相乗りで何処までも 【 〆 】

相乗りで何処までも 【 〆 】

検索  2022-07-09 20:46:55 
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唯一無二の相棒へ。




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  • No.4824 by 探偵  2024-03-06 20:07:10 


……、……真っ白だ
(相手の体の中へ意識で飛び込んでいくと一瞬視界が途切れた後に目を開けて周囲を見回す。元々地.球.の,本.棚.は白い空間だったが、今は本や本棚まであらゆるものが嫌になるほど白に埋めつくされていてる。相手が着せられていた白装束を思い出しながら言葉を零した。かつて相手の意識を呼び起こした時本棚は燃えていたがまた状況が違うようだ。あの時と同じく相手を探し出そうとした時に胸ポケットが淡く光っているのに気がつく。光源を取り出してみればそれは相手から貰ったお守りだった。お守りからは先程まで散々みた地.球.の.本.棚.で見られる緑色の粒子が少しづつ溢れている、そしてその粒子はゆっくりと一様な方向へ流れていた。まるでお守りに込められた祈りが、祈りを込めた主と繋がろうとするようにサラサラと光を放ちながら溢れ出している。その方角を頼りに真っ白な空間を進めばやがてその先にポツンと寂しげに置かれた白い箱を見つけた。どうやらお守りはあの白い箱を指しているらしい。近づいてみればそこには美術品のようにプレートが掲げられていてやはり白に塗りつぶされて読むことはできない。だが答えなんて明白なのだ、小さく笑うと白で塗りつぶされたプレートをそっと撫でながら「大丈夫だ、俺が覚えてる」と相手と対峙した時と同じ言葉を口にする。蓋に手をかけると、フードを外した時と同じく勢いよくその蓋を取っ払う。そして、その中で座り込んでいる人物に向かって「迎えに来たぜフィリップ」と呼びかけて)

  • No.4825 by 検索  2024-03-06 21:33:58 

__…、君なら来てくれると思ったよ、翔太郎。
(狭くて真っ暗な空間に縮こまるように収まる。何が起きる訳でもなく静かで一人だけの世界は空虚で瞼を閉じれば溶けるように消えてしまいそうだ。それを繋ぎ止めるように唯一特別な色を発する御守りを縋るように握り締めていた。ふと世界の外に違う音が聞こえて僅かに顔を上げる。それは間違いなくこちらに近付いていて息を飲んだ。やがて天井が外れると世界の中に明るい光が降り注いで眩しさに目を細めながら顔を上げる。そしてその人物が自分の名前を呼ぶとかちっと心の中でピースがハマる様な音が響いてその瞳に光が宿る。目の前の人物は何処までも傍に居ると誓った相棒兼恋人で自分を、フィリップを必要としてくれる人だ。そして自分のいるべき場所はここでは無く相手の隣だったはず。そう認識した途端自分を閉じ込めていた箱はいつの間にか無くなり空間が色付いていく。相手を見上げながら安心したような表情を浮かべ、いつもの声色で大切な人の名前を呼んだ。自分を取り戻すことは出来たが相手がここに来たということは変身後であり相手の身体に至っては生身で投げ出されたままだ。「さて、一方的に利用する訳でもない本当の二人で一人の力を見せに行こうか、翔太郎」と声を掛けると繋がるのを待つように手を差し伸べて)

