相乗りで何処までも 【 〆 】

相乗りで何処までも 【 〆 】

検索  2022-07-09 20:46:55 
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唯一無二の相棒へ。




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  • No.7363 by 探偵  2024-12-10 17:13:43 


でも罪を数えてるってのがよく分かるだろ?アキコも喜びそうだしな
(罪状とも言うべき文字を書いたホワイトボードを相手に見せると更なる抗議の声があがる、その出処が飼い猫の写真となればますます相手の顔は不満げなものになった。その様子も可愛らしいと思ってしまっているのだが今はその気持ちを引っ込めて、しかし顔には笑みが滲んでしまっていて本心を隠しきれていない。相手がこれを首から下げて事務所の隅で大人しくしている姿を想像すればそれこそ猫のようでまた笑ってしまいそうになるがなんとか口を引き締める、やったことが文字として見えるのだから反省を促すのにも効果覿面だろう。本音はあの写真の猫と同じ格好をさせたいだけだがそれらしい理屈を付けつつ未だ笑みを噛み殺して「それとも他に反省する方法があんのか?」と相手の意見を伺ってみて)

  • No.7364 by 検索  2024-12-10 20:03:17 

…君、今の状況を面白がっているだろう。それは……、そもそも君もこの時間に起きているのだから立派な夜更かしだ。依頼の為とはいえ夜更かしが健康に悪いなら同罪だと思わないかい?
(こちらが不満げな顔をしていれば先程の相手の怒った顔はなりを潜めて寧ろ笑いが滲んでいた。言われた通りにこのボードを首に掛けて明日を迎えれば相手の予想通り所長にもからかわれるのが目に見えている。真意を隠しきれていない相手に対してじとっとした目を向けながら指摘するが他に方法があるのかと問われるとすぐには浮かばなくて目を泳がせる。だがこのままでは相手の思い通りになる一方で今の時刻を思い出すと自分の罪を晴らすのではなく相手を巻き込む方向に舵を取る。この時間まで起きている事が駄目ならば相手だってそれに違反している。詭弁に近いことは自覚しているがボードの【午前三時】と【夜更かし】の文字を指さしながら堂々と問いかけて)

  • No.7365 by 探偵  2024-12-10 20:51:52 


な、?!……そりゃ、確かに起きてるけど、俺は依頼だったんだから仕方ねぇだろ
(首からボードをかけるのがよっぽど不満らしくこの状況を楽しんでいるこちらに文句を詰め込んだ目線を向けられるが「そんなことねぇって」とすました顔で受け流す、実際相手は夜更かししていたわけなのだから名目はきちんとあるはずだ。だが相手はあろう事かこちらも夜更かしをしていると指摘してきて思わず声をあげた。確かに午前三時まで夜更かししている、という点は同じではあるが相手と自分では理由が違う。こちらの夜更かしはあくまでも依頼のためで不可抗力だ。直ぐさま反論するものの今まさに起きているというのは確かに事実であって勢いに乗り切れない。なんとか言い訳を探すと「それに俺はお前より年上で丈夫なんだから問題ねぇんだよ」と無理やり理由付けをして)

  • No.7366 by 検索  2024-12-10 21:47:57 

これくらい成長していればこの年の差くらいで大きくかわるそとはないし、普段体を動かしている君の方が睡眠を取るべきだ。
(相変わらずすました顔をしているが相手も夜更かしをしていると主張すれば声を上げる。動揺が見えればこちらのターンだと僅かに口角をあげて先程より勢いの無い反論に水を得た魚のように得意げに言葉を返す。それこそ相手と生活を共にする前はそのまま朝を迎えることも2日連続そんな日を続けても何ともなかったのだから丈夫さは特に関係ないだろう。寧ろ相手の方が規則正しい生活を送るべきだといつも言われている健康上の理由をそのまま返した。何とかこちらに流れを持ってくることが出来ると「それに君が居なくて僕が夜更かししてしまうなら君の監督不行届と言えるだろう?」と笑みを浮かべながら完全に開き直ったように問いかけて)

  • No.7367 by 探偵  2024-12-10 22:27:10 


そうかもしれねぇけど、お前は……ぐ、……あ゛ーーー!分かったッ!!検索禁止は勘弁してやるから、今すぐ寝るぞ!
(先程までこちらの流れで猫の真似をさせようとさえ目論んでいたのにたった数秒で流れが変わってしまった。目を泳がせ駄々を捏ねていたはずの相手はまるで理論的に何かを話すようにサラサラとこちらにも非があると言葉が並べられる。反論しようにも相手は止まらなくて最後には監督不行届と開き直られると完全に言葉が詰まってしまった。そっちは自分の都合で夜更かししたのだろうだとか朝に約束しておいただろうだとかいろいろ言葉は思い浮かぶのだがこの状況では相手に理屈を捏ねられ反撃される未来しか見えない。モヤモヤと思考がこんがらがり最後には雄叫びを上げると、とうとう検索禁止を撤回した。盛大にため息をついて手を後頭部におくと「ったく、午前三時なんだぞ…」と勘弁してくれとでも言いたげに天を仰ぎ)

  • No.7368 by 検索  2024-12-10 22:59:42 

ふふ、やはり君はとびっきりのハーフボイルドだね。 ほら、明日…というかもう今日になったけど、アキちゃんに怒られない為にも早く寝よう
(流れさえ掴んでしまえばこちらのもので反論される前に相手がいなかったのが悪いと纏めて開き直れば相手は言葉を詰まらせてしまった。物理的な喧嘩ならともかく口論では互角か話題によってはこちらが上だ。最後には深夜にも関わらず雄叫びを上げて目的だった検索禁止が撤回されると楽しげな笑みが零れた。こういう所が何とも相手らしい。押し切れずに丸め込まれては溜息をついて天を仰ぐ相手に勝ち誇った表情を見せハーフボイルドだと告げる。それに反応して気持ちが変わってしまう前に今日になってしまった朝からの仕事のことを話題にしながら背後に回る。彗星の検索が途中であることもすっかり忘れてご機嫌にその背中をぐいっと押すとグレーチングを渡り、螺旋階段をあがって一緒に事務所スペースへと向かい)

  • No.7369 by 探偵  2024-12-11 07:45:36 


な、誰がハーフボイルドだ!だいだいお前が、…っ、おい!
(夜更かしした相手を叱っていたはずがいつの間にか連帯責任にされ事が有耶無耶になってしまう、相手に反省を促す話のはずだったのに何故か最後はこちらが折れる形になって完全に言い負かされてしまった。ため息しか出ないこの状況で相手は得意げに勝ち誇った笑みを浮かべている、さらに半熟だと言われてしまえばこの状況ではなまじ間違いではない分ただ怒って叫ぶことしか出来ない。また説教モードに入ろうとするがその前に相手は背後に回って背中を押されて移動が強制的に開始する、とりあえず叫んでおくがそれも虚しく響くだけで事務所スペースに移動することになった。とはいえ相手が言うように明日の朝のことを思えば今はとにかく早く寝るのが第一だ、階段を登りきると後ろを振り返り「とりあえず風呂さっさと入ってこい。お揃いの寝間着で俺と一緒じゃねぇと寝れねぇんだろ?」と精一杯の反撃とばかりに揶揄うように言って)

  • No.7370 by 検索  2024-12-11 11:38:58 


ああ、一人では寝る気にならなかったというのは本当だからね。
(相手を半熟だと呼べばいつものように叫び声があがる。また小言が始まりそうな予感を察して背後に回り背中を押して強制的に一緒に移動を始める。「近所迷惑になるよ」と上機嫌に窘めながらも階段を登りきって事務所スペースに戻ってくれば外は真っ暗だ。空気も冷え切っていて時間の経過を感じていれば相手が振り返って揶揄う言葉と共に風呂に入るように促される。あれだけ入るのが面倒だと後回しにしていた風呂も相手と寝るまでの準備だと思えば苦ではない。素直に頷いてから相手に言った事は嘘ではないと告げ、風呂場に向かった。シャワーで手早く髪と身体を洗って十分温まってから出ると相手の色を纏った寝間着を着る。髪を拭きながら出てくると「戻ったよ、君も早く入りたまえ」と交代で相手にも風呂に入ることを促して)

  • No.7371 by 探偵  2024-12-11 12:22:29 


…、……ったく。___おぅ、おかえり。まだその寝間着も見慣れねぇな
(無理やり移動が開始されいろいろと文句を言いたい所だったが遮断されているガレージなら問題なくとも事務所スペースとなればもう声は張り上げられない。すっかり勢いを削がれてしまえばとりあえず早く風呂に入るよう揶揄いながら言う、しかし相手はさらりとその言葉を肯定してみせて目を瞬かせた。そのまま風呂に行く相手を見守ると遅れて愛おしさがやってきて自分のハーフボイルドさにまた溜息をつくこととなった。帰ってきてからそのままにしていたコートやジャケットをしまっていると相手が戻ってくる、先日買った自分の色である黒の寝間着を着ているのを見れば自然と口角はあがった。まだまだ相手が自分のものを纏っている雰囲気が強くて少々照れくさそうに声をかける、その照れを誤魔化すようにそそくさと風呂場へ向かった。浴室に入り暖かいシャワーを浴びればほっと息をついて手早く体を洗った後に相手の元に戻ってくる、「あがったぞ」と声をかけるも就寝の準備が整って気も緩んだせいか一気に今日の疲労が押し寄せると大きな欠伸をして)

  • No.7372 by 検索  2024-12-11 13:37:01 


これから段々馴染んでくるよ。 __おかえり、言い忘れていたけど依頼お疲れ様。眠たいならさっさと寝てしまおう
(風呂を上がって相手に声をかけるとその口角があがったのが見えた。家のものに比べてまだあまり着慣れても見慣れてもいないものだがまた今日をこうやって過ごすことでこれで自然になっていくだろう。その事を伝えながら相手を見送ると一旦ガレージに戻って簡単な片づけをしてから再び事務所スペースに戻って寝る為の準備をする。そうしている内に相手が上がってくると出迎える。依頼が解説して緊張感が緩んだというのもあるのか大きな欠伸をする姿を見れば小さく笑って相手のタオルを手に取るとわしゃわしゃと撫でるように髪を拭いてやりながらタイミングを失っていた労いの言葉を掛ける。同じ夜更かしだと主張したが相手の方が明らかに疲れているだろう。ある程度水分が取れた所でこのまま寝てしまうことを提案すれば返事を聞く前に風呂上がりの温かい手を握って簡易ベッドの元に移動して)

  • No.7373 by 探偵  2024-12-11 18:04:05 


ん、……ありがとよ、フィリップ。あぁ…すぐ寝れそうだ
(風呂に入り相手とお揃いの寝間着姿になれば本日の業務は完全に終了で夜中三時という時間も相まって大きな欠伸をする、すると相手が近づいてきて髪を撫でるようにタオルで拭かれるとそのまま身を預けた。疲労と眠気がやってきた体に恋人からの接触は心地よくてそれが頭を撫でるという特別な行為となれば一際心地好い。労いの言葉をかけられて礼を言うがその瞳の上にある瞼は下がりかけていた。そのまま寝ることが提案されると素直に頷き相手に連れられるままにベッドへと移動する、相手と共にベッドへと上がって体を横たえると直ぐさま腕を回して抱きついた。風呂上がりの温かい体に加えて疲労が重なれば体はいつもよりも相手を求めていてまるで抱き枕にするように強く抱き締め頬を擦り寄せると「あったけぇ…」と呟いて安堵するように吐息を零して)

  • No.7374 by 検索  2024-12-11 18:57:36 

やっぱり二人だと温かいね、…君が帰ってくるまで起きてて良かった。
(相手の髪を撫でるように拭くと身が預けられてこちらを見る瞼は落ちかけている、相手だけが眠たそうにしているという普段はあまり見られない光景に物珍しさと愛おしさが感じながら一緒にベットに横になった。すると直ぐに相手の腕が伸びてきて抱きつかれる。風呂上がりの相手の体温は心地好くて緩く抱きついていれば相手からますます強く抱き締められ、擦り寄る姿に笑みが零れる。一人で寝る時には決して感じられない温もりでやはり何時だって眠る時にはこうしていたい。先程まで目が冴えていたのに温もりを感じながら横になると緩やかな眠気がやってくる。これを感じられるのならば夜更かしして良かったと軽く擦り寄りながら素直な感想を口にするとこちらも小さく欠伸を零して)

  • No.7375 by 探偵  2024-12-11 20:09:24 


……そうだな。ほんとはお前が寝てるの邪魔しちまわないようにここでひとりで寝るつもりだったんだが…お前が居てよかった
(夜更かしを叱った身としては相手が起きていたことを喜んではいけないのだが、二人で一緒に入る布団は相手が言っていたように温かくて心地好くて今二人で共にベッドに入っていることをあっさりと肯定してしまう。本来ならば別々に眠る予定がいろいろあって二人で寝ることになってこの結果で良かったと素直に思えれば眠気まなこのまま相手を見つめて小さく微笑んだ。家だろうと事務所だろうとこうやって二人で眠るのが当たり前になってしまってきっとひとりで眠る時には強く物足りなさを感じるだろう、そのせいで眠れないことだってあるかもしれない。微睡んできた思考では「寝る時にお前がいねぇと寂しいしな」と素直な気持ちを口にしてしまって、直後ゆっくり照れくささが襲い来る。その間相手は小さく欠伸をしているのが見えれば開けっ放しの相手の口を塞ぐように唇を重ね欠伸と共に漏れだした眠気ごと共有するとそのまま体の力は抜けていって)

  • No.7376 by 検索  2024-12-11 20:46:42 

…僕も寂しかった。…ん、おやすみ翔太郎。
(夜更かししたことで相手と一緒に眠れることを嬉しく思えば相手からも肯定の返事がされる。一人で長い時間眠るよりもきっと二人でこうやって身を寄せあって眠る方が深く幸せに夢の世界に落ちていけるだろう。小さく微笑む相手の頭を軽く撫でていればさっきまで叱っていた相手は素直な気持ちを明かす。寂しいというワードを聞けば何故自分が寝ることを避けていたのか分かった気がして相手を抱く腕に力を込める。検索していればそのことに集中出来るため、一人でいる事に目を逸らしたかったのかもしれない。こちらからも思ったことを口にして、温もりでやってきた欠伸をしていれば相手の顔が近付いてきて唇が重なる。こちらの眠気が食べられて体から力が抜けていく様にくすくすと笑いながら布団を2人の肩まで引っ張りあげてくるとじっと相手を見つめる。布団の中も二人の体温で暖かくなってさらに深く眠りを誘うようになれば軽く触れるだけの口付けをしてからゆっくりと瞼を閉じて)

(/いつもお世話になっております!そろそろ頃合かなと思いましてお声掛けさせていただきました。夜に別々に過ごした後のお話でしたが怒りきれない探偵君の甘さを存分に感じられる話で良い意味で肩の力を抜いたようなやり取りが出来てとても楽しかったです。今回は検索が丸め込む形になりましたがまたの機会に反省を命じられたような話も是非してみたいです、今回もありがとうございました。
かなりさくっとしたお話でしたので次は何でもアリかなと思うのですがいかがでしょうか。今まで出た話でも探偵様とは息が合うのをしみじみ感じている為思いっきり趣味に振り被った話でも大丈夫そうだなとも思っているのですが何かご希望等ありますか?)

  • No.7377 by 探偵  2024-12-11 21:20:26 


あぁ、おやすみフィリップ
(疲労し眠りに向かっていく体は思考も鈍くなっていて頭を撫でられていれば余計に色々なネジは緩まり何時もならば隠す本音もポロリと零れ出てしまう、気恥ずかしさは襲ったもののその瞬間に相手に強く抱き寄せられ同じ気持ちだったと明かされると柔らかく笑みを浮かべた。結局たどり着く答えはいつも同じで、相手が隣にいなければお互いダメになってしまうのだ。いつも通り眠ることさえままならない、相手はそれが検索として形に出てきたのだろう。相手の欠伸を食べてしまうように唇を重ねると相手が小さく笑う、微睡みの中できく相手の笑い声は何よりも心を安心させ幸せにして布団を被せられればその心地が中へと閉じ込められた。就寝の挨拶と共に口付けを受ければ眠気に身を任せながら緩い笑みを浮かべる、こちらからも同じ言葉を返して軽く口付けを送ったあと額をくっつけさらに体温を共有しながら瞼を閉じれば、相手の体温に包まれながら眠りへと誘われていって)


(/こちらこそお世話になっております!二人の日常の一幕のような緩くてほっこりするお話が出来てとても楽しかったです。年上なのに攻めきれない探偵やそれをいい事にどんどん調子づいてくる検索くんが本当に可愛らしくてついつい甘やかしてしまいました…では今度はガツンと反省を促す方向で行きますね!こちらこそありがとうございました!
こちらも次はどんな方向性でも良いと思うのですが、今まであがった中ではBL作家のお手伝いをする話、アキコのデートを尾行する話、何かしらをキッカケに喧嘩してしまう話、あたりが気になっています。検索様はいかがでしょう?もし趣味に振り被ったお話などなどあれば教えていただければと!)

  • No.7378 by 検索  2024-12-11 22:07:59 



(/区切りが良さそうなので一旦こちらだけで失礼いたします。探偵様が狐ライダーをご覧になられていればその中のゲームに参加する話やどちらかが大怪我をする話や悪夢や能力の効果という形でとことんバットエンドに進んだ場合のIF話、なんかが趣味全振りだとあるのですが、今回は所長のデート尾行か喧嘩の話はいかがでしょうか。前者はギャグテイストでもそのお相手が危険な人物で事件に巻き込まれる的な展開でも面白そうですし、後者はやるならガッツリ喧嘩してギクシャクさせたい気持ちもあるので進行上過度なストレスにならないように流れ等のご相談をさせていただきたいです…!)

  • No.7379 by 探偵  2024-12-11 22:46:08 


(/おお!実はこちらも狐ライダーのグランプリに参加する話は考えた事がありました!映画の前例がありますんでクロスオーバーさせやすいですし、ミッションとしていろんなことが出来るかなと!狐は履修済みですので是非やりたいです!そういう趣旨でいきますと錬金の中にダブルモチーフのケ/ミ/ーがいたのでそこ繋がりで錬金組と絡む話とかもいいかなぁとか考えておりました。大怪我のお話やとことんバッドエンドなお話なんかも是非是非やっていきたいです…!やりたいお話めちゃくちゃ渋滞してますがひとつずつじっくりやっていきましょう。
そして次のお話はあげていただいた二つのお話融合させるのでいかがでしょうか?実は所長のデートを尾行すると錬金の吸血鬼みたいな人を魅了するメモリを使用している人間がいて、という導入を考えておりましたので、どちらかが所長と同じく魅了されてしまいガッツリ喧嘩の流れに、ブレイクしてメモリの能力が解けても暫くギクシャクしてしまって、みたいなお話はいかがでしょう?)

  • No.7380 by 検索  2024-12-11 23:19:03 



(/まさに映画みたいにクロスオーバーしても楽しいですし、いつも通り協力して優勝を目指すのも別プレイヤーとしてそれぞれサポーターがついてその時だけ勝負ってことも出来るので是非是非やりましょう。ケ.ミ.ー.との絡みも気になりますし、伝説君がふらっと来ても面白そうです。平成二期、令和は割と履修済のものが多いので色々やっていけたら嬉しいです。
そして2つの話の融合はめちゃくちゃアリだと思います。流れもそんな感じで喧嘩の時に能力のせいもあって割と致命的なことを言ってしまってその影響を引き摺るお話に出来たら面白そうです。その場合どちらが魅了される側にしましょうか?以前似たようなメモリで検索が結婚式を挙げようとしたことがあるので今回は探偵君でも良いですし、検索でも楽しいことになりそうですのでお好きな方をお選びください!)

  • No.7381 by 探偵  2024-12-12 07:57:34 


おはよう、アキ、コ……なんかあいついつもと雰囲気違わねぇか?
(二人して夜更かしし二人で一緒に穏やかで深い眠りについた翌朝、所長が出てくるギリギリまで眠りいつもより短い睡眠時間だったものの相手が隣にいたおかげで翌日も支障なく依頼をこなすことができた。そこから一週間程は平和な日々が続いて捜し物やパトロールに勤しみたっぷり睡眠時間を確保しつつ今日も相手と二人して事務所へとやってきた。軽く朝の準備を整えているうちに『おっはよー』と上機嫌な声と共に所長様が事務所にやってくる。いつも通り朝の挨拶を返しつつ所長の方を見れば思わず言葉が詰まった。いつも野暮ったいそれこそ女子中学生のような服を着ているくせに今日は風にたなびく白スカートに少々サイズ大きめのロゴスウェットを着ていて無駄にある元気に加えて女の子らしさが光るコーディネートだ。しかも顔立ちがハッキリしていてよく見れば化粧もしている、頬と唇もいつもより赤くて目を引くものだ。いつもとは明らかに違う様相に相手へこっそり近づくと耳打ちして所長の様子を窺う、当の所長様といえば妙にご機嫌で何かに気づいたようにこちらを見れば『私、もうちょっとした出かける用事あるから。今日は事務所お願いね』といわれ思わず「はァ?!」と声を出して)

(/それぞれに蛙や舌みたいなサポーターがついちゃって対立させられるようし向けられる、とか面白そうですね!伝説君との絡みもいいですね!また時王組との絡みもやってみたいですし…こちらも平成二期は大体履修済みで令和は全部通っているのでどんどん趣味全振りなお話もしていきましょう!
せっかく能力にかかるので普段ではありえないような致命的なとこまで喧嘩してグッとシリアスにしてしまいましょう!それでは今回は探偵が能力にかかる流れでいかせていただきたいです。錬金の吸血鬼くんとは違い悪意を持って人の生気を吸い取っていた犯人が生命力溢れる探偵に目をつけて強く能力をかけられてしまい魅了されてしまう、的な感じで考えています。能力にかけられていると分からないまま喧嘩になって深い溝が出来てしまうみたいに出来れば幸いです。ひとまず初回置いておきますので今回もやりたい展開てんこ盛りにしていきましょう!そして年末に向けて忙しい時期でもありますので背後事情優先でゆっくりペースで無理なく進めていきましょう。今回もよろしくお願いします!/何も無ければこちら蹴りで大丈夫です!)

  • No.7382 by 検索  2024-12-12 11:31:07 

おはよ、う…。ああ、普段とは違う系統の服と化粧のようだ。 え、…アキちゃん、何処に行くんだい?
(夜更かししたものの深く眠りについてすっきりした朝を迎えた日から一週間ほど。検索禁止が言い渡されなかったことで特に支障もなく、舞い込んできて依頼や興味のある事への探求に精を出していた。そして今日もいつも通りに出勤して朝のコーヒーをゆっくりと飲んでいると上機嫌な声で所長が入ってくる。普段通り挨拶を返していたが普段とは違うテイストの見た目、クイーンやエリザベスに見せて貰ったファッション雑誌の中にあったデート服と呼ばれる類の気合の入れように思わず目を瞬かせる。相手も同じことを思っていたようで近づいて来た相手とこそこそ小声で感想を伝え合う。今日は特に何か特別な依頼がある訳でも来客の予定がある訳でもない。二人で首を傾げていると上機嫌で今日一日事務所を空けると伝えられると相手と同じく声を出した。この雰囲気では聞き込みという訳でもなさそうで困惑しながら行き先を尋ねると華が咲いたような照れたような表情を浮かべては『それは…秘密よ。とにかく事務所は任せたから!』と行き先を隠して、事務所の時計を見て慌てて事務所を出て行ってしまう。思いがけないことの連続に呆気に取られていたが自然と相手と顔を見合せ「アキちゃんがあの恰好で向かう場所…、興味があるね」と呟きながら相手の反応窺って)

  • No.7383 by 探偵  2024-12-12 12:31:20 


……あれは完全にデート行くつもりだ。…俺もうちの所長を誑かしてるやつに興味あるぜ
(いつもとは全く違う格好の所長に相手の元へと近寄れば向こうも所長の違和感に気がついていたらしく同意の返事が返ってくる。様子を窺っていれば所長はこれからすぐ出かけるといい相手が行先を尋ねれば照れるようにモジモジしだして雷を受けたような衝撃を受けると思わず口を開けたまま固まってしまった。気合いの入れた格好で秘密の逢瀬をし、しかもその相手を思い浮かべただけでその顔は華やいでいる。どう考えてもアキコはデートへ行く直前だ、しかも相当惚れ込んでいるらしい。止める前に所長は出ていってしまって思わず相手の方をみる、ほぼ同時に相手もこちらへ向いて目が合うと相手の呟きに漸く正気を取り戻した。この事務所の仲間にして家族である所長がわざわざ事務所を休んでまで会いたい想い人、ほぼ毎日顔を合わせているはずだがいつの間にアキコにそんな仲の人間が出来たのだろうか。そう考えているうちに怒りにも似た感情が湧き上がってくる、完全に娘を取られた父親のそれだが本人は気が付かないまま「フィリップ、アキコのこと追うぞ!相手がどんな奴か俺達は知らなきゃならねぇ!」と気合いの乗った声で言うとツカツカ歩き出してハットを頭に乗せて)

  • No.7384 by 検索  2024-12-12 13:51:46 

そうこなくては。今ならまだ間に合うはずだから行こう!
(所長は行き先を秘密にして待ち合わせでもしているのか急いで事務所を出て行ってしまう。相手の言う通りデートにでも行くような格好と様子だったが昨日までそんな様子は無かったように思う。一目惚れという奴なのかもしれないがあの所長がそこまで入れ込む人はどんな人物なのか興味がある。相手は探偵としてだけではなく親という意味でも鳴.海.荘.吉の代わりという意識があるらしく、所長の想い人に関心と怒りにも似た感情があるように見受けられた。例え家族同然の関係でもプライベートならば深く干渉しないでおくべきという考えも浮かんだが若干の心配と好奇心には抗えず、相手の言葉に調子よく応えると手早く準備をして一緒に事務所を出た。辺りを見れば丁度所長が角を曲がるところで行方を見失わないよう急いで後を追いかける。何とか追い付けばそのまま後ろについて尾行を開始するが前を歩く所長は誰が見てもご機嫌なのが伺えて「あんなアキちゃん初めて見たよ。よっぽどその相手が好きなんだろうか」と思ったことを口にしながら気配を悟られないように進んで)

  • No.7385 by 探偵  2024-12-12 17:19:49 


っ、ただ浮かれてるだけかもしんねぇだろ。ったく、これでロクでもねぇ奴だったらただじゃおかねぇ
(所長が選んだ人物ならば間違いないだろうと思いたいところだが抜けた所も多いのを考えれば手放しにしておける事ではない、あんな目に見えて浮かれているのならなおのこと心配だ。悪い男に引っ掛かっている可能性は否定できない。こちらがアキコを追うことを宣言すると相手も直ぐさま乗ってきて早速尾行を開始する。角にそれとなく身を隠しながら所長の様子を窺えば相変わらずの浮かれっぷりで気が気では無い、それだけ所長が誰かに惚れ込んでいるのだと相手が推測すればまた何とも言えない気持ちになりつつ何処か意地を張るように返事をする。アキコが幸せならばそれでいいのだが万が一悲しませるような輩ならば看過できない。暫く尾行を続けて道を進んでいけば橋へと差し掛かる、定番の待ち合わせスポットだ。そこでアキコは意中の相手を見つけたのか『あ!レオくーん!』と聞いた事のない高い声を出しながら誰かの元へと走り寄っていった。所長がかけていった先にいたのは銀髪の端正な顔立ちの男で所長を迎えるように爽やかな笑みを見せた。『ごめん待った?』と焦るアキコにレオと呼ばれた男は『君の事を考えてたら早く来すぎちゃっただけさ。会えて嬉しいよ』と歯が浮きそうなセリフを言っていてぞわりと鳥肌が立つ。その後も聞いているだけでも痒くなる甘いセリフが続いて物陰に身を潜めながら「あいつあんなのが好きなのかよ」と思わず口にして)

  • No.7386 by 検索  2024-12-12 19:08:56 

…君って身内に特段甘いよね、 デートなのは間違い無さそうだ、見た目から職業とかは分からないな。名前さえ分かれば地,球.の.本.棚で調べられるのに。
(所長を尾行していれば隣で辛口なコメントが返ってくる。自分以上に所長は子供では無いのだがすっかり親みたいな事を言い出すのを聞けば視線を相手に向けて思ったことを口にした。誰にでも優しく甘い相手であるが顔馴染みや身内になるとその傾向は更に強くなる。その影響を最も受けている自覚がある身として親馬鹿みたいだと思いつつ尾行を続けていれば待ち合わせスポットである橋にたどり着き、所長は高い声を出しながら男性の元に駆け寄っていく。他人の顔に特段興味のない自分でも整っていると思う顔立ちの男で所長を迎えると何とも甘ったるい言葉を告げている。傍から見れば少々胡散臭く、相手も隣で文句のような物を言っているが当の所長は嬉しそうに笑顔を輝かせている。当初の予想通りデートのようであるがその見た目から職業や所属は伺い知れなくて観察を続ける。個人に結びつく情報さえ分かれば検索で素性が一発で分かるのだがそれは難しそうだ。自分も大概でありながら二人のやり取りは続いて男が所長の手を取って歩き出す。相手に軽く目配せしてから尾行を継続することにすると後ろをついていく。途中、喫茶店に寄ってカップに入った飲み物を出てくるところはカップルにしか見えなかったがデートスポットなどがある方とは逆の方向に歩き始めると「こっちに何か行って面白い所があったかい?」と相手に問いかけて)

  • No.7387 by 探偵  2024-12-12 19:41:57 


あの野郎勝手に手ぇ繋ぎやがって。今日の調査で最低限フルネームは押さえたいとこだな……いや、こっちにはガレージが並んでるだけで……あいつ、アキコをどっかに連れ込む気か?!
(アキコに対して複雑な感情を抱えながらレオと呼ばれた男に悪態をつけば相手からツッコミが入り「うるせぇ!」と一言だけ返す、実際所長の為に事務所をほっぽり出してここまで来ているのだから言い訳できるものではないが。こちらのイライラに反して所長は心底嬉しそうにレオを見つめていて笑顔も満開だ、あの種の笑顔は見た事がなくて余計に気持ちをモヤモヤとさせる。目の前の男にばかり目が言っていたが相手が地.球.の,本.棚のワードを出せばハッと相手の方を見た、確かに男のフルネームさえ分かれば奴の来歴を全て洗い出すことが出来る。犯罪歴や黒い繋がりは相手に決して隠し立てすることは出来ないのだ。男が所長の手を取ると言葉にならない唸り声をあげてから悪い顔で今日の目標を立てる、あいつがアキコの隣にいて良い男か今日中に見極める必要がありそうだ。尾行を続けていれば二人は喫茶店でお揃いのコーヒーを買って街道を歩き始めていかにもカップルな振る舞いに奥歯を噛み締める。しかし次第に人通りのない場所へと歩き始めその違和感を感じたと同時に相手からこの道の先について問いかけられる、この道の先は到底デートで行くような場所ではない。嫌な予感が過ぎった時には二人は間近にあったガレージへと入っていくところで「待て!」と叫びながら後を追う。アキコに危害を加えるなんて絶対に許されない、勢い良くガレージへ飛び込もうとした瞬間、中から黄色い歓声が聞こえて思わず立ち止まってしまった。訳の分からない状況にちらりと相手を見てからガレージの奥へと進む。だだっ広いガレージを覗き込めばそこには老若男女様々な人がひしめき合い『レオ様ー!』『レオ様こっち見てー!』と次々黄色い歓声があがっていて「なんだこれ…」と唖然とするしかなくて)

  • No.7388 by 検索  2024-12-12 20:20:51 

じゃあ一体何処に向かって…っ、! 若い女性だけでなく年配の人や男性も居るようだね…、アイドルって訳でも無さそうだけど…
(所長が男と手を繋ぐとますます苛立ちを募らせていて直ぐにでと飛びかかりそうな勢いだ。あまり良い印象ではないのは確かだが所長が幸せそうにしている以上根拠もないまま邪魔するのも違うだろう。いつの間にか好奇心から立派な身辺調査として二人を尾行していたが行先に疑問を持てば相手に問いかける。知る人ぞ知る何かがあるのかと思ったが相手も思い当たる節はないようで不審を抱いた瞬間、2人がガレージの中に入っていって急いで後を追う。だがそこで待ち受けていたのは卑劣な罠、ではなく黄色い歓声で他にも多数の人の存在に一旦足が止まる。目を合わせてから中に入れば既に多数の人物がひしめき合い、男に歓声をあげていて男も『皆待たせてごめん、寂しかったよね』なんて甘い声で応えている。所長も男と一旦別れると人々の中に混じり『レオくん!』と声をあげるようになって周囲の異様な光景に圧倒されるばかりだ。これが若い女性だけならばアイドルの集客だとかホストや執事喫茶の荒木達のように色恋営業で何やら企んでいるとも言えたのだが中には年配の者や男性の姿もあって余計実態が掴めない。呆然としていると背後からさらに数人男女がやって来て『レオ様、今日も来ました!』と喜びに満ちた声を上げながら集団の中に混ざる。『皆来てくれてありがとう』と爽やかな笑みを浮かべる男の口調から何かの目的のために人を集めていることが分かれば「あの口振りからするに今から何か始まる様だ。あの集団の中なら容易に混ざれそうだけど…どうする?」と実態を掴めない状況に警戒を見せると相手に判断を委ねて)

  • No.7389 by 探偵  2024-12-12 21:02:00 


あの野郎勝手に手ぇ繋ぎやがって。今日の調査で最低限フルネームは押さえたいとこだな……いや、こっちにはガレージが並んでるだけで……あいつ、アキコをどっかに連れ込む気か?!
(アキコに対して複雑な感情を抱えながらレオと呼ばれた男に悪態をつけば相手からツッコミが入り「うるせぇ!」と一言だけ返す、実際所長の為に事務所をほっぽり出してここまで来ているのだから言い訳できるものではないが。こちらのイライラに反して所長は心底嬉しそうにレオを見つめていて笑顔も満開だ、あの種の笑顔は見た事がなくて余計に気持ちをモヤモヤとさせる。目の前の男にばかり目が言っていたが相手が地.球.の,本.棚のワードを出せばハッと相手の方を見た、確かに男のフルネームさえ分かれば奴の来歴を全て洗い出すことが出来る。犯罪歴や黒い繋がりは相手に決して隠し立てすることは出来ないのだ。男が所長の手を取ると言葉にならない唸り声をあげてから悪い顔で今日の目標を立てる、あいつがアキコの隣にいて良い男か今日中に見極める必要がありそうだ。尾行を続けていれば二人は喫茶店でお揃いのコーヒーを買って街道を歩き始めていかにもカップルな振る舞いに奥歯を噛み締める。しかし次第に人通りのない場所へと歩き始めその違和感を感じたと同時に相手からこの道の先について問いかけられる、この道の先は到底デートで行くような場所ではない。嫌な予感が過ぎった時には二人は間近にあったガレージへと入っていくところで「待て!」と叫びながら後を追う。アキコに危害を加えるなんて絶対に許されない、勢い良くガレージへ飛び込もうとした瞬間、中から黄色い歓声が聞こえて思わず立ち止まってしまった。訳の分からない状況にちらりと相手を見てからガレージの奥へと進む。だだっ広いガレージを覗き込めばそこには老若男女様々な人がひしめき合い『レオ様ー!』『レオ様こっち見てー!』と次々黄色い歓声があがっていて「なんだこれ…」と唖然とするしかなくて)

  • No.7390 by 検索  2024-12-13 10:29:21 



(/お世話になっております。一番新しく返信頂いた物が前回の物と全く同じ物でまた荒らしなのか探偵様なのか判断がつかなかった為、お待たせさせてしまうことになるかと思い念の為ご連絡させて頂きます。もし全く関係ないもので急かす形になってしまったら申し訳ないです。よろしくお願いします。)


  • No.7391 by 探偵  2024-12-13 10:32:59 


一体なんなんだよ……当然潜入だ。アキコをこのまま放っておくわけにはいかねぇ
(目の前に広がるのはレオという男に黄色い声を上げる集団が色めき立っている光景でその異常な熱量に呆気にとられるしかなかった。男を囲うのが女性だけでなく老若男女であることが余計この場の異様さを加速させていて全員が揃いも揃って盲目的にレオの名前を呼んでいるのが何とも異質だった。二人で突っ立っている間に続々と人が集まってきて相手から判断を委ねられると潜入を選択する、アキコがこの異様な集団に巻き込まれているのはもちろんのことこの集まりはただのファンクラブとは違うと探偵の勘が告げている、この場に集まっている人々のためにも実態を調査した方が良さそうだ。相手に目配せしてからガレージに入っていく人々に紛れて集団の中へと入っていく、前方には一段あがったステージが設けられていて玉座のような豪華な椅子が一脚だけ用意されていた。その周辺に花束やプレゼントが置かれ玉座が彩られていきひとしきりの準備が整うとレオはステージ上へあがって『今日は俺のために集まってくれてありがとう。こんなにも君たちに愛されて俺は幸せ者だ』と甘い声で呼びかけた。その瞬間にまた歓声があがる、中には野太い声もあってなかなか混沌とした状況だ。男は甘いマスクで微笑みかけると『俺も皆のこと愛してるよ』と囁くように言えば投げキッスをこの場にいる人間に投げた。その瞬間に、壁に囲まれたガレージ内であるはずなのに僅かに寒気を感じた。スっと熱を奪われた感覚だったが一瞬でその感覚は消えてしまう。深く考える前にまた黄色い歓声があがると『レオくーん!こっち向いてー!』『レオ様ー!愛の言葉囁いてー!』と色めきだった声が溢れて「何の集会かさっぱり分からねぇな…」と呟いていて)


(/すみませんめちゃくちゃこちらのコピペミスでした……長らくお待たせしてしまって申し訳ございません。ご連絡いただくまで気づいておりませんでした……お声がけいただいてありがとうございます!!)

