匿名さん 2022-07-29 15:54:00 |
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あっちゃー。
よりによってそこ……いや、言われてみれば妥当なんだろうけど、依頼人さんがちょっと哀れに思えるわ。
依頼人さーん、多分ゲーム機含めて駄目になる可能性出てきたんで、覚悟しておいて下さーい。
(部屋中を見て回っていれば、こちらも瘴気の出処…こちらを観察するようなどこかじっとりとしていて、例えるなら汗で体がベタついてイライラするみたいな感じの不快な感覚を持たせる視線がどこから出ているのか確認すれば、そこは依頼人さんの仕事場とも言える実況する為の一角の部分。ぬいぐるみにいたナニカはこの依頼人さんが一日の大半をゲームや編集と言った事でその一角で過ごす事が多いのを把握出来る位には知能が働くようになったのだと予想すれば、大半の実況者なら、仕事場とも命とも言える高い椅子やゲーム機、PCがおじゃんになるかもと言われれば、その被害総額と今回の依頼費をすぐさま脳内で考えて止める可能性が高い、そうすれば自分は調伏されなくて済み、この陰陽師がいなくなるという事は玄関が開き結界が解ける為、上手くいけばこのマンション自体を依代に出来て、もっと大きな力が使える、もっと自分の力が拡散出来ると考えたのだろうと予想し。依頼人には許可要請という名の決定事項を言うと、流石の依頼人も命とも収入源にもなっているその一角に手を出すのはを渋ったが、このまま自分が帰るとあんたのせいで周りにもっと酷い被害、最悪人が亡くなるかもなと脅しじみた事を言えば、流石の依頼人も自分のせいでそうなるのは寝覚めが悪いというもの、機械はまた買い直せるが人の命はそうもいかない。依頼人がわかったと承諾し、それを聞いて横目で確認すれば「んじゃ、パパっと祓って帰って寝ますか」とどこか軽い口調で言うことで依頼人を不安がらせないように緊張をほぐすような表情と口調でそんなことを言うと「信乃さん、守りは任せたからね」と信乃さんに向けて全幅の信頼が垣間見える笑みを向け。そうして調伏用の札を1枚、右手の人差し指と中指で挟んで持ち、調伏開始と一言言ってその札を口元へ運んで息がかかるような形にして「オン。アバラジャギニ…」と真言を唱え出せば、ナニカも当然抵抗をするもの。そのナニカは何としても調伏されたくないのか部屋にある物を晴明目掛けて凄い速さで投げつけるように動かしたり、天井にあるLEDランプのガラスカバーを割って真言を途絶えさせようと悪あがきじみた、でも守りが無ければ当たりどころによっては命の危機になりかねない物を動かしたり壊したりと大暴れして抵抗し)
晴坊やの思うままに。……ふふ、任されてよ。
(脅し混じりの確認に了承は、果たして依頼人にとって良き選択肢であったのかそれはこちらにとっては関係のないことであり関与するところでもなく、ただ依頼されたならば、という態度でいいものをそう割り切らない主のいわゆる若さのような態度と共に依頼人の許可を経てから命じられるそれに対して紅を引いた口許は自然と半円を描いて、命に従うのは当然と鉄扇の親骨を指先でなぞって応えて。本格的な調伏の気配にこの部屋に異変を起こしているモノは抵抗するためにか濃い瘴気は部屋の一角の中でも更に凝縮するように集まって固まっていき、今までは些か狙いも散発的だったものが明瞭になっていく様子に意識的に軽やかな響きに乗せた台詞は挑発的に、狙いを主にではなく自らへと集中させるようにと努めて。天井から落ちて来るものは日傘を広げて破片や物体そのものが当たるのを防ぎつつその間にも真言を唱える様を邪魔しようと飛んで来る物へそれそのものを相殺させるように片手だけで広げた状態の日傘を振るうと、こちらへ飛んで来たものは逆に吹っ飛ばされて目の前に鎮座していたパソコンの液晶モニターに当たってその画面は無残に割れ砕け。しかし同時にその「目」が潰されてしまったかのように若干、主を狙う軌道も少し曖昧になったことに防御行動を鉄扇に切り替えて、リーチのある日傘の先端で撮影機材やサブモニターを中心に先んじて潰していき)
お遊戯にもならないわねぇ。手足も目も、使い方がなっていないなんて。千々すら留められなくなるその前までに、わたくしはちゃんと教えてあげられるかしら?