  • No.4826 by 探偵  2024-03-06 22:10:37 


最後まで一緒にって約束だろ?___あぁ。相乗りってのがどういうものか教えてやろうぜ、フィリップ
(相手を閉じ込める蓋を思いっきりとっぱらってやる、すると中に座り込んでいた相手の顔があがってやがてその瞳に光が宿った。それをみれば理屈を超えて相手が元に戻ったのだと理解して自然と口には笑みが浮かんだ。相手を閉じ込めていた箱はなくなり白に埋め尽くされていた空間は彩りを取り戻していく。相手はただ言われるままキーワードの項目を引っ張り出してくる道具じゃない、色々なものに厄介なほど興味を示しその好奇心のまま検索に没頭する愛すべき人間だ。安心した顔でいつものように名前を呼ばれる、それだけで張り詰めた緊張感は体を奮い立たせる力へと変わっていった。相手がどんな場所に連れていかれようとどんな所へ閉じ込められていようと必ず相手の元へとかけつける、例えそれが最悪を選ぶ結果だったとしてもその瞬間に隣に居ることを選ぶ、それが自分達の交わした約束だ。こんな真っ白な世界で相手が一人溶けていくのを見過ごせるはずがない。なにせ二人でなければ真っ直ぐ走っていけないのだ、そして直近の問題として二人でなければあの怪人は倒すことが出来ない。相手がこちらへと手を差し出す、その手を迷わず取って力強く握れば相手を引っ張り起こした。周囲の本はさらに彩りを取り戻し崩壊していた本棚は元へと戻っていく、自信に溢れた顔を相手に向けていれば意識が晴れ渡っていくようだった。次の瞬間、目を開ければ周囲はあの礼拝堂へと戻っている。暗闇に映える純白と暗闇に溶ける漆黒、それらを半身ずつ宿した二人で一人の姿で怪人に対峙すれば、未だ狂乱の最中にいる怪人に向かっていって)

  • No.4827 by 検索  2024-03-07 00:59:05 


もう僕は君たちの都合の良い道具にはならない。 僕は鳴海探偵事務所の探偵で、この街を守る二人で一人の
仮.面.ラ.イ.ダ.ーだ!
(差し出した手は力強く握られ引っ張られる形で立ち上がる。自分は一人ではない、こうやって何処までも後を追って連れ戻そうとしてくれる大切な人が居るのだと改めて実感すれば口角は上がって穏やかな気持ちのまま意識が晴れる。次に目を開くとそこは先程までの礼拝堂でLibraryの記憶を宿した怪人と対峙している。頼りになる相手の意識が隣にあるのを感じながら駆け出し腕の牙で殴りかかると怪人は吹っ飛び床を転がった。先程まで支配下に居た物が調子を取り戻し立ち向かってくるのが気に入らないのか『生意気な…、俺たちなら地.球.の.記.憶を有効に使ってやれるのに!』と喚いている。だがもうそんな役割を受け入れてやる気はさらさらない。散々好き勝手された怒りを発散するように奴の言葉を強く否定してやると一人の人間であるフィリップとしての肩書きや使命を主張するように叫ぶ。苛立ちの声を上げながら今度は怪人が襲いかかってくれば相手と息を合わせて躱し、回し蹴りを食らわせる。相手が切札だけで挑んだ時より確実な手応えを感じると「奴がどんな記憶を蓄えてるか分からない。使われる前に一気に畳み掛けようか、翔太郎」と声をかけて)

  • No.4828 by 探偵  2024-03-07 07:52:39 


俺達が本物の二人で一人ってやつを見せてやるよ
(ひとつの体の中に相手と並び立って攻撃をお見舞いしてやる、その威力はひとりで変身した時よりも遥かに上だ。やはり風.都.の探偵としてこれから先何処までもいくのなら相手と一緒でなければ走ってはいけない。怪人は未だ相手を道具としてしか見ていないらしい。地.球.の.記.憶.を提供し信者を集めるのに都合のいい信仰対象、相手はそんな誰かの人形ではない。そんな事も分からない敵に相手が高らかに自分という存在を、フィリップという存在を主張する。相手を定義する言葉などいくらでもある、それが分からない、見ようともしないこの教団に相手を奪われるなど真っ平御免だ。先程嫌味ったらしく言われた言葉を今度はこちらが気取った調子で口にする、二人で一人の探偵を名乗れるのはこの世で相手と自分しかいない。こちらに向かってきた怪人に回し蹴りを入れればその体は床に転がる、ここが勝機だろう。相手の合図に合わせ「あぁ!一気に決めてやろうぜ!」と鼓舞するように言えばホーンを三度押してマ.キ.シ.マ.ム.ド.ラ.イ.ブ.を発動させる。宙へと飛び上がると体を回転させ「フ.ァ.ン.グ.ス.ト.ラ.イ.ザ.ー.!」と叫ぶと共に怪人の体を回転蹴りで引き裂いて)

