相乗りで何処までも 【 〆 】

相乗りで何処までも 【 〆 】

検索  2022-07-09 20:46:55 
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唯一無二の相棒へ。




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  • No.5704 by 探偵  2024-06-14 22:59:27 


あぁ、米も気が抜けねぇけどカレーの方も気合い入れねぇとな。……ん、…カレーの匂いだけど、こう……他にも色んな香りが混じってんな
(キャンプで炊いた米は美味いというのもジンさんからの受け売りだが相手は目をさらに輝かせていてこちらも釣られて期待度が高まっていく。美味い白米を作ることも大事だがこうなれば美味いカレーを作ることだって大事だ。相手からカレー作りに進むことを宣言されると頷いて答えた。またも火起こしは相手に任せてコンロに火が灯るのを確認すると早速ダッチオーブンが取り出される。が、相手は目の前に並べられた材料の中で最も見かけないスパイスに興味を示したようで紙に書かれた内容と瓶とをしばらく見比べていた。その様子を傍から見守っていると相手は蓋を外して中身の匂いを嗅ぐ、こちらにも小瓶が差し出されて鼻を近づけて匂いを嗅いでみる。小瓶の中は確かに総合的にはカレーの匂いなのだが、その中に嗅ぎなれない匂いが複雑に混じりあっているのを感じた。これが調理によってより引き立つとなれば期待度もあがるというものだろう。早速ダッチオーブンをコンロの上に置いて油を引き熱するとまずは鶏肉を炒める。程よく焼き色がついたところで取り出して今度は荒くみじん切りにした玉ねぎを入れて炒めていく。玉ねぎが透き通ったところでいくつか調味料を加えればいよいよスパイスの出番だ。小瓶を受け取ると指示通り全量をダッチオーブンへと加える。するとスパイスが熱せられ一気に香り立って食欲をこれでもかと刺激されてしまった。思わず「めちゃくちゃ腹減る匂いだな」と本音を零しながら焦がさないようにヘラを動かし続けて)

  • No.5705 by 検索  2024-06-15 00:12:31 

ああ、いつもより香り高いというかスパイシーな香りがするよ。…、火が入ると一段と良い匂いだ。早く食べたくなってしまうね
(スパイスなど普段の料理にあまり使用しない物で好奇心のままその匂いを嗅いで相手にも共有する。おおまかなジャンルとしてはカレーなのだがもっと甘いような、またはエスニックな匂いも混ざり合っていて嗅覚の情報が多い。これを堪能出来るカレーの仕上がりを楽しみにしながらコンロの横に立って調理風景を見守る。初めにメインの鶏肉が炒められて次に玉ねぎが入る。玉ねぎが透き通るほど火が通った所で手渡したスパイスが投入され、炒められていくと一気に香り立って相手の言葉に同意するように頷いた。美味しそうな匂いにお腹が空いてしまったが完成はまだ先で水とトマト缶で水分を足して更に煮込んでいく。ぐつぐつとしている様子に食欲をそそられながら焚き火の方のご飯から湯気が出て蓋がカタカタ揺れ始めると「焦げてしまう、」と慌てて布巾を介しながら鍋を持ち火から遠ざけ弱火状態にしてからまた様子を見守って)

  • No.5706 by 探偵  2024-06-15 09:18:33 


あぁ、こんだけ腹の虫が刺激されちゃ何がなんでも美味いもん作らねぇとな。……あぶね、もう沸いてたのか。フィリップ、お前はそのまま米の方頼む。俺はカレー仕上げちまうから
(ダッチオーブンで玉ねぎと共に炒められたスパイスは嗅覚からこれでもかと食欲を刺激してくる、これで出来上がったものが焦げて失敗していたなんて事になれば目も当てられない事態だ。炒める手を止めずに調理を続けトマト缶を加えればさらに匂いに深みが増した。煮詰めるようにしていると相手が慌てた声を出して思わずそちらを見れば焚き火にセットしていたライスクッカーの方が蓋をカタカタ鳴らして湧き上がっている、あのままでは丸焦げだったが相手が素早く鍋を火から下ろして火加減を調整するのをみれば胸を撫で下ろした。白米もカレーも調理として最後の大事な工程に差し掛かっていて相手に米の方を任せるとこちらはカレーに集中することにする。といってもやることはそこまで多くない。ヨーグルトと塩を加えて鶏肉を戻せばあとはじっくり煮込むだけなのだ。焦げ付きがないように時折底から全体を混ぜてその度に奥深いスパイスの香りが漂ってきていて)

