検索 2022-07-09 20:46:55 |
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勿論だ。ああ、ガレージで日頃の検索を見守って貰うことにしよう。帰ったらきっとアキちゃんも驚くだろうね、
(運とは確率的なものであって使ったら減るようなものでないと思うが今指摘するのは野暮という奴だろう。狙いとは外れ深々とため息が聞こえてくるがお礼を伝えればそんな顔も笑顔に変わるのだから本当にお人好しだ。思いを確かめあってデートの思い出のもの、相手が引き当ててくれた景品、どれも大切にする理由は十二分にあって元気良く頷く。置き場所に関しても異論は無い。今まで服や装飾品を除けば私物と呼べるものはほとんどなく、ある意味自室でもあるガレージに新しく自分の物を置くという嬉しさを感じていた。普段の検索の時も含めこの愛らしい見た目で自分達を見守ってくれることだろう。所長もこの大きさには最初は驚いてツッコまれるかもしれないが経緯を話せば納得して可愛がってくれるはずだ。ぬいぐるみを抱く為に相棒と手を解くことになったのは少し惜しいがその分この柔らかさを堪能する事が出来る。そのまま抱きしめていながらも「次の生物を見に行こう!」とご機嫌に更に奥の方に向かって歩き始め)
ペンギンに見守られるってのもどうかと思うけどな……ま、新しい仲間が増えたって事にするか。アキコも気に入りそうだし……げっ、
(真面目に捜査する片隅でこの可愛い巨大ペンギンが見守っているのはシュールなような、集中が削がれそうな、そんな気もするが置いているうちに慣れてくるものだろう。アキコもこういうインパクトが大きいものは何だかんだ気に入りそうで、いつか名前を付けたり服を着せたりしているかもしれない。そうなると余計に捜査に支障をきたすような気がするが、まぁその時にまた考えるとしよう。両腕にペンギンを抱えたままの相棒と共に次の展示へ向かおうとした最中『翔ちゃん凄いじゃん』と後ろから聞きなれた声が聞こえてきて思わず振り返る。なんとなく察しはついていたものの、見慣れた二人がそこにいると思わず声を出してしまった。そこには『ペンギンおっきー』と相手が抱えるぬいぐるみに夢中なエリザベスに、こちらを楽しげに見ているクイーンの姿があった。咄嗟にどこから見ていたのかと思考が駆け巡る。先程クジを当てた時に鳴り響いたハンドベルの音を聞いてここに来たならいい。それ以前のあれやこれやを見られては困る。特賞を当て、相手の両手が塞がった事で手を繋いでいなかったのが今は功を奏したが、何時から傍に居たのかはまだ判断がつかない。『二人で何してんの?』と話を振られてしまえば、どこからどう答えるべきか焦る頭では直ぐに答えられず言葉を詰まらせていて)
事務所のマスコット枠にでもしようか。 やあ、奇遇だね。 依頼の一環で水族館に用があって無事に解決したからついでに初めての水族館を見て回っている所さ。君達も似たような感じかい?
(この様子ならばガレージにこのペンギンも馴染むことだろう。自分が相手の家に暮らすことになったことだし留守番役と兼ねて捜査の苦労を癒して貰うことにしよう。そんな企みを提案しながら次の展示に向かおうとすると聞いたことある声がして相手と共に振り返る。そこには夏祭りに紹介してもらった情報屋の二人がいて一瞬驚くが直ぐに手を振って迎え入れる。初対面の時は少し緊張したものだが二回目ということと今の上機嫌では気楽に話す事が出来る。隣で言葉を詰まらせてしまった相手の代わりに恋人の要素を除いて経緯を説明する。二人も前から水族館に居たようで『警備員さんが騒がしかったのそれだったんだ』とひとまず納得してくれたようだ。逆にこちらからも尋ねてみると改装された水中トンネルを体験しに来たら巨大水族越しにトンネル内に自分達がいるのに気付き鑑賞しつつも追いかけてきたらしい。風.都.内とはいえピンポイントで会うとは世間は案外狭いのかもしれない。エリザベスがペンギンのぬいぐるみの頭を撫でながら『フィリップくんって水族館初めてなんだ』と積極的に話しかけてくれるのに応じてる中、クイーンはその様子を見ながらも相手に近付いて『翔ちゃんがこういう可愛いくじやるの珍しいね』と何かを探るように問いかけ)
そ、そうなんだよ。俺の華麗な活躍によって犯人をとっ捕まえた後にちょっとした息抜きを、な?……な、俺じゃねぇって。フィリップがどうしても欲しいって言ったから仕方なくな。ハードボイルドな俺があんな可愛いぬいぐるみ欲しいわけねぇだろ?
