匿名さん 2022-07-22 20:33:46 |
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とりあえず旦那様に報告しねぇと(どうするかと考えた後呟くと旦那様の部屋へと歩き、到着するとノックして入り、パーティーでの出来事を詳細に説明し)
「成る程、ありがとう。その貴族には心当たりがあるからこちらで潰しておこう。エリゼの様子も酒だけだろうが警戒はしておいてくれ。アランもお疲れ様、良く守ってくれた。今日は休むといい」
(旦那様が少し悪い顔をしながら潰す、と言ったあとは心配をし、今日は早めに眠るように告げて)
その悪い顔久々見たな…
"ただの俺"として聞きたい事あんだけど、いいか?(旦那様の悪い顔を見ると、くくっと楽しそうに笑って言った後、すぐに真剣な顔で旦那様にそう問いかけ)
アンタは小さい頃からよく知ってる俺を信頼してアイツの執事を任せてくれただろ
もしそんな俺がアイツを好きになった、って言ったらどうする?(真剣な表情で言っているも、仮定の話になるとニヤリと笑いながら問いかけ)
「そうだな、知っての通り私は愛する妻を早くに失い、それ以降誰とも結婚ができずに子供もできなくて、容姿が似ているエリゼを拾った。頭はいい子だから後継として問題ないし、そのうち結婚はしてほしいところだな。だから仮にお前がエリゼを好きになったとしても、エリゼがお前を好きにならないなら執事から外す。
エリゼも好きだというなら…正直にいえばそこらへんのやつよりは信頼できるが、この国一の貴族の長男が使用人と恋をしたという話はエリゼに悪い評価を与えることはわかるな?それを支えられる自信があるか問うまでだ」(椅子の背もたれにもたれたり離れたりしながら、静かに相手の質問に旦那様自身の考えを告げてから目線を相手の方にやり、それで、どうなんだ?と言いたげに首を傾げて)
…いやだな、そんなムキになっちまってさ
ちょっとしたお巫山戯だっての(旦那様からの問に誤魔化す様に言いつつ、昔からの嘘を吐く時の癖である首の後ろを触り)
「アラン、何年前からお前を見てきたと思っている?嘘だな…エリゼが好きなのか」
(相手のクセを見ると呆れたようにそういうと、質問をするわけでもなく断定しながら尋ねて)
やっぱ通じねぇのかよ…
なら、さっさとアイツの執事から外すか?それとも、屋敷から追い出す?(まんまと見破られると小さく舌打ちし、旦那様にぶつけるように尋ね)
「……悩ましいところだが、エリゼがその好意を受け取ったとき、支えると誓うならこれまで通り執事をしていい、けれど条件はある。いつかもしエリゼに好きな人が出来たらその時は諦めること。
まぁ前提として、エリゼに聞けと言うことが先だな。エリゼがその好意を嬉しいと言うなら可愛い息子の恋路は邪魔しないつもりではいるがな」
(少し考えながらそう告げると、「それで、エリゼはどうなんだ?お前のことだしもうなんだかんだ意識させようと色々してそうな気もするんだが」と聞いて)
その時はもちろん諦める
俺だってアンタと同じくらいエリゼの幸せを望んでっからな(出された条件に頷いて言い、旦那様の問いに「さすが旦那様、俺をよく理解してる!直接聞いた事はねぇけど、嫌がってる感じはしねぇから、好かれてると思う」と茶化すように言い)
「全く…何をしたのかは聞かないけれど歳の割に環境が環境だからかあの子は純粋だからあまりやりすぎるなよ。もし、エリゼが困ったり手順を踏んだ付き合いじゃなかったらわかってるな?血は繋がってはいないがあの子は大事な我が子だからね」(茶化すように言う相手に少し牽制をしながら、「もしエリゼが同じことで悩んだ時が来たら了承は得ていると言っても良い。話はこれだけか?」と言って)
…大丈夫だって
悪戯程度しか手は出さねぇからさ(手順を踏んだ付き合いと言われるとほんの一瞬言葉に詰まるも、すぐににっと笑って言い、話はそれだけかと言われると「うん、それが聞きたかっただけだし」と頷いて言い)
「そうか、それなら今日は休むといい。エリゼの様子を見てからでもいいが」(そう言ってから相手に手を軽く振り下がっていいと合図をして)
話に付き合ってくれてありがとうございました
では、失礼します(旦那様にお辞儀しながら言うと部屋から出て、相手の部屋へ向かい)
俺がもし執事じゃなかったら、ちゃんと恋人になれてたのかな…(相手の部屋に着くとノックした後入り、相手の傍に座って相手の頭を撫でながら呟き)
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