  • No.5707 by 検索  2024-06-15 12:11:06 


分かった、こっちは任せてくれ。
(バーベキューの時とはまた違った食欲を掻き立てる匂いがしてきてお腹が空いてくる。あとはこれに見合う味を作り上げるだけだ。慌ててライスクッカーを直火から遠ざけて火加減を調整していればこのまま相手にご飯の番を頼まれて力強い返事をする。カレーとご飯、どちらが欠けても成り立たない料理でこれもある意味二人で一人の共同作業だろう。そのまま焚き火の前でライスクッカーの様子を見守る。蓋の振動は徐々に収まっていき白い湯気の量も減っていく。中の水分が少なくなり蓋の揺れが無くなった所で「…これくらいかな」と呟きながら火から下ろして机の上に置く。コーヒーと同じでここからの蒸らしの作業が重要らしく直ぐに蓋は開けずにその場で放置する。その間相手の方に様子を見に行くと鶏肉も戻って美味しそうに煮込まれたカレーが出来ていた。見るからに美味しそうで「完璧な仕上がりだ」と感想を口にして)

  • No.5708 by 探偵  2024-06-15 15:41:32 


あぁ、カレーの方はいい仕上がり具合だ。あとはメシの方が出来てりゃ…
(相手は米を、こちらはカレーを注視し最後の仕上げへと取り掛かる。フツフツと煮えるカレーを時折混ぜるとトロみが増していきより濃厚に仕上がっていくのがよく分かる。一方相手の方はライスクッカーを火から下げて蒸らしの段階に入っていて向こうも出来上がりが近そうだ。相手がこちらへとやって来てダッチオーブンの中身を覗き込む、鍋からは深みのある香りが放たれていて濃さもちょうど良くルーの方は出来上がりだろう。あとは中身の確認できない米の方の仕上がりを確認するだけだ。蒸らしの時間も終わり鍋の蓋に手をかけると一息置いてから蓋を持ち上げる、途端に中から炊きたての米のいい香りが広がり目の前にツヤツヤの炊きたてご飯が現れた。思わず感嘆の声を上げながらしゃもじで軽く中を混ぜてみる。すると底の方には程よくきつね色のお焦げも出来ていて、炊飯器では決して作れないそれに「こっちも完璧な仕上がりみてぇだな」と相手の方をみる。ルーとご飯、どちらも出来上がればあとは食べるだけだ。期待と興奮を隠しきれないまま「早く食おうぜ!」と声をはずませれば使い捨ての皿にご飯とルーをよそっていき)

  • No.5709 by 検索  2024-06-15 22:12:50 


おお…ちゃんと出来てるみたいだね。そうしよう、…じゃあいただきます
(相手に任せていたカレーはとろみや濃度も良い仕上がりだ。あとはご飯の方だが中身が確認出来なかったこともあって期待半分不安半分だ。相手が蓋に手を掛けて持ち上げる。すると湯気と共にツヤツヤとしたご飯が現れて安堵と感嘆の声を漏らす。中もちゃんと火が通っていて底の方にお焦げが見えると相手と視線を交えて無邪気な笑みを浮かべた。カレーとご飯が出来上がると待ちきれないのか弾んだ声がかかるとこちらも同じくらいご機嫌な声で賛成を示すと皿を持って相手の横に並んだ。それぞれをよそいお皿の上でカレーライスが出来た所で折り畳みの椅子を持ってきて野外の食卓を作ると右側に座る。香り立つ夕食を前にすれば空腹もそろそろ限界で手を合わせるとスプーンを持ってカレーをすくう。そのまま口に運ぶと普段食べるカレーより少し辛さを感じるもののスパイシーで甘さや旨みが奥深く感じられて「っ、本格的なカレーの味だ!」とキラキラした目で感想告げて)

