匿名さん 2022-07-11 16:20:07 |
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近くで一人暮らししてるよ。悠くんは?
(担任の話や自己紹介を足を小さく振りながら作り笑いで過ごし、今日の予定がやっと終わると早々に帰宅準備を始めるも、近づいてきた悠に準備の手を止め、小動物の様な可愛らしい笑みを浮かべ)
俺も似たような感じ。何かあったら助けてもらおうかな
(小動物のような可愛らしい笑みに安心しつつも似たような物だと話して、冗談混じりにそんな呟き洩らしてクラスメイトも少しずつ教室を後にする様子見れば「一緒に帰る?」と誘い)
そうなんだ。助けるも何も、悠くんとなら一緒に暮らしたいよ。
(笑みのまま冗談とも思えない事をさらっと言いつつ、帰宅準備を完了させスクールバッグを持ち。一緒に帰るという提案には目をキラキラさせ)
いいの!?
年頃の女の子がそういうこと言わないの。ん、何だか青春、みたいだね
(誤解を招く為のような言葉にヘラりと笑って話を流しつつもお星様のようにキラキラとした彼女の瞳にこくり頷き。自分も鞄持ってくると共に教室を後にして下駄箱に降りつつも何処か他人事のように感想口にして)
んぇ?
(本心から一緒に暮らしたいと言った為か、悠の言葉の意図が分からず一瞬キョトンとするも、バッグを持ち教室を出る悠の横に満面の笑みで連れ添い。階段を降りながら悠がふと口にした「せいしゅん」みたい、の青春は分からないが、きっといい事なのだろうと発音のまま楽しそうに繰り返し)
せいしゅん!せいしゅん!
そう、せいしゅん。 萌李ちゃんと一緒なら楽しく学校生活送れそうだなあって。
(隣でニコニコ笑う彼女が過去に1人の人間を殺めたと誰が信じられるだろうか。何回も繰り返す『せいしゅん』を肯定すれば忘れ去りたいあの事件のことを何度も振り返ってしまいそうな彼女の存在を嬉しそうに呟いて。下駄箱で靴を履き替えると「何処か寄り道したいとこある?」と問いかけ)
一緒!
(一緒なら楽しく学校生活を送れそう、そんな呟きを悠の複雑な心境など知らず無邪気に笑い。一緒にいていい、そう肯定されたと解釈した為より一層、人懐っこい犬のように悠の傍を歩み。下駄箱で急いで踵が踏み潰されボロボロの革靴を履くと、「悠くんの家に行きたい!」と元気いっぱいに)
俺の家? そんな面白い物でもないけど、汚いからって幻滅しないでね
(直ぐ懐く様子は犬の様だなあとぼんやり思い普通の人より近い距離でいることを許して。元気に要望してくれた中身にキョトンとするも彼女のお願いの前では常識もあっさり崩れ去り、了承しつつも苦笑いと共に懸念材料告げ)
悠くんのおうちなんだから綺麗だよ
(悠くん=助けてくれた王子さま、という脳内方程式を持ち極端に美化された悠くんは部屋も王子の様に綺麗に違いない、と当たり前のように結論付け、なんの疑いもなく笑ってそう言い)
なかなかのプレッシャーだ…。まあ、物は多くないから散らかってはないけどね。
(さも当然とばかりに断言されてしまうと『悠くん』に課せられた理想は割と高そうだと嘆き。部屋の様子思い出してはそう弁明しつつも少し歩けば目的地のアパートのもとに着き)
楽しみ!白馬のお馬さん!キラキラの冠!
(アパートを見上げ、「王子さま」イメージからか現実味の無いメルヘンな想像を口に出しつつ、待ちきれないと、悠の手を早く早くと引っ張り)
うーん、かくなれば俺が馬になるしかない…。どうぞ、
(白馬なんて一般家庭で飼っている人なんか居るのだろうか。苦笑い浮かべながらも引っ張られるまま自分の家の前に向かい。鍵を開けると全体的に物が少なく生活感の薄いモデルルームのような部屋の中招き)
悠くんが、おうまさん?
(馬になるしかない、そういう悠の言葉に四つん這いになる様子を思い浮かべ首を傾げるも、うきうきしながら悠の家の中を目をキラキラさせて見て。すごい!なんにもない!ぬいぐるみもお金もなんにもない……と目をキョロキョロさせて驚き)
萌李ちゃんがして欲しいならね。まあやることもないし、お茶かなんか飲む?
(同級生に四つん這いの上に座ってもらうなんて一種のプレイのようにも見えるが彼女はそんなキャラでもないなと思いながら応え。扉を閉めガチャンと鍵を閉めると部屋の中を見られるのが恥ずかしいのか素っ気なく返しつつももてなしの準備しようとし)
悠くんは王子さまだから、悠くんがしたいなら私がお馬さんになるのだ!
(王子は馬ではない。よく考えれば、悠が四つん這いで馬になるなど有り得ない事で、むしろ命じられればこちらが馬にならなくては、と謎の使命感を持ち、エッヘンと胸を張り。とりあえず床にぺたんと座りつつ、飲み物を聞かれれば甘いジュースは?と)
それを言ったら萌李ちゃんはお姫様なんだから駄目だよ。んー、カルピスで良い?
(女の子の上に座るなんてそれだけで犯罪者になりそうだと遠慮しては彼女に合わせて『お姫様』と呼んでみて。一人暮らしの男の家に甘いジュースなんてあったけと冷蔵庫探せば一番近い物を見つけ、カルピスのペットボトル見せ)
お姫様?私が、お姫様?
(思わぬ言葉に目をぱちぱちさせ。悠が自分を助けてくれた王子さまだとはずっと思っていたが、自分が姫だとは思った事は無く首を傾げ。カルピス、は見ても分からないが悠がおすすめしているなら、と、それでいい!と答え)
そう、萌李ちゃんは俺のお姫様。 はい、どうぞ。好きなとこ座って
(てっきり彼女がお姫様だから自分が王子様呼ばわりしているのだと思えばどうやら逆だったらしい。その反応が面白くて更に煽てるように笑ってみせ。奥からガラスのグラス引っ張ってくれば2人分注いでテーブルに持っていき。座るように促しながらグラス彼女の前に置き)
むむぅ。恥ずかしぃ
(顔を赤く染めブンブンと手を横に振り。お姫様と呼ばれる事も、自分が褒められた事もあまり無い(と思っている)為褒められる事に慣れていないらしい。誤魔化す様にテーブルの上に置かれたカルピスを少し飲むと、あまりの美味しさにじっとグラスを見つめて。)
俺の事王子様って言ったからお返し。…気に入らなかった?
(顔を赤く染めて恥ずかしがる姿は高校生というよりもっと幼く可愛らしく思えてくすくすと笑って。自らも座ってカルピス飲むもグラス凝視する様子に不安げに尋ね)
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