しさと恥ずかしさで顔を赤らめながらバディの横に座れば何も言われないがニヤニヤと見られて少し睨んで)
…っち。やっぱ気に食わねぇ。
「あらあら、作戦失敗?…いや、大成功かもね。」
『静かにしろ、これより判定を発表する。
昨日の検定と同じ形式で発表する!
江間!』
(教場にて席をつくと文句ったらしく愚痴を穂波に漏らすと、穂波が少し遠くの席の佐々木と槇原を見て。どうやらトレーニング室ではいい事が起こったのだろうと思い、微笑んで。「急に微笑むな気持ち悪ィ…」と隣で糸月が言うが教官が来て判定を待って。)
出た、糸月にちょっかいかけた奴
「正確には槙原にが先だけど…もう何も問題起こらないといいよね
仮にもお互い警察なんだし」
だと良いんだけど
(一番最初に名前を呼ばれた人物に、まるで猫のように睨みながらも発表されるのを見て。判定結果をバカにする気はないが糸月にしたことはまだ恨んでおり、佐々木に訂正されて。自分は良いが助けてくれた糸月にまた八つ当たりのようにしたら次はあの程度じゃ済ませない。と心の中で呟きながら名前が呼ばれるのを待って)
『…B判定、Cに近かったが次も期待している。江間。
〈…ありがとうございます。〉
次!穂波!
B判定、まぁ中ぐらいだ。次も期待している。』
「はい、ありがとうございます!」
(問題の江間が判定を聞くと少し教官の視線が冷たい為、江間は苦い顔をして。それを見て糸月は何も思う事はなく、穂波の判定も聞き。穂波はかなり満足しており糸月に「やったー!へへ、すごい?」とにこり、と笑いながら聞くが「知らね。」と適当に返して。)
『次!……糸月。
C判定、Bに近かったが惜しかったな。
次はBを目指せ、期待している。』
「………え…………………」
〈……ハッ。〉
………………ありがとうございます。
『佐々木!
B判定…まぁまぁだな、次はA判定を目指せ』
「まぁ妥当かなぁ」
『次!槙原…
流石だな、満点で文句なしのA判定だ』
ありがとうございます
(糸月の結果を鼻で笑った江間を鋭い目で睨みつけながら、佐々木は妥当な点数だと言いながら帰ってきて、呼ばれて言ってみれば満点だと言われて、お礼を言うだけにしているが嬉しそうに笑顔をみせ、席に戻る際も何処か嬉しそうに歩いて席に座って)
…………………
「待って!!晴也!」
〈まぁまぁ、落ち着かせてあげなよ。〉
(授業が終わり教官も教場を出て行けば、一番に席を立ったのは糸月で。教室に椅子の音を響かせながら教場を出てしまい穂波が追いかけるがニヤリとした笑顔の江間がそれを引き留めて。穂波は睨みたい気分だったが、確かに糸月に今は誰も近づいちゃダメかもしれない、けれど………一人だけ糸月の側に居てやれる人がいる、そう思い槇原に視線を送って。
_____どこかの空き教場。誰も居ないし見つかりにくいからここでいいかと思い、そこに入ると自分の教場と同じ位置の椅子に座って。少し前のめりになりながら先程の判定を告げられた時の自分を視線の先にリンクさせて。なんでB判定じゃなかったんだろう、何故C判定なんだ、そんな疑問を思い浮かべて。
そして俺は………………
泣いた。
思い切り、机がびしょ濡れになるくらいに。
こんな涙はいらないと思いつつ、どんどん溢れ出てくる涙を手で擦って拭いて。)
……
(自分のテストを眺めて、佐々木に頼んで判定をどう決めているのか大体計算する。佐々木でもB判定なのに可笑しいと言うのが少し感じた事で。凡ミスがあったとしても昨日ノートを見せ刑事法をすらすらと解いた相手が同じ範囲でミスを連発したとしても何度も恐らく確認しているからこそ驚いた声をあげていたのだろう。そしてやけに鼻で笑ったり穂波を引き留める江間のことも引っ掛かり素早く立ち上がると誰の静止も聞かずに歩き、一発で居場所を当てると、聞こえてくる泣き声を邪魔しないよう静かに入ると、相手の隣に座って)
……えっと、大丈夫?
(普段なら泣きそうにもない相手が泣くところを見ると、どうすれば一番相手が泣かなくなるか、と思っても今は浮かばず、少し黙ってからそう言ってハンカチを相手に渡して、心配そうな表情で優しく頭を撫でて)
……ヴ…………っ
…俺はっ…こんなヤツでも………警察官になれるって…
証明したかった……!!
その為に必死に運動勉強判断力思考力主体性全部努力した!!
