相乗りで何処までも 【 〆 】

相乗りで何処までも 【 〆 】

検索  2022-07-09 20:46:55 
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唯一無二の相棒へ。




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  • No.721 by 検索  2022-10-31 21:27:03 


遠くからでも認識出来る街のシンボルはこういう時にも良いね。 …ああ、この街の風だ。少し離れていただけなのに何だか久しぶりな気がするよ
(あの街の名物が温泉だとすればこの街の名物はあの風.都.タ.ワ.ーだろう。街の顔と言っても過言ではないほど見慣れた風車は列車の窓からもくっきりと姿を確認することが出来る。いつも通り回る風車は相手の言葉通り帰ってきた自分達を出迎えてくれているようにも見えて更に笑みが深まった。お互い名残惜しさを抱えながら手を解いて座席から去っていく。車両から降りると夜になったせいか外の空気は冷たい。そのまま改札を抜け外に出ると帰ってきたのだと実感が湧くようだった。温泉の匂いほど分かりやすくないが、この街特有の空気と風を少しの間目を閉じて感じては相棒の言葉に同意するように頷く。昨日の朝にも同じ場所にいたはずだが温泉での時間が濃厚だったせいか久しぶりとさえ思えてくるこの街の雰囲気。目を開くと「帰るまでが旅行だ、ゆっくりと事務所に向かうことにしよう」と声を掛け歩き始めて)

  • No.722 by 探偵  2022-10-31 23:26:24 


お前もこの街の風が分かってきたみたいだな。__あぁ、たった二日離れてただけなのに。……明日からはきっちり風.,都.の探偵に戻んねぇと。
(この街にはいつも風が吹いている。それが肌を掠めて、駅の表側にいくつも設置されている風車をカラカラと回している。いつもの風景だが、なんだか久方ぶりに見たような気もする。時間に換算すればそれほど経っていないはずなのに、相棒に切符の使い方を教えて改札を通ったのが随分と昔のことのようだ。相棒もそれを感じるように目を閉じて同じような感想を呟いていて同意を示す。それだけ温泉街での時間が濃厚だったのだと実感していた。相棒の声に応じ、並んで事務所への道を歩き出す。夜もすっかりふけて気温は低い。体は当然末端から冷えるもので、指先が冷たいと感じる度に、相棒の手も冷えているかもしれないと手を取ろうとしてしまう。だがもうここが温泉街ではないとその度に思い出して手を引っ込めていた。温泉街では一旦風.都.のことを忘れずっと素の状態であったように思う。だが明日からはこの街の探偵だ、自分の中で切り替えなければと敢えてその事を口に出し自分に言い聞かせる。もうここは知り合いのいない二人きりの空間ではない。ゆっくりと歩くうち、見慣れた光景の中にもう何度目にしたか分からないビリヤード場の看板が見えてきた。あともう少しで事務所につく。つくのだが、明日は探偵に戻るにしても、今日はまだ左.翔.太,郎.で居たいと願いが生まれる。周囲に人はいなくて事務所までの距離はもう少しだ。二人の場所に帰るその瞬間は、やはり二人で迎えたい。並んで歩いているだけだった相手に半歩近づくと、「二人の時なら繋ぐのはありだろ?」なんて苦しい言い訳をしながら手を取ってそのまま少しの間歩き、ついにたどり着いた事務所への階段を登っていって)

