相乗りで何処までも 【 〆 】

相乗りで何処までも 【 〆 】

検索  2022-07-09 20:46:55 
通報



唯一無二の相棒へ。




コメントを投稿する

  • No.3822 by 検索  2023-11-15 21:12:41 


今まで誰にも見られずに済んでいる辺り、かなり警戒心の強いストーカーだ。気配を悟られないように彼女を見守らないとね
(所長にはド.ー.パ.ン,ト絡みである事は説明出来るが他の情報屋の皆などにはあまり事情は話せない。そういう意味でもなるべく人目のつかない様な場所が良い。自分の姿に案内されるという不思議な経験をしながらも入ったのは道の片隅の小さな喫茶店だ。相手のお気に入りの場所なのか店員がこちらを見るなり微笑んできて、バレないように探偵らしく軽く会釈しながら席に着く。注文を済ませれば早速方針を立てる。ストーカーを捕まえるなら相手の言う通り帰宅の際彼女をつけている所を押さえるべきだろう。だが彼女のシフトの時間などを把握されている点やかなり大胆に品物のプレゼントなどをしているのにも関わらずその正体が割れていない点をみるに警戒心が強く比較的彼女に近しい人物ではないかと予想がたつ。運ばれてきたコーヒーを飲みながら同意するように言葉を続けるが席の配置的に自分の顔と向かい合うことになってやっぱり違和感は拭えない。「やっぱり目の前に自分の顔があるのは慣れないな」などと言いながらもその頬をつんつんと触ってみて)

  • No.3823 by 探偵  2023-11-15 22:01:31 


しかも贈り物の数は多いが内容は真っ当で警察が動かない程度にしてるあたり計算高い。その分彼女への執着心も強いかも……それはこっちのセリフだ。俺の顔なのになんかいつもと雰囲気が違うんだよな
(向かい合い座ってストーカー捕獲の策を練っていく。地.球.の.本.棚がなくとも相手の理論的思考は健在で犯人像を聞けば同意を示す。彼女のことを把握した上で決して足がつかない方法で彼女を付け回しているのだ、警戒心が高く頭の回る人間なのだろう。そこまで注力するあたり彼女に対する歪んだ感情も膨れ上がっている可能性は高い。尾行はもちろんのこと彼女を守ることもそれなりに難易度は高そうだ。真剣な顔を浮かべていると相手はこちらの頬をつついてくる、なるべく気にしないようにしているもののやはり目の前に自分の顔があって自分の声が聞こえてくるのは不思議な光景だ。しかも目の前にある相手が宿った自分の顔はいつもとどことなく雰囲気が違っていてそれがいいえぬ違和感を抱かせる。性格は顔に出るなんて話もあるが中身が入れ替わり精神が変わればその顔つきも変わってしまうのかもしれない。その違和感を口にしつつ相手の頬に手を伸ばそうとした所で店に新たな客が入ってくる。直後に聞き覚えのある声が聞こえると背中に冷や汗が流れた気がしてちらりと横目で入口の方を見ればそこにいたのはジンさんとマッキーで思わず「げ、」と口にしてしまった。『現場行く前にとっとと済ますぞ』とマッキーに声をかけるジンさんに頼むからこちらに気が付かないでくれと願うも、その願い虚しく『おぉ翔太郎!』とジンさんの目は相手へと向いていて)