  • No.5710 by 探偵  2024-06-16 01:59:51 


いただきます。……っ!、なんだこれ、いつものより段違いに美味いな
(複雑に香り立つルーと炊きたてのご飯が皿の上で合わされば今日だけの特別なカレーの完成だ。折り畳み椅子を相手の左側へ置いて座り、スプーンを手にすると早速一口掬い上げ食べてみる。口に入れた瞬間香り立っていたカレーの匂いに具材の美味さも加わって今まで食べた事のないカレーの味が口の中に広がった。相手が感想を言うのとほぼ同時に目線を向ける、相手はキラキラと目を輝かせているがこちらもその美味さに目を見張っていて上機嫌を隠せずにいた。いつもより奥深く旨味を伴った辛さはスプーンの手が止まらなくなる。次々にカレーを口へと運んでいるとお焦げの部分がスプーンの上へと乗って口へと運ぶ、奥深いスパイスにさらに香ばしさが加われば美味さはまた一段とあがって「こういう時の白飯ってお焦げの部分が一番美味いかもな」と冗談めかしていいつつまた一口を口の中へと運んでいて)

  • No.5711 by 検索  2024-06-16 10:42:41 

調合されたスパイスのおかげだろうね、鶏肉も程よく火が通っていて相性バッチリだ。
(同じカレーという括りでも今食べた物は今までの物とは大きく違っていてその感動に相手の方を向けばその顔も上機嫌に輝いていて笑みが深まる。やはりその大きな違いと言えばスパイスだろう。今すぐ検索したい欲求に駆られるが出来たてのカレーを冷ましたくない方に天秤が傾いていれば分かりきった事を言いながらスプーンを進める。カレーにほぼ溶けてしまった玉ねぎとトマトを除いて存在感を示す鶏肉もスパイシーなカレーにマッチしていてとても美味しい。ご飯も普段より水分の加減が良く一つ一つが立っているように感じられ、相手がお焦げについて触れると「ああ、炊飯器では基本出来ないからこれもまた特別だ」と声を弾ませて返した。夕日が沈みかける中食べる特別なカレーに普段より早いペースで食べ進めつつ「うちでもスパイスを揃えれば出来るだろうか……」と好奇心の芽を覗かせていて)

  • No.5712 by 探偵  2024-06-16 17:25:21 


これ、レトルトのカレーには戻れなくなっちまいそうだな……、それはまぁ出来そうだけどよ……でも買うにしてもいきなり何十個も買うなよ!必要な分から揃えていくなら、まぁありだな
(使っている食材は鶏肉とトマトと玉ねぎだけで、なんならトマトと玉ねぎは溶けてしまっているのだから実際具材は鶏肉だけだ。しかし口に運ぶカレーには奥深く幾重にも口の中に旨みが広がっていて、やはりこの美味さの要因はスパイスにあるのだろう。この味を知ってしまってはどんなカレーを食べても今日このキャンプ場でたべたこのカレーのことを思い出してしまうかもしれない。そんな葛藤をしていれば相手が好奇心を目に宿しながら自宅での検証をしようとしている。これを野放しにしていれば相手が暴走特急になるのは目に見えていて、黙っていれば手元に何十種ものスパイスが届いてしまいそうだ。事務所でも傍迷惑だがこの場合スパイスが並ぶのは家になることだろう、となれば家中がスパイシーな匂いに包まれるのか容易に想像できた。流石に眠る時までスパイスの香りに包まれるのは勘弁願いたいが、一方で家でこの味を楽しめれば夕飯のメニューがより一層華やぐことになる。いつもならば素早く待ったをかけるところを悩むように一部許容するようなことを言いつつ、ひと皿目を食べ終わるとおかわりをよそっていて)