  • No.723 by 検索  2022-11-01 11:28:56 

それだけ充実した旅行だったということだね。……、ああ、この暗さで二人ならアリだ。…つめたい。
(この街を初めて1日以上離れたというのも理由の一つだろうが思い出せる体験が数多くあるからこそ長く離れていたような気分になるのだろう。改めてこの二日間の旅の充実感を噛み締めながらも事務所への道を歩み始める。夏も終わりかけで夜に吹く風は大分冷たい。露出した指先から冷えていくようで昨日入ったあたたかい温泉が恋しくなってくる。そうして歩いていると視界の端に相棒の手がこちらに伸びようとしてまた引っ込めるといった挙動が写る。この地でも手を繋ごうとしてくれているのは素直に嬉しい。だがこの前結んだ約束がチラついて相棒が何よりも大切にしている探偵としての矜恃を穢してしまったら、と考えてしまって引っ込んでいく手を取れずにいた。なんとも言えないモヤモヤを抱えたままそのまま歩くと見慣れた看板が見えてきた。二人が帰るべき場所。はやく室内にでも入ってこの冷たさから逃れたいと更に一歩踏み出そうとした所で相棒が半歩近づいて今度はしっかりと手を取られて思わず視線を落とす。言い訳としては些か苦しいが繋ぎたいと思った気持ちは同じ。こちらも何かと理由をつけて離れないように手を握り返して軽く笑みを浮かべる。外気に触れていた相棒の手はひんやりと冷たくてつい感想を零す。それでも繋いでいればじんわりと体温が伝わってきて二人の熱を共有する。寒い外で相棒の熱を感じながら階段を登り事務所のドアを開ける。見慣れた内装、馴染み深い空気。帰ってきたのだと頭ではなく心が感じているような不思議な感覚で「ただいま」と声に出して中に入っていき)

  • No.724 by 探偵  2022-11-01 15:39:46 


……ただいま。で、おかえりフィリップ……そろそろ事務所も暖房つけねぇとな。
(なんとか捻り出した言い訳と共に繋いだ手は向こうからも握り返される。ルールを敷いているのはこちらなのだから相手から手を離すことはないと分かってはいたものの、再び二人の手が繋がって欠けていたものが満たされる気がしていた。まだ本格的な冬ではないのに互いの手は冷たい。相棒の呟きには「だな。」と短く答える。最初こそ本物の陶器のように冷えていた相棒の手だったが、繋いだ手は段々と暖かくなる。繋いでいない時と外気等の条件は同じはずなのに、繋げば暖かくなるなんて不思議なものだ。手を繋いだまま階段を登って事務所の扉をくぐれば、ようやく帰るべき所に帰ってくることが出来た。誰もいないのにただいまなんて言う相手に笑顔を浮かべつつこちらも同じ言葉を言う。まだまだ相棒にとってただいまは言いなれない言葉だろう。お土産で重くなったボストンバッグ、自分と相棒の分を手に取り、入口近くのソファに置いた。そして互いに繋いでいなかったほうの手も取って、おかえりを返す。この事務所を出るようになったのだって最近なのにこの二日間は風.都.の外に行っていたのだ、ある意味相棒にとっては大冒険からの帰宅だろう。無事に帰って来れた相棒を労わるように正面に立って両手を温め繋いでいたが、段々と気恥ずかしくもなってきて、誤魔化すように笑いつつ話題を別の方へときっておき)

  • No.725 by 検索  2022-11-01 18:54:11 


じゃあぼくも、…おかえり翔太郎。昼はともかく夜はかなり寒くなってきたからね、こうやって暖を取るのも悪くはないけど。ますますきみの体温が必要となる季節になっていくだろうね。…早速今日寝る時の布団も温めて貰わなければ。
(二人して旅の終わり、そしてこれからもずっと続く生活の場に辿り着くことが出来た。やっと帰ってこれた安堵感と自分に続いて告げられるただいまの声につい口元が緩む。肩に掛けていた重いカバンは相手に回収されて身体は身軽となった。そのまま繋いでないもう片方の手も取られ、冷えた肌を温められながらも掛けられた出迎えの言葉は伝わってくる体温と同じくらい幸せを感じるものだ。外に出るようになったこそ聞くことができるようになった言葉。嬉しそうに繋いだ両手に軽く力を込めるとこちらからも相手を出迎える言葉を伝える。二人の場所に帰ってきたのだと改めて実感していた。お互い向き合うように立って両手を握り合っているこの状態は傍から見るとなかなかに奇妙な状態だ。だがせっかく繋いだこの温もりを手放すのは惜しくてそのまま会話を続ける。昼はまだ普通に過ごせる気温だが夜はひんやりと冷たくなってきている。事務所で夜まで過ごすなら暖かくなる手段の確保は必須だろう。その1つとして今のこの状態を揶揄して挙げてみながらもこれから徐々に冷たくなっていく気温に相棒の体温が恋しくなるのは間違いない。相手の体温を暖房器具のような扱い方をしながらも早速今夜活用しようと利用方法の案を告げて)

