相乗りで何処までも 【 〆 】

相乗りで何処までも 【 〆 】

検索  2022-07-09 20:46:55 
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唯一無二の相棒へ。




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  • No.5504 by 探偵  2024-05-22 07:56:02 


今のは仕方ねぇだろ!…ったく普通にコミュニケーション取りやがって……廃業のお知らせ?…っ、
(真っ暗闇な空間に入れられ大きな音で扉が閉まれば分かっていたとしても声を我慢することはできなかった。ここまで精神を追い込まれることをされているのだから叫び声のひとつくらい許して欲しいものだが、相手はすっかりこの空間に慣れたのかこちらより余裕のある様子で声の大きさを指摘されると同じ声量で叫びながら返事をする。その大声は真っ暗闇の中を反響するように響いて、どこまでも続くようにも思える通路にまた寒気を覚えた。こちらに接触する何かに敵意がないとは言えない状況に緊張感を解かずにいると相手が指を絡めるように手を繋ぎなおす、より強く相手の存在を感じられるようになれば高まっていた心拍数も少しは和らいでこちらからも軽く握り返せば懐中電灯を頼りに通路を歩いていった。やがてひとつの扉の前で懐中電灯が明滅する、当たり前のように見えない何かと意思疎通出来ている奇妙な状況にやはり愚痴るように呟きながら扉をくぐった。中はこれといった特徴のない部屋だ、使われていなかった倉庫だろうかと考えていると相手が足元に落ちていた紙を拾い上げる。内容はここの廃業を伝えるもので見えない何かの意図が掴めず眉をひそめていると、後ろでカチリと音が響いた。おそらくこの部屋の扉に鍵が掛けられたのだろう。直後、突然どこからともかく音楽が流れ始める。ホテルの館内に流れているようなクラッシック音楽だが、その音は古びたレコードを無理やりかけているようにガビガビの音声で音も時折飛んでいる。思わず相手の方に寄りながら「どうなってんだよ…」と呟くしかなくて)

  • No.5505 by 検索  2024-05-22 10:54:57 

っ、まさか鍵まで…。…今のは、
(繋ぎ直した手にお互い力を込めて頼れる存在が居ることを強く意識しながら扉の前に立つ。返事のように灯りが点滅するのに愚痴る相手を宥めつつ部屋の中に入るが特に異常は見られない。拾い上げた廃業のお知らせの紙を見ていると背後から施錠されたような音が響いて振り返る。ドアノブに手を掛けるも予想通り鍵でもかかったように開かなくて閉じ込められた現状に焦りを零す。更に不安を煽るようにガビガビで一部不協和音になっているクラシック音楽が流れ始めて心拍が早くなっていくのを相手に身を寄せて落ち着いて周囲を観察しようとする。するとその他にも周囲に捨ててあった紙片が突然宙に浮かび始める。有り得ないはずの現象に目を見開くと今度は『なんで皆居なくなっちゃったの』と酷く寂しげな声が何処からか聞こえた。それから何かが八つ当たりでもするように備え付けられた窓はガタガタと震え、二人の懐中電灯が点いたり消えたりを繰り返す。先ほどまで無かった攻撃性に手を握って様子を伺っていれば部屋の中心に半透明の何かしらの輪郭が現れ、その上部の辺りに見覚えのある長方形の物体がちらりと見えると「っ!翔太郎、アレってもしかしてメモリじゃ」とその方向を指さして)