(ハードボイルドな事務所にマスコットはいらない、とその一言を言う前に情報屋の二人に出会ってしまって顔が引き攣る。風.都.は広いのにまさかこんなところで出会ってしまうとは。しかもこちらを追いかけてきた経緯を聞いてさらに顔が引き攣り最後には固まる。水中トンネルで見かけたということは、手を繋いでいるところを見られた可能性があるということだ。水槽の正面ガラス越しにトンネルを見たのなら手を繋いでいるかどうかまでは判断がつかないかもしれないし、その後ゆっくり展示を見ながら来たと言うのなら次に自分達を見かけたのはペンギンのぬいぐるみを受け取るところで、良いタイミングで手を繋いでいるところを見ていない、という可能性は一応ある。二人の表情からはまだそこらへんの情報を拾うことは出来ず下手に喋れないでいた。エリザベスの方は相変わらず相手がお気に入りなのかぬいぐるみをダシに話しかけに行っている。問題はクイーンだ、この二人で言えばより裏側が読めないのはクイーンの方だと思う。何やら探るような問いにここで情報屋の手腕を発揮するなと内心思いつつ、クジを引いたのは相棒のためだと返事をする。それは一応事実なのだから何もおかしいことはない。いつも通り左手を軽く振ってキメ顔を浮かべつつ、クイーンの方をみやり)
ああ、ここは海の中のようなインテリアだったり様々な魚の展示、そしてこのペンギンのような興味深い生物も居たりして面白い場所だね。 これも翔太郎がそこで引き当ててくれたんだ。…わ、
(自然と2対2で分かれて話すようになったが横目に相手の方を見てみると顔が引き攣り固まってしまっている。普段からハードボイルドと言う割には嘘が下手というか表情に出やすいのが相棒だ。それを指摘しては余計目立つだろうからとスルーしてみるが怪しい反応には違いない。一方でエリザベスは積極的に絡んできている様子でこちらとしても自分の話を前向きに聞いてくれているのは話していて楽な部分がある。初めての水族館で良かった点を並べながらも腕の中のぬいぐるみを少し自慢げに見せてみる。今も尚クイーンに色々言い訳を言っているようだが自分のために特賞を引き当ててくれた記念すべきお土産だ。説明する時にも自然と柔らかい笑みが浮かぶ。『いいなあ、アタシもぎゅって抱きしめてみていい?』と尋ねられたので勿論とぬいぐるみを差し出してみたがぬいぐるみごと彼女に抱き着かれて思わず変な声があがる。それを悠然と横目にしながらもクイーンは少し相手を凝視した後『…そっか。翔ちゃんはフィリップくんに甘いもんね』と何処か楽しそうに笑いながら告げて)
フィリップがあんな様子だろ?風.都.の案内がてらに、な……誰が…………_____、…ぬ、いぐるみなんだから化粧つくだろ。気をつけろよエリザベス!
(こちらが返事という名の言い訳を重ねるも、クイーンは楽しげに笑みを浮かべるだけで決して確信的なことは聞いてこない。普段は頼りになる腕利きの情報屋なのに今日ばかりは恐ろしい限りだ。彼女の身分は女子高生だというのにどうしてこちらが追い詰められているのか。乾いた笑いで誤魔化しつつ話していると、どういう会話の流れなのか分からないが隣でエリザベスが相手に抱きつくのが見えた。その瞬間に息が詰まり、胸がピリと痛む。相手にそんな気が無かったことも分かっているし、エリザベスには薄ら好意があるのも理解しているし、あれくらいの女子高生ならちょっとしたコミュニケーションで誰かに抱きつく事があるのも分かる。だが全てを統合したって簡単に二人は冗談で抱き合っているだけ、と事態を飲み込めなくて自然と眉が寄る。なるほど相手も先程こんな気持ちだったのかと今思い知らされるとは思わなかった。クイーンに話しかけられて、ようやく彼女がずっとこちらを値踏みするよう見ていた事に気がつく。楽しげに投げられた質問には否定の言葉を返そうとするが、その間もエリザベスは相手に抱きついたままで、胸のモヤモヤと痛みは増えるばかりだ。結局はクイーンの目線を振り切り、相手とエリザベスの方へ近寄ると二人の肩を掴んで少々強引に引き剥がしてしまった。突然の出来事に二人は困惑しているだろうに、言い訳を考える前に行動してしまったため暫し無言の時間が続く。詰まった息を吐き出すと同時にようやくその理由を頭から捻り出すと、エリザベスを注意するという形で無理やり決着をつけた。エリザベスは困惑気味だったが、クイーンはやはり楽しげな笑みを浮かべていて)
えっと…僕ごと抱きついてないかい? それだと正確にぬいぐるみの感触が分からないんじゃ…、…翔太郎?
