相乗りで何処までも 【 〆 】

相乗りで何処までも 【 〆 】

検索  2022-07-09 20:46:55 
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唯一無二の相棒へ。




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  • No.1701 by 探偵  2023-02-19 12:11:54 


あぁ、俺達だけの大切なふ.う.と.く.ん.だ。そうだな……あ、あれやろうぜ!しかもあれ狙い目だ
(またこの大好きな街で大好きな人とひとつ思い出が重なって、思い出の品が増えた。ピタリとふたつのぬいぐるみがくっつけられると、それを真似るようにこちらも二人の頭をピタリと寄り添わせる。初めてのゲーセンと初めてのクレーンゲームの記憶を宿したぬいぐるみだ、この街を象徴するぬいぐるみならデスクに置いたっておかしくないだろう。ぬいぐるみを大切に握ったまま再び二人の手が繋がれると他にやりたいものを聞かれて店内を見まわせる位置へ戻る。その中で目に付いたのは透明の半球が取り付けられた筐体だ。相手の手を引きその場へ移動すると、半球状の中では一口チョコや飴玉など沢山のお菓子がゆっくり回っている。そしてその上にお菓子をすくい上げるアームとスライドする板、落とし口の前には直近でバレンタインがあったせいか板チョコが数十枚山積みにされていた。いわゆるコイン落としの要領でお菓子をゲットするタイプのクレーンゲームだ。「このアームで下のお菓子を掬って、この板の上に落として、この板に押される力でお菓子を取り口に落とすんだ」と解説を入れる。板チョコの山は半分ほど取り口のほうにせり出していて板の上にあるお菓子もそこそこの数だ、何度かお菓子を足してやれば板チョコを落としてやることが出来そうだ。まずは見本にと硬貨を入れるとボタンの上に手を添える。下で回っているお菓子がちょうどかたまっている所目掛けてアームを下ろせば数個のお菓子が取れて、板が引っ込んだ瞬間を狙ってもう一度ボタンを押せばアーム上のお菓子が板の上へと落とされた。スライドされる板に押され山積みのチョコが僅かに押されるがまだ落ちる様子はなく「これを繰り返してくんだ」とまたひとつ硬貨を入れれば相手に順番を譲り)

  • No.1702 by 検索  2023-02-19 14:00:56 


これは、さっきと違うタイプだね、……なるほど、こうやって地道にこの板チョコを移動させていく訳か。 ならこれは二人で協力プレイと行こう。
(ぴたりと頭を寄り添わせながらも無邪気に喜ぶ様は小さくなった時の姿に似ている。ここまで喜んでくれるのなら取った甲斐があるというものだろう。こちらもぬいぐるみを大切に鞄に仕舞うと連れられるまま店の中に進んでいく。その中で相手が目をつけたのはこれまた変わった形の筐体だ。筐体の中を1周するように小さなお菓子が流れるように回っていてクレーンゲームと同じくボタンを操作する部分がある。こちらの筐体は手前側に投入口があって運んで来たお菓子をスライドする板で押し出して運ぶ形式のようだ。また投入口近くの板には少しせり出すように板チョコが積み上げられているのも特徴だ。その仕組みを理解しようと説明を聞いて実際に操作する所を見せてもらう。アームでお菓子の多く流れてきた所を掬い、タイミングを計って板に落とす。すると落としたお菓子分もともとあったお菓子や板チョコが僅かに押し出される。一連の流れを理解すれば納得するように頷いた。先程のと違って手数は必要だが何度かやればこの板チョコの山も崩すことが出来そうだ。順番を譲ってもらうと協力プレイと謳ってボタンの前に立つ。相手と同じくお菓子の多い山を狙おうとタイミングを見ていると他のお菓子よりも大きく形も特徴的なキャンディケインが流れてきた。押し出すのが目的なら形が大きな方が良いだろう。それに狙いを定めてボタンを押せば他の1口チョコ何個かと共に掬うことに成功する。思わず「よし」と声を漏らしながらも今度は板が引っ込んだ瞬間を狙って板の上に落とす。すると板が伸びると共にキャンディケインが丁度縦になるような形で押し出され、板チョコの山の右側が大きくせり出される形で動いた。左側も押すことが出来れば上手く崩れそうだ。「左側も押し出せば行けそうだ」と興奮したような声をあげると相手に再び順番を譲って)

