絶対服従 〆

！ぁ…え、っと…(見たわけじゃないが、想像してしまい、言葉が出てこず、顔を真っ赤にして俯いていて)

…これ、鏡で見たけど多分僕可愛いと思うんです（そう言いながら相手の手を引いてソファーに座ってもらい、膝に座ると毛布をとって少し恥ずかしげに相手を見て「どう…？」と尋ねて）

っ！？…か、可愛い…(相手に膝を乗られ、逃げることも出来ず、ただ相手の着ているドレスを見ては顔を赤くしつつ、可愛いと言い、相手に触れようとする手を必死に押さえていて

えへへ、そうですよね（相手の言葉に嬉しそうにし、満足したのかまた鏡の前に行って確認したものの、手を出されなかったなと思ってしまいちらっと相手を見て「…でも、襲いたいくらいの魅力はなかった…？」と言って）

あーもうっ！必死に堪えてんのになんなんだよ！？(相手に魅力がないのかと言われると、照れや我慢の限界でか、なぜかキレてしまっていて、｢魅力ないどころか、魅力ありすぎなんだよ！可愛すぎんの！！｣とぶつけていて)

え、あ…うえっと、そなんだっ（相手の大きい声に驚いたが内容は自分を褒めており、思わず照れて相手に背を向けて）

だから着せたくなかったんだよ…！(自分が相手からその服を遠ざけようとしたのは、自分が我慢できないと思ったためであり、そう呟いて、｢エリゼのせいなんだから、責任取れよな｣と言い、相手をベッドに押し倒し、いつもより荒々しく襲い始めて)

あら、んっ…もっと、ほしい（いつもより荒々しく襲われ、いつもより早く頭が真っ白になってしまい相手を誘うように抱きついてねだって）

こんなんじゃ、すぐ出来ちまいそうだな(相手の様子を見て、ふはっと笑って言うと、再び襲って)

は…ふ…も、だめ…（相手に襲われ、もう体力もなくなって、これ以上は出来ない、気を失うと思いだめと言って）

一旦休憩しましょう、私も疲れました(相手の言葉に頷きつつ、隣に寝転んで、｢勢いのまましちゃいましたね｣と笑いながら言い)

うん…あんなにされると思わなかった…（相手が横になると、口元まで毛布を持っていって自分の格好を隠し、赤くなりながら「気に入った…？」と尋ねて）

…エリゼ様が着るものならなんでも(相手の言葉に、微笑みながら、相手が着るならどんなものでも気に入ると言い)

…じゃあ、この服夜寝る時の服にしちゃうよ？（相手の言葉に嬉しそうにしながら、少し揶揄うようにそう言ってキスをして）

それはダメです(相手の言葉に、顔を赤くしつつ、ダメと言い、｢これは処分しますからね！｣と言い)

…でも夜寝る時の服ないもん（相手の言葉に少しむすっとしてそう言ってから、また口元まで隠すと「それに、アランも…かっこよかったし」と言って）

う…ちゃんと隠してくださいね？(相手の言葉に、何も言えなくなり、隠すならいいと言い)

…じゃあ隠してない時は、誘ってるってわかりますね（相手の言葉に頷くと、そう言ってから少し布団を退かし「僕の誘い方も増えちゃいましたね」と言いながら上に乗って）

ちょっ…もう、なんですかぁ…(相手に乗られると、顔を赤くしつつ言い、相手から目を逸らして見ないようにしていて)

誘ってるんです（相手が目を逸らすと、そう言いながらも「でも喉乾いちゃった…お水飲みたいです」と言って）

…可愛い奥さんが乗ってるので動けませーん(相手が喉乾いたと言うと、わざとらしい口調で動けないと言い)

じゃあ退くから、お願いしても？（相手の言葉に少し笑いながらベッドに寝転び「持ってきてくれたら、ご褒美にもう一回…とか？」と言って）

エリゼ様がしたいだけでしょう？(ご褒美にという言葉に、くすくすと笑いつつ言い、起き上がり、｢では、持ってきますね｣と言い、部屋を出て)