  • No.3824 by 検索  2023-11-15 22:39:26 

表情の違いだとか動作における印象の違いだろうね、…あ。…ジンさんがこっちに来てんの珍しいな、何かの捜査中?
(犯人のプロファイルはそこそこに話している内容はいつも通りだからこそ目の前に自分の顔があって自分の声で返事がされるのがどうも気になってしまう。声を荒げたり険しい顔をしたりといつもは使わない表情筋を使っている気がして頬をつづきながら自分なりの意見を述べていると喫茶店の扉が開きそれを知らせるドアベルが鳴る。その直後聞いたことのある声と姿が見えるとほぼ同時に声を漏らす。そこには刃野刑事と真倉刑事の姿がありよりにもよってこちら側の席に案内されたようだ。それとなく窓の外を見るふりをして顔を隠そうとするもその前に話しかけられてしまって逃げ場はない。一瞬相手に目配せして気持ちを整えると二人の方を向いて片手を軽く振る。こういうのは下手に隠したり会話を避けたりした方が怪しまれてしまうものだ。ならばといつもの相棒の調子を思い出しそれに近い態度と声で刃野刑事に話しかける。多少ぎこちなくもそれらしく話をふれば『ああ。この辺りで色々あってな、現場に行く前の腹拵えだ』と怪しむ様子もなく返事が返ってくる。真倉刑事もこちらに遭遇したことに何やら文句のようなものをいう中、刃野刑事の視線が相手の方に向けば『相棒連れってことはお前らも依頼か?』と問われ)

  • No.3825 by 探偵  2023-11-15 23:20:09 


あぁ、俺…僕らも依頼前の腹ごしらえ中さ
(人のこない場所にある小さな喫茶店を選んだというのにまさか知り合いに会うとは思わず一気に焦りが募る。相手と目配せをして言葉には出さなくともこの場をなんとか乗り切るしかないと示し合わせると気合いを入れた。相手が自分のフリをしてジンさんと会話し始める、こちらの真似はさすが毎日いるだけあって完璧だがその分夢でも見ているかのように自分と顔見知りであるジンさんが言葉を交わしているのが不思議で仕方がなかった。それこそ夢でも見ているようにぼんやりと二人の光景を眺めてしまい意識は上の空になってしまっていてジンさんの目線が突然こちらへ向くと驚き目を瞬かせてしまう。咄嗟に返事をしようとするがそうそうに一人称を間違えそうになり無理やり口を噤み、なんとか立て直すと相手のフリをして返事をする。多少不思議そうな顔をジンさんはしていたが相手との付き合いはこちらと比べれば短く疑われることはなくて『同じ店にいるなんて偶然だなぁ』と会話は流れていく。しかし会話の内容を聞き逃さなかったマッキーは相手の方にいつもの嫌味たらしい顔を向けると『どうせ暇なんだろ探偵!俺達の事件に首突っ込むなよ!』とつっかかっていて、その言い草に言われていないこちらの顔の片眉毛がピクリと動き)

  • No.3826 by 検索  2023-11-16 10:31:13 

、んだと…!っ、いや…別に悩みとかは、
(常日頃共に居る分どういう言動をするか何となく理解しているが相手のフリをするとなると話は別だ。それに刃野刑事は古くからの相手の付き合いである分いつバレるかと落ち着かない。何とか話を振ることでやり過ごすことが出来たが今度は相手に話が回ってくる。一人称の間違いこそあったが相手の自分をコピーしたような返答に二人はあまり疑うことなく会話を続けていく。密かに安堵した所で真倉刑事が難癖をつけてつっかかってくるがつい普段の調子で冷静に受け流そうとしてしまう。すぐに反応が無かったことに真倉刑事が拍子抜けしたような反応を示し視界の端で自分の顔がイラつくように眉が動くのが見れば左.翔.太.郎としては似つかわしくない対応をしたことに気付く。ワンテンポ遅れて相手らしく真倉刑事の元に詰め寄ろうとすれば刃野刑事が間に入って仲裁を果たす。何とか誤魔化せたかとも思ったが『何か今日キレがねぇな、何か悩みか?』と鋭く違和感を指摘されると思わず目を泳がししどろもどろな答えを返して)