  • No.7392 by 検索  2024-12-13 11:40:07 

確かに整った顔立ちではあるけど、ここまでの熱狂ぶりは異常に見えるよ。 ……?
(状況が掴めないまま相手の判断を仰ぐと潜入調査の返答がされる。どちらにしろ所長がこの異様な光景に取り込まれているのは確かで実態調査は必要だろう。目配せを受けると集団に紛れて更に中へと入り、列に並ぶ。同じくらいの若い男性のちらほら見られて浮いてはなさそうで辺りを観察するように見ていると男はステージ上にあがって甘い声で呼びかける。その度に黄色の歓声があがって執事喫茶で聞いた者よりも人数が多ければ思わず圧倒されてしまう。男が爽やかに微笑んで投げキッスと呼ばれる仕草をすると薄ら背筋が冷えた気がして体が固まる。だが周りからこれまでで一番の歓声が上がるとその熱気に押され上書きされてしまい、相手と肩を寄せこっそりと思った感想を耳打ちする。今のところは変わった所は見られずただあの男を好きという理由で集まっているなら邪魔することは出来ないが何とも言えない違和感がある。どうすれば更に踏み込めるかと辺りを見渡すとガレージの入り口辺りに人影が見えた。皆と同じくあの男の為にやってきたというよりは自分達と同じく中の様子を伺っているように見える。何かこの会について知っているなら話を聞きたいが所長を放っておくわけにもいかない。相手の肩を叩いてから人影の見える出入り口を指さすと「翔太郎、少し気になることが出来たからここでの潜入調査は任せていいかい?」と声を掛けて)

(/探偵様が忙しい時はいつもお声がけ頂けるので何となくそんな気がしておりました。お声がけしてみて良かったです。自分もやりかける事は何回かあるのでお気になさらず!引き続きよろしくお願いいたします。/こちら蹴りでお願いします。)

  • No.7393 by 探偵  2024-12-13 12:31:44 


なんか裏がありそうだな。……あぁ、頼む。なんかあったらすぐ知らせろよ
(今日一番の歓声に圧倒されていると相手が肩を寄せて耳打ちがされる。認めたくはないものの確かにあの男の容姿は整っていて人を惹きつける力があることは分かる、しかしそれがこんなあらゆる人を惹きつけ魅了するかと言われれば正直そこまでとは思えない。きっと何かカラクリがあるはずだ。その後も集団に手を振るレオを見ていると相手から肩を叩かれる、指さされた方向を見れば中を窺うような人影が見えた。相手をひとりでいかせるのはあまり乗り気ではないがこの異様な集会から今は抜け出すことが出来ない。なにより所長が心配だ。相手に中を窺う人影を任せるとこちらはレオと周辺の人々に集中することにした。だがその後も何か怪しい儀式が始まるでもなくてレオは玉座の周辺を飾る花束に目線をやって『この花束は誰が?』と聞いて『私です!』と声があがる、するとレオはステージを降りて花束を贈った女性の手を取ると『俺のためにあんな素敵な花束を用意してくれてありがとう』と礼を言った。すると女性はいろいろと限界を超えたのかその場にヘロヘロと倒れ込んでしまう。その後同じことが数回繰り返されて男や女の手をとって礼を言う時間があった後、近くを通ったレオの目線がこちらへと向いた。怪訝そうな顔を浮かべていると『あぁ、通りで今日は…』と呟いてこちらへとやってくる。思わず後退るがその前に手を取られてしまって『君が会いに来てくれるなんて、俺は幸せ者だな』とまた甘い言葉が囁かれた。その瞬間に、ドクンと強く心臓が跳ねたのがいやでも分かった。胸を貫かれたという表現が相応しいその衝撃に目を見開く、クスリと笑ったレオはそっと手を離してまたプレゼントの礼を言うのに戻っていく。レオが離れても心臓の高鳴りは全く収まる気配がなくて理解できない状況に拳で口元を隠して顔を俯かせて)

  • No.7394 by 検索  2024-12-13 14:18:42 

分かった。__ 待って、僕も知り合いを追いかけてここに来たんだ。何か知っているなら話を聞きたい
(相手に会場の調査と所長のことを任せると何とか人の間を抜けて列を出る。そこからガレージの出入り口から出るとこちらを見るなり高校生くらいの女の子が逃げようとする。彼女がさっきの人影だろう。中の熱狂ぶりからその理由に察しをつけて彼らとは違うとアピールすれば彼女の足が止まる。敵意がないことを示しながら近づいて声を掛けると『私の友達を助けてください』と潤んだ瞳がこちらを向いた。それに一瞬驚くも今回の件に関与しているだろうことが分かればひとまずここでは歓声で彼女の声がかき消えてしまうと少し離れた所に移動して改めて話を聞く。彩希と名乗る彼女はこの街の高校生で美樹という常に一緒に行動するような親友がいるらしい。だが最近様子がおかしくて何処か上の空だったかと思えばレオ様という人物への魅力を語り出したり普段はしない服装をしてみたりと浮かれた行動が目立ってきたという。二人で休日や放課後に遊びに行くことも少なくなってきたようで『今日も本当はずっと楽しみにしていた映画を二人で見に行く約束をしていたのに…』とぽつぽつ零しながら手元のチケットらしきものを握りしめる姿は酷く寂しそうで痛々しい。美樹は約束を破るような人では無いと断言しながら『最近は学校に居る間も疲れた顔してて、今日も休んだ方が良いって言ったのにそれも無視してレオ様に会いに行くって』と今にも泣きだしそうな彼女は本当に親友を心配しているのが伝わってくる。今の話からしても何かしら異常なことが起きているのは間違いなさそうだ。「僕はこの街で探偵をやっているんだ。だからあの中でおかしなことが起きているなら君の親友を含めて助けたい」と語れば探偵というワードに目を瞬かせながらも今の状況を分かってくれる人がいることで気が緩んだのか『どうか美樹を、お願いします』と泣き始めてしまった。それを不慣れなりに慰めつつ更に詳しく経緯や親友の変化について聞き込みをして)

  • No.7395 by 探偵  2024-12-13 17:11:27 


…………っ、アキコ。お前追いかけて来たんだよ。…向こうにフィリップいるから合流しといてくれ。俺は…もうちょっと探ってくる
(収まらない鼓動に戸惑いながらもなんとか顔を上げる、この異様な状況の原因を探らなければならないのに何故か目線はレオへと吸い込まれて彼の視線や動き、言葉に意識を全て持っていかれてしまう。無意識に、しかし一心に、レオを目で追っていると横から『ちょっと!』と聞き慣れた声がして慌ててそちらの方を向く、そこには所長様がいて『なんで翔太郎くんがここにいるのよ!さっきレオくんに手取られてたし!』とお怒りの言葉を受けた。なんとか気持ちを整えながら呆れるようにそっちのせいだと言いながらレオの動向を探るのに集中する。しかしレオはその後もお礼を言ったり甘い言葉を男女問わず囁いたりするだけでそれ以上のことをするでもなく、再びステージへと上がれば『今日は来てくれてありがとう。また来週この時間に会おうね。デートのお誘いは俺からさせて貰うよ』とウィンクを投げて所長も含めて黄色い声が辺りを包むとレオはガレージの裏へと引っ込んでいった。その後集まっていた人は次々と帰っていくが探偵としてここはあのレオという人間をもっと探るチャンスだろう、その中にもう一度会いたいと願う気持ちが紛れているのは無視してアキコに相手のところへ行くよう言えば人の流れに逆らってタイミングを図りレオを追いかけた。埃っぽい廊下を抜けガレージの奥に部屋のようなスペースを見つけると静かに扉を開けて中へと入る。音を立てずに扉を閉めたところで『待ってたよ』と測ったようにレオの声が聞こえてきた、物陰からレオが現れると警戒するような視線を向けるが次第にその瞳に吸い込まれるように見惚れていく。ゆっくりとこちらに近づいてくる彼に何も出来ずにいるとまた手を取られて『名前は?』と甘い声が鼓膜を揺らすと「…左.翔.太.郎.だ」と素直に自分の名前を伝えその手を振りほどけずにいて)

  • No.7396 by 検索  2024-12-13 18:53:19 

…相当惚れ込んでいるみたいだね。…あれ、翔太郎は? っ…僕も中を探ってくるからアキちゃんは彼女の対応任せた!
(話を聞いている限りやはり高校生が一個人に対する熱量としては行き過ぎている気がする。尚も心配そうな彼女に「中に頼れる相棒が居るんだ。僕達がこの事態を解決すると約束する」と語ればその表情が和らいで改めて依頼として引き受けることにした。何かあった時に連絡先を交換し話を聞いていると会が終わったのか中から人が出てくる。その中には写真を見せて貰った親友の姿があってご機嫌に見えるが確かにかなり疲れているようにも見える。彼女は親友が心配なのか直ぐに駆け寄っていくのを見ていれば『フィリップ君!』と聞き馴染みのある声が聞こえ視線を向けると所長が少し怒ったような表情を浮かべていた。こっそり尾けていた事に不服そうな所長を宥めながら男への印象を聞けば『レオくん素敵でしょ!あんなにカッコイイし、優しいし、何でもあげたくなちゃう』とデレデレした表情を浮かべている。まるであの男の虜になっていることに面白くない物を覚える。同時に一緒に会場に入ったはずの相手の姿が見えないことに気付き所長に問えば『何かもうちょっと探ると言って奥に入っていたわよ』と返答がされる。会が終わってからそこそこは経っている人々を夢中にさせる男に強い疲労感、途端嫌な予感が浮かんでくれば彼女の対応を一旦所長に任せてガレージの中に入る。集会が終わって人はまばらだがその中に相手の姿は無い。焦りを覚えながらその端に廊下のようなものを見つけるとそちらに走って向かい、物陰の裏などを確認しながら進み奥に一つ部屋を見つけると無意識に一息ついてからドアノブに手をかけて)

  • No.7397 by 探偵  2024-12-13 19:56:43 


何を……、フィリップ……ッ、
(あの謎の集会においてもっとも怪しい人物と二人きりという絶好の機会でいろいろと聞き出さなければならないはずなのに先程から心臓の音がうるさくてまともな思考回路すら回らない。全神経は繋がる手とこちらを見つめるレオの瞳にだけ向けられて安易に接触を許しているというのに全く動けなかった。というより動きたくなかった。じっとこちらを射抜くように見つめるレオに何とか探偵として口を開こうとするがそれを遮るように『俺も君に上げるから、君のことを俺にくれないか?』とまた何とも甘い言葉が告げられて心臓が激しく高鳴る。なんとか一言返事をするがまともに会話することすら出来ない、薄暗い部屋に差し込む光がレオに当たって彼は暗闇の中でも一等輝く星にさえ見えた。手が繋がったままレオがこちらへ近づいてくる、そしてもう片方の手が肩に乗せられるとさらに距離は近づいて吐息が唇を掠めるところまで二人の顔が近づいた。しかしその瞬間にドアノブが回される音が聞こえて意識がそちらへ逸れる、そこにいたのは相手の姿で妙な焦りを覚えると相手の元へと一歩踏み出した。しかしレオはそれを許さないように繋がった手がグッと引き寄せられて再び目線は彼へと奪われる。そのまま相手へ聞こえないように『あとでね』と小さく告げられると繋がった手の中に何かを押し付けられた。動揺して目を泳がせているうちに手が離れるとレオは相手へ向かって『今日は来てくれてありがとう、またね』と声をかけて早々とその場から立ち去っていく。一瞬の迷いのあと、手の中で渡されたものをポケットに突っ込んで相手の方をみれば「さっきの人、どうだった?」と何事も無かったかのように問いかけて)

  • No.7398 by 検索  2024-12-13 20:38:29 


は……、…大事な親友がこの会に参加しているから助けて欲しいって依頼を受けたよ。
(ドアノブに手を掛けて扉を開く。そこに居たのは探していた相手とあの男だ。だが男は相手の肩に手を置いてまるでキスでもするような距離感まで近付いていて有り得ないはずの光景にガツンと頭が殴られたような衝撃が襲って目を見開いたまま動けなくなる。相手は咄嗟に離れようとするがそれを男が引き止め何かを話す。その時に男と相手の手が繋がっていたのに気付けば体の底が冷えるような心地がした。男はこちらにも変わらず爽やかな、それでいて底の知れない笑みを向け、固まったままの自分の横を去っていく。残された相手が何かをポケットに入れるのを視界の端に捉えながら相手から話しかけられると漸く思考が動き始めた。先程のことがまるで無かったかのように相手に話しかけられると胸の奥がざわつく。無意識に手を握りながら簡素にさっきあったことを告げるが今頭の全てを占めているのはそれではない。じっと相手に視線を向けると「……君は、何を話していたんだい」と本当に知りたいことを問いかけ)

  • No.7399 by 探偵  2024-12-13 21:15:07 


つまりそんな依頼がくる程にはきな臭い集まりってわけか。…、…あいつから色々聞き出そうとしたんだけどな、全然しっぽ掴めなかったぜ。悪ぃ
(レオが部屋を出ていき薄暗い部屋で相手と二人きりになる、今のことを言及されないように相手の首尾を聞いてみればあの場で依頼がされたと聞き数度頷いた。いつもならばその依頼主や詳しい経緯、得られた情報などを相手から聞いて共有するところなのに意識はポケットに突っ込んだレオからの贈り物に奪われてしまう。一体自分の手に押し込められたのはなんだったのか、最後に囁かれたあとでという言葉に期待が募って探偵業さえままならない。無理やり返事をしていると相手がこちらを見つめているのに気がついて目線を合わせる。相手は自分の相棒であり恋人だ、レオが接触してきたこと囁かれた言葉、それらは相手が検索する際のヒントになるかもしれないもので迷いなく共有すべきものだ。だが先程から心臓が煩くて高鳴りは収まらない、今しがた別れたばかりだというのに今すぐ駆け出したいくらいにレオに会いたい衝動が募る。ありのままを全て話せばいいのに後ろめたさが尾を引いて咄嗟に嘘をついてしまう。薄く笑いながら上手くいかなかったと、あの場の説明になっていない言葉を告げていると彼に、レオに会いたい気持ちはさらに膨れ上がってしまって「とりあえず情報屋にこの集会のこと聞いた方が良さそうだな。フィリップ、お前はアキコと一緒にその依頼主から事務所で話聞いてくれ。俺は情報集めてくる」といつもよりどこか忙しない口調で言えば体のいい役割分担をして露払いしようとして)

  • No.7400 by 検索  2024-12-13 21:51:02 

……、翔太郎!
(街の人から助けて欲しいと依頼を受ければいの一番にそれに応えようとするのが相手だ。だがその内容を詳しく聞こうともせずそれらしい返しをしながら何処か上の空にも見える態度に違和感は募っていく。一番気になっていた会話内容について目を合わせて問いかけると妙な間が空いて曖昧な答えが返ってくる。長年一緒にいれば何となく癖なんかも分かってくるがこういう時の相手は大体本当のことを言っていない。薄い笑みさえ先程の光景をフラッシュバックさせて相手は目の前に居るのに遠くに行ってしまったようなそんな冷たい心地すらした。無意識に眉を寄せていれば相手はいつものように相談する訳でもなく忙しなく一方的に物事を決めていく、情報を集めると言ったその行先があの男の元では無いのかと嫌な予感は増幅していくばかりで咄嗟に相手の腕を掴んだ。感情が制御出来なくて強くそこを握りながら役割分担の話を遮るように強く名前を呼ぶ。真剣な顔で、相棒としてだけでなく恋人としても相手を見つめながら「それは、僕には言えないことなのかい?」とさらに踏み込んだ問いを投げかけて)

  • No.7401 by 探偵  2024-12-13 22:24:29 


っ、…ンだよその言い方!ちゃんと話しただろ!レオからは何も聞き出せなかったんだよ!
(心は完全にレオに奪われている、それこそ盲目的に、体がどうにかなってしまいそうなほどに、あの声をまた聞きたい気持ちが抑えられない。この場をなんとか早々に切り上げて早くひとりになりたいのに相手はそれを許さないようにこちらの言葉を遮って腕を掴んできて、強く名前を呼ばれると漸く目を合わせた。そこには唯一無二の相棒が、世界で一番大切な恋人がいる。いるはずなのに、その存在を塗りつぶしてしまうほど輝き煌めく光がこの視界を覆ってしまって、大切な存在であるはずの相手の輪郭を霞ませる。強く腕を掴まれながら終わったはずの話を蒸し返される、早くポケットの中身を確認したいのに相手のせいでそれが叶わない。その状況は相手への怒りへと変換されていって強い口調で叫びながらこちらを掴む相手の手を振りほどいた。相手は大切な存在だ、そのはずなのに今はレオとの間を邪魔する存在になっている。レオへの想いの強さが相手への怒りへ変換されさらに自分にとって都合のいい嘘を重ねながらこの場を振り切ろうとする。普段ならば到底しない嘘や感情の昂りが溢れ出す、それはレオへの気持ちが溢れるのと同じくらいどうにもならない。相手を強く睨みながら「俺が何も情報掴めなかったのがそんなに気に入らねぇのかよ!」とこの場を早く終わらせようと筋違いの怒りを重ねて)

  • No.7402 by 検索  2024-12-13 22:52:22 


っ、誰もそんなこと言ってないだろう! 依頼人の彼女の話からしてもあの男が妙な能力のようなものを持っているのは間違いないはずだ。そもそもわざわざこんな所に人を集める目的も分からないし、まともな人物とは思えない。とにかくあの男が危険で、何か企んでいるのは君にだって分かるだろう。
(強引に腕を掴んでこちらを向かせなければ目が合わないほど相手は何かを急いでいる。引き留めて相手の隠そうとしているものについて問えば強い口調で返され、力任せに腕を振り解かれてしまって思いもしない行動に一瞬思考が止まった。声を荒らげて強く睨む視線からは苛立ちを超えて敵意のようなものが感じられる。その事自体にも、それが先程目撃した事を隠そうとしている為なのだと察しがついてしまえば一気に感情が昂ってこちらも強い言い方で返してしまう。やはり相手はあの男との間に何かがあったのだ。そう確信を持つとそんな相手を引き止めるために先程の彼女との会話や今までの事で分かったことを早口で伝える。普段の調子で話しているつもりだったがあの男が気に入らないという個人的な感情が乗っかって強く断定的な言い方になっているのには気付けないまま、大切な相手に危険性を訴えた。そして相手のポケットに目を向けると「今あの男に貰った物、出したまえ」と低い声で告げ隠したものをこの場で暴こうとして)

  • No.7403 by 探偵  2024-12-14 08:12:53 


っ、…あの集会が怪しいのは十分分かるけどな、少なくともさっきレオと話した感じじゃ何も怪しいとこはなかった!それをまともじゃねぇって、言い過ぎだろ!…ッ、……断る。まともじゃねぇ今のお前にこれを渡したってレオを悪く言うだけだろ
(脳内の大半はレオの事で埋めつくされていてそれを許さない相手に今や怒りを強く感じている。そんな状態で彼を強く否定し非難するような言葉を聞けば更に感情はヒートアップしていく。自分だってついさっき会ったばかりのはずなのにそれこそ盲目的に彼のことを信じて庇っている、それが胸の高鳴りに由来するものだという事からは目を逸らして感情のままに相手に言い返していた。誰よりも信頼できる相手の言葉を聞かなければならないはずなのに気持ちはレオの方に傾いて彼を信じたいと思ってしまう。鋭い空気の中相手がポケットの中身に言及すると思わず息を飲む、素早く隠したつもりだったが相手にはバレていたらしい。自分も何を手の中に渡されたのかは分からない、しかしあのレオが自分に託した大切なものをレオに対して敵意を持つ相手に渡す事なんて、できない。このポケットの中身は自分とレオだけのものだ。ポケットを相手から遠ざけるように半歩さがるとこちらも低く静かな声で首を横に振る。そして先程レオに向けた言葉を今度はこちらから相手へと向けた。相手に阻まれれば阻まれるほどレオに会いたい気持ちは抑えられなくなっていく、相手から目を逸らすと「とにかく、俺は外で情報稼いでくる」と無理やり会話を終わらせると相手を振り切りそのまま部屋を出ていって)

  • No.7404 by 検索  2024-12-14 09:18:05 

ならその話をした内容を言えば良い。やましくないなら言えるだろう。 っ、それは見てから決めることで、翔太郎!!
(湧き上がる感情のままこの回のこともあの男のことを非難すれば相手もヒートアップして言い返してくる。まださっき会ったばかりで客観的に見ても怪しい所ばかりなのに相手は男を庇うような事ばかり言っていてそれが余計気に入らない。話の内容を明かそうとしないのに信じてくれなど虫がいい話で必死に男との何かを隠そうとする姿にその口調は問いかけるようなものから責め立てる物に変わっていた。その証拠を掴もうとポケットの中身を出すように言えば息を飲み半歩下がる。そしてこちらの要求を拒否してまともでは無いと言われてしまうと唇を噛み締めた。何で自分の気持ちが分かってくれないんだ。いつもは何も言わずとも通じ合えていると思うのに今は大きな壁があるようにしか思えない。何が出たとしても男の事を悪く言ってしまう自覚はあったが早くそれを暴いてしまいたいと急かすも目を逸らして強引に話を切り上げようとしたのが分かればまた強く名前を呼んで再びその腕を掴もうとする。だがその腕は宙を掠め振り切られてしまうと相手を失う喪失感と身勝手な怒りが湧いて「…僕よりあの男を信じるのか」と恨み言のような言葉がぶつけていた。そのまま相手は部屋を出ていってしまう。一人になれぱ頭は様々な感情が入り交じって冷静でないことを自覚する。以前相手の幼馴染が関わった一件で作られ塞がっていたはずの傷がさらに深く開いてぐちゃぐちゃに荒らされてる気分だ。相手のことを掴めなかった手を握りしめていれば『翔太郎くんが何か急いで調査しに行くって出ていったけど……、…フィリップくん?』と所長が部屋に入ってくる。急いで、という言葉に相手の男への想いの強さを感じてまた胸が痛む。心配そうに顔を覗き込んでくれる所長にゆっくりと目を合わせ「…アキちゃん、僕はどうしたら良いと思う」と小さく声を零して)

  • No.7405 by 探偵  2024-12-14 09:53:17 


………、…レオ、
(いつも通りに先程の会話を、レオに言われた言葉を、こんなおかしな事を言われたのだと相手に伝えればこの場は収まる。しかしレオに言われたあの言葉をおかしな事とは思えない自分がいる、つまりは相手の言う通りやましい気持ちがあるのだろう。相手にレオとのやり取りを知られたくない、その理由にたどり着けば全てが終わってしまうのは分かっていて、しかし彼への気持ちは止められなくて、結局は相手を振り払って部屋を出ていってしまう。相手が自分を呼ぶ声はいつも心地好くてこの胸を満たすもののはずなのに、今は別の人物の声が自分の名前を呼ぶのを待ちわびていた。ひとり部屋に残された相手のもとへ所長がやってくると相手の様子に何があったかを察して心配そうに相手の顔を覗き込む。やがて目が合うが様々な感情が、それも悪い方向への感情が入り交じるその瞳に一度目を伏せるも、すぐに所長は相手を見つめて『依頼が来てる以上翔太郎くんと一緒に事件を解決する以外にないじゃない。翔太郎くんと連絡を取るか…あ、今度は翔太郎くんを尾行するとか?どっちにしろあんたたちは二人で一人の探偵なんでしょ?あーーー私もレオくんと二人で一人になっちゃったりして!キャッ!』と最初こそ真面目に相手を励ましたものの話しているうちにレオに気を奪われていっていた。一方で探偵は漸くひとりになってポケットの中を探って渡されたものを取り出す、そこには折りたたまれたメモ用紙があって広げてみると『桜井玲音』という彼の本名と電話番号が書かれていた。ガレージに乗り込む前になんとしても突き止めてやると意気込んでいた情報なのに今は彼の本当の名前を知ることができて、それを明かされた事がたまらなく嬉しくて思わずひとりでニヤけてしまう。早速書かれた番号に電話をかければ数コールもしないうちに電話が取られて渇望していた彼の声が聞こえてくる。胸が華やぐのを感じながら「待たせたな、今から会えねぇか?」と誘ってみれば直ぐに了承の返事かされてガレージよりもう少し奥まった場所にある遊歩道で落ち合うことか決まると弾む心を抑えられないまま待ち合わせ場所へと向かう。遊歩道につけば既にレオは到着していて声をかければそのまま二人で人気のない、しかし木漏れ日の心地好い道を歩き始めて)

  • No.7406 by 検索  2024-12-14 11:43:57 


……、そうだね。僕は探偵だから、調査しないと。
(制御出来ない感情で縋るように所長に問いかければ真面目な返答がされるがあの男の名前が出てくれば身を固くする。相手だけでなく所長も男の味方なのだと分かればあまりの状況に逆に乾いた笑いが零れた。様々な感情が消化しないまま増幅して頭がいっぱいになれば逆に麻痺したように冷静になってきた。どちらにしても依頼を受けた以上探偵としてこの自体を解決しなくてはならない。この街を泣かせたくないと教えてくれた人が違う人を選んだとしてもだ。自分に言い聞かせるように口にすれば「アキちゃん、僕も調査に行くよ。…それとまたレオ様に呼ばれることがあったら連絡をくれないかい。僕も興味があるから」とそれらしい笑みと主に思ってもない事を告げると自分もガレージを後にした。ひとまず原因を調べるためにも情報が必要だ。情報屋の皆に連絡を取って知っていることがないかと尋ねる。返ってくるのは軒並み依頼人の彼女から聞いたことに近い中身やかなりの人数を魅了していること、会う度にその傾向は強くなっていくことなどだ。その度に『翔ちゃんじゃなくてフィリップくんが聞いてくるなんて珍しい』と言われ、やはり相手が宣言した情報収集をしていない事実に胸が痛むのを曖昧な笑みで流した。そうしていると女子高生二人からもしかしたら、という情報を聞けば時間を取ってもらってすぐに話を聞きに行く。どうやら二人の同級生にも最近学校に来なかった人が居るらしくレオ様という人物を推してたらしい。『なんかレオ様のお気に入りだって自慢してたんだけど、急に体育の途中に倒れちゃって今も入院中なんだって』とエリザベスが語るがお気に入りという単語にぴくりと反応してしまう。あの距離感は男にとって相手はお気に入り、なんだろうか。そのまま考えていれば『フィリップくん、怖い顔してる』とクイーンに言われてしまい思わず顔を上げた。無意識に表情に出てしまってたようだ。また笑って見せようとすれば頬を摘まれて『私この子の連絡先知ってるから話が聞けるか聞いてみる。』『フィリップくんにこんな顔させるなんてしんじらんなーい!今度翔ちゃんにいっぱい文句言うから!』と言ってもない状況を察したのかそれぞれ慰めてくれるのが暖かくて少しだけ表情が緩んだ。「ありがとう、二人とも」と返すとクイーンが入院している子に連絡をとってくれるのを見守りながらSNSなども当たってもらって情報を集めて)

  • No.7407 by 探偵  2024-12-14 13:01:57 


___あぁ、俺はこの街で探偵しててな。あそこには世話のかかる仕事仲間を探しに来てたんだ
(レオと二人で穏やかな木漏れ日の中で他愛のない話をしながら歩く、ただそれだけで胸は華やいで彼に名前を呼ばれる度に意識しなくとも顔には笑みが浮かんだ。そんな時間を過ごしていたのは、過ごしたいのはひとりだけだったはずなのに、目の前にいるレオが放つ眩い光が全てを彼で塗りつぶしていく。穏やかな時間を過ごしながら所長のことを話していれば『もうひとりの方は?』と問いかけられる、相手の事を問われた時その返事はいつも同じだった。だがレオに対して、今この胸を焼く男に向かって、自分にとって特別な人間がいるのだと口にはできなかった。むしろその特別な人間はもはや、とまで考えて無理やり思考を中断して上手く回らない頭で「あいつも仕事仲間だ」と相手のことを称してしまった。相手を相棒と言えなかったことに自分で酷く動揺していると『それじゃあ俺が君の隣にいても構わないんだ』と甘ったるい声と共に手を繋がれてしまった。思わず目を見開いてレオを見つめる、しかしその手を振りほどくことはできなかった。二人でまた歩き出そうとする、しかし体が重くて足が絡まり躓きそうになってしまった。地面に倒れてしまうかと思ったがその前にレオがこちらの体を捕まえる。『大丈夫かい?』と問われて顔を上げると彼の顔は間近にあった。穏やかに差し込む光に照らされたレオの顔から目を離せなくなる、レオもこちらを見つめていて吐息が頬を掠めた。その瞬間に、どちらからともなく顔を近づける。心が通じ合うままに身を任せようとしたが既で彼の肩を掴んで動きを止めた。その瞬間に、懸命に気づかないフリをしていた、そんなはずないと言い聞かせていた気持ちに気づいてしまう。一度認めてしまえばもう気持ちを止めることはできない、だがその為にはケリをつけなければならない事がある。レオを見つめると「ちゃんとケリつけて、もう一度お前のとこに戻ってくる」と告げればまた会う約束をしてから一度レオと別れた。いつもより早い歩調で歩きながらス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.を取り出すと『情報を手に入れた。お前と話したいことがあるから事務所に来てくれ 』と相手にメッセージを送って)