…んん（少しのどが痛いなと思いながら、相手が帰ってくるのを待ちながら少しだけうとうととして）

？…！ありがとうございます(キッチンでコップに水を注ぎ、持っていこうとすれば、執事に口を開けるように言われ、首を傾げつつ開ければキャンディ入れられ、お礼を言えば嬉しそうにしつつキャンディを舐め、ご機嫌な様子で相手の部屋に向かい)

おかえりなさい…何食べてるの？（相手が帰ってくるとベッドから起き上がって相手の方に行ってお水の入ったコップをもらってから何か食べてるのかと思い尋ねて）

さっき、先輩がキャンディくれて…後でエリゼ様にもあげますね(相手にコップを渡しつつ、キャンディについて言い、べっとしして、キャンディを見せて、後であげると言い)

わぁ何味なの？（お水を飲み、相手も飲むかなと思って少し残してから相手が食べているのはどんな飴なのだろうと思って近付いて見てみて）

オレンジですよ(べーっとして飴を見せつつ、オレンジ味だと言い、｢もう飲まないんですか？｣と尋ねて)

うん、アランいるかなって思って。今は飴食べてるから飲めないかなと思って（相手に頷き、あとで飲んでねと言いながらオレンジ味だと言われてなるほどと頷いて）

じゃあエリゼ様にも分けてあげます(相手の言葉に、理解しては、分けてあげると言い、相手にキスをしては、そのままキャンディを相手の口の中に入れてあげて)

ん…はぁ、美味しいです（キスをされ、キャンディが口の中に入るとオレンジの味に少し笑みを見せながら「ありがと」とお礼を言って）

ふふ、交換ですね(嬉しそうな相手の様子に、ふふっと笑っては、水を飲んで、自分はキャンディを、相手は水を分け合ったため、交換だと言い)

だったら僕も口移ししたらよかった？ふふ（相手の言葉に頷いてから、同じようにした方がよかったかなと返しながら少し飴を噛んでみてから「残りいる？」と言って）

飴と水じゃ難しいと思いますよ？(相手の言葉に、ふふっと笑いつつ言い、水を飲み終わったコップを机に置き、｢エリゼ様が食べてもいいんですよ？｣と言い)

そう？いいなら貰うね（確かにと思いながら食べてもいいと言われるとそのまま飴を舐め続け、食べ終わると口を開けて「食べちゃった」と笑って）

ふふ、美味しかったならよかったです(相手の言葉に、ふふっと笑って言い、相手の開けた口に、なんとなく指を入れてみて)

ん…んぅ？（指を入れられると少し驚きながらも相手の腕を軽く握りながら指をそのまま受け入れてみて）

！なんか…これすごいやばい、かも…(相手が受け入れたことにも驚いたが、その様子に顔を赤くしつつ呟いて)

は…どぉ…？（相手に何度かされたことがあったためそう言いながら片方の手を自身の耳に添えさせてみて）

っ…えっちすぎです(相手の耳に手を添えさせられ、驚きつつ、そう言っては、耳と口の中を少し弄ってみて)

は、んぅ…んっ、ぁ（弄られると目が蕩け初めて、口内を指でいじられているため声が我慢出来ずにいて）

っ…(相手の表情や声を聞き、顔を赤くしては、すぐに手を離して)

ん…やめちゃうの…？（相手が手を離すと少し切なげな表情をしてから、やめてしまうのかと小さく首を傾げて）

だ、だって、これ以上するのは…(相手にやめるのかと言われ、顔を赤くしつつ言い、「さっきもいっぱいしたし…」と呟いて)

…だめ？（相手が顔を赤くすると、もっと見たい、もっとと思ってしまい相手に抱きつき「もっと」と言ってキスをして）

！…体、大丈夫ですか？(相手の様子に、顔を赤くしたまま、相手の身体を心配して)