  • No.5506 by 探偵  2024-05-22 12:39:17 


なっ?!、俺達を客として閉じ込める気かよ……あれが元凶か!
(真っ暗闇な空間に閉じ込められ不協和音の音楽がなり響けば焦りと恐怖を駆り立てられてどちらからともなく身を寄せあい周囲の様子を観察する。そのうち周囲に散らばっていたチラシが風もないはずなのに舞い始め、聞こえるはずのない寂しげな声に心臓が痛いほど跳ねた。先程まではなかつた敵意を向けられているのを感じると恐怖心を押さえつけながら臨戦態勢を取る。だが部屋の中心に薄ぼんやりとした半透明の影が見えてまた声を上げそうになって体が跳ねる、まさに幽霊のビジュアルのそれに腰が引けてしまいそうだ。だが相手がその上部にメモリを見つければ心は恐怖心から一気に探偵の責務へと塗り変わる、しっかりと目を開いて指さされた場所をみれば確かにそこにはメモリが浮かんでいた。メモリが見えているということはド,ー.パ.ン.トではないはずだが、どういう理屈でこんな現象が起きているのかは分からない。だがひとつ確実なのはあれを使えばどんな形にせよ本人が傷つくことになるということだ。震えそうになる体を相手と繋いだ手を強く握ることで押さえつけて一歩前へと出る。先程から気配を感じていた何かを真っ直ぐ見ると「お前の正体がどんなのだろうと、そのメモリはお前を不幸にしかしねぇ。だから、今すぐ捨ててくれ」とその見えない何かと対話を試みようとして)

  • No.5507 by 検索  2024-05-22 14:35:20 

客……、え、駄目だ動けないっ。……悠馬くん?
(相手が咄嗟に口にした『客』というワードとあの寂しげな声が引っかかる。わざわざここまで案内した理由を考えていれば敵意が向けられ半透明のシルエットに見覚えのあるメモリが浮かんでいてどうやら相手にも同じものが見えているらしい。既に使用済なのか偶然拾ったものなのか分からないが持っていて碌なことにならないのは確かだ。繋いだままの手を強く握られて相手が一歩気配の方に歩み寄る。生身の人間と同じく真っ直ぐな視線と声で対話を試みているが『嫌だ、これがあればまた皆と…!』とつんざくような声で拒否されてしまう。こうなれば無理やりでもあのメモリを回収しなければと思った矢先、そのメモリが淡く光って踏み出そうとした足が突然動かなくなる。まるで金縛りにでもあったように動きを制限されると焦りと不安が一気に募って唯一動く口と目線で打開策を必死に考える。その間にゆらゆらと気配は近づいてきて『なんで皆帰っちゃったの』とまた小さな声が聞こえた。その口調と今までの気配の行動を考えればこのホテルに関する記載に出てくるワードが思い当たって頭に浮かぶままその名前を呼ぶ。するとその気配は大きく揺らいだように感じた。今までにない反応に確信に近い物を得ると「…このホテルの廃業が決まる数か月前、オーナーの一人息子が同じくホテルに来ていた客の子供と遊んでいる時に不慮の事故で命を落としている。彼は父親が営業するこのホテルが好きで良く手伝いをしていて元気で悪戯好きだったらしい」と相手にその情報を共有して)

  • No.5508 by 探偵  2024-05-22 16:58:49 


な、…悠馬くん?…幽霊とメモリが共鳴しちまったってことか
(メモリを見てしまった以上風.都の探偵として見過ごすことはできない、メモリを手放すように人間ではないものに語りかけるが何かはメモリに固執しているようで精神をえぐるような叫び声が返ってきた。メモリを無理やり引き剥がすためス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.を構えようとした所で体の動きが強制的に止まる、どうやら金縛りを使われたらしい。これでは変身することもできず強まる敵意に焦りを感じていると相手が誰かの名前を口にする。その単語を繰り返している間に目の前の半透明な何かが動揺するように揺らぐのが見えた。どうやら相手の推理通り目の前の何かはその悠馬くんらしい、それを認めるのは幽霊を認めるのと同義だが今はそんなことを気にしている場合ではなかった。相手の検索結果から考えれば目の前の悠馬くんは今も泣いていることになる、大好きな父親のホテルでひとりぼっちで寂しい思いをしているのだ。ここは少々風.都.から外れているが目の前で泣いている子供を見捨てられるはずが無い、やることはひとつだ。にやりと悪戯好きの幽霊にこちらも悪戯心を宿した笑みを向ければ「なら悠馬、俺達とこのホテルで遊ばねぇか?」と誘いかけて)