(間にぬいぐるみを挟んでいるとはいえ背中に手が回っていて抱きついてるといった表現の方が近い体勢だ。少し困惑したように問いかけてみるがエリザベスは嬉しそうにこれくらい普通だよと主張して離れるつもりはなさそうだ。今まで対人関係など事務所の二人しか基本なく、所長にも心配をかけた時などは抱きしめられた事がある。外国ではハグが挨拶の所もあるらしいし友達とのスキンシップとして彼女が嬉しそうならこのままでいいかと特に抵抗せずに受け止めていた。だが二人の間に相手がやってきて肩を掴んで引き剥がされる。女性には紳士にという相棒には珍しい反応で真意を探ろうと名前を呼ぶ。衝動的な行動だったのか何かを探すように黙り込んでいて、よく見ると眉が僅かに寄せられているような気がする。もしかして近い距離だったのを見て自分と同じ気持ちを抱いたのだろうか。それを尋ねる前にエリザベスに注意を始めるがそれも多少強引な内容で疑惑は確信に変わる。自然と口元が緩みそうになりながらも視線を軽く動かすと今度はクイーンと目が合って軽く微笑まれた。そして『…これ以上二人の邪魔したら悪いしアタシ達は先行くよ』とだけ告げて不服そうなエリザベスを連れて奥の展示スペースに去ってしまった。あっという間の出来事に呆気にとられながらも「嘘が下手だね、翔太郎」と先程の言い訳からかってみて)
な、……お前の気持ちがよく分かったよ。にしても今のは大人げなかったな……今度あった時エリザベスに謝んねぇと。
(ハードボイルドから最も遠い衝動的な行動をやらかしてしまって、エリザベスは困惑の表情を浮かべているがやった当人である自分も同じような顔をしていた。やがてクイーンが声をかける形でエリザベスを呼び寄せる、相変わらず楽しげな顔だ。クイーンだけがご機嫌な様子で手を振りながら、去り際に『ペンギンにも嫉妬しちゃダメだよ』なんて言われ、全てを見透かされているようなその言動に反論しようにも言葉がでず、結局は二人を黙って見送る事になった。直後相手からも揶揄うような言葉が飛んできて、そちらにも声をあげようとするがあれだけあからさまな事をしておいて言い訳も何も無く、結局はため息をつくしかない。その後相手の発言を認め観念したように呟いた。ただの軽いスキンシップだの、相手がそれで靡くはずないだの、いろいろ頭で理解しているはずなのにどうしても嫉妬心が抑えられなかった。とはいえ懇意にしている彼女に乱暴な事をしてしまったのは事実、自分の情けなさにハットを押さえながらまた深々とため息をつく。今度会う時にはあの二人にも隠し事を伝えて謝らなければならなさそうだ。とはいえクイーンはもう気づいていそうだが。相手の方に向き直ると「お前も、肩乱暴に掴んで悪かった」と先程の件を謝罪して)
そうかい。 なら今度日頃の感謝も兼ねてプレゼントでも準備したらどうだろうか、彼女達なら喜んでくれるはずさ。 気にしてないよ、このモヤモヤするような気持ちは理解出来るからね。
(当人にも関わらず困惑した面の辺り衝動的と言った感じなのだろう。なんとも言えない空気にクイーンの楽しそうな声が響いてエリザベスと共に去っていく。軽く手を振りながらそれを見送り終えると共に隣から溜息と観念したような呟きが聞こえてくる。恐らく相棒も先程の似たような感情を抱いたのだろう。頭では理解しておきながら抑えきれない黒いもの。自分であれば仕事と割り切って恋人らしい事も出来るのに抱き着かれただけでそんな感情を抱く相手に不謹慎ながら嬉しいとも思ってしまってそれを隠すように簡単な言葉だけで返す。だが、ハードボイルドを目指す身として懇意にしている彼女に強引に近い行為をしたのがショックだったのか深く溜息をつく相手に一つの案を出す。