  • No.4829 by 検索  2024-03-07 09:39:03 


…これでひとまずは最近信者になった者達は元に戻るはずだ。…翔太郎、迎えに来てくれてありがとう
(床に転がり隙の出来た怪人に声を合わせて技名を叫びながら回転蹴りを叩き込む。刃によって怪人の本は切り裂かれバラバラになったページが緑の粒子となって地球に還っていきながら元の幹部の姿に戻る。排出されたメモリが砕け散ったのを確認すれば変身を解いた。疲労感はあるが支配から抜け出したおかげで頭はすっきりと軽い。彼を見捨てて逃げたのか他の幹部の姿は既にないが相手によって暗示を増長させる機械も含め主要な設備が破壊されたのを見るにひとまずは最悪の事態は免れたとみて良いだろう。着せられた真っ白な服のまま意識の戻った相手の元に向かうとまずは事態の状況を共有する。いつの日か誓ってくれたように一人でこの危険な場所に乗り込み彼らと戦いながら意識の底まで自分のことを探し迎えに来てくれた、大切な人だと言ってくれた。窮地を乗り越え世界で一人だけの相棒の顔を見れば漸く張りつめていた緊張は解け嬉しさや安堵の入り混じった感情が湧きあがってくる。相手を見つめるとさきほどは言えなかった感謝を伝えながら微笑んで)

  • No.4830 by 探偵  2024-03-07 12:28:10 


当然のことしただけだ。お前はあんなメモひとつで居なくなるようなヤツじゃねぇって知ってっからな。……、…
(会心の一撃を叩き込むと怪人の体から緑の粒子が放出され、怪人は元の人間の姿に戻りメモリは砕け散る。変身が解かれて体を起こして立ち上がる、軽くホコリを払っていると相手が近づいて来るのが見えてそちらへ体を向けた。無惨に壊れた機械の中には信者を暗示にかける類のものもあったらしくこれで街に吹く悪い風の方も消え去ることになりそうだ。相手はこちらを見ると緊張が解けていくように表情を緩ませて感謝と微笑みとか送られてくる。こちらも口元に笑みを称えながら相棒として当然だと言葉を返した。しかし無事に事を乗り越えたとはいえ相手が苦しむのが分かっていて地.球.の.本,棚.との接続を無理やり断ち切りその後も相手の体で戦わせてしまったことに負い目はあって、一歩近づくと腕を背中へと回して相手の体を緩く抱きしめる。その体を労わるように背中を撫でながら「お前の体に負担かけちまって悪かった」と謝罪の言葉を口にする。今まともに歩いている以上は酷い体調不良はなく倒れるほど疲労しているわけでもないのだろうが、少しでも痛みが和らぐようにと柔らかい手つきで撫で続けていて)

  • No.4831 by 検索  2024-03-07 15:21:20 

流石僕の相棒だ。…別に君が謝ることじゃない、寧ろあの状況ならば最善手の行動だったと思う。
(相手に感謝を伝えるとその口元には笑みが浮かんで嬉しい言葉が返される。実際好奇心を煽られて外に飛び出すとしてもメモリ類は置いていくことはないし、そもそも相手と隣に居ると誓ったのに自ら居なくなる訳がない。あんなお粗末な細工よりも自分を信じてくれたことに嬉しそうに告げる。これで解決だと思ったのだが相手が一歩近寄ってきて背中に腕が回される。相手の腕の中に納まって背中が撫でられると無意識に息を吐き出してこちらからも腰辺りに腕を回して緩く抱き着いた。その状態で謝罪を受けると軽く首を振って必要ないと告げる。あのメモリが使われ続けていれば更に精神は摩耗し抵抗する気力すら無くなっていたかもしれない。加えて様々な地.球.の.記.憶を引き出せるのなら戦いが長引く程相手は不利になる。それを考えれば相手の行動は正解だったはずだ。だが相手が気にしているのはそんな理屈ではないことも知っていれば「その分君がこうやって僕を必要としてくれて、癒してくれれば良い」と首元に擦り寄りながら腕に力を込めて)