  • No.5509 by 検索  2024-05-22 19:23:03 

霊的存在がメモリを使用した例は見たことが無いけど内部の記憶を引き出すことが出来れば能力が使えるはずだ。…え、霊と遊ぶのかい。
(客として自分達を招いて時折悪戯しようとする仕草や先程の寂しそうな声から一番条件に当てはまる名前を口にすると目の前の存在が動揺したように揺らいだ。今までの超常現象についてもメモリが共鳴していたからとなれば説明がついて相手の言葉に同意を示す。これで当初の依頼内容であった幽霊の存在の有無は確かめられたようなものだが一人でこの暗いホテルで来るはずの無い客を待っている彼をそのままにしておくのは躊躇われた。メモリの事もありどうするべきか考えていれば相手が彼を遊びに誘っていて目を丸くする。この話を聞けば相手は放っておけないとは相手の思わぬ発想に困惑する声を上げるがそれを聞いた不透明な存在は更に大きく揺れる。攻撃的な行為は無くなり何処か迷ったような静寂の後、承諾を示すように身体の動きを制限していた金縛りが解けた。それにも驚くが彼に実体が無い以上メモリを回収するのは難しいことを考えれば望みを叶えて満足して貰うというのは悪くない手だと気付く。更に話を進めようと「遊ぶと言ってもなにするんだい?」と相手に問いかけて)

  • No.5510 by 探偵  2024-05-22 21:33:49 


最後にもう一回このホテルで遊ぶのも悪くねぇだろ?それなら…
(相手が幽霊とコミュニケーションを取り出したのもなかなかの状況だったが、こちらはさらにその上を行くような提案をする。当然相手からは困惑する声があがるがこっちは大まじめだ。友達と遊んでいる時に亡くなりさらには人が居なくなったのなら最大の心残りはこの大好きなホテルで遊んでいる途中だった事だろう。それに子供の霊なら尚更実力行使で終わらせる選択肢は取れない。変身して無理やりメ.モ.リ.ブ.レ.イ.ク.をすることだって出来そうだが相も変わらず選択するのはハーフボイルドな道だ。その事に本人は気づかないまま向こうの反応を待っていると体の拘束が解ける、どうやら乗ってくれるらしい。遊びの種類を決めようとした所で懐中電灯が楽しげにチカチカと明滅して『鬼ごっこがいい!僕が逃げるから追っかけてきて!』と幽霊のくせに明るい声が聞こえてくる。良い反応に口角をあげると「望むところだ。ただし俺達を傷つけんのはナシだからな」と釘をさせばクスクスと少々不気味な笑い声のあとに『痛いことはナシだね』と返事が返ってくる。半透明の何か、悠馬の霊はその場で揺らめいたあとにこちらへ近づいて二人の体をすり抜けそのまま扉さえすり抜けていく、直後に鍵が開く音と『鬼ごっこスタートだ!』と声が聞こえると相手の方をちらりと見てから「望むとこだ」と気合いを入れれば扉を開けて)

  • No.5511 by 検索  2024-05-23 00:00:31 

ここは君のホームでもあるし子ども相手でも容赦はしないよ。
(彼の背景を知ればそれに寄り添って一番その人の為になる選択をする。事務所では霊なんて居るわけないと断言していた気がするが今は大した問題でも無いのだろう。まったくもっていつもの相棒らしい行動ではあるが金縛りは解けさっきとは違う楽しそうな彼の声が聞こえてくれば思わずため息を着くもその口元は緩んでいる。彼が提案したのは子供らしい鬼ごっこで自分達が鬼役らしい。相手が最低限のルールを取り付けると彼は少し不気味に笑って素直な返事をしてくる。実体のない幽霊との鬼ごっこなど初めてで勝手などは分からないが一緒に遊ぶって行為が重要なのだろう。やる気を煽るように好戦的な発言を向ければ顔も見えないのにその表情が無邪気な笑みが浮かんだ気がして自分たちの体をすり抜け、扉の外へと逃げていく。鍵を開く音を合図に鬼ごっこが始まると相手と目を合わせ扉から廊下に出た。明かりのある状態の人間相手ならば2対1なら迷わず手分けをすることを選ぶが建物内は相変わらず暗くて追いかける時も一緒に行動したほうが良さそうだ。とはいえ足音がない人物を追いかけるのは難しくどの方向に逃げたのか辺りを見渡すと三階へと続く階段の方から『こっちだよー!』と無邪気な声が聞こえる。相手を手を繋いだまま階段を登って声が聞こえた方の扉を開けると客室の続くエリアに出てくる。その廊下の奥にゆらゆらと揺れる半透明の存在を見つけると「あっちだ、翔太郎」と伝えそちらに走り出して)