僕は平気です…（そう言いながら相手をじっと見つめ「ね、食べて欲しいです」とおねだりして）

うぅ…わ、かりました…(平気と聞けば安堵したものの、強請られては、恥ずかしそうに頷いて、「では、失礼します」と言い、優しく相手を襲って)

んぅ、あらん…（相手にぎゅっと抱きつきながら、惚けた表情で「だいすき」と言って微笑んで）

私も好きですよ(相手を抱きしめたまま言っては、相手の下腹部を撫でては、「ぽっこりしてる」と幸せそうに言い)

ほんとだ…（言われて視線をお腹に向けると、赤くなりながら「ほんとにできちゃうね」と嬉しそうに言って）

おっさんも、祝ってくれるって言ってたし、出来ちゃえー(相手の言葉に、くすくすと笑いつつ言い、相手のお腹を撫で続けていて)

えへへ、たのしみ…（相手の言葉に嬉しそうに笑ってから、眠気が限界だったのか眠ってしまって）

おやすみ、エリゼ(相手が眠ってしまうと、おやすみと呟いて、相手の頬にキスをしてから眠りについて)

ん…（しばらくして目が覚め、相手も寝ているためぼーっと相手を見つめて）

えりぜ、うみたのしいね…(相手を抱きしめながら、気持ちよさそうに寝ていて、夢の中で相手と海で遊んでいるらしく、そんな寝言を言っていて)

…海で遊んだのは思い出したのかな（相手の寝言にそう呟きながら頬をつつき「起きてお寝坊さん」と言って）

んんー…(相手に起こされ、ゆっくり目を覚まし、寝ぼけつつ、相手にすり寄っていて)

ちゃんと起きてー（相手がすり寄ると寝ぼけているなぁと思いながら揺らして）

…？(ようやく目を覚ましたものの、寝ぼけていた間のことを覚えておらず、不思議そうにしつつ欠伸をしては、「おはようございます、エリゼ様」と言い)

おはようございます（相手が起きると少し微笑みながら頭を撫で「楽しい夢でも見れましたか」と言って）

！エリゼ様はエスパーですね(相手に夢について言われると、少し驚いて、「誰とかは忘れちゃいましたが、海で遊ぶ夢でした」と楽しそうに言い)

ふふ、多分僕でしょ？（相手の夢の内容をきっと自分だと言ってから「僕のこと忘れた日、海にいたし」と言って）

そう、かも…？(相手の言葉に、妙に納得がいき、そうかもと言い、「なんだか、すっごく楽しかったです」と言い)

それならよかった（楽しかったのならよかったと安堵しながら「ほら、起きて」と言ってベッドから起きるように言って）

はぁい(なんとなく起きるのが面倒だと思い、間延びした声で返事をしつつ起き上がり)

ん…いてて（少し伸びをすると体が痛くて、小さくそう言ってから「今日はお仕事ですかね」と呟いて）

大丈夫ですか？(相手の様子を見ては、心配していて、休むべきなのではと思っていて)

座るから大丈夫ですよ（相手の言葉に笑いながら大丈夫だといい「仕事頑張るの応援してください」と言って）

あまり無理なさらないでくださいね？(相手の言葉に、心配そうにしつつ、そう言って、「お仕事頑張ってください」と言い、額にキスをして)

うん、無理はしないよ（相手の言葉に無理はしないと言って微笑んで。額にキスをされると嬉しそうにしながらお返しして）

…失礼します(クローゼットから相手のドレスを手に取れば、そう言って、相手を着替えさせてあげ)

どうかな（ドレスを着せてもらうとくるりと回ってから嬉しそうにし「可愛い？」と言って）

もちろん、すごく可愛くて、美しいです(相手の言葉に、笑顔を浮かべながら、素直に言い)

