匿名さん 2022-07-23 21:07:18 |
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嫉妬…?峻くんは今の人生に満足してないの?
( 彼の意味深な言葉を気にかけながらも、何か悩んでいる事があるのなら相談に乗れることはないものかと遠回しに尋ねてみて。この後の事を聞かれると同じようにスマホ取り出せば時間を確認し、いつの間にか届いていた友人からの数件のメッセージに返信して鞄に納めると彼に視線を合わせ )
うーん、もう少し寄りたい所があるからぶらぶらしようかなって。峻くんはどうするの?
満足してないっていうか、兄貴が色々手に入れすぎてて羨ましいから。あの人が出来すぎて俺は何も期待されない、それだけ。
( 大きな問題があるわけではない。恵まれている方だとさえ思う。それでも充足感がないのは、きっとそれよりも恵まれている人が常に近くにいるから。やや不満気ながらも淡々と告げ。彼女をちらりと見つつ、ぼそりと答えて。言うはずのないことを言ったことでやや動揺気味で )
俺は行きたいところとかないし、帰るつもり。ただ、帰っても勉強するだけだし……もし絢さんが一人なら、付き合ってあげなくもない。
…期待されないってそんな事言っちゃだめだよ。峻くんが頑張ってる所はきっと分かってもらえてるはずだよ?
( 彼の本心なのだろうか。初めて見るその姿に何故か心がギュッと締め付けられるような感覚になり。咄嗟に手を伸ばすとまるで本当の弟かのように数回優しく頭を撫でてやり。その後テーブルの上の伝票手に取り席を立つとレジににて支払い済ませ。彼の言葉に申し訳なさそうな表情を浮かべながらもお店を後にして )
そっか、ありがとう。じゃあお言葉に甘えて付き合ってもらおうかな?て言っても服とか買うつもりだから峻くん退屈しちゃうかもだけど。もし嫌だったら帰っていいからね?
……まあ、別に苦労してるとかじゃないから。お姉さんは気にしなくていいよ。
( 撫でられる感覚に昔を思い出す。目を細めて受け入れ、安心させるように微笑みかけ。店を出ると、引き続きゆったりとしたテンポで歩き。彼女の意見を尊重するようにゆるりと首傾げて )
いいよ、大丈夫。無理して付き合うようなつもりもないし。どこ行きたいの?
ん、わかった。でももし悩んだりすることあったら話くらいは聞くからね?
( 彼の笑った表情に安心したのかこちらも微笑み返し。これから行く先を問われると、暫く並んで歩きとある有名なブランドショップの前に向かい店内へ )
このお店知ってる?一見高そうに見えるけどリーズナブルで結構気に入ってるの。買いたい服は大体決まってるからそんなに待たせることはないと思うんだけど…ちょっと試着してみてもいい?
( 辿り着いたのは服に疎い己でも知っている有名な彼る有名なブランドショップ。とはいえ実際に来たのは初めてで。彼女の言葉に頷いて快諾したかと思えば、余計な一言を付け加えてにっこりと笑い。自分のものを見る気はないのか、彼女が選ぶ様を見ながらついて歩き )
いいよ、待ってる。兄貴より先に見られるなんて楽しみだな。
んー…どっちにしようかな、この色も捨て難いし…。
( 前から目星を付けていた色違いのワンピースを手に取り、自分の体に当てながら鏡の前でひとり悩み。中々決まらないのかその2枚を持って試着室へと向かうとカーテンを閉めて。何回か着てみたもののやはり決まらず、普段のデートで毎回彼にアドバイスをもらっていたせいか、つい癖でカーテンを開けて声を掛け )
こっちとこっちどの色がいいと思う?
どっちも可愛いけど、俺はこっちの方が好きだな。
( 試着室に向かうのを見送り、近くの服を何の気なしに眺め。彼女から掛けられた声に視線そちらに向けると、ゆったりと歩み寄って片方を指差し。それからへらりと軽く笑いながら揶揄うように言葉重ねて )
なに、いつも兄貴に意見聞いてんの?
迷った時はいつも聞いてるんだ、私よりセンスいい時あるから。だからつい癖で峻くんに聞いちゃった…ごめんね?
( 指差されたワンピースをもう一度自分に当てながら、鏡越しに申し訳なさそうに顔の前で両手合わせ。彼の意見を素直に聞くと試着室を後にして他の服を見始め、ちらりと視線を合わせると笑顔を向けて )
峻くん選んでくれてありがとう。やっぱり兄弟だね、峻くんのセンスも全然有り!