帰り際の二人の顔と性格を考える辺りあまり傷付いたようには見えなかったがこういうのは誠意というものなのだろう。ならば情報屋としての仕事の件も含めて感謝の気持ちを物として渡すのも悪くないはずだ。このぬいぐるみと同様、自分のためにしてくれた物を貰うのは彼女達も嬉しく思ってくれることだろう。そんな謝罪の念は自分にも向くようでそれを軽く受け止める。肩を掴まれたといえさほど痛くなかったしその元となった感情の衝動は理解が出来る。さらりと受け流すと「まだまだ付き合ってくれるんだろう?」と視線を向けながらも次の展示スペースに向かって)
(/お世話になっております。個人的に水族館イベントでやりたいことは終わってそろそろ区切りかなと思ってお声がけしたのですが、探偵様は他にやりたい事とかございますでしょうか?ずっと2人の会話が多く第三者がいる状況ならではの嫉妬の描写とかが出来てとても楽しかったです。つい筆が乗って凄く長文を送り付けてしまいましたがそれに対する探偵君の返しも凄くカッコよくますます惹かれるイベントになったと思います。どちらにでも進めるように上記で返させて貰いましたが、継続や水族館内で場面転換、蹴って背後での相談など探偵様のご意向に合わせてお返事頂けると幸いです。)
そうだな。普段世話になりっぱなしだし、なんかプレゼント持ってくか。今度この手の依頼が来た時は別のやり方考えねぇと。
(街を泣かせる奴は許せないのに、相棒の事となると咄嗟に腕力にものを言わせてしまうとは。おやっさんに見られたらしっかり怒られそうな出来事だった。次回会いに行くのも気まずくなるだろうと思っていた矢先、相手からプレゼントを提案されてなるほどと頷く。普段の礼も兼ねれば贈り物もしやすいし、謝罪もスムーズにできるだろう。何を贈るべきかを考えるのにはまた苦労しそうだが、それくらいでなければお礼兼謝罪にはならない。プレゼントはまた後日買うとして、相手の方はというと謝罪はすんなりと受け入れられた。つい先程経験したばかりの感情だけに共感を得られやすかったようだ。エリザベスでこれでは相手が依頼人の彼氏役なんて頼まれた日には絶対に耐えられないだろう。今後同様の依頼内容が来ないとは言えない、また作戦を立てる必要がありそうだ。彼女達への誠意がプレゼントだとすれば、今回の依頼の件と今の出来事もひっくるめ相手への誠意はこの後も水族館を案内することだろう。「あぁ、もちろんだ」と笑みを返せば隣に並んで次のスペースへと向かい)
(/せっかくですのでひとまず軽くお返事させていただきました。こちらもやりたい事はできましたし、後は同じような感じで展示を見て回るだけかと思いますので水族館の場面はここら辺で次の展開へと移りましょう。こちらこそ普段こちらを振り回してくれる検索くんが嫉妬深く耐えているのが可愛くて、依頼人を無駄に探偵にくっ付けてしまいました。こちらも連続で長文送ってしまってますのでお気になさらず…!検索様とやりとりするとドンドン描写したいことが増えてしまって、酷い時は一度書いてから削って投稿したりしてます。第三者がいると風景がより広がりつつ二人の仲を確かめられるので水族館とても楽しませていただきました。この後はどのような展開にいたしましょうか?水族館から帰宅した所でもいいですし、展開自体を変えてしまうのでもいいかと思います。上への返信は蹴っていただいて大丈夫ですので、検索様のご希望お聞かせいただければ幸いです。)
ただいま。 アキちゃん見てくれ、翔太郎がくじ引きで引いてくれたんだ! この事務所のマスコットとしても悪くないだろう?
