絶対服従 〆

まぁそうだけど（相手の言葉に頷いてから「…仕事するの？」とずっとベッドに入れないと言っていたのを思い出して尋ねて）

紅茶でもお持ちしましょうか？(相手の言葉に、そう尋ねて、「他に欲しいものがあれば、持ってきますが…」と言い)

…お腹すいた（少し考えてからそう言い「何でもいいから食べたい」とお願いして）

そろそろ夕食の時間ですね(相手に食べ物を頼まれると、時間を確認してはそう言って、ベッドから出ては、「少し待っててください」と言い、部屋を出てキッチンへ向かって)

ん…（相手が部屋から出ると少しあくびをしてからベッドで眠ってしまって）

はい、ありがとうございます(キッチンに行けば、丁度完成しそうだと言われ、紅茶を淹れつつ待っていて、料理と紅茶が揃えば、おぼんに乗せて相手の部屋に運んで)

すー…ん…（相手が帰ってくるまでぐっすり眠りながら、部屋に向かってくる足音に少し目を覚ますと布団から顔を出して）

お待たせ…って、寝てらしたんですね(部屋に着くと扉を開けて中に入り、そう声をかけたが、相手の様子から寝てたと分かり、くすっと笑いつつ言い)

うん…（相手がクスッと笑うと少し微笑んで「持ってきてくれてありがとう」とお礼を言って）

いえ、食べましょう(相手の言葉に微笑んでは、食べようと言い、「紅茶も一緒に持ってきました」と伝えて)

ん…ありがとう（目をこすりながら起き上がって「早く食べよ」と言って椅子に座って）

出来たてなので、火傷しないように気をつけてくださいね(出来たての状態で受け取ったため、念の為伝えておき、自分も相手の隣に座り)

ふー…（何度も息を吹きかけて冷ましてから一口食べて「美味しいです」と笑みを見せて）

…ん、美味しいですね(相手の様子に微笑んでは、自分も食べ始め、美味しいと言い、食べ進めて)

ね、美味しい（相手に頷きながら食事を進めてから食べ終わると満足げにして）

じゃあ、お皿片付けてきますね(相手と話しつつ食べ進めていれば、食べ終わり、満足気な様子の相手を見ては、微笑みながら言い、手早く皿をおぼんに乗せては部屋を出ていき)

…ふぁ（少しだけ欠伸をしてからベッドに潜り直し「ゆっくりするのもいいなぁ」と呟いて）

あーはいはい、ありがとうございます(皿を片付けていれば、執事として働いてから良くしてもらっているメイドに、褒められついでに好きと言われるも、慣れているため笑いながら流していて)

…たまには僕から行ってあげようかな（いつも部屋で待っているため、たまには相手を迎えに行こうと思い部屋を抜けておそらくキッチンだろうと思い食堂へ向かって）

ま、あの2人の子供なんでね(そのメイドと話しつつ、片付けをしていれば、出世しただの完璧だのと言われては、自慢げに言っていて、終われば話を切りあげ、相手の部屋へ向かおうしていて)

…じー（キッチンの扉からこっそり相手が女性と楽しそうに話、自分より付き合いも長そうに見えてじっと見つめて）

あ、エリゼ様、来てくれたんですね(相手に気付くと、嬉しそうにしながら相手の元に行き、「部屋戻りましょう」と言い)

……うん（一瞬視線を逸らしてから相手の顔を見ずに頷き、相手に甘えるように腕に抱きついて）

あの人は俺が執事になる少し前から働いてるんだけど、基本ノリが軽くて、すぐ好きだの言ってくんの(相手の様子から、嫉妬してるなと思いつつ部屋へ向かい、先程のメイドについて話し、｢そんな歳変わんねぇのに、勝手に弟扱いしてくんだよ｣と言い)

…アランにだけ言うんじゃないの？（嫉妬してしまうとあまり余裕がなく、相手にだけなのではないかと思い拗ねて）

エリゼでも他の使用人たちでも好きって言うから、俺だけじゃねぇな(相手の言葉に、ふはっと笑ってはそう言い、｢つか、ああ見えて旦那持ちな上に、子供までいるしな｣と言い)

