検索 2022-07-09 20:46:55 |
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…あぁ、お前を丸ごと手に入れられるからな……っ、……フィリップ…
(後ろから抱きしめると相手は揶揄うような言葉を投げてくるがその中に余裕が失われつつあるのを感じるとまた腹の底がゾクリと擽られる。組み敷くよりももっと相手を支配し同時にこちらの劣情を注げる体勢、相手の一番弱い所が目の前に晒されるこの体勢にさながらご馳走を目の前にした獣の如く唸るような声を零す。だがメインディッシュは後にとっておかなければ。囁くだけで簡単に体が跳ねればもっと乱したいと体は嗜虐心で満ちていき冷静を保とうとするが相手の首元に吐き出す息は震えて熱い。今すぐ相手の白く綺麗な柔肌に噛みつきたい欲もあったがもっと追い詰めたいという欲が勝って敢えて強すぎる刺激を避ける。相手の匂いさえ塗りつぶし自分の唾液で耳裏を染めると反対側の耳裏にも舌を這わせる。その中で大袈裟にリップ音を響かせて口付けを落として、より自分がここを支配しているのだと相手へと示し分からせる。音を響かせるだけだった口付けは徐々にエスカレートして軽く歯を立てて柔肌を刺激する。だが食い破らないくらいに力を加減し、柔らかな唇と硬い歯を交互にあてがいながらさらに相手の色欲を煽るように下腹部に掌を添ればそこをゆっくりと撫で始めて)
…っ、は、…ン…ぁ、…っあ、しょう、たろ…もっと強くして、そこ噛んでっ、
(相手の顔が背後にある分唸るような声も吐き出される熱い息も首や耳に掛かってその劣情を感じる度にゾクゾクと背筋が震える。逃げ場も無く今からその熱をたっぷり注がれるかと思えば不安もあるがそれ以上に期待してしまってまた一つ体温が上がる。片方の耳の裏を相手の唾液が塗られると今度は反対側に移る。生暖かい舌が這いわざとらしいリップ音が耳のすぐそばで響けば身体は跳ねて呼吸が荒くなってしまう。落とされるキスの中に少しずつ歯を立てるような動作が加わると徐々に声の質が変わって甘いものが混ざり始める。だがその歯は深く食い込むことなく中途半端に宛てがわれたかと思えば柔らかい唇に変わって物足りなさが募る。もっと深く強く全てを塗り潰すような刺激が欲しいのに。その状態で下腹部に相手の大きな掌が乗り優しく撫でられるとそこに注がれるであろう熱を想像してしまってぶわりと全身が熱くなる。同時に一気に掻き立てられた劣情で理性のタガが一つ壊れてしまえばその手に自分の手を重ねて縋るように握りながら名前を呼ぶ。今自分が欲しい物を持っているのは相手だけだ。全て相手のせいだとも気付かず頭を傾けて素肌が最大限見えるようにしてから強い刺激が欲しいと駄々をこねるようにお願いして)
……は、……ッ、…お前がそんなに言うなら仕方ねぇな
(相手を全身使って閉じ込めて一方的にこちらの欲のまま熱を注いでいく。柔らかな唇と生暖かい舌と硬い歯と、入れ替わりに使いながら耳裏を愛でていると相手の口からは上擦った甘い声が聞こえ始め同時に腕の中で体が跳ね始める。後ろから抱え込んでいるからこそ相手の反応が手に取るように分かってより一層胸に渦巻く嗜虐心が刺激されていた。焦らすような動きをしながらも下腹部を撫でれば明確にその体は熱くなって耳裏から香る匂いも強くなれば思わず熱い吐息を漏らした。何を考えているかなんて手を取るように分かる。こちらとしても早くここを自らのモノで染め上げてひまいたいがここは最後のお楽しみだ、全身を自らで塗り潰してから一番深い場所をこちらのモノで満たさなければ。少しずつ追い詰めるように柔い刺激を繰り返していたが、耐えかねた相手が自ら強い刺激を望んで白い肌を見せつけるように晒されるとあまりにも扇情的な姿により粘度の高い欲望が胸へとせり上ってくる。