(中身はさておき二人へのプレゼントの案は決まり心置き無く水族館を回ることが出来る。相変わらずぬいぐるみを抱きながらではあったが手を繋げないこと以外は支障はない。この生物は相手に似てるだのド,ー.パ.ン.トにいそうな見た目だの水槽を見ながら感想を言い合ったり触れ合いコーナーでなまこやヒトデに触ってみたりと思うがまま回るのに付き合ってくれて出る頃にはそこそこ時間が経っていた。この大きさの荷物を持って2人乗りするのも考えもので結局はぬいぐるみは腕に抱いたまま話をしながら徒歩で事務所へと戻ってきた。階段をあがりすっかり言い慣れた帰宅の挨拶をすれば事務作業をしていた所長が出迎えてくれた。その視線は抱えているぬいぐるみに向かいこれまた自慢げにその経緯と共に見せつける。その様子を見て相棒が電話で伝えた件が解決したのを察したのか安堵した表情をうかべた後、オオサカ特有らしい賑やかなリアクションで歓迎してくれた。再びマスコットの話を所長に提案しながらも「ね、翔太郎」と話を振って)
(/蹴るのも勿体無かったのでひとまず帰宅したところに飛ばしちゃいましたが次の相談をしながらいい感じに切り上げられたらと思います…! ほんと書きたいこと書き上げたりやりたいこと盛り込むと無限に伸びてしまって大変ですがこれまでのやり取りくらいの文量なら全然問題ないですし探偵様の文本当に好きなのでバンバン返しちゃってくださいませ。
2回とも割と自分の希望を叶えてもらってる気がするので次は探偵様のご希望伺えたらなと思うのですがいかがでしょうか?メモリ関連物でも普通にデートでも探偵君が振り回す話でもどれも面白そうなので以前あがった案も含めてやりたいものありましたらお聞かせください!)
ただいま。マスコットにすんのは構わねぇけど置くのは絶っ対にガレージだからなっ!
(情報屋の二人と別れてからも相棒の好奇心は止むことがなかった。メイン水槽を通った時と同じく、時に急激に止まり、時に急激に進みを繰り返しながら二人で他愛ない会話を続けていた。幸い情報屋の二人と再び顔を合わせることはなく、気まずい場面は回避された。次に会う時には飛び切りのプレゼントを用意しておかなければ。十分に水族館を堪能した後に事務所へ帰宅し、相手に続き帰宅の挨拶をしていつも通りハットを金具へと掛ける。二人の空気を直ぐに察したのか所長は相棒に安堵の表情を向けている。が、続いてこちらに顔がむくと私のおかげだと顔に書いているのかと思うくらいの渾身のドヤ顔を向けられてしまった。いつもならイラッとするところだが、今回ばかりは所長様に感謝せねばならないだろう。軽く手を挙げて礼としておいた。予想通り所長も特大ペンギンを気に入ったようではあるが、この空気では事務所に飾るといいかねない。再度釘を刺すように置き場所はここではないとガレージに続く扉を指さして)
(/返していただいてありがとうございます!それではゆるっと帰宅後の描写しつつ、次の展開相談していきましょう。とても分かります……検索様の文章読むと探偵のリアクションや周囲の状況などこうだろうなと次々頭に浮かんでしまって気づけば長文になってます……こちらも今回くらいの文量でしたら全然問題ありませんので、お互い好きなようにドンドン書いていきましょう…!
それでは以前提案していただいたOメモリの逆のお話でお願いしてもいいでしょうか?ギャグ色強めになりそうですが、成長期前の体に戻ってしまった探偵が身長の違いに四苦八苦したり、知り合いと会って一悶着あったり、小さいままで一泊するのもありかなと思っています。)
分かってるよ、約束だからね。 早速置く場所を決めなければ…!
(所長もどうやらこの巨大ペンギンを気に入ってくれたようで名前を何にするかや利用方法などをツンツンと触りながらも話し合う。そうして盛り上がっていると相棒から釘が刺さる。どうやらマスコットまではセーフだが客前に見えるような場所に置くのは避けたいというハードボイルドの意地なのだろう。所長は文句を言っているがくじ引きをする時の約束だ。へらっと笑って承諾すると早速ペンギンのぬいぐるみを抱いたまま扉を開き、ガレージの螺旋階段を騒がしく降りていきどこに置くか試行始めて)
(/承知致しました。ホント場面場面で文字数大きく増減しますがサクサク進めるのも長文での描写もどちらも好きなのでお互い好きなようにやっていきましょう。
了解しました。普通のメモリだとド.ー.パ.ン.トの撃破までセットですが、状態変化後のやり取りだけに的を絞るなら時間を扱うメモリのブレイク時の暴発ダメージ=若返り化で1日経てば治る…みたいな設定なら事件気にせずに過ごせるかなと思ったのですがいかがでしょうか?それと体だけの変化ですが慣れたらちょっぴり精神も引っ張られていつもより幼くなるのも面白いかなとも思っていたりします…!)