  • No.5512 by 探偵  2024-05-23 07:51:16 


遊びは本気でやらなきゃ意味ねぇしな。よし……鬼ごっこなのに随分余裕じゃねぇか
(誰かが泣いているのならその涙を拭いたい、それが例え幽霊でもだ。あんな無邪気な声を聞いてしまえば敵対する気も不意打ちの策を練る気にもなれず、正々堂々鬼ごっこをすることを決める。相手と共に扉をくぐるが相変わらずそこは真っ暗で不気味なことには変わりない。当初と同じくはぐれたら合流するのは難しいだろう、手を繋いだまま通路を歩いていると階段の上から声が聞こえてきてわざわざ居場所を晒す悠馬に対抗心を見せながら階段をあがる。客室のエリアに入り廊下の先に悠馬の姿を見つければ相手と共に走り出した。だが悠馬は逃げる気配を見せない、また体をすり抜ける気だろうかと思った矢先、真横にあった客室のドアがバタンと音を立てて開いた。同時に半透明でおどろおどろしい顔をした何かが奇妙な声をあげながらこちらへと近づいてきて、不意打ちに加えあまりの不気味な姿に「だぁあ!!」と声を挙げてしまう。だが体は走っているわけで直ぐにその化け物の横を通り過ぎて事なきを得た。と思ったが、次の扉も、また次の扉も同じように開いて同じように恐ろしい化け物が次々出てきて叫び声は延長される事となった。その様子を悠馬はクスクス笑って『痛いことはしてないよね』と楽しそうに笑っていて)

  • No.5513 by 検索  2024-05-23 10:38:19 

確かに驚かせるのは禁止とは言ってないけど、も…ひっ、…翔太郎、
(こちらを煽るように奥で待ち構える彼に向かって走り出すが動く気配が無い。不審に思った瞬間相手側の客室のドアが開いて同じく霊的存在と思われる物が相手に近づいてきて滅多に聞けないような声があがる。一回限りかと思えば自分の側の客室からも同じ化け物が驚かせてきて二人して叫び声をあげる有様だ。ただでさえ走っているのに毎回叫んでいればバテるのも早い。そんな二人の様子を楽し気にくすくす笑う彼に大人げなく文句を口にしていた。客室の一帯を漸く抜けて密かに安堵していたがその隙をつくように大きく立て掛けられた姿見に黒い影が過ぎって腕らしきものが伸びてくれば悲鳴に近い声を挙げて体が跳ね上がった。これでは鬼ごっこというよりも本物の幽霊によるお化け屋敷を体験させられている気分だ。ご機嫌な彼は壁をすり抜けまた別の場所に逃げようとする。圧倒的にこちらが不利な状況であれば体力を使い切る前に何か作戦が必要だと繋いだ手を軽く引いて一旦止まるように促す。内緒話をするように相手の耳元に顔を寄せ「このままだと彼を捕まえるのは難しい。だから少し搦め手だけど彼の悪戯好きな性格を利用しておびき寄せるのはどうだい」と作戦を提案して)