ご馳走を差し出されて我慢できる獣などいるはずがない、愛しい恋人のお強請りとなれば叶えない手はないだろう。既に素肌は晒されているが決してにがさないように相手の顎を掴むようにして強く固定し下腹部で重なった手を強く握り返しながらグッとさらに体を密着させると無防備に晒された耳裏へと噛み付いた。先程とは違い最初から食い破る為に力を込めれば簡単に自らの痕がそこへと刻まれる。顔を少し離し相手の匂いが一番強い場所についた所有の証を見つめれば「綺麗についた」と満足気に呟いた後、唇を寄せると舌先でそこを押し込むようにしてなぞり刺激を加え)
ぁ、…しょうたろ、…ッあ! は、…んんっ、…君の物って、一目で分かる証だ、
(もっと強く痕に残るような刺激が欲しくてありのままで強請れば背後で相手も興奮したのが空気で分かる。こちらが相手の手で乱れるように、相手が自分の姿に高まっているのが嬉しくて自分しか見れないような優しい探偵の裏に隠れた欲を更に引き出してしまいたい。こちらからは相手の姿があまり見えない分、耳裏の刺激が無くなるとほんの短い間すら寂しくて切なく名前を呼ぶ。返事代わりに顎を固定され身体が密着すると期待するように熱い息を吐き出す。すぐに耳裏の皮膚に歯が突き刺さると鋭い刺激に悲鳴に近い高い声をあげて閉じ込められた腕の範囲で背を反らす。痛いはずなのに漸く貰った強い刺激は悦びでしかなくて甘い声をあげて唯一こちらから触れられる手を強く握りしめる。相手から満足気な声が聞こえてくるあたり傍から見ても分かるほどハッキリと跡がついたのだろう。その場所を知らしめるように舌先がそこをなぞると鈍い痛みと甘い痺れが広がって体を震わせながら喘いでしまう。だがこれこそ自分が求めていたもので熱に浮かされながらも嬉しそうにふにゃりと笑みを見せる。一度その悦びを知ってしまえばもう我慢出来なくなって欲を煽るようにもう片方の手で相手の太腿を撫でながら「もっと、翔太郎のものだって刻んで欲しい」と懇願して)
……っ、ぁ…フィリップ……、…なら一番特別な場所に刻まねぇとな
(相手から切なげな声で名前を呼ばれる、そうやって相手からこの暴力的な行為を受け入れられ求められてしまえば黒く薄暗い劣情はとめどなく胸に溢れて更に相手へと注ぎたくなってしまう。相手にそう仕向けられたのは気が付かないまま所有痕を刻めば痛みを与えているはずなのに相手は快楽を教授するように高く甘い声を出し背中を反らして悦んでいる、この腕の中で喘ぐ相手が愛おしくて堪らなくて下腹部に添えた手はより強い力で相手の手を握り体を押さえつけていた。自分の手で愛らしく喘ぐ姿は嗜虐心を擽るのに十分で、相手が幸せそうに笑うのを感じればこちらも幸福を感じるがそれ以上にその顔を熱でぐちゃぐちゃにしてしまいたいとも思ってしまう。グラグラと好意と幸福と劣情で揺れているとこちらの背中を押すように相手がより欲望に近い太腿を撫でて、あまりにも熱を持ったその掌に思わず上擦った声を出してしまった。そこに懇願するようなお強請りが加わればこちらの脳は正常さを失ってしまった。熱く震える息を吐き出す、顎を添えていた手を使い無理やり相手をこちらへ向かせると下腹部をゆっくりと撫でながら水っぽい口付けを送って次に所有痕を刻む場所を宣告した。元の体勢に戻ると相手の甘い声がより出やすくなるように顎を掴んでいた手で顔を上向きにさせ固定する。背中がピンと張った状態で後のお楽しみに取っておいた場所、項へと口を近づけた。相手が所望するのは強い刺激だがすぐに願いを叶えるのはこちらが満足できない。まずは焦らすようにリップ音を部屋中に響かせながら項へ口付け時折舌先で擽る。その間下腹部を撫でる手は止めることはなく、ゆっくりと弧を描いて欲望に近いそこを柔く刺激し続けて)