あ、ちょっ、待てってフィリップ!
(予想通り相手と所長二人で話していると、可愛いから始まり玄関に置こうだのデスクに置こうだの好き勝手言い始めていて、早めに釘を刺しておいて正解だっだようだ。所長がスリッパを構えたまで見えたがその前に相手が動き出したおかげで事なきを得る。ほっと安心したのも束の間、相手はガレージへと駆け下りてしまって慌てて後を追いかけた。ガレージなら依頼人の目にはつかないものの、ここだって立派に捜査を行う場所だ。検索に邪魔にならない場所で真面目な話をしている時に視界に入りにくいところと言えば「ソファのとこが妥当だな」とちらりとそちらをみやり)
(/おぉとても良い提案ありがとうございます!探偵が子供になるといよいよFメモリ必要かななんて思っていたのですが、その設定ですと最後に戦闘を持ってくることを気にせずできるのでぜひそちらの設定でいきましょう。そして精神退行もやらせていただけるなら是非!キャラ崩壊に繋がるかと思いまして中身はそのままにしようかと思っていたんですが、より取り繕うことがなくなるちょっと幼い探偵もやってみたかったので。今回はこちらから甘える事になりそうで楽しみです。戻ってしまう年齢は先日おっしゃっていた感じとあわせ12~13歳くらいで大丈夫でしょうか?)
確かにあまり汚したくないからね。 …この中にあると大分シュールだ。
(駆け下りた先はいつも何かしら考え事をしたり推理するホワイトボードの前だ。後ろから相棒も追いかけてきたのをチラ見しつつも置き場所を悩む。とはいえ候補はそこまで多いわけではなく行き来のことを考えれば相手の意見通りソファーの上が妥当だろう。せっかくのプレゼントだ、いつまでも綺麗に置いておきたい。試しにソファーの上にぬいぐるみを置いてみる。離れてから確認すると周りがコンクリートの壁だったりリ.ボ.ル.キ.ャ.リ.ーだったりと無機質な印象が強い場所では可愛らしい見た目は浮いていて、なかなかに異様な光景だ。素直な感想を述べながらも「でも悪くは無い。検索を見守ってもらうことにしよう」とご満悦な様子で笑い)
(/Fメモリ入手も確かにそろそろ入手してもいいかもしれませんね。それと採用ありがとうございます、模擬的な年齢逆転みたいな感じで探偵君を甘やかしたりお兄ちゃん気取りたくなる検索とか多少キャラブレもご愛嬌で出来たらなと思っておりますので大丈夫です! 年齢もその位で問題ありません、いつもと身長や筋力の差もあって思うように行かない年頃かなと思います。
上記は蹴ってもらっても構わないので他に相談することが無ければ変身解除などやりやすい所から初回お願いしても宜しいでしょうか?)
決めるぜっ!____っ、!!
(その日の依頼はド.ー.パ.ン.ト.絡みだった。事件の先にいたのは時間を操るTimeメモリの持ち主で、物体の時間を操るその能力に苦戦はしたものの、サ.イ,ク.ロ.ン.メ.タ.ル.で隙を与えぬ連撃を加え、一気にマ.キ.シ.マ.ム.ド.ラ.イ.ブ.で畳み掛ける。最後の一撃を叩き込もうとしたその時、ガムシャラになったド.ー.パ.ン.ト.はこちらに向かって自らの能力を発動させようとしてきた。だがもう後には引けない、そのまま気合と共に振り抜くとメ.タ.ル.シ.ャ.フ.ト.と敵の間で光が爆ぜた。メモリ同士の力がぶつかったせいか派手な音と共に衝撃波が襲い来ると体が吹っ飛ばされ、爆破の衝撃で変身は解除されてしまう。爆風と共に放たれた光に包まれながら地面に叩きつけられると、まずは背中に痛みがあった。次に体中の関節という関節が無理やり押さえられるような痛みが襲いきて思わず目を瞑り歯を食いしばる。やがてその痛みは引いたもののまだ全身がヒリヒリと痛い。呻き声を上げながら体を起こすと、どうやらメ.モ.リ.ブ.レ.イ.ク.は果たされたようで男と壊れたメモリが地面に転がっていた。これにて一件落着だとハットの位置を直そうと腕をあげたところで違和感に気づく。腕が袖口から出ていない。それどころか袖のうち半分程にしか腕が達していない。なんだか体はスースーして下を見やればいつも体にフィットしているはずの服はダボダボになっており、ハードボイルドの魂たるハットが頭のサイズに全くあっておらずポトリと太腿の上へ落ちた。全身に冷や汗が滲んでくる。信じられない光景だが考えられる可能性はひとつしかない。キャパオーバーになった頭は目の前の事実を処理できず「なんだこれ!!」と叫ぶが、その声は随分前に失われた幼き日の高い声をしていて思わず両手で口を塞いで困惑の渦の中におり)
(/Fメモリあるとまたいろいろ話の展開変わったりしますし検索くんの家族に関わる記憶の話にもなりますから、どこかで本編の番外編的な感じに
家族の話を挟んでFメモリを所持していることにしてもいいかもしれませんね。お兄さん気取りする検索くんも楽しみですね!子供扱いすんなと言いながら段々それに慣れちゃう探偵も動かすのがとても楽しみです!!