  • No.5514 by 探偵  2024-05-23 12:30:39 


屁理屈言いやがって、…あぁああ!!…っ、くそ……向こうはそれこそ何でもありなんだ、こっちもちょっとは汚い手を使わねぇとな
(子供とはいえ幽霊は幽霊なのかその驚かせ方は容赦ない、確実にこちらの精神を削ってくるような驚かし方に声を挙げずにはいられなかった。驚いて叫んだ分いつもよりも多くの体力を使って荒い息を吐いているとその隙も逃さぬように今度は鏡から黒い腕が伸びてきて相手と一緒に跳ねながらまた叫び声を挙げていた。いつか奇妙な美術館に閉じ込められた時も散々だったが、ただただ驚かされてばかりなのもなかなか疲労が溜まるものだ。こちらからお遊びを提案したものの悠馬とメモリが長い間接触すればメモリからの影響を受けて手段がエスカレートしていく可能性もある。早々に決着を付けなければならないが悠馬はまた壁をすり抜けどこかへ行ってしまった、圧倒的に向こうが有利なこのホテルでは鬼ごっこといえどそう上手くはいかない。やはり強硬手段に出るべきだったかと後悔し始めた所で相手から軽く腕を引かれてその場に立ち止まる。相手は何かを思いついたようでこちらに作戦を提案してくる。子供相手ではあるが幽霊なんて人から外れた存在なのだ、多少はこちらも策を考えなければならないだろう。口角をあげて返事をすると「で、どういう作戦でいくんだ?」と続きを促して)

  • No.5515 by 検索  2024-05-23 14:55:05 

鬼ごっこのルールならば彼が逃げる側だけどもし何時までも追いかけてこなかったら僕たちの様子を見にくるはずだ。その時に一人が囮になって気を引いている内にもう片方が潜んで不意打ちの光で怯ませて捕まえる。あちらが幽霊ならこちらは人数と技術で勝負だ
(こちらに隙を与えないように驚かされてばかりで息をつく暇もない。こちらの反応に満足そうに彼が何処かに逃げてしまえば一旦作戦会議をすることにした。このホテルの構造に詳しく好きに驚かすことが出来る上に壁がすり抜けられるならばかなり勝ち目は薄い。それを理解してか口角を上げる相手に思い付いた作戦を共有する。今までの言動から彼は勝ち負け自体よりも一緒に遊ぶことに重きを置いている。自分達が追いかけていれば何時までも逃げてしまうことが可能だが逆に何も反応が無くなれば恐らく気になって様子を見に来てしまうはずだ。幽霊が何をもって人間を認識しているか分からないがその時に軽く二手に分かれて片方が再び彼を追いかけたり驚かされたりすればもう片方の存在は恐らく意識から逸れる。彼に驚かされたようにこちらも不意打ちを狙うのだとバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トを見せながら得意げに説明すると「少し離れるここにはなるけどドライバーで意識を繋いでいれば君も怖くないだろう?」と揶揄うように言葉続けて)

  • No.5516 by 探偵  2024-05-23 18:30:40 


なるほど、あいつの悪戯好きを逆手にとってやるってことか。っ、お前が怖いからそんなこと言ってんだろ?
(静寂と暗闇に包まれた廊下で相手の作戦を聞く、遊びとはいえ向こうが圧倒的に有利な場で悠馬をおびき出すような作戦を聞けばにやりと再び笑った。相手の検索結果によれば悠馬は悪戯好きで通っていたようだ、悪戯をしてこちらのリアクションを楽しみたいのにその標的がこちらに来ないとなればすぐに痺れを切らしてこちらを探しにくることだろう。子供の純粋な気持ちを利用するのは少々気が引ける気もするがこのままでは永遠にあの幽霊を捕まえることはできない、時間が経って取り返しのつかない事態になっては困るならここは二人であることを利用してこのゲームを終わらせてやるのが良さそうだ。作戦に乗ることを決めるも相手はこちらを揶揄う言葉が飛んできてピクリと眉を動かす。確かに先程の脅かしはなかなかだったが相手だって同じくらいには驚いていたはずだ、こちらも揶揄うような言葉を返しながら腰にドライバーを装着する。そして相手の手の中にあるバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.をスッと取ると「お前の方が怖がらねぇってんなら俺は囮役に回ってやるよ」とまたもにやりと笑いながら告げて)