(真言を唱えだした今、余計な言葉は話す事が出来ず、こちらに向けて飛んでくる物体や壊れる天井器具などを信乃さんが守ってくれれば、相手なら自分に傷1つ負わせる事無く守ってくれると信頼している為、安心して調伏だけに集中出来て。そうして信乃さんの言葉にイラついたのか、それとも目にあたる部分を逆に壊されたからか、どこかイラつき混じりの断末魔に聞こえるような、人によっては怒鳴り声にも聞こえるようなナニカの声が部屋中に響くも、それは見鬼の才――所謂、霊感が無い人間でなければ聞こえないそれを直に聞けば、流石の五月蝿さに表情を顰めては。依頼人は依頼人でパソコンのモニターがバリンと壊れれば、いくら許可を出したとは言え何も思わない訳が無く壊れたPCを見れば「あぁっ……。」とどこか悲壮感の満ちた声を出して膝をついて項垂れては流石にショックを隠しきれない様子で。
目が潰されたからか狙いがブレブレになり、そして信乃さんが守ってくれているという安心感からどもったり、噛んだりすること無く真言の最終段階まで唱え終わると「万魔調伏ッ!」と唱え終わると調伏用の札をナニカの核――つまりは中央に投げつければそれは引き寄せられるようにナニカの元へと飛んで行き、張り付くと【ギャアアアッ】とナニカの断末魔が聞こえ、それは依頼人にも聞こえたらしく腰を抜かすも「終わりましたよー。」と調伏が終わったと伝えれば、色々駄目になった物はあるがこれで怖い思いはせずに済むとわかれば、安堵したからか半泣き状態でお礼を言って土下座に近い体勢で頭を下げてくるも、先程の断末魔は依頼人に聞こえていた事からこのマンションの隣近所の人も聞こえていただろうから、きっと後日騒音による苦情がこの人宛に出るだろうなと予想しながら、お礼の言葉を受け取り、今回の怪異の強さの説明、調伏、結界を張った事による手間の説明をすれば依頼費として20万ですと仕事場の物である色んな物が壊れて買い直さなければならない依頼人に対して血も涙もない無いような金額の請求をすると、後日ここに振り込みをと言ってメモを渡せば、部屋に張った結界用の紙を剥がすと「お邪魔しましたー。」と言ってその家を後にし、スマホで時刻を確認すれば、時間というのは集中していたりすると早く過ぎるもので、スマホの画面には4時近くになる時間が映し出され「……今日も居眠り決定だな」と今から帰って寝てもせいぜい3~2時間しか寝れない事が確定し、授業中に寝ると学生として有るまじき言葉の決定を口にして、どこか気だるそうに家路を歩き)
今日もお疲れ様、ね。さぁさ、晴坊やは学校に遅刻とお寝坊さんをしないようにしないとね。
(勢いが弱った攻撃を捌くのは容易いこと、部屋や空間じゅうを不快に響かせる瘴気や怨嗟の声の中で響く調伏の令に一際耳障りな断末魔が部屋の中に煩く反響し、そしてそれも割れたガラスによって吹き曝しの状態になっていたために外からの夜風に紛れてかき消えてしまう頃には瘴気によって薄らと影や靄がかった空気も綺麗に消え去ってしまっていて。みるも無残としか言えない様相の部屋内で脅威が一切なくなったことを確認してから日傘を閉じて一振りするとその手にはもう日傘は無く、主が告げた依頼費としては命と比べたら安いものであろうがそれ以上に散々な状態となった商売道具である機材や住まいである部屋の状態、隣近所からの苦情の処理とトータル的にプラスかマイナスかどちらかと思えるのは依頼人次第なのでその辺りはもうこちらの手を離れて関わりないことであり、部屋の惨状とは正反対にこの部屋へ入って来た時と同じようにゆったりとした所作で土下座状態な依頼人へと一礼を送ってからそのまま部屋から、そしてマンションから出て行って。この夏の時期では朝陽が昇って来るのもあと少し、それまでどれだけ寝られるのか、そもそも学校には間に合うのか、ただそれは式としての責務ではないので何処か面白がるような響きで呟いて家路を辿り、そして暗くなっていた夜空は白んで明るくなってまるで夜中にあったことなど無かったかのように、もしくは誰も知らぬ出来事であったかのように何事もなく今日も今日とて「今日」という朝を迎えていき)
たまには夜にゆっくり寝たいわー。
くそぅ……事情を知らない先生には良くない評価は受けるし、かと言って依頼は舞い込んでくるからやらなきゃだし。
今日も最高睡眠時間3時間って超ショートスリーパーじゃなきゃやってらんないっての。
俺はアインシュタインか?