  • No.3827 by 探偵  2023-11-16 12:25:52 


…ぶッ、……くく、……翔太郎は依頼前で気が立っているんだ。今はそっとしておいてくれたまえ
(俯瞰で眺めてもマッキーが絡んでくるのは鬱陶しいものだが、それに対して相手がすぐに反論しないものだからこちらまで不思議そうな顔をしてしまう。一拍おいてから左.翔.太.郎.らしさを思い出したのかマッキーに言い返すがそれも若干たどたどしく思わず笑いそうになってしまった。普段叫んで怒り慣れていないことを必死でやっているのがおかしくて必死に口を真一文字に結んでいた。しかしそこへ追い討ちをかけるようにジンさんが探偵のことを気にかけ始めると思わず吹き出してしまう。本来ならばこの状況がバレることを懸念すべきなのだがどうしてもいつもの相手とこちらの性格の間で困惑している相手の姿が面白かった。ジンさんはこちらが笑いだしたのをみてさらに混乱したような表情を浮かべる、これではいつ正体がバレるか分からない。笑みをなんとか飲み込むとそれらしい理由を相手の口調で伝える、探偵よりも付き合いの短い相棒からの頼み事とあればジンさんは追求することはせずに『なんかあったら本当に言えよ』と念押しするように相手に言ってからマッキーの首根っこを捕まえ少し離れた席へと座ってくれた。二人の視界に入らなくなったところでじわじわと顔を笑みへ変えると「良い演技だったな」と相手に目を向け揶揄うように言い)

  • No.3828 by 検索  2023-11-16 14:56:09 

ああ、何かあったら頼りにする。 …、バレるかと思って冷や冷やしたよ。僕が危ない状況だったのに最後の方笑っていただろう
(長年の付き合いによるものか刑事の勘か、いつもと違う様子を見抜かれると背中に冷や汗が伝う。そんな緊迫した状況であるはずなのに隣にいる相棒は面白がるどころか噴き出してしまうものだから鋭い視線を送って助け舟を求める。違和感のある探偵とそれを笑い出す相棒とでますます刃野刑事は困惑し始める。それから相手がそれらしい理由をつけて離れる理由を作ってくれると刃野刑事は依頼遂行前の状況を察してくれたのかこれ以上追及せず心配の声がかかる。何とかハードボイルドらしく頷いてそれに応じると遠くの席に向かう二人を見送った。視界から外れたのを確認してから胸を撫で下ろすように息を吐きながら相手に視線を向ければお互いのフリを解いた相棒がじわじわと笑みを浮かべている。相手の立ち位置ならいつでも助けに入れたはずなのに今回は放置されていたような気がする。それを裏付けるように揶揄うような意図を含んだ言葉を受けると席に着きながらジト目を向け抗議の念を送り)

  • No.3829 by 探偵  2023-11-16 16:20:53 


ちゃんと助け船は出しただろ?悪い悪い、普段怒りなれてねぇお前が声荒らげるのが面白くてな
(相手が内心焦ったりこちらへ鋭い視線を向けるのとは裏腹に笑いを堪えながらジンさん達を見送る。二人の空間に戻れば最初こそ安堵したようだった相手だったが徐々に不満が漏れてこちらへジト目がむいた。入れ替わってしまってから相手の入った自分の顔を見続け中身が相手であるのに慣れてきた頃合いに相手が必死になってこちらのフリをするのがどうしても面白かったのだ。普段慌てることの少ない相手がしどろもどろしているのを笑わない方が難しいという話だろう。自分の顔がジト目をしているのも珍しいがその仕草は相手を感じるものであって楽しげな笑みは止まらない。とぼけた返事をしてみるも相手にプレッシャーもあった事だろうと軽い謝罪を挟んでおいた。それで相手が納得するかは別の話だ。笑顔は収まらないまま今度はこちらから相手の頬をツンツンとつついてやり)