っ、ん…翔太郎、…ん、ぁ…へ、っん、ぁ…ン、や
(体を押さえこまれた状態でくっきりとその跡が残るほど強く噛まれると熱に蕩けた頭は幸せなことだと認識して甘く喘ぐ。他のことが考えられないほど強い刺激が与えられ、自分の身体も抱きしめられる相手の身体も十分熱くて茹だってしまいそうだ。もっとその熱に溺れたくてこちらから触れられる中で一番欲に近い場所を手のひらで撫でると後ろで上擦った声が零される。欲が乗った声で呼ばれる名前は心地好く鼓膜を揺らして、今夜は何度だってその声を聞きたいと思った。顎を掴まれ相手の方をむくと熱に蕩けた面を晒しながら唇が重ねられる。小さく弾けた水音と柔らかな唇の感覚にうっとりとしていると次の場所を予告されて思わず抜けた声が零れた。特別な場所、それが自分の弱点だと気付けば身体は強ばるも顔の向きを固定されて項にキスが落とされるとぴくりと身体が震えた。リップ音を鳴らすように唇が触れ時折舌先の違う感覚がすると堪えられない甘い声が口から溢れる。その間も下腹部を耐えず撫でられるとそこで得られる快楽と結びついて身体が震えると同時に腹奥が熱を求めて疼き無意識に腰が浮く。ぐずぐすと焦らされるような甘い熱に浮かされもっとと求める気持ちと項への強い刺激が怖い気持ちとで思考はもうぐちゃぐちゃだ。瞳に涙の膜を張り繋いだ手を強く握ると「しょう、たろ…」とただ拙く縋るように名前呼んで)
(/お世話になっております。昨日はお返事できず申し訳ありません……本日もお返事ができるか怪しく、ご連絡させていただきました。めちゃくちゃいい所なのに申し訳ありません…今しばらくお待ちいただければ幸いです。)
(/こちらこそお世話になっております。そしてご連絡ありがとうございます!返信の件承知しました。リアル生活があってこそのやり取りだと思っておりますのでお気になさらず、また余裕が出来てから返信頂けると嬉しいです。)
……っ、…は、……その声、すげぇ好きだ……
(口付けを交わすために覗き込んだ顔は熱く蕩けていてゾクリとまた黒い欲望を掻き乱す、この顔をもっと熱に落としてグズグズにして見つめていたいが今はその下準備の段階だ。元の体勢に戻って相手の弱点、項へと口付ける。最初はただマーキングするだけだがそれは今からここを喰らうのだという予告に等しい。先程強い刺激を与えられこれだけで満足できないだろう相手は切なげな甘い声を漏らしていて、焦らされ疼いて劣情さえ支配されている姿が愛おしくて仕方がない。下腹部を撫でる手が下へと降りる度腰が揺れるのが伝わればここに侵入を果たした時のことを想像して欲と熱とが昂ってしまう。拙くこちらの名前が呼ばれればこの手で乱れている証拠であるその声に無意識に口角が上がった。口付けるのを漸く止めると今度は項を下から上へ舐め上げる。緩慢な動きで筋をゆっくりなぞるようにして刺激を加え唾液で塗りつぶし自分のモノだとマーキングを施す。だが相手が求めているのはもっと強い刺激だ、いよいよその時が迫れば相手の背後で吐息を吐き出しながら口元に弧を描く。下腹部を撫でる手を動かしながら時折指先で強くそこを押してさらなる刺激を与えつつ耳元に口を寄せれば「いくぞ」とわざわざ宣言を行う。たっぷり時間をかけ口を開けて項に歯を宛がえば、不意に強くそこへと噛み付いた。同時に顎と下腹部に添えた手に力を込めれば相手を強く拘束して逃がさないようにする。肌を食い破った感覚に恍惚とした表情を浮かべながら嗜虐心が満ちていくのを感じると、さらにそこを愛でるように噛み付く力を強弱させて深く所有の証を刻み込んでいき)
(/優しいお心遣いありがとうございます。相変わらず週末は不安定なペースになってしまいますが、いつもいつも楽しくやらせていただいておりますので、これからも仲良くしていただければ幸いです。/こちら蹴りで大丈夫です)