  • No.726 by 探偵  2022-11-01 21:59:55 


___ただいま、フィリップ。何言ってんだお前の方が体温高いだろ?子供体温って奴じゃねぇか?……ほら、お前の方があったかい。今晩布団をあっためんのはお前みたいだな。
(相棒から聞こえてくるただいまはもう聞きなれた言葉でもあるが、それでも何度聞いたって無事に自分の居場所へ帰ってこれたと感じる事が出来る。同時に繋いだ両手に力が籠って、こうやってただいまとおかえりを言い合えた嬉しさを共有しているようだった。最近の夜はめっきり冷えることも多くなって相手と一緒に寝る時に身を寄せ合う距離が近づいているような気がする。昨日の夜のような立派な布団ならまだしも事務所にあるのは簡易的なベッドのみ、もうしばらくすれば毛布だなんだも必要になってきそうだ。それまでの間の熱源と言えば専ら相棒なわけだが、こちらの体温が必要だと言われると揶揄うように言葉を返す。年齢的にも向こうが下だ、この歳であればそれほど体温は変わらないはずなのだが、相手を抱き締めると何時でもじんわりと暖かくて心地いい。試しに片方の手を相棒の頬に添えてみる。やはり手はじわりと温められて、向こうの方が体温が高いのが分かる。残念だとわざとらしく肩を竦めつつ役割を譲るよう言って)

  • No.727 by 検索  2022-11-02 00:38:13 


子供体温と言う程ぼくは幼くないだろう…。きみを温めるのはやぶさかでないが、あの薄い布団を心地よくするのにぼく一人では力不足だ。きみにも協力してもらわなければ
(すっかり共に寝ることも定番化しつつあり身を寄せ合いながら眠りに落ちるのが多くなってきた。相手の体温を感じながら寝るといつもより深く眠れると気付いたのも最近のことだ。だからこそ相棒が熱源だと主張したのだが相手は逆のことを考えているようだ。子供の方が体温が高いというのはよく言われる話だがその子供とは主に小児を指して今の自分はそれに当てはまらないだろう。体温は個人差があるものだが平熱もさほど高くない方のはずだ。思わず真っ当な指摘を返してしまいながらも熱を共有し温くなった手が頬に触れた。とはいえ自分の体温で相棒が温められているのは悪くない話だ。心地よく眠れるのであればいくらでも暖房器具の代わりにだってなっていい。だが外気も冷たくなりつつある頃合で旅館に比べては残念な保温性の布団では一人では快適な環境を作れない。相棒の熱も共有してこそこの夜を乗り越えられるだろう。いつもの仕事をこなす時のような口振りでそれを話すと楽しげに笑って見せた。頬と手から伝わってくる緩やかな熱は今は心地よくてもっと欲しくなる。同時に事務所に帰ってきたことで旅行中という緊張も解れて旅の疲れが顔を出し始める。相棒のデスクに置かれた書類の束を見る限り明日から早速仕事に追われそうな予測が立つと「今日は早めに寝ようか」と声を掛けて)