  • No.3830 by 検索  2023-11-16 18:28:00 

何だか一気に疲れたよ、普段の会話ならともかく瞬発的に感情を出すような君の真似は苦手だ。
(分かりやすく相手にジト目を向けて不満を訴えてみるが今の相手にとっては効果がないらしい。助け船のおかげであの場が救われたのは事実だが相手ならばもっと早くスマートにあの場を解決できたはずだ。それにも関わらずあの時まで傍観していたのは相手のフリをする自分を面白がっていたのだろう。未だ楽しそうに笑う相手に頬をつつかれるとせめてもの仕返しにと口を尖らせてハードボイルド探偵らしからぬ表情をして見せる。ここに来て表情豊かになった自覚はあるが相手のように反射的に叫んだり怒ったりすることは殆どない。自分でも慣れないことをしたと明かすと「やっぱりこういうのは君の役目だ」とじっと相手を見つめ)

  • No.3831 by 探偵  2023-11-16 19:07:19 


お前はいっつもすました顔してるからな。たまには感情で動いてみんのもいいだろ?っ、俺の顔で遊ぶな!
(一応謝りはしたものの相手は未だ不満なようでそれが言葉の節々から漏れている。先程マッキーにつっかかられた時のようにすぐに言い返さない冷静さと論理的な言葉を組み立てるのは相手の強さではあるが今の体にそれは求められていない。慣れない事をしてぐったりしている相手とは裏腹に良いものをみたとばかりに上機嫌でいたが目の前にあった自分の顔は普段決してしないような顔を浮かべていて反射的にツッコむ、やはり感情で動くのはこちらの方が得意らしい。しかしそれはハードボイルドからは外れた行為、咳払いをしてその場を誤魔化しておくことにした。自分の顔がこちらをじっと見つめる、その顔の向こうには確かに相手の存在を感じるのだがやはり見えるのは自分の顔だけでどことなく物足りなさと違和感を感じる。頬をつついていた手で相手の目元を隠すと「早くお前の顔が見てぇな」と小さく呟きまたコーヒーを口にしていた。柄にもないことを呟いてしまい咳払いで誤魔化す、作戦会議と知り合いとのひと騒動で依頼人のバイトが始まる時間も近づいていてちらりと時計をみやれば「そろそろ出るか?」と声を掛け)

  • No.3832 by 検索  2023-11-16 19:36:16 

…それは同意だ。 そうだね、出来ればストーカーより早く着いて待ち構えていたい。
(相手の顔で子供っぽく拗ねる表情を見せればお手本のようなツッコミが入る。そのトーンも慣れ親しんだものである一方でその声は自分のモノで噛み合わなさを覚える。相手とはずっと一緒にいるはずなのに愛おしい相手のリアクションや声をちゃんと感じていない気がする。自分の手で目元を覆われ小さく呟きが聞こえると静かに同じ気持ちだと言葉を返す。コーヒーを飲んで気持ちを落ち着かせていると依頼をこなすのに良い時間になっていた。悪質性や執着心を考えれば早めに現場に着いてそれらしい人にアタリをつけたり周りから観察している人がいないか確認した方が良いだろう。席を立ち会計を済ませると喫茶店を後にする。彼女がバイトしているのは繁華街から少し外れた所にある飲食店だ。店の前の通りは人通りがない訳では無いが大通りに比べたら人を尾けやすそうな道だ。通行人のフリをして一度この辺りを通ってみるが怪しい人影はなく「まだ来ていないみたいだね。」と呟いて)