(季節は夏、当然日の出の時間も冬より早い為、空が白んでいる今だと、あと1時間位で太陽が顔を出すのは間違いないし、自分が寝不足状態で学校へ登校するのも確定事項。普通学生ならばバイトしたり、友人と遊ぶ事はあれどこんな命に関わりかねない仕事なんてしなければ、最早朝と言っても良い時間帯に家に帰って寝るという、補導常習犯の不良位しかしなさそう事をここ最近毎日こなしている事に文句じみた事を言い。こちらとしてはたまにはゆっくり夜寝たい気持ちがあるのに舞い込む依頼、寝たいがやらねば人の命が危ない事例ばかり故に自分の睡眠を削る以外に方法はなく、そんなの知らん、自業自得と割り切れる性格だったらどんなに良かった事か、だがそれも出来ないのが自分なので、文句を言いながら、あーあ…と言ったり、はぁ……と深いため息をつくことで言い表せないこのモヤモヤ感を吹き飛ばそうとして。
せめて今日の夜はと思うが、そう思うと舞い込むのが仕事であり、所謂フラグ回収というもの、きっと今日もあるのだろうなと思いながら、京都でも有名なあの一条大橋を渡って自宅である土御門の家に着けば「うし、到着。俺は寝る。すぐに寝る。信乃さん、おやすみね。時間になったら起こして……多分渋るから」と門の中へ入ればやっと着いたという気持ちとやっと寝れるという気持ちから欠伸をふわぁ…と1つすれば寝ると宣言し、今から寝るのだ睡眠時間なんてたかが知れているが、寝ないよりはマシ。だが自分は自分で言うのもなんだがここ最近の事もあってかかなり寝汚い、それ故に朝起こしに来るのを信乃さんにお願いすると、布団布団なんて言いながら家の中に入って自室へと戻り、宣言通りに敷いてあった布団に直行すればすぐさま眠りにつき)
あらあら、仕方ないわねぇ。それじゃ遠慮なく、お布団と仲良くしている晴坊やの邪魔をしましょうか。
(ただ仕事は仕事として、幾ら人命が掛かっていようとも世の中にはどうにもならぬ理がある以上は線引きしてもよかろうに今日もまた睡眠時間を削ってまで寄せられる助けに応えてしまう様は青いと思う者も居るかもしれないがそれもまた人であり、若さであり、と今は敢えて止める気もなく。そのまま家路に付いて主が布団に潜り込むのを見届けて、自分はもちろん式であるので睡眠も必要なくそのまま大変うららかな日差しが窓から差し込んで屋根上の雀が微笑ましく囀るその下で朝を迎えて。主の命令通りに、ちなみに普通に遅刻させる気も学校を体調不良でも依頼関係でもないのに休ませる気は主の命令に従うつもりであるので無く、そこそこ遠慮なく布団と主の仲睦まじい様相を引っぺがして別れさせて叩き起こすことにして。朝食は昼や夜と比べてレパートリーが限定されるために上手く食材の量数管理が出来ない自らでも比較的問題なく手伝えるもので、その他の朝の支度もほぼ決まったもので大した変化もなく。テレビが朝のニュースを流していく中で、ほぼ定型化したルーチンで今日も変わらず学校へと、もちろん学校にまで何もないのに付いていくようなことはしないために主一人を送り出すことにして)
眠い……マジで眠い……。
布団に逆戻りしたい…………。
(自分が頼んだ事とは言え、本当に容赦も遠慮も無く布団から引っペがして叩き起されれば、ショートスリーパーもびっくりな睡眠時間しか取れていない自分には朝の日差しが眩しく、ショボショボする目を擦ったり何度か瞬きをするもすぐに上まぶたと下まぶたがくっつきそうになるのを何とか耐えて、用意してくれていた朝食を食べ、歯磨きと顔を洗って制服に着替えると言った身支度を終わらせても体はまだ眠いよー、寝た方が良いよーと訴えている中、信乃さんが見送ってくれるのをちょっとだけ確認しつつ、そのまま背を向けて歩き。そして朝だと言うのに……と言うか朝だからなのだが、蝉達は元気に合唱中で太陽はジリジリと最早痛いとすら感じる位ご機嫌な様子で街中を照らしており、家から学校はそう遠くないとは言え、そんな中歩いていれば気温の高い夏だ、汗をかきながら学校へと着くと「マジで暑っつい!んでもってもって眠いのに寝れねぇ!」と教室の自分の席に座るや否やそんな事を言って、鞄からタオルを取り出すと、汗を拭うが拭いても拭いても出てくる汗にこうなったらと制汗作とスーッとする感覚がある無臭の全身用スプレーを項や脇、頭にした後に再度タオルで汗を拭き取り、水分補給もしっかりすれば、先程よりはだいぶマシでも汗をかいたことで体はベタついており、寝不足なのもあってマジ無いわーと言いながら机に突っ伏すと、こうなったら寝てやるとばかりに腕を枕に早々に寝ようとして)
(富松)
やぁやぁ、おはよう土御門クン!今日もいい天気だね、太陽がきらめいてボク達を照らしているよ!