  • No.7408 by 検索  2024-12-14 13:43:57 

……! 二人とも協力ありがとう。この礼は今度させて貰うよ。
(クイーンに入院中の子に連絡を取って貰い電話で話を聞く。彼女も同じくレオ様に熱狂していて、毎回呼ばれる度に向かっていたらしい。次第に会が終わったあとにも呼ばれるようになってデートをしたりしていたが毎回会った後は酷く疲れ始めたという。『なんで私を選んでくれたの、って聞いたんです。そしたら若くて元気そうだからって言われて。…すて最後に会った日ぽつり“これまでか”って呟いたかと思ったら、あの人は化け物になって…!』と感情の昂った声が聞こえた。病院では過度な疲労による幻覚と判断されたらしいが今までの情報をまとめればメモリならびにド.ー,パ.ン,トである可能性が非常に高いだろう。会場で感じたあの妙な感覚が体力や生命力と呼ばれる物を奪い取ったものなら辻褄が合う。貴重な証言に礼を言うと『なんであの人にあんなに夢中になっていたのか、今は分からないです…。もし同じ被害にあってる子がいるなら助けてください』とあってあの男の名前と連絡先を教えて貰う。これで地.球,の.本,棚で絞ればあの男のこともメモリの手がかりも掴めるかもしれない。電話を切ってクイーンに返してこちらにも礼を言っているとス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンがメッセージの通知を伝える。そこに添えられた相手の名前に心臓が強く跳ねた。何が書いてあるのか見たい気持ちと見たくない気持ちが争うも意を決して中身を見れば新しい情報を手に入れたという内容だ。別口で情報を集めたのかと一瞬期待しそうになるがあの部屋の会話がフラッシュバックしてすぐに冷める。だがどちらにしろ今得た情報を共有してもう一度相手と話さなくてはならないだろう。二人に礼を伝えると心配そうな顔を向けられるが「大丈夫だから」と返して喫茶店を後にした。様々な感情が渦巻く中事務所に戻ってきたがまだ相手の姿は無い。そのことに何故か安堵した自分に驚きながら近くのソファーに座って落ち着かない様子で相手を待って)

  • No.7409 by 探偵  2024-12-14 14:14:31 


…戻ってたのか。これ、レオの本名と連絡先だ
(全てを決意し事務所の階段を登って扉を開ければ相手はソファに座っていて短く声をかける。扉を閉めてハットを脱ぎ、いつもならば金具へかけに行くところだが今日はハットは手元に残したままだ。ポケットからメモ用紙を取り出すと相手の目の前に置く、それはあの時レオに手渡されたもので本名と連絡先が書いてあるものだったが既に相手が手に入れている情報と同じだった。話の本題はここではない、軽く息を吐くと相手の方を見る。彼のことが脳に強く強く焼き付いて離れない、それこそほかの全てを灰に帰してしまうほどにこの身を焼かれもうどうしようもない。彼と一線を超えるには今の関係に精算が必要だ。ハットを胸にあてると相手の方に体を向ける、そして「お前とは相棒としても、恋人としても少なくねぇ時間を過ごしてきて、楽しかった。でも、…この気持ちを隠したままなのはお前にも、あいつにも誠実じゃねぇって思ったからここに来た」と告げれる。この一言で全てが終わってしまうことが分かっていても気持ちは全く止まる気配がなくてゆっくりと呼吸したあとに「俺は、桜井玲音のことが好きだ」と今胸に宿る気持ちを相手へと明かして)

  • No.7410 by 検索  2024-12-14 14:46:26 

…もう知ってるよ。 ……ッ、……被害者の話を聞いてきた。君のその感情は恐らくメモリによるものだ。 偽物なんだよ、ッだって、今まで何度も約束しただろう、
(そのまま相手を待っていれば扉が空いて相手が入ってくる。ハットを置くことなく渡されたメモ用紙は既に調べた情報で一応受け取りながら短く返した。相手がこちらを向く、その表情に嫌な決意を覚えて無意識に呼吸が浅くなっていく。今すぐ逃げてその先を聞きたくないのに体が動かない。目が合ったまま自分ではなく他の人への特別な好意を口にされると一瞬その音声は分かるのに言葉の意味が分からなかった。相手は何を言っているのだろう、それでも数拍置いてその意味を理解してしまえば自分の一番根っこの大事な所にヒビが入ったのが音がした。こんなにも自分は相手が好きで、相手も同じであったのにその気持ちが他の人に向いている。そう思うだけで大きく瞳は揺れ顔を酷く歪む。だがその原因は分かってる。酷く動揺しているのに乖離したような妙な冷静な自分もいて、さっきまで調べたことを相手に伝える。相手が強くあの男に惹かれているのはメモリの能力のせいなのだと事実を、あるいは自らの強い願望を訴えて相手の言葉を受け入れない姿勢を取れば揺れる瞳でじっと相手を見つめ、今までの何度も重ねてきた大事な約束を持ち出して)

  • No.7411 by 探偵  2024-12-14 15:16:26 


……さっきレオと会ってきた。それで確信したんだ、俺はあいつの隣に居たいって。この気持ちは本物だ。今まで……お前とは最期まで一緒だって、言ってきたけど…あいつへの気持ちを抱えたままお前の隣には居られねぇ
(自分の本当の気持ちを、強い光に焼かれてしまった想いを、正面から伝えれば相手の顔が悲痛に歪んで思わず目を逸らしてしまう。だがこれはやらなければならないことだ、相手は確かに大切だが今はもっと大切な存在がいる。相手は冷静に自分の調査結果をこちらへと伝えて、しかしこの想いがメモリによるものだと訴える。だがその言葉を聞いても気持ちが揺らぐことはなくて静かに相手を見つめる。今まで互いへの想いをメモリによって捻じ曲げられたことはあったがその度に互いの声で、言葉で、絆で、捻じ曲げられた想いを引き寄せ取り戻してきた。だが今はこれが間違った想いかもしれないなんて微塵も思わない、レオへと気持ちが真っ直ぐと向かっている。それがより強い暗示のせいだとは気づけないまま相手が約束を持ち出すと目線を伏せる。あの夜から始まって何度も誓いあいより強く深い意味を持っていった相手の隣にいるということ、相棒であるということ、そして恋人であるということ。だがレオへの想いは消えそうにない、もはや相手の隣を望んでいない自分に気づいてしまった以上関係を曖昧にして隣に居続けることなんて不可能だ。もう決まったことなのだとでも言うように冷静なまま相手に向かって頭を下げると「俺と別れてくれ」と口にして)

  • No.7412 by 検索  2024-12-14 15:45:54 

…ッ、そうかい。 僕じゃなくとも都合の良ければ君は誰でも良いのか、 ずっと君と同じ気持ちのつもりだったけど、君の気持ちはそんな物だったんだね。
(何度も何度も特別だと言って世界で一人だけだと語ったのに相手は他の人が良いという。それはメモリの能力のせいだと分かっているのに誰よりも大好きで大切な相手の声がそれを否定して何度も胸の柔らかいを突き刺す。痛くて辛くて冷たいのに涙が出ない。自分の傍には居られないと告げ、こちらに別れの言葉と頭を下げるのを見れば一気に感情が昂って目の前が真っ白になった。相手の意志は硬い、もう何を言っても響かないだろう。諦めの気持ちは乾いた言葉となって零れた。悲痛に歪んだ顔で相手を見る、自分は好きだと行かないで欲しいと言えばいいのに相手の言葉を悪いように捉え酷く痛む胸は相手を傷つけようと嫌味な言い方で責め立てるように言葉をぶつける。本当はそんなこと思っていないのに止められなかった。ひとしきり声を荒らげると「…なら、僕との相乗りをやめるってことで良いのかい?」とまともではない思考のままきっと最後になるだろう問いかけをして)

  • No.7413 by 探偵  2024-12-14 16:45:23 


っ、レオは都合のいい奴なんかじゃねぇ!お前だって、そうだったけど……俺はレオの隣にいてぇんだ。大切にしてぇんだよ!
(強すぎる光に焼かれてしまった脳は、瞳は、体は、相手をきちんと捉えることができない。この話をすれば相手を傷つけることも十分理解していたが、かといって自分の本心を隠して相手と共に居ることもできないだろう。頭を下げていれば相手から返事が返ってくるがその声色はあまりにも冷たい、当然のことをしているのだから甘んじて受け入れるしかなかったがレオのことを悪く言われるのは我慢ならなくて思わず顔を上げて反論する。顔を上げた先にあった相手の顔は悲痛に歪んでいて胸が痛む、自分がそうさせているのに狡い感情だ。相手のこんな顔は見たくなかったはずなのに、いつも無邪気な笑みで、時には悪戯な顔で笑っていて欲しかったはずなのに、今その熱量は全てレオに向かってしまっていた。相手から最後の問いかけがされるとその答えは決まっているのに瞳を揺らしてしまう。自分達の始まりの契約、ここまで続いて、一生続けるはずだった相手との繋がり。だがここまで深くなってしまった関係で誰かに罪を数えさせる時だけ相手の力を半分借りるだなんて、そんな都合のいいことは出来ない。ゆっくりと呼吸をする、相手を真っ直ぐと見つめると「あぁ。お前との相乗りはここまでだ」と最後の返事をして)

  • No.7414 by 検索  2024-12-14 17:27:36 

……分かった。 ………これ、君の分も含めて処分しててくれ、もう要らないだろう
(感情が昂るままに言葉をぶつけていたがこんな時でも相手は男を庇っていて体の芯から冷えていく心地がした。相手との別れなんて到底受け入れられる訳ないのにそれ以上に相手が他の誰かへの好意を向けることに耐えられない。もうこれ以上聞きたくなくて最後の、自分との関係の全てを賭けた問いを投げかければその瞳が揺れた。この世に及んでまだ相手が違うと言ってくれることを期待していたがそれでも相手が自分でない物を選ぶのだと答えれば心の中で何かが致命的に折れてしまった。静かに、短くそれを受け入れる返事をすればそれ以上は何も言わずに横を通り過ぎてガレージに向かう。隠し場所からロ.ス.ト.ド,ラ.イ.バ,ーを引っ張り出してくれば手に持ったまま事務所に戻ってきて、そのまま外に出ようとする。だが相手の横を通り過ぎる際一つ思い出したことがあれば立ち止まってポケットから藤色のお守りを出す。初めて行った旅行と2回目に行った温泉街への旅行でお互いを守ると思いを込めて送ったお守り。だが道を違えるのならこれだってもう不要だ。淡々とそれを告げながら相手に押し付けるような形で渡すとそのまま事務所を後にしようとして)

  • No.7415 by 探偵  2024-12-14 17:56:22 


……、…待て。お前、それ持ってどこ行くつもりだ
(相手の最後の問いかけに対して変わらない答えを返す。決して戻れない最後の一歩を踏み出せば相手はたった一言返事をしてガレージへと降りていってしまった。相手がいなくなりひとり事務所に残される、これでレオの所へ迷いなく行くことが出来る。あれだけ望んでいたものが手に入ったはずなのに胸が微かに痛む、自分から振っておいて傷つくも何も無い。きっとレオの元に行けば多少の痛みも幸せで上書きされるだろう。やがて相手が戻ってくる、その手にはロ.ス,ト,ド.ラ,イ,バ,ーが握られていて相乗りを降りたことを痛感した。相手はそのまま通り過ぎようとしたところを戻ってきて手の中に何かを押し付けられる、手を広げてみるとそこにあったのは二人で互いへの想いを込めて互いへと送りあった自分の色の御守りだった。全ての関係が終わるのならば確かにこれも持っていて意味のないものだ。そのはずなのにレオの眩い光にしか奪われなかった目線がその御守りへと吸い込まれる。危機に瀕する度に相手を思い出すもの、自分の代わりに相手を守ってくれるこれがなくなれば相手は誰に守られるのだろうか。言いようのない胸のざわつきを感じながら咄嗟に相手の腕を掴んで動きを止める。相手を止めたのはレオの元へ相手を行かせないためなのか、相手をひとりで戦わせないためなのか、自分でも整理がつかないまま問いかけて)

  • No.7416 by 検索  2024-12-14 18:38:27 


……何処だって良いだろう、君にはもう関係ない。
(相手との全てを無くした今残っているのは任された依頼のことだけだ。そうでなければ動けなくなってしまいそうで無理やり痛みや感情に蓋をしてロ.ス,ト,ド.ラ,イ,バ,ーを取ってきては二人の繋がりを示す物理的な物も相手に返す。これで自分には何も無い。空虚な気持ちを抱えながらそのまま事務所を出ようとすれば何故か相手に腕を掴まれる。そのまま行き先を問われると無機質な瞳と答えを向ける。メモリの効果を見るに高ランクか威力を強めた改良品なのは間違いないだろう。だが相乗りを降りたのならもう相手とは他人だ、関与する義理も権利もない。少しでも自分を気にかけてくれたことに喜ぶ自分を律するように関係ないと線引きを引けば相手の腕を振り払って逃げる様に事務所を出た。そのまま走ってある程度離れるとス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンを取り出して男に電話をかけ「君の持っているメモリのことで話がある」と単刀直入に話を切り出して)

  • No.7417 by 探偵  2024-12-15 00:19:35 


…、……そうだな
(この場から去って行こうとする相手の腕を掴んで引き止める、そんなことをする権利はもう自分にはないのに二つの相反する心が体を動かした。しかし自分達の間の関係はもう何一つ残っていない、相手の言う通りだ。それに短く返事をすることしかできなくて振り払われるままに手を離すと相手は事務所から出ていった。ひとり取り残された事務所は途端に静かになる、内ポケットに手を伸ばすと自分がもつ相手の色の御守りを取り出して対になる突き返された御守りと並べる。互いを守りあっていた御守りはもう互いにいらないものになってしまってこの一瞬で色褪せてしまったようにさえ思える。早くレオの所へいかなければならないのに二つの御守りを前に立ち尽くすことしかできなくて繋がりの残骸を見つめることしかできなかった。探偵がどうにも動けないでいる間に相手の電話を受けたレオは通話口の向こうで楽しげに笑って『なんのことか分からないけど、君が会いたいなら俺は喜んで会うよ。場所はあのガレージにしよう』と爽やかに応じる。相手との通話のあとレオはすぐさま探偵へと電話をかけた。ス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.の呼出音に遠のかせていた意識を取り戻すと電話へと出る、相手はレオでその声を聞けばぼやけていた思考が嘘のように輝きを取り戻した。どうしたのかと聞けばガレージで会いたいと言われて「お前の願いなら叶えてやらねぇとな」と返事をすればレオの元へと向かって)

  • No.7418 by 検索  2024-12-15 01:54:16 

……やはりとても40代には見えないね、君が奪い取っている人々の生命力の効果かい? …どうやらその反応は正解のようだね。これ以上被害を広げない為にも君のメモリを破壊する。
(男に電話をして単刀直入に用件を伝えればメモリの使用については濁されたが向こう側から場所の指定がされる。その余裕な態度は気になるもののあとは一体一でメモリを破壊してしまえば良い。本当に欲しいものを手放してしまった今、それだけが果たすべきことでその後のことは考えられなかった。物陰で本名から男自身のパーソナルな情報について検索し、メモリについても該当しそうなものを調べたがキーワードが足りないのか今持つ情報では絞り切る事が出来なかった。こんな時に相手が居たらと浮かぶ思考を追い出して確信を得ることのないまま指定されたガレージに向かう。中に入ればあの男は既に居て『君から会いに来てくれるなんて嬉しいよ』と変わらず爽やかな笑みを浮かべている。だが20代にしか見えない男と向かい合い、検索で調べた本当の年齢と推測した目的を突きつければその目が僅かに見開かれた。ずっと澄していた顔が崩れたことに確信を得るとそれを指摘してやりながら好戦的な言葉を向けていたが『翔太郎に選ばれなかった腹いせかい?』と相手に関することで煽られると「は、」と感情が揺さぶられる。それに男はニヤリと笑えば『翔太郎はケリをつけて俺の元に戻ってくると言ってたんだ。君の元じゃなくて、俺の元に』と言葉が続けられ一気に頭に血の気が登ると怒りのまま男に掴みかかって)

  • No.7419 by 探偵  2024-12-15 10:17:03 


……っ、レオ!フィリップ!!何してんだよ!!レオは怪しくねぇって散々、
(レオが集合場所に指定したのはあのガレージで浮かれる心を抑えられないままいつもより早足であの場所へ向かう。いよいよガレージへとたどり着いてハットの位置と服を軽く正して中へ入るとそこにはレオだけではなく相手の姿もあって目を見開いた。しかもこちらが中に入った瞬間に相手はレオへと掴みかかっていて思わず声を上げながら二人の元に近づく、無理やり二人を引き剥がして間に割って入るが背中を向けて守るのはレオの方だった。相手と対峙するように向かい合い鋭い目で睨む、やはりレオのことをメモリ使用者として相手は疑っているようだ。またその推理を否定しようとするがその前に『約束通り俺の元に来てくれたんだね、翔太郎』と背後から甘く囁かれると体を固める。そして腰と胸板に腕を回されて後ろから抱き締められた。今しがた別れた人物の前でこんなことをやるのは後ろめたさがあったが腕に力を込められると頭が甘くクラリと揺れて思わず照れて笑ってしまう。「レオ、一旦冷静に…」と口を開きかけるがその前に『本当に君は特別だ、今までの誰よりも最高だよ』と囁かれると胸には幸せが広がって軽く後ろを振り返り笑みを向ける、その瞳には一瞬赤いモヤがチラついた。レオはチラリと相手の方を見てから『君には悪いけど翔太郎は全部貰うね』と勝ち誇った笑みを浮かべればそのまま首筋にレオの唇が宛てがわれた。人前でこんなことをするのに羞恥が襲ってきて顔が一気に真っ赤になる、だが直後グラりと体に力が入らなくなった。レオはそれを逃すまいとこちらの体を更に引き寄せて唇を離そうとしない、体だけでなく思考さえゆっくりと止まっていく中で、相手と甘い時間を過ごしときには何をされても相手から注がれるものならばと思えたのに今はそんな思考は過ぎらなくてただレオの言われるままだと違和感が一瞬過ぎる。次第に視界は黒く染められていきゆっくりとその目は閉じられていって)

  • No.7420 by 検索  2024-12-15 10:59:47 

っ、翔太郎!! お前…ッ! __ っ、君だけは絶対に倒す、全てに変えても……ファング!
(煽られて感情のままに男に掴みかかる。その瞬間相手がガレージの中に入ってきて声があがる。二人の間に割って男から引き剥がされるが相手は男を庇うような体勢でまた胸が強く痛む。さらに庇うような言葉が続いたと思えば男が相手を背後から抱き締めていて見たくない光景に大きく目を見開く。それを照れたように、嬉しそうに受け入れる相手の姿に酷く心揺さぶられて目の前が真っ暗になった気分すらした。目の前で見せつけられるものに呆然とするしか出来ず突っ立ったまま何も出来ない。だが相手の瞳が赤いモヤがちらつき、首筋に唇を宛がった途端体から力を失ったのを見れば相手の名前を叫ぶ。あのメモリは人の生命力を奪う能力のはずだ、ならば今のこれは相手の生命を削っているのではないか。そう考えて相手の目が閉じられようとしたのが見えた瞬間、心の底から怒りが湧いてきて感情のまま叫びながら二人に無鉄砲の全力で突っ込んで無理やりその身体を引き剥がす。相手の命を奪わせる訳にいかない、それはこの男を倒さなければ果たされない。探偵ではなく自分の怒りの為にそう宣言すれば自分の腰にロ.ス.ト.ド.ラ.イ.バ.ーを巻くといつもの疾風のメモリではなく獣の名前を呼んで手元に招く。普段と相乗りしているからこそ乗りこなせる凶暴性を1人で使えばどうなるかなど考えなくても分かる。感情の制御が出来ない今なら尚更だ。だがこの男が倒せるなら何でもよかった。この状況を止める者もこの後に心配しなければならないことも無いのだから。自暴自棄であることに気付けないまま「…変身」と低い声で呟き変形した牙のメモリをスロットに突き刺す。そのままドライバーを開けば強い破壊衝動が全身に走る。地.球.の.本.棚が精神が焼けるような感覚に襲われながら獣のような呻き声をあげると衝動のままに男に襲いかかって)

  • No.7421 by 探偵  2024-12-15 14:17:28 


…………、……フィ…リッ、プ…
(体の熱が急速に失われて体の全ての機能が停止していくのが分かる、それに伴い視界さえ急速に輝きを失っていく。意識が途切れそうになった瞬間に固定されていた体が解放されて地面へと投げ出される、暫くは自分が倒れたことすら気が付かなかったが朦朧とする意識の中で誰かの声が、いつもこの鼓膜を揺らしていた誰かの怒号が聞こえた。その声の主の名を呼びながらゆっくりと目を開けるがまだ目の焦点はあっていない。レオの方は相手に体を引き離されてその必死さを『男の嫉妬は醜いね』と嘲笑う。だが相手がドライバーを取り出して人間とは思えない雄叫びをあげながら人間ではない何かに変身すると顔を引き攣らせる。咄嗟に距離を取るもレオは探偵を諦めていないようで『翔太郎は本当にすごい、ここまで生命力のある人間は初めてだ。だから身も心も命も俺のものにする。どちらにせよ翔太郎の命を貰うにこれを使わないと』と薄く笑いを浮かべればド.ー,パ,ン,ト,メ.モ.リを取り出す、『Charm』と.ガ.イ.ア.ウ.ィ.ス,パ.ーが響いて鎖骨にメモリを尽きさせばレオの体は怪人のそれへと変化した。レオは相手の攻撃を真正面から受ける気はなく探偵の方をみると『あれの命さえ取り込めば俺はお前に勝てる!』と興奮気味に言えば探偵に駆け寄ろうとして)

  • No.7422 by 検索  2024-12-15 16:15:39 

っ、させない!! っ、…ぐ、ァ、…ガッ!
(白い装甲に身を包み触れる物を傷つけようと牙を剥き出しにする。そのまま男を襲おうとすれば男は薄い笑みを浮かべメモリを取り出した。あれさえ壊してしまえば良いのだろう。メモリが突き刺さるとその姿は怪物のものへと変わる。これで容赦しなくて良いだろうと仮面の下で口端を吊り上げるとそのまま怪物へと襲い掛かる。男は自分の攻撃を受け止める気がなく、命を奪う為に相手の元に駆け寄ろうとしたのが見えれば怒りの炎を燃やして怪物の肩に掴みかかるとそのまま牙で斬り付ける。相手を背にするように立ち塞がると連続でその体に刃を突きつけた。だが男も一方的にやられてばかりでは無く『こうなったらお前の生命力も…!』と触手のようなものを突き刺してきて苦痛の声を上げる。攻撃された部位が熱くて痛いがそれすら暴走の前にはストッパーにはならない。寧ろ理性を殴り捨てただ目の前の敵を破壊せんと動く体はこれ幸いと体に突き刺さったままの触手を拘束具の掴み怪物の体を地面に叩きつける。倒れ込んだ怪物の上に馬乗りになると獣のような叫び声を上げながら攻撃を続ける。次第に怪物は反撃の力が弱くなっていき、ついには呻き声を上げるだけになっても衝動に飲み込まれた状態ではそれに気付けずに執拗に腕の刃で攻撃を続けていて)

  • No.7423 by 探偵  2024-12-15 16:45:09 


……っ、ぁ……ッ!!フィリップッ!!
(短い呼吸を繰り返し懸命に酸素を体に取り込めばようやく思考が動くようになって視界が開けてくる。怪物が襲い来るのがこちらに見えたがすぐに白い何かが立ち塞がって攻撃を加える。その戦う誰かが相手だというのは予想がついたがその姿は見た事のない真っ白なもので何が起こっているのか理解できずにいた。やがて怪物の体は地面に叩きつけられて白い何かが馬乗りになる、あの白い装甲はフ.ァ.ン.グ.メ.モ.リのもののはずだが今自分は相手と相乗りしていない。そこで視界の焦点が結んで事務所を出ていく相手が持っていたものを思い出し相手がセイバーのついた手を振り下ろし続けているのをみれば漸くこの状況を理解した。思い出したように大きく息を吸い込んで動かない体を無理やり起こすと相手の名前を叫んで走り出す、二人で一人だからこそ乗りこなしていたあの危険なメモリをひとりで使うなんて無謀すぎる。現に今、相手はあの怪物を亡きものにしようとしている。今は二人を引き剥がす力もない、相手に体当たりするとその身体を無理やりレオから引き剥がした。無茶苦茶に振り下ろされたセイバーが頬を掠めて赤い線を作ったが気にせず今度はこちらが馬乗りになって片腕で首下あたりを押さえつけながらその動きを止めようとした。生命力が希薄なはずなのに相手を抑えるのにいつも以上に力が出ている、相手を見下ろしながら「止めろフィリップ!それだけは超えちゃならねぇ一線だ!」と相手を生身で止めようとして)

  • No.7424 by 検索  2024-12-15 17:50:27 

…ぐ、ぁ…ッ゛…ああっ!
(強い衝動に飲み込まれ一人だけでは自分の体なのにコントロールが効かない。メモリを破壊するという目的は男の命を奪うことに変わり無抵抗な怪物に何度もセイバーを振り下ろす。すると突然何かが自分の体にぶつかって怪物の上から落とされる。許容以上のダメージを受けた上で気絶したのか傍らで怪物の体は男の物に戻るが暴走した牙の記憶は今度は邪魔をしたその何かを敵と見なして無茶苦茶に腕を動かせば何かを掠めた。体重をかけられ押さえつけられるのが不快でその存在を排除しようと大きく腕を引いて呻き声をあげながら力いっぱいそれを振るおうとする。だがその瞬間聞き馴染みのある声が頭に響いてフィリップとしての意識が僅かに浮かび上がる。次に捉えたのはこちらを見下ろす、世界で一番大切な人の顔で自分に向けられた叫ぶような声に体の制御が戻ったのが分かった。相手を失いたくないと強く強く全身が訴えれば相手の首にセイバーが当たるすんでのところで腕が止まる。男は気絶し、自らの身を守るために攻撃すべき対象が居なくなれば纏っていた白い装甲は崩れていき、素顔で相手を見上げると「…しょう、たろう?」とハッキリとしきれていない意識の中相手の名前を呼んで)

  • No.7425 by 探偵  2024-12-16 07:50:51 


っ、…フィリップッ!!……大丈夫か?こっち見ろフィリップ
(真っ白な装甲を纏う相手に馬乗りになり必死にその動きを止めようとする、生身では決して力で勝てないことを分かっていてもたった一人で危険なメモリを使う相手を放っておくことなど出来なかった。無茶苦茶に振るわれる腕を必死に躱しながら赤く光る複眼を真正面から捉える、セイバーが真っ直ぐこちらへ振り下ろされるのも構わず欠かせない相棒の、何よりも大切な相手の、名前を叫んだ。その瞬間にこの視界を覆っていた強すぎる歪な光は弾けて霧散し相手の輪郭をはっきりと捉えることができた。同時に既の所でセイバーは止まり装甲が剥がれて相手の顔が出てくる、暴走が止まったことを悟れば体を押さえつけていた腕を外しこちらへ振り下ろされようとしていた手を取って繋いでもう片方の手を頬に添えて視線を合わせる。未だハッキリしない意識の中にいる相手に繋いだ手を強く握りながら必死に呼びかける。意識を呼び戻すように頬に添えた親指で軽くそこを撫でながら「俺の事、分かるか?」と問いかけて)

  • No.7426 by 検索  2024-12-16 11:53:00 

……ああ。僕の、…大切な人だ。
(メモリの凶暴性に飲まれ深く沈んでいた意識に聞きなじみのある、それでいて心を強く揺さぶる叫び声が響いた。相手を手に掛ける前に体の制御を取り戻してギリギリ腕の動きを止めることは出来たがそれ以上変身を保つことが出来ず装甲が剥がれていく。開けた視界でただぼんやりと視界に映るものを景色として眺めていたが力が抜けて落ちそうになった手を取られ、頬にも大きな掌が触れると促されるままそちらに視線を向けた。強く繋がれた手と頬から温もりを感じて必死に名前を呼ばれると少しずつ意識がはっきりしてきて無意識にその手を握り返しながら目を合わせる。相手の問いかけにいつものように相棒だと返そうとして事務所でのやり取りを思い出してしまうと言葉が詰まった。だがそれに代わる言葉も見つからずに結局思ったままの言葉を返した。思考が回るようになれば現状にも意識が向くようになって先ほど相手がされていたのを思い出し「君こそ体の方は、っ!まだ、メモリを壊してない!」と相手の心配と共にメモリを破壊しきってないことに気付く。また相手を狙うかもしれないと強迫じみた思考が及べば慌てて体を起こそうとして)

  • No.7427 by 探偵  2024-12-16 12:32:18 


……、フィリップ……落ち着け!…俺のせいで、お前をここまで追い込んじまったんだ。ケリは俺が付ける
(意識の朦朧とする相手の手を握ってその名前を呼べば手を握り返されて瞳の焦点があってくる。返事がされれば酷く安堵したのも束の間相手の言葉が詰まる、こちらも相手の無事が確認できたところで二人の状況を、自分が相手に伝えた全ての言葉を思い出して目を伏せた。しかし相手はこちらを変わらず大切だと称して自然と口から相手の名前が溢れ出す。だが今の自分にその名前を呼ぶ権利があるのだろうかと目線は宙を彷徨った。直後相手はメモリブレイクを果たしていないことを思い出す、いつもより強い焦りを感じ取り乱す相手をみればこれも自分がしたことの結果なのだと思えば上手く息ができなかった。再び手を強く握って相手に呼びかける、ここまで無茶をさせた相手にもうこれ以上何もやらせたくない。それにこれは自分が終わらせなければ相手に示しがつかない。落ち着かせるように相手の胸に手を置いて軽くさすった後に相手の上から立ち上がる、ふらつく足のままメモリの方へ近づきながらス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.をライブモードにした。メモリのそばで膝をついたところで傍で倒れていたレオの体がピクリと動いてその目が開かれる、息を飲んだのも束の間『翔太郎、』と名前が呼ばれるとその声は脳内に嫌に響いて思わず頭を押さえた。甘い顔のまま笑うレオがこちらに手を伸ばして同時に視界が眩い光に包まれそうになる、レオがもう一度こちらの名前を呼ぼうと口を開いたのが見えると「俺が名前を呼ばれたいのは一人だけなんだよッ!!」とその声を遮るように叫ぶと同時にス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.を振り下ろした。ホーンがメモリを貫き高い音が響く、驚愕を浮かべたレオの顔は途端に艶を失い皺が刻まれていってメモリの効力の反動なのか40代を越えた年齢の顔つきに変化するとレオはその場で気を失った。メモリが壊れた瞬間に視界がまた弾けて余計な光は見えなくなる、しかしそこでアドレナリンは切れてしまって残り僅かに残っていた力も使い果たしてしまえば地面に手をついてその場から立ち上がれずにいて)

  • No.7428 by 検索  2024-12-16 14:59:17 

…翔太郎?っ、やだ、行かないで……っ! 翔太郎!
(メモリがまだ残っていることに気付けば早く壊さなければという焦りが一気に募る。慌てて起き上がろうとするがそれを制するように手を握られると再び視線を相手に向ける。自分を落ち着かせるように語られ胸元をさすられると一度動きは止まるが自分の上から立ち上がって離れて行こうとする相手を見れば強い喪失感がフラッシュバックして掛けられた言葉も吹き飛んでパニックを起こす。精神的に弱った状態ではまた相手が居なくなってしまうと縋るように声をあげながら起き上がろうとするがその間にもふらふらした足取りで相手は男の元に向かう。何とか身体を起こした所で男の目が開いて相手の名前を呼び手を伸ばしているのが見えれば息が詰まる。また胸を突き刺すような光景を見たくはないと目を瞑ろうとした瞬間、聞こえてきたのはそれを遮る叫び声とメモリが砕け散る高い音で開いた瞳でその光景を確認すれば呆気に取られる。全て終わったのだと遅れて理解したが同じタイミングで相手が地面に手をつくのが見えれば名前を呼びながら慌てて駆け寄って様子を確認する。ちゃんと息をして生きてはいるようだがあの時生命力を吸い取られていたのは確かでその状態で動いたのだから一刻も早く休ませるべきだろう。側に寄り添いながらス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンで連絡をつける。気が動転して救急にかけたつもりが所長に繋がったりもしたがこちらの状態を直ぐに把握して各所に連絡をしてくれるらしい。少しすればサイレンが近づいてきて警察と救急隊がやってくる。上手く回らない頭でこうなった経緯と最近の入院患者などにも被害者がいること、相手もその被害にあったことを一気に説明してすぐに入院や検査をしてほしい旨を伝える。一通り説明し終えた所でガレージに所長が入ってきて『翔太郎くん!フィリップくん!』と名前を呼ばれる。相手も所長も、大切な二人が無事であることを確認できればそれまで気を保っていた緊張は一気に解けて崩れ落ちるように意識を手放して)

  • No.7429 by 探偵  2024-12-16 17:45:03 


_____っ、…………
(メモリを破壊しようと歩く最中相手から切迫した声が聞こえてくる、本来ならば相手の元に戻って大丈夫だと言ってやりたかったがもうほとんど残されていない体力では前へ進むのが精一杯だった。メモリを破壊すれば自分に纏わりつくものは全て消えたがその代わりに意地で動いていた体は限界を迎えてその場から動けなくなる。相手が近くへ来るのが分かるが事務所でのやり取りが頭の中を永遠にループして体を動かすことができない、いつの間にか呼吸は必死に酸素を取り込むように短いものへと変わって倒れそうな体を必死に支えていた。遠くでアキコの声が聞こえた瞬間相手の体が傾いていって途端に堂々巡りしていた思考が吹き飛び相手を支えようとする、だがあらゆる力を使い果たした体は相手を支えることすら出来なくて二人して地面に転がってしまった。直後救急車の音とタンカを運んでくる人々がガレージへと入ってきて相手が運ばれるのを見届けると遂に意識を手放した。
次に意識が覚醒した時、瞬時に事切れる前のことを思い出すと上半身を勢いよく起こす。どうやら病院のベッドらしい。慌てて周囲を見回せば隣のベッドで相手は眠っていて安堵の息を漏らすがすぐに視線を自分のベッドへと戻して俯いた。相手は本来相乗りして使わなければならないファングをひとりで使った、その状況を作り上げたのは紛れもなく自分だ。あの日全ての関係が終わりだと相手に告げたのだから。カレンダーを見ればあの日から丸一日寝ていたことになる、音を立てないようにそっと布団から抜け出して相手の方を向いてベッド脇へと座った。だが今の自分には相手を心配する権利はない、隣にいることを放棄したのは自分だ。近いはずなのに限りなく遠くにいる相手を見つめたまま何もすることができずにそのまま時間は流れていって)