  • No.728 by 探偵  2022-11-02 09:11:32 


まあ細かいことは気にすんなって、お前があったかいってそれだけだ。あの布団じゃこれからの寒さは防ぎきれねぇからな、ここは共同戦線と行こうぜ。……げ、…とっとと寝た方が良さそうだ。
(冗談半分で言ったつもりだったが生真面目に反論が返ってくる。この二日間ずっと一緒にいたはずなのに、相棒らしい返事を聞くと余計に自分達の場所にいるのだと思えた。続く言葉も理屈っぽく堅苦しい言い回し、内容はただ二人一緒に寝ようとそれだけなのに。だがこの事務所の探偵はこの言い回しでなくては。楽しげに笑う相手にこちらもつられて笑ってしまう。自宅のベッドも大層なものではないが、事務所のベッドの方がより寒くて寝心地は本来悪い。だがそこに相手が加わるだけで、柔らかな温かさに包まれて安眠できる場所に変わってしまう。相手も自分の体温が必要だというなら喜んで提供しよう。こちらもこの事務所の探偵らしく気取った言い回しで返事をしておいた。楽しい旅行ではあったがやはり疲れはきっちり溜まっていたらしい、安心出来る場所にたどり着き体は一気に休息を求め始める。相棒がちらりと見やった方へと視線を向けるとそこは自分のデスクで、見慣れぬ書類の束を見れば言葉を詰まらせた。所長は予想通りたっぷりと働かせる気らしい。やれやれとため息をつきつつ今日は休もうと頷いて見せた。その後は事務所のシャワーで手早く体を綺麗にし、髪を乾かし寝巻きである薄手のスウェットを着れば準備万端だ。一足先にベッドへ潜り込むとやはりそこは冷たくて、「早く来いよ」と熱源を求めて手招きし)

  • No.729 by 検索  2022-11-02 12:54:59 


流石、予想に反しないアキちゃんの仕事ぶりだ。明日の朝、寝坊しない為にも早めの休息は必要だろう。___ ん、やっぱり旅館の布団とは違うね。
(ストレートに言えば今夜も一緒に寝ようという話ではあるが、自分は理屈っぽい言い回しになってしまうし、相棒は気取った言い方になる。どこに居ようと自分達は変わることはないが、やはりこの事務所だとこの空気感は馴染み深い。自分の向けた視線を追って相棒からため息が聞こえてくる。帰る前に予想した通り仕事を溜め込んでいるようだ。所長の働きに感心しつつも明日はこの仕事をこなすかと思うとへとへとになりそうな未来が見える。万全な体調で挑む為にも、また今朝のように寝過ごして二人で寝ている所を目撃されない為にもはやく寝た方が良いだろう。お互いの意見が一致すると簡単な荷解きだけして相棒の次にシャワーを浴びに行く。寝る時の服に着替えて髪を大まかに乾かすとあとは寝るだけだ。招かれるままベッドに上がり、相棒の隣に潜り込むとまだ温まりきっていない布団の冷たさが伝わってくる。つい旅館の高級布団と比べてしまいながらも熱を補うように背中に手を回して擦り寄り接触する面を増やしてみて)

  • No.730 by 探偵  2022-11-02 15:39:21 


____こっちの方が硬いし寒いし……でもお前がいるとこが一番眠れる。しまったな、ちょっと寝坊してもいいように俺ん家で寝れば良かった。
(明日の朝アキコが満面の笑みで事務所に入ってくるのが想像つく。仕事を取ってきて褒めろとでも言い出しそうだ。朝から騒がしいやり取りになることを思えばまたため息が出そうになる。だがその前に相棒が布団に入ってきてようやく寝床が完成すると、ため息は安堵の吐息に変わった。まだ布団の中は冷たいがその分余計に相手の温かさが分かる。背中に手が回れば相手の熱に包まれるようで、旅の疲労は穏やかな心地良さに変わっていく。こちらからも腕を伸ばすと肩を抱くように回してより互いの距離を近づけた。相手と一緒に眠れるのはいいのだが心地よすぎるのも困りもので、疲労が重なったこの体では朝寝過ごしてしまいそうだ。当然この状態の二人を所長に見られるのはまずい。そもそも泊まっているのがバレれば質問攻めまっしぐらだ。それなりに緊張感を持って起きなければならない、せっかく適度な疲労と抱き心地でよく眠れそうなのに。こうなれば所長が来訪する可能性のない自宅に行くべきだったと後悔する。それほどに今腕の中にいる相棒を手放すのが惜しいくて、相手の肩の当たりをゆっくり撫でながらその抱き心地と体温とを堪能していて)

