検索 2022-07-09 20:46:55 |
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ん、…気持ちいい……っ、…ふ、……
(熱に揺れる瞳で相手を見つめれば手が頬に添えられる、既に血が十分に巡って火照った頬にその手は僅かに冷たく心地よくて無意識に擦り寄りながら脳を通さない感想が口から漏れる。こちらの要望を告れば相手からは弾んだ声が返ってきてこちらの願いで喜ぶ姿にまたギュッと心臓を掴まれた。至近距離止まりだった隔たりは直ぐにゼロになって唇が重なる、同時に頭が撫でられれば直ぐさまこちらの願いが叶えられた幸せに唇を重ねながら口角を上げていた。髪を梳枯れるように撫でられると相手をより近くに感じられ、ぽんぽんと手を動かされればより相手に世話をされ自分の内側に相手がいるような気分になって安心と幸福とが胸に溢れる。同時にあのメイド喫茶であらゆる人に愛想を振りまいていた相手がこうまでするのは自分だけなのだという優越感が湧き上がって口付けの合間に「俺だけのフィリップ…」と柔らかに零しながら相手の服をまた強く握る。相手への想いは膨れる一方で最初こそ短く重ねるだけだった口付けは頭を撫でられる度に接触時間が増え、唇を擦り合わせる時間が長くなる。ついには唇の間から舌を覗かせ相手の柔らかな唇を自らの唾液で濡らしてからマーキングを施すようにリップ音と共に口付けを落とすのを繰り返して)
…っ、翔太郎…、っ、ン……
(既に熱が十分に回っているのか素直な感想が聞こえてきてまた心を揺さぶる。そんな相手に強請られれば選択肢は一つだけで唇を重ねて甘やかすようにその頭を撫でる。メイド喫茶では触れる事が叶わなかった分、全身で相手の温度や匂いを感じることが出来て不足していた物が満たされていく。優しく撫でていると独占欲をチラつかせるような言葉が聞こえてきて服を強く握られると同じ位ぎゅっと胸が掴まれる心地がした。今日は他の人に愛想を振舞ったり話をしたりしたが自分は相手だけのモノだと証明したくて甘さを含んだ声で名前を呼ぶ。片方の手を後頭部からゆっくりと背中、腰を撫でるように落とすと服を握る相手の手を優しく包み込んで、服の代わりに自分の手を恋人繋ぎするように握らせる。その間にも触れ合うだけだったキスは段々と擦り合わせるような動きに変わり、それに応えるように唇を動かす。口付けに夢中になっていくと不意に相手の舌が唇をなぞると小さく声を零す。唾液で濡れた分リップ音と水音が甲高く部屋に響いて鼓膜越しに脳も揺らされてじわり熱を帯びる。相手の後頭部に手を添えるとこちらからも唇の間を舌をなぞり)
……、…ン、ぁ……フィリップ…
(唇を重ねながら相手の甘い声でこちらの名前が呼ばれる、それだけで熱を持った頭はまた幸せな浮遊感に満ちてさらに頭を撫でられるとそこから溶けだしていくような感覚に陥る。頭に添えられていた暖かい手が体にそって下っていくとなぞった箇所に相手の跡が残ったように思えて体が震える。そのままその手がこちらの手を柔らかに包んでその温かさに浸っていると、二人の手は指が絡まる繋ぎ方に変わって恋人にしか許されないものにまた言い得ない幸福が湧き上がると繋がる手をギュッと握っていた。こちらの唾液で相手の唇を濡らしリップ音を鳴らせば相手からは特段甘い声が漏れ出てゾクリと違う種類の熱が腹の底を擽る。