  • No.7430 by 検索  2024-12-16 19:39:42 

…………、…ここは、…翔太郎、
(深く沈んだ意識は気付けば本棚の中に居た。一人でファングを使った影響か一部の本は焼け焦げてしまって灰になっている。この様子ではあれよりも長く変身していれば更に被害は拡大していただろう。ファングを使用しようと決めた時その可能性が過ぎらなかった訳ではないが自棄になっていた。それは今も同じでこのままここに居ればもう辛い事や苦しい事は起きないのではないかと考えが過ぎる。だがあの時確かに相手は自分の事を見て、自分を呼んでいた。そこに宿る温度は嘘では無いはずだと僅かに期待を抱くと焼け落ちそうな本棚の中に一冊光っているように見える本を見付けた。紫色の背表紙のそれにゆっくりと手を伸ばして、手に取った瞬間世界が光に包まれた。
次に目を開いた時、視界に見知らぬ天井が映る。瞬きしてもそれは変わらずにまだ夢の中なのかとも思ったが辺りを探るように視線を向ければ隣のベットに見慣れない格好をした相手を見付けた。無事に見える姿に安堵しながら名前を呼び、ゆっくりと体を起こす。攻撃を受けた場所が痛むが服の下を見ればその部位はちゃんと手当されているようだ。今の状況を確認するように辺を見渡してから相手に視線を戻すと「君はいつ目が覚めたんだい」と問いかけ)

  • No.7431 by 探偵  2024-12-16 20:16:59 


っ、フィリップ!……俺もちょっと前だ。俺はただの疲労みたいなもんだが、お前は傷もあるしもう暫く安静にしとけって
(先に目が覚めて何も出来ないまま相手を見つめていると看護師が入ってきて顔をあげる、自分が無事に目が覚めていたことに安堵しながら状況を教えてくれた。二人して病院に運び込まれたわけだがこちらは過度の疲労状態に似た症状だったようだ。レオに生命力を吸われ全ての力が尽きようとしていたのだから納得の症状だ。幸い持ち前の回復力と点滴と睡眠で十分回復できたらしい、こういう面がレオに狙われた部分なのだと思えば複雑だが。一方で相手は怪我はしていたものの普通ならばもう目を覚ましてもいい状態らしいが目覚める気配がないらしい。本人が目覚めるのを拒否しているせいかもしれないと伝えられればスっと肝が冷える心地がした。もし相手がこのままひとりを望むのならば目を覚まさない可能性すらあるのだろうか。看護師が出ていって再びひとりになると相手を見つめることさえできなくなって目を伏せる。そこからはただ少し離れたベッドの上にいることしか出来なくてただただ時間が流れた。そうして夕方になり日が傾いた頃、不意に相手の声が聞こえて顔をあげる、そこには目を開いた相手がいて名前を呼ばれると顔に安堵に溢れた笑みを浮かべながらベッドを飛び降り相手の元に向かった。ゆっくり体を起こす相手を支えようと手を伸ばしかけるが相手をこんな姿にしたのは誰なのだと背後で囁く自分の声が聞こえた気がして手を引っ込めた。相手の問いかけには務めていつも通り答えるも相手の目をずっと見ていられなくてすぐに視線を外してしまった。そもそも自分はこうやって傍にいる立場にない、相手を安心して託せるのはたった一人で「アキコにお前が起きたって知らせてくる」とどこか早口に言えば連絡を取るためにベッドから離れようとして)

  • No.7432 by 検索  2024-12-16 21:08:13 


…そっか。これくらい何ともないよ、十分寝たみたいだし。
(病室で目覚めるのも二回目だ。あの時は一人だったが今回は二人して並んでいて所長には多大な心配をかけてそうだ。相手の名前を呼ぶとその表情に笑みが灯る。最後に見た相手の顔よりも顔色は良くて回復していることに安堵していたが伸ばされかけた手が何かを思ったように引っ込められたのに気付いてしまうとまた背が冷たくなった。こちらの問いには返事があるのに視線が逸らされてしまうと話を切り上げようとされた時のことを思い出して堪えるように布団を握った。全て解決したはずなのに二人の間には妙な距離があって、ぎこちない。薄氷の上を歩くような会話をしていると相手は所長を呼んでくると早口で告げてはベットから離れていく。咄嗟に伸ばした腕はあの時と同じように相手に触れることなく宙を切って「…あ、」と言葉が零れた。そのまま相手は病室を出てしまうと一人残されることになって傷よりも痛む胸に唇を噛み締めた。自分が目覚めたと所長を始め他の人に伝われば看護師などが病室にやって来て簡単な問診の後、丸一日以上目が覚めなかったのもあって念の為に精密検査に回されることになった。その間相手とまともに会話することが出来ずに諸々の手続きも含めて全て終わったのはすっかり辺りが暗くなった頃だった。二人に向け『ほんと心配したんだからね!』と告げる所長に謝罪とお礼を伝えながらも視線はどうしても相手の方に何度も向いてしまって)

  • No.7433 by 探偵  2024-12-16 22:00:54 


お前だってあのメモリの影響受けてんだからゆっくり休めよ
(いつもの場所を失ってしまって相手とどうやって接していいか分からず逃げるように病室を出てしまう、アキコを呼んだのは正解ですぐに病室にやってくればその後は大騒ぎだった。翔太郎くんもまだ起きたばかりだからと相手の精密検査にはアキコが付き合ってくれてひとり病室でぼんやりと空になった相手のベッドを眺める。ひとりで待つ間にス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.の通知音が鳴ってメッセージが届き、中を見てみればエリザベスから一言『翔ちゃん説教だから』と書かれていた。相手は情報屋と共に調査をしていたらしく相手が入院し今日二人とも目を覚ましたことが早速伝わったらしい。普段なら笑えるところだが今は何も言えなくて返信すらできなかった。そうやって所長に手伝ってもらいながら諸々の手続きを済ませて三人で病院を出る、いつもの調子でなんとか喋っているが相手からの視線を感じてもどう声をかけていいか分からず二人の間には相変わらず歪な空気が漂っていた。交差点までやってくると所長とは道が別れて軽く手を振って見送る。二人で歩き出したものの相手との間には相変わらず隔たりがある、それも自分のせいだろうと思えばゆっくりと息を吐いた。人通りのない道に入りもう少しで家まで着く所へくると相手の方をみて「フィリップ、」と声をかける。この後どうなるにしてもまずはこれを伝えなければ話にならない、相手の正面に回って頭を下げると「すまなかった」と謝罪する。頭をさげたまま「お前をあんな目に合わせちまったのは俺がふがいなかったせいだ。俺がお前に酷いこと言って、傷つけて…ひとりにしちまったせいだ。すまねぇ…」と言葉を続けると震える息を吐き出して)

  • No.7434 by 検索  2024-12-16 23:25:46 

……、アレはあの男とメモリの能力のせいだろう。…だけど、それがわかっていても全てどうなっても良いと投げやりになるくらい辛かった、君に裏切られたと感じた。
(三人で病院を出て歩く。所長も気を使ってくれているのか上辺だけはいつも通りの事務所内の会話であるがどうにもぎこちない空気が続く。交差点に差し掛かって所長と別れると二人になってしまう。どちらから話すことも無く気まずい無言の空気が続くが少なくとも家への道に一緒に歩くことを拒否されないことに密かな安堵を覚えていた。そうしてあと家までもう少しと言った所で不意に名前を呼ばれると小さく肩を跳ねさせる。相手がなにか話そうとしている、別れを切り出された時と近いシチュエーションに無意識に身構えてしまうが相手が前にやってきて頭を下げられると驚いたように固まる。そのまま謝罪の言葉を向けられると咄嗟に言葉は出なくなる。溢れ出そうな感情を落ち着かせるために深呼吸すると相手が悪いのではなくメモリのせいだと言葉を返す。一方でだから気にしてないと片付けてしまうには出来た傷は大きくて深い。今無理して隠しても意味が無いだろうと考えれば顔を少し俯かせぽつぽつと初めて自らの感情を吐露する。素直な気持ちを明かすと一歩相手に近付き、恐る恐る伸ばした手で相手の肩を叩いて顔を上げさせ「だからこそ今はちゃんと話をして、君の本当の気持ちが知りたい」とその目を見ながら望みを伝える。その第一歩として「…僕も一緒に家に帰っても良いかい?」と以前は当たり前だったことも不安混じりの瞳で問いかけて)

  • No.7435 by 探偵  2024-12-17 07:52:30 


…フィリップ………何言ってんだ。お前の隣から降りたのは俺なんだから、それを頼むのは俺の方だ
(謝ってすまされるものではないのは十分に理解している、だがこのままなんの言葉もなしに二人の空間へ足を踏み入れることなんてできなかった。自ら超えてはいけない所まで足を踏み入れたのだ、特別な空間に入る資格なんてない。相手の前にたって頭を下げる、別れを切り出した時と同じ事をするとはなんとも皮肉なものだが何よりも先に謝らなければこの先へは進めない。結末がどうなろうと。一瞬の静寂の後相手から返事がなされる、互いにメモリのせいだというのは当然分かっていることだがそれで全てを割り切り流せるレベルのものではないのも理解していた。だがそれを改めて相手の口から聞けばそれだけ深く傷ついたのだと突きつけられるようで、裏切りという言葉の重みが後頭部を強く殴りつけた気がした。顔を上げられずにいると肩を叩かれてゆっくり相手の方をみる、ここで切り捨てても相手にはなんの非もないのにこちらに向き合うつもりである相手に感謝と申し訳なさが綯い交ぜになって瞳を揺らし思わず名前を呼んだ。直後一緒に家に帰ることを望まれるとそれを口に出さなければならないほど二人の関係を壊してしまったのだとまた胸が痛くなる。だがその選択権があるのは相手だ、相手から離れたのはこちらなのだから一緒にいることを願い出るのはこっちなのが道理だろう。姿勢を戻して真っ直ぐ相手を見つめれば「俺と一緒に、家に帰ってくれねぇか?」とこちらから問いかけ直して)

  • No.7436 by 検索  2024-12-17 11:38:14 

…ああ、君と一緒に帰りたい。 …行こう。
(今回の言動の全てが相手の本心だったならば一方的に非難だって出来たがメモリの能力の影響があったと分かっているからこそ何処までが本当の事なのか分からなくて踏み込めないでいる。いつものように何も言わずとも通じ合わなくなってしまったのなら必要なのはお互いに向き合って気持ちを擦り合わせることだろう。顔を上げた相手を見つめながらその意志を伝えればその瞳が揺れる。また不意に自分は必要ないと言われてしまう恐怖は残っているが今こちらを見る瞳にはあの時の様な敵意は感じられなくて大丈夫だと信じたいと思った。このまま一緒に家に帰ることを望むと相手は姿勢を正してお願いがされる。嫌でも出来てしまった溝を感じるがそれでも相手を見つめ返して素直な思いを口にすると少し迷いを見せながら恐る恐る相手の手を取る。相手の反応を伺いながら軽くだけ力を込めて手を繋ぐと短く声を掛けて移動を開始した。それからはまた無言で家まで歩いて鍵を使って中に入る。ここを出た時にはこんな事が起こるとは思わなかったなと妙な考えを抱きながらリビングまでやってくると相手の方に向き直る。丸一日入院していたとはいえ今の相手の服装は別れを切り出された時と同じ服装だ。その服にも体にもあの男が触れていたことも思い出すと気分は悪く「…話の前に風呂に入ってその服も脱いで体も綺麗にしてくれるかい、…いつもの匂いの君が良い」とお願いして)

  • No.7437 by 探偵  2024-12-17 12:33:16 


っ、…おぅ…。……あぁ、分かった
(あの時行った言葉はメモリの能力にかかっていて本心じゃなかったと言い訳を言うのは簡単だがそれで深く傷ついた相手の心が救われるわけじゃない、大切なのは今の相手の考えと思いと願いだ。ひとりで居たいと言われてここで別れることも覚悟していたが相手と共に帰りたいと改めてこちらから願うと相手から承諾の返事がされて安堵の息を小さく吐く。こちらにゆっくりと近づいてくる手を静かに見つめていればその手はこちらの手を取って目を見開く、ずっと距離を測りかねて触れることさえ後ろめたかったがようやく相手との物理的距離はゼロになって目の奥が熱くなるのを感じた。いつも通りしっかりとは握られなくてそれが今の自分達なのだと思えば胸は痛むが、それでもこちらの手を取り一筋の光があるならばとこちらも軽く手を握り返した。そのまま無言で歩いて家へと帰る、リビングにたどり着けば相手はこちらを向いて風呂に入ってくるようお願いされる。思えば今の格好はあの日のままだ、レオが纏っていた甘ったるい香水の香りもこの服に残っていることだろう。相手の口調はいつもより強い、この家にあの男のものが持ち込まれているのだから当然だ。今は何よりも相手の願いを叶えるのが最優先だ、短く返事をするとすぐに脱衣場へと向かう。少しでも早くあの男の痕跡が無くなるように今しがた脱いだ服を洗濯機にいれてすぐに洗い始める、今日着ていたスーツも明日クリーニング行きだ。浴室に入ると温かいシャワーを浴びていつもより念入りに、しかし相手がひとりになる時間をなるべく減らすために早く体を洗えばいつもの匂いに包まれて無意識に息を吐いた。浴室を出て相手の色の寝間着を纏うと髪を拭くのもそこそこに早めに相手の元へと戻る、リビングに顔を出すと「待たせたな」と声をかけて)

  • No.7438 by 検索  2024-12-17 15:03:29 

おかえり。 …僕も入ってくるけど、その間何処かに行かないで上がったら髪を拭いて欲しい。
(相手と一緒に帰るのならと少し迷いながらもその手を取れば相手からも軽く握り返される。振りほどかれず繋がった手から確かに相手の温もりを感じることが出来れば安心できた。そうして家へと帰ってきて風呂に入ることを促せば短く了承の返事がされて相手は脱衣所に向かうのを見送る。少しして洗濯機の音とシャワーの音が聞こえてくれば強張った物を解くように長く息を吐いた。もしあのままメモリの効果が続いていたならこの場所にはもう入ることは出来なかっただろう。沢山の特別の詰まったこの家に帰ってくるという当たり前だった事にすら安堵を覚えることに思わず薄い笑みが零れた。上着などを片付け、何となく落ち着きなく部屋の中をうろうろしていれば思っていたよりも早く風呂場の方から音が聞こえて体を向ける。そこには風呂上がりの相手が自分の色を纏った寝間着を着て立っていていつも通りの光景に胸が揺さぶられた。漸く相手が自分の元に、この場所に居るのだと実感すると心が動くままに相手の前にやってくると自然と出迎えの言葉を口にした。もっと相手がここに居る事を実感したかったが自分が今着ている服もあの日のままで早くその日から抜け出したいという想いの方が勝る。だが同じだけ目を離した隙に相手が居なくなってしまう不安が過ぎると伺うような視線を向けながら風呂上りにして貰う行為の約束を取り付けようとして)

  • No.7439 by 探偵  2024-12-17 17:41:14 


…ただいま。…あぁ、俺はここから動かねぇし、お前がここに戻って来んの待ってる
(あの一日で自分の匂いは随分と違うものに書き換えられていたようで改めていつもの香りに包まれると張り詰めていたものが少しは緩まる、そんな状況でリビングへと戻れば相手が目の前にやってきてごく自然に声をかけられた。いつもしていたはずのなんてことの無い言葉が今は妙に胸に染みる、この言葉さえももう聞けなくなっていたかもしれなかったのだ。相手の『ただいま』はお互い黙って家へ帰ってきて言いそびれていた分も含めた言葉に思えて、帰宅時のように『おかえり』と返していた。この流れならば今度は相手が風呂に入る番だがその前にこちらを伺うようにしながらお願いがされると一瞬瞳が揺れる、相手がこちらにお願いをしてくれる事は素直に嬉しいが探るような表情をさせてしまっていることに喉の奥が細くなって息が詰まる。それに相手のお願いはどこか切迫するものがあって、メモリを壊しに歩き出したあの時背後から聞こえた相手の悲痛な叫びが耳の奥で響いた。相手を真っ直ぐと見つめれば誓うようにここに居ることを宣言する、一瞬相手との距離を迷うように目を泳がせるが先程相手が手を繋いでくれたことを思い出すと軽く相手の肩をぽんぽんと叩く。ぎこちなくも笑みを見せれば「だから、しっかり体あっためてこい」と相手を送り出すように言って)

  • No.7440 by 検索  2024-12-17 18:44:14 


…うん、じゃあ入ってくる。
(相手に出迎えの言葉を送ればそれに対応する言葉が返ってきて胸に暖かいものが満ちる。帰宅した時にはちゃんと言えてなかったことを思えばまたひとついつも通りを取り戻せたように感じた。だがまだ全てが元通りとは行かずに不安がよぎって相手を引き留めるような約束をお願いする。それに瞳が揺れるのを見れば迷惑だったかと少し眉が下がってしまうが真っ直ぐとこちらと目が合ってちゃんとここに居ると約束がされると目を瞬かせる。少し迷うような仕草が挟まれたものの肩をぽんぽんと叩かれ、多少ぎこちなくはあるが久しぶりに相手の笑みが見れると抱いていた不安は溶けて固かった表情を少し緩めて同じくらいの笑みを見せながら素直に頷く。そのまま脱衣場に向かうと着ていた服を脱いで傷にさわらないようにしながら温かなシャワーを浴びる。体が温まると緊張が解けて長く息を吐いた。気付かぬ内に病院での匂いがついていたようで髪と体を洗うとお揃いの香りを纏うようになる。全身を洗い流してから浴室を出ると相手の色の寝巻きに着替え「ただいま」と言いながらリビングに戻ってくると直ぐに相手の姿を探して)

  • No.7441 by 探偵  2024-12-17 19:35:49 


…おかえり。…髪拭く約束だったよな
(相手を散々切り捨てるような裏切りの言葉を口にしてまだ隣にいる資格はあるのだろうかと迷う心はあるが、相手が手を伸ばしてくれた分こちらも手をばしたくて肩を叩いてなんとか笑みを浮かべる。すると相手にも同じくらいぎこちなくはあるが笑みが浮かんで漸く笑みが浮かんだ嬉しさといつもとは違う気まずさを纏っている申し訳なさとを同時に感じながら相手を脱衣場へと見送った。ベッド脇へと座りひとりになった空間でまだ水分の残る髪を拭いていると嫌でもあの日を思い出す、相手にさせたくなかった表情も言わせたくなかった言葉もやらせたくなかった行為も、全てが起こったあの一日にまた自責の念が募る。あの時相手に助けられなければ間違いなく死んでいたがその代わりに相手はひとりでファングを使い全てを投げ捨てようとしていた。それを思えば軽々しく相手の隣には戻れなくて髪を拭く手が止まると暫く思考を宙へと漂わせていた。相手が浴室から上がる音が聞こえて意識を取り戻すとリビングにきた相手の元へと近寄り同じように出迎える言葉をかける。今は相手の望むままに労わってやりたい、次の約束を持ち出すとちらりとベッドの方をみる。髪を拭く時は決まってあの場所で二人で腰掛ける、またひとついつもの事を取り戻すためにゆっくり手を伸ばして相手の手を取ると「ベッドの方、来てくれるか?」と問いかけて)

  • No.7442 by 検索  2024-12-17 20:37:17 

…ああ、勿論。 じゃあ頼んだよ、翔太郎。
(風呂から上がって相手を探すとベットの方から近付いてきて出迎えの言葉をかけられる。約束通りにちゃんと相手が居て待っていてくれたことにほっとした気持ちが胸に満ちた。そのまま相手を見ていればもう一つの約束について話題にあがりながら相手の視線がベットに向かう。大体どちらかが髪を拭いてあげる時には腰掛ける場所だ。同じ方を見ていれば相手の手が恐る恐るといったように伸びてきてこちらの手が取られる。また繋がった手に温もりと相手の想いのようなものを感じて軽く握り返しながら快く応えるとそのままベットの方に移動した。いつものように自分が右側、相手が左側になるようにベット脇に座ると肩に掛けていたタオルを外す。そして相手の方を向くとタオルを差し出して役目を託すように名前を呼び、身を預けるようと体を傾けて)

  • No.7443 by 探偵  2024-12-17 21:24:20 


おぅ、任せとけ
(相手の手をガラスに触れるように恐る恐る取ればその手は軽く握り返されてその手が離れていかないことに安堵して小さく息を吐く。そのままベッド脇のいつもの定位置、相手が右側で自分が左側へと座った。差し出されたタオルを受け取ればこちらも片足をベッドの上へあげて相手と向き合う、こちらに身を預けるように頭を差し出されるとその上にタオルをそっと置いて髪を拭き始めた。わしゃわしゃと大きく拭くのではなく細かくタオルを動かして小さく少しずつ大切なものを磨きあげるように髪の水分を拭っていく。相手の顔はタオルに覆われて見えなくて今相手がどんな気持ちでいるのか余計に知ることはできなくなった。頭の側面から耳の後ろまで拭き残しがないようにタオルを動かす、いつも当たり前に隣に座ってやっていたことなのに今はタオル越しとはいえ相手に触れられる事が嬉しくて、しかし相手との間にはまだ距離があって、意識しなければ上手く呼吸はできない。いつもの幸せを取り戻したいのに自らがそれを許せなくて頭を撫でるように髪を拭きながら「…俺、まだお前の隣にいてもいいのか?」とポツリと疑問を口にして)

  • No.7444 by 検索  2024-12-17 22:15:18 


…隣に居てよ、翔太郎。 どんなに苦しくて痛くて辛かったとしても君が居てくれない方が僕は嫌だ、耐えられない。
(ベットに移動してタオルを渡せば相手が髪を拭いてくれる。壊れ物でも扱うように優しく細かく相手の手が動かされるのは少し慣れない所もあるが心地よくてタオルで顔が隠れるこを良い事に自然と目を閉じてそれを受け入れる。全体から耳の裏まで丁寧に撫でるように触れる相手の手に集中しながら身を委ねていればぽつりと静かな問いが聞こえてきた。あのメモリの影響でどんなやり取りをしたのか相手は全部覚えているのだろう。先程の謝罪といい深い後悔や罪の意識があるのだろうと伺えるが答えなんて最初から決まっている。タオルの下でするりと髪を撫でる相手の手に擦り寄るとシンプルな願いを相手に告げる。確かに今回酷く傷付いたのは否定しない。だけど何より相手が自分から離れていくのが何より怖くて冷たくて、受け入れられないことだった。もしかしたらまた似たような事が起きて傷付く可能性があるとしても1人になるよりずっとマシだ。相手の手に自分の手を重ねてタオルと一緒に下ろさせて顔を向かい合わせると「…この傷も君じゃないと埋められないよ」とその目を見ながら言葉を続けて)

  • No.7445 by 探偵  2024-12-17 23:12:04 


…っ、フィリップ……ほんと、俺は臆病者だな。お前の気持ちを聞かなきゃ自分の気持ちもちゃんと伝えられねぇ
(相手との隔たりを埋めるもう一歩を躊躇しているうちに彷徨う心が疑問を零す、するとタオル越しに見えない相手がこちらの手にいつものように擦り寄ってシンプルで子供っぽくて、しかし何よりも心を満たす言葉が告げられると震える息と共に相手の名前を呼んだ。髪を拭く手に相手の手が重なってタオルが剥がされると目線が交わる、そして自分だけなのだと上っ面の甘い囁きではない深く少々薄暗くてしかし温かい言葉が告げられると漸く自分は相手の左隣にいて良いのだと思えた。目を閉じて気持ちを整理するようにゆっくり呼吸した後相手の両手をこちらの両手で包み込む、そして再び相手と目線を交えると口を開いた。自分の中の答えなどとっくに決まっている、というよりきっと永久に変わらない。両手を包んだままその瞳を見つめると「フィリップ、俺はどんなことがあろうともお前の隣にいたい。相棒としても恋人としても、お前は何よりも大切で笑顔でいて欲しい。あいつにこの気持ちがねじ曲げられて気づけなかったのはすげぇ悔しいけど…今後例えお前が俺の事どう思おうと、俺の気持ちは絶対に変わらねぇ。だから、お前が望む限り俺は必ずお前の隣にいる」と一気に溜め込んでいた言葉を伝える。今度は恐る恐るではなく、真っ直ぐ手を伸ばして相手の頬に添えると「お前を苦しめた分、俺で埋めさせてくれ」とこちらから願って)

  • No.7446 by 検索  2024-12-18 00:04:25 

…翔太郎、…僕が隣に居たいと思うのも傍にいて欲しいと思うのも世界でただ一人、君だけだ。 ああ、だけどこの埋め合わせは高くつくよ?
(ずっと探り探りで距離を掴みかねていたが相手と会話を重ねてその温もりを感じれば建前や理屈なんかは取っ払われて自らの望みは素直に口から溢れた。相手に名前を呼ばれるとその手を重ねて顔を合わせる、そしてここまで深く傷を付けられるのも、それを埋められるのも相手だけだと告げれば両手を包み込むように握られて目を閉じられる。次に開いた時には真っ直ぐとこちらを見て相手の想いが告げられる。魅了されて浮かれたままの言葉ではなく、真摯で真っ直ぐで、何処か執着も孕んだ自分だけに向けられた誓いの言葉に胸は貫かれた。応えるように名前を呼ぶと自分も同じ想いなのだと言葉を重ねる。今度は真っ直ぐと手が伸びてきて頬に触れられると漸く素直な笑みが口元に浮かんで、相手の願いを受け入れつつ少し調子づいたことを口にする。もう少し距離を詰めて相手の背中に腕を回すとじっと相手を見つめ「もう一度僕と相乗りしてくれるかい、翔太郎」と一度は自分も投げ出した二人の大切な関係と契約を相手にもちかけて)

  • No.7447 by 探偵  2024-12-18 07:45:39 


そりゃなかなか高くつきそうだ。……あぁ、もちろん。俺はこの先がどんな道であろうとお前と最期まで相乗りしたい。俺達は二人で一人だからな。そうだろ、相棒?
(ずっと躊躇していた一歩を踏み出して薄暗い感情も含んだ思いを伝えれば相手が自分の名前を呼ぶ、その声は何よりも耳馴染みよく、また心を満たす。頬に手を添えれば相手の顔には漸くいつもの笑みが浮かんで悪戯っぽくかけられる言葉が胸を擽る、こちらも自然と笑みが浮かんで困ったように言うもそれも口だけで今は相手の願いが叶えられる幸せを噛み締めていた。相手の体がもう少し近づいて背中に腕が回される、よく知る体温が体を包めば無意識に吐息を漏らして視線を交えたまま再び相乗りの契約が持ちかけられた。答えはひとつしかない、何度この契約をもちかけられたって何度でも同じ答えを返すだろう。軽く頷いて相手と相乗りすることを望む、急場しのぎではなく互いのもっと心の奥深くまでくい込んで簡単には外れない薄暗さを含んだ契約を改めて結んだ。無理やりほつれてしまった糸をゆっくり丁寧に結び直して相手との隔たりを埋めていく、相手との関係は相棒ともうひとつあって片手は頬に添えたままもう片方の手は腰に回してさらに互いが触れ合う面積を増やす。ゆっくりと親指の腹で頬を撫でながら「それに…俺はお前が好きだ、フィリップ。世界中の誰よりもお前が好きで、世界で一番俺がお前の事が好きだ。だから、恋人としても隣にいてくれねぇか?」とその瞳を見つめながら自ら断ってしまったもうひとつの関係を結び直そうと相手に問いかけて)

  • No.7448 by 検索  2024-12-18 11:34:26 

ああ、僕たちはずっと二人で一人だ。…もちろんそのつもりさ。僕も君が離れて行くことを考えたら取り乱して冷静ではいられないくらい君が必要で大切で、好きだ。恋人としても左.翔.太.郎をぜんぶ独り占めさせて欲しい
(罪悪感や気まずさなどを取っ払った一番強く素直な気持ちを伝え合えば二人が抱いている気持ちは変わらないことに気付く。少し揶揄うように言葉をかければ漸く見慣れた笑みが浮かんでそれにまた安心した。不安が解けていけば更に相手を求めるように腕を背中に回して再び相乗りを持ち掛ける。答えなんてわかっていたが相手の言葉でもう一度確かめたいとその瞳を見つめていれば軽い頷きと共に相手からも薄暗くも特別な相乗りが望まれる。メモリの影響でバラバラになって空虚に聞こえた二人で一人のフレーズがやっと芯を得て胸を張って言えるようになった。同じ言葉をこちらも返して改めて相乗りの約束を結ぶと相手からも腰に腕が回されてさらにくっつく。より近く沢山相手を感じるような状態で頬を撫でられ好意が伝えられる。その一つ一つが鼓膜を揺らすたびに心を満たして温かくなっていく。もう一つの恋人としての関係も望まれると口元を緩め即答をする。相手が違う人を選ぼうとするだけであれだけ心が乱されてとても冷静ではいられなかった。それくらい相手の存在は大きく無くては生きていけないほど深く自分の中に食い込んでしまっている。独占欲と執着をちらつかせながら相手への気持ちを言葉にして特別な恋人の関係を望む。一度溢れた想いは止められなくて相手に回した腕に力を込めるとそのまま唇に触れるだけの口づけをして)

  • No.7449 by 探偵  2024-12-18 12:35:07 


心配しなくても俺は頭のてっぺんから足のつま先までお前のもんだ。…、……そうだ
(相乗りという関係を取り戻しさらにもうひとつの関係を、恋人という特別な関係を再び紡ぐために好意を伝えれば相手からは即座に返事がされて胸は喜びに華やぐ。お互いに片方がかければまともに生きられないことは十分に分かっている、共に依存するようなあまり褒められた関係ではないかもしれないがそれでも相手との在り方はこれが一番心地好くて、幸せだ。そんな薄暗さも独占欲も隠さない言葉を掛けられるとこちらからもそれを満たすような返事をする、相手をあんな状態に追い込んでしまったことは当然後悔も反省もしているが今となっては自分の存在が失われただけであれだけ自暴自棄になっていたことに少々優越感と独占欲を擽られていた。だが立場が逆だとしてもきっと自分も同じことになる、全てを投げ捨ててでも相手を取り戻そうとするだろう。どうしようもなくて、しかしこの上なく幸福な相手との関係を取り戻すと背中に回った手に力が込められて自然と目を閉じる、たった一日空いただけだが唇同士が触れ合う感触は特別にこの胸を満たして唇が離れると自然と笑みが浮かぶ。ようやく元の距離感へと、互いに常に触れ合う距離へと戻って安堵と幸せに包まれていたが後もうひとつ元に戻さなければならないものを思い出してこちらからも触れるだけの口付けを送ると一旦ベッドから降りる。クローゼットに向かいジャケットのポケットをあさって目的のものを取り出すと再び相手の方を向いてベッドへと腰掛けた。手の中にあるものを胸に当てて目を閉じると相手が無事でいられるようにという祈りとこれからも相手の隣にいる決意とを込めて目を開ける。相手の手を取って手のひらを上向きにさせるとその上に手の中のものを、藤色のお守りを置いて「これもまた持っててくれねぇか?」と願って)

  • No.7450 by 検索  2024-12-18 14:12:08 

…ん。…翔太郎? これは、…持つよ、君の想いがこもった大切なお守りだからね
(片方が無くなればまともに動けないなんてあまり健全ではないのかもしれないが自分達にとってはこれが当たり前で一番安心できる立ち位置だ。相手を独り占めにしたいのだととびっきりの我儘を口にしても相手は快くそれを受け入れて甘やかす。どうしようもない幸せが募れば腕に力を込めてそのままお互いに言った言葉を誓うように唇を重ねた。たったそれだけの接触で胸は幸せで満たされて小さく笑いながら相手を見つめる。取り戻せたいつも通りの幸せを噛みしめていると相手は何かに気付いたように呟いて短いキスが送られてからベッドから離れて行く。相乗りの約束をして相手の気持ちを知った今ならば先ほどのような不必要な不安に襲われたりはしなくなったが意図が読めずにその行動を目で追う。ジャケットから何かを取り出したと思えばこちらに戻ってきて手に握ったそれを胸に当てて目を瞑る。見覚えのある行動を見つめていれば手を取られてあの時相手に押し付けた藤色のお守りを掌に乗せられて目を瞬かせる。別れを切り出されたショックで衝動的に手放してしまったがこれも二人を繋ぐ大事な物だ。処分されていなかったことへの安堵とまた祈りを込めてくれた擽ったさを感じると相手の手ごと包み込むように握って嬉しそうな笑みを見せる。これがあれば離れていてもあの時のように無茶をすることも減るだろう。お守りに込める意味を思えば「後から君のお守りにも更に魔除けの願いを込めなくては」と口にして)

  • No.7451 by 探偵  2024-12-18 17:29:08 


俺代わりに大切に持っといてくれ。…あぁ、頼む。俺にはお前がいりゃ十分だからな
(事務所で別れを告げたあと突き返されたお守り、メモリの支配下では相手に言われた通りふたつ纏めて捨てたっておかしくなかったが何かが体を引き止めて結局ポケットにしまったままだった。思考を染められて相手との全てを断ち切ろうとしていたがこれが最後に残った唯一切れなかった繋がりなのかもしれない。また相手が幸せであれるように、危険から守られるように、お守りを渡せばこちらの手ごと包まれて相手は嬉しそうに笑う。その笑みは今日一番のもので胸がじわりと温かくなるのを感じると手の温もりと相まって心の芯まで幸せで温かい。相手も追加でお守りに願いを込めてくれるらしい、それが相手の独占欲によるものでもこちらとしては有難いものだ。今回のような騒動は二度と起こらないに限る、自分には相手さえいれば良いのだから。全てが元通りになればより相手を感じたくなる、しかしベッドに腰掛けたこの体勢ではお互いに緩く腕を巻くのが精一杯だ。なるべく体を寄せてさらに距離を縮めると「そろそろ寝るか。お前の傷もまだ万全じゃねぇし」と横になることを提案して)

