匿名さん 2022-07-22 20:33:46 |
通報 |
うるせぇな、行かねぇっつってんだろ(ほかの執事であれば夢のような甘い話に、苛立ってつい口調が戻っていて、「俺はエリゼとおっさんにしか仕えねぇ」と言うと、言い返されると思っていなかったのか、貴族たちは離れていき、相手を探し)
離してください!(少し大きい声でそういうと、ほかの貴族の人に助けてもらい、頭を下げて相手がいた場所に戻ろうとして)
エリゼ様!(相手の声が聞こえ、そちらに行けば相手を抱き締め、「大声を出しておられましたが、大丈夫でしたか?」と言い)
う、うん…なんか、知らない人に話しかけられたけど助けてもらった(やっぱり大きい声って効くんだなと思いながら相手に抱きつくと「その人はなんとなく知ってるのにお礼言いそびれちゃった…」と言って)
そう、ですか…?(相手か一人でと言うと、珍しいななんて思いつつ、「見つけられるといいですね」と言い、軽く相手の頭を撫でて)
…はぁ(相手と別れると、なんとなく寂しさを感じつつ、大人しく待っていたが、先程の貴族に話があると言われ、断ることも出来ず、別室でと言われたため、その貴族と共に部屋を出て行き)
こちらこそありがとうございました(やっと探している貴族が見つかり、挨拶をすると何処からか服の噂を聞いているらしく布の取引などの話になり、思ったより時間がかかったが相手の元に戻ろうとすると誰もおらず辺りを見回して)
あの、引き抜きの件であればお断りしたはずですが、まだ何かありますか?(少し離れた部屋に連れ込まれ、早く相手の元へ戻りたいため、少し苛立ちつつ言うと、執事のくせに生意気だから躾してやると言われ、殴られて、反撃してもいいが貴族相手にはそうもいかず大人しくして)
あなたは貴族で、私は執事です、手なんて出しませんよ(貴族にやり返さないのかと言われたが、手を出さないのは、もちろんそれもあるが、それなりに喧嘩が強い自分があえてやられることで、手を出してないと旦那様が理解することを踏まえた上の事で、その貴族の気が済むまで殴られ続け)
アラン!(人を殴るような音がして慌てて部屋に入ると傷だらけの相手を見つけ、止めるのではなく庇うように相手の前に出て)
っ…さすがに、エリゼ様に手出したらやり返させて頂きます(相手が来れば驚くも、相手が庇ってくれると、ゆっくり起き上がりつつそう言うと貴族は逃げていき)
あ、アランっ大丈夫…?(去っていった人全員をじっと観察するように見てから慌てて「帰りましょう、ひどい傷ですし…」と言って)
あの貴族野郎、俺が大人しくしてるからって散々殴りやがって…(少し殴れば去っていくと思っていたが、思いのほか結構殴られたため、不満そうに呟いて、「帰りましょうか」と言って立ち上がり)
うん…顔は覚えてるから(相手が立ち上がると一緒に歩きながら旦那様に必ず言おうと思い「屋敷に着いたら診てもらってください」と言って)
おっさんに、俺が散々殴られたって伝えといてくれよ(長い付き合いだからか、自分が殴られたと伝えるだけでわかるだろうと思い、相手にそう言い、屋敷に着けば、自分で適当に治療しようと考えて)
トピック検索 |