  • No.731 by 検索  2022-11-02 17:45:46 


それは間違いない、ぼくもここが一番安心出来るみたいだ。そういえばその選択肢もあったね、今度はそうしようか。…寝坊したらアキちゃんに怒られそうだけど
(お世辞にも寝心地が良いとは言えない環境ではあるが旅館の高級布団と相棒のいる狭い簡易ベッドのどちらかを選ぶとするなら断然後者だ。相棒の腕の中で体温と匂いに包まれながら眠りに落ちるのが一番安心出来て熟睡出来ているような気がして口元を緩めてこの事を口にする。肩を抱くように腕が回され軽く引き寄せられると更に距離が縮まってより相棒を感じられるようになる。一段と今日は歩き回ったせいか溜まっていた疲労はやがて心地の良い安心感に変わっていく。その状態では明日いつも通り起きることが出来るとは断言出来そうでなく、どうやら相手も同じことを思っているようだ。相手の家で寝るという違った案に好意的な反応を示す。少なくとも二人でこうして寝ている所を見られる心配はないだろうし、相棒の自宅には行ってみたいと思っていた所だ。事務所で生活している自分が不在であった時の所長の反応までは今の頭では考えが及ばなくて、次はそれも良いかもしれないと感情のまま賛成を示す。多少ズルをしたり探偵としての規律を多少逸脱したりしてでも手放したくないと思うこの温もり。所長に怒られると言いながらもこの状態を止める気はなく、回していない方の手を頬に添えると唇に軽く触れるだけのキスを落として)

  • No.732 by 探偵  2022-11-02 19:51:48 


だろ?誰かが来る心配ない分ゆっくり寝れる。まぁ明日は絶対に寝坊できねぇからな、アキコに何言われるか分かんねぇ。
(互いの隣が一番安らげる場所、相手も同じ考えなのが妙に嬉しくてにやけてしまいそうなのを噛み殺す。この腕に柔らかな相手の体温を抱けるなら何処でだって寝れそうだ。こうやって一緒に眠るようになったものの、まだ相棒を家に招いたことはない。寝る場所しかない自室に特別招く理由もなく今まで機会がなかったが、ゆっくり二人で眠りたい時にはいい場所かもしれない。事務所は帰るべき場所だが、そうなると自宅は秘密の場所のようなものだろうか。温泉街の旅館と同じく誰にも邪魔されない場所になりそうだ。自室で心ゆくまで眠りたいところなのだが、残念ながら明日はそうはいかない。休み明け初日から二人して寝坊なんてスリッパが何発飛んでくるか分からない。もちろん留守を守ってくれた所長に不義理を働くつもりもないのだが、邪な思いに負けて相手を腕の中に閉じ込めておきたいと願ってしまいそうだ。そうやって心揺れる中で互いの唇が軽く重なる。柔らかく温かい感触にじわりとまた胸が温まって相手への愛おしさがフーセンガムのように膨らむ。その心のまま少し身を乗り出すと、戯れるように相手の頬を唇で啄むように食んで)

