検索 2022-07-09 20:46:55 |
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僕たちの仮装の成果だ。っ、作ってみたい! これだけ種類があれば豪華なデコレーションが出来るだろうね
(新しい知識を取り入れた興奮のまま相手に喋っていれば両肩を掴まれ制される。おざなりに返事する様に君は分かってないと更に話を発展させようとするがその前に目についたテーブル上のお菓子について問う。あの日は吸血鬼騒動がありそれどころではなかったが改めて見れば優勝景品なだけあって凄い量だ。ハロウィン用のパッケージの物から凝った作りのお菓子もあって見た目も華やかだ。まるでパフェの上に乗っている飾り付けみたいだと感じたところで相手からパフェづくりの提案をされるとみるみるうちに目を輝かせ、今度はこちらが相手の両肩を掴んで前のめりに賛成を示す。パフェの種類豊富なところは今しがた調べたばかり、自分達で作れば世界で一つだけのオリジナルの物が出来るだろう。声を弾ませ期待に胸を膨らませると「じゃあ早速材料と容器を買いに行こう!」と声をかけて)
、…だろ?お前がどうしてもって言うなら仕方ねぇ。あぁ、善は急げだ。早速買いに行こうぜ
(パフェ作りを提案すると相手の瞳はみるみる輝きを増していく、相手の知的好奇心が爆発する瞬間は毎回迷惑でありながら何度見たっていいものだ。勢いのまま両肩を掴まれるとあくまでも相手が望んだことに付き合うという体で返事をする。これでハードボイルドのメンツも保たれた事だろう。興奮気味な相手を宥めるように肩を軽く叩いてやりながらガレージの扉へ近づくとハットを手にして被る。相手の好奇心が冷めないうちに早速外へと繰り出した。材料は傷みやすいものもあるだろうから器の方を先に揃えた方が良さそうだ、雑貨店を目指して商店街の方へと歩いていく。商店街には大きなスーパーもありパフェ作りの材料も大体そこで揃うことだろう。道すがらどうせ作るならという点となるべくお菓子を消費できるようにという点を鑑みて「それぞれひとつずつパフェを作るってのはどうだ?」と提案し)
計二種類のオリジナルパフェを作るという訳だね、悪くないアイデアだ。どんなパフェを作ろうか…
(パフェ作りをすることに決まれば機嫌は良くなるばかりで相手のハードボイルドを気取る姿勢も気にならない。外に出る準備を簡単に済ませると相手と共に事務所を後にして商店街の方角に向けて歩いていく。その中でそれぞれパフェを作る案が出されると前向きに賛成を示す。パフェの魅力はなんといってもその見た目と種類の豊富さだ。以前もそれぞれお好み焼きを作ったがそれ以上に個性が出るスイーツとなればやらない理由はない。口元に笑みを浮かべて構想を頭の中で考えながらもまずは器を買うため雑貨屋に入る。おしゃれな店内の一角には食器類が並んでいて所長が見せてくれた雑誌や本で見たような器もそこにはある。細長いものや口が広い物、真っすぐなシルエットから金魚鉢のようにカーブを描いたものまで様々でここで選んだ器がパフェの方向性を決めることになりそうだ。一つ一つ吟味しながらどれにしようか悩んで)
それぞれ作った方がどんなのが出来るか分からねぇっていう楽しみもあるだろ?