後頭部に手が回って掌からの熱でさらに頭を溶かされながら相手の舌が唇をなぞれば分かりやすく体が強ばって簡単に甘い声が溢れた。相手にしたようにこちらも唇にマーキングがなされてクラクラと幸福で脳内が揺れる。しかしそうなるともっと強い証が欲しくなってしまった。唇を僅かだけ離して目を合わせる。未だシャツもネクタイも付けたままだがそれらには触れず、既に蕩けて相手しか見えない瞳を向けると「俺の体にお前のだって印つけてくれ」とご主人様の命令を下すがその声色は懇願に近くて)
…は、っ…ああ、…君が望むなら幾らでも。
(片方の手は絡みつくように繋ぎ、もう片方は相手を捕まえるように後頭部を固定して口づけを続ける。舌を伸ばして相手の唇を濡らすようになぞると腕の中に収めた相手の身体は強張り甘い声が聞こえてきて脳が揺れる。外では決して聞くことのできない類の反応に無意識に口角が吊り上がる。もっとその声が聴きたいと思ったところで相手の唇が離れていく。既に熱にやられているのかとろりと蕩けた瞳がこちらに向けられ懇願のように次なる命令が下されると思わず息を飲んだ。深い所に立ち入ることを許されたようで所有痕を望む相手の声は背徳的な魅力を秘めていて背筋が小さく震えた。いつも通りに見えて薄らと欲を宿した声でそれらしく応えると相手のネクタイに手をかける。片手を繋いだままでいればネクタイを解くのに時間がかかって頬や目尻に口づけを落としながら焦らすように首元を暴いていく。上からシャツのボタンを何個か開けるとその分素肌が露出される。軽く指先でその部位を撫でてから顔を寄せると熱い体温と相手の匂いが感じられてふわふわとした心地を覚えながらもキスを落としていく。首元から鎖骨の辺りまで下ると軽くそこに吸い付くようにして薄ら痕を残す。それを何度か繰り返すがもっと深く強く自分の存在を刻みこみたい欲が疼く。再び首の根元のところまで登ってくるとそこにキスを落とした後「ご主人様、ここ噛んで良いかい?」と可愛らしく甘えたような声で主人に噛み跡残す許可を求めて)
…っ、ン……ぁ、…フィリップ……、ハ……ん…
(こちらが命令を下せば相手の体が僅かに震えた気がして返ってきた言葉に熱っぽさを感じると嫌でも期待は募って腹の底が疼く。繋いだままの手は解かれることはなく、それはそれで嬉しいのだがその分体を覆う布を外すのには手間取って、その時間分相手の手が体をなぞり中途半端な熱を与えられれば熱い吐息を吐き出すも体は満足せずに繋がる手を急かすように握る。同時に頬や目元に愛でるように口付けを落とされるがそれも体の熱を煽るのに消化はされなくて煮えきらない甘い声を漏らす合間に強請るように相手の名前を呼んだ。ようやくネクタイが解かれボタンが外れて肌が露になる、相手の顔がそこへ寄せられ最初こそ擽ったい感覚を覚えるが直ぐに相手の熱をもった体温にあてられ脳内がゆれた。最初は触れるだけのキスが落ちて今からここに痕を付けるのだと宣言されるようで欲が昂っていく、そこから肌に吸い付く感覚があると繋がっていない方の手を相手の腰へと回して甘い感触に酔いしれるように同じく甘い声を吐き出す。十分熱い相手からは相手の匂いが強く香っていてもっと相手を感じたい欲望が働けば後頭部へと愛おしげに頬を擦り寄せる、こちらの願いを忠実に叶えてくれる相手が愛おしくてたまらなかった。そんな状態で相手からもっと強い所有痕をとメイドらしく可愛らしい声でお願いされれば脳も胸もぐちゃぐちゃに掻き乱されて吐き出す息が震える。断る理由など存在するはずがなく間近にある相手の耳へ「あぁ…もっと強くたくさん刻んで欲しい」と自らの願いとして囁くように返事をするとそこへ短くキスを落として)