そう、なんだ（相手の言葉を聞いて少しだけ安心したのか表情が和らぎ「ま、心配させたアランが悪いからね！」と言ってそっぽを向いて）

結婚するから嫉妬しないって言ってたのに(相手の様子に、クスクスと笑いつつ言い)

嫉妬させる方が悪い（相手の言葉を聞いてそっぽを向くと相手が悪いと言って）

…これで許してくれない？(相手の様子を見ては、周りに誰もいないことを確認しては、相手の手首を掴んで壁ドンするとキスをしては、そう言ってみて)

ん…もっとしないと許さない（相手が手首を掴んで壁ドンをしてキスをしてくれると、なんとなくいつもよりドキドキしてしまいそう言って）

ここ廊下だけどいいの？誰かに見られるかもよ？(相手がもっとしろと言うと、ふっと笑って、いいのかと尋ねて)

…じゃあ部屋で、同じ感じでやって（相手の言葉に少し視線を周囲にやっってからそう言い「…だから離して」と手首を見て）

はぁい(くすくすと笑いながら返事をすれば、相手の手首を離してあげて、相手と共に部屋に戻り)

…ん（部屋に戻ると壁に背中を当て、手を挙げた方がいいのだろうかと思い少しあげながら相手を見て）

ご自分から壁ドンされに行くなんて、本当にえっちですね(相手の様子を見ては、くすくすと笑いながら言い、あえて手を相手の顔の横について)

別にそんなんじゃないし（相手の言葉に少し赤くなり、手が顔の横につくと少しだけ首を傾げながら相手を見て）

もしかして、手を掴まれたかったのですか？(相手の様子を見ては、なんとなく掴んだだけだったが、掴まれたいのかと尋ねて)

…まぁ（相手に身動きが取れないようにされたのはなんとなくいいと思ってしまっていたので照れてしまいながらもう頷いて）

ふふ、だと思ってました(相手の言葉に、楽しそうに笑って知ってたと言うも、あえてせずにいて、相手の目を見つめながらキスをしてみて)

ん…僕の命令が、聞けないの？（相手がしてくれないままキスをすると、キス自体は嬉しいがそう言ってみて）

…そんな命令知らないなぁ？(相手の様子を見ては、楽しげに笑いつつ言うと、何度も相手にキスをしていて)

は、んぅ…お願い、だから（相手がキスをすると少しだけ目に熱が篭ってきて相手のキスの合間にそう言って）

仕方ありませんね(相手の様子を見て、そう言っては相手の両手首を押さえつけては、キスを再開して)

ん、は…アランばっか、余裕でずるい（相手とキスをしながらそう言って舌を出し「もっと…」とおねだりして）

…はいはい(相手の様子から、限界が近そうだと思い、舌を絡ませて)

ん…んぅ、っ…（相手が舌を絡ませてくれるとそのまま自分でも絡めて）

…満足頂けました？(暫く舌を絡ませていたが、口を離すと、そう尋ねて、相手の頬をするりと撫でて)

ん…ま、まぁ…（キスをされると顔が赤く、目も蕩けたが流石にねだるのは…と思って黙って）

機嫌も直ったようでなによりです(求めたいのだろうと気付いているも、そう言っては、相手を離して)

う、うん（相手が離すと頷きながらその場でじっとしていたが恥ずかしくなってソファーに座って）

…ふふ(恥ずかしそうな相手が可愛らしく、つい笑を零しては、ベッドに寝転んで)

…うぅ（相手が笑っときっと分かっているんだろうなと思ってソファーに座っていたが相手の横に寝転んで）

このまま寝ちゃいます？(楽しそうに笑いながら、隣に寝転んだ相手に言い)

…寝る（相手に抱きついて顔を隠しながら頷き、目を瞑っていて）

ん、じゃあ寝よっか(相手を抱きしめ、頭を撫でながら言い)

…我慢して偉いでしょ（相手に撫でられるとうとうととしながらそう言って眠ってしまって）

はい、すごく偉いです(相手の頭を撫でてあげつつ言うと、眠りについて)