っは、ぁ…んん、っあ、噛んで、しょう、たろ…ッ゙あ!ぁ、っン…
(相手によって発見され敏感にされた項に口付けが落とされると確実に快楽を拾いあげるのにその先を知った身体はまだ足りないと訴える。先程から閉じることなく漏れ出る嬌声を指摘されると羞恥を覚えるも『好き』と言われると無条件に幸福を感じてしまう。一旦唇が離れて今度は舌がゆっくりと下から上へと這うと言葉通り相手のモノで塗り潰されている感覚はくらくらと脳を揺らしてされるがまま甘く啼く。項に熱い息がかかり下腹部を強めに押されると短く声をあげ、耳元で次の行為を宣告され息を飲んだ。この状態で項に更に刺激が与えられたらめちゃくちゃになってしまうのは分かりきっている。だけど散々燻った欲は間違いなくそれを求めていて小さく頷くと期待の色を乗せた声で懇願する。こちらからは相手の姿は見えずいつその瞬間が来るか分からない。相手と自分どちらとも分からない心臓の音を感じながら身体を強ばらせて待っていると歯が宛てがわれ強く噛みつかれる。その強すぎる刺激に頭は真っ白となり、甲高く声をあげて本能的に逃れようと背を反らして震えるも強く抱きしめられていればそれも叶わず相手の支配下だ。更にその跡を深く刻むように緩急をつけて噛まれると鈍く甘い快楽が広がって握りしめる相手の手に爪を立てる。身体を震わせ泣き声に近い声をあげながら証を刻まれていると痛みと快楽と幸せで頭はいっぱいいっぱいで、だけどその気持ちを相手とも共有したくて「しょ、たろ…好きッ、は…」と辿々しくも必死に好意の言葉を紡いで)
……、…俺も好きだ、フィリップ……世界で一番好きだ
(後ろ側ではあるが人体の急所であるそこへと噛み付いて震えて痛みという快感を逃がそうとするその体さえ捕らえてしまえば相手の体は完全にこちらの支配下にあって、ただ啼くことしかできない相手にゾクゾクと黒い欲望が満たされ荒い呼吸を吐き出す。そこを嬲るように、あるいは愛でるように何度も歯を強く押し当てれば重なった手は痛いほど強く握られて、それすら相手が快楽に溺れている証拠なのだと思えばこの胸を幸福と劣情とで満たしていく。溺れながら好意を紡ぐ姿は愛おしくて堪らなくてこちらからも溢れるままの想いを伝える。だがその愛おしさは直ぐさま嗜虐心に変わってしまって、今しがた愛らしい言葉を紡いだ口に顎を掴んでいた手の人差し指を入れ込む。口を開けっ放しにして喘いだ相手の口内は唾液に溢れていて、その濡れ具合を確かめるように指で唾液をひとすくいしては吐息と共に口元に薄い笑みを浮かべていた。恋人の白い項にくっきりとついた所有の証を満足気に眺めたあと、今度は宣告なしに少しだけずらした位置へと噛み付き歯を立てる。所有痕が二重になるように、さらに自分のモノだと強く主張するように柔肌を食い破る。今度はすぐに歯を離し舌で跡をじっくりとなぞって証を刻み込む、相手の最も弱い所も自分の色に塗りつぶし恍惚とした笑みを浮かべていた。だがまだ足りない、一番深い場所をまだ自分のモノに出来ていない。下腹部に添えていた手で再びそこをゆっくりと撫でると「フィリップ、ここも俺のモノにしていいか?」と尋ねながら狙いを定めるようにそこを指先で強く押して)
っん、しょうた、ろ好きっ、は、んん…ッ、あ!ぁ、はっ、…ン、ひァ、…しょ、たろぉ…ん、