…ん、っ…なら遠慮なく…、ッ。…綺麗についた、
(首元を明かすのに手間取っていると急かすように繋いだ手を握られ、漏れ出る声の合間に名前を呼ばれるとずっと奥底に沈んでいた欲が満たされていく。こんな短い時間すら焦らされたように感じて求める相手が愛おしくて素肌が見えるとすぐにそこに口づける。誰よりも大切な人に望まれるまま吸い付くように痕を残していけばもう片方の手が腰へと回って抱き着かれ、後頭部に擦り寄る感覚がすれば相手の存在を強く感じる事となって幸せと?き乱される腹の底に熱い息が零れた。触れる体温の高さと鼓動の速さに当てられて頭がクラクラしはじめると理性の境界も薄れてメイドらしく自らの望みを伝える。すると相手の震えた息が肌を掠めて自らの耳に囁くようにお願いされてしまうと加減しようと考えていた自制心も吹き飛んで口元に歪な笑みが浮かぶ。許可が出たのなら迷う理由もなく耳にキスされたのを合図に首の根元に唇を触れさせると軽く歯を立てる。背中に腕を回してその身体を固定してしまうと力を込めて相手の皮膚に歯をめり込ませた。少しの間そのまま噛んでから痕を馴染ませるように強弱をつけて甘噛みをする。傍から見ても痛そうな行為だがずっと相手に残る物だと思えば毒のような甘美な味に最早止まることが出来ない。慰めるように傷口を舌でなぞってから唇を離すと痛々しくもはっきりと痕が残ると上機嫌に笑い声を零す。だがこれだけでは足りなくて今度は反対側の肩に口を寄せ、がぶっともう一つ痕を作るように歯を立てて噛みつき)
…っ、……んッ……ッ!ひ、ァッ…い゛、…ふぃり、っぷ……ぁ…んンっ……
(こちらが相手のお願いを受け入れると相手の纏う空気が変化した気がして本能が警戒と期待とを綯い交ぜにして脳へと発している。相手の柔らかな唇が触れ次いで硬い歯が肌へと軽く当たる、それだけでこの後の事を思って体が震えた。獲物を逃がさぬように強く抱きしめられ体を固定されると直後に首元に鋭い痛みが走った。だが相手への想いと熱とで酔った頭はもう痛みと快楽とを判別できなくて口からは甘く上擦った声が漏れだす。相手の歯が当たる場所にじわりと甘い痺れが広がっていく、しかしそれだけでは終わらず相手の所有痕をさらに刻みつけるようにそこを甘噛みされると噛み付かれた直後とはまた違う鈍く甘い刺激が体を襲った。その存在をより知らしめるように何度も歯が食い込む度に痛みという快楽に体を震わせながら喘ぎ声を漏らす。相手から施される快楽に溺れれば自分のコントロールなど効かなくて絡めた手と腰を掴んでいる手、両方を力の限り握っていた。掴んだ跡とくい込んだ爪の跡が暫く残ってしまうだろうがそれを認識出来る思考力はもう残っていない。ゆっくりと歯が離れると相手から与えられるものがなくなり切なげな声を漏らす、しかし相手の上機嫌な声が聞こえればこちらまで幸福が胸に満ちた。荒い息を吐き出し未だはっきりと残る痺れに脳内が揺れていると反対側の肩へ再び相手が噛み付く。鋭い痛みにまたビクリと体が跳ねるが先程のを経験した身ではこれだけではまったく満足できなかった。相手の耳元へ再び口元を寄せると「さっきの、もう一回…強く、何回も噛んで…」と拙い口調で望みを伝える。一瞬も我慢できなくなった体は早くと急かすようにリップ音を伴う水っぽい口付けを相手の耳へ節操なく幾度も繰り返していて)
