とある獄卒 2022-07-12 18:50:11 |
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>39(平腹、谷裂)
な~んだ、つまんね~の。
…逃げるな!
(平腹が飽きたようにガラス片を踏みつけ、スコップを担ぎ直したところで谷裂の怒号と共に廊下の奥から金棒を持った谷裂?が普段の谷裂なら絶対にしないであろう怯えた顔で走ってきて)
>40(田噛)
ぶっ、あ、アレ多分偽物の方の谷裂だろうけどあんな表情…っ(偽物の谷裂を見ては堪えつつくつくつと笑って)
>41(谷裂、稲鳴)
田噛!笑っている場合かッ!
そうら…よっと!遅れてすまないねえ。
(廊下の奥から鬼気迫る形相の谷裂が金棒を振りかざし、谷裂?を叩き壊そうとしたところで斬島とは違うものの刀がひょいと出てきて谷裂?を一刀両断したかと思えば谷裂?も平腹?と同じようにガラス片になって床に散る。剣筋の主は狐の面を被った男―稲鳴で)
>42(田噛、鴉葉)
いや、面白かったのが悪いんだ。…稲鳴は遅れて登場か。…いや、もう1人遅れてきたみたいだな。
皆もう集まってたんだね、俺も遅れてごめんよ。(後から来た2人の姿をみてはそう言って)
>43(谷裂、稲鳴)
全く…俺の姿を模っておきながら、あんな意気地無しとは。…あの鏡だが、どうやら真似できるのは姿形だけのようだ。力は真似できんらしい。
はっはっは!確かにねえ。ところで…斬島くんはどこだい?ぼくより先に着いていたはずだが。
…斬島か?あいつは「親玉を倒してくる」と言って俺を先に帰した。
(谷裂は不機嫌な表情でぶつくさと文句を垂れるものの報告は忘れず、稲鳴はそんな谷裂のことを明るく笑いながら斬島の所在を問うて)
>44(田噛、鴉葉)
力だけか、それは厄介さがちょっとはマシになる情報だな。…親玉、成程な。
親玉ねー、大変そうだね。(田噛は厄介さを危惧し、鴉葉に関しては大変そうの一言で済ませた)
>45(斬島、稲鳴)
……お前がこの世界の主か。
(魂たちの声に導かれるようにして鏡の世界を歩き、斬島?の元へと辿り着く。カナキリを構えた斬島と同じように斬島?も刀を構え、二人が一触即発の空気になったところで斬島が先に動き、斬島?を斬り捨てる。他の偽物と同じように斬島?はガラス片になって散り、踊り場の鏡から吐き出されるように斬島が出てきて)
おや、斬島くんじゃないか!親玉とやらは倒せたのかい?
稲鳴か。ああ、お陰様でな。
(戻ってきた斬島に感嘆の声を漏らし、面で見えないが笑顔のまま声を掛ける。斬島は稲鳴に気づいたようだったが何の気無しに返事をし)
>46(田噛、鴉葉)
これで一つ面倒事解決だな。後は亡者を捕まえる仕事くらいか?
田噛は本当に面倒事が嫌いだよねー。
(呆れた様子の鴉葉に「お前も人の事言えないだろ」とツッコミを入れる田噛)
>47(稲鳴)
そうだねえ。ただ、その肝心な亡者の居場所は掴めていないという訳かい。
(刀を三味線に収納し、首を傾げた後乾いた笑い声を上げ)
>49(稲鳴)
はっはっは、気持ちは分かるがね。亡者に罰を与えるのがぼく達の仕事だろう。
(田噛の態度を笑いつつ、ぐっと筋を伸ばして)
>50(田噛)
まぁ、それもそうだな。よし、さっさと捕まえて帰って寝る。(なんともな目標を掲げては取り敢えずはやることにしたようで)
>51(稲鳴)
はっはっは!田噛くんらしいねえ!ぼくは音楽でも奏でるとしようかなあ!
(楽しそうに三味線を掻き鳴らし、廃校の亡者を呼び寄せるかのように笑って)
>53(稲鳴)
ああ。音楽はいいものだよ!まあでも、心配しないでくれたまえ。仕事はきちんとするよ。
(三味線を鳴らしながら先導するように歩き始め)
>54(田噛)
まぁ、悪かねぇな。嗚呼、仕事はちゃんとしてくれねぇと困るからな。(先導するように歩く彼の後ろに着いていき)
>55(稲鳴、斬島)
…おや、彼女がそうじゃないかい?
そうだ。行ってくる。…おい…!
(しばらく歩いた後、廊下に立ち尽くすマキを見つければ小声で同僚たちに確認を求め、誰よりも先に斬島が頷いたかと思えばマキの方に歩いていき、声を掛けようとすると「…嫌ッ!」と叫んだマキによって斬島の身体が吹き飛ばされ、マキは姿を消し)
>56(田噛、鴉葉)
おい、折角見つけたのに逃がしてんじゃねぇよ。
田噛、口が悪いよ?(今更ながら口の悪さを注意しつつも逃げてしまったか、と少しガックリして)
>57(稲鳴、斬島、向威)
すまない。
そう責めないでやりたまえよ、田噛くん。咄嗟じゃあ無理だろう。
ぼ、僕の呪詛を飛ばしてみます…!第壱之呪詛…「怨恨歌」…!