別に、嫌じゃないから。
( 特に気分を害したわけではないと首を振り。素直に聞き入れてくれるのが嬉しくて、表情緩ませ。他の服見始める彼女を微笑ましく見守りながら、自分は大したことをしていないとばかりに淡々と答え。彼女に頼って貰えるのはなかなか悪くないと、どこか満足気で )
そこまで選んだのは絢さんでしょ。俺は二つから一つを選んだだけ。
それなら良かった…。
( ホッと胸撫で下ろし僅かに頬緩め。店内を何度か行き来しつつ服を見ていたがそれほど欲しいものは無く、先程選んでもらったワンピースを会計しようとレジに向かい。会計が終わると彼の元へ行き外に出て )
んー、まあそれはそうなんだけどね?あ~今日はいい買い物ができたから満足!買い物に付き合ってくれて本当ありがとう。
うん、俺も楽しかった。絢さんいなかったら帰るだけだったし。
( 外に出るとスマホで時間確認し。良い具合に時間も経過し、やりたいことも恐らく終わった。残念引き留められるほどの関係性も、話題もない。兄だったら簡単に誘えるだろうと考えて少々嫌な気持ちになるも、ぐっと堪えて彼女に向き直り )
他はなんかある?俺は帰らなきゃならないわけじゃないし、行きたいところあるなら付き合うけど。
他は…今日の所は大丈夫かな。逆に峻くんが行ってみたい場所とかあれば遠慮なく言って?
( 同じように時間を確認すればゆるりと首を横に振り。特に欲しかった服は手に入れる事ができたし、さすがに自分ばかりの用事で付き合わせるのは悪い気がし、何か見てみたい物があればと思い問いかけてみて )
行ってみたい場所、ね……そうだ、あそこはどう?できたばっかりだった気がする。
( 用事は済んでいるため、どこも必ずというわけではない。きょろきょろと辺り見回すと、視界に入ったのはペットショップ。チラシが入っていたことを思い出しては、そろりと指差して。苦手ならば仕方ないが、触れ合うのが必須なわけでもなければ特に問題ないだろうと考えて。唐突に出会ったばかりかのような質問投げ )
絢さんは犬派か猫派かどっち?
ペットショップか…動物好きだから行ってみたい!私は犬派かな。峻くんは?
( 元々動物は嫌いではなく、実家でも飼っていた事もあり嬉しそうに頷いて。問いかけられた質問には迷いなく即答し。店内に入ると、真っ先に目に入ってきた仔犬に吸い寄せられるようにショーケースの前でしゃがみ込み。小さくてまだ歩くのも覚束ない仔犬の姿に頬は緩みっぱなしで )
わ~…かわいい…。仔犬って見てると癒されるよね…。
俺も犬好きだよ。ふわふわした子とか、特に可愛いし。
( 頷いて答え、表情和らげて。店に入るなり彼女がまっすぐと向かった先、ケースの中にいたのはまだまだ小さな子犬。隣にしゃがむと驚かせない程度に眺め。手の動きに対してちょこちょこと歩く子犬の愛らしさに溜め息漏らし、彼女へと視線向けて。不意に思い付いたかのように微笑むと、あろうことか彼女の頭へと手を伸ばし )
うん、凄い可愛い。こうして撫でたくなる感じ。
その気持ち分かる気がする。…だけど、こういうのは彼女が出来たらしてあげてね?
( 彼の意見に同意するように何度か頷いていると、不意に横から伸びた手が頭に触れている事に気付き。自分がフリーならば素直に撫でられても問題はないが、彼氏持ちな訳で。彼を傷付けないようにそっとその手を掴むと穏やかな表情浮かべながらやんわりと断り。ゆっくりその場を立つと、少し離れた場所を指差し仔猫の元へ向かい )
あ、あっちに仔猫いるよ。猫も可愛いよね!
まあ、いいけど。
( 諦めるつもりはないが、彼女の拒否を無視して更に攻めるようなことはせずにあっさりと受け入れ。ついていくと今度は子猫たちがケース内で動き回っており、自然と目尻が下がって。ボールで遊ぶ様を見ながらこくりと頷き )
この子たちも可愛いね。
あの寝てる子も可愛い…。あ、抱っこさせてくれるみたいだよ!うわぁー…ちっちゃくて可愛すぎる…!
( 仔猫達の姿を愛おしそうに見つめていると、店員の1人が仔猫をショーケースから抱きかかえこちらに近付いてきて。少しの時間なら触れ合う事ができると聞き、落とさないようにそっと仔猫を優しく抱っこすればもぞもぞと動くその様子に完全に心奪われ。彼にも抱っこさせてあげようと声をかけ )
峻くんも抱っこしてみない?
( / 申し訳ございませんが、スランプにつきやり取りはここまでとさせてください。少しの間ではありましたが、色々とお話できて楽しかったです。)
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