…んぅ…（いつもより深く眠りについており、時間になっても起きずに眠っていて）

んん…なに、うるさい…(相手を抱きしめつつ眠っていれば、時間も過ぎていて、執事が自分たちを起こしに来てくれて、起きるなり文句を言っていて)

…すー…（起こしに来た執事に気づかないほど熟睡をし、少しだけしてから離れてしまって）

ありがと…(執事に朝食を持ってくるから起きろと言われ、もそもそと起きれば、相手の体を揺すりつつ、｢えりぜ、おきてぇ…｣と寝惚けながら起こしていて)

んー（少し目を擦りながら目を覚ますと伸びをして「おはようございます…」と言って）

えりぜ、おきた…(相手が起きると、ふにゃりと笑いながら言い、相手を抱きしめながら、おはようと返すも、その温かさにまた寝そうになっていて)

起きて（相手にキスをしてあげてから起きるように言い「旦那様起きて」と言って）

んん…ちょっとだけねちゃった(起こされて起きると、寝るつもりは無かったが、思わず少しだけ寝てしまったと言い、執事が入ってきたかと思えば料理を並べてくれていて、終われば自分たちの方へ来て、｢やっと起きたか、2人揃って寝坊助だな。いつもよりちょっと遅いけど、ちゃんと食えよ｣と自分たちに伝えてくれて)

…アラン以外が入ってくるの初めて？（じっと様子を見てから小さく呟き不思議そうにして）

なんか、エリゼの部屋に他の執事がいるって変な感じするな(特別おかしい事ではないが、相手の部屋に自分以外の執事がいる事が違和感があり、そう呟いて)

ね…（そう言いながら用意された食事の方へ行き「アランじゃないと、なんか落ち着かなかった」と少し苦笑して）

…エリゼから見たら、俺もあんな感じに見えてんの？(立場上、いつもはする側な為、相手には自分はあんな風に見えているのだろうかと思い、尋ねつつ相手の隣に座り)

そうですね…初めはあんな感じでした（少し考えてから頷き「今は、執事っていうより一緒に住んでるって感覚に近いかも」と笑って）

えー、これでも一応エリゼ様専属執事なんですけどー？(相手の言葉に楽しそうに笑いながら言い、｢ま、旦那としては嬉しいけど｣と言い)

ふふ、じゃあちゃんと執事さんもしてくださいね（執事なのに旦那なんて面白いなと思いながらそう言って少しからかって）

頑張りますね(相手の言葉に微笑みながら言って)

うん（こくりと頷いてから少し考え「そういえば、元に戻ったかも」と効果が切れたかもと言って）

あ、そういえばそうですね(相手の言葉で、そういえばいつも通りだなと思い、そう言って、｢素直じゃないエリゼも可愛いですけど、普段通り素直なエリゼが1番ですね｣と言い)

えへへ、ちょっと性格も悪かったかも…（照れくさそうに笑いながら相手に抱きつき「ちょっと嘘もついちゃったの」と言って）

え、どんな嘘ですか？(全く気付かなかったなと思い、相手にどんな嘘をついたのか尋ねて)

…内緒！（今思うと相手に好意を寄せているメイドに悪いことをしたなと思い罪悪感があるため黙っておくことにして）

ずるいですよ(相手の言葉に少し不満そうに言い、「まぁいいですけど」と言い)

えへへ、いつかね（覚えていたら言おうと思いながらベッドから抜け出し、朝食の前に座って相手の横に座るようにと隣を叩いて）

はいはい(相手が叩くと、くすっと笑いつつ隣に座り)

一緒に食べよ（そう言って早速食べると美味しさに笑みを見せながら食べ「今日はなにする？」と首を傾げて）

何しましょうか？(相手と食べつつ、何をしようかと考えていて)

何かしてみたい悪戯魔法とかない？（たヴぇすすめながら本を手に取り、適当にページをめくってみて）

子供に女性、記憶喪失…色々したので、悩みますね(食べ進めながら、本を見ていて、どれにしようかと悩んで、「エリゼが見てみたいのとかは？」と尋ねてみて)