  • No.3833 by 探偵  2023-11-16 22:19:05 


彼女の行動を把握してかつ警戒心の強い奴なら彼女がバイトをあがるピッタリの時間にくるはずだ
(相手が宿る自分の顔に感じた物足りなさを隠すため目元を覆ってやると相手からも同意の呟きが漏れる。目の前にいるのは自分の見た目でも中身は相手だと分かっている、しかしやはりいつもの顔でなければ物足りない。それに自分の顔を見つめたり他人として接するのにも限界があって何処と無くいつもよりも距離を開けがちだ。早く互いに元に戻って心置き無く相手の隣にいたい。その時を気持ちよく迎えるためにもストーカーを捕まえてしまわなければ。喫茶店を出て彼女のバイト先である飲食店へ向かうもまだストーカーの気配はない。しかしストーカー犯は警戒心が強くまた計算高い、となれば長い時間待ち伏せするという目をつけられやすい行動はしないだろう。一旦飲食店を通り過ぎて彼女のバイトが終わる時間にあわせて再び店の前にやってくれば先程はいなかった男が路地に立っている。こちらも近場にあった地図を確認するフリをしてしばらく待つと彼女が店の中から出てきた。彼女が歩き出すと路地にいた男は誰かから電話がかかってきたのか通話をする仕草と共に歩き出す。違和感のない動きではあるが男は彼女と同じ方向へと歩き始めている、あれを見逃すなら探偵失格だ。「あと尾けるぞ」と声をかければ彼女と男の後ろを歩き始めて)

  • No.3834 by 検索  2023-11-16 22:55:25 

あぁ。……!
(バイトが終わる頃になって再び飲食店の前に来ると先程まで居なかった男が路地に立っていることに気付く。男はメールを打つ為に立ち止まったような格好をしているが同じく傍らで待っていればその視線が時折店の方に動いていることに気付く。やがて彼女が店から出てきて聞いていた家の方角に歩き出すと男もさりげなく通話する振りをして同じ方向へ歩き出す。相手の言葉を受けこちらも気配を消すようにしながら二人の後を追う。今日のシフトは急に入った物と聞いているがそれでもピッタリ終わる時間に来た辺り並々ならぬ執着を感じる。だが今男を捕らえても偶然と言われてしまえば返す言葉がない。髪飾りから始まりイヤリング、指輪、ブレスレット、そして一番新しく送られたのは高級そうなイヤリングだった。そんなストーカーが次に送りたい物、そして求めるものは何か。そんなことを考えながら後を追っていると彼女が通りの角を曲がる。その先は確かあまり電灯のない暗い路地だったはず、すると男は突然距離を詰めるように急ぎ足で角を曲がって路地へと入る。その早急さに嫌な予感を覚えては「翔太郎、」と声をかけてこちらも走ってその角を曲がって)

  • No.3835 by 探偵  2023-11-17 07:54:06 


動きやがったな……っ!
(通行人を装いながら彼女と男のあとを追う。暗がりの道へ差し掛かった途端男が走り出し相手から声がかかる、ほぼ同時に走り出すと共に相手へと言葉を返した。角を曲がって二人の姿を探せばもう男は彼女へと接触をしていた。ただし彼女は男の存在に驚きはしているものの恐怖心は抱いていないようで『増田くん?』と返事をしている。どうやら男は彼女の知り合いらしい。だがその男はというと親しげに話しながら後ろ手に何かを取り出すのが見えた。増田くんと呼ばれた男が『昨日店長から接客で褒められたのお祝いをしたいから俺ん家来てよ』と声をかける。だがそれに対して彼女は『なんで知ってるの?』と顔を引き攣らせていてそんな彼女を他所に男の手元にはカッターナイフを構えたのが見える、彼女は明確な危機に晒されているのを理解すると走る足に力を込めて地面を蹴った。二人の元にかけよればいの一番にカッターナイフを持った男の手首を掴みひねりあげようとする。しかしこの短い距離を走っただけで相棒の体はそこそこ体力を使っていて息があがって上手く力が入らない。男が怒号を上げながらこちらを振り払おうとしてくるがここで手を離せば彼女もそして相手の体も危険だ。両手で腕を必死に掴んで妨害しながら「フィリップ!」と無我夢中で相手の名前を叫んで)