…っ、ン、翔太郎…、はは、痛いのが良いなんて、困ったご主人様だね、
(相手の固定して思い切り噛み付けば決して痛みだけではない声が聞こえてきて腹の奥底を擽る。その傷を更に深くしようと歯を立てたまま甘噛みすると相手の身体は震えて、逃がさないように身体を押さえ込みながら痕を残していく。その間繋がった手と添えられた腰に爪を立てられている感覚はあるも意識は目の前の相手ばかりに注がれ興奮状態にあるせいで痛みを感じ取れないで居る。続いて反対側にうつりもう一度歯を立てるとまた甘ったるい声が聞こえた。先程よりも軽い痕を残していると相手が近付いて耳元で拙くも罪深いお願いがされる。その気にさせる為か耳元で耐えず水っぽいキスが落とされて脳を揺らされると熱い息を吐き出して応えるように名前を呼ぶ。深く傷を作ってしまうくらい痛くて加害性の強い噛み癖を望むなんて明らかに異常であるのにそうさせたのは自分だと思えば酩酊したように気分が良い。無邪気に愛想を振り撒いていた面には色が乗り、発する声にも欲が滲む。くらくらと熱に浮かされたまま形だけご主人様呼びを続けると少し位置をずらして首の近くに口を寄せる。狙いを定めると「…行くよ、翔太郎」とわざわざ予告してから一度目と同じくらいの力で皮膚に歯を立て噛み付く。何度もそこを甘噛みしたり吸い付いたりして深く深く痕を残そうとして)
お前からのなら、ぜんぶほしい……っ、……ひッ、あッ!…ン……ハ、ぁ…ふぃ、りっぷッ…
(相手からもっと刺激という快楽が欲しくてご主人様だというのに乞うように口付けを落とす。それに反応して相手は熱い吐息と共にこちらの名前を呼んでそれだけで悦びで体が震えそうだった。口調だけは楽しそうだがその顔にも声にも隠しきれない色欲が滲んでいて相手の劣情を向けられる事が幸せで否応なしにこちらの体も熱を持ち昂っていく。こんな顔他の誰にも見せたくない、自分だけが知っている薄暗くて色に塗れた相手の顔だ。相手の口元がまた首元へと移動する、自らそこを明け渡すように僅かに首を傾ける。そこがワイシャツでは隠れない位置であろうと今は関係ない、相手からの愛想を振りまく笑みも悪戯な顔も特別なおまじないも加虐的な刺激も、全て自分のものにしなければ気が済まないの。予告するように声を掛けられると無意識のうちに体を強ばらせながら小さく頷く、直後首の肌が硬い歯によって食い破られると甘く啼きながらビクンと体が跳ねた。鋭い刺激の後に鈍く重い快楽が広がり体を震えさせながら何度も喘いで、そこから滲んだ自分の一部が相手に吸い取られると脳内は痺れて浮遊感が襲い来る。知らぬ間に瞳には水が溜まって再び甘噛みされて体を跳ねさせた拍子に甘い声と共に一筋涙を流していた。まともに保てなくなった体は相手へともたれ掛かるようになって繋いだ手と腰に回した手で相手へと必死に縋り付く。体に相手の所有の証を強く刻み込まれながら「すきッ…だいすきだ…」と喘ぎ声の間に繰り返し相手への好意をうわ言のように呟いて)
は、ぁ……ん、僕も好きだよ、翔太郎。…、何とかベットまで運んだら、後でご褒美くれるかい?