んー僕と同じやつとか？（性格が真逆になる相手が気になり「普段とどう変わるのかなぁって。執事の時以外はちょっと子どもっぽいし？」と少しからかって）

そ、そんな事ない…はず、です…(相手の言葉に、違うと否定するも、自信がなくなり、しりすぼみになっていて、「いいんですか？もしかしたら、悪戯しないかもですよ」と言い)

うーん、効果はきれるし楽しいかも？（少し考えてから1人くらいなら平気かなと思って笑って）

…じゃあそれしてみようかな(相手もいいと言っていたため、なら試してみようかなと言い)

えへへ、どんなのだろ。紳士的だったり、怖がりだったり…でも怖がりだったとしても僕のこと嫌いにならないでね（想像を膨らませながら、怖がりだったら警戒されそうで思わずそう言って）

自分勝手かもしれないですよ？(相手の言葉に苦笑しては、もしかすれば自分勝手かもと言い)

自分勝手かぁ、したいこと我慢しないと似てるのかな（少し思い出しながら面白い結果になりそうだなと思いながら食べ終わると伸びをして）

もしかしたらそうかもしれないですね(相手の言葉にふふっと笑いつつ言い、食べ終われば皿を纏め始めて)

じゃあ僕が作っておいてあげる（相手が返しに行く間にやっておこうと思いそう言いながら扉を開けて）

わかりました、すぐ向かいますね(相手の言葉に頷いては、食器を持てば部屋を出て、キッチンへ向かって)

手順はこんな感じかな（一度作ったのでそのまま難なく完成し、小瓶に入った薬を見ながら他に面白い悪戯がないか探して）

起こしてくれてありがとな(食器を返し、起こしてくれた執事と会うと、お礼を伝え、食べて頑張れと言われながらチョコを2粒貰い、お礼を伝えて別れ、1つを食べつつ地下室へ向かい)

…色々あるなぁ（本を読みながら面白そうだなと思ったページに折り目を折っていると足音が聞こえたので扉を開けて）

すみません、遅くなりました(相手が開けてくれると、そう声をかけて、「これ、朝起こしてくれた執事仲間から貰ったので、エリゼ様もどうぞ」と言いつつポケットからチョコを渡して)

わぁ、ありがとうございます（相手からチョコを受け取って微笑み「これ、薬できましたよ」と言って差し出して）

完成してたんですね(相手から薬を受け取っては、手伝えなかったなと思いつつ言い)

うん！すごい？（頷きながらそう尋ねてすごいか目を輝かせながら尋ねて）

はい、とても(相手の言葉に笑顔で頷き、｢では飲んでみますね｣と言い、飲んでみて)

…どう？（相手の様子をみながら「気分が悪くない？」と一応確認をして）

別に、お前に関係ないだろ(相手の言葉に、大丈夫と伝えようとしたが、なぜかいつもより荒く、素っ気なく言ってしまい)

！成功したみたいですね（相手の普段と違う様子から成功したと思い嬉しそうにしながら「僕の時と似てる気もしますけど、なんだか違いますね」とどう言う性格なのか言い表せず首を傾げて）

あっそ(ちゃんと返そうとするも、どうしても冷たくなり、心の中で謝り)

…アラン？（相手が冷たいと、薬のせいとわかっているので特に何も思わないがどう言う反応をするか気になって嘘泣きをしてみて）

！…泣くことねぇだろ(相手の様子を見て、内心焦りつつ、そう言って)

…僕のこと嫌い？（目を潤ませながら相手を上目遣いで見つめながら尋ねて）

嫌いならお前といねぇよ(相手の言葉に、考える間もなく言い、相手の手を取ると、｢ほら、用は済んだだろ。部屋戻んぞ｣と言い、歩き始め)

はぁい（相手に手を取られて歩きながら、少し素っ気ないけど自分のこと好きなままならいっかと思いながら少し楽しそうについて行って）

…！ったく、危ねぇな(相手と歩いていると、近くの部屋で作業していた小柄な執事が体勢を崩したのが見え、相手の手を離してそちらに行き支えてやり)