(謝る斬島に田噛を宥める稲鳴、二人を見た向威はそれまでさながら盾のように抱えていた呪詛の本を開き、呪詛を唱える。呪詛の本から青白い人魂のような炎が何個も飛び出し、廃校内に散って)
>58(田噛、鴉葉)
まぁ、そうだな、取り敢えず逃がしたのは仕方ねぇ、また1から探すか。
お、これで見つかるといいけど…。(呪詛を飛ばしたのを見ては見つかるだろうかなんて思いつつ)
>59(向威)
…あ、いました…!理科室にいるみたいです!
(向威は目を閉じ、飛ばした呪詛の気配を探っていたようだったが突然目を見開き、廊下の奥を指差し)
>61(向威)
…ひ、ひいっ…!
(向威が理科室の扉に手を掛けた瞬間、中から包丁が飛び出してきて向威の頬を掠める。思わず向威が尻餅をついたところで理科室から人体模型が姿を現し、床に落ちた包丁を拾うとまた向威に向かって刃先を突き出し)
>63(向威、稲鳴)
情けないねえ、向威くん。きみ、それでも獄卒かい?
す、すみません…。
…別に責めているわけじゃあないよ。それよりも追おうか。
(人体模型は一瞬怯むもののまた包丁を振り上げ、向威の頭めがけて振り下ろそうとしたところを稲鳴の刀が防ぎ、包丁を弾く。人体模型が理科室の中に飛んだ包丁を追い、姿を消したところで稲鳴がへたり込んだままの向威の手を引いて立ち上がらせ、苦笑いと共に苦言を呈すと向威は怯えきった様子で申し訳なさそうにぺこぺこと頭を下げる。稲鳴はそんな向威の頭を軽く叩き、扉が半分ほど開いたままの理科室を見つめ)
>65(向威、稲鳴)
……あ、あれ…?いない…?
おや、隠れてしまったねえ。乱暴な割に随分と照れ屋さんらしい。
(稲鳴の背に隠れていた向威が少し顔を出すと理科室には骨格標本以外何もいない。先程の人体模型もマキもおらず)
>67(稲鳴、向威)
「おやおや、珍しい。お客人ですかな?」
ひ…!標本が喋りましたよ…!?
おや、どうやらきみは話せるらしいね。人体模型と、二十歳くらいの女の子を見なかったかい?
「坊や…人体模型は分かりませんが、女の子ならばつい先程ふらりと出てゆきましたぞ」
(骨格標本が口を開き、怯える向威とは対照的に物怖じせず、笑いながら稲鳴が骨格標本に問うて)
>68(田噛、鴉葉)
出ていったか、また1から探さなきゃだな…。
標本…バラしたいな。…まぁ今は亡者を探すのが先決か。(バラしたさを堪えて亡者を探そうと)
>69(稲鳴)
まあまあ、簡単に見つかるような亡者なら木舌くんが手こずるはずもないだろう。
ぼく達が派遣されたということはまあ、そういうことなんだろうさ。
(気だるそうな田噛を宥めるように乾いた笑い声を上げ、三味線を片手にまた歩き始め)
>71(稲鳴、谷裂)
全く…稲鳴も悠長すぎる。俺達に死はないとはいえ、早く終わらせるべきだろう。
はっはっは、そう焦っても良い事なんてないさ。
(苛立ったような様子の谷裂を宥めるように笑い、奥の見えない暗い廊下を怯えることもなくどんどん進んでいき)
>72(田噛)
まぁ早く終わらすに越したことはないけどな。(早く終わらせて寝たいが彼にとっては正確な言葉ではある様子)
>73(稲鳴)
まあまあ、そうだけれどもね。
(苦笑いをしつつ廊下の奥に進み、部屋の一つを開くと何かのチェーンのようなものが床に落ちており、「おや、何だろうこれ…亡者のものかな?」と稲鳴が拾い上げて)
>74(鴉葉)
チェーン…何かの1部っぽいね。(なんの1部なんだろう…などと呟きつつ稲鳴の持っているチェーンを覗き込み)
>75(稲鳴)
さあ…よく分からないけれど、持っておくよ。
(そのチェーンをポケットに突っ込むと再び歩き始め、また別の部屋を開くと急に電気が消え)
>77(稲鳴)
あ~、電灯のスイッチはどこかな…
(暗闇の中でも多少は見えるらしく、手探りで壁伝いにスイッチを探すが見つからないらしく、首を傾げた所でぱっと部屋が明るくなったかと思えば入ってきた扉は固く閉まり、閉じ込められていたようで)
>79(稲鳴)
…ん?なんだろう、これ…
(稲鳴は壁に何か書かれていることに気づいたらしく指で触れる。「弾いて 弾いて きれいなおと 弾いてくれなきゃ とおしてあげない」その文字とピアノを見た稲鳴は苦笑し、「困ったなあ。楽譜がないじゃないか…」と漏らして
>82(鴉葉)
んー…取り敢えずこの部屋をぐるっと探すかな。それ以外探せるところもないし。(独り言を呟いては捜索を始め)
(リアルの多忙によりしばらく顔出しできず、申し訳ありません。)
>81(稲鳴、斬島)
ここの扉は開くな。
お、有難う斬島くん。じゃあ悪いが、二人で探してきてくれるかい?
(部屋の中を探索していたらしい斬島が開く扉を見つけて声を掛ける。稲鳴はそちらに目を向けて)
>86(斬島)
ああ。
(頷いた斬島が扉を開けるとそこには一面の闇が広がっていて、うっかりすると踏み外しそうなほどの足場しかなく)
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