  • No.7452 by 検索  2024-12-18 18:42:49 

そうしようか。…、温かくていつもの匂いがする。
(言葉としては聞いていないがこのお守りには相手の想いが沢山込められたのだろう。明日からこれはまた肌身離さず持ち歩くことになりそうだ。相手にももう一度幸せである事と悪い物が寄ってこないように願いを掛けなくては。大事にお守りをしまって全て解決が元通りになった所で相手が更に近付いてきて寝る事を提案される。夕方まで病院で眠っていたせいかさほど眠気がある訳では無いが気を抜いて相手を確かめるには横になるのが一番だ。直ぐに賛成の返事をすると体を寄せ合わせたまま一緒にベットの上に横になる。相手と向かい合うようにもぞもぞ動いて位置を調整するとまたその背中に腕を回して先程よりも強くぎゅっと抱き締めてみる。生きている人間の体温を感じると更に擦り寄って体をくっつける。その場所で深く息をすればお揃いの香りと相手の匂いを感じられて気を緩めながら簡素を口にして)

  • No.7453 by 探偵  2024-12-18 19:39:24 


あぁ、……世界一大切で好きな匂いだ
(寝ることを提案しつつも本音はそこではなくて、より相手へと近づくために横になることを提案するとすぐに賛成の言葉が返ってくる。これ以上離れることがないように一緒に動いて二人してベッドへと寝転がると早速相手がもぞもぞと動いてこちらへと強く抱き着く。こちらからも腕を回して傷に触らない程度に強く抱き締めると相手はこちらへと擦り寄ってその擽ったさと温かさにまた笑みが漏れた。相手が互いの匂いを嗅いで感想を口にすれば多少の照れくささはあって小さく笑う。だがようやく相手をこの腕のなかに取り戻して最後に残っていた緊張感さえも溶け出せば自然とゆっくり呼吸をして、二人お揃いの匂いとその中に混じる相手特有の匂いとが混ぜ合わされた香りが鼻腔を擽れば気の抜けた声で同じく感想を口にしていた。全ての隔たりはなくなったが今日は特段相手が自分にとって特別だと、常に隣にいるのだともっと伝えたくて後頭部に手を添えると優しくそこを撫でる。相手を見つめながら溢れる気持ちのままに手を動かすと「俺の隣にいてくれてありがとな、フィリップ」と心に浮かんだままの言葉を伝えて)

  • No.7454 by 検索  2024-12-18 21:05:57 

…ん、ここが僕の居場所であり、特等席だからね。 いつでもここに帰ってくるし、君を引き戻すよ。
(一緒に横に寝っ転がって思うままにぎゅっと相手に抱き着く。相手からも同じように強く抱き締められると安心出来る温もりに包まれて帰ってきたのだと全身で感じることが出来た。二人だけの特別な香りだって風呂上がりでこうして揃ってくっついて無ければ感じられないもので緊張も不安も緩やかに溶けていく。そのまま暫く相手の腕の中で好きな匂いを感じていれば相手の手が後頭部に添えられて撫でるように動かされる。愛でるような甘やかすような動きは心地よく、猫のように目を細めては素直に受け入れる。穏やかな幸せを感じながら相手を見つめていれば相手から温かな言葉が送られて小さく笑みを浮かべる。定位置と呼べるほど相手の隣にいるのが当たり前で、その席を誰かに渡すのは受け入れ難い。自らの望みでここに居るのだと伝えると楽しげにその手に擦り寄った。これからも相手の隣に居るのは自分なのだと自信を持つことが出来れば気になってた事が頭に浮かんで「そういえば、あの男とは何処までしたんだい?」と自分が見ていない時の行動について平然とした顔で問いかけて)

  • No.7455 by 探偵  2024-12-19 07:51:50 


俺の隣はお前だけの場所だからな。俺もお前をここから離さねぇ……えっ?!いや、別に何も、して、ねぇけど……
(相手をこの腕の中に閉じ込めてこの気持ちが少しでも多く相手へと伝わるように頭を撫でれば相手の目が細められてそんな反応さえ心が擽られる。感謝の言葉を伝えれば楽しげに少々得意げに独占欲を満たす言葉が告げられてこちらの手に擦り寄る仕草はなんとも可愛らしく、わしゃわしゃと先程はできなかった撫で方をする。相手が隣にいなければ、自分が相手の隣に座っていなければもうまともでいられないほど相手の存在は心にも体にも深く深くくい込んでいる。それが二人にとっての当たり前なのだ、頭を抱えるようにしてぎゅっと相手を抱きしめるとまた撫でる動作へと戻って独占欲を隠さない言葉で返事をした。そうやって穏やかな幸せに浸っていたが不意に相手がレオとの話を持ち出し目を見開いて思わず変な声をあげる。わざわざ相手を振り切ってレオのもとに行っていたのだから当然こちらのやり取りを相手は知らない、メモリであの男に心酔していたのは確かだが既成事実は結局免れたわけで一度は何も無いと返事をする。しかし後ろめたい事があったのも事実で目は泳いで返事はしどろもどろになってしまってこれでは何かあったと言っているのと同じだ。全くのゼロではなかったのも確かでチラリと相手の方へと目線を戻すと「まぁ…一緒に散歩して、……キス、する空気にはなったな。でもしてねぇから!それだけは誓う!」と結局はありのままを白状し)

  • No.7456 by 検索  2024-12-19 11:38:48 

けど…? …その顔を見る限り嘘はついてなさそうだ。もしキスしていたら一週間くらい拗ねたか口を聞かなかっただろうね。…じゃあ近々僕とも出かけるのと、
(わしゃわしゃと遠慮のない撫で方をされると心までくすぐったくて小さく笑みを浮かべながら撫でられる。頭を包み込まれるように抱きしめられて相手の隣は自分だけなのだと認められるとあんなに逆立っていていた精神も癒され素直に撫でられていた。このまま幸せに浸ってもいいのだがこの先も胸を張って相手の隣にいるためにも不安は潰しておきたい。そんな思いと興味とであの男とのやり取りについて聞けば目が泳いでしどろもどろな返事がされる。伺うような視線と無意識に相手を抱きしめる腕に力を込めながら更に深く踏み込めばちらりとこちらと目があってからその時のことが離される。ガレージ奥の部屋に踏み込んだ時のやけに近かった光景を思い出して僅かに顔を歪めるが続いた焦った様子から本当のことだろうと判断する。メモリの影響とはいえ大切な人とだけ行う口づけをあの男ともしたとなれば暫く不機嫌になっていた自覚はある。それだけ隣に居ることと同じくらい特別だ。さらりとそんなことを言いながらその思い出を上書きするように一緒に出掛けることを決めつつ顔を寄せればもう一度唇を重ねる。この感触を刻み込むように長めに口づけを交わしてゆっくりと離れると相手を見ながら「…これで勝てたかな」と対抗心交じりの呟き零して)

  • No.7457 by 探偵  2024-12-19 12:33:53 


…、…お前があいつに、つーか他の誰かに負ける事なんてねぇよ。…俺もお前と出かけてぇな。あいつと手繋いじまったから、上書きしてくれ
(包み隠さずレオとの間に起こったことを話せば相手の顔は僅かに歪んで焦って何も無かったのだと弁明する。相手にこんな顔をさせたくはないのだが誤魔化すのだって不誠実だろう。相手はこちらの言葉を信じてくれるようで密かに安堵する、ようやくこの距離に戻れたのにここから一週間拗ねてまた距離が出来てしまうなんて耐えられる気がしない。相手が身を乗り出してきて自然と目を閉じる、互いの唇が重なって柔らかなそこを感じれば自然と体に入った力が抜けていく。先程とは違い唇はすぐに離れていかなくて相手の呼吸を感じながら口付けの感触を全身に染み込ませる、何度味わったってこれは相手以外とは共有したくないものだ。唇が離れれば対抗心を宿した呟きが零されるがそもそもこちらがキスをしたい人間は相手しかいない、他の人間なんて土俵にすら立てないのだ。柔らかな感触を感じた体はもっと相手を感じたくなって相手の首元に顔を埋めるとぎゅっと強く抱き着く。さらりと手を繋いでいたことを白状しつつも相手と同じ望みをこちらからも伝える、メモリの影響とはいえ相手と道が分かたれようとした事実は簡単に消えなくて今は相手との時間が欲しい。顔を埋めたまま「今度の休みにデート行こうぜ」と普段はあまり使わない単語を出して相手を欲して)

  • No.7458 by 検索  2024-12-19 15:06:50 

…うん。 ああ、全部上書きして君をメロメロにしてみせるよ。 いいね、前は僕がプランを立ててエスコートしたから次は君が考えた所に行きたいな。
(相手の隣が自分の場所だと認識して距離感だってもとに戻ったが起きたことが無かったことになる訳でもなく傷が完全に癒えた訳ではない。相手に自分が居ない間何をしたかと知ればそれよりも特別な行為をしようと唇を重ねる。何度したって柔らかく心を満たす行為で包み込む相手の体と一緒にそのぬくもりと幸せを感じていた。やがてゆっくりと唇を離して思ったことを口にすれば誰にも負けることは無いと告げられる。無意識にまた焦りの様なものを抱いていたのかもしれないが今は相手の言葉を素直に受け入れることが出来て小さく頷いた。相手が首元に顔を埋め更に抱き着かれると今度はこちらが相手の後頭部に手を伸ばしてゆるゆると撫でる。さらっと手を繋いだと聞けばまた眉を顰めるが一緒に出掛けて上書きを希望されるとラジオか何かで聞いたフレーズを引用しながらくすくすと笑う。相手から次の休みにデートという具体的かつ恋人らしい単語が出てくれば一瞬驚くも口元はすぐに緩んで賛成を示す、少し前に待ち合わせをして自分の考えたデートプランを巡ったのを思い出すと今度は相手が考えたデートに行きたいとリクエストして)

  • No.7459 by 探偵  2024-12-19 17:35:49 


っ、お前それどこで覚えたんだよ。いいな、任せとけ。俺の知識をフルに使って最高のデートにしてやるよ
(相手の首元に顔を埋めれば今度はこちらが後頭部を撫でられてさらに体のあらゆるネジは緩まっていく、思考も緩まれば要らぬ情報を口にしてしまうが相手によって上書きされることを望むと相手から凡そ聞いたことのない言葉が飛んできて思わず顔をあげて相手の方を見た。クスクスと笑う相手につられてこちらも小さく笑うと頬同士をくっ付けてツッコミを入れておく。さらにデートを提案すれば相手からも同意の返事がされてこちらがエスコートすることを望まれる。前回は相手に忘れられないデートを用意してもらったのだ、こちらからも同じくらい心に残る時間を送りたい。今まで積み上げてきた風.都の知識は主に探偵業に使ってきたが相手のためにフル動員する時が来たようだ。相手の正面へと戻ってくると自信を滲ませた笑みを見せる、額を優しくコツンとあわせると「お前と風.都を歩くのが楽しみだ」と早くもデートの日に思いを馳せるとこちらから顔を寄せてゆっくりと唇わ重ねて)

  • No.7460 by 検索  2024-12-19 20:31:11 


君が考えたデートプランならきっと風.都.一楽しい時間になりそうだ。僕も楽しみにしてる
(相手の頭を優しく撫でながらこういう時に使うらしいワードを口にするとツッコミが入る。メモリの能力に頼らずに相手を魅了したいのだからピッタリの言葉だろう。頬をくっつけながらデートが提案され、その内容として相手にエスコートを望むとすぐに快諾の返事がされる。この街を自分の庭と称する相手ならば普通の人は知らない場所や情報を知っているに違いない。自信たっぷりな表情と共に最高のデートというワードが出てくると尚更期待は高まるばかりでまだ休みの日も決まっていないのに笑顔を見せると額をくっつけた相手に声を弾ませた。そのまま顔が近づいてくれば自然と目を閉じてキスを受け入れる。柔らかく温かい心地を覚えながら相手を抱き寄せ全身で大切な人の存在を感じる。やがてゆっくりと唇を離すと「好きだよ、翔太郎」と溢れるままの思いを伝えて)

  • No.7461 by 探偵  2024-12-19 21:50:38 


……俺も、お前の事が誰よりも好きだ、フィリップ
(重なる唇は温かくて柔らかくて、微かに相手の味さえも感じる、それは何よりも心を幸福で満たして何物にも代えがたい。ゆっくりと唇を離すと好意の言葉が伝えられてそれを噛み締めるように小さく笑う、もう何度聞いたか分からない言葉でも何度でも相手の声で聞かせて欲しいものだ。こちらからも同じく好意の言葉を送ってその体を優しく抱き寄せた。二人の体を掛け布団で覆ってしまうと互いが共有する体温はより二人の間で留まって心地好い空間を作り出す。目を閉じて重なった額にグリグリと擦り寄れば「また明日から俺達は二人で一人だ」と呟けばゆっくりと眠気が体を覆い始めて)

(/お世話になっております!そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。今回はとことんシリアスに、ということで思い切って擬似的に関係が切れる所までやってみたのですが悲痛にくれる姿も全てを投げ打ってしまう姿も、検索くんがとにかく辛そうで辛そうで、探も偵の立場上それに寄り添えないのがずっともどかしかったです。片方が欠ければまともにいられないを体現しているようでした…その後もうまく気持ちが噛み合っていないところから少しずつまた歩調を合わせていく過程がゆっくり幸せを噛み締めているようでとても良いお話にできました。別れ話なんて普通出来ないやりとりですが、これ検索様と長らくお付き合いがあって信頼があるからこそのお話になったと思います。今回もありがとうございました!
この後のお話はいかがしましょう?グッとシリアスなことしましたので二人の時間が欲しいなと思っておりまして、この流れでデートなお話にしても良いですし、他のお話でも良いかなと思っているのですがいかがでしょう?)

  • No.7462 by 検索  2024-12-19 23:06:15 


…ああ、宜しく頼むよ、相棒。
(何の不安もなく自らの居場所である相手の隣で好意を告げれば相手からも同じ言葉が返ってくる。それがどれだけ尊いことなのかを噛み締めるような事件だった。相手に抱き寄せられ掛け布団が上にかけられると2人の体温はその中に留まるようになり心地よい温もりとなっていく。目を閉じた相手に擦り寄られる仕草に愛おしさを感じながらこちらからもあの時は言えなかった肩書きで相手を呼びその身体を抱きしめた。さっきまであんなに意識がはっきりしていたのに触れている温もりと目の前の眠気に襲われている姿を見ればこちらまで段々と眠気がやってきた。気絶するような意識の飛ばし方ではなくゆっくりと穏やかな眠りに誘われていけば「…おやすみ、翔太郎。また明日」と言葉を送ってからゆっくりと目を閉じて)

(/こちらこそお世話になっております!大まかの流れを決めてからのスタートでしたがそれでも探偵君が他の人に魅了されている描写を見る度に背後共々胃がキリキリして辛かったのですがその分普段出来ないような言い合いややり取りが出来てとても充実した時間でした。お互いがアクセルでありながらブレーキでもある二人ですので一人になったこの機会にかねてから考えていたファングの暴走を組み込めて個人的に楽しかったです。何処まで亀裂を入れるか悩んだのですが探偵様相手ならばと話に乗っかる形で本当に致命的な所まで踏み込む事が出来て、その後の溝の出来たぎこちないやり取りや少しずつ歩み寄っていく過程まで満喫出来る話だったと思います。今までのやりとりの積み重ねと探偵様との信頼関係があったからこその話でした、今回もありがとうございました。
こちらも2人の時間が過ごしたいと思ったのとせっかく流れが出来てますのでこのままデートの話はいかがでしょうか。またいつものように好きな要素を注ぎ込んだ二人の時間が出来たらと思います…!)

  • No.7463 by 探偵  2024-12-20 07:44:01 


___さてと。準備いいか、フィリップ
(互いの存在と相手に名前を呼ばれる事の尊さを強く噛み締めた夜から一週間程、翌日からは所長に過剰に心配されたりエリザベスとクイーンに呼び出されて『好きな人にあんな顔させるなんてどういうこと?』と説教されたりと暫くあの日の尾を引いたがそれもようやく追いついてきた頃合いに所長に休みの日が欲しいと申し出た。あの日からの二人の空気の変化を察していた所長はすんなりと承諾してくれるがこちらを暫くジト目でみた後『こんな絶世の美女を置いてクリスマスデートなんて信じらんない。絶対私も彼氏見つけるんだから!』と今回の件を懲りていない発言がされて呆れた目でみていれば容赦なくスリッパが飛んできた。そして今日は念願の休日、相手のリクエスト通り今日はこちらがデートプランを考える日で何処に行くかは全く相手に伝えていない。いつもより明るい薄灰色のジャケットに以前のクリスマスに相手から貰った地球のバッチが着いたハットを被って準備が整えば相手の方を振り返って)

(/単独ファングが出てきた時は以前仰っていたヤツだ…!とこちらも背後でめちゃくちゃワクワクしたのですがその結果もまた悲痛で二人してボロボロになる展開も悲しいながらとても楽しかったです。
それではこのままデートなお話といたしましょう!以前候補にあげてくださっていたアイススケートのお話も組み込めればと思ってます。それでは今回も好きに盛り込みつつ二人の時間を楽しみましょう!/こちら蹴りで大丈夫です!)

  • No.7464 by 検索  2024-12-20 10:50:11 

ああ、バッチリだ。君が何処に連れて行ってくれるかお手並み拝見だね。
(大切な相手とその距離感を取り戻して眠りについた翌朝、所長に心配されたり相手が女子高校二人に呼び出されて少しやつれた顔で返ってきたりと色々あったがいつもの日常が戻ってきた。親友のことで依頼を受けていた彼女も無事に親友が元に戻ったようで冬休みに二人で遊びに行く約束をしたのだと報告を受けた時には少々無理をしてでもこの件を解決出来て良かったと実感していた。そうして普段の二人で一人が当たり前になった頃、休みの申請をすれば承諾してくれたがまだ素敵な彼氏は諦めてないようで懲りていない強さを感心していたら二人でスリッパを受けてしまった。それから仕事をこなして迎えた当日、近日なにやら調べ物や準備をしているような様子は見られたが敢えてそれは触れずにいたため相手の計画は何も知らない。相手のネクタイと同じ色のロングパーカーを着て一緒に買った上着を着ると相手は以前送ったハットを身に着けてこちらに声がかかる。デートの準備がバッチリ整うと自然に笑みが浮かんで揶揄い交じりに相手のプランを楽しみにしていることを伝えると「行こう、翔太郎」とその手を引いて家を出て)

  • No.7465 by 探偵  2024-12-20 12:31:00 


俺の庭にお前をエスコートすんだ、期待して損はさせねぇよ
(相手の方を振り返れば向こうも準備は万端らしい。こちらのネクタイに合わせて相手が同じ色のロングパーカーを羽織っているのをみればいやでも口角はあがる、こっそりとお揃いであるのがいかにもデートらしい。いつかの冬支度で買った上着も揃っていい装いだ。こちらもジャケットを羽織ったところで手を取られて連れられるままに家を飛び出していく。家の周辺ならば人通りも少なく暫くは大丈夫だろうと手を繋ぎ直して目的地へと歩き始める。あの夜に願った上書きを早速実現させれば気分はまた上向いてこちらから軽く相手の手を握った。まだ何処へ行くのかは明かさないまま「お前とプレゼント交換はしたけどクリスマスらしいことはそれ以外やったことねぇだろ?だから今日はクリスマスを存分に楽しむ日にしようと思ってな」と趣旨だけを説明しながら足を進める。目的地近くになれば人も増えてきて名残惜しくも最後にぎゅっと手を握ってからそこを離す、たどり着いたのはいつか花見をした大きな公園でチラリと相手に目配せしてから中へと入っていき)

  • No.7466 by 検索  2024-12-20 16:20:50 

なるほど、この時期ならではのデートという訳だね、…何かイベントでもやっているのかい?
(寝巻きのように全てが一緒という訳では無いが胸元と頭を飾る地球と色のお揃いはデートという感じがして悪くない。相手の手を取って家を飛び出すと握り直されて口角があがる。約束通り上書きするという意味もあるが単純に相手に触れられるのが嬉しかった。相手も今日は気合い十分のようでますます期待を煽ることを言う、そして今回の趣旨がクリスマスだと説明されると納得したように頷く。クリスマスといえば事務所でパーティをしてサンタがプレゼントを持ってきたり交換する日というのは前回で初めて知ったがどうやら違うクリスマスの過ごし方があるらしい。この時期ならではのデートと聞けば好奇心が疼いて声を弾ませながら一緒に歩く。目的地が近いのか人が増えてくれば流石に手を繋いだままではいられない。ギュッと最後に握られるとちらっと相手を見ながらも人の多さに乗じて少しだけ相手との距離を詰めた。そうしてたどり着いたのは花見をした公園だが木々には桜の代わりに電飾が巻きついている。普段も人の利用がある場所だがそれ以上に賑わっているように見えると観察するように辺りを見ながら相手に続いて中に入り)

  • No.7467 by 探偵  2024-12-20 17:15:09 


そういうことだ。ま、行けば分かるって
(誰かに見つかってしまう前に繋いだ手は離れてしまったがその代わりに相手がチラリとこちらを見て距離が詰められる、繋いだ手の代わりに縮まった距離にこちらも相手の方を見て小さく口角をあげながら目的地への道を進んだ。公園の中へと入れば木々に電飾が施されている、今は昼間でまだ光っていないがこれが本領を発揮するのは夜でまだ少し時間が早い。既にイベントの空気が感じられる道を進んでいくと木々が開けて広場へと出る、そこには赤や緑のテントが並びそこら中にツリーや雪だるまやらのオブジェが立てられていて多くの人で賑わっていた。一際目を引くのは広場の中央に立っている見上げるほど大きいもみの木で既に様々な飾り付けがされてっぺんには星のオーナメントが取り付けられている、正真正銘のクリスマスツリーだ。ツリーを中心にグルリと様々な店が並んでいる様子をみながら「毎年この公園でクリスマスマーケットやってんだ。クリスマスを一気に満喫するならここだと思ってな」とどこか得意げに解説しながら相手の方を見て)

  • No.7468 by 検索  2024-12-20 17:59:01 

おお、凄い! こんなに大きなクリスマスツリー初めて見たよ!道理でこんなに人が居るのか。
(相手に連れられて公園の中に入っていく。クリスマスの飾りに彩られた整備された道をキョロキョロ見ながら進んでいけば大きな広場にたどり着くが一番に目を着くのはその中央に立っている大きなクリスマスツリーだ。この頃はあらゆる所でクリスマスツリー自体は見かけることが多いが今まで見た中でもこれは一番大きくてお星様やキャンディケインなどで飾られてとても煌びやかだ。そのツリーを囲うようにテントが並んでいて1つのお祭りのようにも感じられる。相手からこの場所の説明がされると人の多さにも納得がいく。ここに集まった者は皆自分達のようにクリスマスを楽しみに来ているのだろう。子供のようにはしゃぎながら言葉を返していたがその間にもあちこちから美味しそうな匂いが漂ってくる。相手の方に視線を戻すと「ぐるりと店を見て回っても良いかい?」と前のめりの姿勢でお願いして)

  • No.7469 by 探偵  2024-12-20 18:43:19 


いつもの風.都.とはまた違う雰囲気だろ?あぁ、まずはどんな店あるかチェックしようぜ
(広場に立てられた煌びやかなクリスマスツリーにそこを囲むように並ぶカラフルなテント達、クリスマスらしい装飾も相まって海外らしさがいつもの街と違う空間を作り出している。目の前に広がる空間に相手の瞳は電飾よりもキラキラと輝いていて今にも少し先で走り回っている子供達に混ざってしまいそうだ。その勢いのままこちらに目線が向く、まずは全体を見回って何があるか確認しつつ雰囲気を堪能するのがいいだろう。そこら中から良い匂いが漂っていて夏祭りのように全制覇を掲げられたら全力で止めなければ。相手と共に円形に並ぶテントの前を歩いていく、この時期の定番であるホットチョコレートやクリスマスの主役であるジンジャークッキー、プレッツェルや海外産のソーセージなど普段見ない食べ物が並んでいる。食べ物だけでなくクリスマスのオーナメントを売る店やワークショップなんかも開催されているようだ。さらには移動遊園地の如く小さなメリーゴーランドがあったり撮影スポットも充実している。いつもと全く違う雰囲気に周囲を見回しながら「目移りしちまうな」と周囲を見回しながら感想を零していて)

  • No.7470 by 検索  2024-12-20 23:59:20 

あまり見たことの無い物ばかりだ。ちょっとしたテーマパークみたいだね。
(辺りを見て回りたいと伝えれば二人でお店などを順番に見ていく。店先には美味しそうな食べ物や写真が並び、普段食卓には出てこないような物も沢山あって興味がそそられる。出来ることなら全てを食べてみたいが胃に全て収まるかは怪しいだろう。またそれ以外にも雑貨や体験できるコーナー、フォトスポットなどがあって前に来た公園からは随分と様変わりしているようだ。異国に来たような雰囲気にワクワクを募らせながら感想を述べていたが冬の風が一吹きすると体を小さく震わせる。厚着したとはいえ寒い外では体は温かいものを求めていて「まずは何か温かいものを食べてみたい所けど…、あのソーセージが食べてみたい!」とキャンディのようにぐるぐる巻きになっているソーセージを指さす。ほかの店でも焼いたソーセージが売られている辺り名物なのだろうが不思議な形は興味そそられる。いつものように半分こを企むと「翔太郎も何か食べるだろう?」と他に食べたいものは無いかと唆して)

(/お世話になっております。私事なのですが明日土曜は少し用がありまして日中のお返事が難しいと思われます。おそらく次のお返事が朝方か夜中になってしまいそうでまた探偵様をお待たせすることになり申し訳ないのですが、把握のほどよろしくお願いします。)

  • No.7471 by 探偵  2024-12-21 16:16:49 


なんだあれ、見たことねぇ形だ。なら俺は暖まれそうな…お、あのパイシチューなんか美味そうだ
(これだけの食べ物が並んでいるとなれば美味しい匂いがそこら中から漂ってきて我慢などできるはずもない、さらに今日の風.都.の風はこの季節らしく体を吹き抜けるだけで体温を奪ってしまうものでまずは腹ごしらえして体を温めるのが良さそうだ。相手も同じ考えのようで異国感溢れる物珍しいものを見る目から何を食べようかと探す目へと変わる、相手の心を射止めたのはグルグルに巻かれたソーセージだ。太めのソーセージがキャンディのように巻かれた可愛い見た目になっているがなかなかボリューミーな一品だ。相手はこちらにも何か一品選ぶよう促していてどうやら半分こを企んでいるらしい、当然こちらもそのつもりだ。今日がデートならばなおのことそれらしい事をやりたい。こちらも暖まれるようなものをと探したところでパイシチューを見つける、クリスマスらしいカップに入れられたパイシチューは食べる前から暖かくなれそうだ。早速それぞれの店でグルグルのソーセージとパイシチューを購入し近くの飲食スペースに移動して隣合って椅子へと座る。普段の食卓では絶対にお目にかかれないラインナップについ口角をあげながら「早速食おうぜ」と促して)

(/お世話になっております。返信ペースについて把握いたしました!週末でこちらも不安定ですし、いつも通り背後優先ですのでゆっくりお待ちしておりますね。)

  • No.7473 by 検索  2024-12-22 11:24:38 

じゃあそれぞれ買って集まろう! __ああ、いただきます。…っ!表面がパリッとしていて肉汁たっぷりだ、美味しい。
(珍しい形のソーセージを見つけるとすっかりそれを食べる口になる。相手も食べたことが無い物のようで今から食べるのにピッタリだろう。そして半分こする為に相手にも何か頼むように促すとパイシチューと呼ばれるカップを何かで覆ったようなメニューをチョイスする。こちらも見たことが無いもので楽しみが増えると一旦は別れてそれぞれ分かれて購入することにする。目の前で焼かれて香ばしい焦げ目のついたソーセージを器と共に受け取ると飲食スペースに移動して横に並ぶように座る。華やかなラインナップに口角をあげながら頷くと手を合わせてから早速ソーセージの外側にかぶりつく。すると表面はパリッと良い弾力を感じられて直ぐに詰まった肉の味を感じられる。少しハーブの類も入っているのか食欲をそそる味になっていて普段スーパーで買うソーセージとは大違いだ。その味に感動しながら早速もう一口齧って噛み締めながらももう一方の相手の方を見る。相手シチューは作ったこともありどんなモノか知っているが蓋をするように香ばしい皮のようなものが乗っている。未知の料理に「それはどうやって食べるんだい?」と問いかけ)

  • No.7474 by 探偵  2024-12-22 14:39:37 


おぉ、いつものソーセージと違う匂いがすんな…これはこのフタ部分がミソなんだ
(異国情緒漂うクリスマスマーケットのなかで同じく異国情緒溢れるメニューを二つ並べて相手と並んで座る、間違いなく普段は見ることの出来ない光景に無意識に笑みを浮かべながら相手と目を合わせた。早速二人で手を合わせると相手はグルグル巻きのソーセージを手に取る、一口齧ると小気味良い音と共に相手の方から香ばしい肉とハーブの香りが漂ってきて隣で見ているだけでも空腹を刺激された。もう一口齧ったあとこちらを向く相手を見れば楽しんでいる様子に胸が擽られていつまでもその顔を見ていたくなってしまう。その前にこちらの手元にあるパイシチューについて問われると今度は得意げな顔を見せる、暖かくなるために選んだのだから早めに食べなければ。スプーンを手に取って勿体ぶったことを言うとパイの一番盛り上がっている所へスプーンを差し込む、パリッと良い音が響くと同時に中から暖かな湯気が立ち上った。サクサクとパイのフタを崩していけば中からシチューが顔をのぞかせる、崩したばかりのパイにシチューを纏わせると口へと運んだ。優しい甘さのシチューに香ばしいパイが加わり思わず目を瞑ると「んー体に染みるな」と笑みを見せて)

  • No.7475 by 検索  2024-12-22 17:16:48 


会場の雰囲気に合わせて本格的な味になっているようだ。…おお、なるほど。パイで容器を包んで一緒に食べる事が出来る訳か、クリスマスプレゼントみたいな料理だね。
(普段とは風味や作り方が違うと予想されるソーセージを味わいながらも興味は相手の選んだシチューパイに向かう。種明かしをするように説明を受けながら相手はスプーンを持つとそのまま蓋部分に突き刺す。さくっと良い音と共に中へと貫通して暖かそうな湯気が出てくる。その中を覗き込んでみると崩したパイと共に具材がゴロゴロ入っている美味しそうなシチューが見えてどういった物か理解する。見た目は美味しそうでパイを崩すまで中身が分からないという点は包装紙に包まれたプレゼントにもよく似ていてまさにクリスマスらしい料理だろう。相手がパイの欠片とともに温かいシチューを食べて美味しそうに味わう姿を見れば興味と期待は高まるばかりで「翔太郎、僕もそれ食べたい!」と無邪気にお願いして)

  • No.7476 by 探偵  2024-12-23 07:36:35 


クリスマスプレゼントか、良い例えだな。……なら、これは俺からのプレゼントだ
(こんもりと膨らんだパイを崩してみせると相手から感嘆の声があがって予想より良い反応に思わず笑みを漏らす。中から様々な具が出てくるパイシチューをクリスマスプレゼントと称されるとピッタリの例えに納得するように頷く、きつね色のパイ生地を崩してゴロゴロとした具が顔を出すのは確かに中身の分からない、中身にワクワクできるプレゼントを開けるのと同じかもしれない。こちらが一口食べてその味を堪能しているといつもの流れで相手がこちらのものを所望する、こんなに期待たっぷりに無邪気に言われてしまっては悪戯を挟む隙間もないというものだ。崩したばかりのパイ生地にシチューを纏わせる一緒に甘く煮込まれた人参をスプーンですくいあげる、ここは外だが相手はソーセージを持っていて手が塞がっているのならばこちらが相手にスプーンを差し出したっておかしな状況ではない。無理やり理屈をつけながらスプーンの下に手を添えつつ相手の方へと差し出して)

  • No.7477 by 検索  2024-12-23 11:46:30 

…ん。あったかくて美味しいシチューとパイの香ばしさが相性ばっちりだ。
(シチューだけでは完結せずプレゼントのようにパイで覆われたそれに興味と期待がそそられていつものように半分こを強請る。てっきりそのままスプーンが手渡されると思ったのだが相手はパイ生地と人参の入った部分をすくいあげてこちらに差し出してくる。周りには人が居るがデートらしい特別待遇に自分の口角があがるのが分かる。周囲も他人のことなど気にしていないはずだとすぐに顔を近づけスプーンごと口に含む。クリーミーなシチューの味と似込まれて柔らかい人参、サクッとしつつも一部がふやけたパイ生地が同時に味わうことが出来ると自然と笑みが零れた。そのまま素直な感想を伝える。そして相手から貰ったならばこちらからも送り返したくて持っていたソーセージを見ると「こっちも食べるだろう?」と疑いもなく相手の口元に差し出して)

  • No.7478 by 探偵  2024-12-23 12:24:27 


だろ?パイ生地があると特別感が増すな。あぁ、もちろん
(相手にシチューを掬ったスプーンを差し出すと迷いなく口に含まれる、口角を上げたまま直ぐさまシチューに飛びつく姿はなんとも微笑ましくて咀嚼しながら笑みを浮かべる姿をみればいくらでもシチューを与えたくなってしまう。普段だって二人で出かけることはあるがデートと銘打ったことによって恋人である相手をいつもよりを甘やかしたくなってしまっているのかもしれない。お返しにとあまり前のようにソーセージが差し出されるとより食べやすくするためという体で椅子をもう少し寄せて脚が触れる距離まで近づくと顔を寄せてソーセージへとかぶりつく。パリッという良い音の後に口いっぱいに鼻を抜けるハーブと香ばしい肉の味が広がって食べ応えのある一品だ、「ハーブが入ってるだけで全然味の印象が違ぇな」と感想を言いながら相手の隙を見てもう一口ソーセージへも齧りついて)