  • No.4832 by 探偵  2024-03-07 17:20:24 


…フィリップ……流石俺の相棒だ。なら今日はめいっぱいお前のこと労らねぇと
(相手を腕の中に閉じ込めると安堵の息を吐くのを感じて、こちらもずっと脳裏にチラついていた相手を失う可能性が溶けていき存在を確かめるようにその体温を感じていた。緊張感が緩むとこちらの負い目から謝罪の言葉が口から出ていく、だが相手は首を振って理屈と共に謝罪の必要がない事を伝えてくれる。そこで終わらないのが相棒で、相手はハードボイルド探偵になりきれない自分が理屈だけで全てを納得できないことをよく分かっている。続けられた相手の要求にその意図を理解すると心に引っかかっていたものはゆっくりと流れていって代わりに愛しいその名前を呼んでいた。こちらからも抱きしめる腕の力を強めて擦り寄る頭に頬を寄せる、相手から今しがた貰った言葉をこちらからも贈り返した。どちらにせよ相手は朝からこの教団のメモリやら機械やらの影響を受けてずっと本調子ではなかっただろう、この後の時間はゆっくりと休んで貰わなければならない。そのためにはそれに相応しい状況を作らなければならず「まずはその服着替えていつものを頭に付けねぇとな」と見慣れない装束のフード部分に指を掛けて)

  • No.4833 by 検索  2024-03-07 19:19:18 

是非そうしてくれ。…ああ、この格好は落ち着かない。確かこっちだ、
(謝罪では無く相手が側にいることを要望すれば自分を表す大事な名前を呼ばれる。軽く相手に擦り寄っていれば相棒であると再確認するような言葉が聞こえてきて口元に笑みを浮かべてはその温もりを強く感じていた。漸くあるべき場所に戻ってきたがここは敵地でもあった礼拝堂の中でいつ誰が来ても可笑しくない。流石に疲労が蓄積していれば今からはゆっくりと休みたい気分だ。相手がフード部分に指をかけるのを感じると顔をあげて自らの服に目を向ける。着慣れない装束は清廉さを示すように真っ白であの施設に居た時の服装と似ていることもあってあまり気分の良いものでは無い。広がった世界と同じくカラフルな服の方が好みだ。自分がこの格好にさせられた場所を思い出すと相手の手を引いて移動する。奥にある個室の前に辿りつくと着替えてくると告げて中に入る。雑に投げ捨てられていたいつもの服を手に取り、着せられていた服を脱いで着替えた。テーブルに置いてあるクリップも手に取るがそれは握ったまま相手の元に戻ってくる。得意げに手のひらのクリップを見せると「君が付けてくれ」とお願いして)