  • No.733 by 検索  2022-11-02 21:33:44 


なら、次の日が休みの日とかにお邪魔させて貰おうか。叩かれるスリッパの数と無茶振りの時間が2倍以上にはなるだろうね、明日は意地でも起きるしかない。 …ん、何だか味見されているみたいだ
(住所すら知らない相棒の家。帰宅頻度を見る限りはほぼこの事務所が自宅みたいなものでもあるが、それでも探偵ではない相手自身のプライベートの場所となれば恋人として興味惹かれるしかない。風.都.でも誰にも邪魔されない場所で過ごしたい時だってある。それにゆっくり眠るのならば次の日の仕事を考えずに済む休日などの方が訪れる機会としては良いだろうと案を出しておいた。旅行後に寝坊となれば相当浮かれているとスリッパが幾つも飛んでくるが容易に想像かつく。ついでに今ある机の上の仕事の束が何倍にもなるかもしれない。明日は将来の自分達のためにも無理してでも所長が来る前に起きた方が良いだろう。そんな心意義を決めておきながらも相手と触れ合いたい気持ちは変わることは無い。一瞬ではあるが柔らかな感触に幸せが満ち溢れて口元が緩む。今度は相手が近づいてきて頬を唇で啄まれると擽ったさに小さく笑い声零しながらも食べ物になった気分だと感想を口にする。足を伸ばして軽く相棒の物と絡ませつつもすぐ側の頬に今度はちゅとわざとらしい音を立ててキスを落として)

  • No.734 by 探偵  2022-11-02 22:35:47 


あぁ、歓迎するぜ。マジでなんも無い家だけど。朝からアキコにおでこ真っ赤にされるのはごめんだ、頑張って起きねぇと……、そういう事言われるともっと味見したくなんだろ。
(もともとここはおやっさんの事務所、その関係で寝泊まりできる所として借りている部屋だが、本当に機能としてはそれだけだ。積極的に帰ろうという所ではない。だがそこが相棒との時間をゆっくり過ごせる場所となるなら話は別だ。相手の提案に頷く。次にあの所長から休日をもぎ取れるのは何時になるか分からないが、翌日を気にしなくても良い日にまた相手とゆっくりした時間を過ごしたい。その所長様を怒らせないようにするためにも明日は意地でも起きなければ。いつもの習慣で決まった時間に起きられるとは思うのだが、相手と体温を共有すればするほどにこの状態から抜け出したくないと心が傾き始める。唇で撫でるよう啄んだキスに相手は擽ったそうに笑って、その姿さえ愛らしくて胸が満たされていくのが分かる。互いの足が絡まってさらに体温を共有する、その状態で頬からリップ音が響くと胸の内に潜んでいたものが擽られるようだった。まだ口調は冗談めかしたまま、しかし内心は理性と劣情とでゆらゆら静かにせめぎ合いつつ、もう少し体を起こして上半身だけ覆い被さるようにすると耳の付け根に再度唇で撫でるような啄む口付けを落として)

  • No.735 by 検索  2022-11-02 23:46:54 


きみの家ってだけで特別な場所さ。 …もしかしたら、起きて準備するのが明日の一番の課題かもしれないね。…ふふ、ぼくは温泉饅頭みたいに甘いだけじゃないよ?
(本当に何も無い部屋だとしても相棒が生活をしているというだけで興味惹かれる要素だ。それに共に過ごせる場所であれば二人の間に豪華な調度品や広い空間は必要ではない。旅の疲れと何処までも甘えてしまいそうな相手の温かな腕の中が合わされば離れたくない環境の出来上がりだ。所長に押し付けられる仕事に奔走することよりもまだ寒さの残る朝にここから抜け出す決断をすることの方が大変かもしれないと思わず呟いた。それほど今の状態は心地よくていつまでもこうしていたい。触れる表面積を増やすといつの間にか最初にあった冷たさは消えて肌と服越しに伝わる相棒の体温だけに意識が向く。自分の軽口に乗っかるような口調と共に耳元に再び相手の唇が触れた。一瞬身を震わせるも素直にその場所を明け渡して啄むような口付けを受ける。擽ったさと撫でるような動きに愛おしさを感じるとそっと跡をつけた胸板の上に手を添える。そのまま機嫌良さげに温泉街で食べた甘味を比較対象に悪戯っぽく言葉を紡いで)

  • No.736 by 探偵  2022-11-03 07:29:31 


あー……このままじゃ、明日マジで寝坊しちまいそうだ。…っ、フィリップ……ほんと刺激的な味だよ
(唇の先から足先まで多くの場所が相手と接するこの状態、適度な疲れが求める癒しのせいで朝を迎えてもこのベッドから出たくない気持ちが勝ってきた。明日は必ず定刻に起きなければならないのに、段々とこうやって体温を共有して温め合うことだけでは我慢が効かなくなってきている。そのギリギリのラインで耐えていたというのに、相手の手が胸に添えられて昨日の所有痕を刺激されると、まるで何かのスイッチが押されたように体全体にぶわりと過剰な熱が広がった。拮抗を保っていた天秤が片方へガタンと音を立てて落ちたような感覚、相手の名前を呼んだ時吐き出した息が震えて熱い。もう戯れるだけのキスでは足りなくなってしまった、もっと相手を深く愛でて味わいたい。相手の体を緩やかに、しかし確実に強い力で押すと体を仰向けにさせて、その上に自らの体を乗せて組み敷く。その状態で今度は耳へと唇を近づけた。先程とは違い相手の肉を確実に口に含んで水っぽい音と共に離す音の響く口付け。耳の端だけでは飽き足らず、そこの穴さえ味わうように舌先を這わせ、音を拾う一番近い所で湿っぽいリップ音を響かせて)

  • No.737 by 検索  2022-11-03 12:25:59 


翔太郎のここの味は今でも覚えているよ。…、翔太郎。 …ン、ぁ…、んっ…
(理性的な頭は疲労回復と明日の活動の為にこのまま大人しく寝るべきだと結論づけているが別の箇所は更なる触れ合いを求めつつある。触れた胸板は今では服でその姿は見えないが二種類の跡が付いていることだろう。それをつけた時の熱も感覚も鮮明に頭に刻まれていて、場所を探るように指先で撫でながら懐かしむように呟く。相手と触れ合っている箇所がじんわりと更に熱を持った気がすると同時に名前を呼ばれると心臓がどくんと跳ねてゆらゆらと劣情が揺らぎ始めた。身体を押されベッドを背に相手を見上げるような形になり、更に体重が乗る形になるとただでさえ狭い簡易ベッドの上で身動きが取れない状態になってしまう。薄暗い中相棒を呼ぶ声に無意識に期待の色が乗る。再び耳元に顔が寄せられるが今度は口内に含まれリップ音が響くとぴくりと身を震わせる。そこだけでなく生暖かい舌が鼓膜近くを這うとダイレクトに淫らな水音が脳に響いてぶわりと全身に熱が点ると共に甘い声が漏れた。直接頭に注ぎ込まれているような感覚。敏感に反応しながらも縋るように相手の服をぎゅっと握って)

  • No.738 by 探偵  2022-11-03 15:00:22 


、ぁ……フィリップ…その声、やべぇ……味だけじゃなくて声も楽しまなきゃな…
(胸板に相手の指が這う。とある心臓に近い一点に指先が触れると体を強ばらせた。そこはまさに昨日相手によって刻まれた証がある場所、今でもじわりと存在を主張していたが、触れられる事によってさらに甘い痺れへと変わって、脳内を揺さぶってくる。もはや啄むというより食すように耳を愛でると相手の甘い声が鼓膜を揺らした。組み敷く体が一気に熱くなるのを感じる。啼く声も熱くなる体も服を掴む手も、こちらに反応する様に胸は昂って下腹部から熱い衝動がせりあがってくる。この二日間何度も湧いては無理やり鎮めてきた熱が一気にぶり返しこの体を支配して、理性など簡単に崩れてしまった。もう明日の朝のことなど考える余裕もない。ほんの少し漏れた相手の声さえ体には毒で、もっとその声を聞きたいと口へ手を伸ばす。ここが閉じられればあの声は聞こえない。手を頬に添え頭を固定すると、その手の親指を相手の口の中へ断りもなくゆっくりと突っ込んだ。これで口は閉じられることが無く甘い声が出続ける。自分本位な行動にも関わらず口には薄く笑みが浮かぶ。舌先は変わらず相手の耳の縁や穴、耳朶をわざとらしく音が鳴るよう蠢いて、顔を少し下に移動すると首筋をなぞるように舌先を這わせてそこを味わっていて )

  • No.739 by 検索  2022-11-03 17:30:20 


…ッ!、は、…ぁ、んぅ…ッ、しょ、うたろ…
(脳に一番近い所で弾ける水音。それを受けて呼吸と共に普段出すことの無い類の声が漏れてしまっていることには気づいていたが相手からそれについて触れられると羞恥が募る。自分らしくない声を抑えるために唇を噛み締めようとするが相棒の方が一足先だった。呼吸の為に開いていた口に親指が侵入してきて思わず目を見開く。これが声を聞くための手段であるのは明白だ。唇を閉じようにも相棒の指を咥えるような位置で止まり、舌で押し返そうとしても唾液で濡らすだけの結果に終わる。その状態のまま再び耳の縁や耳たぶ、そして穴の方まで生暖かい相手の舌が這って湿った音が響くと擽ったさ以外の色も拾い始めて閉じきれない口から上擦った甘い声を垂れ流す。自らの物と思えない声を出してしまっているという客観的事実が更に興奮を煽ってしまってゆるゆると小さく首を振りながらも相手からの寵愛を受け止めていた。顔が少し移動し、今度は首筋を舌先がなぞるとまた身体が小さく震える。どうしようもなく乱されているのに“もっと”が欲しくなる自分もいて背中に回していた腕に力を込めながらも縋るような情けない声で相棒の名前を呼び)

  • No.740 by 探偵  2022-11-03 18:52:35 


…っ、は………フィリップ…好きだ……
(親指を口にいれた瞬間に息の詰まる音、指先から伝わる喉の震え、普段決して誰にも触れられることの無い場所に踏み込んでいる背徳感と自分しかこの感触を知らないという独占欲、それら全てがこの身を震わせ昂らせる。ゾクゾクと邪な快楽が背筋を這って、吐いた息は明確に熱を持っていた。相手が甘く啼く度に柔らかな唇や舌が異物を追い出そうと蠢いている。だがそれらが触れる事が今は自分の興奮を煽っていて、拒絶を示すように首を振られてもそれに応じる気は無い。今相手の呼吸も声も自分のものだ、自分で満たされている。相手を組み敷き支配しているのがどうしようもなく幸福だ、この体の隅々までこちらのやる事に反応を示しているのが嬉しくてしょうがない。そうやって反応するのをもっと見つめていたくて、首筋に埋めていた顔を上げると相手を真正面から見下ろす位置に体を陣取った。そして親指は入れたままもう一本、人差し指も口の中に挿れてしまう。口を閉じさせないだけでなく、中で蠢く生暖かな舌を時にはすくい取り、時には表面撫でてその感触を確かめる。同時にもう一つの手はゆっくりと体の下へ、服を僅かに捲って手を侵入させると再び手は素肌の上を滑りながら上へと移動する。そして今朝付けたばかりでまだ痛みが残るであろう噛み跡を強く押した。その存在を改めて知らしめるように、なぞるのと刺激するのとを繰り返す。口に指を突っ込んで呼吸能力を奪い、痛みを与えるように跡をなぞるのに、口から出るのは心からの感情。愛情と嗜虐心とが胸の中で激しく混ざり合いながら、眼下で喘ぐ相手をじっと見つめていて)

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