  • No.5517 by 検索  2024-05-23 19:44:19 

さっきあんなにビビっていた君が言えたことかい? 分かった、なら重要な役は君に任せることにしよう。広さや隠れ場所などを考えれば彼を捕まえるのはレストランが良さそうだ。
(こちらの作戦に相手からニヤリと笑って乗ってくれば決行が決まる。純粋な鬼ごっこでの勝利では無いのだがこれも大人の作戦の一つだ。あとは詳しい事を詰める段階で連絡手段としてドライバーを使うアイデアと共に少し揶揄う言葉を添えてやれば暗闇の中でも相手の眉が動いたのが分かった。確かにレストランまでは怖がっていた自覚はあるがプールからは相手の方が怖がっていてついさっきも絶えず叫び声をあげていた。そのことを楽しそうに告げでやりながらも役割分担を決めていく。重要なのはいかに囮役が彼の気を引いて油断させるかと捕まえる役のタイミングの良さや決断力だ。そこで相手が囮役を勝手でるとその前提条件の言葉が少々気になるものの素直にその役割を任せることにした。そしておびき出す場所として先程も通った1階のレストランを提案すると「健闘を祈るよ、翔太郎」とふっと笑って告げ)


(/途中なのですがすみません。説明が不足していたようでこちらとしては囮役:彼の注目を集めて追いかけたりしながら目的地におびき寄せる 捕まえる役:潜んだりして最後にフラッシュなどで不意打ちする、みたいに考えていたのですがちょっと齟齬が起きそうな感じがしたのでお声掛けさせてもらいました。ふわっとした思いつきなのでどんな感じでも大丈夫なのですが探偵様の方で何となくイメージの流れがあったならばお聞かせください!また上記もしれっと改変してもらっても大丈夫なので宜しくお願いします。)

  • No.5518 by 探偵  2024-05-23 20:20:30 


っ、最初はお前の方がビビってただろ!俺がレストランまできっちり追い込んでやるから最後の役割は頼んだぜ、フィリップ
(確かに今では相手の方が耐性があるようだがそれも好奇心が掻き立てられているからだ、序盤のことを思えば相手は目を瞑ってこちらを頼るくらいには怖がっていたのだから人の事は言えないはずだ。そんなどんぐりの背比べな言い合いをしつつ作戦が固まる。悠馬を誘導するのはそれなりに走り回り体力が必要だろう、となればいつも通り囮役はこちらの役割だ。相手は暗い中で息を潜めることになるだろうがこの調子なら怖がってタイミングを逃すこともないはずだ。悠馬の前にでれば必然的にまた脅かされるのは目に見えていて憂鬱ではあるがゴールが決まっているならまだ精神的にはマシだ。相手に最後の役割を託して軽く肩を叩いたあとひとりで歩き始める、レストランとは反対方向にある階段へと進んでいけばそこから1階へと降りていく。途中「おーい、どこに隠れてんだ?」とわざと声をあげてこちらへ気をむくよう誘導しつつ1階へとたどり着いて)

(/矛盾するレスになってしまってすみませんでした…勝手にどこかに潜伏するものだと思い込んでいたのと、囮役か捕まえる役か、どっちをやるべきか悩んで書き直したりしていたせいでむちゃくちゃなお返事になってしまいました…こちらが思いっきり間違えてしまっただけですので検索様に非はありません、申し訳ないです。最後の捕まえる所を検索くんにしてもらいたいなと思いましたので、1つ前のレスでバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.は検索くんが持ったままなことにしてもらい、探偵の方は囮役で走り回ることにさせていただきます!ややこしくしてしまってすみませんでした…/こちら蹴りで大丈夫です!)

  • No.5519 by 検索  2024-05-23 22:10:32 

ああ、じゃあまた後で。
(どちらが怖がっていたかと言い争いをしながらも大体の作戦の流れが決まる。意識から相手の憂鬱な気持ちが伝わってきて苦笑いするも肩を叩かれるとお互いの健闘を称えてから別行動を始める。彼が様子を見に来るのに万が一遭遇する可能性を考え懐中電灯の灯りを消せば予想以上に真っ暗で一瞬足が止まる。いかにも何か出そうな雰囲気だ。だが自分が提案して相手に囮を頼んだ以上しっかり任務をこなさなければと意気込んで目が暗さに慣れてから足音を立てないように階段を降りていった。無事に一階に辿り着くとレストランの方向に進み中に入る。ひとまず目的地には着いたが肝心なのはその隠れ場所だ。違和感を与えることなく、それで居て不意打ちの光を浴びせられる場所。辺りを見渡して壁際に鏡があり白いテーブルクロスのかかったテーブルの下に目星をつけると早速そこに潜り込んだ。バ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.トをライブモードにして手元に構えるとあらゆる事に心拍を早くしながら「こっちは準備万端だ、翔太郎」と意識下で伝えて)