  • No.1703 by 探偵  2023-02-19 15:16:51 


さっきみたいに一発ゲットはできねぇが、その分見返りも大きいってわけだ。………よし!あとはあそこを押せば…
(相手は大方のルールを理解したようで早速協力プレイに取り掛かる、狙ったのは数ではなく大物のキャンディケインだ。見事その大物がすくいあげられ同じく「おぉ」と感嘆の声をあげる。キャンディケインは上手く板にものって一気に板チョコの山を押し出した。あともう少しで取り口に落とす事が出来る、あとは左側だと言われるとこちらも興奮気味に力強く頷いた。早速硬貨をいれてボタンに手をかける。今は落ちかけの板チョコの山の隣にキャンディケインがある状態、それならばキャンディケインをさらに押してやれば連動して板チョコも押し出されるというわけだ。となると狙うはキャンディケインをしっかりと押し出す事ができる硬いもの、一口チョコの方だろう。流れていくお菓子を暫くながめ、一口チョコが密集している所に向かってアームをおろす。数個のチョコが掬いあげられ数は少ないが複数個あれば上々だ。タイミングよくボタンを押せば一口チョコはアームから転げ落ちてそのうちのひとつが左側へと転がっていった。すると板がせり出てきて一口チョコを押し、キャンディケインを押し、最後には板チョコの山を動かした。最初こそそのまま直立していたが、板チョコの山はゆっくりと傾き始め最後には音を立てて取り口へと落ちていく。思わず「やった!」と声をあげて相手に抱きついた。近くにいた店員が『おめでとうございます!』の声と一緒に袋を手渡してくれる。それを受け取りしゃがんで取り口を見れば山のようなお菓子があって「すげぇ量だ!」と興奮気味に相手の方を見て)

  • No.1704 by 検索  2023-02-19 16:22:57 

少しでも重心をずらす事が出来れば板チョコの山もゲット出来るはずだ。…あ、…!やったよ、翔太郎!! これだけあれば当分事務所の甘いものには苦労しないね。
(ギリギリのバランスで持ちこたえている板チョコの山は左側を集中的に狙って押せば取り口に落とすことが出来るだろう。良い状態でパスが出来たと満足気な笑みを浮かべながらも横にズレて相手のプレイを見守る。相手の操作したアームは狙いを定めて一口チョコを幾つか掬いあげる。大量という訳では無いが押し込むには十分な量だ。板に落としたチョコは左側に転がってキャンディケイン越しに板チョコを押す。それでも直立したままの板チョコに思わず落胆の声が漏れるが2回目の板の伸びる動きで更に板チョコの山が押され、ゆっくり傾いたかと思えばバランスを崩して取り口に一斉に落ちていく。目的を成し遂げたことにこちらも歓声をあげ相手の肩を叩きながらお互いを称え合う。崩れた音を聞いてか店員が袋を持ってきてくれてそこに入れようと取り口を覗き込むと板チョコも含めお菓子の山だ。普段なかなかお目にかかれない光景に口元がつい緩んでしまいながらも袋に入れていく。運良く積んであった板チョコのほとんどが取り口に落ちたおかげでなかなかの重さとなった袋の中を覗き込みながらも「第二のバレンタインが出来そうだ」と満足気に告げて)

  • No.1705 by 探偵  2023-02-19 17:29:28 


だな!明日アキコに自慢してみんなで食おうぜ。追加のバレンタインチョコってな
(相手と一緒に取り口を覗き込めばそこにはお菓子の山、子供にとっては夢の光景だろう。それを子供の如く無邪気に眺めたあとに袋に獲得したお菓子を詰めていく。山積みだった板チョコに加えて巻き込まれて落ちてきた飴や一口チョコも数個紛れていて袋の重さは相当だ。袋の中を覗き込んでいた顔をあげると山盛りのお菓子に向けていたキラキラの目をそのまま相手へ向ける。明日事務所にこれを持っていくのが待ち遠しい、所長にはこれでもかと自慢してやろうではないか。明日の騒がしい一幕も楽しみにしつつ立ち上がると壁にかかってあった時計が目に入った。その時刻をみて思い出したように「あ」と声をあげる。この街の夜を楽しむのにとっておきの場所、それがもうひとつある。とはいえまだ時間はあって「他にもやりたいやつあるか?」と問いかけ)