  • No.3836 by 検索  2023-11-17 09:41:47 

下がってっ!させる、か…!
(角を曲がれば男が彼女と接触している。口ぶりから見知った関係であるのが分かるがその間には温度差があるように見えた。男の手元が一瞬何かを反射したのが見えた途端相手が走り出す。それが刃物であると気づけば自らも続いて二人の元に駆け寄る。いの一番に男の手首を相手が掴んで制圧しようとするが自分の身体であるせいか抑え込むのがやっとのようだ。相手がこちらの名前を呼ぶのを聞けば万が一のことを考え彼女にここから離れるように叫び、こちらも男の手首を掴み力を込めて捻りあげる。男も必死に抵抗しているようだが相棒の身体では難なく力を込めることが出来てカッターナイフが手から落ちた。すかさず遠くに蹴り飛ばすとそのまま男を抑え込みにかかる。そういう体術に心得はなく拮抗した男の足元をすくってバランスを崩させ一気に床に伏せさせ上から体重をかけて逃がさないようにすると「警察に通報してくれ」と指示を飛ばして)

  • No.3837 by 探偵  2023-11-17 12:31:50 


よし!任せとけ!
(腕を振りほどかれぬよう必死にしがみついていた所で相手が自分の体で男の手首を掴む。こういう事態に慣れた体は男の手首を捻りあげカッターナイフを落とすことに成功しあとは相手に任せるべきだと身を引いた。刃物はなくなったとはいえ喧嘩慣れしていない相手に危害が及ばないか心配がよぎったが、足元をすくってやれば男を制圧することに成功して思わずガッツポーズを掲げる。通報を託されれば直ぐ様警察に連絡をいれる、ストーカー犯を捕まえたことを告ればすぐにパトカーがやってきて男はお縄となった。無事彼女を守りきれたことに安堵していると、ストーカー犯の正体が判明ししかも逮捕に至ったことで彼女の中にあった緊張の糸が切れたのか彼女の瞳からホロホロと涙が落ち始める。ここはハードボイルド探偵として彼女の涙を拭ってあげるべきだと近づこうとしたところで彼女は男を制圧した相手の方へと駆け寄っていき、しかも相手の胸を借りるように抱きついたのだ。その光景を目にした瞬間、外側は俺の体なのに羨ましいだとか、側は違っても恋人である相手に他人が抱きついている嫉妬だとか、体が逆転していなければあのご褒美はこちらが受け取れたのではという恨めしさだとか、あらゆる思考が一気に溢れでて軽くキャパオーバーを起こしてしまう。思考停止した空虚な顔を相手と彼女へ向けフリーズしていて)

  • No.3838 by 検索  2023-11-17 13:42:49 

これでもう付きまといなども心配な…、っ!? え…あー…、もう大丈夫だから、安心すると良い。
(相手が警察に通報してやってきた警官によって男は連行されていく。その様子を見届けるとずっと怖い思いをしていた原因であるストーカーが捕まり悩みが解決したことで我慢していた物が一気に噴き出たのか彼女の瞳から涙が零れる。こんな思いをさせたあの男は許せないが万が一のことが起きなくて本当によかった。相手が慰めようと近づきこちらからも声を掛けようとするがその前に彼女が近づいてきて抱き着かれる。突然のことに目を見開いて硬直してしまうが胸を借りるように泣いている姿を見れば無暗に離れることも出来ない。暫し困ったように視線を動かすとその先にはフリーズしたような空虚な顔を見せる自分の顔兼相手がいてますますどうしていいか分からない。だが今は相手の身体であることと女性には優しく対応していたことを思い出すと軽く背中に手を添えてゆっくりさすって優しく声を掛ける。奇しくも相手らしい行動をすることでスマートに彼女を慰めていると少しして気持ちが落ち着いたのか『急にすみません、なんか一気に安心しちゃって』と言いながら彼女が離れる。目の前で自分の身体が女性に抱き着かれるという奇妙な経験をしたであろう相手に気を配りつつも「家まで送るよ、翔太郎もそれでいいかい?」と話を振って)