  • No.5520 by 探偵  2024-05-24 07:56:39 


やっと見つけたぜ悠馬。もう飽きちまったのかと思った
(ドライバーで意識を共有しながらレストランへ向かって歩きながら悠馬を誘き寄せるように声をだす、相手は囮役のこちらに注目がいくよう暗闇の中静かに行動しているようで不安げな気持ちが伝わってくれば内心小さく笑う。だがこちらも今から襲われることを思えばあまり穏やかではない心境だ、お互い様な胸の内を晒しあいながらゆっくりと廊下を進んでいく。相手が位置についたのをドライバー越しに知り返事をしようとした所で肩に冷たい何かが当たる感覚があって釣られて上をみる、そこにはそこで溺れたかのような生気のない人間が吊り下がっていて思わず「うぉっ?!」と声をあげて飛び退いた。それをケタケタと笑う声が聞こえて廊下の先を見る、そこにはターゲットの幽霊がいて声を掛けてやれば『そんな事ないもん!勝手に帰っちゃったのかと思った』と少々拗ねた声で返事が返ってきた。やはり構われない時間が耐えきれなかったらしい。それならば相手の作戦に則ってその心理を利用してやるまでで「鬼ごっこってのは追われてる時が一番楽しいもんな」と煽り気味に声を掛ける。『そうだよね!』と元気な声が聞こえる、これで悠馬はこちらの前から姿を消すことなく追いかけられる状態を保ち続けるだろう。「なら、行くぜ!」とこちらも声をあげれば真っ直ぐと悠馬を追いかけ始めた。当然悠馬はこちらの視界から外れないようそのまま真っ直ぐ逃げることになる。「観念しろ!」なんて叫んでやり興奮を煽れば悠馬はケタケタ笑い半透明の何かが揺れる。すると周囲にある高そうな調度品が舞い上がりこちら目掛けて次々と飛んできた。ついでに気味の悪い何かも一緒に飛んでくるとまた叫び声が出て「勘弁しろよ!!」と悲痛に叫ぶ。だがものをこちらへ飛ばすほどに凶暴性は増していて、やはり早く悠馬とメモリを引き剥がさなければならないようだ。精神を削られながらも悠馬を追って走り続ければようやくレストランにたどり着いて、軽く目を走らせると相手の位置を確認する。未だケタケタ笑う悠馬に荒い息を吐いてフラフラと近づきながら「観念しろよ、悠馬」とじわじわ半透明の幽霊を相手のいるほうへと誘導して)

  • No.5521 by 検索  2024-05-24 10:47:30 

…!…、つっかまえた!!
(潜む場所を見つけると後はここで相手の誘導でここに彼が来るのを待つだけだ。相手に合図を送るとほぼ同時に相手の意識越しに溺死した人の様な姿を目撃してこちらまで少し驚く。狙い通り追いかけてこない自分達を探してここまでやってきたようだ。拗ねたことを言う彼に相手が上手いように煽って鬼ごっこにやる気にさせると早速注目させるように追いかけ始めた。また見失われるとつまらないと感じたのかすり抜けなどはせず真っすぐと逃げていて誘導するには好都合だ。相手に追いかけられているのが面白いのか笑い声をあげながら調度品と気味の悪い顔のようなものを飛ばしていて本人の無意識のうちに能力の使い方がエスカレートしているようだ。霊的存在になって善悪の区別も曖昧になっている様子で放っておけば子供故の無邪気さで更に手に負えなくなるのは間違いない。相手が悲痛に叫び大変な目にあっていることに飛び出したい気持ちをぐっと堪えその時を待つ。こちらにも足音が聞こえてきて開きっぱなしのドアから気配が入ってくるのが分かった。相手が上手く壁際に追い詰めているおかげでこちらには気づかれていない。そして気配が間隣に来るのと同時に彼がまたくすくすと笑って『だったら捕まえてみなよ』と挑発すると今度は周囲の椅子やテーブルまで浮き上がらせる。それは自分の隠れていたテーブルも例外はなく、隠れ場所が無くなって焦るが逆に今がチャンスだ。相手の反応に満足している隙にバットショットを飛ばすと意識が逸れているであろう背後から不意打ちにフラッシュを浴びせさせる。周囲の鏡もフラッシュを反射して広範囲から強い光を浴びせさせると明確に彼は声をあげて怯んで不透明な部分が縮まる。その瞬間に陰から飛び出し、テーブルクロスを手にとって彼に勢いのまま覆い被せてやれば悠馬の体はすり抜けてしまうが実体のあるメモリは引っかかって引きはがすことが出来た。『え、何時から居たの!?』と驚く彼に「最初から潜んでいたんだ」なんて説明しながら自然にメモリを手元に回収して)