  • No.1706 by 検索  2023-02-19 18:27:31 

ああ、明日のアキちゃんをの反応が楽しみだ。 …翔太郎?… うーん…あ、もしかしてアレがエリザベス達が以前言っていたプリクラって奴かい?
(特別甘党という訳でもないが大量にあるという非日常的風景にはワクワクするものがある。きっとこれを持ち込めば我らが所長もきっと同じような反応をしてくれるだろう。暫くは依頼の合間のブレイクタイムのお供として食べる事も出来るし料理の延長線にあるお菓子作りに挑戦するのも悪くない。そう思いながら立ち上がると相手が店内にかかった時計を見て何やら声を上げる。もしかしたら何かこの後予定でもあるのだろうかと声を掛けるがそういう訳でもなさそうだ。不思議そうにしつつも他にやりたい事を問われ他の機器にも目を移す。何やら大きな物から椅子に座って一人で機器に向き合うものまで色々あって知識がない身としては何が何だかと言った感じだか少し奥に聞き覚えのある単語『プリクラコーナー』の羅列を見つけて声をあげる。いつの日かエリザベスとクイーンに情報を聞きに行った際に鏡に貼り付けてあった小さな写真について尋ねた時プリクラという機械で撮ったと言っていた。どうやら撮影した写真をその場でシール状にしてくれるらしい。落書きとやらも出来るようでエリザベスに一緒に撮ろうと誘われたのを覚えている。実物については知らないが可愛らしい女性の写ったカーテンに覆われているそこは不思議な空間に思えて指を指しながら相手に確認を取り)

  • No.1707 by 探偵  2023-02-19 20:57:28 


ん?あぁそうだな。ここの中で撮影して、ここの横んとこで写真に文字入れたりスタンプ押せたりするんだ。せっかくだし撮ろうぜ!
(相手の目線が周囲を探った結果興味を示したのはプリクラだった。相手に言われいつかの日にエリザベス達にプリクラのことを教えてもらって好奇心を疼かせていた相手の姿を思い出す。筐体の方に近づけばキラキラと着飾った女子が各々好きなポーズをとって筐体いっぱいにプリントされている。そんな筐体がいくつか並んでいてポップな色使いのものからクールな色使いのものまでその見た目は様々だ。だが共通して言えるのはどれも煌びやかで可愛らしくてハードボイルドからは遠い存在で普段ならば即刻却下するものだ。だがプリクラならこの日の思い出の品がまた増えるうえ写真とはまた違った二人の姿を残すことができる。そう思えばハードボイルドらしくないという言葉は吹き飛んでいき自ら手を取ると撮影場所へと手を引いていく。背後に緑のスクリーンが備えられたスペースに入ると硬貨をいれる。顔やら足の補正やらの設定ができるようだがそこはナチュラルでいいだろう。その次には背景を選ぶ場面になって「この中から好きなの選ぶんだ」と画面を指しながら言い)

  • No.1708 by 検索  2023-02-19 22:01:28 

印刷された物は見たことがあるけど本体を見るのは初めてだ。…ああ! _ 簡易的な撮影所みたいなセットだ。じゃあこれと…複雑なデザインの物もあるのか。ならこれも良いかな…あ。
(かねがね二人からプリクラについて教えて貰って興味を持っていたがその日は依頼の方が忙しくなってしまいすっかり忘れてしまっていた。筐体に近付くといかにも女性向けといった見た目でハードボイルドを気取った相手は無理矢理連れて来ない限り近付かない場所だろう。だが今は相手は酔っていていつもより上機嫌だ。お願いすれば付き合ってくれるかもしれないと考え声をかけようとする前に相手の方から誘いを掛けられて思わず目を見張ってしまったが直ぐに元気な返事をして撮影スペースへと入っていく。左右はカーテンで膝元くらいまで隠された半個室で背後には緑スクリーンがある。この前のロリータ服のイベント程では無いがセルフで撮影するには十分な設備だ。キョロキョロと設備を確認していると相手が硬貨を入れてタッチパネルで何やら設定を決めていく。背景について紹介されるとその内容を確認する。シンプルな色だけの物から枠があるもの、何処かの景色やファンタジーな背景に合成するような凝った物まで多種多様だ。それらに全て目を通すと何となく目に付いたシンプルなワインカラーの背景と星空の中にいるような物を選び、更に次のものを選ぼうとするがどうやら制限時間が決まっていたようで0になったことを告げるポップアップに思わず声をあげる。残りはランダムに選ばれてしまったようだが仕方ない。背景が選び終わると早速撮影タイムとなる。画面にはワインカラーの背景にカメラに写った二人の様子と参考として同背景の中で頬に手を添えてポーズを決めている女の子の写真が映る。意外に間隔なく撮影するというアナウンスにどうすれば分からず、ひとまずその女の子と同じポーズをしてみながらも「こんな感じでいいのかい?」とちょっと戸惑いがちにカメラの方をを見つめていて)

  • No.1709 by 探偵  2023-02-19 22:42:13 


グリーンバックで背景いろいろ変えれるのが面白いだろ?……あ。ま、何が選ばれたのか楽しみにしとこうぜ
(プリクラの第一の楽しみといえば背景選びだろう。様々なデザインの中から相手が何を選ぶのか傍から見守っていたが、案外選択の時間は短くてこちらもカウントがゼロに近づいていた事に気が付かず終了のアナウンスが流れると思わず声をあげた。あれだけ種類があれば選ぶのも一苦労だ、ここはランダムに選ばれたものを楽しむ事にしようと前向きに捉えておく。背景の選択の次は早速撮影タイムだ。足早に進められていくこの撮影も醍醐味のひとつと言えるがなにせ相手は初めてのプリクラだ。お手本として出されていたポーズを見よう見まねしていて初めての経験に戸惑う姿に思わず笑ってしまう。こういうのも慣れだろうと「上出来だ」と答えつつ同じように頬に手を添えて相手の隣に並ぶ。程なくしてシャッターが切られて画面に少しの間今撮ったばかりの写真が表示された。続いては星空の中にいるような背景、お手本では星空を見上げるような仕草をしているがここは二人にしか出来ない写真を撮っておきたい。相手の腰に手を回して距離を近づけると「温泉でやったダブルのピースやろうぜ!」とかつて撮ったものと同じポーズを提案する。片手をブイの字にして相手の方に寄せるともう片割れが来るのを待っていて)

  • No.1710 by 検索  2023-02-20 12:57:04 

意外とテキパキと進んでいくんだね。 コレかい? 2人だけのとっておきのポーズだ。
(テキパキと進んでいく工程は不慣れな身としては着いていくのがやっとだ。背景はさほど拘りはないが撮影の機会は無駄にする訳にはいかないだろう。見よう見まねで相手と共にポーズを取った所で一枚目のシャッターが切られる。今撮ったばかりの写真が右上に表示されるが何処かぎこちなさが残る顔だ。流れるように次の撮影の準備が始まる。次は星空にいるような背景でポーズの見本はそれを見上げているような物だが不意に腰に手が回されて距離が近付いたかと思えば以前旅行で撮ったポーズを提案される。初めてふたりで写真を撮った思い出深いポーズに自然と口元が緩むと相手のVのピースの横に同じ形のピースを並べてダブルの指文字を作っては相手を見遣る。2人だけの特別なポーズだ。そうしてる間にカウントダウンが始まるとこちらからも肩をくっつけるように密着して、今度は自然な笑みを浮かべた状態で撮影される事が出来た。続いてはランダムに選ばれた幻想的なブランコに乗ったような背景だ。緑のスクリーンの前には緑の台のようなものがあってプリクラ機の指示通り台の上に座る。ふと左右のカーテンは降りていて周りの目が無いことを再確認するとせっかくの機会だと相手の手を取って恋人繋ぎにし、頭をぴたりと寄り添わせてみて)