いっぱい褒めてくれてありがとう…（相手が褒めてくれると少し照れて赤くなりながらお礼を言い「じゃあ、頑張ってきます」と言って部屋を出て）

いってらっしゃいませ(部屋を出ていく相手に、お辞儀しつつ見送り、自分も着替えると仕事を始めて)

ん…これで（仕事を進めながら、自身の様子を聞かれたり、子どもの話を少し旦那様としながら仕事をして）

少しずつですが、思い出してます(相手の部屋を掃除した後、廊下の掃除を他の執事らとしていれば、記憶について聞かれ、少しずつではあるが、思い出してると話していて)

では明日頃にいらっしゃるんですね（仕事がある程度片付くとどこからか鳥が部屋に入って手紙を旦那様に渡し、明日にでも来るとの連絡だと言われて相手にも教えようと思いながら部屋を出て）

ちょっと休憩ー(仕事もある程度終わり、休んでいいと言われ、自分の部屋に行き、ベッドに寝転び)

…ふぁ（少し疲れも出たのかベッドに横になり、眠りについて）

…あれ、今何時？！(いつの間にか眠ってしまっていて、目を覚ました頃には、空は夕方になっていて、慌てて飛び起き、時間を確認しては、急いで部屋を飛び出し、ジャケットを着たり、手袋をつけたりしながら相手の部屋に向かい)

ん…（相手が近くに来ても気づかずに深い眠りなのか、少し寝返りをうちながら眠って）

！寝てる…(相手の部屋に着くと、そろりと入り、寝ているのを見ては、そう呟いて、疲れてるのかもと思い、静かに部屋を出て、何か作ってあげたいと思い、すぐにキッチンへ向かい、シェフに頼んで作らせてもらい)

…えへ（いい夢をいているのか少し笑ったところで目が覚め、ゆっくり起き上がってから相手を探すようにきょろきょろとして）

…できた！(相手のためにと必死に作り、何度か軽く切ってしまったが、漸く完成し、見栄えは悪いが満足そうにして、早速2人分の料理を持って相手の部屋に向かい)

…おはよ（相手の足音が聞こえてドアまで行き、先に扉を開けてからそう挨拶をし「怪我…？」と首を傾げて）

あ、エリゼ様、見てください！アラン、エリゼ様のために作らせてもらいました！(相手を見ては、挨拶を返すより先に、見て欲しいという思いが強く、相手に作ったハンバーグを見せ)

わぁ、おいしそうですね（相手が見せてくれると微笑み、美味しそうだと言ってハンバーグに目を輝かせ「食べていいの？」と尋ねて）

もちろん、食べてください！(相手の言葉に、嬉しそうにしつつ、机に並べて、食べてと言い、ワクワクとしていて)

いただきます（そう言ってから一口食べると目を輝かせ「すごく美味しい！」と言って食べ勧めて）

！よかった…(相手の様子に、嬉しそうにしていて、自分も食べ始めては、成功していることに嬉しくなり)

アランはやっぱりお料理上手です（満足げに食べながら、料理上手だと言い「また作って欲しいです」とお願いして）

もちろん、また頑張ります！(相手の言葉に、嬉しそうに笑いながら、また作ると言い、食べ進めていき)

ご馳走様です（食べ終わってそう言ってから思い出し「そういえば明日ぐらいにお話ししてた魔法使いさんがくるそうですよ」と教えて）

！…ふふ、本当に俺たちの子を作っちゃうんですね(相手から魔法使いが来ると教えてもらえば、本当にできないと思っていた子供を作れるんだと実感してきて、自然と頬が緩み)

楽しみですね（相手の言葉に微笑むが少し不安はあるものの誤魔化し、楽しみだと言って）

はい！(相手が不安に感じている事に気づくことなく、笑顔で頷き、食べ終わった食器を持てば、「では、片付けて来ますね」と言い、部屋を出ていき)