(首元に口を寄せるとその場所を明け渡すように首が傾けられる。自分が跡を残す行為を求められている実感にどうしようもなく熱が滾って衝動のまま動いてしまっている。予告して強ばった皮膚に再び硬い歯を立てると腕の中の恋人は甘く啼いて敏感に反応を示す。口を動かす度に幾度も喘ぐと嗜虐心は加速していくばかりで痛いであろうことは想像がつくのにわざと痛みを発生させるようにその場所を噛む。段々と相手が縋り付くように体重がかけられ手で必死に縋り付く姿に暗い感情は満たされて愉悦の含んだ笑みが零れる。また一つ濃い痕を残すことが出来ればそっと顔を離して相手の反応を観察する。熱と快楽に瞳は濡れ、零れ落ちる涙に気付けばぺろりとそれを舐めとる。うわ言のように告げられる告白に気分を良くして耳元に近づくとこちらからも愛を甘く囁きながらも耳朶を軽く甘噛みする。既に頭は相手を求める欲望で熱暴走しかけている。早く全てを自分のモノにして同時に自分の全てを注ぎたいのにこの場所では満足に行えない。とはいえベットはここから遠く力の抜けた相手と共に移動出来るかは微妙なラインだ。それを成し遂げるためにも一旦手を解いて相手の脇の下と膝の下に腕を差し入れると真剣な顔でご主人様に頑張る為のご褒美を所望する。返事がされない内に呼吸を整え「せーの、」と小さな掛け声と共にその身体を持ち上げる。アドレナリンが大量に分泌されている内に無茶を働こうと相手を抱えながら歩き、ベット脇までやってくるとその身体をゆっくりと下ろしていく。自らもベットに上がって暫し無理をした息を整えながら「しょうたろう、」とその頬を愛おしそうに撫でて)
…い゛ッ、…は、ァ……ンんッ、………がんばったメイドさんには、ごほうびをやらねぇと
(熱に侵され相手の事しか考えられなった頭は痛いと気持ちいいの区別すらつかなくなって、ただ相手がこちらに噛み付いて所有跡を刻んでいるという事実に悦びそこから伝わるもの全てが愛おしいとすら感じている。制御が効かぬまま上擦った声を吐き散らかして、相手が何度も跡を甘噛みしながら口角が上がるのを感じれば相手もこちらに夢中になっているのだと薄暗い独占欲が満たされてゆらりと小さく笑みを浮かべていた。相手が口を離すと噛み跡からはじわりと鈍くて甘い痛みが広がり肺から押し出したような声が漏れる。既にトロトロに蕩けきった瞳で相手を見つめると相手の瞳も十分に熱に溶かされていてその奥に潜む欲望に腹の底がゾクゾクと疼いていた。荒い息を整えていると相手からご褒美が要求される、クラクラ揺れる頭では直ぐに相手の言う事が理解できず小さく頷いたもののその返事を待たずして体が宙へと浮いて目を見開いた。もう力の入らなくなってしまった体を渾身の力で持ち上げる姿に、そして求めるものが同じである事実に胸が乱暴に掴まれる心地になると持ち上げられる短い間でも相手の方へと擦り寄る。ゆっくりと体がベッドへと下ろされて相手を見上げる、二人でここへ来るために無茶をした姿が愛おしくて堪らなくて頬に添えられた手に擦り寄ってから軽く口付けを落とした。脳は相手への想いと熱でいっぱいで視界には相手しか移らない、顔はすっかり上気してはだけて露出した肌すら赤いが、その中で特別赤くくっきりと相手の所有痕が刻まれていて自分は相手のモノなのだと主張している。相手の方に両手を伸ばして背中へと回す、自分がご主人様ならばメイドの望むご褒美を与えなければ。腕に力を込めて相手の体を引き寄せるとこちらの熱く滾った体を相手へと押し付ける、同時に相手の熱暴走する体をこちらへ押し当てると色欲と期待に塗れた体は色めきだった吐息を漏らした。もう我慢などできるはずもない、相手の全てが欲しくてその劣情すら誰にも譲りたくない。顔を付き合わせると至近距離のまま「おまえの全部、俺にくれよ」と最後の命令を下し緩慢な動作で口付けを送り)
…は、ぁ…っ、あ…熱いね…、っ…ああ、全部あげるよ、翔太郎、