(朝から清々しいとも言えるほどの青々とした空に浮かんだ太陽はいっそ眩しすぎるほどのぎらついて燦々とした日差しを天から降り注がせており、命短い蝉達は人間達のことなどお構いなしにその少ない寿命の中で生命を主張する中で学び舎の教室内では夏の暑さについてはもちろんのこと、夏休みの予定やアイドルや芸能人の話題と、いかにも高校生らしい話題があちこちに飛び交っており。そんな中で自席で早速寝てしまおうとするクラスメイトへと足取りも軽やかに、そして掛ける声も何処か芝居がかったように大仰な仕草とともに教室中に響き渡るような高らかな声音で挨拶を述べながら片手を胸にあててもう一方は窓の外に向けて。朝から通常よりもかなり大きな声量ではあるがクラスメイト達にはもはや慣れたもので、多少顔を顰められる程度ですぐに他のクラスメイト達との雑談に意識が戻っており、そんな中でスマートフォンを取り出すとその画面はネットニュースにそこそこ有名な実況配信者が突然の活動休止という見出しが書かれていて。ネットニュースのコメント欄には様々な憶測が書かれている様も見せながら、寝ようとしている様にも構わず話し掛けて)
それよりこれを見てくれ、興味深いと思わないかい?突然の活動休止、しかも配信ではなくてSNSのみでの知らせだなんて!
(/学校内でのクラスメイトを勝手に作って、かつ設定を下記PFにて勝手に生やしてしまいましたがいかがでしょうか?苦手であったり、希望がありましたら遠慮なく仰って下さい)
(富松 ケイ/とまつ けい)
男。クラスメイト。五十音順の出席番号だったのでちょうど後ろの席だった時からの知り合い。
身長180cm、細身でスタイルがよく、「似合うから」という理由で女子制服を着用。スカートの丈は長い。
父がフランス人のいわゆるハーフだが生まれた時から日本に住んでいるので日本語の方が上手い。
超ビビりの癖に怖い物や不思議な物に興味津々。見鬼の才はない。決して悪い人間ではなく、むしろ根っからの善良な人間なのだがデフォルトで声がデカい。演劇部。
…………寝ようとしてたんだけど、その辺わかってる?
んで?なんだって?
(昨日の睡眠時間の短さ故か早々にウトウトと夢と現の間を行ったり来たりと船を漕ぎ出した所で、クラスメイトの1人がやや芝居がかった仕草と口調で自分へと話しかけてくれば、本人に悪気は無いとわかっていても、せっかくあと少しで寝れそうだったのにと心の中で悪態をついてしまうのは仕方の無いもので、話しかけられた以上無視する訳にもいかず、腕枕から顔をあげて、少しワックスで固めた頭を撫で付ければ、流石に少しチクリとした嫌味を言うも、この人はいつもこんなだから仕方ないかと諦めれば、話しかけてきた人物に顔を向け。話しかけられた事で目が覚めてしまい先程までは気にならなかった蝉の1週間という短い一生を添い遂げるパートナーを見つける為の大合唱とギラギラ、もしくはジンジンと言う擬音が似合いそうな程熱を届けてくれる太陽とそれに比例して高くなる気温に煩わしさを再度覚えつつも、半分寝ていた為話を良く聞いて無かった為聞き直しつつも、相手の携帯に映し出された動画実況者の活動休止の内容、そして過去にアップしていた動画のサムネに映し出されている人物から昨日自分に依頼をしてきたあの人か、とすぐに理解し、活動休止に至った理由も自分が絡んでいる為わかる。だが、それは守秘義務に反するし、何より理由を述べたら述べたで何故知っているんだみたいな質問をされて七面倒臭い事になるのは分かりきっているため「へぇ……見たことないけど、結構有名なんだな。前にどんな動画上げたんだ?何か規約に反する様な内容だったとか?」と知らない人を装ってそれらしい内容の質問をすれば「富松は理由とか知ってたりするの?それかこうじゃないかみたいな」とたまに勘の鋭い人物はいる為、自分は何も分からないから相手が考えている考察を聞きたいと言う体でどこまで考えているのか知ろうと質問し)
(/ いえいえ!むしろ作成下さってありがとうございます!!
