とくめい 2022-07-24 20:37:54 |
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大切な彼女をナンパしてるの許せなかったからね。彼氏だと思ってくれて助かったよ。( 彼女の言葉に頬緩ませつつ、当然だとばかりにさらりと答え。彼女の浴衣姿巻き付けるように眺めながら、ゆったりと歩いて屋台の方へも視線を向けて。自然と甘いものばかりに目を引かれているが、それは隠して彼女へと選択委ね )何食べたい?それか射的や金魚掬いする?
私も、みちさんがナンパされとったら助けられるように頑張ろっと…。( 立場を置き換えて想像してみたなら自分もきっと許せないと、んん、と低めの声を出す練習を咳払いするように試みて。ふいに尋ねられると、何が良いかと周りを見回しては甘い匂いに食欲を唆られた様子で近くの屋台を指差しつつ、食い気が勝ったことに恥ずかしそうにはにかみながら提案し ) そうやねえ……先に何か食べん?あま~い匂い嗅いでたらべびーかすてらが食べたなった…。
っふふ、ゆらはそのままでいいよ。( 己は短髪なのもあって男らしくしてみたが、きっと彼女にそれは似合わない。可愛らしい練習に笑み溢し、止めるように促し。視線を向けた先はベビーカステラの屋台。幸いそんなに人はおらず、すぐに買うことができそうで。頷いて提案を受け入れ、手を繋いだまま屋台のところまで向かい。購入してから、袋を開けるために一旦手を離し )わかる、美味しそうだしそれにしよっか……ありがと。
やっぱりお祭りといえばべびーかすてらやよねえ。( 制されると不思議そうに目を瞬かせつつも、そっかあと満更でもない笑みを浮かべて。無事購入し袋が開かれた途端に甘い香りが溢れ出せば待ちきれないといった様子でわくわく。ふいに言われたお礼の言葉にきょとんとしてはくすくすと笑みを零しながら小首を傾げ ) ん?なあにー、私なーんもしとらんよ?
やっぱりいいよね、甘くてふわふわで。はい、あーん。( まだ温かいそれに頬緩めつつ、開いた袋からひとつを摘まみ上げると彼女の口元へと差し出し。突っ込まれるとふいと目逸らしつつ、控えめにぼそりと呟き )いや……うん、私も食べたいなと思ってたから。
あーんっ……、んん、焼きたてやからあったかくて美味しい~…!じゃあみちさんも、あーんして?( 口許へと差し出されたべびーかすてらをぱくっと一口、優しい甘さや食感にふにゃりと頬を緩めて。正直に、でも控えめに本音漏らす彼女がとても可愛らしくてきゅんと胸高鳴れば、同じように袋から一つ摘みあげると口許へ差し出しながら )
あーん……うん、美味しい。けど、してもらうのはちょっと恥ずかしいかな。( 差し出されたベビーカステラをもぐもぐと食べ、表情緩めて頷き。しかし自分がされる側なのはあまり慣れておらず、照れたように小さく笑み溢し。もうひとつ、とカステラ摘まみ上げつつも、次はどうしようかと視線さ迷わせ )
ふふ、……ほんま、そういうとこも可愛くて好き。なにー、みちさんどうしたん?( 照れた様子の相手の姿に頬をゆるゆると緩ませながら正直に本心を零し。そういう姿を見られて嬉しいのか語尾に音符付けつつ、視線を彷徨わせる相手の顔を覗き込むように小首を傾げ )
もう、うるさい。甘いもの食べたことだし、しょっぱいものもいいかなと思って。ああ、でも射的もいいな。格好いいとこ見せたい。( 軽く怒ったように止めるも本意ではなく、照れ隠し程度で。悩んだ様子で彼女の顔と屋台とを交互に見比べつつ、自身の希望告げ )
射的っ?いいねえ、かっこいいとこ見たい!……、あのっ、私も一緒にやってみても構わんかな?やり方知らんけど…。( いつも誰かが楽しむのを遠目から見ているだけだった射的。瞳をきらきらと輝かせ、軽く握った両手を胸の前で合わせては好奇心を顕にして )
いいよ、一緒にやろう。こうやって教えてあげる。( もちろんだとばかりに頷いては、彼女の背後から腕を回して抱き締める形に。ふざけて耳元で囁くように話して。何事もなかったかのように手を引くと、目当ての屋台へ進み )
ちょっと忙しくて遅くなっちゃった…ごめんね?
~~っ、う、うんっ……ありがとおね…。( 人目も憚らん言動は女同士だからか周りから注目浴びることもないものの、自分だけはしっかり意識しておりぽわぽわと頬染めた顔を俯かせつつ、手を引かれながら歩き )
お疲れ様、ゆら。最近暑いし、無理はしないようにね。
……ドキドキしてくれた?( やや言葉の少ない彼女に気付くと、ぽつりと静かに問い掛け。やがて屋台に着くと、商品に向けて射的銃を構え )何がいい?
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