  • No.3839 by 探偵  2023-11-17 17:21:54 


………………、あぁ。当然送ってくぜ
(依頼人の彼女が外側は自分、中身は相手である体に抱きついているという処理しきれない状況にフリーズしている間、相手はこちらの振る舞いを真似てスマートに彼女を慰めていて仕草はこちららしいのに口調は相手のものでますます頭の中は混沌としていく。彼女は落ち着いたようで謝罪と共に相手から離れる、涙が止まったのなら良かったとぼんやり思っていると相手から声をかけられようやく正気を取り戻して軽く頭を振って現実へと戻ってきた。ストーカーの脅威は去ったが泣き顔を見せた女性を放っておくなどできない。先程の出来事はひとまず脇に置いておき彼女を家まで送り届けることにした。マンションの下までくるとお礼と依頼料を振り込んでおく事を伝えられる、歩いているうちに彼女の顔は少々目元が赤いものの笑顔に戻っていて『本当にありがとうございました、フィリップさん!翔太郎さん!』と感謝を伝えられた。しかし彼女の前で外見を気にせず振舞っていたせいで彼女は外見とは逆の名前、すなわち精神の方と正しい名前でそれぞれを呼んでいてまた頭が混乱しそうになりながら彼女を見送ることとなった。もはや無茶苦茶になってしまった状況に額に手をあてれば「いい加減もとに戻ってもらわねぇと困るな」と深々とため息をついて)

  • No.3840 by 検索  2023-11-17 18:08:44 

仮説が合っているかのならそろそろ戻ってもおかしくない時間だけど…、そもそもどうやって戻るんだろうか
(相手に声を掛け彼女を家まで送り届ける。マンションの下までやってくれば依頼料のやり取りをした後、感謝の礼を伝えられる。知り合いでは無いからと意識せず彼女の前ではいつもの口調や振る舞いをしていたが自分の姿に対して相棒の名前で呼ぶ様子はやはり妙だ。混乱が増した所で彼女と別れると隣から深々とした溜息が聞こえてくれば思わず苦笑いを浮かべる。ひとまずストーカーの件は解決したが散々この入れ替わりに振り回された一日だった。そろそろ昨日ド.ー.パ.ン.トを倒した頃の時刻で仮説が正しければメモリブレイクの効果が切れる時間だ。事務所への道を歩きながらそれを告げるもふとその戻り方について話題にあげる。朝は眠っている間にいつの間にか入れ替わっていたが今はお互い意識がある状態、戻り方については未知数だ。読めない事象に若干ワクワクを滲ませながら事務所へ戻る階段を登っていると中頃に差し掛かる辺りで足を踏み外し「あ、」と焦った声と共に身体が転げ落ちようとして)

  • No.3841 by 探偵  2023-11-17 19:18:16 


……そういやそこ考えてなかったな。この前の時と同じなら自然と…ッ、フィリップ!!
(またひとつこの街を泣かせる依頼を解決して事務所への帰路へつく。そろそろ仮説した時間的にも精神的な意味でも戻ってもらわなければ困るのだが、相手がその戻り方に言及すると一瞬思考が止まる。前回と同様ならば何もせずとも戻るはずだが確信はない。そもそも仮説があっているかも分からずこの状態がまだまだ続くとなれば本気で厄介だ。最終手段は所長の言うように頭を殴る事だろうかと考えが飛躍していたところで少し前を歩いていた相手の体がこちらへと落ちてくる。焦る声が聞こえるとスっと体が冷えて外見がどうだとかの思考は吹っ飛び相手の名前を呼びながら咄嗟にその体を捕まえる。しかし今自分が操るのは相手の体だ、咄嗟に掴むのには力が足りず相手を抱えるようにしながら二人で階段を転がり落ちた。頭に鈍く痛みが走る、幸いそこまで上から落ちた訳ではなく大きな怪我にはならないだろう。全身に痛みを感じるが転がっている間に体勢が変わったのかいつの間にか相手の腕の中に体がある。「大丈夫か?」と声をかけるがその声はいつもの自分の声で目を見開いて)

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:1対1のなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック