絶対服従 〆
匿名さん 2022-07-22 20:33:46 |
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え、う…え、エリゼです…（相手の言葉にショックを受けたような表情を見せながらなんとなくわかって相手に自分について話して）
旦那様のご友人…にしては年が違いますよね(相手から名前を聞くと、すんなりと受け入れるも、関係がわからず首を捻っていて、｢とにかく、この別荘にいるということは、旦那様の関係者なのですね？｣と言い)
旦那様の、跡継ぎとして引き取られたんです（相手に嘘を言うのもと思い事実を言い「アランは僕の執事です」と言って恋人であることは伏せて）
多分…これ食べたせいです。急に知らない僕と別荘にいるなんて変だと思いませんか…？（相手が不思議そうにすると、憶測だが考えを述べて）
…知らない人と、というより、別荘に知らない人がいるという感じですね(相手が指したマフィンを手にとると、齧られた形跡があり、匂いを確認しつつ言い)
知らない…そう、ですよね…（自分が消えているのだと言うことがわかりショックが隠しきれず「その…ちょっとお部屋に行ってきます」と言って自分の荷物を他の部屋に移動させて別の部屋にしておいてあげようと考え部屋に行って）
…旦那様に連絡しておくか(部屋へ行ってしまう相手を見送っては、どうしたものかと考えたが、旦那様に連絡しておこうと思い、電話をして)
…うぅ…（荷物を他の部屋に運んでから、相手が旦那様と何か電話しているのを確認してもう一度部屋に戻ると、最初に会った時から唯一信じてた相手に忘れられた悲しさで泣いてしまって）
…はい、彼だけが本当にわからないくて…かしこまりました(旦那様に事情を伝えて、相手のことだけがわからないと言えば、明日帰るようにと言われ、そう返事をしては電話を終え、相手のいる部屋に行き、ノックをして、｢旦那様には、明日帰るようにと言っていたのですが、エリゼ様はどうなさいますか？｣と尋ねて)
…帰ります…（出来るだけ泣いてるのを悟られないように扉越しでそう返事すると「ご飯とか適当に作って食べてください、僕はいらないので」と言ってベッドに丸まって）
んぅ…（まだ朝にはなっていない頃合いに目が覚めて、こっそり相手の部屋に行くがおらずリビングにいるのを確認するとそっと近寄って床に枕を置いて寝はじめて）
ん…(そうして朝になれば目を覚ますと、起き上がったが、相手が床で寝ているのを見て、寝ぼけた状態で、｢えりぜ、おきて…｣と起こそうとしていて)
…ふぁ…（相手に起こされると少し伸びをしてから、夢だったのかなと思ってしまいいつも通り「おはようございます」と微笑んで）
おはようございます(相手の微笑みを見ては、少し頬を赤くし、ふいっと逸らして挨拶をして、｢なぜ床で寝てらしたのです？部屋におられたでしょう｣と不思議そうに尋ねて)
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