！…大丈夫ですか（相手が手を離して支える相手に一瞬驚きながら自分も近付いて執事に尋ね、怪我は無さそうだなと確認して）

頑張るのはいいけど、無理すんなよな(執事に注意するように言っては、｢じゃあ行くぞ｣と相手に言い)

うん（相手が先に歩くと少し小走りで追いつき相手の手を握って。いつもの相手でも危ない様子を見たらきっとああすると思いながら歩いて）

エリゼ、なんか飲むか？(相手の部屋に着くと、中に入りソファーに座らせては、相手にそう訪ねて)

んと…じゃあお願いします（少し考えてから頷き、執事の仕事をする時の相手は敬語が多いため珍しいなと思いながら見つめて）

わかった、ジュースでいいのか？(相手の言葉に頷き、相手の好きなりんごジュースでいいのか確認を取り)

うん、お願いします（こくりと頷き、相手が部屋を出ると相手の変化をノートに記して）

…好きだけど、お前のはいらねぇ(キッチンへ向かっていると、好意を寄せられているメイドに会い、お菓子をあげると言われるも、そう言ってはスタスタとキッチンに行き、りんごジュースを入れて相手の部屋に戻り)

普段より少し冷たいのと口調が素っ気ないですが、そこがなんだかカッコよく感じます…と（相手が戻ってきていると知らずに夢中でノートの記録をつけていて）

持ってきたぞ(相手の部屋に着くと、ノックしてから入り、そう声をかけては相手の元に行くと、カップを置いてあげ、相手のノートを見ては、｢何書いてたんだよ？｣と尋ね)

！な、内緒！（相手に見られたら少し恥ずかしいと思うそう言って隠し、普段の相手なら無理に見ないため大丈夫だと思いそのまま閉じて）

ふーん、隠すのか(相手の様子を見ては、素っ気なく言うも、少しトゲがある言い方になってしまい)

そ、そうじゃないけど…（少し迷ってから相手に見せ「なんだか普段より意地悪みたいに見えて、そこも好き」とも書かれているノートを見せて）

！…こんくらい俺の事思ってて当たり前だけどな(相手のノートを見ては、素っ気なく言いつつも、顔は赤く染っていて)

！僕が逆になった時と似てますね（どこかツンデレっぽいなと思っていたがやはり似ていると思い嬉しくなり「あ、飲み物もらいますね」と言って飲み進めて）

別に関係ねぇし(相手の言葉にツンとしながら言うも、内心喜んでいて)

えへへ（相手が自分と同じ感じだとわかると嬉しく思いながら飲み物を飲み「美味しいです」と言いながら相手にくっついて）

…あっそ、そりゃよかったな(相手に何もせず、顔を逸らしてしまいながら言い)

…じー（自分はよく照れたりでてたりしたが相手はどうなのだろうと気になってじっと見つめてみて）

！…なんだよ(相手に見つめられ、目が合うとすぐに逸らして言い)

…目合わせて、命令（相手が目を背けると命令だと言って少し笑って）

！…こんな時ばっか命令すんのかよ(相手の言葉に、渋々相手の方を見て)

えへへ（相手の言葉に少し微笑むと相手に抱きつき「ごめんね？」と首を傾げて）

別に、嫌とは言ってねぇし(相手が謝ると、そう言って、じーっと見つめていたが、恥ずかしくなり)

大好き？（相手をじっと見つめながら、分かっているものの尋ねてみて）

…それなりには(即答したかったが、なぜか声が出ず、恥ずかしさを滲ませつつ素っ気なく言い)

…それなり…？（相手の反応に少し目を潤ませて上目遣いで見つめてみて）

……っ、好きに決まってんだろ、ばか！(恥ずかしさから、声が荒くなり、顔を真っ赤にしていて)

えへへ、知ってた（相手の言葉に嬉しそうにし「アラン素直じゃないからなんだか意地悪しちゃった」と笑って）

そーゆーのマジいいから(相手の言葉に、顔を逸らしながら、意地悪するなと言っていて)

でも普段アランの方が意地悪だもん（相手の言葉を聞いてくすくすと笑い「じゃあお詫びになんでもお願い聞いてあげるから」と言って）

…別にそんなのねぇ(相手の言葉に、ないと言うも、心の中では何個も浮かぶお願いを言っていて)

ほんとかなぁ（相手の顔を見ながらじっと見つめ「ほんとのこと言ってくれたらしてあげるのに」と言ってみて）

…うっせぇな、ないって言ってんだろ(ぷいっと逸らしながら言い)

じゃあいいけど（相手が顔を逸らすと面白そうに笑いながら「アランお仕事ある？」と尋ねてみて）

？今してるけど？(相手の問いに、不思議そうに言い、「エリゼの世話が俺の仕事だし」と言い)

…じゃあ、お仕事抜きで僕に構って（相手の言葉にしてもそうかと思いながら抱きついてお願いしてみて）

はいはい(相手のお願いに、冷たく言いつつも、頭を撫でてやり)

えへへ…（相手の撫でられると嬉しく思いながら「アランがしてあげたいって思ったことしていいよ」と言ってみて）

してあげたい…(相手の言葉に、そう呟いては、じっと見つめた後、相手の額にキスをしてみて、「こういうことだろ？」と言い)

！うん、もっと他にないの？（相手がしてくれると嬉しそうにしてからキスをし「今のは僕にしたかったこと」と笑って）

…(あえて何もせず、ただじっと相手を見つめて)

？ねーえ（相手は何もしないと少し首を傾げて相手に呼びかけて）

…ない(相手から少し逸らすと、そう言い、メイドに呼ばれると、「行ってくる」と言い、部屋を出て手伝いに向かって)

…むぅ（相手がメイドに呼ばれると面白くない、モヤモヤすると思いながら仕方が無いので部屋の中で本を読んで）

…(仕事の手伝いだけをしていて、話しかけられても無視していたが、応えろと詰め寄られては、ため息をついて、「めんどくせぇから答えてねぇの。それに仕事のことじゃねぇんだからいいだろ」と言い返してい)

…いつもだったらキスするのにしないし…硬派っていうやつなのかな（あれだけ詰め寄ればいつもの相手なら甘やかしてくれるのにと思いながら部屋を出て相手を探しに行って）

言いたいなら言えばいい、知っての通り俺は子供からの付き合いだ、信用されんのはどっちだろうな(嘘をでっち上げて旦那様に進言すると言うメイドに、少し苛立ったように言い、「じゃあ、頼まれた分は終わったから戻るからな」と伝えてからメイドと別れ)

…ここどこ？（相手を探していると普段来ない場所に来てしまい、他の執事に助けを求めて）

…エリゼ？(相手の部屋に戻るも、姿のない事に不安に思い、急いで屋敷中を探し回っては、相手を見つけるも、隣にいた執事を誘拐しようとしているのではと誤解し、その執事を殴ってしまい)

！アランストップ！（相手が殴ると慌てて止めて「道が分からなくて聞いただけなの」と弁明して）

道、を…？(相手の声で止まり、誤解と分かれば、殴ってしまった執事を見ては、よく知っている先輩執事だった為、「す、すいません！エリゼいなくて、焦ってたんです！」と謝り)

僕が勝手に出たのが悪いから…ごめんなさい（相手と一緒に執事に謝り「罰なら僕は受けますし」と言って）

「いいですよ、謝らなくて。エリゼ様を守らないとって思っての行動だってことは、先輩として知ってますから」(相手からも謝罪され、執事は2人に大丈夫と伝えていて。自分は、「いくら焦ってるからって、手出したのは良くなかったです。反省します」と言い)

…ありがとうございます（相手をよく知ってくれてるのだと安心しながら、少し笑みを浮かべて）

「ほら、これでおあいこ、な？」(悪気がないとはいえ、手を上げたことを気にしていたが、執事にデコピンされて驚いたが、おあいこだと言われ、「先輩がそう言うなら…」と言い)

戻りましょ（相手の手を引いたものの、どこから戻ればいいか分からず逆の方向を向いて）

エリゼ、反対(相手が反対方向へ行こうとすると、そう言って、誘導するように歩いて、「わかんねぇなら行こうとすんな」と言い)

ごめんなさい…（知らない場所に来たから…と思いながら相手について歩いて）

会ったばっかん時に言っただろ、俺は覚えてんだ、こういう時くらい頼れっての(相手の手を引いて部屋へ向かいつつ言って、部屋に着き中に入るなり、安心からその場にしゃがみこみ、「マジでこの世の終わりかと思った…」と呟いて)

…だってどこか行っちゃってたから(目を逸らしながらそう言い、しゃがみこむ様子に少し申し訳なく思って謝って)

待ってりゃ戻ってくるってわかるだろ！(相手の言葉に、キツめの言い方で言ってしまい、声を殺して静かに泣いていて)

だ、だって…（相手のきつい言い方に、怒られてると思うと言葉が出ずにつられるように泣き始めて）

なんなんだよ…(泣きつつ、小声で呟きながら泣き続けていて。暫くして泣き止めば、「もう勝手にどっか行くなよな」と言い)

…うん…（相手の言葉に頷き「でも、アランがお仕事でどっかいっちゃうから…」と呟いて）

ちょっと手伝っただけで、すぐ戻った(相手の言葉に、そんなに長くかかってないと言い)

…わかってるけど…（相手に言い表せないモヤモヤした感情に口をつぐみ「もういいもんっ、待っておけばいいんでしょ」と言ってベッドの枕に顔を押し付けて）

はあ？何拗ねてんだよ…(相手の様子から、拗ねているとわかり、そう呟き、ため息をついて)

だって、もやもやしたんだもん…（相手の方に少し顔を向けてからモヤモヤしたと言ってから実際に拗ねているため図星だったのが恥ずかしくて顔をまた隠して）

…俺はお前しか興味ねぇんだから、靡くわけないだろ(相手の言葉に、少しため息をついては、そう言い、「女相手だとしても、女になったお前の方が魅力的だっての」と素っ気なくはあるも、相手が1番であることを伝えていて)

！…あ、う…えっと、ありがとう…（相手に褒められると、普段と違う口調や呼び方だからか余計にドキドキしてしまい、次は恥ずかしさから顔を隠して）

？…まだ拗ねてんのか？(相手が顔を隠すと、拗ねているのかと思いつつ言い、「機嫌直せって」と言いつつ頭をわしゃわしゃと撫でてやり)

…アランがかっこよくて好きだなって思っちゃっただけ（相手に頭を撫でられると少しだけ赤い顔を見せてからそう言ってからまた顔を隠して）

当たり前だろ(相手の赤い顔を見ては、照れてるだけとわかり、ふっと笑いつつ、当たり前と言い)

うぅ、ずるい（相手の言葉に頷きつつも、ずるいと言って抱きついて）

ずるくて悪かったな？(相手の言葉に、くくっと笑いながら揶揄うように言い)

むぅ…（相手の言葉に頷きながら擦り寄って「でも好きだからいいよっ」と言って）

…お前が俺を好きなのは当たり前だろ(相手の言葉にそう言っては、相手の髪を撫でてやり)

…なんか、さっきは僕が意地悪出来てたのにアランの方が余裕…（相手の反応に少し視線を逸らしながらも、撫でられると目を瞑って撫でを受けて）

んな事知るか(相手の言葉に、そっけなく言い、顔を少し逸らして)

…いつも僕に甘いから、ちょっとなれないね（相手にそっけない態度はかっこいいので好きだが、なんだか慣れないなと思って）

まぁすぐ戻るから気にしなくてもいいだろ(相手の言葉に、そう言って、頭をぽんぽんとしてやり)

そうですね（相手に頭を軽く叩かれると嬉しそうにしてから、先ほどしてもらえなかったので「…キスしてください」と言って）

…これでいいだろ？(相手に言われ、少し考えてから相手にキスをしては、そう言って)

えへへ、うん（嬉しそうにしてから相手にキスのお返しをしてから微笑んで）

！…お前もすんのかよ(相手からもされると、呆れたように言うも、嬉しさはあり)