…僕なんかがちゃんとできるかな（相手が部屋を出ていくと小さく呟き「だ、大丈夫だよね…」と言って）

え、もう知れ渡ってんのか(ご危険な様子でキッチンで食器の片付けをしていれば、シェフに相手と子供を作るのかと言われ、少し驚き、自分が父になるなんてとからかわれ、「いいだろ、俺は一応エリゼの旦那だし」と言い返し)

…（自分のお腹を少し見て、子どもがどうできるかを詳しく知らないこともあり自分がどうなるのかと不安で少し部屋をうろうろとして）

ただいま戻りました(片付けが終われば、相手の部屋に戻り、着けばそう言いつつ中に入り)

おかえりなさい（相手が帰ってくると相手の元に駆け寄り、抱きついて）

！…どうかなさいました？(相手が抱きついてくると、なんとなく感じたため、尋ねてみて)

…不安になっちゃった（相手に尋ねられて少し迷ったが素直にそう呟き、少しずつ不安の種を相手にこぼして）

…正直、俺も不安です(相手の不安の思いを聞けば、自分も不安だと言い、頭を撫でてあげて)

…そうなの？（意外だったこともあり、少し驚いたような表情を見せて）

そりゃあ、俺だって初めてのことだし…妊娠だとか出産とか、分からないことだらけですから(自分が一人っ子で、周りに赤ちゃんなどもいないことから、すべて手探りになるため、そう言っては、「何も分からないですが、頑張ってサポート致します」と言い)

…うん（相手の言葉に安心したような笑みを見せてから「でも、勉強はしましょうね」と言って）

はい、精一杯頑張ります！(相手の言葉に、笑顔で元気よく返事をして)

アランがそう言ってくれるなら、頑張ってみる（相手の言葉を聞いて頑張ってみると言ってから相手にキスをして）

はい、一緒に頑張りましょうね(相手の言葉に、微笑みながら言い、自分からもキスをして)

うん…（安心すると眠くなったのかうとうととし、相手に抱きつき「横なる」と甘えてみて）

眠くなっちゃいました？(相手の様子を見て、クスッと笑うとそう言って、相手を抱き上げてベッドへと連れていき)

安心したら眠くなっちゃった（相手に抱き上げてもらいながら頷くと、ベッドに降ろして貰う前に眠ってしまって）

おやすみなさい(相手が寝てしまうと、ゆっくりとベッドに下ろしては、隣に寝転び抱きしめていて)

ん…（相手と共に寝たからか、ぐっすり眠ってしまいまだゆっくり眠っておきたいと思ってまた目を瞑って）

おれ、えりぜ、まもる…(目を覚ますと、眠っている相手が見え、相手を抱きしめ、寝ぼけているためふわふわとした声で守ると言っていて)

ん…（相手に抱きしめられて少し目を覚まして寝ぼけた目で相手を見つめて）

…(相手を守るように抱きしめた状態で再び眠り、暫くすれば夢を見ているらしく、「俺、頑張ってエリゼの服作ったよ、褒めてぇ」と寝言を呟いていて)

ん…えらい（相手が褒めてくれると、嬉しそうに笑いながらえらいと褒めてから相手にキスをして）

ん…えへへぇ(キスをされると、甘い声を漏らしつつ、褒められて嬉しそうに、そして幸せそうに頬を緩ませていて)

起きてー？（相手が頬をゆるませると相手のほっぺをつつきながら起きるように言って）

んんー…(相手の起こす声や、頬をつつかれ、目を覚ましては、寝惚けてなのか、「おはよ、ござ…ました…」となぜか過去形になりつつ言い、目を擦っていて)

おはようございますです（相手の言葉にくすくすと笑いながら挨拶を返し「ちゃんと起きて」と言って）

…起きた(相手の言葉を理解できないまま、起きたと言いつつ、相手に甘えるように擦り寄っていて)

ほんと？（相手が甘えるように擦り寄ると頭を撫でてあげながら本当かと言って笑って）

ん、ほんと…(本当と言いながら、相手に擦り寄り、胸元に顔を埋めるようにして眠ってしまっていて)