  • No.1711 by 探偵  2023-02-20 16:38:01 


ボサっとしてたら勝手に進んじまうからな。___……フィリップ
(写真撮影とは違いプリクラはどんどん次の工程へ進められてその場のアドリブを楽しめるという点もあるがこだわりの写真を撮ろうと思うと予め打ち合わせが必要なものだ。当然打ち合わせなく始めてしまったので一枚目の写真に映る相手はどことなくぎこちない。それも初めてだからこそのものだがせっかくならいい笑顔の写真を残したいところだ。そういう意味では次に提案したダブルの指文字は良い選択で、二人の指がくっつくといつもの笑みを浮かべる相手にこちらも口元が緩んだ。二人にとって特別なポーズでシャッターがきられると画面には良い笑顔の二人が並んでいる。次の背景は後ろにある台に並んで座るとちょうど二人がブランコにのったような構図になる。シャッターまでのカウントダウンが響く中、不意に二人の手は恋人の繋ぎ方になって互いの頭が寄せられた。先程ふ.う,と.く,ん.のぬいぐるみと共にした格好にこれがこの日にとって大事なポーズであるような気がして胸が暖かくなるのを感じた。柔らかく笑みを浮かべたままシャッターは切られて二人が寄り添った写真が画面へと映る。最後の背景は同じくこの台に座って撮るもののようだ。どこかの庭でたろう場所に白いベンチに二人座るような絵面が画面の中には写っている。画面の中でもこの撮影ブースでも、そこはたった二人の空間で、今の頭では相手の事しか考えられていない。隣に寄り添う相手は撮影の間カメラを見ていて暫くその瞳を見ていない、そう気がつけば行動に移すのは早かった。シャッターのカウントダウンが始まる中相手の名前を呼んで、こちらへ振り向いたその顔に体を寄せるとそのまま唇を重ね合わせる。そのままシャッターが切られると画面には二人が口付けたその瞬間が映し出されていて)

  • No.1712 by 検索  2023-02-20 19:40:34 

___…なかなか良い写真が撮れたみたいだ。 最後のポーズは…、なんだ、い…っ!? …、キスはポーズじゃないだろう…。
(段々とプリクラの雰囲気や撮影されることに慣れてくると表情も自然でありのままの姿で映ることが出来るようになってきた。お気に入りのダブルの指文字は良い笑顔で撮ることが出来てその調子の良さから更に近い恋人の距離感の写真が撮りたくなる。台に座り身体をくっつけて頭を寄せてみると相手からも頭が寄せられて意図を察してくれたことに自然と穏やかな笑みが浮かぶ。そのままシャッターが切られて画面に幸せそうなカップルの写真が映る。普段のハードボイルドを気取る相手ならこの短い間でこの写真のような恋人らしい写真を撮るよう誘導するのは難しかっただろうからアルコールの入った今夜だからこその一枚だ。納得のいく仕上がりになった写真に上機嫌に感想を呟きつつも最後の一枚だとプリクラ機がアナウンスするのを聞くと庭園のような背景を確認してどのように撮るかという事に意識を向ける。そんな中で隣の恋人に名前を呼ばれるとポーズの相談かと素直に顔を向ける。目が合ったかと思えばその顔が近付いてくる。気付けば柔らかな唇の感触とすぐ目の前に相手の顔があって、シャッターが落ちる音とフラッシュで何をしたかを把握する。途端目を見開いて顔が真っ赤に染まっていく。ちらりと覗き見た画面には正にキスをした瞬間が映し出されていて改めて口付けの写真に納めたのだと実感しては羞恥と動揺に視線が泳ぐ。撮影が終わった旨と落書きコーナーへの移動を促すアナウンスが聞こえる中、この顔では直ぐに外に出る気になれず相手の肩にぐりぐり額を押し付け、照れ隠しの指摘をして)