  • No.7479 by 検索  2024-12-23 13:00:05 

あ。ふふ、つい食べ進めたくなる味だろう?店の人によるとこれはブラートヴルストと呼ばれるドイツのソーセージでカタツムリみたいに渦を巻いているからシュネッケンとも呼ばれるらしいよ。 …これはなんだろう、
(普段のように、だけど少し甘めの対応でパイシチューを食べさせて貰うと気分は上向いて仕方ない。ならば、とこちらもソーセージを相手の口元に差し出すと椅子から更に近付いてきて距離が縮まる。外でいながら恋人の距離で居られることに幸せを覚えつつ相手がソーセージを食べるところを見つめる。同じような感想を告げる相手に頷いていると更に1口齧り付いたのが見えて思わず声を上げる。だがそれだけ食欲をそそる味なのが分かれば小さく笑って自らのそこを一口齧った。注文して準備されている間店の人から聞いた情報を伝える、普段食べているソーセージはまた違ってドイツの食文化下での食物らしく異国情緒漂うこの場にピッタリな食べ物だろう。そうして味わっていたがソーセージと一緒に貰ったお皿にはあまり見たことの無い粒粒の入った黄色か茶色っぽい物が添えてあることに気付く。一緒に提供されたということはソーセージに付けるものだろうかと興味のままソーセージで掬うように取り多めに付いたそれを口にする。直後予想外のぴりっとした刺激が走ると軽く咳き込んでから「…辛い」と僅かに眉寄せながら小さく呟いて)

  • No.7480 by 探偵  2024-12-23 17:18:58 


これカタツムリの形なのか……あ、…大丈夫か?これで口リセットしろ、慌てて飲んで火傷すんなよ
(悪戯のつもりで相手の隙を狙いソーセージへと齧り付く、しかし相手は最初に声こそあげるものの小さく笑ってその悪戯さえ享受されてしまって嬉しいやら擽ったいやらでつい口元が緩んでしまう。享受の証のように同じところを齧られるとますます気持ちは華やいでしまって小さく笑いながら同意の返事をしていた。どうやら相手は早速このソーセージの知識を仕入れていたようで名前とその由来が語られる、いつもならまた始まったと思う所だが今日は相手が楽しそうにしているのなら何でも受け入れてしまえて楽しげに知識を話す相手に相槌をうちながらその話を聞いていた。しかし不意に言葉が途切れて相手の興味は別のものへと移る、相手がターゲットしたのは皿の端に盛られていたもので迷いなくソーセージが突っ込まれると明らかに多い量のそれがソーセージの上に乗った。止める間もなく相手がそれを口にしてしまうと案の定咳き込んでしまって軽く背中を擦りながらも笑い声が漏れてしまう、口直しにシチューを相手の前へと置いて代わりにソーセージを受け取った。子供に言い聞かせるようにゆっくりシチューを飲むように促しながら「言うのが遅くなっちまったけど、さっきのは粒マスタードって言ってソーセージにちょっと着けるのが適量だ」と楽しげな笑みを噛み殺しながら言って)

  • No.7481 by 検索  2024-12-23 19:25:44 

ッ、はぁ…流石にそんなことしないよ。粒マスタード…とんだトラップに引っかかった気分だ…
(好奇心のままその調味料のようなものをソーセージにつける。相手の声が聞こえる前に大きな一口で口にするとピリッとした辛味が突き抜けて思わず咳き込んでしまった。すると相手が背中を撫でてくれて代わりにシチューが目の前に置かれる。子供扱いする様な声掛けが引っかかるものの素直にスプーンですくって一口食べるとシチューのクリーミーさでその尖ったような味や辛さが中和されてほっと息を吐いた。心配しているように見えて何処か面白がっているように見える相手に視線を向けては声掛けに反論しておく。その調味料の正体を教えて貰うと改めて粒マスタードを観察するように見つめ同じワードを呟く。どうやらさっき付けた量は多すぎたらしい。付けてくれとばかりに盛られていた物をトラップだと称して不満を口にすると相手に視線を戻して「先に説明したまえ」と若干八つ当たりのようなことを告げて)

  • No.7482 by 探偵  2024-12-23 20:21:53 


さらに火傷しちまったら散々だろ?時には慎重に行動するのも必要ってことだ
(咳き込む相手にシチューを差し出すもののマスタードを知らずに一気に食べてしまった姿がおかしくも可愛くてついその感情が表に出てしまう。甘やかしたい気持ちは子供扱いに繋がってしまって流石にそこまでいくと相手は不服なようだ、ささやかな反論をすました顔で躱しながら相変わらず笑みを噛み殺していた。だが相手の不服は収まらないようで八つ当たりのようにさらに文句を言われるが今日はどうにも浮かれているせいか子供っぽい言動が可愛らしいと思う心に拍車がかかってしまう、またも説教くさいことを言うものの顔はあからさまに上機嫌だ。相手から受け取っていたソーセージの端に少しだけマスタードを着けて口へと運べばマスタードの刺激がハーブと共に鼻を突き抜け肉々しさをさらに引き立てる味になり「ん、これくらいが適量だな」とどこか得意げな顔をすればシチューとソーセージとを食べ進めていき)

  • No.7483 by 検索  2024-12-23 20:45:41 

…美味しかった、なかなか興味深い料理だったね。
(確認せずに一気に食べたこちらに落ち度があるとはいえ、その様子を笑いの滲み出た表情で見ながら子供扱いされると少々不服だ。反論してもそれは変わらず説教臭い言葉が続くが分かり易く上機嫌なのを見ればそれほど悪くないと思ってしまうのは惚れた弱みだろうか。今度は相手がソーセージを持って端にマスタードを付けて口に運ぶ。得意げな顔をして味わう相手を見て適量を学ぶと真似をして同じようにまた食べてみれば今度は辛過ぎずにジューシーなソーセージの良いアクセントとなると分かり易く目を輝かせた。そうして新たな発見と共にクリスマスらしい食事を進めて行くとあっという間に食べてしまった。お腹が満たされ心做しか体も温まると至福の息をつきながら感想を口にする。今日ならではの食事に満足しつつちらっと相手を見れば左手をテーブルの下におろしてそこで緩く相手の手と繋ぐ。ちょっとした悪戯とくっつきたい欲を満たす行為をしながら小さく笑って「次は何をしようか」と辺り見なが考え始め)

  • No.7484 by 探偵  2024-12-23 21:14:45 


あぁ、ここの雰囲気にバッチリあった飯だったな。…、…腹ごしらえもすんだし、お前とやりてぇ事があるんだ
(こちらが適量のマスタードをつけてソーセージを食べてみせると相手も今度は量を間違えずにマスタードを着ける、一口食べた相手は分かりやすく目を輝かせていて素直な反応にまた心を擽られながら食事を進めた。そうして異国情緒溢れる料理を食べ終わると二品ともそこそこのボリュームがあったおかげで腹はしっかりと満たされた。感想を口にしていれば相手の目線がこちらへチラリと向いて相手の方へと目線を向ける頃にはこっそりとテーブルの下で手が繋がれると目を瞬かせる。二人だけの秘密を共有しながら笑みを浮かべる相手を見つめるのはなんとも心を満たしてこちらも同じく笑みを浮かべれば暫くここにいたくなってしまうがそれでは楽しいデートにはならない。次の目的地には目星をつけていてその内容は伏せたまま隠した手をぎゅっと強く握ると「行こうぜ」と声をかけてそっと手を離せば椅子から立ち上がって)

  • No.7485 by 検索  2024-12-23 23:53:39 

やりたい事か、それは楽しみだね。ああ、案内頼んだ。
(お腹も満たされて満足した所でテーブルの下で手を軽く繋いでみると相手の目が瞬く。思ったような反応に満足しつつ次に行く場所や物について相手のプランを尋ねてみると何やら含みのある回答がされる。直ぐにそれが何か知りたいがお楽しみといったところだろう。手をぎゅっと握られると自然と笑みが浮かんで、促され手が離されると共に席から立ち上がった。いつも通り相手の右に並ぶと相手のいうやりたい事の為に歩き出す。この場所でやりたい事となればクリスマスに関係することだろうかなど予想を立てながらも案内されるまま移動して)

  • No.7486 by 探偵  2024-12-24 07:45:05 


___ここだ。このスノードームっての、一緒に作ろうぜ
(名残惜しくもこっそりと繋がった手を離して目的地へ向かって歩き始める、向かうのはクリスマスマーケットの一角だ。相手の左隣を歩きながらひとつの店へとたどり着くと相手の方へと目を向ける、ここではワークショップが行われていてスノードーム作りができる場所だ。とはいえ相手はそもそもこれを見たこともないかもしれない、店先に置かれていた見本品を手に取ると軽く振って相手に見せる。ガラス球の中では木製に見たてられたミニチュアの家に雪がふわふわと降り注いでいる。奥の作業テーブルには中に配置できるサンタさんや子供、もみの木などのミニチュアが並べられていてペンで色をつけアレンジすることも出来そうだ。さらに降らせる雪の結晶の形や色も選べるようでなかなか選択の幅は広く、二人で作れば世界でひとつだけのスノードームが出来上がるだろう。相手の方へ目を向ければ「今日の思い出になるものがあればいいと思ってな」とここに来た理由を説明していて)

  • No.7487 by 検索  2024-12-24 10:30:33 

スノードーム?…中で雪が降っているみたいだ!これなら部屋にも飾れそうで良い思い出になりそうだね。作ろう、翔太郎!
(相手に案内されたのは一つのテントで道具のような物が置かれている。そして相手がキーワードを口にしながら置物を手に取る。中が液体で満たされた模型のように見えるが一旦さかさまにして振って元に戻すと白い雪の様な結晶がふわふわとした軌道でミニチュアの家や木に降り注いでいて冬の景色を閉じ込めたようなスノードームに目が輝いていく。今まで思い出として写真を撮ったりお土産を買って帰るっていうことはしたが二人で何かを作って持って帰るというのは殆ど経験がない。まだデートは始まったばかりだが相手が説明してくれた通り、今日の日を思い出す特別な物になりそうな予感に心が弾むとすぐに賛成を示した。急かすように声をかけると早速受付を済ませ、作り方の流れの説明を受けて基本となる材料を受け取る。そのまま作業スペースに移動すると様々なミニチュアやオーナメントが用意されていて「これだけあると悩んでしまうね…何かコンセプトとか決めた方が良いのだろうか」と目移りしながら呟いて)

  • No.7488 by 探偵  2024-12-24 12:22:26 


コンセプト、か……あ、そういや前風.都,に雪降った時二人で雪だるま作っただろ?あん時は二人でひとつの雪だるま作ったけど、今回は二人の雪だるま並べるってのはどうだ?
(相手の目の前でスノードームを軽く降って見せるとみるみるその瞳は輝いて一気に相手の心を掴んだのが手に取るように分かる、ここまで良い反応をされるとこちらも嬉しくなるというものだ。待ちきれない相手と共に早々に受付を済ませて作業スペースへと移動する、相手の言うように部屋に飾って今日の思い出としたいところだが二人で作るならばまずは方向性を決める必要があるだろう。先に土台となる部分にミニチュアを配置していくわけだが目の前に並べられた様々なミニチュアを順に見ていくと見慣れたものを見つけて記憶が呼び覚まされる。いつかの日、大寒波によって風の街が雪に覆われた時に作った思い出の雪だるま、あの時は二人の要素を盛り込んだ雪だるまを作ったがどうせならあの時の雰囲気を残しつつ自分達と同じく二つの雪だるまを並べたい。さらに飾りを加えればきっと二人らしいスノードームが出来上がるはずだ。目の前のケースに収められた雪だるまのミニチュアを取り出すと意見を伺うように相手の方へ雪だるまを見せて)

  • No.7489 by 検索  2024-12-24 16:56:02 

なるほど、それぞれ雪だるまを飾り付けてその二つを並べたら僕達のようになりそうだ。その方法で作っていこうか。
(自由に作れるように様々な用意がされているがこれだけあると悩んでしまう。好きに飾り付けても良いのだがせっかく1つの世界を閉じ込めるなら統一感やコンセントがあった方が良いだろう。そうして悩んでいると相手が何かを思い出したように声を上げて以前大雪が降って雪だるまを作った日のことを話題に出す。初めて見る積もった雪に興奮して銀世界の街を探索したり雪合戦したりもしたが二人で雪だるまを作ったのも良い思い出だ。それを今度はそれぞれで再現するというアイデアを聞けば自分達らしい案に声を弾ませて好意的な返事をする。相手が見せてくれた雪だるまの本体に加え同じケースにはバケツや枝を模した飾りなど個性を出すためのパーツも用意されている。今日という日を残すスノードームのコンセントとしてはピッタリだろう。方向性が決まると早速パーツ選びから始める。「前は雪で前髪を作ったけどクリップみたいなものを付けてみようかな」などと呟きながらカラフルなボタンをトレードマークであるクリップに見立てて雪だるまの頭部に置いてみて)

  • No.7490 by 探偵  2024-12-24 18:07:53 


あの日の思い出も入れられるし良いアイディアだろ?おぉ、髪にワンポイントがあると一気にお前っぽくなるな。なら俺は…
(風.都.に雪が降った日のことを思い出してあの日をコンセプトにしようと提案すれば相手からは声を弾ませ返事がされてテーマが決定する、冬の景色を詰め込むのがスノードームならそこに二人の思い出を詰め込む方がいい。相手は早速雪だるまを取り出してパーツを選び始める、最初に手に取ったのはボタンだ。どう使うのか見ているとボタンは頭へとつけられてちょうどクリップの持ち手のようになる。デフォルメされているからこそボタンが相手のトレードマークにピタリと当てはまって感嘆の声をあげた。相手が頭にワンポイントを乗せたのならこちらもまずは頭のパーツを取り付けようとミニチュアが入ったケースを覗き込む。その中から自分と同じ黒いハットを被った男の人形を取り出すと「こいつだけ拝借して…」と帽子を人形から取り外す。接着剤をつけてから雪だるまにつけようとするが小さな帽子は直ぐにポロリと雪だるまから落ちてしまう、加えて一番いい角度で取り付けようとこだわって置こうとするせいかなかなか帽子はくっつかず眉を顰めながらハットと格闘していて)

  • No.7491 by 検索  2024-12-24 20:58:24 

これも僕のトレードマークだからね。…こういうのは一旦中にも詰めて接触面積を増やしてから…ここで支えておくから隙間を接着剤で埋めてくれ。
(流石に小さなクリップはないがボタンで見立ててみると相手から感嘆の声があがる。何か特別な由来がある訳では無いが今では自分のアイデンティティの一つであり、種類が増えてきた今ではお気に入りの部分だ。誇らしげに言いながらいい感じの位置を決めて頭部の右上の辺りにくっつけた。こう言った細かい作業は割と好きな方で思った所にピッタリ接着できたところでふと隣を見ると相手は男の人形から帽子を拝借しているようだった。黒いハットは相手らしさを表す象徴だろう。だが随分こだわりがあるのか角度を調整しては落とすを繰り返して眉を顰めている。少しの間様子を見ていたが完成した時にハットが外れてしまっては困る。手を貸そうと隣にやってくると苦戦してる帽子を取って中にちょうど良いサイズのもの、近くにあるハートのパーツをハットの中に接着剤で留めて間を埋める。それから相手が付けようとしていた位置にハットを持ってくるとそのままズレないように固定して相手に今のうちに付けるように伝えて)

  • No.7492 by 探偵  2024-12-24 22:59:34 


なるほど、詰め物で接触面積を増やすわけか。よし…おぉ、ナイスだぜフィリップ
(もう何度目か分からない数ハットが雪だるまから転げ落ちるとますます眉間の皺が深くなっていく、繰り返しハットを乗せているせいで接着剤が何度も雪だるまの頭に着いてしまいこのままでは見た目も悪くなってしまいそうだ。ハットは自分を示す雪だるまには欠かせないものなのにどうしたものかと思っていると相手が隣にやってきて再度テーブルへと落ちてしまったハットを手に取る、そして空洞になっている部分にハートのパーツを詰め込むとちょうどいいサイズで中にハマった。中身を固定してから良い位置にハットが固定されると相手に促されるまま外から見えない位置に接着剤を入れ込んでハットを固定する。相手がハットから手を離しても今度は転げ落ちず思わず感嘆の声をあげた。これでグッと自分らしい雪だるまになっただろう。しかし外から見えないとはいえハットの中に入っているのはハートのパーツで暫くジッと考え込むように帽子を見つめると「ハードボイルドの象徴に可愛らしいもんが入ってんのはらしくねぇか?いや、感情に流されねぇって意味ではハートを帽子に隠してんのはハードボイルドらしいか…?」と悩み始めてしまって)

  • No.7493 by 検索  2024-12-25 00:03:42 

これで固定されたはずさ。…ハットの下には甘さ…いや風.都.への愛が詰まっていると思えば君らしいじゃないか。
(こちらがハットを持って角度を固定すれば相手が接着剤を入れ込んで接着をする。少し時間を置いてからそっと手を離すとハットは固定されてそのままの位置を保つ。相手が感嘆の声を上げ褒められると自然と口角が上がった。これで一気に二人らしい雪だるまになったのだが相手は何故か考え込むようにハットを見つめていて詰め物として入れたハートのパーツについて悩み始めて思わず笑みが零れた。一番サイズ感が近かったから手に取ったハート型だったが相手のハットの中にある物と考えれば妥当とも呼べるチョイスだ。いつものように甘い内面を指摘しようとしたがやり直すと言われるのも悩ましくそれらしい言葉に言い直して相手らしいと伝えた。更に自分の雪だるまに本に見える飾りと緑色のマフラーのような装飾を身に付けさせて更に自分らしくすると相手の雪だるまの横に並べて「なかなかそれっぽくなったんじゃないかい」と得意げに口にして)

  • No.7494 by 探偵  2024-12-25 07:44:22 


……風.都への愛ってなら確かに俺らしいな。俺もマフラーつけて…よし、雪だるまはいい感じだ
(ハットの中にハートが隠れている事についてあれこれ考えを巡らせていると相手がその理由を甘いからだと言いかける、素早く相手の方をみながら半熟だなんだと言うならば今からでも中身を変えようかと思ったが直後この街への愛として隠されているのだと言い直される。この街のことを愛しているのは言わずもがなでそれが帽子に隠されているのもクールでカッコイイ、相手の言うことに納得すると何処か上機嫌に返事をしていた。相手が雪だるまを仕上げて行く中こちらの雪だるまには雪の日と同じように端をあげるようにペンで口を描き足しニヒルに笑っているように見せてさらに紫色のマフラーを巻けば随分自分らしくなった。相手の雪だるまと並べられると隣に相手の分があることで更に自分達らしさが増して自然と口角はあがる、二人分の雪だるまはこれで完成だろう。台座の中央に雪だるまを乗せると「クリスマスっぽさも足しときたいよな、こういうのとか」と雪だるまの後ろにクリスマスツリーのミニチュアを置いてみせて)

  • No.7495 by 検索  2024-12-25 10:33:29 

そうだね、あとは……あ! …せっかくなら彼もご一緒するのはどうだい?
(ハットの中のハートをこの街への愛だと称すれば相手の表情はご機嫌そうなものになる。実際は甘さや街や人への愛が見てわかるくらい滲み出ているのだが今は言わないでおく、そしてそれぞれ雪だるまを飾って二色のマフラーをした雪だるまが並ぶと一目で自分達だと分かる仕上がりになって満足げな笑みを浮かべる。これでメインの飾りは完成したがよりクリスマスらしさを出すため、相手がその後ろにクリスマスツリーのミニチュアを置く。だんだんと仕上がっていく光景にワクワクしながら辺りを見れば隣のテーブルに気になる配色を見つけ声を上げながら見に行く。それが思った通りの物であれば手に取って相手の元に戻る。少々もったいぶった言い方をしながらその正体、ふ.う.と.く.んのミニチュアフィギュアを見せると相手の様子を伺う。この街のマスコットであり、ゲームセンターでキーホルダーを取ったりと自分達と縁も強い。クリスマスツリーを挟んで逆側に配置すればたちまち風.都のクリスマスの風景となる。その他にもプレゼントの箱などを配置して賑やかにしていき)

  • No.7496 by 探偵  2024-12-25 12:31:04 


彼…?おぉ、ふ.う,と,く,ん,か!なら、こいつには…
(メインの雪だるまが出来たところで後はどんどん飾り付けていくターンだ、ひとまずクリスマスツリーを置くと相手は何かを見つけたのか声をあげて端の方にあるミニチュアを取りに行く。気になるものでもあったのだろうかと相手の方を見ていると隣に戻ってきた相手は手の中にあるものをこちらへ見せる、そこにあったのはふ.う.と.く.ん.で思わずこちらも声をあげてしまった。この街の象徴でもある彼が台座にのればグッと風.都.らしさも増してこの街で生きる自分達をより表すような飾り付けだ。相手によってプレゼント箱が並べられてクリスマスさを足すならばとふ.う.と,く,ん,の頭にサンタ帽を乗せてやる。細い棒の先に小さなソリとサンタのシルエットが着いたものを台座に固定して遠くにソリが飛んでいるように飾り付けた。随分台座は華やかになってそろそろこちらは完成だろう。次はスノードーム内を舞うものを選ぶ番だ。ケースにはまたいろいろな雪の元が入れられていてラメ素材や本物の雪のような白い粒、星やハートなどのホログラムまである。透明のドーム部分を手に取ると悩ましげにケースを眺めて「雪だるまだし普通の雪いれるか?」と迷うように言いながら相手の方をみて)

  • No.7497 by 検索  2024-12-25 15:02:43 

随分賑やかな仕上がりになったね。 うーん…中身が充実しているからこのシンプルな奴と少しキラキラした奴を混ぜるのはどうだい?
(相手にふ.う.と.く.んを見せれば好意的な声が上がる。この街のマスコットを乗せればより自分達らしくなって世界で一つだけの世界が出来上がる。更にクリスマス感を出す為にプレゼントの箱を置くと相手は彼にサンタ帽を乗せ、そりとサンタのシルエットを添えれば随分と華やかな仕上がりになって満足げに感想を呟く。これ以上欲張りすぎるとごちゃごちゃになりそうで台座の方はこれで完成として次に進む。中で降り注ぐものも種類豊かで悩んでしまうが中を凝った分、雪はシンプルな物が良いだろう。本物の雪の様なものを選ぶが細かい結晶の形をしたホログラムも捨て難く悩んだ末両方を混ぜることを提案する。ダイヤモンドダストという現象もあるのだから不自然ではないはずだ。相手の意見も伺いつつドームの底にスノーパウダーなどを量を調整しながら入れていき「あとは中身を詰めれば完成かな」と無邪気な笑みを見せて)

  • No.7498 by 探偵  2024-12-25 17:33:08 


それくらいが良さそうだな。入れすぎると豪雪になって雪だるまが埋まっちまうし
(土台部分が完成しドームの方を手に取ると相手と方針を相談する、いろいろと雪の元はあるが入れ過ぎれば肝心のミニチュアが見えなくなってしまいそうだ。派手に雪が舞うのも見応えはあるのだろうがせっかく作った自分達の雪だるまとふ.う.と.く,ん,はいつでも見えるようにしておきたい、相手の提案に頷くと多くなりすぎないように調整しつつ白い粒と結晶のホログラムを入れた。ここまでくれば完成までもう少しだ、無邪気な笑みを浮かべる相手を盗み見て心を擽られながら「あぁ、あとは仕上げだ」と声を掛ける。球体の方へ少々粘度のある透明な液体をゆっくり注ぎ入れ溢れないギリギリの位置で止める。そして土台部分に緩みがないか最終確認したあと逆さまにして気泡が入らないようにそっとミニチュアごと球体の中へとはめ込んだ。中の液体が少々漏れだすがこれで気泡は一切入っていないはず、濡れてしまった部分を拭くといよいよ完成だ。チラリと相手を見て「いくぞ」と期待を煽るような言葉をかけたあとスノードームを軽く振ってから机の上へと置く、するとスノードームの中では時折キラリと結晶が光るなか二人の雪だるまへと雪が降り注いでいて可愛らしくも幻想的な出来に「おぉ!」と感嘆の声をあげて)

  • No.7499 by 検索  2024-12-25 20:54:36 

…凄い!ドームの中に雪が降ってるよ…!
(こういう物はあればあるだけ入れたくなる物だが相手の言う通り豪雪となっては困る。ちょうど良い量を入れるとドームの中に液体を注ぐ、ギリギリまで入れてから土台を球体にはめ込むとスノードームの完成だ。濡れてしまった所を拭ってから相手から視線を受けると期待を宿る目でこくりと頷く。軽く振ってから机の上に置くと一気に雪が舞い上がった。キラキラとしたホログラムと共に二人を模した雪だるまに降り注いでいくのは何とも綺麗で見蕩れるような景色だ。子供のように興奮しながら感想を伝え、スノードームの中を熱心に覗き込んで観察する。加えてこの美しさは今だけの物でなくずっと残しておけるのだ。相手の方を見て「世界で一つだけの最高の思い出の完成だ、翔太郎」と声を弾ませて喜ぶ。これで出来上がりなのだがスノードームの土台に何かを書き込める場所を見つけると早速近くにあったペンで今日の日付を書き込んで「これで良しっと」と口元緩め)

  • No.7500 by 探偵  2024-12-25 22:00:07 


あぁ。正真正銘俺達のスノードームだな、フィリップ。…これでいつでも今日のこと思い出せそうだ
(スノードームを振ってみればキラキラと雪が舞ってその中に二人の雪だるまが並んでいる光景は自分達の冬の一幕を切り取ったようでもあって思わず見入ってしまう、相手は子供のようにはしゃいでいてそちらへ目を向ければ同じタイミングで相手もこちらを向く。無邪気に弾む声で感想を告げられるとこちらの胸の内も弾むようでこの笑顔ごと今日の思い出がスノードームに込められた気がした。さらに相手はペンを手に取って手元を覗き込むとそこに今日の日付が書き込まれる、ますますスノードームが今日最高の思い出の品になったことに笑みを深くしながらまた相手の方に目を向けていた。店員がスノードームが完成したのに気がつくと丁寧に箱に梱包してくれて手提げ袋にいれてくれる。それを受け取れば礼を言ってからまた歩き出した。「家のどこに置くか決めなきゃな」と相手に話しかけながら次の目的地に行くためとある方向へと歩いていて)

  • No.7501 by 検索  2024-12-25 22:45:20 

窓際か棚の上か…枕元でも良いかな。いつでも見える位置が良さそうだ
(同じタイミングで目が合って世界で一つだけの最高のスノードームの出来を褒め合う。大切な物になる事は間違いないがいつ作ったのか分かるように今日の日付を書き込むと今一緒に作った思い出も一緒に刻まれたような思いがした。仕上がりに満足しているとスタッフの人が近付いてくれて丁寧に箱に詰めてくれた。スノードームの様子は見えなくなってしまったが今日家に飾ればいつでも見られるようになると思えば逆に楽しみになってきた。手提げ袋を受け取ると相手はどこかへ向かって歩き出す、隣に並んでそちらについて行きながらスノードームを置く場所について答える。せっかくだから目につきやすい場所が良いだろう。だが関心はスノードームから迷わず進む相手の足取りの方に向いて「これは何処に向かっているんだい?」とご機嫌のまま行き先を尋ねて)

  • No.7502 by 探偵  2024-12-26 07:45:30 


いつでも見れる位置ってのは賛成だな。落としたら壊れちまうし、棚の上がちょうど良さそうだ。…そろそろ体動かしたい時間かと思ってな。この時期にしかないとこがあるんだ
(相手と共に歩きながらスノードームの配置について話し合う、せっかくの思い出の品ならば日常生活でも目につくところに置きたいところだ。しかし落として割れるなんて悲しい結末にならないようにするには安易に他のものが当たらない方がいい。窓際に置いて日光に反射する雪を眺めるのも良さそうだが日焼けのことも考えると棚の上が一番良い置き場所かもしれない。そんな話をしていれば相手はこちらが何処かへ向かって歩いているのに気がついたらしく次の行き先を問われるとまた勿体ぶった返事をする。といっても目的地はクリスマスマーケットのすぐ近くだ、程なくして全容が見えてくる。マーケットから少し歩いた開けた空間には柵で囲われた空間があって門部分には『アイススケート場』の文字が並んでいる。相手の方をみれば「毎年この公園ではクリスマスマーケットと一緒に今だけアイススケート場が出来るんだ。冬にしかできない幻のスケート場ってとこだな」と少々大袈裟に紹介すると相手と自分の分の手袋を取り出して差し出すと「アイススケートやってみねぇか?」と誘って)

  • No.7503 by 検索  2024-12-26 11:24:24 

クリスマスか冬限定ってことかい? これがアイススケート…、普通の地面では出来ないような動きだ。…やってみたい!
(いつでも見ることが出来る場所かつ壊してしまう可能性が低い所としてスノードームの置き場所を決める。また家に帰って飾るときが楽しみだと胸を弾ませながら今から向かう先について問えばまたもったいぶった説明がされる。体を動かして、この時期ならではと聞けば雪合戦が浮かぶが今雪は積もっている訳ではない。様々な想像をしながら相手に付いていくとクリスマスマーケットからそれほど離れていない開けた場所に辿り着く。そこには柵があって小走りに中を見てみると一面地面に氷が張られていて思わず目を瞬かせる。更にその上をスピードを出して滑る人々の姿を見れば初めて見る行為に分かりやすく興味を示して観察を続ける。以前通った時にはこんな場所は無かったはずで相手の説明から今の時期だけの特別なものだと知る。初めてばかりの情報に好奇心が最高潮に高まったところで準備万端に手袋を差し出されアイススケートに誘われるとすぐさま食いついて体験したいと子供のように応えた。そうと決まれば相手の腕を引っ張って急かすように受付に向かい)

  • No.7504 by 探偵  2024-12-26 12:30:39 


まさに冬にしかできねぇっ、そんな急かすなよ!
(アイススケート場に相手を案内すれば相手の瞳はみるみる輝き出す、イルミネーションも顔負けの眩しさだ。スケートをする人々を食い入るように見つめているあたり相手の興味をバッチリ掴めたようだ。満を持して手袋を差し出すと相手の瞳はさらに煌めいて子供のような返事がされる、これだけでもここを選んでよかったと十分に思える光景に胸が温かくなった。だが相手は既に暴走特急状態で直ぐさま腕を掴まれると受付へと引っ張られる、文句は叫ぶもののどうしてもその声色は弾んでしまっていた。受付へたどり着くと人数を伝えて直ぐ横で足のサイズを聞かれる、それぞれの分を伝えると早速スケート靴が用意された。「ブレードのとこは刃物と一緒だから触んなよ」と解説を挟みつつ靴を履き替えるスペースへと向かう。相手と並んでベンチに座るとそれぞれの分のスケート靴を傍へと置いて早速靴を脱ぐ、靴下を軽く引っ張りながら「スケート靴はちょっと強めに靴紐締めていくのがコツだ」と再度解説を挟みつつ時折相手の分を手伝いながらスケート靴へと履き替えていって)

  • No.7505 by 検索  2024-12-26 13:53:54 

靴?…っ、ああ。専用の靴を履くんだね。
(流石自分のことはよくわかっているようで最高のタイミングでスケートに誘われるとテンションが上がって文句が上がるのも無視をして受付に向かう。手続きをする相手の横で忙しなく辺りを見渡し観察を続けているとスタッフに靴を手渡される。全体的にがっちりとした印象のものだが何より底の方に見慣れない物がついている。普段よりずっと重いそれを受け取って興味のまま下部のブレードの材質を確かめようと手を伸ばそうとした瞬間、それを見透かしたように注意がされてぴくっと反応して動きを止める。どうやら行動はお見通しらしい。だがその正体がブレードだと知れば興味深くしつつ用意されたスペースに向かう。見様見真似で靴を脱いでまずは全体を緩めてから足を入れる。それから相手の手伝いもありながら下から上へ紐を引っ掛けながらきつく引っ張って締める。普段よりもしっかりと少々窮屈だと思うくらい靴紐を締めてスケート靴に履き替えると早速ベンチから立ち上がってみるが地面と接触している面がブレードの部分しかなく、安定性が無ければふらっとバランスを崩しそうになり、咄嗟に相手を支えにしつつ「これで本当に滑ることが出来るのかい…?」と少々不安げに慣れない足元を見て)

  • No.7506 by 探偵  2024-12-26 18:10:02 


っ、……まぁ何事も慣れだ。お前が転けそうになったら絶対に俺が支えるけど、あんまり無茶なことはすんなよ
(普段は決してお目にかかる事の無いスケート靴が目の前にやってきていの一番にブレードに触らないように言うが相手はまさにそこを触ろうとしていたところで既で手が止まる。まったく油断も隙もないものだ。手の怪我を阻止したところでスケート靴をしっかりと足に固定するように履いて準備が整う。相手は早速ベンチから立ち上がるが細いブレードで立たなければならないスケート靴には当然不慣れで途端に体がふらつく。慌てて体を支えれば転倒は回避できたものの相手は少々不安げだ、こればっかりは慣れるしかなくてこちらも立ち上がると相手の正面に立って両腕に手を添えて支える。相手が転けそうになった時に必ず支える自信はあるが硬い氷の上を滑る関係で派手に転倒すればアザができるのは避けられない、下手すれば大怪我まで発展する可能性だってなくはないのだ。一応釘は刺しておくものの脅しすぎては楽しめるものも楽しめない、相手の腕を支えたまままずはスケート靴に慣れさせようと「立ち上がっちまえば体の重心はブレねぇしさっきみたいにふらつかねぇはずだ。支えてるからちょっと歩いてみろよ」と少しだけその場からさがりつつ声を掛け)