いや、本当に有難い限りです。クラスメイト作成なんてグループで行動している人とかで下手すれば結構な人数必要になる可能性があると思うのでこちらもそれらに絡める形で必要があればその都度作成させて頂きますね。
じゃないと釣り合わないというか…申し訳なくて…。
ちなみに晴明とは真逆な性格な所がとても素敵だと思いました(笑))
(富松)
何を言っているんだい、学生の本分は勉強だと言われているだろう?朝から寝ていては駄目じゃないか。
(外からはカーテン越しでも防ぎきれないほどにぎらついた眩しい日差しと暑さを届ける中で腕枕から上げた顔に在る目と目を合わせると嫌味めいた言葉にも一切気にする様子はなく、当たり前のように相手の学生以外の生業も連日それのために睡眠時間を削って依頼をこなしていることも知らないために心底から不思議そうに首を傾げて腰に両手をあてると至極まっとうな意見を述べて。相手に示したスマートフォン画面のネットニュースを見せながら一つ頷くと、そこそこ有名な実況配信者だったとはいえマメにチェックをしているという訳ではなく、ほとんどネットニュース内で言われている内容そのままだったりSNSで言われていることをその実況者がやっていたことと共にやっぱり常人よりもボリューム大きめな声で説明するものの当の実況配信者が活動休止する旨以外のことはほとんど明かさなかったために詳しいことは分からず仕舞いで。しかしそれがかえって様々な憶測やら噂やらが一人歩きしている状態で、ネットニュースのコメント欄やSNSでの考察には根も葉もない話から真実に近いことまで垂れ流されていて、それらを流し見して説明しながら少し浮き足立ったようにうんうんと何度も頷いて)
ボクも全て見ていた訳じゃないが、ホラー系ゲームの実況が主だったようだね。最後の配信は確か、リスナーのリクエストで実際にゲーム中であったのを試すっていうものだったらしいけれど、それの呪いだとか単にこの休止も話題作りなんじゃないかとか……いやぁ、何だか謎が謎を呼ぶって感じじゃないか。
(/お気になさらずに、大丈夫そうで安堵しております。クラスメイト関係はあと一人程度、女子キャラをとも考えておりますが必要そうになった時に、またという形で。ではまた本体引っ込みますね)
その前に人間の3大欲求の内の1つは睡眠だろ?
俺はその欲求を満たしてから学生の本分に務めるつもりだったんだよ。
(朝から寝てはと言う富松の至極真っ当、正論でしか無いそんな言葉に、こちとら命も危ぶまれる仕事が毎日のように舞い込んで来てそれをこなしてるから寝不足なんだよと言いたい気持ちをグッと堪えると、そんな内情をまるで思わせないいけしゃあしゃあとした口調と表情で人間の3大欲求を満たす為等と宣い。眠りから完全に目が覚めた事でこれまでどうやって寝ようとしていたのか不思議な位蝉はミンミン、ジージーと煩く、蝉も煩いがクラスの方も友達とどうやらこの実況者の話をしていて盛り上がっているチームや普通に騒がしいチームがあったりと結構煩く、煩い上に暑くて高温多湿な日本の夏だからか蒸し蒸しとした不快な感覚が戻ってきてしまえば、もう本気の眠気が来ない限り寝れないなと確信し。ため息をつきたくもなるが、とりあえずとその話題に出た実況者の過去動画のサムネなんかを見れば、確かに富松の言うようにホラーゲームの実況が主で、事前告知としてリクエストにあったひとりかくれんぼをしますと言う黒い背景に白い文字のみという動画があるのを見れば、だからあの依頼人は試したのかと納得がいき)
なるほどねぇ、にしてもホラーゲームか。
そういうのよく出来るよなぁ。
しかも、ひとりかくれんぼってあれだろ?ぬいぐるみだかに米ぶち込んで縫って……みたいな感じで手順が面倒なやつ。なんか降霊術だみたいな事言われてなかったか?
それで?肝心のその動画って上げられて無いのか?
(肝心のそのひとりかくれんぼをしている様子の動画が見つからず、数欲しさにしてもあの依頼人はやったのだ、怪奇現象がいつから起こったのか明確には聞いていない為謎だが、リクエストと銘打って事前予告までしているのだからその様をそのまま動画に上げる事は出来た筈。それなのに無いのは不思議に思い、問い掛けつつも、SNSのみでの休止発表は、十中八九昨日の調伏で仕事道具のPCは勿論部屋の窓がほぼ割れて通気性抜群なお部屋になったから動画投稿所じゃないんだろうなと容易に想像が出来。コメントに目を向ければ、やはり中にはそう言ったオカルト系に詳しい者がいてほぼ正解を叩き出している者がおり、自分の名前さえ出ていないが、そう言ったオカルト系に困った時の最後の砦って呼ばれている人物がいるらしいと言うコメントがあり、それに対してよく知らない人物は嘘くさw、だとか、ならその最後の砦さんはどこの誰だよwと言ったコメントで若干叩かれているようだが、このコメントの人は名前は知らなくても自分の存在がある事は知っているのかと僅かに目を細め、これからの仕事の時に気をつける必要があるかもなと心の中で思うと「っていうか、富松ってビビりじゃなかったか?」とふと思い出したようにそんな事を問いかけて)
(/ 本当にありがとうございます!更にもう1人考えて下さって居るとは…でしたらその女の子のお友達をこちらからも出させて頂きますね。
本当に有難い限りで、楽しくやり取りさせて頂いております。これからもよろしくお願いします。)
(富松)
学校は睡眠欲を満たす場ではないよ?……フフッ、やはり土御門クンも気になるかい?元の動画は削除されてしまっていたみたいだけど、それらしい動画はあるみたいで……うん?土御門クン、詳しいんだね。やっぱり興味があるんじゃないか!