(もうまともに思考は働かず愛おしい相手が欲しい気持ちに満たされ与えられる刺激にただ喘ぐことしか出来ないでいる。何とか好意の言葉を紡げば相手からも同じ言葉が与えられてふわふわと幸せな心地に包まれた。大好きな人に与えられる全てが嬉しくて幸せで蕩けた声で言葉を繰り返した。常に開きっぱなしの口に人差し指が入り込んで中を触られると自分からも相手に触れたくて舌を伸ばして関節から指先まで舐めたり甘噛みしたりとその指を愛でる。水音を立てながら十分に相手の指が唾液に濡れた所で不意にもう一度項に強く歯を突き立てられると身体は拘束内で大きく跳ねて甲高い声が溢れた。二重に痛々しい痕が刻まれ出来たばかりのそれを舌が這うとぱちぱちと脳内が焼かれるようで乱れながら甘く啼いて反応を示す。一番自分の匂いが濃い所と弱い所は相手に塗りつぶされ当初の目的は既に果たされている気がするが今はそんな事よりもただ強く相手が欲しいという思考だけが頭を占拠する。熱持った体は下腹部を撫でられただけでも小さく震え何かを求めるように内股を擦り合わせてしまう。そのまま次の場所として予告されながら強く押し込まれると変な錯覚を起こして相手の手を握りしめながら甘い声をあげた。理性などとっくのとうに擦り切れてその先を求めるようにこちらからも腰を浮かせ相手の掌に押し付ける。別次元の探偵が見せたあの鋭い暴力性すら相手の隠し持つ要素ならばそれすら自分だけが独り占めしてこの身で受け止めたい。こくりと頷くと力の入らない身体を無理やり捻って振り向くと短いキスを落とす。軽く相手の下唇を甘噛みしてから離れると蕩けて余裕ない顔で何とか笑みを作ると「我慢しなくていいからっ、ぜんぶ君の物にして」と甘く強請り背後の熱に身体を押し付けて)
っ、フィリップ……なら遠慮はいらねぇな
(口内に指を差し入れれば健気にそこを愛でるように舌が絡まりついて、二つ目の所有痕を刻めば相手は腕の中で甘く激しく啼いて愛おしさと嗜虐心とがぐちゃぐちゃになってこの胸を暴力的に満たしていく。一挙手一投足に喘ぎ声をあげる様はまさにこちらからの快楽に支配されているに等しく相手の全てを自分のモノにした気分になる。唯一塗りつぶしていない部分を指先で刺激してやれば簡単に相手の体は跳ねてまるで既に繋がっているようだとほくそ笑むが、足りないものを求めるように腰が浮くとあまりにも妖艶な仕草に思考は掻き乱され揺らいで早くここに侵入を果たしたいと欲望は滾っていく。もはや啼き声と区別のつかない声で名前を呼ばれると欲望に塗れたその声色に体の中心が更に熱を持った気がした。不意に相手の顔がこちらへと向く、熱と劣情に塗れトロトロに蕩けきった顔は最後の理性を粉々に砕くのに十分で同じく劣情を隠さない瞳を向け高すぎる熱を纏った吐息と共に相手の名前を呼ぶ。こんな状態の恋人にお強請りされ口付けまで送られれば正常でいられるはずもない。甘噛みされた下唇がジリジリと熱で焼けたような気さえした。熱すぎる相手の体を抱きとめながら最後のストッパーを外すと「愛してるぜ、フィリップ」と囁いてから下腹部を撫でていた手を更に下へと伸ばした。)
(/お世話になっております。そろそろ暗転かと思いましたのでここで区切らせていただきました。シリアスな展開からその反動でとびっきり甘い時間まで終始楽しくやらせていただきました。シリアスパートではかなり好き勝手やらせていただいたのですが、別次元の探偵を必死に繋ぎ止めようとする検索くんの優しさに毎回背後共々やられておりました。今回のお話を出した時点で最後別次元の探偵は現次元の探偵に収束されて消えるか、元の次元で一人のまま生きていく想定でお話を進めていたのですが、検索様と検索くんが探偵を諦めないでいてくださったおかげで別次元の探偵にも幸せが訪れて、一番幸せな結末にすることができました。そこからきっちり探偵が検索くんを独占する所まで本当に楽しかったです。今回もありがとうございました!
この後の展開ですが、いかがしましょうか?最近ギャグ、シリアス、甘い時間とわりと均等に回ってきていると思うのでどのような展開でも良いかなと思うのですが、検索様のご希望などありますか?)