  • No.7507 by 検索  2024-12-26 19:23:37 

ありがと…ああ。…こんな感じだろうか。
(スケート靴を履いて立ち上がると慣れないバランスにふらついてしまって、咄嗟に相手が支えてくれた。礼を伝えるがやはり普段履かないバランスの靴ではまず立ち姿勢から怪しい状態だ。相手はどうやらアイススケートの経験があるらしく、支えてくれると断言されるのは頼もしいものの普段と違う状態なら相手を巻き込んで一緒に転倒する可能性もゼロでは無いだろう。相手の言葉に頷きつつ少し不安げにしているとまずは慣れるためにこの場で歩くことを提案される。少し怖さはあるがせっかくなら早く慣れて楽しみたい。支えられたまままずは右足を踏み出してみる、片足になると少しふらつくものの足を着地させると姿勢は安定する。歩幅小さくよちよちとペンギンのような歩き方になるが倒れることなくちゃんと前に進めていれば「…意外とこの細い幅でも歩けるものだね」と細いブレードの印象と違う実感に驚きと感心の呟きを零して)

  • No.7508 by 探偵  2024-12-26 19:54:31 


あぁ、いい感じだ。歩くだけならいけそうだろ?氷の上に行ったら今みたいに小さい歩幅で歩くとこから始めんだ。さっきのペンギンみたいな歩き方な
(スケートは滑れるようになれば気持ちのいいものだが最初は不安が勝っているものだ、少しずつ不安を取り除こうとまずはこの場で歩く練習をしてスケート靴に慣れるところから始める。不安定なスケート靴で歩けば自然と歩幅は小さくなって相手の体の軸も安定してくる、よちよちと歩く姿は胸を擽られるものがあるが最初の歩き方としては正しいもので頷きながらその調子だと声をかける。ひとまず歩けるようになったのなら次は氷の上にいく番だ。相手に手袋を渡し自分も装着すると荷物をロッカーへと預けて早速スケートリンクへと移動する。先に氷上に立つと相手の方へ振り返って「まずは壁掴みながらゆっくり氷の上に立つとこからだ。転けそうになったら俺に任せとけ」と自信を滲ませた笑みを浮かべると相手の方に手を差し出して氷上へと誘って)

  • No.7509 by 検索  2024-12-26 20:23:41 

少しずつ慣れていく訳だね。 ああ、…うわっ、…っ、立てた!翔太郎、立てたよ!
(いつもよりも歩幅を小さくして重心を安定させると思ったよりも歩けるものだ。どうやらこの方法であっているようで体重のかけ方を学ぶと緊張の表情を緩めて頷いた。だが本番はこの床ではなく氷の上だ。スノードームも含めて荷物をロッカーに預けて手袋を着用してからよちよちとぎこちない動きながらスケートリンクに移動する、氷のせいかひんやりした冷気を感じながらまずは相手が先にリンクの中に入って氷の上に立つ。相手のアドバイスを聞いてその手を取りながらそっと片足を氷の上に乗せる。するとつるりと滑っていきそうになって声をあげるが咄嗟に柵に掴まってそれを防ぐ。体勢を整えてもう片方の足も氷の上に置くとこちらも滑りそうにはなるが先程の姿勢を思い出して重心を意識すると少々へっぴり腰ながらも氷の上で静止して、第一段階のクリアに相手に喜びの声を掛け)

  • No.7510 by 探偵  2024-12-26 20:54:14 


なっ、……あぁ、着実に進化してんな。まずは壁に手をつきながらあの奥まで移動するか
(いよいよ相手が氷の上に立つ瞬間となり差し出した手が掴まれると相手はそっと第一歩を踏み出す、だがやはり慣れないもので足を滑らせるのをみれば慌てて相手を支えようとした。幸い壁に手を着いていたおかげで事なきを得てもう片方の足も氷の上へと移動するとついに相手は氷上へと降り立った。まだバランスを保つことに慣れていないのか少々へっぴり腰で間の抜けた姿は写真に収めたくなるほど可愛らしいのだがそれでそっぽを向かれてしまっては一緒にスケートを楽しめない。滲み出る笑みはそのままに喜ぶ相手に頷きながら相手を支えるためという名目でしっかりとその手を握る。まだまだ相手には慣れの時間が必要だ、あまり人がいない一番奥のスペースを指さした後に「こうやって爪先を開いて歩いてみてくれ」と足を逆ハの字に開くと見本を見せるようによちよちと小さな歩幅で歩いて)

  • No.7511 by 検索  2024-12-26 21:53:10 

ああ、そうしよう。…こうかい?
(少々不格好な状態ではあるが無事に氷の上に立つことが出来れば少しずつ慣れてきたことに喜びの感情が浮かぶ。こちらを見守る相手も同じような表情を浮かべていてアイススケートを楽しむ第一歩を踏み出すことが出来ただろう。その次として今度は奥のスペースに移動することが提案される。手袋をしていれば相手の体温はあまり感じることは出来ないがその力強さと想いは伝わって来てこちらからも支えとして手を握った。相手が説明と共に足先を開いて小さな歩幅で歩いて見せると自分もそれを真似してみる。角度を付けるように立っているおかげで比較的安定を保ったまま足を踏み出すことが出来て思ったよりもスムーズに前に進む。少しコツを掴めてくれば壁から手を離してみると相手と繋いだ手だけで立ち、歩く事が出来て「おお、こんな感じか」と声を上げながら一緒に少しずつ奥のスペースに移動して)

  • No.7512 by 探偵  2024-12-26 23:21:39 


いい調子だぜ、フィリップ。なら次はちょっとだけ滑ってみっか
(相手に見本を見せるためにペンギンのように足を軽く開きながら歩いて見せると相手も同じようにスケート靴で歩き始める。歩幅を小さくする歩き方にも慣れてきたようで端へと移動しながらもその足取りはスムーズだ。やがて壁から手を離して難なく歩けるようになれば相手からは喜びの声が上がってその感情は繋がれた手を渡ってこちらにも伝わるようだった。二人して手を繋いでよちよち歩くのはなかなか恥ずかしい光景だが今は練習なのだから仕方がない。人があまり通らない端の方までくれば早速次のステージだ。相手と並んで立ったまま「さっき歩いてた要領で一歩だけ前に足出したあと、足の形はそのままで反対の足で軽く氷を蹴るんだ」とゆっくりした動作と共に解説を加えると最後には実際に氷を蹴って片足で軽く前へと滑る。相手の隣に戻ってくれば後ろから軽く両脇腹に手を添えて支えつつ「軽く蹴るだけで十分滑るから、やってみてくれ」と促して)

  • No.7513 by 検索  2024-12-27 00:01:27 

いよいよ滑る段階だね。一歩出して後ろの足で蹴る…っわ、
(二人で並んで氷の上を歩く。床よりも確かに滑りやすいがブレードに角度をつけて重心を安定させると変に滑っていくことはなくなって歩幅は小さいものの一緒に端の方までやってくることができた。成長を実感した所で練習はいよいよ滑り出す段階に移る。先程の歩行をベースに相手が後ろの足で氷を蹴ると軽やかに前方へと滑っていく。その様子をじっくり観察してやり方を学ぶと相手は後ろに回って脇腹の方に手を添えられる。少々過保護な気もするが相手の支えがあるなら多少ふらついても受け止めてもらえると勇気が湧いてきて言われたことを復唱しながら左足を前に出してから右足で意識的に氷を蹴る。すると勢いの着いた体は氷の上を滑り始め、少しバランスを崩しそうになると咄嗟にこちらを支える相手の手を掴んだ。だが思ったより安定的は姿勢で前に進んだことが出来れば感嘆の声を上げる、更に左足で氷を蹴るとグンと加速して前に進み、らしくなってきて)

  • No.7514 by 探偵  2024-12-27 07:38:23 


上手いじゃねぇか!あとはその調子で足を交互に出せば完璧だ
(いよいよ最終段階とも言うべき滑る段階にくれば見本を見せたあとに相手の後ろへと回る。不安定なことへの不安感も随分薄れてきたのか早速相手は一歩を踏み出し氷を蹴った。多少ふらついて相手はこちらの腕を掴むものの大きく崩れはしなくて脇腹に添えた手には変に力を加えずもしものサポートに徹する、相手はそのまま体勢を立て直してゆっくりと滑り出せばこちらも褒めるような声を掛けて後ろをゆっくりと滑る。二歩目を踏み出せば一気に相手は加速しそれなりの形になってきた。ここまで来ればあとは滑りながら足を踏み出す感覚を掴むだけだ、数歩問題なく足を踏み出すのを見守れば補助はそろそろ不要だろうかとそっと脇腹から手を離して相手を見守り)

  • No.7515 by 検索  2024-12-27 11:35:50 

この動きをキープして…!出来た、ちゃんと滑れているよ、翔太郎!
(いざとなれば相手が支えてくれると思えば迷いなく挑戦することが出来て後ろ足で氷を蹴る。順調だと背後から褒め言葉が掛けられると自信へと繋がって蹴った足を前に出して反対側の足で氷を蹴ると更にスピードは増して姿勢も安定してくる。習ったことを実践することに集中していれば相手が離れたことも気づかないまま更に数歩分氷を蹴って滑っていく。外からみた利用客と同じくらい安定して滑ることが出来れば感激の声を上げて背後を振り返る。だがそこには相手が居なくてこの離れた距離の分自分で滑ることが出来たと思えば口角は上がる。足の角度を変えると曲がることが出来る事に気付くとぐるりと旋回して相手の元に戻ってこようとするがふと減速のやり方を習っていないことに気付くと「翔太郎、これどうやって止まるんだいっ!?」と焦った声をあげながらスピードを出したまま相手の元に突っ込んでいき)

  • No.7516 by 探偵  2024-12-27 12:29:13 


おぉ!方向転換もバッチリだし、免許皆伝だぜフィリップ。……あ、
(相手の足取りはだんだんと慣れて自然なものになっていってふらつきもない、そっと手を離せば夢中になっているせいかこちらが離れた事も気が付かず安定して氷の上を滑っていく。少し離れたところで相手はこちらへと振り返って笑みを向ければひとりで滑った実感が沸いたのか相手の顔にも笑みが浮かぶ。相手は要領を掴んだようでまっすぐだけでなく曲がることも自然と出来るようになれば感嘆の声をあげた。嬉しそうにはしゃぐ相手にこちらも声を弾ませ返事をしていれば相手がこちらへと帰ってきた。しかしその途中で相手はブレーキができない事に気が付き、それを聞いてからようやくこちらもブレーキを教えていないことに気がつく。勢いのついていた相手はそのままこちらへと突っ込んできてその体を受け止めるように抱き締めた。そのままでは倒れるか押されるかだがまっすぐ進む勢いをいなして回転する動きへと勢いを変換するとその場で二人の体がクルクルと回った。予想以上の勢いで回ってからようやくスピードが緩まってくると相手の勢いの良さに思わず大きな声で笑ってしまって「悪い、ブレーキ教えんの忘れてた」とあまり反省のみえない声で謝りながら背中をポンポンと軽く叩いて)

  • No.7517 by 検索  2024-12-27 13:34:04 

あぶな、っ……危うく交通事故を起こすところだったよ。
(止まり方が分からないことを相手に告げればそちらも今気付いたといったリアクションを取る。相手を避けて自然に止まるまで待てばいいのだが軽いパニックを起こすとそんな考えも浮かばずにスピードを出したまま相手の元に突っ込む。相手によってしっかりと抱き留められるとそのまま押し倒してしまうかと思ったが相手が機転を利かせて回転する方にエネルギーを逃がして二人でその場でくるくると回る。まるでコーヒーカップのように回転していれば段々と減速していってやっと動きが制御できるくらいになれば相手が大声で笑いだした。ひとまずは大事に至らなかったことに安堵しつつ反省の色の見えない謝罪受けるとこちらもそれっぽく文句を言いながら口元は楽しそうに弧を描く。これもアイススケートならではのアクシデントだろう。完全に動きが止まって立てるようになれば小さな歩幅で相手の横に並び立ちその手を取る。ここは外ではあるが初心者を支える為ならばサポートするのは不自然ではない。そんな理屈を立てながら「まだ慣れないから君が引っ張ってくれるかい?」と期待を込めた目でお願いして)

  • No.7518 by 探偵  2024-12-27 14:39:01 


結果的に面白かったからセーフだろ?…あぁ、お安い御用だ
(突っ込んできたその体を受け止めてクルクルと景気よく二人で回ればその勢いの良さに思わず笑ってしまった。相手から文句は飛ぶもののその顔には笑みが浮かんでいて満更でもないらしい。こちらも調子よく返事をしていれば相手がよちよちとまた歩いてこちらの隣へとやってくる。そして手を取られて引っ張ることを所望されるとまた口角はあがった。外で手を繋ぐのはルール違反だが初心者である相手を支える為ならば仕方がない。なにせ相手が転けそうになったとき自分が支えなければならないのだから手を繋いでおくのも道理といったところだろう。こちらもそうやって理屈を作りつつ相手の手をしっかりと握ると相手がバランスを崩さないようにゆっくりと手を引っ張ってその場から滑り出す。そこから少しスピードをあげれば他の人々がリンクに沿って回っている流れの中へと入っていった。軽快に氷の上を滑りながら手を繋ぐ隣の相手を見ると「いつもより風感じられて気持ちいいだろ?」と問いかけて)

  • No.7519 by 検索  2024-12-27 18:15:10 

ああ、バイクに乗った時とは違う特別な風だ。
(相手の隣に並んで引っ張られることを所望すればその口元に笑みが浮かぶ。初心者ならばサポートが必要だからという建前でその手を取ると相手からも繋がったそこを強く握り返されてゆっくりと引っ張られる。繋がった手の力強さもバランスを崩さないように気遣われているのが分かる仕草に胸が暖かくなるのを感じながら相手に身を任せていればだんだんとスピードは増していきメインの人の流れの中に混ざる。バランスの取り方も分かってくれば周囲を見渡す余裕も出てきて、辺りを見れば自分達と同じように楽しんでいる人々ばかりだ。その中で相手と共に滑っていればアイススケートの風の具合は聞かれ、ご機嫌な声色で応える。歩いている時ともバイクに乗ってる時とも違う風は今日のこの場所ならではだろう。こちらも氷を蹴って時折相手の手を引くようにして一緒に滑りながら「これも今年の初体験だ」と無邪気に笑って)

  • No.7520 by 探偵  2024-12-27 19:25:04 


そうだな。なら、俺も初体験させてもらうかな
(スケートリンクに広がるひんやりとした空気をいつもでは考えられないスピードで移動して風として受ける、ここでしか味わえない心地の感想を問えば上機嫌な返事が返ってきてまた胸が擽られた。最初は手を引かれるだけだった相手も段々と自ら氷を蹴って滑り出していて時折立場が逆転して手が引かれるまでになった。無邪気に笑いながらこれも『初めて』だと言われれば笑みを浮かべながら頷き答える、相手の初めてを共有するためにデートコースにアイススケートを入れたわけだがこれ程楽しんでくれているのなら選んだかいがあるというものだ。相手が十分にスケートに慣れたのをみれば今度はこちらの番だと言わんばかりに口角を上げる。相手の少し前に出て繋がっていた手を自分の腰に添えるとそこからこちらは自ら動くことを止めて相手に押される形になる。ちらりと後ろを振り返れば「役目交代だ」と楽しげに笑って言ってのけて)

  • No.7521 by 検索  2024-12-27 21:40:54 

…ふふ、確かにこれは初めてだ。じゃあ行くよ、
(相手に引っ張られて、時に相手を引っ張ってスケートリンクを滑って回る。普段とは違う、この場でしか味わえない風や疾走感を感じながら初めてだと告げると相手は笑みを浮かべて嬉しそうにする。また一つ相手と初めてのことに挑戦して強く記憶に残る体験をしているのだがふと相手が口角を吊り上げて妙なことを言ったかと思うと前方にやってきて、自分の手を腰元に添えるように促す。キョトンとしていたが相手が動くのを止めて委ねるような姿勢になったと共に振り返った相手と目が合うと意図を理解して笑い声を零した。確かにこれはお互いとも初めてだろう。声を弾ませながら相手の腰をしっかり持ち直すと力を込めて後ろから押して相手を滑らせる。こちらがハンドルを握っているのをいい事に一気に加速したり大きく旋回したりと好き勝手に相手の体を押して滑る。その頃には滑るのにもそこそこ慣れてきてスケートリンクの端の方で減速しながら一旦腰に添えた手を離す。そのまま相手の横に移動してくると今度は肩に手を置いて更に滑って近付き、相手の頬に軽く触れるだけのキスを落とすと悪戯に笑いながら滑って後ろに離れ)

  • No.7522 by 探偵  2024-12-27 22:23:33 


だろ?任せたぜ、フィリップ。___なかなかスリリングな滑り、ッ?!バカっ、お前!!
(相手の前方に移動し自ら動くのを止めて相手に全てを委ねてみれば相手からは笑い声が溢れる。スケートは何度か経験があるがこうやって誰かに後ろから押してもらったことはない、まさしく二人して初めてを共有する瞬間だ。相手の声はますます跳ねて笑みを噛み殺していると腰が掴まれる、そこからは相手にハンドルを任せてハイスピードでリンクを駆け抜けたり流れとは逆の方向へ曲がったりと好き勝手に体が進んでいく。相手との相乗りで向こうがハンドルを握るフ.ァ.ン.グ.ジ.ョ,ー.カ.ーでは最初好き勝手に振り回されたものだがその時とは違って二人揃ってはしゃいで時折笑い声を上げながらリンクを駆け巡った。やがて二人でリンクの端へとやって来ると相手が隣へと移動してくる、感想を伝えようとしたところで相手が更に近づいてくるのに気がついてそのまま頬に柔らかな感触が降ってくると目を見開いて相手の方を見た。完全な不意打ちにカッと一気に顔が赤くなると思わず声をあげてしまう、先程まで周囲の人は各々スケートに夢中で見られていることはないだろうが声をあげたことで逆に注目を集めてしまいそれ以上相手に文句を言うことができなくなってしまった。勢いが萎んでいくと「あとで覚えとけよ…」と耳打ちするのが精一杯で)

  • No.7523 by 検索  2024-12-28 12:45:48 

せっかくなら初めては多い方が良いだろう? ふふ、アイススケートも楽しいね。…翔太郎、好きだよ
(ハンドルを任せてもらったことをいい事に相手を押して好き勝手に駆け巡る。十分に楽しんだ所でリンクの端に戻ってきて隣に並び、共にその頬に口付けを落とすと相手はわかりやすく目が見開かれてこちらを見る。その顔がみるみる赤くなるのを見れば口角が上がって文句を告げられるのも気にせず楽しげにこれもまた初めてだと語っておいた。相手が大声をあげたせいで他の利用客からの視線が集まるのを感じると相手の言葉の勢いは段々弱まっていき、最終的には負け惜しみのような言葉が耳打ちされると得意げな表情を浮かべる。悪戯が成功してすっかりご機嫌な様子で感想を伝え、また近付こうとする。だが顔を寄せる前に止まると相手の名前を呼び、小さな声で好意を伝えるとまた文句を言われてしまう前に離れ、その場から立ち去ろうとすっかり慣れた様子でに滑って逃げようとして)

  • No.7524 by 探偵  2024-12-28 19:34:00 


なッ……お前にスケート教えたのが誰か忘れたみてぇだな、フィリップ!
(確かに相手とアイススケートリンク上でキスをするのは新たな初めての経験ではあるがそもそもキスはこんな白昼堂々するものではないはずだ。リンクという特別な場所で相手と恋人としての時間を過ごしキスを受けるのは嬉しいのだがやはり恥ずかしい。周囲の注目も集めてしまい後でやり返すことを耳打ちするのが精一杯だったが相手の悪戯な笑みはそれでも止まない。再びこちらへ近づいて来ようとするのをみれば同じ轍は踏まないとでも言いたげに身構える、だが相手は更に近づいてくることはなくて拍子抜けしているとその隙を突くように好意の言葉が告げられた。先程のキスで動揺し更には油断していたところへの不意打ちはこちらに深く突き刺さってまたぶわりと顔の熱が上がる。すっかり顔を赤くされ文句を言おうとするがあろうことか相手はその場から逃げ出した。このままで引き下がれるはずもなく一旦その場でしゃがむと手袋で氷上を撫でてそこに細かく削れた氷を纏わせる。そして足に力を込めれば氷を蹴って滑り出した。これまでは相手に合わせて加減していたが容赦する必要はないだろう。走るよりも遥かに早いスピードで相手との距離を縮めると「捕まえた!」と後ろから相手に腕を回して抱き締めて片腕でしっかりと相手を拘束したまま素早く服の中に手を侵入させると氷が溶けて冷えきった手袋を素肌の腹部へと押し当てて)

(/お世話になっております!毎年のことではありますが本日から年始付近までいつも以上にお返事の頻度が不安定になると思われます。楽しい冬のデート中ですがじっくりと二人の時間を過ごせればと思っておりますので、検索様もいつも通り背後事情優先しつつ楽しんでいければ幸いです。よろしくお願いします!)

  • No.7525 by 検索  2024-12-28 20:57:05 

えっ、何でそんな早、ッひぁ!?
(相手と共に新しい事を体験してご機嫌になればその分浮かれている自覚はある。相手の反応を見れば更にからかいたくなるものでまた頬にキスをすると見せかけて近い場所から相手への好意を囁くとまた顔が赤くなっていくのが見えて口角があがる。文句を言われたりやり返される前に距離を取るとそのまま慣れたように滑って逃げ出す。人の流れのある本流に混じってしまえば簡単に追い付けないだろうと少々調子に乗って氷を蹴って逃げようとするが名前を呼ばれると思わず振り返る。それなりに距離が出来たと思っていたのだが相手は想像以上に素早く、一気に距離を詰められると困惑の声をあげる。相手が今まで自分にペースを合わせてくれていた事に気付いた時には後ろから捕らえられていて、抵抗する暇もないまま冷たく濡れた手袋が直接素肌に触れられると思わず体は震え裏返ったような情けない声が出た。氷のような冷たさは一気に体に染み渡って堪えると相手の手首を掴み「僕が悪かったから、」と言いながら自らの服の中から追い出そうとし)

(/お世話になっております。返信速度について承知しました。年の瀬でもありますしこちらも中々安定しない事が多いと思いますので、いつも通りのんびりと2人の時間を過ごせたらと思います。よろしくお願いします/こちら蹴りでお願いします)

  • No.7526 by 探偵  2024-12-29 00:10:15 


別に悪いことなんてしてねぇだろ?……俺も、お前の事が好きだ
(相手を教えるために滑っていた先程と相手を捕まえるために滑る今では当然スピードは異なる、相手は慣れてそれなりに滑れるようになってはいたがこれも経験の差というものだ。トップスピードで迫るこちらに相手は困惑の声をあげるが後ろを振り返った時点でもう逃げられる状況ではなくなる、片腕で相手をガッチリと捕まえ冷たい手袋を押し当てれば狙い通り声がひっくり返った。だがあれだけ好き勝手にやられておいてお返しがこれだけでは物足りない、相手が変な声をあげたことによって数人の視線が二人へと向けられる。周囲の人々にとってははしゃいでいる男二人がいるくらいのものだろう、その視線が集まる状況で相手にだけ聞こえる声でこちらから好意の言葉を伝えると同時に人差し指でまるで体の芯をなぞるように下腹部から鳩尾にかけてスっと素肌を撫であげる。周囲の目線ではバレないように指を動かしたが素肌の相手には今の動きが明確に伝わっていることだろう。軽く耳元で笑った後にようやく腕を離すと素知らぬ顔で相手の隣へと滑ってきて顔を向けて)

  • No.7527 by 検索  2024-12-29 09:52:06 

…へ、ッん!?、何するんだい…
(ガッツリと相手に捕まえられて冷たい感触が素肌に触れると変な声をあげてしまう。同時に視線が集まるのも感じるがアイススケートをして温まった体に急に冷たさを感じたのだから不可抗力だろう。だがそんな仕打ちを受けたのに相手の腕が離される兆しは無く、怒っているよりも楽しそうな様子を相手から感じると嫌な予感は募る。その状態で真っ直ぐな好意が伝えられるとぱちりと瞬きした後、嬉しさと共に照れがのぼってくる、それだけでなく服の下で素肌を冷たい手が撫でるとその温度差となぞられている感覚に一気に熱は上がってまた変な声をあげてしまう。傍目でも分かるくらい顔を赤くしながら漸く解放されると軽く顔を背けながら文句を口にして)

  • No.7528 by 探偵  2024-12-29 13:47:55 


そりゃまぁ、さっきのお返しってやつだ
(冷たいプレゼントのあとに好意の言葉と擽るように素肌をなぞってやれば、またも狙い通りに相手は裏返った声を出す。しっかり抱きしめた体からはその動揺がよく伝わって好意の言葉という意味でも羞恥の意味でも存分にお返しをすることが出来て漸く腕を解いた。相手は先程の自分よりも遥かに顔を真っ赤にしていて顔を背けるも耳まで赤ければその動揺っぷりがよく分かるというものでいじらしい姿に口角は上がりっぱなしだ。文句にはまた素知らぬ顔をして返事をしつつ相手の手を再び取る。可愛らしい姿だが他人の目にはあまり晒したくないもの、先程のように相手の手を引き滑り出すと受ける風で相手の顔の赤みを冷やそうと暫くリンクの流れにそって二人で滑っていて)

  • No.7529 by 検索  2024-12-29 15:15:29 

これだけ滑ると体もポカポカしてくるね、
(冷たさもそうだが好意の言葉と素肌をなぞるような動きを浮けると一気に熱が上がって解放されると直ぐに顔を背けた。やられたことは自分とほぼ同じで正にやり返されたという状態なのだが顔の赤さは収まりそうにない。素知らぬ顔をされながら固まっていると手を取られて視線を向ける。そのまま手を引かれ滑り出すとその意図を察して強くその手を握り返し、リンクの中を滑った。そうしていれば顔の熱も収まって気分も上向いてきて、慣れてきても手は繋いだまま何周もリンクを一緒に回った。そこそこ滑った所で一度リンクの端に止まって相手の方を向く。何周もすれば素肌を触られて冷えたのが無かったように体は暖かくなっている。その感想を伝えていると荷物として預けていなかったバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トの存在を思い出して懐から取り出す。「せっかくならリンクの中で撮るのはどうだい?」と提案しながら相手の横に並んで)

  • No.7530 by 探偵  2024-12-29 21:59:46 


なかなかいい運動になるだろ?…あぁ、せっかくならリンクが写るように撮ろうぜ
(再び相手の補助という名目で手を引きリンクの流れに従い滑っていると相手の赤くなりすぎた頬と、ついでにこちらの顔に登っていた熱とがひんやりとした空気に冷まされて顔色は通常のものへと戻っていく。とはいえ滑っていれば常に動いて無意識にバランスを取っているもので先程の衝動的な熱とは異なるスポーツをして体が温まるポカポカした心地に包まれる。一度リンクの端に寄れば相手も同じ感想だったようで頷きながら返事をしていた。すると相手はバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を取り出して写真を撮ろうと持ちかけてくる、今日の思い出の品が増えるのならば当然歓迎だ。背景にリンクが写るような位置で相手の左隣へとやって来る、右手でピースサインを作れば相手の方へと寄せて「ポーズはいつもので良いだろ?」と上機嫌に問いかけて)

  • No.7531 by 検索  2024-12-29 23:32:21 

そうしようか。ああ、お馴染みのポーズで行こう
(十分に動いた実感と相手と過ごす時間への充実感を覚えながら一度止まると更に思い出にする為写真の撮影を持ちかける。すると好意的な返事がされて口元が緩む。せっかくならばこの場所であることが分かるように斜め上辺りから撮るべきだろう。角度を調整していると相手が左隣にやってくる。そして右手でピースサインを作って【いつもの】と言われるとすっかり自分達の定番となったポーズに笑みが零れて声を弾ませながらこちらも左手でピースサインを作る。この場所ならではの手袋をしたまま2人のVの指先を合わせてダブルの形を作ると更に距離を詰めて画角に入るようにしてから「じゃあ撮るよ、はいポーズ」と掛け声をして最高のタイミングでシャッターを切って)

  • No.7532 by 探偵  2024-12-30 10:00:01 


よし、…バッチリみてぇだな
(二人で恋人の時間の写真を撮るとなればポーズはいつものやつに決まっている。明言はしなくとも相手にはこちらが何を言っているのかすぐに伝わる、ドライバーがなくたって自分達ならば以心伝心だ。相手もピースサインを作れば二人の指が触れ合ってダブルの形になる、カメラが構えられるとレンズに向かって笑みを向けた。シャッターがきられて二人で写真を確認すれば画角もポーズもバッチリだ、二人がつける手袋で今まさにスケートを楽しんでいることが分かってこのリンク上の出来事を思い出せる写真になるだろう。体が温まる程に滑って写真も収めて、ついでにちょっとした意趣返しも済ませたとなれば地面が恋しくなる頃だ。相手の方を向けば「そろそろ喉渇かねぇか?」と次の目的地を匂わせながら問いかけて)

  • No.7533 by 検索  2024-12-30 10:52:04 

誰が見ても完璧なアイススケートデートだね。確かにそろそろ休憩したい気分だ、最後に一周してから終わろう!
(シャッターが切られて並んで写真を確認すると二人で楽しそうにアイススケートを楽しむ姿が映っていて満足げに笑みが浮かぶ。経験だけでなく、記録としてもバッチリ今のことが残る事だろう。保存されたことを確認した所で相手から次の行方を匂わすようなことを問われると同意を示す。このままスケートを続けても良いのだが普段あまり動かない体では明日に響きそうでこれくらいがちょうど良いだろう。だが名残惜しいと思うのも事実で最後に締めの一周を言い出せば相手の手を取って滑り出した。そうして最後の一周を楽しむとリンクから二人で上がる、また歩幅小さく歩きつつロッカーの元にやってきて固く結んだ靴紐を解いて地面に足を下ろすと解放感が一気に襲ってきて「やっと地面に足が着いたような気分だ」と小さく笑って)

  • No.7534 by 探偵  2024-12-30 13:10:52 


なら、とびきり大回りしようぜ
(次の場所へ移動しようと持ちかけてみると同意の返事がされて締めの一周をすることになる、当然のように手を繋いでリンクのなるべく外側を滑ってできる限り長く氷上を堪能したあとリンクからあがった。再び二人でベンチへと向かってスケート靴を脱ぐとキツく縛られた靴紐から解放され細いブレードの上ではなく地面にしっかり足が着くようになって解放的な気分になる、相手も同じようで軽く足を動かしストレッチしながら「滑ってるときは気づかねぇもんだな」とこちらも笑みを浮かべた。軽快に滑ってはいたがなかなかの運動になっていたことだろう。となれば水分補給が必要な頃合いだ。ベンチから立ち上がると氷上と歩き方が違う分少々違和感を覚える、こちらがいつも通りだったはずなのに不思議な心地を覚えながらロッカーから荷物を取り出しまた歩き始めた。地面を歩くことを思い出しながら足が向く先は公園の外だ。「あの短い時間であれだけしっかり滑れるようになるなんて大したもんだぜフィリップ」と感想を口にしていれば程なくして喫茶店へとたどり着いた。入口の木の扉は年季が入っていて手書きのメニューが掲げられている、レトロな雰囲気を醸し出しているその店を前に相手の方をみると「次はここだ」と声をかけて扉を開けて)

  • No.7535 by 検索  2024-12-30 20:38:46 

今度は君が歩き方が不自然だ。君の教え方のおかげだよ、転んでも君なら受け止めてくれると思ったから。 …ここかい?雰囲気のあるお店だね
(大回りしてスケートを終えると靴紐を解いて地面に足をつける。ガッツリ固定されて普段使わない筋肉を使ったのか今は普通に立っている方が妙な感じでペタペタその場で足踏みなどしていた。靴を履き替えて荷物を取り出すとスケート場を後にするが少々不自然な相手の歩き方を見ればクスクスと笑う。そのまま会場を後にすると相手は公園を離れていく、それについていきながらスケートの上達具合を褒められると相手のおかげだと返す。慣れない環境で慣れない動きに挑戦出来たのは相手が側にいてくれて何かあれば助けてくれると確信していたからだろう。だからこそ相手の見本を見て最初からそれらしく動くのに躊躇いがなかった。それに早く上達して相手と一緒に滑りたいと思った結果かもしれない。ちらりと隣の相手を見ながら語っていれば喫茶店のような場所で相手の足が止まる。木製のドアと手描きのボードは年季が感じられて長年営業しているのがすぐに分かる。独特の雰囲気に感心しながら相手が慣れたように中に入るのを見れば慌ててその後ろを追いかける。ドアチャイムの音に老夫婦らしき店員がこちらを向いて席に案内してくれる。角の静かな空間に通され席に座るとキョロキョロと雰囲気のある内装を見ながら「君はここに来たことがあるのかい?」と問いかけ)

  • No.7536 by 探偵  2024-12-31 09:50:12 


良い店だろ?俺のクラスメイトがバイトしてたから何回か来たことあるんだ
(一度全力疾走したせいか足がすっかりスケート靴に馴染んでいて普通に歩くことに逆に違和感を覚えていると相手からツッコミが入り「お前も同じじゃねぇか」とツッコミ返しながら道を進む、最初こそスケートに対して不安がっていた相手だったが逃走を図るまでには自由に滑れるようになって二人で騒がしい思い出も出来て何よりだ。それもこちらのおかげだと言われると照れ隠しに小さく笑いながら返事をしていた。そうやって感想を言い合いながらたどり着いたのは老舗の喫茶店だ、店長に声を掛けられると軽く挨拶を交わして奥の席へと案内される。うっすらとコーヒーの香りが漂い緩やかな時間が流れる空間は何十年も前から時が止まっているようなレトロな印象だ。相手に問われれば顔見知りの店だと答える、クラスメイトと話し込んだ事もあり昔から通っていた店だ。そしてここはデートと聞いて相手が気に入りそうな場所として真っ先に思い浮かんだ店だ、メニュー表を手に取り該当ページを開けると「お前ならこれを気に入るんじゃねぇかと思ってな」と相手へ見せる。そこに載っていたのは手書きのクリームソーダで透明のグラスに緑色のジュース、その上にこんもりとアイスクリームが乗りさらにちょこんとさくらんぼが乗せられたものが描かれている。純喫茶で出される昔ながらのクリームソーダ、といったところか。相手にクリームソーダのページを見せたまま「これが俺のオススメだ」と相手にメニュー表差し出し)