嫌いな勉強だって普通になったし運動だってA判定貰えるくらいになった………
なんで……俺はなんで…………江間なんかに道塞がられなきゃいけねぇんだよ……。
〈気に食わないから?お前みたいな感情論で生きてる奴。〉
……江間。
(扉の音がして、どうせ穂波だろうと涙を引っ込めて顔を上げると槇原がそこにいて。隣に座られるのも頭を撫でるのも普段は驚いて恥ずかしいから拒否してしまうものの今は…今だけはずっとそうして欲しくて。一度引っ込めたはずの涙がもう一度零れ落ち酷い顔でハンカチを受け取ると目に当てながら嘆きの言葉を言って。
最後の部分だけ聞こえたのか騒々しい音を立てて扉を開けた江間を見て歯を食いしばりながら睨み。)
……よく言うよ、一番感情論で生きてるからそういうこと出来んだろ
(相手が努力しているのが分かるその悔しそうな言葉に頷きながらその気持ちもとても分かるため聞いていると、ムカつく彼奴がやってきた為、庇うように椅子から立ち上がって睨みつけて)
〈ソイツみたいな才能の塊みたいな奴ほど気に食わねぇ。
もちろんお前もだよ、槇原!
A判定すんなり貰えるとか気持ち悪ぃんだよ!!〉
…おい、今何つった?
〈は?〉
……何て言ッたか、聞いてンだよ
槇原が気持ち悪ィ?俺に向けてその言葉吐くのは勝手にしやがれ。ただ、槇原は気持ち悪くなんかねぇ。才能の塊でもねぇ、お前とは違って人一倍努力してるからな。お前に槇原の何がわかるんだ?
(江間が自分に対して吐く発言は目を瞑りそんなものかと思ったが、槇原を悪く言った瞬間バッ、と立ち上がり江間に近づきながら槇原をまるで守るような発言をして。最後はキッと睨み返して圧をかけると〈っ……〉と言葉にならないような悲鳴を出しながら青い顔をして。)
糸月、手は出しちゃダメだからね
それと江間さん…確かに糸月は才能の塊かもしれないけどお前は人がいないトレーニングルームで毎日トレーニングするの?自分用にわかりやすくするためにノートを作って勉強した?
それと…糸月のテストに何か細工でもした?
(自分を庇うように前に出て睨んでいるであろう糸月の肩を少し叩いてから言葉を放って。もちろん江間もしているかもしれないがこういう奴ほどしていないと思いつつ自分が感じた違和感について質問して)
……出さねーよ。
〈……!〉
「えーと、………連れてきました。」
『江間、話がある。来い。』
(確かに手が出そうになっていたのは事実で飼い主の様に自分を抑えられてしまいむす、となるが好意を持っているせいか嫌いにはなれず。扉の音がしたと思えば、穂波と教官の姿。江間は観念した様に教官と一緒に何処かに行き。)
「ちょっと悲しいニュース
と嬉しいニュース、どっち聞きたい?」
用件はよ"言えや「じゃ、じゃあちょっと悲しいニュース!
江間君と柊君は…退学処分っぽい。
で、でも嬉しいニュースね!!
晴也、B判定だよ。採点してた教官の採点ミスだったらしい!」
………っ…………それを速く言いやがれ…!
……なんだ、江間さんが細工でもしたのかと…
兎に角良かったね
(連れて行かれていく彼奴とそのお仲間退学だと聞いて下の辺りでガッツポーズをして。ただ、個人的に江間と柊が糸月のテストに細工でもしたのかと思っていたため(自分なら徹底的に潰すためならそうするから)少し残念そうな標準を見せてから、微笑んで糸月の頭を少し撫でてからすぐに離して)
っ、撫でんなや……
(コイツ多分自分が潰そうと思ったらその相手になんか不利になる様な細工とかするんだろうなぁ、と失礼な事を考えながら取り敢えずB判定を貰えて嬉しくて。撫でられると一瞬ビクッと驚くが照れてしまい目を逸らし。)
ごめん、なんかホッとして……
(目を逸らした糸月が恐らく慣れてなくて照れてるのだろうな…と思いながら手を離してから少しだけ安堵のため息を吐いて。ただもう少し冷静に考えれば糸月のところに行くのではなく、テストの採点の確認を自分もしてあげたりする方がよかったな…と心の中で反省をして)
取り敢えず、戻ろう
(そう言って先に戻ろうとして)
「そうだねー!今日の夕飯なんだろー?」
さぁ?俺は知らねェ。
「カレーとか?」
…それはありがてぇな。
(槇原について行くように穂波と糸月が歩き始め今日の夕飯の話をして。カレーが好きなのか糸月はまだメニューを知らないのにニヤニヤしながら穂波と話して。一件落着したせいかホッとして表情が緩んでいる糸月。)
カレー好きなんだ
…って表情ゆるゆるだね
(後ろから聞こえた夕食のメニューの話を聞き、振り返るといつもより表情が緩んでいるのを見て思わず少し笑いながらゆるゆるだと言うと、付け加えるようにカレーだといいねと言うと心の中でカレーくらいは作れるようにしようかな…と思いながらまた前を見て)
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