(/いつもお世話になっております。暗転ありがとうございます。キリが良さそうですので一旦こちらだけで失礼します。結構手探りのなるようになれで話を進めていたのですが二つの次元の分岐点があの違法バーでの出来事という天才的発想をして頂いたおかげでより深みのあるお話に出来たと思います。別次元の探偵君の変わってしまった所と変わらない所の両方が感じられるハードボイルドな対応が新鮮でその中でもずっと検索の事を大切に思ってくれているのが伝わってきてドキドキしながら会話させて貰いました。普段では出来ない行動や会話もすることが出来て是非別次元の探偵君も幸せになってほしいという思いから無理筋を通したのですが探偵様が上手く乗って頂いたおかげで良い結末になったと思います。その後に別次元の自分に嫉妬して独占しようとする探偵君が可愛らしくてちょっと煽りながらも甘い時間を過ごさせて頂きました。今回もありがとうございました。
暖かくなる前に冬の温泉街の話をしたいなと思っているのですが今回も割と長くなったので短めの話を挟んだ方が良いかなとも悩んでおります。後者ならば検索が探偵君に伸びた前髪を切って貰う話だとかパトロールの際にちょっとした事件に合う話とかを考えていたのですが探偵様はいかがでしょうか。)
___この調子だと今日依頼人は来なさそうだな。街の様子でも見に行ってくっか
(相手にしか見せる事のできない姿を存分に晒しながら相手の全てを自分で染め上げた日から一週間程、相手の項に貼り付けられたガーゼを確認した所長に無言で一発スリッパをもらった以外は平穏な日々が続いていた。本日もその延長のような日で三人それぞれが思い思いの時間を過ごしている。自分はと言えばここ最近の報告書も纏め終わりおやっさんが残していった本を読もうとして5ページでギブアップしたところ、このまま事務所に篭っていても良いことはなさそうだ。時間があるのならこの愛すべき街を見て回るのにあてたほうがいい。不意に椅子から立ち上がり軽く伸びをした後、外に出かけると声をかけて)
(/お褒めいただいてありがとうございます!最初は次元が歪んだ原因もそういう類のメモリのせいとふわっとさせていたのですが、検索様からア.ナ.ザ.ー.ラ.イ.ダ.ー.のお話を出していただいてア.ナ,ザ.ー.サ.イ.ク.ロ.ン.の案が浮かんだので、まさに掛け合いの中で生まれた展開でして改めて検索様とのやり取りの楽しさを実感したお話になりました。
こちらも冬の間に温泉街の話をしたいと思っているのですが、小休止的に短いお話ができればと思っておりました。ですので、二人でパトロールにいってちょっとした事件に巻き込まれるお話をぜひやらせていただければと!小さい子の落し物を探すのを依頼されたりだとか迷子になった子の親を探すとか、挙げたもの以外でも、事件を解決しつつゆったりとできればと思います。ひとまず導入らしきものを置いておきますので、いつも通りいい感じに乗ってください!/こちら蹴り可です)
なら僕も着いて行こう。ちょうど外に出たい気分だ、
(全部相手によって上書きされその熱を十分に受け止めた夜から一週間ほど、深く残った痕はなかなか消えることなくガーゼで隠していたがその理由を察した所長に相手が叩かれていたり遠回しに心配されたりと色々あったが極めて平穏な日々を過ごしていた。平和なことは良い事だが新しい刺激が無ければ検索するワードも尽きてしまって一階の事務所スペースで所長の持ってきた雑誌をパラパラと捲っていた。そんな中で不意に相手が立ち上がり外に行くと言い出せばすぐさま自分も立ち上がって同行する意志を示す。外に出れば興味を持つものが出来るかもしれないし何より相手と一緒に居たい。所長に目を向ければ留守番役を買って出てくれて事務所の役もバッチリだ。相手から返事が返って来る前にコートを羽織って来て「行こう」と声をかけ)
いいな、たまには二人で歩いてみるか。なら留守はよろしく頼むぜ、アキコ