アーラーン！（相手が顔を胸に埋めると顔を赤くして頬をつねり「えっち、起きて」と言って頬を膨らませて）

いたい…(既に夢の中へと落ちていたが、頬を抓られ、目を覚まし顔を上げて、「やけに柔らかいと思ったら、エリゼの胸か」と呟いて、欠伸をして)

くすぐったいんですから（相手の言葉に恥ずかしくなってくすぐったかったといって頬を膨らませてそっぽを向いて）

拗ねても可愛いエリゼお嬢様ぁー、寝惚けてたんです、許してくださぁい(相手がそっぽ向いてしまえば、許してと言い)

う…いいけど（相手の言葉にちょっと嬉しそうになってしまいながらも仕方ないと言いたげな表情をして言って）

ふふ、ありがとうございます(相手が許してくれると、嬉しそうに笑いつつ、抱きしめながら言い、頬にキスをして、「じゃあそろそろ起きましょうか」と言い、起き上がって)

うん（相手が起き上がると腕を伸ばし「執事さん起こして」と言って少し甘えてみて）

甘えん坊なお嬢様ですね(くすくすと笑いつつ言うと、相手を起こしてあげて、相手のドレスを手に取ると、相手の傍に戻り、着替えさせてあげて)

ふふ、ありがとう（相手の言葉に笑みを浮かべながらドレスを着せてもらうとお礼を言い「もう少ししたら、魔法使いさんが来るかもしれませんね」と言って）

そうですね、楽しみですか？(相手の様子に、微笑みながら言うと、髪を纏めてあげて)

…んー楽しみ、だけど僕ちゃんと戻れるかちょっと不安になっちゃった（相手の言葉に、今の生活も悪くないしとても心地いいが、ちゃんと男に戻れるだろうかと少し不安であると言って）

…どう、でしょう？(相手の言葉に、確かにと思い、どうなのかわからず、そう言っては、「魔法使いさんに確認してみましょう」と言い)

…こっちのままがいい？（相手の記憶が完全に戻ってるわけではない今、女の子である方が相手にとってはいいのだろうかと尋ねて）

女の子のエリゼも、すっげぇ可愛いけど、男の子のエリゼもすっげぇ可愛くて、でも時々かっこいいから、欲張りかもだけどどっちでもいい(相手の質問に、考える素振りもなく微笑めば、どちらの姿の相手であっても好きだからこそ、どちらでもいいのだと伝えて)

そ、そうなんだ…（相手の言葉に赤くなってから、言っていいのか分からず少し迷ってから「あの、今僕が男の子に戻りたいって言ったらどうする…？」と恐る恐る尋ねて）

…本当に戻りたいのであれば、尊重しますよ(相手の言葉に、もしかすれば本心だろうと思いつつ、相手が戻りたいなら戻すと伝え、「でも、そうなったら魔法使いの方に謝らないとですね」と言い)

それはそうですよね…遠方からですから（相手の言葉に頷いてから「…ちゃんと決心できたら、赤ちゃん、頑張る…でもいい？」と相手に言って）

もちろん、負担かかるのはエリゼの身体だし、エリゼのタイミングに合わせるから(相手の言葉に頷いて、相手のタイミングに合わせると伝えて、「じゃあ、旦那様に急いで報告してきますね」と言い、急ぎ気味に旦那様の部屋に向かって)

…よかったぁ（相手の言葉にほっとしたようにソファーに座り、少し申し訳ないと思いながらも相手を待って）

…失礼します(旦那様の部屋に着くとノックをしてから中に入り、簡潔に事情を説明してから、子供の件はまた後日になったことを報告していて)