  • No.1713 by 探偵  2023-02-20 20:24:45 


……へへ、しょうがねぇだろ。キスしたくなっちまったんだから
(その瞬間は今がゲーセンだとかプリクラだとか、そんなものは頭からすっかりなくなっていてただ相手の瞳をこちらに向けたくて、ただ溢れた気持ちを相手に分け与えたくて、心のままに唇を重ねていた。フラッシュが焚かれたのに気が付きようやくプリクラの最中だったと思い出すが、それよりも今相手とキス出来たことの方が満足度が高い。顔を軽く離して相手の方を見ればその顔は真っ赤に染まり面白い程に動揺していて、可愛らしい反応に思わずまた無邪気な笑い声が漏れた。視界の端で画面に映った写真を捉えるとしっかりと口付けの瞬間が映っていて、いつもならば即刻削除だと騒ぎ出すのにふわふわとした幸せに包まれた思考ではこれでまた今夜の思い出の品が増えたとポジティブに捉えるだけだ。相手は未だに動揺していて肩に額を押し付けてくる。よっぽど恥ずかしかったのだろうがそんな仕草も胸を幸せで満たすものになって軽く抱きしめると言い訳になってない言い訳を拙い口調で告げていた。写真ならここでやるべきことは終わりだがプリクラは最後のお楽しみが待っていて「落書きコーナー行くぞ」とポンポンと何故か慰めるように事の犯人が背中を叩いていて)

  • No.1714 by 検索  2023-02-20 21:15:49 


…っ、やはり酔っ払いは厄介だ。_ …落書きといってもピンとは来ないけど、確かエリザベス達は名前とかを書いていたね。
(照れて動揺している自分とは対称的に頭の上から無邪気な笑い事が聞こえてくる。色々と言いたいことは沢山あるが拙いながらも恋人からキスしたかったからと言い訳にもならない説明をされると何も言えなくなってしまう。現に素面の自分は恥ずかしくはあるが決して嫌ではなく撮りたいと思った恋人らしい写真に1番近い構図ではあるだろう。それでも普段よりも陽気で距離感近い相手に振り回されるのはいつもと立場が逆で新鮮なのと同時に何かと心臓に悪い。消化しきれてなかったこれまでの分も含めて観念したようにぽつりと呟きを零す。この落とし前は明日素面に戻ったハーフボイルドにしてもらうことにしよう。そうアタマを整理すれば幾らか動揺の峠を越して促されるまま落書きコーナーへと移動する。撮影コーナーから出てすぐの所のカーテンをくぐると椅子が置いてあってそこに座って落書きをするようだ。少し狭い空間に二人並んで座ると機械に繋がったペンのような物を持つと画面を操作していく。全体的な写真の仕上がりや分割数を決めると落書きするモードに移る。写真一覧に乗る口付けの写真からは僅かに目を逸らしながらもひとまず一枚目にとった写真を選択する。当然プリクラを知らなければ落書きをどうすればいいのかも分からずどんな物があるか確認しつつも以前見せてもらった物にそれぞれの名前が書いてあったのを思い出すとパステルカラーのメインメモリの色で下の方に名前を書いていき)

  • No.1715 by 探偵  2023-02-20 21:59:46 


ん…?___あぁ、だな。あとはスタンプを押したりとか、日付入れたりしてたな。……これでよし
(慰めるように背中を叩いていたが、不意に呟かれた言葉はぼんやりとした頭では聞き取れず不思議そうな顔を浮かべていた。アルコールによって普段の格好つけがとっぱらわれ、より心の赴くままに振る舞い普段は一拍置いて出てくる願いも今日はノンストップで口から溢れてくる。行きたいから行って、抱き締めたいから抱きしめて、キスしたいからキスをする、感情豊かに振る舞う様はハードボイルドから遠い姿だが、これもまた普段は隠されている左.翔.太.郎.の一面なのだろう。今感情のまま振る舞う分明日のたうち悶える未来があるのを本人はつゆ知らず上機嫌に落書きコーナーへと移動していく。ここで文字やらスタンプやらを足すわけだ、エリザベス達と撮った時の事を思い出しながら種類豊富に用意されているペンやらスタンプやらを眺める。二枚目に撮ったダブルの指文字の写真を選択すると、手始めに指文字を強調するようにダブルになっている部分をネオンカラーの白い色で囲った。それだけでは寂しくて暫く悩んでいたがふとペンを動かし始める。少し間があって完成とばかりにペンをとめると、指文字の横には半分こ怪人ダブルの顔が足されていた。どこか間の抜けた造形だが二人を象徴するものと言えばこれだろうと満足気に笑顔を浮かべていて)