  • No.7537 by 検索  2024-12-31 10:33:36 

へぇ、道理で顔馴染みなのか。…!クリームソーダだ! これが飲みたい、翔太郎
(店内に入れば相手は店長と軽い会話をしていて顔馴染みなのが伺える。その由来を聞けば学生時代のクラスメイトと聞いて納得がいく。改めて相手の親交の広さを感じながら案内された席に座る。雰囲気のある店内を見ていると相手が期待を煽る言葉と共にメニュー表を差し出してくる。開かれたページにあったのは手描きのイラストのクリームソーダで、温かみのあるテイストで緑色のメロンソーダにアイス、さくらんぼが描かれていれば興味と食欲をそそるには十分すぎるものだ。メニューのレイアウト的にもこの店の名物のようなものらしく、自分が気に入るものを的確にチョイスされていることに嬉しさと擽ったさが募る。好物を前にして分かりやすく目をきらきらさせてそのワードを口にすると直ぐにこれが良いのだと意志を表明して)

  • No.7538 by 探偵  2024-12-31 11:10:29 


こういう店でゆっくりクリームソーダを飲むのも悪くねぇと思ってな。よし、なら俺はここのオリジナルブレンドにすっかな
(相手にここの名物でありこの店にきたお目当てのものを見せると期待通り相手の目は輝いてこちらの口角も上向きになる。遊園地やプールなどの売店で販売されているものを飲んだことは何度かあるが喫茶店のクリームソーダとなれば話は別だ。レトロな純喫茶の昔ながらのものとなればクリームソーダ好きの相手の好奇心を刺激するにはバッチリだろう。だが同時に相手はコーヒーに興味があることも存分に分かっている、昔馴染みのマスターがいれるこの店オリジナルブレンドのコーヒーを味わって欲しくてこちらはコーヒーを注文することにした。奥さんを呼んで注文を伝ると程なくして注文の品がやってくる、相手の目の前にはメニュー表通りの澄んだ緑色をしたクリームソーダが置かれた。今までみたどのクリームソーダよりも澄んだ色をしアイスクリームは濃厚そうでたっぷりと緑色の上に乗っている、さくらんぼは喫茶店で飲むからこその特別感を演出していて「王道のクリームソーダって感じたろ?」と感想を窺い)

  • No.7539 by 検索  2024-12-31 13:58:57 

こっちも気になるね、ふふ、楽しみだ。…おお、宝石みたいなクリームソーダだ!
(相手におすすめされた通りクリームソーダに心惹かれて飲みたいと意志を表明すると相手の口角があがった。既に今からやってくるクリームソーダにワクワクしていると相手はもう一つの名物らしいオリジナルブレンドをチョイスする。老舗の喫茶店ならばコーヒーだって美味しいだろう。注文を済ませ去っていく後ろ姿を見ると期待に声を弾ませていた。程なくして注文したドリンクが運ばれてくる、シンプルなグラスの中に澄んだ緑色のメロンソーダは氷の光の反射も相まってキラキラと輝いてその上には真ん丸なアイスクリームが乗っている。イラスト通りのものが運ばれてきたことにテンションも上がって無邪気にはしゃぐ。相手に聞かれこくこくと頷くと様々な角度からクリームソーダを観察する。しっかりと視覚情報を取り入れた所で差し込まれたストローからメロンソーダを飲むとしゅわしゅわとサッパリとした甘さが広がって自然と満足げな笑みが浮かんで)

  • No.7540 by 探偵  2024-12-31 15:03:20 


気に入ったなら何よりだ
(相手の目の前に好物でありこの店とっておきでもあるクリームソーダが運ばれてくると相手の瞳はグラスに負けず劣らずキラキラと煌めいて思わず見入ってしまう。無邪気にはしゃぐくらいには気に入ったようでこの店を選んで良かったと嬉しさと擽ったさが同時に胸を満たして、クリームソーダを観察する相手をじっと見つめて観察してしまった。続いてこちらのコーヒーが運ばれてきて目の前に置かれるが相変わらず目線は相手から外すことはできず、相手はクリームソーダを一口飲み込む。爽やかで甘いサイダーの味が広がったのかその顔には満足気な笑みが浮かんでいて、これ程喜んでくれるならばこちらまで満ち足りるというものだ。かつて何度か味わったお気に入りのクリームソーダを相手が口にしている事に喜びを覚えつつコーヒーを口にする、酸味が少々強い大人っぽい味は学生時代にこれを飲めなければハードボイルドではないと何とか飲めるようになった懐かしい味だ。クリームソーダにはもうひとつ主役がいてそれは相手の好物でもある、相変わらず相手を見つめながら「上に乗ってるアイスクリームもマスターがこだわってんだ。それもめちゃくちゃ美味いんだぜ?」とどこか得意げに話して)

  • No.7541 by 検索  2024-12-31 19:07:01 

これかい?…ん、美味しい! 手作りなのかな、バニラビーンズがたっぷりだ。
(キラキラと宝石のように輝くクリームソーダの彩りに目を惹かれていれば相手から観察されている事も気付けない。いつまでも見ていたい仕上がりだが溶けてしまう前の今でしか味わえない物もある。ストローからメロンソーダを飲むと満足げに笑みが浮かぶ。一方相手は優雅にオリジナルブレンドのコーヒーを口にしていて何とも至福の時間だ。メロンソーダ部分を味わっているとその上のアイスクリームを勧められる。マスターこだわりの、と聞けば俄然興味がそそられ早速崩してしまわないように注意しなから側面の辺りをすくって口にした。途端滑らかな口当たりの濃厚なバニラの味がすれば直ぐに相手の方を見て感想を伝える。市販品ではあまりない濃厚さでこだわりの、というくらいならば手作りの可能性もある。メロンソーダとはまた違う甘味を感じると自然と笑みが浮かんで今度は下部の溶けかけのところも食べてみる。こちらも十分美味しくてメロンソーダとの相性バッチリだ。この味ならば相手の飲んでいるコーヒーにも合うはずだと直ぐに考えが浮かぶと更に一口分すくって「これはそのコーヒーとも合うはずだ」と言いながら何の躊躇も無しに相手の口元に運んで)

  • No.7542 by 探偵  2024-12-31 20:43:32 


売ってるのとは全然違ぇだろ?……、…ん、…何回もこの店来たことあっけど、アイスとコーヒーを一緒に食ったのは始めてだ。…お前がいるおかげだな
(バニラアイスはマスターの店のが風.都.で一番美味いだなんて騒いだ事もあったがその感想に違わず相手も満足したようで一口食べた後にすぐ煌めく瞳がこちらへと向いた。愛するこの街で自分が好きになったものを今相手が目を輝かせながら食べていることが思い出を共有しているようで何とも嬉しい。溶けかけのアイスを味わう相手から相変わらず目を離せないでいると相手がメロンソーダを纏った溶けかけのアイスをこちらへと差し出してきて目を瞬かせる。ここのマスターとその奥さんとは古い知り合いだ、思わずチラリと二人の様子を窺ってしまうが奥まった席のお陰で人目はない。それならば問題ないだろうと多少照れくさそうにしつつも相手が差し出した一口を身を乗り出して受け取った。爽やかなソーダに濃厚なアイスの味が口いっぱいに広がる、そこへ苦味の引き立つコーヒーを飲めば二つの味が調和して思わず吐息を吐いた。これまでそれぞれを単体で頼むことはあっても同時に口にしたことはない、特にハードボイルドを強く意識しだしてからはクリームソーダなんてご無沙汰だ。この組み合わせを味わえたのも相手と一緒にここへ来たからこそ、相変わらず照れくさいが先程から相手に見蕩れっぱなしの心は普段言わない言葉までも口にさせてしまって誤魔化すように頬をかくと「お前も一緒に飲んでみろよ」とこちらのコーヒーを相手に差し出し、一拍迷うように置いてからスプーンを取ると同じく溶けかけのアイスをすくいとって相手へと差し出して)

(/いつもお世話になっております!もう一度くらいお返事できそうな気もしますがタイミングもありますので今のうちに……本年も大変お世話になりました。この一年でまた日常からシリアスなものまで思い出深いお話がたくさん検索様とできたこと、とても感謝しております。まだまだ趣味全開のお話も残しておりますので来年もお互いのペースで楽しくやりとりしていきましょう。それでは良いお年を!)

  • No.7543 by 検索  2024-12-31 21:16:08 

そうなのかい? ああ、二人で訪れたからこその味だ。
(スプーンですくったクリームソーダの一番美味しい所を相手に差し出すとその目が瞬く。何かを確認する動きでここが一応外であるのを思い出すがこの味を相手と共有したいのだから仕方ない。相手は少々照れくさそうにしつつも身を乗り出してアイスを口にする。感想を聞かぬともその緩んだ顔と吐息を聞けば美味しく感じているのは直ぐに分かってこちらも口元が弧を描く。そして一緒に食べたことが無いと聞けばキョトンとするも二人でこの店を訪れてそれぞれ注文して、こうやって分け合う関係でなくては味わえないものだと気付く。それを自分のおかげだとストレートに語る姿を見れば相手の初めてのきっかけになれたことに心は暖かくなった。そして当然のように交換する為にコーヒーが差し出され、今度は相手がクリームソーダのアイスをすくって差し出してくればふにゃりと笑いながら身を乗り出し、アイスを口にする。そのままコーヒーを飲むとちょっぴり酸味の目立つ芳醇な苦味とバニラアイスのまろやかさがマッチして「最高に美味しい特別な味だね」とご機嫌に感想を述べて)

(/こちらこそいつもお世話になっております。そして本年もお世話になりました。今年も探偵様のおかげで様々な話をする事が出来てとても充実した一年でありました。こうやって年の瀬にご挨拶をしてまた新しい一年を探偵様と迎えられること大変嬉しく思っております。探偵様とならばやりたい話も着きませんので来年も2人のペースで続けさせて貰えたら、と思います。よろしくお願いします。)

  • No.7544 by 探偵  2024-12-31 22:42:44 


あぁ、違いねぇ。お前のおかげでまたひとつこの店の魅力に気づけた
(これまで何度かこの店に訪れたことはあったもののクリームソーダとコーヒーを同時に味わうにはこの店に二人以上で訪れなければならない。加えて連れ立ったもう一人とは互いのものを交換できる仲でなければいけないわけで、つまるところ相手以外にそんな人間はいなかった。相手の好物がそろう喫茶店だからと選んだ場所だったが新たな発見ができるだなんて思いもしなかった。この味も当然相手と共有したいものでアイスをすくったスプーンを差し出すと相手の目はアイスにも負けないくらいに蕩けてこちらの一口を頬張った。相手はすかさずコーヒーを飲む、その味は十分満足するものだったようでご機嫌な様子にこちらの口元も緩んでしまっていた。相変わらず相手からは目を離せない、「そのコーヒーもここのマスターのオリジナルブレンドだ」と補足を加えつつ溶けかけたアイスをもうひとすくいいただくとまた相手の手元からカップを取ってコーヒーを飲み、今しか味わえない心地を存分に楽しんでいて)

  • No.7545 by 検索  2025-01-01 12:34:44 

君が連れてきてくれたおかげだよ。ならここだけの特別な味だね。
(以前自分が案内した洋食屋の組み合わせのように二人で来店してそれぞれ分け合うからこそ新たな組み合わせの発見もある。相手が差し出してくれたアイスを頬張ってコーヒーを飲むとバッチリな組み合わせに口元が緩んだ。この味が味わえるのも自分が好きだろうからと馴染みの店に連れてきてくれたからだろう。更にコーヒーがこの店だけのオリジナルブレンドだと知ればますます特別感は増して上機嫌に笑った。更に相手がアイスとコーヒーの組み合わせを味わっていればその姿をじっと観察していた。そうしてアイスが溶けかけた部分のクリームソーダを飲んだりコーヒーと交互に飲み合ったりブレンドの配合を当てようとしたりして時間を過ごした。ゆったりとした時間を過ごす中、クリームソーダがあと少しとなったところで大切に取っておいたさくらんぼを口にすると甘酸っぱい味が広がった。純喫茶ならではの味を楽しみながらふとさっきも見たメニュー表を開く、そこにはクリームソーダ以外のメニューもあって興味深く見ながら「クリームソーダがこれだけ美味しいなら別のメニューも気になるね…」と呟いて)

(/あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。)

  • No.7546 by 探偵  2025-01-01 15:47:35 


他のメニューか?ケーキは奥さんがここのオリジナルブレンドに合わせて作ってるって自慢してたな。あとはスフレパンケーキも雑誌で紹介されてたはずだ
(この店だけの特別な味で、さらには相手といるからこそ味わえる組み合わせの味を二人でゆっくりと味わいながらゆったりとした時間を過ごす。相手は終盤まで大切にさくらんぼを取っていて赤い実を口に含むとまた目を細めていて最後までクリームソーダを楽しむ相手に存分に心を掴まれながらその様子を見守っていた。終盤になったところで相手は他のものも気になるのか再びメニュー表を手に取る、当然純喫茶であるここのメニューは看板商品だけに留まらない。相手が捲った先のページはデザートを紹介している場所でいつか奥さんと交わした会話を思い出しつつ解説を挟む。他にも相手がページを捲るのに合わせてオリジナルブレンド以外の様々な種類のコーヒーが乗ったページやサンドイッチ等の軽食のページなどにコメントを挟んでいって)

(/あけましておめでとうございます!こちらこそ本年もどうぞよろしくお願いいたします。)

  • No.7547 by 検索  2025-01-01 17:25:33 


ケーキにスフレパンケーキ…! 翔太郎、次も絶対また来よう!
(クリームソーダの醍醐味を味わって幸せそうにしながらも他のメニューが気になるとメニュー表を開く。今回は看板メニューと呼ばれるものをチョイスしたがページを捲ると軽食からスイーツまで様々な種類のものが並んでいる。その一つ一つに解説が挟まるのがその全てが興味をそそられるもので目を輝かせた。オリジナルブレンドのコーヒーとクリームソーダがこれだけ綺麗で美味しいのだから他の物も十分期待出来るだろう。色々な解説を聞いた時には期待は最高潮に高まって相手の方を向くとまだ店内に居るにも関わらず次の機会を所望して)

  • No.7548 by 探偵  2025-01-01 21:12:32 


そうだな。俺も全部食べたわけじゃねぇし、また来ようぜ
(相手がページを捲るのに合わせてそれぞれ解説していけば相手の瞳は再び輝き出す、今日はこちらのおすすめとしてクリームソーダをいの一番に推したがこの喫茶店の魅力はまだまだこれだけではない。相手の期待値はうなぎ登りのようでもう次の機会を所望されれば思わず笑ってしまう、だがこちらが古くから馴染みにしている店を相手が気に入ってくれるなら何よりというものだ。調査の合間やまたデートでも相手と二人でここを訪れる機会はこれからもたくさんある、相手が望んでくれるのならば尚更その機会は多くなるだろう。こちらも頷いて同意したあとにチラリと時計を見やる、ゆっくりとした時間を過ごしている間に日はすっかり落ちていて空はもう暗くなりかけている。そろそろ良い頃合いだろう。相手の方に目線を戻すと「そろそろ出て公園のほう戻るか」と声をかけて)

  • No.7549 by 検索  2025-01-02 13:03:18 

ああ、約束だ。…そうしようか、
(相手からの解説にテンションが上がって次の機会を所望すれば相手が笑いを零す。今注文することも考えたがまた何回でもこの場所に来ることは出来るのだから楽しみは後にとっておいた方が良いだろう。相手がこちらの意見に同意してまた来ることを告げれば深く頷いて約束だと告げておいた。そうしてクリームソーダを最後まで啜って飲み終えたところで相手が視線を明後日の方に向ける。それを追うと窓の外はいつの間にか暗くなりかけているようだ。予想以上にのんびりしていたことに驚きつつ店を出るように相手に言われると賛成の意志を示す。席を立って会計をしてくれる老夫婦に「ご馳走様でした、美味しかったです」と告げ、店を後にする。公園へと続く道を歩きながら「良いお店だったね」とご機嫌に告げて)

  • No.7550 by 探偵  2025-01-02 14:16:14 


あの店どれも美味いからな、また顔出そうぜ
(頃合いを見計らって相手に店を出ようと持ちかける、会計を終えると相手は老夫婦に挨拶をしていてまた一つ自分の好きな街と自分の好きな人が繋がったことに嬉しさを覚えつつ「また来ます」とこちらも声をかけて店を出る。右隣をご機嫌に歩く相手にこちらも呼応するように笑みを浮かべながら元来た道を戻った。公園の入口に差し掛かると道の脇にずらりと植えられた木々は電飾によって輝きを纏っていて「クリスマスマーケットが本領発揮すんのは夜だからな」とまた期待を煽るようなことを言いながら光のトンネルを抜けていく。やがて視界が開ければ再びクリスマスマーケットへとたどり着く、しかし日が落ちたそこは赤白緑の電飾や店頭の光、何より中央にあるクリスマスツリーで昼間よりも輝いていて)

  • No.7551 by 検索  2025-01-02 16:54:38 

ああ、昼とはまた雰囲気が変わったみたいだね。…っ、綺麗だ。
(またあの店を訪れる声がけに「もちろん」と答えながら公園へと続く道を歩く。入口までやってくると木々に巻き付けられた電飾が光を放っていて先程訪れた時とは印象が変わっていた。周りの空気も少しずつ冷たくなって暗くなっていく中でこれからが本領発揮と言われるとますます期待は高まっていき、わくわくしながら光のトンネルの中を抜けて行く。視界が開けると昼にも見たクリスマスツリーがより煌びやかに輝いて輝きを放っていると思わず立ち止まってその光に目を奪われていた。また夜になったからか昼よりも人が多くなっていて賑わっている。クリスマスツリー以外にも周囲にはイルミネーションの飾りなんかもあってさりげなくその手を取ると「また見て回ろう」と声を掛けて歩き始め)

  • No.7552 by 探偵  2025-01-03 10:00:46 


…、……だろ?あぁ、そうしようぜ
(日が落ちて木々に飾り付けられた装飾がキラキラと一際輝きを放つ中、その木々を背景にするクリスマスマーケットはより沢山の色の輝きを纏って煌めいていてこの場所全体が宝石箱のようだ。戻ってきたところで相手が立ち止まり思わず向こうの方をみる、周囲の装飾が放つ煌めきは相手の瞳の中で反射して瞳を彩っていて、その瞳のまま相手が一言呟くとさらに相手の瞳自信の輝きが加わってより目が離せない美しさを放つ。その瞳に魅入られるように見つめたまま短く返事をしながら無意識に笑みを浮かべていた。何をいうでもなく手が取られてこちらも手を握り返す、この輝きの中では誰も自分達を気にはかけないだろう。マーケットを歩き出せば売り物のオーナメントやスノードームは光を受けてより輝きを放つようになっていて飲食店は日が落ちて気温が落ちたからかふわりと美味しそうな匂いと共に湯気が沸き立っている。昼間よりも活気溢れる中を歩きながら中央のクリスマスツリーへとやって来る、定番ソングが流れるなか電飾が輝く姿は昼間見た時よりも断然綺麗だ。相手の方をみると「こいつの前でも写真撮らねぇか?」と持ちかけて)

  • No.7553 by 検索  2025-01-03 16:06:02 

やっぱり夜の方がクリスマスの雰囲気があって良いね。…ああ、せっかくなら撮ろう!
(今のこの賑わいの中ならば他人に関心が向いたりしないだろうとその手を取ると相手が握り返してくれた。確かな温もりと力強さを感じると口角が上がって上機嫌でマーケットの中を歩き出す。お店の光やオーナメントは輝きを放っていて飲食店もより活気を増している。昼間でも十分にクリスマスの雰囲気を感じられたが夜になって暗くなったからの方がより一層それらしくなった。やはりクリスマスパーティやイルミネーションなどのイメージからも本番は夜だろう。そんな事を話しながら歩いているとクリスマスツリーの前にやってくる、暗い中でもキラキラと電飾が輝いていて一番上で光る星が一等星のようだ。相手から視線を受けてそちらを向くと写真撮影を持ちかけられて笑顔で了承する。丁度撮影スポットにもなっていた所のようで早速相手の右隣に並んで構図を考える。後ろのツリーを納めようとするとそこそこくっつく必要があり、更に距離を詰めながら「ポーズはさっきと一緒で良いかい?」と問いかけ)

  • No.7554 by 探偵  2025-01-03 17:56:45 


……いや、夜だしな…フィリップ、こっちだ
(日はすっかり落ちて空は暗くなっているがクリスマスマーケットはより一層煌びやかになっていて、中でもクリスマスツリーは昼間とは違い幻想的な輝きを放っている。多くの人が同じことを考えるようで周囲にはカメラを構えている人も多い、写真を撮ろうと声をかけた場所は数ある撮影スポットの近くだったらしい。相手からポーズの相談を受ける、もちろん先程と同じだっていいのだがこの誰もが浮かれている幻想的な雰囲気の中で手を繋いでいればもっと恋人らしい写真を撮りたくなってしまう。相手に声をかければ軽く手を引きながら少しだけ移動する、撮影スポットということもあり巨大なプレゼントが積まれているオブジェが二つあってその間に入れば周囲からの視線がほとんど外れる。一旦手を解いてバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を構えると相手と再び先程と同じくらい、もう少し近く寄れば周囲へと目線を走らせた。そして誰の視線も向いていないのを確認すると「撮るぞ」とそのタイミングを見計らうように言って相手の頭に手を添えると軽くこちらへと傾けさせる。こちらも顔を傾け寄せれば互いの顔を寄せれば二人の距離はより近くになってその瞬間にシャッターを切る。先程よりもより近くてくっついた写真が出来上がったがこのまま長くいるわけにもいかず直ぐに頭を離すと「いい写真になったんじゃねぇか?」と素知らぬ顔で声をかけ)

  • No.7555 by 検索  2025-01-03 22:48:00 


え、あぁ。…確かにこっちの方がデートらしいね。…!本当だ、なかなかイケメンに写ってる。
(当然クリスマスマーケットの象徴でもあるこの場所で写真を撮ることには当然賛成だ。さりげなく距離を詰めてくっついた状態でポーズの相談をしていたが夜だからと言われると目を瞬かせる。相手には何か考えがあるようで案内されるように手を引かれると大人しく着いて言った。そうして向かったのは巨大なプレゼントボックスのオブジェの元で中に入ってしまえば辺りからほとんど見えなくなる。ようやく意図に気付くと口元がニヤけてデートにピッタリだと称しながら立ち位置を調整してカメラの方を向く。さっきよりも近い恋人としての距離だが声を掛けられると共に頭を支えられお互いに寄り添うような近い状態でシャッターを切られた。一瞬遅れてこの距離での恋人らしい写真が撮れた嬉しさと恥ずかしさと動揺が襲ってきた。だが相手が直ぐに顔を離してしまうと少々寂しいという我儘を覚えて周りに人が居ないのをいいことにすぐに相手の腰に腕を回して引き寄せ、再度顔を寄せながら写真を確認する。2人の恋人らしい写真へそれらしい褒め言葉を言いながら「せっかくならもう一枚どうだい?」と提案する。有無を言わせないまま再びバ.ッ.ト.シ.ョ,ッ.トを構えると頬がくっつきそうなほど近づいた自然体の写真を合図を出さずにパシャリと撮影して)

  • No.7556 by 探偵  2025-01-04 22:31:41 


(/お世話になっております。ご連絡遅くなってしまい大変申し訳ありません。本日中のお返事ができそうになく、明日お返事させていただきますので今しばらくお待ちいただければ幸いです。デートのいい所で申し訳ないです…)

  • No.7557 by 探偵  2025-01-05 11:29:19 


だろ?っ、…お、れはいつでもイケメ、え?…ッ!?
(この幻想的な光の中でどうしてももっと恋人らしい写真を撮りたくなってしまえば周囲の一瞬の隙をついて二人の頭を寄せて今日一番くっついた写真を撮る。何の説明もなくくっついたおかげで相手には動揺が見えて小さなサプライズが成功したとほくそ笑んでいた。しかし元の距離に戻ったのに相手は腰に腕を回して引き寄せられて不意打ちで再び距離が縮まると目を見開く。オブジェに挟まれているおかげで腰に回された腕は周囲から見えないだろうが外気が寒いせいか妙に相手の暖かい腕を意識してしまう。写真を確認する距離も先程撮影したときと大して変わらなくてなんとか返事をしようとするも相手は止まることなくもう一枚写真を提案されて、聞き返すために顔をあげるとあってあまりの顔の近さに心臓が跳ねてしまった。だが相手は既にカメラを構えている、慌てて視線をカメラの方に向けると焦っていたせいか相手に寄らなければと意識が向いて結果的に自ら互いの頬をくっ付けてしまった。新たに加わった柔らかく暖かい感触に完全に動揺してしまうとその瞬間がシャッターによって切り取られる。慌ただしく進行していった二枚目の写真に「お前、…撮る時言えよ!」と羞恥を誤魔化すように叫びながらそのままの距離で相手の方を見て)


(/大変お待たせいたしました。本日もまだお返事頻度不安定なのですが、明日からはいつも通りのペースで返せると思います!引き続きよろしくお願いします/こちら蹴りでお願いします)

  • No.7558 by 検索  2025-01-05 16:10:55 

これも良い感じに撮れたみたいだ。 だってこういう自然体の写真は不意打ちを狙ってこそだろう?
(腰を引き寄せてくっついたまま写真を確認してその流れでもう一枚撮影することを提案すれば顔を上げた相手が動揺したのが分かった。その反応に口元が緩んでしまいそうになりながらカメラを構えてそちらを向く。相手も慌てて目線を向けようとするがその勢いが余ってか二人の方がくっついた。言い訳のしようがない距離感にこちらも少し驚くも横目で見た相手の反応を見れば口角を上げながらシャッターを切った。距離感はそのままに写真を確認すればさっきのよりも更に近い状態でキメきれずに動揺した相手とにやけてしまっている自分の姿があって思わずくすくすと笑って感想を零す。一方で隣の相手から文句の言葉が上がるとご機嫌にそれらしい理由を口にする。二つのプレゼントのオブジェクトの間でこういうやり取りが出来ているのが幸せで思わず相手の頬を軽く摘みながら「キメていないこっちの君の写真も欲しかったし」と調子よく、悪びれる様子もなく言葉続けて)

(/こちらも返事出来ない時間帯が多かったのでお気にならさず!同じく明日からはいつも通りのペースに戻ると思いますのでよろしくお願いします/蹴りでお願いします)

  • No.7559 by 探偵  2025-01-05 17:16:10 


自然体ってこういう事じゃねぇだろ!ったく……、…これで終わりじゃねぇからな
(周囲の人に気づかれないよう一瞬の隙を狙ったというのに相手の体は離れる事がなくずっとくっついたままだ、人々の目がクリスマスツリーに奪われているのが幸いといったところだろう。恋人の距離のまま存分に動揺した瞬間を相手とくっつきながら収められてしまえば文句のひとつも叫んでしまう、写真を確認すればこちらはしっかり焦った顔をしていてカッコ良さからは程遠く相手といえばこちらの様子ににやけている状況だ。しかし相手は全く悪びれる様子はなくてご機嫌にこちらの頬を摘んでいる。煌めくプレゼントボックスに囲まれて相手がご機嫌なのは大変良い事だが良いようにされてばかりではいられない。それに、こうやってずっとくっついていれば少しずつその願望は大きくなってしまうものだ。摘んでいる相手の手を止めるように取る、そしてその手を引き寄せると指に軽く口付けた。ただ唇を当てるだけでは物足りなくて軽く食むような動作も交えて口付けを施すと相手と目を合わせてまだ終わっていないと宣言しておく。いくら物陰に隠れているといってもここで出来るのはここまでだ。そのまま手を繋ぐとちらりと公園の時計を確認して「そろそろ移動すっか」と遅れてやってきた羞恥を誤魔化すように言いながら手を取ってまた歩き出して)

  • No.7560 by 検索  2025-01-05 18:31:55 

君の反応が良いからつい、…っ!あぁ…。
(それらしい言い訳をしていれば相手からツッコミが入る。ちょっとした仕返しという意味もあったが自分の行動でコロコロと表情や反応を変える相手を見ているのが面白いという面の方が大きい。一枚はちゃんとした二人の写真を撮ったのだから二枚目は好きに撮っても構わないだろう。そうやって笑いを零しながら文句を言う相手の頬を触っているとその手を取られる。そして見せられるようにキスが落とされると思わず目を瞬かせる、それだけに留まらず指を食むような動作をされると目を見開いて固まってしまった、そして相手がこちらを向く。目が合ったまま宣言を受けると顔に熱が登って曖昧に返事するしか出来なかった。そのまま取られていた手を握られ移動を開始する、オブジェクトの間から抜け出して撮影スポットを後にした。夜になって辺りは更に暗く寒くなってきた、手を引かれるまま相手の横を歩くが時計を見ていたのを思い出すと「今から何かあるのかい?」と期待を滲ませた声で問いかけ)

  • No.7561 by 探偵  2025-01-06 07:47:50 


時間ピッタリにいきてぇとこがあんだ。その為に、これに乗る
(散々好きに翻弄された意趣返しにまっすぐ見つめたまま指に口付けを落としてやれば相手に動揺が見て取れて気持ちを立て直して小さく笑う、そのまま手を引いて移動を始めてしまえば浮き沈みしていた動揺も落ち着いてきた。来た時よりもだいぶ暗く寒くなってきた空気の中最初こそ電飾で彩られた道を歩いていたが不意に飾りも何も無い、道すらもない場所へと入っていく。暗がりの中で時間を気にしていたことを指摘されると何とはハッキリ言わずにまた期待を持たせるような言い方で返事を曖昧にした。その返事の頃合いにちょうど目的地へとたどり着く、目の前にあるのはこの公園の倉庫で裏手に回ったところにはハ.ー,ド.タ,ー.ビ,ュ.ラ,ーが待機していた。ここで二人で乗り込む予定だがチラリとまた時計を確認してまだ時間に余裕があるのを確認すると口角をあげる。先程これで終わりではないと宣言したばかりだ、忘れないうちに精算は済まさなければならない。不意に繋がった相手の手を引いてその体を寄せるとそのまま背中に腕を回し抱きしめる、この暗がりならば人目などありはしない。再び相手をまっすぐと見つめれば「さっきの続きをしとかなきゃな」とスカした声で言うとそのまま唇を重ねる。先程の指と同じように触れさせた後にそこを食むような動きを重ねて柔らかな感触を刻み込んで)

  • No.7562 by 検索  2025-01-06 10:11:09 

空を経由するならばとっておきの場所が期待できそうだ。っわ、…続き?ン…
(手を引かれるままついていくと段々と電飾で彩られた広場から離れていき、辺りも暗くなっていく。相手の案内なのだから道に迷ったということは無いだろうが行き先は読めない。道とも呼べない場所を歩き始めるとつい問いかけるが相手は更にもったいぶった言い方をする。そうして何かの建物の裏側にやってくるがそこにあったのはハ.ー,ド.タ,ー.ビ,ュ.ラ,ーだ。以前自分も同じ手段を取ったが時間指定かつ、歩きでもバイクでもない方法で行く場所となればよっぽど特別な場所なのだろう。予測は立たないものの自分達ならではの行き方に期待を寄せて声を弾ませていると相手が手元の時計を確認する。何か気になる物の楽しみにしておこうと思った矢先繋いでいた手を急に引かれると思わず声を上げてしまう。そのまま相手の腕の中に納まると顔をあげる、先ほどと同じくらいの至近距離で続きと言われ、その意味に思い当たった所で唇が重なった。悪戯の為に軽く触れるような物でなく、食むような仕草と共に柔らかな感触が伝わってくれば小さく息が零れた。ちらりと相手を見る、屋外でありながらそこは暖かくて自らも腕を回して相手を抱きしめると自らも軽く唇を軽く擦り合わせてお互いを感じ合うようなキスを続けて)

  • No.7563 by 探偵  2025-01-06 12:26:30 


……ん、…、……フィリップ、
(自分達だけが行ける空という場所、そこへ飛び立つ前に忘れないうちに先程の意趣返しの続きとして唇を重ねる。といってもそれは建前で二人でずっと恋人の距離でいて写真撮影の時により二人だけの距離になってしまえば先を知っている身としてはこれ以上を求めてしまうというものだ。周囲は暗がりで人影は一切ない、それならばもっと深く相手との距離を詰めたって問題ないはずだ。先程相手が撮影した時と同じく相手を他所に唇を重ねてそこを食めば冷たい素肌に熱い吐息があたってクラりと脳内を揺らした。互いに唇を擦り合わせだんだんと滑りが良くなるそこの感触に集中しながら時折吐息を漏らす。だがこれは意趣返しの意味もある、不意に動きを止めて相手の名前を呼び意識をこちらへ向けさせると後頭部に手を添えて緩んだ口の間に舌を一気にねじ込んだ。程よく湿ったそこをわざと音を立てるように掻き回した後相手が動き出す前に舌を引き抜く、後頭部に手を添えたまま至近距離で見つめると「そろそろ時間だし、これ以上はまた今度だな」とあえて行為を止めるとすました顔で小さく笑みを浮かべて)

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