(自分の中でもルーティンになっているパトロールに繰り出すことを決めれば相手も着いてくると声があがる。検索ワードを求めて読んだこともない雑誌を漁っているあたり相手もなかなかに暇なのだろう。二人が出るならばと所長が留守を預かってくれることになり、今日は二人で街へ繰り出すことが決定した。相手は既にコートを羽織って外に出る気満々でこちらを急かす、やれやれと呆れを含んだ笑みを浮かべて格好を付けながらこちらもコートとハットを被って相手と連れ立ち外へと繰り出した。人数は二人だがやることはいつもと同じ、主に人が多い場所を巡って困り事やトラブル、異変がないか確認する。「今日は繁華街いって、次に公園の方回ってみるか」とルートを提案しながら歩き出して)
ああ、ルートは君に任せるよ。…何だか人が多いね、
(やれやれと呆れてはいるが同時に悪くないと思ってる顔だ。相手もコートを羽織りいつものハットを被ったのを見れば口元に笑みを浮かべて「行ってきます」と所長に言ってから事務所を後にした。歩きながら行き先を提案されると頷いて相手に賛同する。どちらにしろこの街のことなら相手に任せるのが一番だ。共に繁華街の方へ歩いていくと段々と行き交う人の数が増えてくる。冬の寒さのピークが過ぎて人が出歩くようになったのか、それとも一部の学生は既に休みなのか、理由は分からないが少なくとも以前来た時よりも人は多い。辺りを見渡しぽつりと感想を呟きながら進んでいると目線の高さよりも低い何かが目の前を通り過ぎて咄嗟に避ける。視線を落とすとその正体は幼い女の子で『ぱぱ!』と相手の足に抱き着くも顔を上げ相手の顔を確認すると人違いに気付いたのかみるみるうちに表情が歪んでいき『ぱぱじゃない!!』と泣き出し始めてしまって)
だな、今日は冬にしちゃ暖かいし外に出る人も増え……えっ?!いや、待て誤解だ
(所長と挨拶を交わしてまずやってきたのは繁華街だ。相手の言うようにここ最近に比べれば繁華街には比較的人が多い。数日続いた凍えるような寒さが弱まって今日は風も少なく外に出やすいからかもしれない。そうやって人が多い所には往々にしてトラブルが巻き起こるものだが、その法則に則りすぐに二人の元にトラブルが舞い込んできた。視界の外で足に何かがぶつかってきて思わず足を止め下を見る。そこに居たのは見知らぬ女の子で、あろう事かこちらをパパと呼んできて思わず声を挙げてしまった。咄嗟に相手の方をみる、完全に誤解を与えるようなシチュエーションに慌てて手を振り無罪を主張した。しかしすぐに女の子はこちらが自分のパパではないと気がついたようで泣き出してしまう。狼狽えている場合ではないとすぐに気持ちを切り替え女の子に目線を合わせるようにしゃがむと「どうしたんだ、お嬢ちゃん」と肩を優しく撫でながら声を掛けた。女の子はこちらの顔を見て改めて目の前にいるのが自分のパパではないことに涙を流しながら『ぱぱがいないの!ぱぱの帽子被ってるのに、ぱぱじゃない!』とわんわんと泣き続けていてまずは女の子を落ち着かせようと背中を撫でていて)
流石に君がそういう事を出来るタイプの人間とは思ってないよ。 …何処かでお父さんとはぐれたのかい?
(見知らぬ少女が相手の足元に走り寄ってきてパパと呼べば咄嗟にこちらを向いて慌てた様子を見せる。傍から見れば誤解を招きそうな状況だが流石にそれを疑う程相手を知らない訳では無い。自分という存在が居ながら他所で子供を作れるほど隠し事が上手いのなら今頃とっくにハーフボイルドを卒業している。少女は人違いに気付いたのか泣き出してしまって相手がしゃがんで背中を撫でながら話しかけている。それでも父親でないことがショックなのかわんわんと泣いているが大体の状況は掴めてきた。こちらもしゃがんで目線を合わせると確認するように問いかける。少しずつこの状況を飲み込めたのか少女はぐずぐずとしながらも頷いてその経緯を話す。どうやら父親と二人で買い物に出かけに来たが途中少女がネコちゃんを見ている間に父親の姿が見えなくなってしまったらしい。この人混みと彼女の目線の高さならば見失うのもあっという間なはずだ。『ぱぱいなくなっちゃった、ぱぱに会いたい』と再び泣き出しそうになるのを見れば自然と何とかしてあげたくなって肩に手を置くと「じゃあ僕達と君の父親…ぱぱを一緒に探そう。きっとすぐに見つかるよ」と務めて優しい印象になるように話しかける。「翔太郎も良いかい?」と答えは分かりきっているが一応問いかけて)
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