  • No.1716 by 検索  2023-02-21 00:37:54 

これはなかなかにセンスが問われそうだ。……もしかしてそれはダブルかい?
(元々表情が表に出やすく直感的ではあるが今日はアルコールのせいもあってより単略的で考えるまま行動している印象がある。ハードボイルドを気取ってる時は決して見ることの出来ない言動は新鮮で見ていて面白いのだが一方で不意に近付く距離感やそのまま口にしているのであろう本音に翻弄されてばかりだ。それでも隣で上機嫌に振る舞う姿を見れば何もかも許してしまうどころか愛おしいと思うのだから惚れた弱みというのは恐ろしい。そんな相手と並んで先程撮った写真に落書きしていく訳だが写真は撮ることはあってもそれを装飾・加工はした経験がなくどうすればいいのか勝手を掴みにくい。ひとまずはデザイン性を重視しつつも今日の日付の入ったスタンプを押して背景と人物の境目をペンで縁っていく。スタンプなども押して気に入らなければ消したりと段々と雰囲気を掴むと案外夢中になっていき無言で落書きを進めていく。ふと隣から声が聞こえてくるとそちらの画面に視線を向ける。2人で作ったダブルの文字を強調するように囲んだ落書きがされているが目に留まるのはその隣だ。なんとも言えない画風のキャラクターがいて特徴的なWの角とカラーリングでなんとか二人で一人の変身後の姿だと分かるが確認するように問いかける。二人で笑顔で写っている顔と妖精のようにそばに居る半分こ怪人の組み合わせがなかなかシュールで「可愛らしいデザインだね」とくすくす笑い)

  • No.1717 by 探偵  2023-02-21 09:36:29 


慣れもあるんだろうがこればっかりはエリザベス達のこと尊敬するぜ。……俺達といったらダブルだろ?お、お前のも結構やるじゃねぇか。じゃあ俺もふ.う.と.く.ん.足しとく
(定番の装飾やらワードやら、どうすればより煌びやかになるのかある程度法則はあるのだろうが残念ながらそちらはからきしだ。エリザベスが鏡の裏に貼っていた目を奪われるようなプリクラを作るのには相当な修練が必要になるだろう。それとは全く異なる方向性を走るのがこちらのプリクラだ。相手がこちらの手元を覗き込んでクスクス笑うのに合わせこちらも笑顔を向けながらペンで自らのダブルを指す。化け物を倒す気迫はあまり感じられないが一目見てわかるくらいの出来の上相手が笑ってくれているならば上出来と言えるだろう。相手の手元を覗き込めばエリザベス達のものと負けず劣らずの装飾ぶりで思わず声をあげた。こういうのは隙間なくいろいろと描いた方が賑やかでいいのかもしれない。それならばとダブルとは反対側の隅に今度はこの街の象徴たるマスコットを描きたしていく。次いで背景にヘロヘロの風.都.タ.ワ.ーを描けばこの街の夜の光景の完成だ。満足気に頷いたあと次なるプリクラを装飾しようと最後の写真を選択する。暫くどうしようか思案するようにペンが動かされるがやがてその動きは止まって)