それでは初回回させていただきました。検索くんは今回近場で変身していて意識が体に戻った所からだとスムーズかと思います。一気に子供の姿にしましたので思う存分この逆転現象を楽しみましょう。こちら蹴りで大丈夫です!)
…ッ、翔太郎! …、翔太郎…だよね? メモリがブレイクされたのに能力の効果が消えない…こんなケースは初めてだ。可能性としては最後の攻撃にメモリの能力が過剰に乗って暴発したとか…。…異常ばかりだとは思うが、特段の痛みや気持ち悪さはあるかい?
(風で相手が操るべき対象を増やして気を逸らしながらも打撃を叩き込む、厄介な能力ではあったが攻略本を見つけ後は最後の一撃を決めるだけであったはずだ。メ.タ.ル.シ.ャ,フ.トを打ち込む中最後の足掻きなのかド.ー.パ.ン.トの能力を発動するような光が爆せた。メモリが砕ける音と共に身体が吹き飛ばされるのを感じたのを最後に変身が解除されて意識が近場で倒れ込んでいる自分の身体に戻った。瞼を開き、上体を起こす。変身した状態のガ.イ.ア.メ.モ.リのダメージは全てボディサイドである相棒の身体に残る。変身が解除される程の衝撃波のダメージに背筋が冷たくなって状態を確認しようと立ち上がり名前を張り上げながら周りを見渡す。だがそこにいたのはいつもの相棒ではなく背丈に合わない服を着た少年だ。ほぼ同時に少年も今の状況に気づいたのか子供らしい声で叫び声をあげた。服も落ちたハットも見覚えのあるもので何より腰についたままのベルトがこの少年が相棒であることを証明しているが異常な光景につい確認するような口調になってしまう。視界の端には使用者である男と砕けたメモリが転がっているのが映るが今はそれどころではなく小さくなった相手の前にしゃがみこみ今の状況について分析と考察を始める。なにより今まで無かったケースだ。時を操る能力で相手の年齢まで巻き戻したという所までは繋がるが壊れた後も効果が残るのは謎である。唇に手を添え独りでに可能性をブツブツ述べていたが目の前の相棒の動揺の方が酷くこちらのケアの方が優先した方が良さそうだ。いつも通りの口調を装いながらも現在の体調や痛みなどを尋ねて)
あぁ。その反応だとお前にも俺がガキに見えてるってことだよな。あの爆発の影響だろうが……さっき関節が傷んだけど、今はなんともねぇ。体動かすのも問題ねぇな…っ、
(自らの見慣れない姿に聞きなれない声に困惑していると相棒がやってきて、そちらは見慣れた姿で幾らか冷静さを取り戻す。だが困惑しているのは向こうも同じようで、どうやら今のこの状態は夢でも幻でもないらしい。相棒が目の前にしゃがみこんでこちらをいつもの癖と共に興味深げに眺めてくる。相棒の言うようこれは奇妙な状況だ、メモリが破壊されればその影響を受けたものは全て元通りになるはずなのに効果が継続するなんて。こうなると元に戻るかも目処が立たないが、今はそれを嘆いている場合でもないだろう。体の調子を聞かれる、多少吹き飛ばされた痛みはあるものの今の所は問題なさそうだ。先程感じた関節の痛みは体つきが変化したことによるものだろうか。とりあえず体が動くか確かめるためその場から立ち上がろうとしたが、ブカブカの靴に足を引っ掛けてしまい体がよろめく。なんとかバランスをとって転ぶのは回避したものの、今度はウェストに対して大きすぎるズボンその他一式ががずり落ちそうになって慌てて両手で腰を押さえた。幸いジャケットが十分大きく裾が太腿あたりまできているため最悪の事態にはならなさそうだが、大の大人が外で下半身丸出しなんてシャレにならない。今は子供の姿なのだが。片手でズボンがずり落ちないよう押さえたまま、なんとかハットを拾い上げると頭に乗せる。だがそれもサイズが全くあっていなくて自然と目深になってしまった。思わず深々とため息を吐くと「まずアキコに服を買ってきてもらわねぇと…」と嘆くように言って)