  • No.4834 by 探偵  2024-03-07 20:42:14 


……これで完璧な俺の相棒だ
(一度くっついてしまえば離れ難い気持ちもあるが敵地のど真ん中でずっとこうしているわけにも行かない、それに早くジンさんに連絡してやらなければいつまでも風.都.警察は失踪事件でてんてこ舞いだろう。まずは何より相手の格好だ、真っ白な衣装に煌めく金具がついたこの格好は荘厳ではあるが知識の暴走列車である相手には似合わない格好だ。ゆっくりと腕を解くとそのまま手を取られて相手と連れ立ち礼拝堂の奥へと進む。個室のような場所の前で待つように言われて暫く、再び扉が開けばいつもの格好の相手がそこにはいた。あの夜、真っ白な格好をした相手を連れ出してとにかく着替えろと自分と同じブランドの服を無理やり着せた日が懐かしい。そして今、相手はこの格好が自分なのだと選んで着ているのが無性に嬉しく感じた。だがまだひとつ足りないパーツがある、それは相手の手のひらに乗ったままでこちらへ差し出されると付けてくれとお願いがなされた。相手の象徴とも言えるべきクリップを受け取ると軽く前髪を整えてやってからいつもの位置へとそれを付ける。服もなくなっていたクリップも戻って漸くいつもの相手が戻ってきた。髪を梳くように撫でながらこれで完成だと告げる。ふと思い出したように懐を探ると疾風を含む相手の三本のメモリとス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.とを取り出して「こいつも返しとかなきゃな」と差し出し)

  • No.4835 by 検索  2024-03-07 21:34:13 

…ん、やっぱりこの格好の方がしっくり来る。…、そういえば預けたままだったね
(自分でも当然出来ることではあるが何となく相手の手で完成して欲しくて最後のパーツを託す。前髪が整えられていつもの位置にクリップが留られると先程よりも視界が開けて自然と口元に笑みが浮かぶ。服もクリップも初めは押し付けられた物や何となく身につけ始めた物だが今ではすっかり自分のモノとして染み付いていて愛着が湧いている。ガラス窓に写った自分の姿はいつも通りで漸く二人で一人の探偵の姿で並ぶことが出来た。ふと相手が懐を探って自分のメモリ三本と連絡手段のス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.が差し出されて目を瞬かせる。どれも操られたような状態で置いてくるように言われた大切な物だ。その時のことを預けていたと称すると「ありがとう」と言いながら受け取り大事に懐に収める。今や自分を表す象徴や所有物と呼べるものがこれだけある。もう自分は組織に利用されていた道具や人形ではなく立派な人間だ。この場所で個人的にやるべきことを終えると「こんな有様ではあるしこの状況と彼の身柄を警察に伝えて後はそっちの方で捜査して貰おうか」と提案し、警察に通報するなどして事態の収束を図って)

  • No.4836 by 探偵  2024-03-07 22:18:44 


これも全部お前のもんだからな。…あぁ、ジンさんにここのこと教えてやったらきっと喜ぶぜ
(いつも通りの姿に戻った相手がチラリと目線を他の場所にやる、つられるようにそちらを見ればそこにはガラス窓があって淡く映る二人の姿はいつもの二人で一人のこの街の探偵のもので口角があがる。服もいつも通りになり相手の持ち物であるメモリとス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.とを返す。相手は真っ白なんかではない、好きな服があってお気に入りの髪留めがあって持ち物があって、自分の相棒で恋人で、いくらでも彩り溢れる言葉で相手を表すことが出来る。これで全て元のさやに戻っただろう。相手に促されジンさんへと連絡を取る、今話題の新興宗教の巣窟を押さえ首謀者を捕らえたことを伝えればかなり驚かれた。暗示をかける装置があったことやメモリが関連していることを伝えられる範囲で伝え信者も正気を取り戻すであろうことも教えておくと、後はジンさんに後処理を任せることにすした。これでやることは終わりだ。電話を切ると相手の方へと目を向けて「よし、俺達の家へ帰るか」と二人の帰るべき場所へと誘って)