(こちらの言葉にも目を瞬かせて何を言っているのかとばかりに堪えた様子はまったくなく訝しげな態度のままで、更に実況者の事について尋ねられると少し得意げに夏の日差しにやや長めのブロンドがきらめいてそれを掻き上げて、やや熱の籠もった口調のままに満面の笑みに変わり。どうやら何らかの要因で元の動画は削除されてしまっていて見られないが、それなのではないかという何処かからの転載動画はあちこちのサイトに拡散されているようでそれを説明しながらも、ふとスマートフォンに表示された画面にはひとりかくれんぼの文字はあるものの、その詳細までは書かれていない筈なのに何やら詳しい様子に言葉を止めて。目を丸くしてから興奮したように身を寄せて詰め寄ったのも束の間、これまで割合今更である指摘にもかかわらず今回も往生際悪く認めまいとするように露骨に顔を引き攣らせてぶんぶんと勢いよく首を横に振るもののその腰は明らかに引けていて、しかも声も引き攣っている所為により高く煩くなるばかりで。夏の暑さの所為ではない、冷や汗をだらだらと背中から顔から止め処なく流して視線も慌ただしく定まらなくなっていたところでちょうどチャイムが鳴り響き、教室の戸から教師が入って来ると慌てて自席に戻ってしまい、そして他のクラスメイト達も次々と自分の席へと戻っていって)
――え、い、いやいや何を言っているんだい?ボ、ボクがそんな、そんな訳ないだろう?ひ、人聞きの悪い事は言わないでくれたま、え……ああいけない、もう授業が始まってしまうね!
……言うほど詳しいか?
っていうか、嘘下手くそか。
(確かに自分の家は元を辿れば陰陽師の家系だ、そう言った現象や対処方、昔に居たとされる妖怪の種類に退治の方法、やりたくは無いが呪詛のかけ方、かけた際戻ってきた時の対処方法など常人では知り得ない情報と言うのは書物に纏められていたり、口伝で伝わっていて普通の人よりオカルト系の情報に強いというか詳しいという自負はある。だが、ひとりかくれんぼやコックリさんなんかはやり方がゲーム内で説明されていたり、ネットが普及した現代では、それが正しい知識かどうかは別として少し調べればやり方、やり終わった後の処理の仕方や分類なんかは書いてあるような時代だ、そんなに目を輝かせる事でも無いのでは無いかと言っていた時にチャイムが鳴り、自分がした問いかけから逃げるようにと言うか、ほぼ逃げの状態で誰が見ても嘘とわかるような…嘘をついている時の仕草と言われる目を泳がせて合わなくなった焦点に、どもり出した口調、引けた腰に極めつけはいくら暑いとは言え、先程以上にそれこそ滝のように流れ出した汗と役満としか言いようのない富松の様子にやっぱりビビりなんだなと思いながらも、チャイムが鳴った事で席に戻った富松を見送れば、**ーッとしながら先生の長い話を頬杖をつき外を眺めながら聞いており、明らかに先生の話は聞いていない様子を見せながら時間が過ぎるのを待ち)
まさかの文字化け……。
禁止用語があるのは知ってましたがこれもだったんですね…。
すみません、文字化けしている部分はボーっとして言う表現に変更致します。
(富松)
(チャイムが鳴って皆が席に座り、そこからホームルームを経て授業が始まるのは何処の学校も然程変わらずに、文字通り茹だるような暑さの中で全く変わらないという訳ではないがそれでも割合、大きく変わりのない学び舎の一日は当たり前のことではあるが何かおかしな、それこそ人智の越えた何やらが起こることもなく多少変わりはあれど問題なく過ぎていき。午前に午後、どちらの授業も終わって放課後を迎えた教室内は授業中とは打って変わって賑やかしく、委員会活動や部活動に向かう者達や学校帰りに流行りのスイーツ店やらに行こうとはしゃぐ者達、他にも勉強熱心に図書館や既に塾へ向かう者、あとはクラスメイト達との他愛の無いお喋りに花を咲かせたりとそれこそ千差万別で。その中で朝と同じく席に居る相手の許へ、そして声の大きさも大仰な仕草も朝とまったく変わらずにいささか芝居がかってはいるが素の様で声を掛け、もしかしたら前に言ったかもしれないし他から聞いたのかもしれないことを切り出そうとしたところで、ふっと部活動のことを思い出すと切り出し掛けた話もそのままに手をばっと上げて挨拶もそこそこに足取り軽やかに教室から出て行って)
やぁ、今日も何とも有意義な一日であったね!そうそう、土御門クンは知っているかい?この学校の七不思議で――おっといけない、部活に遅れてしまう!それじゃ、ボクはこれで失礼するよ!
