匿名 2022-07-19 13:39:52 |
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大丈夫だよ、この街は何だか飽きないから
(昨日とはまた違い、何処となく賑わいを持った街の風景に先程までとは打って変わって楽しげな表情をしながら相手について行って)
……同意見です。
(浅木は街中を棒切れ片手に走り回ったり、独楽回しをしたりと各々で様々な遊びをしている子供たちに心做しか優しい視線を向けつつ、ルカの言葉に同調するかのように首を縦に振り)
ねぇ、あれってなに?
(優しい視線を送る相手を見て少し微笑むと、子供たちがしている独楽回しが気になり、自分から子供に声がかけずに相手に尋ねて)
独楽ですよ。
(浅木は素っ気なく答えると子供たちの方に近付いていき、「すまないね。それ、少しだけ貸してくれるかい」と軍帽を上げて微笑む。子供たちは一瞬不思議そうな顔をしたがすぐに頷いて浅木に遊んでいた独楽を渡し、笑顔で受け取った浅木がそれを手にルカの方へと戻ってきて)
これで遊ぶのか…不思議な形だね
(相手は矢張り子供に優しいのだな、と思いながら戻ってきた相手がて荷物独楽を見て、これでどう遊ぶのか検討もつかずじっと見ると「お手本見せてもらえる?浅木少尉」と言って微笑んで)
…上手くはありませんよ。
(前置きするように答えつつ、子供たちから借りた紐を使って独楽を器用に回す。独楽は何度かその場で回転した後に地面に転がって)
へぇ、すごい回るんだね。わたしも使ってもいい?コツとかあるのかな
(独楽が回る様子を見て目を輝かせながら自分もしてみたくなり、持ち主である子どもたちに使って良いか聞きながら相手にコツを尋ねて)
…コツ…何でしょう。
(子供たちは互いに顔を見合わせ、ひそひそと言葉を交わした後に仕切り役らしい利発そうな少年が浅木とルカを見て口を開き、「えっと…このひもをこう持って、こうやってこまに当てるんだ。そうするとよく回るよ。」態々自分でやって見せながら二人をちらりと見)
なるほど、こうしてこう…おや
(同じようにやってみるものの、あまりうまく出来ずにコマが回ることもなく転がるように失敗してしまい、思わず苦笑しながら「手先器用じゃないのかも」と呟き)
…ふふ。
(そんなルカの姿を見た浅木は微かに笑い、「ありがとうね、ほら…遊んでおいで。」と独楽を子供たちに返すと手を振って見送り)
(背後で失礼いたします。そろそろ旅人さんがご希望されていた別CPのトピを建ててきてもよろしいでしょうか。)
笑われてしまうほど下手なのは悔しいな
(子供達を見送ると相手の方を見て少し苦笑しながら練習するように独楽を回すような動きをして「浅木少尉もああ言うので遊んだことがあるの?」と尋ねて)
(背後です。提案の件なのですが、一人がたくさんのトピを立てるのは、あまり良くないと思います。多分他の人に注意されてしまうので、今の話がいい感じで区切れるまで待ってから、このトピのまま違う話をしたほうがいいと思います。他の方のトピが埋もれてしまうと注意を受けたり最悪荒らしが来るかもなので…此方もいいと言いたいところなのですが他の人の目もありますから出来ればこのまま続けて区切りが良くなったら終わり、そのままここで話を変える、でお願いします。)
(了解しました。)
……幼い頃は、少々。
(過去を思い起こすように瞳を伏せ、ルカの方を見つめて「…賓客殿は、どのような遊びを?」と問いかけて)
わたしは…勉強ばかりだったかな
でもこっそり家を抜け出して木登りしたかな、服を汚して一週間外出禁止だった
(自身の幼少期を聞かれて少し首を傾げながら答えると「つまらない回答でごめんね」と微笑み)
……そうでしたか。私は幼き頃より父に剣の鍛錬ばかり仕込まれておりまして…時折、兄が父の見ていない隙に私を連れ出しては遊びを教えてくれたのです。
(小さく頷くと自身も幼少期の記憶を語り、「……母は病弱でしたから、いつも布団に寝ている姿しか記憶にありませんね。」と呟いて)
お兄さんか、いいね…わたしは一人っ子だから厳しめに育てられた方かも
だから軍に入った時は剣とか全然出来なくて劣等生だったよ。浅木少尉の母君は…今は?
(自身のことを冗談めかしく言うと、相手からよく母のことは聞いていたが、踏み込んで良いのかわからず少し尋ねてみて)
……母は今も寝たきりですが…昔から体調の良い時はいつも起きていて、私に色々と教えてくれました。
(そう呟いてから「…今は殆ど家に帰っていませんから、家の事情はよく分からないのです。」と軍帽を目深に被って瞳を隠し、俯き加減にルカを振り返りつつまた歩き始め)
素敵な母親だね、少しでも体調が良くなることを祈るよ
(そう言い、相手の言葉に何か思いついたのか「じゃあ、明日は遠出というかわたしが気になるので浅木少尉の実家に案内してほしいので二人で上の人に遠出の許可をもらいません?」と少し無茶とも言える提案をし「わたしの視察という名目なら断りづらいでしょう?」と何処か悪戯っ子のような笑みを見せ)
…もしかして嫌だった?それなら大丈夫だけど
(もしかしてまた距離感を間違えただろうかと思い、控えめに頷く相手に首を傾げて)
……いえ。母のことを他人に話したのは始めてだったもので。
(首を横に振ると瞳は見えないが口元だけは薄く微笑み、ルカの方を振り向いて)
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