(精一杯の力で相手を持ち上げると相手が腕の中で擦り寄ってくる。その幸福感と意地で何とか運び終えると荒く呼吸を整えながらも頬に触れる手に擦り寄って口づけが落とされると嬉しそうに目を細めた。組み敷いた相手の身体は火照ったように赤く瞳も劣情と熱に蕩けてしまっている。はだけた首元には自分の残した所有痕がくっきりと存在を主張していて目に見える所有の証に薄暗い欲は満たされ爪先でそこをなぞった。自らが望んだご褒美をちらつかせ両手で引き寄せられると特に欲の滾った場所が押し当てられ、その温度に声が漏れ苦しげに眉根を寄せる。だけどきっと自らも同じぐらい熱い。。まともな理性も思考も溶け切ってしまって更にその先のお互いが溶けて混ざり合うような熱が欲しいと全身が訴えている。それを相手がくれるのならばそれはその上ない至福のご褒美だ。愛おしく大切な存在を視界いっぱいに収めていると相手がとっておきの命令を下してその響きにぎゅっと胸が掴まれて熱い息が零れた。強請るように口づけを送られるともう限界で首をなぞっていた手をゆっくり胸板や腹筋を撫でながら下へと滑らせていく。下腹部までたどり着けば熱で揺らぐ瞳を向けながら今からすることを予告するようにその場所をとんとんと撫でる。余裕なくも何とか笑みの表情を作ると誓うように言葉を紡ぐ。相手が望むなら自分の全てをあげたいし何も考えられないくらい甘やかしたい。こちらからもリップ音を鳴らして静かに口づけると「世界でいちばん愛してる」と甘く囁いて更に深い部位に手を伸ばして)
(/いつもお世話になっております。そろそろ暗転かなと思いましてお声がけさせて頂きました!初めてのメイド喫茶とメイド体験でしたが非日常な空間で思いっきりメイドさんを楽しむことが出来てとても楽しかったです。何よりも探偵君の反応が可愛らしく素直でついデレデレさせようとのりのりでメイドさんらしいことをしたりする中でカッコイイ所にときめいたりと普段とは違う距離感の二人が出来てその後の甘い時間も含め充実したお休みを過ごすことが出来たと思います。今回は人前が多かったですので何か機会があったら家で主従役するのも楽しそうかなとも感じました、今回もありがとうございました!
思った以上に盛り上がってついつい長くなってしまいましたが次の話はいかがいたしましょうか。ぴりっとシリアス寄りの話や依頼でもメモリによるパロディちっく話、ちょっとした日常話でも何でもいいかなと思いますので探偵様のご希望を是非お聞かせください!)
は、ァ……、……ッ!ぁ、フィリップ……俺も世界で一番愛してる
(こちらを組み敷く相手を見上げる、体を密着させ互いの熱を共有すれば周囲の空間丸ごと二人の熱で埋めつくされもう日常には戻れない。鈍く痺れる所有痕に爪先が這えばそれだけでまた体が跳ねて相手以外には聞かせられない上擦った声が二人の部屋の中に響いた。体は熱を帯びすぎていて昼間から繰り返し上がっては無理やり下げを繰り返した体温はすっかりタガが外れてただ相手を求めることしか出来なくなっている。相手の特別熱く滾る場所がこちらに当たればあまりの熱に震える吐息を吐き出す、これからこの熱さえも自分に注がれるのだと思えば何よりの幸福が胸を満たした。それを見透かしたように熱を注いで欲しい場所を指先が叩いてまだ触れられてもいないのに甘く喘いでしまってぐちゃぐちゃにかき乱された脳内はより一層相手を欲しくなってしまう。口内には唾液が溢れ瞳には涙が溜まったまま相手を見上げる、相手からも口付けが降ってきてメイド喫茶でプレートに書かれたのと同じ言葉を言われると熱に塗れた顔のまま子供っぽい笑顔を浮かべた。背中に回した手に力を込めると同じ言葉を送る、そのまま相手はこちらのもっと深い所へと入り込んで熱に浮かされたまま二人の世界へと堕ちていった。)
(/こちらこそお世話になっております!暗転ありがとうございました。メイドさんのお手伝いから始まりどんどんお話が展開していって今回もとてもとても楽しませていただきました!メイドとして接する検索くんがあまりにも可愛くてこちらも存分に振り回されてハーフボイルドな探偵をできてとても満足です。二人きりの甘い時間も主従が段々曖昧になって我慢できなくなる展開がめちゃくちゃ好きな流れでとても楽しかったです。お家で改めて主従するのも良いですね!今回は早々に探偵がギブアップしてしまったのでリベンジでまた別な機会にできればと思います。こちらこそありがとうございました!