(/文字化け……あるのですね……分かりました。補足ありがとうございます)
え、あっ……ちょ、おい!!
(退屈で眠気の誘う授業がようやく終わり、やっと帰宅時間となれば、朝話しかけて来た富松がまたもや芝居がかった仕草と口調で話しかけて来れば、この学校にまつわる七不思議についての話をしてきたなと思えば、部活がとか言って肝心の部分を言わずに教室から意気揚々と言った様子で出て言ってしまえば、今日その七不思議を見ようとしてる奴がいるのかと考えてしまうのも職業柄仕方ないもの。しかも時刻は授業が終わったのだから当然、空がオレンジ色に染まり、朝や昼間には五月蝿かった蝉達の合唱もやっと終曲した時間――所謂、逢魔が時と呼ばれるオカルト的存在とこの世界の境界線が混じり合い夜よりはマシでも何か起こってもおかしくはない時間。そうなると被害に会うのは間違いなくこの学校に通う誰かであり、その誰かは馬鹿な事にも恐らく七不思議全てを夜に見ようと学校に戻って来る筈。7という数字は本来なら良い意味を持つ数字なのだか、怪異なんかにも意味がある数字なのだ、有名な所で言えば、お皿を数え1枚足りないと言う話で有名なあの怪談話、あれもお皿を6枚まで数えて7枚目が無く、学校の七不思議も大概7つ目と言うのは誰も知らないというのが鉄板。他の学校の連中なら放置しても良かったが、流石に同校の者がそう言ったものに遭遇する確率が高いとわかっていて無視し、明日帰らぬ人になりましたと先生から説明をされるのは夢見が悪い。今日こそは依頼も無くてゆっくり寝れると思っていただけに深いため息を付けば、とりあえずどこの誰がそれを行おうとしていて何時にこの学校へ戻るのか聞いて準備をする必要がある。いつもなら自分から話しかけなんかしないが事が事だ、渋々だがまだ残っていたクラスメイト達に富松から聞いた話をして誰が何時にしようとしているのか、自分も興味があるから仲間に入れて欲しいんだよねと言う体で話しかけて情報収集を始ま、どこの誰で時間が分かったら即効帰って支度と信乃さんに伝達&時間まで寝る事を決めながら、一人一人クラスメイトに話しかけて)
(/ そうなんですよ。どんな言葉なのか詳しくは知らないのですが、暴言に当てはまるものが文字化け状態になるみたいでして……)
あらあら……晴坊やったら、今日はちょっと遅いと思ったら。
(時刻は夕暮れ時、今日は特に学校で遅くなるような用事があるとも聞いておらず、普段であったのなら依頼のこともあるのでそろそろ戻って来る頃合いであるはずなのにまだ帰宅していないことに、夜の方が圧倒的に多いもののこの時刻や昼間でもヒトならざるものは在るものであるが故に式としては主のことを確認するのが役目の一つで。学校に行っている間にもそれなりに緊急性のありそうな依頼を知らせることもあって時折学校へと赴くこともあって、学校までの道筋を違うこともなければ入る際も最早顔パス同然に学舎の中へ入り。その所為か一部の生徒達には祖母か家のお手伝いさんかと思われていそうなのはこちらには大して気にもならぬこと、注意してみると足音が全くしないのは感じられるものの姿自体は一般人にも等しく見えるようになった状態で式とその主独特の気配の辿っていくと程なくして主の姿を見付けて。ひとまず一見すると特に主の方に何かあったようは見受けられず、学校内の者達と話している姿に当たり前といえば当たり前なのであるが何とも高校生らしい姿にちょっと微笑まし気な笑みを知らずと零れつついくらか瞬きを繰り返した後に少しばかり小首を傾げてみせて)
お友達との用事だったのなら、わたくしはお邪魔だったかしら?
