とうけんらぶ 2022-07-28 14:18:06 |
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「おーい、君。こんなところで寝ていたら風邪ひくぜ。」
「…ふむ。返事がないからただの屍のようだな。」
「おいおい、そんなわけないだろう。じいさん、目ん玉どこに落としてきたんだ。───── ……とりあえず、連れて帰るか。主は不在だが、戻ってきたときに全員で駄々をこねれば飼ってもらえるかもしれないしな。」
「鶴や、捨て犬扱いはよくないのではないか?」
「さっき屍扱いしたやつがよく言うぜ…。」
…まっ、とりあえずじいさんは先に帰って、美人さんを拾ったと盛り上げておいてくれ。
(三日月宗近と遠征途中、本丸付近で見つけたのは堂々と道端で横たわる女子の姿。微かに聞こえる呼吸音と胸が上下している様子から、眠っていることが伺えるため生きている様子。こんなところで居眠りとは物凄く肝が据わっているのか、ただの間抜けか、どちらにしても放っておくわけにはいかず上から声をかけてみるも無反応で。隣にいるじいさんの相手はそこそこに、華奢に見える身体で軽々女子を持ち上げては三日月へと指示を仰ぎ「 あいわかった。 」と一度微笑んでから優雅に身を翻し帰路に就く彼の背中を見送って。)
……さあて、のんびり帰るとするか。
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