次の展開ですがシリアスか日常かどちらでも良いかなと思っておりました。シリアスなら前々から上がっている宗教組織絡みの話、爆弾魔の話、あと別次元の影響かなにかで探偵が本当にハードボイルドになっしまう話なんかも良いかなと思っておりまして、日常系統なら前に少し出ていた温泉街に再びいく話なんかもいいかなと思っておりました。検索様はいかがでしょうか?)
(/一旦こちらだけで返信失礼します。
話題に出た時からぜひとも冬の温泉街の話はやりたいと思っているのですがこちらも長めになりそうなので一旦シリアス系の話を挟んでから温泉街の話はいかがでしょうか。またシリアス系の話もあげて頂きありがとうございます。最後の探偵くんがハードボイルドになってしまう話とても気になります!何かしらをきっかけに探偵君が意識的にハードボイルドに務めるのでも別次元の影響や心の感度が低くなるメモリなどでハードボイルドになってしまって探偵君のにとってきつい事件で普段は迷ったり躊躇する局面でも冷徹に決断するようになってしまって検索が不審に思ったりするのでも面白そうです。探偵様の考えた流れや状況等ありましたら教えてください。)
(/こちらもシリアス系統の話をやるなら探偵がハードボイルドになる話が良いかなと思っていたのでちょうど良かったです!
イメージとしては別次元を生きる探偵がこの次元の探偵と入れ替わってしまうイメージです。個人的解釈ですが探偵は最終話やおやっさんと同じで相棒である検索くんを失わないとハードボイルドになれないと思ってまして、相棒である検索くんを失った探偵がこの次元にやってくる、みたいな感じを考えておりました。あわよくばおやっさんと同じで相棒に裏切られた次元の探偵でも良いかなとも思っています…!時空が歪む話なので魔王組を絡めるのもありかなとも思っているのですがてんこ盛りすぎるかなとも悩みどころでして…こんな感じで考えているのですがいかがでしょう?)
(/なるほど、こちらとしてもハードボイルドに探偵君がなるならば検索とは何かしらで関係を失った結果であろうと考えていましたので是非そういった並行世界の探偵君と行動出来たらと思います。また検索が積極的に裏切るとも少し考えにくいので今の様な特別な関係や約束を確認し合う前に依頼や事件で検索を失っただとか本編のIFで刑事君とダ.ブ.ルを組むことになって相棒を辞めて姿を消した次元みたいな感じだと落差があるかなと想像しております。魔王組もあまり出すと話が喧嘩しちゃいそうですし時空系の情報屋ポジションで出すのはどうでしょうか。適度に問題解決のヒントを貰う立ち位置の方がスムーズに事が運べそうかなと思っております。状況次第ですがハードボイルド探偵くんが絆されて素の表情をちょっぴり見せたり、現次元の探偵君と短時間だけ両立したりと楽しそうな妄想が膨らむのですが探偵様の方もその他打ち合わせしたいことややりたいシチュとかありましたら是非是非盛り込んでくださいませ!)
……
(いつも通りのパトロール、風の街を歩き回るこの習慣も気がつけばもう何年もやっていて誰に頼まれたわけでもないのに毎日やらなければ気が済まないようになっている。繁華街を通る途中誰かが感情をぶちまけるように叫んだ声がしたがただの痴話喧嘩だったようで特に大事になることもなく風.都にはいつもの風が吹いていた。事務所に戻ってくると鍵を取り出し扉を開けようとする、しかしそこで違和感に気がついた。きちんと鍵をかけて出たはずの扉が開いている。鍵は自分しか持っていないはずだ。その瞬間に頭に何通りかの可能性を思い浮かべる、そのうち一番最悪の選択を脳内に置きつつゆっくりと事務所へと入った。中に人影はないが直ぐに事務所がいつもと違う事に気がつく。いつも過ごす事務所の『匂い』がいつもと異なるのだ。いよいよ異常事態だと息を殺すと足音を立てないようにしながらゆっくりと事務所の奥へと歩いていって)
(/では別次元の探偵は検索くんを相棒と認めて特別な感情に気づき始めたくらいで依頼の途中で検索くんを失った、という感じでいきましょう!ここのお話ですと刑事君の存在がフワフワしておりますので……魔王組まで出すとやはりしっちゃかめっちゃかになりそうですよね…では魔王組は流れ次第にして出てきてもヒント係くらいにしておきましょう!こちらも素の性格が出てしまう流れはぜひやりたいと思っていましたので検索くんとすごすうちに元の性格に戻りそうになるとか、逆にハードボイルドを保とうとして冷徹な態度を取りすぎるとかしてみたいです。現次元の探偵と両立してしまうのもいいですね!ひとまず導入置いておきましたのでまたいい感じに乗っかりつつ好きな要素どんどん入れ込んでいきましょう!/何も無ければこちら蹴りで大丈夫です!)