  • No.5713 by 検索  2024-06-16 18:27:56 

君もこのスパイスに魅了されたみたいだね。ひとまずこの使われたスパイスを買ってみて再現してみるのはどうだい?
(夕食として提供するだけあってこだわり抜かれたスパイスによるカレーは今までの印象をひっくり返すのには十分な味わいだ。その魅力を知ってしまえば是非とも試したくなる質で自分達ても出来るのかと興味を見せていれば意外にも許容の返事が聞こえてきた。どうやら相手もすっかりこの奥深い味わいに惹かれてしまったようで小さく笑みが零れた。以前調べた匂いに加えて味わいや辛さなどの要素があるスパイスはかなり興味深く探究心が擽られる題材だが流石に自宅に全て揃えてしまうと家の匂いが染まってしまうだろう。二人で過ごすあの家の匂いが好きだからこそそれが塗り潰されるのは困る。実際今回のカレーもそこまで多くのスパイスは使われていないようでまずはそれから揃えることを希望してみる。日本におけるカレーは家庭料理であり、その家ごとに具材や作り方が異なるという話をふと思い出すと相手に続いて二杯目のカレーを器によそいながら「そこから二人好みに配合とか使うスパイスを調整すれば僕たちの家の味のカレーが出来上がるはずだ」と何処か嬉しそうに告げて)

  • No.5714 by 探偵  2024-06-16 22:09:43 


それなら家がスパイスだらけにならなさそうだな。…いつか俺達オリジナルのカレーが出来上がるってわけか。悪くねぇな
(揶揄うように言われた言葉は言い返す余地もなくて短く「まぁな」と言葉を返す。今現在もスプーンが止まらないくらいには何度も食べたいカレーに仕上がっているのだからもしこれが家で食べられると言うならば賛成以外はありえない。とはいえ相手の好奇心の赴くままにする危険性は重々承知していて制限をかければ、まずは今回のカレーを再現出来るだけのスパイスを用意することが提案される。種類はそこまで多くなく使用する量も少量となれば物置を圧迫することもないだろう、それにこのカレーが再現出来ればひとまず今の欲求は満たされる。さらにそこから二人の好みに合わせて配合を変えるのを提案されるとちらりと空になったスパイスの小瓶へと目をやる。あれはここのオーナー独自の配合だったが二人の好みを探りながら配合を変えていけばいつか特別な二人だけの配合のスパイスが出来上がることだろう。スパイスの配合を変えながらあれやこれやと感想を交わしてカレーの味が変わっていくその過程のことを思えばもう楽しみになってしまって口元を緩ませながら同意の返事を返していた。家で二人で過ごす時の楽しみがまたひとつ増える、今度の休みにはスパイスを買いに行くことになりそうだ。未来の楽しみを思いながら目の前のカレーをあっという間に食べてしまえば「あー美味かった」と満足気に呟いていて)

  • No.5715 by 検索  2024-06-17 00:22:42 

だろう?カレーなら一度に多く作れてそこそこ保存も効くからこれから食べる機会も多いはずだ。…ご馳走様でした、美味しいご飯はつい食べ過ぎてしまうね。
(相手がスパイスの購入に前向きであることに笑みを見せつつ将来的なことを告げると相手の口元も緩んだ。スパイスの調合から中に加える具材まで好きにカスタマイズ出来るのが料理の良いところで感想を交わして試行錯誤しながら二人のカレーの味を作っていくのは楽しいに違いない。慣れていけば今のレトルトの代わりに冷凍保存でストックを作るのも容易なはずで忙しさや時間が不規則な探偵業の強い味方になってくれるだろう。そんな未来の予定について話しながらスプーンを動かしていれば普段はしない二杯目のカレーも食べ終えて手を合わせる。野外のご飯の魔力は凄い様でバーベキューに続いてカレーも普段より多く食べてしまった。ほっと一息ついていたがふと辺りを見渡すと日は落ちて暗くなりつつあって未だ燃えている焚き火ぐらいしか光源がない。一旦お皿などを片付け、最初に運んできた荷物の中からランタンを持ってくるとテーブルの上に置いて早速明かりを灯す。普段はあまり居ることの無い夜の気配と明かりにワクワクして「夜になると一気に雰囲気が出るね」と呟いて)