まぁ…エリゼの気持ちも分かるし今なら大丈夫だろうから伝えておこう（相手の言葉を聞くと早速手紙を書き「必要になったら来てくれるだろう」と言って）

！ほんとですか、ありがとうございます(まだ間に合うと聞けば、よかったと安心して、嬉しそうにお礼を伝えては、「じゃあ、解毒薬作らなきゃなので、失礼します！」と言うと、足早に地下室へ向かい、早速本を見つつ作り始めて)

…アラン遅いなぁ（相手の帰りが遅いため、もしかして解毒剤を作ってくれてるのだろうかと思って相手がいる地下室に行って）

これをして、混ぜたら最後にこれをして…出来た！(真剣な表情でぶつぶつと言いながら解毒薬を作っていて、完成すれば嬉しそうにしつつ、小瓶に注いで)

アラン（ちょうど小瓶の入れている時に地下室の扉を開けて相手に近づき「あ、解毒剤？」と言って）

あ、エリゼ様！(相手を見ては、嬉しそうにして、「ちょうど完成したんです！…あ、旦那様に伝えたら、了承貰えて、まだ間に合うそうです」と小瓶に入れた解毒薬を相手に見せていたが、ハッとしたように報告していて)

ほんろ？よかったぁ（相手の言葉に嬉しそうに微笑んでから「解毒剤もありがとう」とお礼を言うと相手にキスをして）

どういたしまして(相手にキスをされ、喜んでもらえたことが嬉しく、ふにゃりと笑いつつ、「飲んでみてください」と伝えて)

うん、じゃあ…（相手に言われて解毒剤を飲めば、元に戻り「わ、ドレスが…」と言って体を隠そうとして）

あ、すみません、すっかり忘れておりました(相手の姿が戻ると、安堵していたが、服のことを忘れており、そう言っては、相手を抱き上げ、「少し掴まっててください、走りますので」と伝えてから走り始め)

うん…（相手に抱き上げられて走ると「えへへ、女の子の時よりアランと少しだけ近い」と嬉しそうに笑って）

！そんな事言うと、食べちゃいますよ？(相手の言葉に、冗談で言いつつ、部屋に着くと下ろしてあげて、服を持ってきてあげ、「1人で着替えますか？」と尋ねて)

アランに来せて欲しいかも（相手の言葉に赤くなったが部屋に着くとそう言って「それか…えっと、ほんとに食べたいならいいよ…？」と言ってみて）

！…旦那様を煽らないでくださぁい(相手の言葉に驚いた様子を見せては、誤魔化すように言いつつ相手に着替えさせてあげていて)

別に煽ってないもん（相手の言葉に恥ずかしくなって煽ってないと否定すると、服を着せてもらうと「ありがとう」と言って頬にキスをして）

どうだか…(相手の言葉に、揶揄うように言い、ドレスをクローゼットに片付けて)

じゃあこれで、煽ってたって言ったらどうするの？（相手がしていることを眺めながら、事実だったらどうするのかと尋ねて）

そうですね…こうします(相手の言葉に少し考えては、相手を壁ドンしては、そのまま相手の足の間にも自分の足を入れ込み、こうすると言い)

こ、これかっこいいけど恥ずかしい…（壁ドンだけで恥ずかしいが、逃げれないような足にも驚き、身長のせいか少し浮きそうになるため恥ずかしいと言って）

ふふ、本当に可愛いですね(相手の様子に、くすくすと笑いつつ言っては、相手から離れて)

…煽ってた…かも（相手が離れると、可愛いと言われたのも嬉しかったからか素直に言えないが煽ったと言ってから相手をちらっと見て）

…えっち(相手が煽ったと言うと、ニヤニヤと笑って言い)

うぅ…だってさっきのかっこいいんだもん（相手の言葉に真っ赤になりながら、かっこよかったからだと言って）

ふふ、エリゼは壁ドンされるの好きだもんな？(楽しそうに笑いながら言い、さりげなく相手を扉に壁ドンしては、そのまま相手の足の間に足を差し込み)