  • No.5522 by 探偵  2024-05-24 14:01:57 


っ…おい、それはやりすぎ……よしっ!
(悠馬を上手く相手の方に追い詰めることは出来たものの子供の精神を持つ半透明はすっかり興奮状態になっていて、楽しげな声と共に周囲のテーブルや椅子が浮き上がる。脅かす要素が抜けただただ傷つけるような手段に思わず両手を広げて静止しようとするが、ちょうど浮き上がったテーブルの下から相手が出てくるのが見えた。一方悠馬は焦った表情が面白いのか完全に意識がこちらへ向いている、ならばこのまま相手がこの遊びを終わらせるのを待つだけだ。半分は本心で両手を広げ顔を引き攣らせていると相手が声を挙げながらシーツを悠馬へと被せる、半透明の体はシーツをすり抜けてしまうが実体のあるメモリはシーツの中に取り込まれて相手の手元へと渡る。その光景はこの遊びの勝利とメモリ回収の成功どちらも表していて思わずガッツポーズを作った。驚いた様子の半透明に近づき相手の横へと並べば「俺達の勝ちだな」とニヤリと笑ってやる。そうすると悠馬は今までの笑みとはまた違って無邪気に笑い声をあげると『ありがとう、すっごく楽しかったよ!』と弾んだ声が聞こえ半透明だったそれはゆっくりと像を結んで半透明ながらも人の顔が見えるようになった。満面の笑みでこちらに礼を言う悠馬に「俺達も楽しかったぜ」とこちらからも笑みを向けて)

  • No.5523 by 検索  2024-05-24 15:30:08 

ああ、なかなか興味深い体験だった。
(二人の作戦と行動によって勝利を掴むことが出来た。彼はメモリを回収されたのに気付いていないのか、それともそれでも良いと思っているのか捕まった側というのに満足そうに笑っていて全力で楽しめたのが伝わってくる。彼が亡くなってからかなりの時が経っているはずだが精神はずっとその時の子供のままなのだろう。不思議なことに不透明のもやもやに近い状態だった気配はさっきよりもずっとくっきりと人の姿を作って満面の笑みがこちらに向けられる。特異的な変化に興味深く観察するような視線を送りながらも同意するように頷いた。満足げだった彼の視線が若干下がって『ずっと誰も来なくて寂しかった』とぽつりと零す。彼が今の姿で目覚めたときにはホテルは今の状態で家族や知り合いの姿もなく、ずっと独りぼっちだったらしい。ある時ふらっとやってきた人に悪戯を仕掛けたところ前よりも来る人が増えた、とのことだが恐らくその悪戯が心霊スポットを噂されるきっかけになったのだろう。『だけど皆直ぐに帰っちゃうから、今日は二人と遊べて本当に楽しかった!』と無邪気に笑うのを見れば何故か分からないが自分に近しい何かを感じて無意識の内に手を伸ばして半透明の頭部辺りを優しく撫でる。それを彼は擽ったそうにしながらも『遊んでくれてありがとう』と口にすれば半透明の体は端の方からゆっくり消えようとしていて「え、」と思わず声を零して)

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