  • No.4837 by 検索  2024-03-07 23:10:36 


ただいま。…今日はなんというかどっと疲れるような一日だったよ
(いつの間にか自分に関するものはこんなにも沢山出来ていた。それもぜんぶあの事務所で相手が自分を一人の人間として扱ってくれたからこそ出来たものばかりで噛み締めるように貰ったものを握りしめていた。この事態を知らせる為に刃.野.刑,事に相手が連絡を取る。伝えられない情報は伏せつつここで起きた事と首謀者を捕らえたことを伝え後のことは任せることになった。これで今回被害にあった者は元に戻り宗教組織についても何か情報が得られるだろう。自分達の休める場所へと誘う相手の言葉に頷くと所長に直帰の連絡だけしてバイクで相手の後ろに乗って帰路についた。家に辿り着き自分の鍵で家の扉を開くと帰宅の言葉を呟きながら中に入る。自分達だけの安心出来る場所に辿り着くと一気に緊張が解けて思わずベットになだれ込むように身を投げた。怪我をしたり直接ダメージを受けた訳では無いが朝からずっと頭は重く支配を受けていたせいで精神的にかなり疲れてしまった。ごろんと転がって相手が座るスペースを作ると「翔太郎」と名前を呼んで)

  • No.4838 by 探偵  2024-03-08 07:51:00 


おかえりフィリップ。……朝から具合悪そうだったしおまけに他人に好き勝手されたんだ、今日はもう体休めることだけ考えねぇと
(相手を後ろに乗せてバイクを走らせる、今回の件で新たなメモリが作られた事や幹部を全て捕まえていないことにひっかかりは残るものの、大量失踪事件はひとまず解決だ。家にたどり着けば相手が自分のキーケースを取り出す、自分の色を宿したそれで家の扉を開ける姿にはやはりここが相手の暮らす場所なのだと妙な安心感を覚える。相手に続いて中へ入ると帰宅の挨拶をする相手に迎える挨拶を返して、いつもの位置へジャケットやハットをしまった。その間に相手はベットになだれ込んでいて思わず小さく笑う、外傷はないが今回の事件で精神的疲労は大きかっただろう。ベットに体を預ける相手が転がってこちらの分のスペースが空いて名前を呼ばれる、その招待に預からないわけにはいかずこちらもベットへ上がると隣に体を横たえた。クリップがついたままの頭をそっと撫でながら「俺にはお前を癒すって役割もあるしな、今からがその時間だ」とあの礼拝堂で交わした言葉を再び口にしていて)

  • No.4839 by 検索  2024-03-08 09:34:28 


ん…思えば今朝の不調も彼らの仕業だったのかもしれない。警察の方で何か手掛かりがつかめたらいいけど…。…なら、名前呼んでぎゅっと抱きしめてほしい
(出迎えの言葉を受け自分の戻るべき場所に帰ってくれば安心して気を抜くようにベットになだれ込んだ。誘うように名前を呼べばハットやジャケットを脱いだ相手がベットにあがり隣に並ぶ。何か証拠があるわけではないが今朝からの具合が悪かったのは彼らの影響だろう。茜ちゃんの件と同一の宗教組織が絡んでいるのならこちらの行動パターンは割れていて検索が使えなければ相手が足で情報を稼ぎに外に出る事を踏んでの接触だったのかもしれない。どちらにしろ幹部の全員は捕まっておらずその技術力や伝手があることを考えればまたこの街を脅かす可能性は十分にある。だが今の状況で探偵として出来ることは少なく刃.野.刑事を初めとする警察の捜査に任せるしかないだろう。硬い表情で今後のことを考えていたが相手の手が頭に乗って優しく撫でられるとその表情も緩んでいく。礼拝堂で交わした言葉をもう一度掛けられるとありのままの気持ちが溢れて今相手にしてほしいことをお願いして)

  • No.4840 by 探偵  2024-03-08 12:29:22 


なんか分かったらジンさんも連絡くれるだろ。……あぁ、任せとけ。…フィリップ、
(あの礼拝堂にあった機械は残さず潰してやったし暫くあの教団に大きな動きはないことを願うが今は相手の回復が優先だ、ここは一旦捜査に区切りをつけるところだろう。相手の頭を撫でてやれば張り詰めていた顔は緩んでいってその変化をしっかりと視界に収めていた。そのまま相手からの要望が飛んでくると口元には笑みが浮かぶ、相手にとって癒しとはこちらに抱きしめられて名前を呼ばれることらしい。自分が求められていることに幸せを感じながら相手の背中に腕を回すとこちらから体を寄せて抱きしめる。柔らかな声で相手を表す名前を呼ぶ、それは確かにこの風.都.に生きてこの部屋の住人で、自分の相棒で恋人である人物の名前だ。抱きしめながらも背中をゆっくりと広い範囲撫でて、こちらの存在を伝え相手の存在を確かめる。緩やかな時間を過ごしていれば礼拝堂では出来なかった事を思い出して、顔を近づけると相手の唇に短いキスを送って)