  • No.1718 by 検索  2023-02-21 12:51:55 

随分と僕たちらしい賑やかな写真になってきたね。こうやって楽しめるのはプリクラならではだ。 …とりあえず一枚目はこれで良いとしてこっちも落書きしよう。……翔太郎?
(ゆるキャラにも近い等身のダブルではあるがそこに街のマスコットのふ.う.と.くんと風.都.タ.ワ.ーが書き加えられるとこの街の探偵ならではの写真が出来上がる。相手お手製のイラストも良い味を出していて楽しんで撮って落書きしたのがひと目でわかる仕上がりだ。何となく美しいデザインを目指して落書きをしていたがごちゃごちゃしてでも好き勝手に書いた方がに賑やかでプリクラらしいのかもしれない。今回は人に見せる訳でもない二人だけの写真なのだから。完成したらしい相手の画面を覗き込んでは笑みを浮かべながら感想を告げると自分も思うがまま落書きをしようとペンを走らせる。上の方に『二人で一人』と2人ならではのキーワードを書いては手を添えていない方の相手の頬の上に『ハーフボイルド』と書き入れる。いつもなら即座にツッコミが入るだろうが今ならサラッと流されそうだ。そうしてこちらも一枚目がそれらしく出来ればもう1枚の落書きに移る。ブランコに乗ったような構図の二人に天使の羽っぽいものを書き入れてギラギラとさせるようなスタンプで周りを飾る。そうしてまた違った落書きを楽しみながらしていたがふと隣の相手の手が止まっていることに気付けばこちらもペンを止め不思議そうに声をかけて)

  • No.1719 by 探偵  2023-02-21 14:57:11 


あぁ、こうやって俺達だけの写真にできるのはプリクラの良いとこだな。……いやこの写真、俺はこのまんまでもいいかなって。___俺はこれで完成だ。
(二人だけで撮った写真はそれだけでも思い出深いものになるが、こうやって色々と付け加えていけばより唯一無二のものになる。こちらの手元を覗き込む相手の感想を含めて思い出の品になるだろう。そうして庭園のベンチの写真に映ったわけだが、ペンを迷わせていたところで相手に声を掛けられる。相手に目線を移すと頬をかきながらどこか照れくさそうにペンが止まっていた理由を答えた。誰もいない秘密の花園ような場所で口付けている写真、ハートで埋めつくしたり文字を書き入れたりいろいろと浮かんだのだが、気持ちが溢れた瞬間を切り取ったものなのだからこれでも良いと思ったのだ。結局は端のほうに日付とひとつだけハートマークを押せば「お前の方で足したいのあったら描いてくれ」と言葉を添えておく。そして今度は相手が最初に落書きをしていた写真を選択した。ツッコミはしなかったものの頬に不本意な落書きをされた所はバッチリとみていて、それならばこちらからもとほくそ笑む。相手の頬の部分に緑色のペンで「検索バ/カ」と書き込むと満足気な顔を浮かべて)

  • No.1720 by 検索  2023-02-21 19:13:04 

…僕も、それでいいと思う。 落書きしないと言うのも表現の一つだ。____よし、出来た! 印刷されるのが楽しみだ。
(こうしてワイワイ言いながら手を加えていくのもプリクラの醍醐味なのかもしれない。だからこそこれまで楽しそうに描いていた相手の手が止まった事が気になって話しかけたのだが、返ってきたのは思いもしない選択だ。画面に目を移すと最後に撮った口付けをしている写真で特別な瞬間を切りとった写真は確かに手を加えるのが野暮な気がしてくる。この瞬間をそのまま残したいと願う相手の選択は二人の行為を大切にしてくれているようで擽ったいような気持ちになる。照れ臭さを誤魔化すようにそれらしいことを言いながらも相手の考えを尊重するように肯定しておいた。4枚目の処遇も決まり、3枚目の寄り添ったような写真もあまり手を加えない方が良さそうだと判断すれば軽くきらきらさせるようなスタンプだけ載せて完成だ。終わり際相手が何やらさらに書き込んでいたようだが最後の調整という奴だろう。相手に終了していいか尋ねてから落書きタイムを終了させる。どうやら出来上がった写真は表の所から出るようで仕上がりに胸を膨らませながらも落書きコーナーを後にする。表の取り口に向かうと仕上がりまでの時間を移すライトが徐々に完成に移動していくのを今か今かと楽しみにするようにシールが出てくるのを待ち)

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