  • No.5716 by 探偵  2024-06-17 07:52:38 


あぁ、十分腹膨れたぜ。……周りが暗くなると焚き火を見てたくなっちまうもんだな。……フィリップ。キャンプの夜にやりたいことがあんだけど、それにはお供が必要なんだ
(今晩のカレーは相手だけでなく自分の好奇心に火をつけるのに十分な美味しさを持っていて、二人で二人だけのカレーを作っていく未来が約束されると嫌でも胸は弾んでしまう。保存もきくとなれば不規則な自分達の生活にはピッタリの代物になるだろう、スパイスを揃えたあとしばらくはカレーを高頻度で作ってしまいそうだ。ついついいつもより多くカレーを食べてしまい二人とも腹は十分膨れてしまっている。夜が更けてきて周囲の音はより一層静まり返り焚き火だけが煌々と周りを照らし時折火花が爆ぜる音が響いていた。簡単に片付けをしてランタンの光を灯せばより一層経験したことのない空間が広がる。不思議と落ち着くのは傍に焚き火があって隣に相手がいるからだろうか。目線は自然と焚き火に吸い込まれながら、このキャンプの夜にやりたかったことを思い出すと相手の方をみる、それには欠かせないお供が必要で「食後のコーヒーいれてくれないか?」と以前キャンプで飲みたいとねだっていたものを所望して)

  • No.5717 by 検索  2024-06-17 10:54:12 

ああ、もちろん。君のかねてからのリクエストだから用意もバッチリだ。
(特別なカレーを味わう満足感と幸せに浸っていれば周りは暗く静かな時間が訪れる。以前の囲炉裏もそうだが薄暗い中にある焚き火には特別惹かれるものがあってランタンの灯りも相まって二人だけの世界に来たようだ。まったりとした時間を過ごしていると相手からの視線を感じてそちらを見る。ぼんやりと照らされた相手からやりたい事のお供としてコーヒーをお願いされると以前のやり取りを思い出して笑みと共に承諾する。普段は大して荷物は持って歩くことは無いが今回はキャンプを充実させるために荷物は多めだ。その一環を担うコーヒーの道具一式を取り出してくるとまずは貸し出されたケトルに水を入れてたき火にかける。お湯を沸かす間、小型のミルで持ってきたコーヒー豆を挽くと辺りにスパイスに負けないぐらい芳醇な香りが漂って無意識に息を吸った。ドリッパーにフィルターをセットしている内にお湯が沸いて少し冷ましてから湯通し、それから挽いた豆を入れて一杯ずつコーヒーを抽出していく。手間でいえばもっと手軽な方法もあったがやはり特別な日には最高に美味しい物を飲んでほしくて殆ど自宅と同じ手順だ。いつもと違う場所で馴染みのある香りを感じながら二杯目を入れつつふと相手の発言が気になれば「夜にやりたいことってなんだい?」と問いかけて)

  • No.5718 by 探偵  2024-06-17 12:33:52 


あぁ、頼んだぜ。……良い香りだ……夜で焚き火っていやこれだ
(キャンプに行く話をした際にねだっていた相手がいれてくれるコーヒー、それを飲みたいと伝えれば相手の顔には笑みが浮かぶ。そして次々に道具が出てくると野外でのコーヒー抽出が始まった。カレーの匂いも落ち着き木が燃える匂いが微かに漂う中で相手がコーヒーミルを回せば周囲に一気にその香りが広がった。馴染みのある匂いだがそれは何度嗅いだってリラックスできるものでこの暗闇の中ではさらに体の力が抜けてしまいそうだ。相手が手際よくコーヒーをいれるのを傍から眺める、出来上がりを心待ちにするようにジッと豆の上にお湯が注がれるのを眺めていたが、不意にこちらのやりたい事の内容を聞かれると小さく笑う。今度はこちらが荷物の方へと近づいて中からひとつの袋を取り出した。袋の中身はコロコロと膨らんでいるマシュマロで「夜空の下でこいつを焚き火で焼きながら食うってのもクールでいいだろ?」と得意げな顔を浮かべる。相手がコーヒーをいれる間に二人分の椅子を焚き火の傍へと置くと使っていない竹串にそれぞれマシュマロを刺す。コーヒーを受け取る代わりにマシュマロを手渡して「ここでお前のコーヒーを飲む時に一緒に食べるならこれが良いと思ってな」と飾らない本音も口にしていて)