  • No.4841 by 検索  2024-03-08 14:54:29 

…あったかい。……ん、
(こちらがしてほしいことを伝えるとすぐさま背中に腕が回って抱き寄せられる。着替えたりして先ほどよりも隔てる服が薄くなった分相手の体温をより感じるようになって体から力が抜けていく。その状態で所属を示す記号でも役割を表す肩書でもない、大切な人がくれた自分を表す名前を柔らかな声で呼ばれるとそれだけで胸の内が温かいもので満たされて自然と口元が緩んだ。背中を撫でられるとより一層心地良さが増してこちらからも緩く腕を回すとリラックスしたような声を零す。相手の腕の中は世界の何処よりも安心できる場所で何も考えずありのままで居られる場所だ。その幸せに浸っていると相手の顔が近づいて唇が重なる。この場所でしか出来ない恋人としての行為に目を細めて受け止めていたがすぐに離れてしまうと「翔太郎」とそれを咎めるように呼んではもう一度、今度は長く唇を重ね合わせて)

  • No.4842 by 探偵  2024-03-08 17:42:19 


…、ん……キスして欲しいとは言ってなかっただろ、フィリップ?
(相手を腕の中に閉じ込めて背中を撫でればその声色は一層柔らかになって体の力が抜けていくのが分かる。外で我慢した分唇を重ねると相手は幸せそうに目を細める、だがこちらがなんの気なしに直ぐにそこを離せば咎めるように名前を呼ばれた。そのいじらしさは直ぐに愛おしさに変わって思わず笑みを零す、そうしている間に再び唇が重なった。今度は直ぐには離れていかずゆっくりとその感触に浸る、途中相手の後頭部に手を添えて親指の腹で優しくそこを撫でていた。暫くしてそっと唇を離して再び目を合わせる。愛おしさが募れば少々意地悪もしたくなるもので、キスは相手の要求事項ではないとすました顔で言ってのける、相手の名前を呼ぶのも勿論忘れない。再び顔を近づけるが唇へは近づかず、その横である頬へと口付けを落とすだけに留めて、顔を引っ込めて元の位置に戻ると変わらず親指で相手の後頭部を撫で続けていて)

  • No.4843 by 検索  2024-03-08 19:37:18 

……、それくらい君は分かるだろう。…っ、キスしてよ、翔太郎
(相手が笑ったのを見れば羞恥も湧いてきてそれを誤魔化すように唇を重ねた。今度は直ぐに離れていかずに柔らかさと温かさを感じていると後頭部に手が添えられて優しく撫でられゆっくりと溶かされているような気分だ。長い間そうしていたが顔が離れていくと目線を合わせた。幸せな心地に浸っていたが要望外だったと説明されると思わず眉を寄せる。自分と相手の仲だ、何も言わずとも自分が何を望んでいるのか相手は分かっているはずだろう。文句を言いながらも再び相手の顔が近付いてくれば期待するように待ち構える。だが柔らかな唇はそこではなく頬に落とされては離れていってしまって目を見開く。勘違いしていたことに目を泳がせるが段々と欲しいものが与えられ無かったことに分かりやすく不満気な表情をして見せる。名前も呼ばれて優しく撫でられているのに物足りない。自分から動けば直ぐにできる距離だがどうしても相手からして欲しくて足を絡め更にくっつく面積を増やす。今までの知識を動員させてこちらからも相手を抱き寄せ少し上目遣いになるように相手を見つめると甘えるようにお願いして)

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