おあ?誰かと思ったら信乃さん。
違う違う、クラスメイトから聞いたんだけど、どうやらこの学校の奴で七不思議を体験しようとする人がいるみたいでさ。
どんな感じの七不思議があって、本当になるのかなーって気になったから誰が何時にやるか知ってる人居ないか聞いてんの。
(クラスメイトに片っ端から話しかけて情報収集を進めるも、そういう事は仲間内だけでやりたくなるものなのか、それとも夜に学校に忍び込む可能性が高いのでそれがバレたくないからなのかこれといって有益な情報が得られず困り果てた時に、後ろから聞き慣れた声を聞くと、おや?と思い後ろを振り返れば見慣れた老女の姿が有り、人の目には祖母がお手伝いさん位にしか見えないのだろうし、その人がいつもより帰りの遅い彼を心配して学校まで来た割と行動力があるおばあちゃん位にしか思われて無いのだろうなと思いつつ、スマホで信乃さんに連絡すれば良かったと今更ながらに思い当たったが、来てくれた事は有難いため、それっぽく話しながらもでも自分達の職種を考えるならそれが何を意味するのかわかる言い回しで軽い口調に、それっぽく見えるようハハッと少し笑いながら言うも、今のところ誰がいつやるのかわかって無いから困っていると肩を竦めては。ふと信乃さんが来たという事はいつもより帰りが遅いのは当然だが何時なんだろうと時計に目を向ければもうすぐ5時半位を示す時計にオレンジ色に染まっていた空が少しだけ紫色のグラデーションを見せる空になっており、夏なら日の入りは7時半頃で7時を過ぎてもまだまだ明るく、この時間なら当然昼のように明るい時間の筈なのだが、この学校で行われると人伝に聞いた七不思議の影響か、それとも逢魔が時になり境界線があやふやになっている影響かそこまでは謎だが、明らかに通常よりも日の入りする様が早く、それだからか人々も部活が終わって帰る者やこんな時間と時計も確認せずに勘違いをして帰って行く者が出てきて人が疎らになり、今残っている者は3学年合わせてもそこまで居ない位には学生達が何かに弾かれて、もしくは惹かれるように帰っていくのを窓から確認すれば、信乃さんに目配せをすると、今残っている中に七不思議をしようとしている人がいる可能性が高いと踏んで、再度残っている生徒達に聞き込みを開始し)
あらあら、七不思議だなんて、とってもお決まりというか「らしい」わねぇ。噂が真実に、なんて特に。
(もちろんスマホの使い方は熟知しているので連絡してもよかったものの、自身の姿は学校内では大した不信感を持たれないということを自覚しているのと連絡してから返事を待って、という悠長さよりも直接向かった方が早いということもあって連絡を取ることは今回せずに。何故いまだ補習でもなさそうなのに、割と補習の可能性は昼間寝ていることも多いようだからそれも有り得なくも無かったが今回はそれではなさそうな理由を察すると根も葉もないデタラメもそれが多く人々の耳目に触れ、伝えられていったのなら元が何であれ別の形となって姿を成し、現実に表出するなどよくあることで、仕事でもないのに関わろうとする主にまた些か微笑まし気な面持ちで小さく笑い声を立てて改めて周辺の様子を探ってみて。校舎内の窓から生徒達が続々と校門から外へ出て家路に着くのであろう様を眺めながら流石に職員室の辺りには授業後でも残っている業務の為に教師達が居るので全く無人という訳にはいかないものの、陽が傾き出して時刻も遅くなっていくと残っている生徒の数も少なくなっていき、暗がりの端々に害のないものらがちょこまかとする様に軽く鉄扇を振って適度に警告してやりつつ生徒達から聞けるのはそれこそ何処の学校にもありそうな七不思議の話ばかりで、その話をしている生徒達もわざわざ七不思議のことを聞いて来る主の様に不思議そうにしていて。取り敢えずその様を見守りつつ、よくある話の分類を考えてみて)
自然に「そうなる」ものは仕方ないけれど、気を付けるのは自分から何かして何かが起こるものかしら?でも今の所、あまり成果は芳しくないようね。
はぁー……駄目だなこりゃ。
内容じゃなくてどこの誰がやるのか知りたかったんだが、誰どころかいつやるのかもわからん。
(しばらく聞き込み調査をしていたが、普段あまり話しかけない自分が積極的にしかも内容がこの学校の噂話程度でしかない七不思議について聞いてくるため、聞かれた人皆が不思議そうしながら内容は話してくれるも、いつ誰がやるのかは知らない。やら、あんなの迷信だろ?と様々な回答が返って来たが肝心の情報は得られず。他のクラスの人にも聞き込みをしてみたが回答は皆同じ。そもそも七不思議の内容なんてどこも似たようなものばかりだからこちらはそんな内容求めて無いのにと少し苛立ち混じりに髪を?くと、このまま放置しても悪くは無いのだが、寝覚めは悪い。そうなるとせっかく依頼の無い日ではあるが救いの手を差し伸べてしまう自分の割り切れなさにちょっと腹が立つものの、割り切れないものは仕方ない。結構聞き込みをした後時計を確認すればあれから1時間過ぎた6時半を示す時計。そろそろ最終下校のチャイムが鳴り、先生たちが見回って残っている生徒に帰るように促す時間帯だ。だがこちらはまだここに用があり、生徒達に話を聞きたい。どうしようかと顎に手をやりしばらく考えれば、ふとこの学校にはオカルト研究部という少人数ではあるがオカルトを中心に研究したり手順を間違えてだが検証を行って本当に怪奇現象が起こるのか調査している部活があったのを思い出し、一縷の望みをかけてオカルト研究部が使っている部室へ行こうと信乃さんに声を掛けたあと教室を出れば、その部室へ向かって歩き出し)
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