  • No.5719 by 検索  2024-06-17 15:33:04 

今日は色んな香りを楽しむ一日かもしれない。…あ、僕もそれは検索のときに出てきて気になっていた食べ方だ。この場所でコーヒーのお供としてはピッタリなチョイスだね。
(相手から漂ってくる香りに対する呟きが聞こえてくれば口元が緩む。ここでは周りに自然がある分緑の香りや木が燃える匂い、美味しそうな食事の匂いなどをストレートに感じることが出来ている。それはコーヒーも同じことで香りを楽しみながら手際よく抽出しながら相手のやりたい事について聞けば今度は相手が荷物の方に何かを取りに行く。戻ってきた手にはキャンプについて調べた時の検索結果として気になっていたマシュマロの袋が握られていて軽く目を開き声を零す。どうやら考えることは一緒のようだ。入れ終わったコーヒーを手にたき火の前に移動した相手の元に向かえばその片方と交換で竹串に刺さったマシュマロを受け取る。白くてふわふわしたマシュマロを焼くのがクールかといわれると疑問は残るがコーヒーと合うように選んでくれたのが嬉しくて声を弾ませながら賛成の意を示す。同時に良いことを思いつくと一旦コーヒーとマシュマロを置いて一旦荷物を取りに行く。「これは後からのお楽しみだ」と言って相手の隣の椅子に座ると早速竹串をマシュマロをたき火に近づける。良い距離感を探しながら焦げないように串を回して表面を炙っていきながら「焼いたマシュマロは食べたことがないから食感が楽しみだ」と期待を口にして)

  • No.5720 by 探偵  2024-06-17 20:58:29 


なんだお前も気になってたのか?なら持ってきて正解だったな。夜空の下でコーヒーとマシュマロなんて旅人っぽいだろ?
(満を持してマシュマロの袋を取り出せば相手は目を開いた後に自分も気になっていたものだと返事が返ってくる。どうやら焚き火で焼くマシュマロは相手の検索でもヒットしていたようだ。偶然にも同じものに興味を持っていたことに喜びを感じつつコーヒーを礼と共に受け取ると焚き火の前に座る。焚き火の光だけを頼りに夜空の元でゆったりとした夜の時間を過ごすだなんて探偵とはまた違った方面でクールでハードボイルドだろう。相手は椅子に座る前に何かを取りに行っていて、何かを問う前にマシュマロへと話題が流れてしまった。相手があえて今言及しないというのなら後々のお楽しみにとっておくとしよう。こちらも竹串に刺したマシュマロを焦がしてしまわないようにしながら火へと近づける。クルクル回していると真っ白だった表面には薄らときつね色が着いてきて、それが全体に渡ったところで火からあげると早速一口食べてみる。ふわふわ食感だったはずのマシュマロは焼けた表面とトロッとした中身とに別れていて一層甘い味が口の中に広がった。いつもとは違いまさに蕩ける甘さを味わった後に相手がいれてくれたコーヒーを飲む、今度はその甘さを優しく緩和するような苦味と旨みが広がって思わず至福の吐息を吐き出した。マシュマロが焼ける匂いとコーヒーの香りに包まれれば「この夜にピッタリのコーヒーだな」と相手の方を見やって笑みを向けて)

  • No.5721 by 検索  2024-06-17 22:12:25 

旅人か、確かに普段通りの生活をしていれば焚き火をしてこうやってまったりする事もないだろうね。んー、新食感の甘さでコーヒーがよく合う。ふふ、お気に召したのなら何よりだ
(興味を持ったものが同じであることに嬉しく感じていながら焚き火の前に座って竹串に刺したマシュマロを焼いていく。今の状態を旅人だと例えられるとぴんと来なかったが日常を送っていればわざわざ焚き火を起こすこともわざわざ外でコーヒーとマシュマロを食べることなんて無いだろう。外界から切り離された場所であるだけの道具で過ごすのは確かにカッコイイかもしれない。所謂ロマンという物に浸っていればマシュマロを火に近付け過ぎて少し焦げてしまった所もあるが全体的に良い感じに色が変わると火からあげて相手と共に一口齧る。外は焦げ目のおかげでカリッとしていてその中から溶けたようなマシュマロが出てきてゆっくりと口を離すとお餅のように伸びる。口の中が甘さでいっぱいになった所にコーヒーを飲むと中和するような苦味と旨みを感じて自然と口角があがる。ふと隣を見れば自分の入れたコーヒーを飲んで笑みを浮かべる相手が居て胸が幸せに満たされた。ここまで喜んでくれるのなら手間をかけた甲斐があるものだろう。ふわふわと満たされる暖かい気持ちのまま椅子を更に近付けて相手にぴたりくっつくように寄り添うとマシュマロを幸せそうに口にする。そのまま一つ目を食べ終えてしまうともう一つ食べようと思うがその前に荷物から持ってきたクラッカーとチョコを取り出してきて「この焼いたマシュマロとチョコをクラッカーで挟んだら美味しいと思わないかい?」と子供みたいな笑みを見せながら相手に提案して)

  • No.5722 by 探偵  2024-06-17 23:06:31 


あぁ、こうやってゆっくりする時間にはお前のコーヒーがなきゃな。…お、いいな!コーヒーがもっと美味く飲めそうだ
(自分達だけの秘密基地を作り上げ普段は出ることの無い夜空の下で思う存分過ごす、ジンさんがキャンプには男のロマンが詰まっていると妙に儚げな顔で言っていたがまさにこれがその感覚なのだろう。相手と共にマシュマロを食べればこちらが一口で食べてしまったのに対して相手はマシュマロを伸ばしていて思わず笑ってしまった。目の前に温かな焚き火があり手元には相手がいれてくれた香り高いコーヒーがある、わざわざ道具一式を持ってきて手間をかけていれられた一杯はその味以上に胸を幸せで満たしてならない。相手が二人の椅子を更に近づけてピタリと体が寄り添う、こちらからも後頭部に軽く擦り寄ると心のままに髪に軽く口付けを落とした。相手のコーヒーをまた楽しもうとマシュマロを準備していると相手は傍らからクラッカーとチョコを取り出し、ここにマシュマロを挟むことを提案する。さらに一段甘さが広がりそうなそれは同じく一段とこのコーヒーの美味さを引き立ててくれることだろう。早速試してみようとコーヒーを一旦置いてマシュマロを二つ分用意すれば両手で焚き火へとそれらを近づける。しかし二つ同時に焼けばどうしても意識は偏ってしまうもので片方のマシュマロに火がついてしまい思わず「うぉっ?!」と声が出た。慌てて吹き消している間に二つともトロリと溶け始めてしまって「やべ、フィリップ頼む!」と慌てた様子であとを託して)

  • No.5723 by 検索  2024-06-18 00:10:38 

おやつとして持ってきたものだけどマシュマロを挟めば北米のスモアっていうデザートになるはずだ。…え、そんな、待っ、!
(相手に更に近付いて寄り添うと相手からも擦り寄ってきて、髪にキスされたように見えるとますます口元が緩んでしまう。この幸せな時間に更なる甘さを添えようと二つを見せながらとっておきのアイデアを提案すれば好感触な返事が返ってくる。元々はコーヒーのお供か単なる甘味として持ってきた物だがマシュマロを焼く食べ方を調べた際に出てきた単語を思い出した。軽くスモアの存在を説明しながらマシュマロは相手に任せてそれぞれの封を開けていく。といっても作り方は簡単ですぐに挟めるようにクラッカーを2枚ずつ用意して片側にはチョコも乗せて焼いたマシュマロを載せるだけだ。あとはそれぞれ作ろうと声をかけようとするもその前に相手の焼いていたマシュマロの片方が燃えていて目を見開く。相手が吹き消そうとするがマシュマロが竹串から溶け落ちそうだ。相手の声に急かされて慌ててマシュマロを受け止めるようにクラッカーをその下に差し出す。何とか地面に落ちる前に伸びるマシュマロを受け止め、余熱で一緒に置いたチョコが溶けていく。何とか落ちるのは阻止できたようで一息つきつつもう一枚のクラッカーを上から重ねると「ギリギリ完成だ」と片方を相手に差し出して)

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