う、うん…かっこいいもん（相手が壁ドンと、足を差し込んでくると少し赤くなりながらかっこいいと言って相手の首に腕を回して）

どうして差し上げましょうか(相手の頬を撫でつつ、悪戯に笑って言い)

アランの…すきに（相手が頬を撫でて笑うだけでドキドキしてしまい、少し視線を逸らしながら赤くなって）

エリゼは男の子でも女の子でも、えっちな子だな(相手の様子を見ては、ふっと笑って言うと、焦らすようにゆっくりと襲って)

はず…かしい（相手に襲われて、男の子でも女の子でもえっちなんて言われると恥ずかしさが出て顔を両手で隠して）

ふふ、純粋でえっちなエリゼ様が大好きです(相手が顔を隠すと、愛おしげに見つつ言い、相手の髪にキスをしては、抱き上げて)

むじゅん…してない？（相手が抱き上げると、まだぼぉっとしてしまいながら首を傾げて、自分が純粋なのかと疑問に思って）

なんでも素直に鵜呑みにするエリゼ様は純粋です(相手に尋ねられると、純粋だと伝えて、ベッドに連れていき)

そうなの…？（相手の言葉に自覚がないためそうなんだ、と思いながらベッドに降ろしてもらうと少し照れて顔を背けながら「…もっかい？」と尋ねて）

しませんよ？(相手の様子を見ては、しないと言い、ベッドに座って)

ん、そっか（しないと言われて頷いてから横を向き「僕ばっかお願いしてるみたいで恥ずかしい」と言って）

まぁ、実際エリゼ様からが多いですからね(相手の言葉に、楽しそうに笑いつつ言うと、相手の髪を撫でて)

…我慢するもん（相手が髪を撫でると嬉しそうにしながらも、自分からが多いと言われるとそう宣言して）

じゃあ、どっちが先にしたくなるか、勝負します？(相手の宣言を聞けば、くすっと笑い、勝負を持ち掛けてみて)

う、うんいいよ？（相手が持ちかけた勝負に少し目を輝かせてやってみたいと言って）

ふふ、じゃあ勝負です(楽しそうに笑って言うと、立ち上がり、「軽食作ろうと思ってるんだけど、エリゼもいる？」と尋ねて)

うん、欲しいです（相手の言葉に頷き「アランが作ってくれる朝食楽しみです」と言って嬉しそうにして）

ふふ、楽しみにしててください(相手の言葉に嬉しそうにしつつ言うと部屋を出てキッチンに行き、作り始めて)

勝ったら何かしてもらおっかなぁ（相手が出ていくと、勝負だったので何かしてもらおうと考えて）

失礼だな、変なもん入れないっての！(1口サイズのハンバーガーを何個か作っていれば、悪戯に変な物を混ぜるなよと釘を刺されるも、むっとしつつしないと言い返していて、完成すればそれを持って相手の部屋に向かって)

そういえば記憶は完全に戻ったのかな（ふと相手がいつも通りすぎて忘れかけたが、記憶はどうなったのか聴かないとと思い出して）

お待たせしました！(相手の部屋に着くと、そう言いつつ入り、机に置いて)

あ、おかえりなさい（相手のそばに近付き、ご飯に目を輝かせてから「そういえば記憶はどう？」と切り出してみて）

多分、全部思い出したかと…(相手の質問に、思い出せない記憶が無いため、多分全て思い出したと言い)

よかった…（相手の言葉にホッとしながら、ずっと立たせてしまったのでソファーまで手を引いて一緒に座り「じゃあ食べましょう」と言って）

そうですね、食べましょう(相手の言葉に頷き、相手の隣に座れば、｢食べやすいように1口サイズで作ってみたんですけど、どうですか？｣と尋ね)

とても食べやすいです（相手に尋ねられて早速食べてみて。食べやすさに目を輝かせながら相手に一つ差し出して）

…ん、美味しいですね(相手の言葉に、安堵して、差し出されると、嬉しそうにしつつ食べ、そう言って)