あのメモリの影響で若返ったと考える方が自然だろうね。…身体の変化以外は問題無さそうだけどひとまず服を何とかするのと解決策を探した方が良さそうだ。 アキちゃんにも連絡を入れてみるよ
(試しに肩から腰にかけて触ってみるがすっかり子供の骨格になってしまっているようで幻覚などの類でも無いらしい。最後の能力の影響であるだろうが分からないことが多すぎる。現段階で身体の変化以外に大きな異常がないのを確認出来れば若干安堵の息を吐くが立ち上がってみた相手の体格では元の服がブカブカで別の意味で動くのが厳しい状態だ。相手の言う通り今の体格に似合うサイズの服の調達もしなければならない。今の状況を確認し、検索で解決案を探る為にも一旦事務所に戻った方が良いだろう。困惑の中でもひとまずの方針を立てるとス.タ.ッ.グ.フ.ォ,ンを取り出して警察にこの男と破損したメモリの回収をお願いし、次は所長に電話を掛ける。端的に状況を説明すれば向こうも驚いた様な大声をあげるがすぐに飲み込んでくれる辺り流石この事務所の所長様だ。目測での相手の身長と年齢を伝え服の調達をお願いしてから電話を切る。必要な連絡事項は済ませたがブカブカな服のままでは相手も歩いて帰るのも難しいだろう。少し考えた後、しゃがみこんで膝裏に腕を通し文句を言われる前に背中の支えと共に持ち上げてしまう。これなら服を気にすることなく迅速に移動することが出来るだろう。いつもならば体格の大きい相棒を姫様抱っこするのは難しいが子供になってしまった身体では自分の力でも容易だ。靴などが落ちてしまわぬように気をつけながらも「ひとまず事務所に戻るとしよう」とだけ告げてゆっくり歩き始め)
あぁ頼む。……このままじゃ碌に動けねぇからな。とりあえずジンさんとマッキーが来る前にとっとと帰っ……なっ?!ちょ、待てお前!このまま帰るつもりかよ!
(相棒がこちらの腰や足を触ってくる、きちんと感触はあるもののやはり体が縮んでいるのは間違いないようだ。ひとまず今はまともに動けるようになる為事務所に戻ったほうがいいだろう。それに警察の面々、特にジンさんの部下にこの姿を見られれば何を言われるか分からない。好き勝手バカにされるのは目に見えている。自分では普通に話しているはずなのに耳から聞こえてくる声は自分のものでは無いくらいハイトーンの幼い声で、認識と現実が異なって未だ混乱していた。首に手を添えればあったはずの喉仏もかなり控えめな大きさになっている。慣れない状況に眉を顰めつつ返事をしていると突然体が浮かんだ。その勢いでハットは簡単にズレて急いで頭から外すと相棒の顔が間近にあり、ようやく何が起こったのか理解する。今は子供の姿だとしても抱っこされたまま運ばれるなんて恥ずかしすぎる。それに相手に抱えられるなんて想像もした事がなかった。同じくらいの背丈でも細身な体のはずなのに、こんなにも背中に回る腕を頼もしく感じる事になるとは。妙に心臓が早くなるのを誤魔化すように手足を動かし抗議しようとするが、靴が脱げそうになって暴れるのもままならない。だがバイクで帰るのもこの体では危険だし、他に手段も思いつかなくて、代替え案が出ないまま大人しくしつつ文句を言うしかなく)
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