……わっ、いつの間に帰っていたんだい。
(メイド喫茶での思わぬ依頼をこなした数日後、お互いに痕が深く残って色々と大変なこともあったがいつも通りの日常が戻っていた。昼前から相棒と所長は別の依頼や用事があるといって出掛けている。邪魔されないのをいい事に朝から奥の仮説ベットに寝転がり、検索結果を本に写して読んでいたがある程度区切りが見えてくれば本に意識を向けたまま起き上がる。最後の一ページを読みながらベットから降りて飲み物でも取りに行こうと歩き出した所で何かにぶつかって慌てて顔を上げる。そこにはいつの間に相手の姿があって驚いた表情を見せる。集中していたとはいえ、帰宅の挨拶や足音が全く聞こえなかったせいで相手が帰ってきたことに気付けなかった。少し雰囲気が違うようには見えるも「おかえり、翔太郎」と普段の出迎えの言葉を送って)
……!、な…フィ、リップ……
(相変わらず事務所に人気はなく物音もない、奥のスペースへと進んで自分のデスクへと目を向けるとそこにも違和感があって眉をひそめた。自分がいつも座る場所のはずなのに何かが違う、小綺麗に整理されたデスクに困惑するしかない。そうやってデスクに目を奪われていたせいで背後から何かが近づいて来るのに気が付かず正体不明のものが背中にぶつかり急いで後ろを振り返る。そこにいた思いがけない人物に目を見開いた。忘れたくとも忘れられないその顔がこちらを見て動いて声をかけてくる、いつ呼んだかも忘れてしまったその名前を戸惑いながらも口にしていた。しかしすぐに我に返る、この人物がこの場所にいることはおかしいのだ。素早く腕をあげてス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.を相手へ向ける、探偵の顔は相手が知るものよりも少し頬がコケていて髪は最低限清潔感を保ってはいるものの伸ばしっぱなしで毛先は好きな方向に跳ねていた。鋭く冷たい目を向けながら「なんでお前がここにいる?お前は誰だ?」と静かに問いかけて)
…翔太郎? なんで、ってここの探偵の片割れで君の相棒であるから当然……、また何かメモリの影響かい?
(こちらと目が合えば相手の目が見開かれる。まるで幽霊にでも会ったかのような反応だ。異変に気付くと読んでいる途中だった本を閉じデスクに置くと自らがここでいる理由である職業や肩書きを説明しながらもう一歩近付こうとする。だがその前にス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.を向けられ、鋭く冷たい目を向けられるといよいよ疑いは確信へと変わる。よくよく見てみれば相手の頬はやつれたようにコケていて今朝も時間をかけてセットしたはずの髪にはツヤもなく好き勝手に跳ねている。明らかに普段の相棒とは違う姿と反応なのが分かれば次に考えるべきはその原因だ。敵意のようなものを向けられるのは気持ちは良くないが過去も似たような事は何回かあった。その時は決まって何か厄介なメモリの影響で、今回もそれだろうかと口に指先を添えながら考えるポーズを取ると「何か帰ってくるまでに変だったことは?」と通常運転で原因を探ろうとして)
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