(ここで相手が反対することは無いと思っていたが無事それぞれがパフェを作ることになり事は順調に運んでいる。今回はお好み焼きの時よりもあらゆるアレンジが出来る上デコレーションには事欠かずお互いの個性がより全面に出るものになりそうだ。最初こそお菓子の消費のためという名目だったが二人で歩いているうちにすっかりどんなパフェを作ろうかと真剣に考え出していた。雑貨店に入ると食器コーナーを相手と共に覗く、器だけでも種類は多く最終的な出来にも関わる器の数々に「これ選ぶとこからパフェ作りは始まってんな……」とすっかりやる気に満ちた顔で商品棚を眺める。しばし悩んだもののやがてひとつの器を手にとる、細長いタイプのシンプルな作りのもので層を重ねた時に一層一層を綺麗に映えさせることが出来そうだ。「俺はこれにする」と選んだ器を相手に見せつつ相手がなにを選ぶのか興味深そうに待っていて)
ああ、お互いのセンスと腕の見せ所かな。いいね、パフェの層の部分が映えそうなチョイスだ。 僕は…これにしようかな、上部のトッピングが沢山乗りそうだし
(あくまでこちらのやりたい事に付き合うという形だったはずだが隣に並んで器を吟味する姿はやる気に満ちていて思わず口元が緩んだ。全体の雰囲気を司る器だが相手が手に取ったのは細長いタイプのグラスだ。比較的よくあるタイプの物だがパフェの魅力の一つである層を表現するにはピッタリだろう。感想を付けながらもこちらも器に視線を移すと悩んだ後ワイングラスのようなデザインのものを手に取る。細いステムからボウルが広がるデザインはオシャレでフルーツなどで高さを盛れば印象深いパフェになりそうだ。それぞれの器を選んだところで傍に置いてあったパフェスプーンもしっかり確保してレジに向かう。割れないように緩衝材で包んで貰うと「次は食材かな」と告げて)
お、そっちのはたっぷり盛り付けが出来そうなデザインだな。___よし、ならこの先にあるデカイスーパー行こうぜ
(相手が選んだ器は受け皿部分が大きいデザインで層を見せるこちらとは違い華やかなパフェになりそうな器だ。それぞれ違った方向性のものが出来上がりそうだと内心で期待度がありつつパフェスプーンと共に会計を済ます。器が決まればあとは中身だろう。家の近所にあるスーパーより一回り以上大きい大型店へと足を運ぶ。ここなら日常品はもちろんのこと海外製品の扱いもあり材料調達に困ることは無い。お互いが理想のパフェを作るならばそれぞれ必要なものを買うべきだろうからと「共通して必要なのは生クリームくらいであとはお互いいるもんを買うってところだな」と方針を共有し)
そうだね。生クリームは君が買う事にして、せっかくなら買い物も別々にするのはどうだい?何を買ったのかは作るまでのお楽しみってことで
(会計を済ませるといつものスーパーではなく少し先の大型店に行くことにする。移動中などに見かけることはあったが普段は近所のスーパーで事足りるため訪れるのは初めてだ。中に入ってみれば広々とした空間に天井も広くてここなら定番の物から珍しいものまで揃いそうだ。入り口にある店内地図を興味深く見ていると相手から方針が共有される。共通して使いそうな生クリームは相手が買う事にしてその他は各自とした方がお互いが何を作るか考える楽しみがあるだろう。軽い笑みを浮かべながらそのことを提案すれば近くにあった買い物かごを手に取ってやる気満々な様子見せ)
なるほど悪くねぇ案だ。乗った!それぞれ買い物が終わったら店の出口で集合にしようぜ
(それぞれ作るパフェが違う以上はそれぞれ買い物があるわけでなかなか大掛かりな買い物になりそうだと思っていた所で相手から別行動を提案される。せっかく別でパフェを作るのならどんなものが出来上がるか最後まで分からない方が楽しみが増すというものだ。さらに期待度が上がるような提案にニヤリと笑えばやる気満々の相手に対抗するように景気の良い一言と共にこちらも買い物カゴを取る。出口の方向を指さし集合場所を共有しておけば「じゃあ期待しとけよ」と自信満々の笑みと共にキザに左手をひらりと揺らせばその場を離れ)
ああ、楽しみにしているよ。…さて、まずはぐるりと見て回ろうか
(買った品が分かればおおよそどんなものを作るか想像がついてしまう。ならばそれを隠して隣で作っていく過程を見て予想をしたりアイデアに驚いたりするのも楽しい時間だろう。自信満々な笑みにこちらからも期待を寄せる言葉を返せばその場で一旦解散となった。相手と外出する機会は格段と増えたが同じ店内とはいえ一人で店を見て回る機会はそう多くない。相手と一緒に回るのとはまた違う自由の楽しさに浮かれながらも店内を見て回ることにした。大体のイメージは頭の中にあるが実際に食材を見て回ると色々な案が沸いてくる。外国の輸入食品も並んでいてついつい本来の目的から脱線してその料理や食品を見てしまいながらも店内を一周めぐって目的の品をかごに入れることは出来た。こっそりと関係ない興味を持った食品も入れているのは秘密だが。会計を済ませて袋に全て入れると集合場所の出口へ向かって相手を待ち)
……あいつ、店ん中で検索始めたりしないだろうな……
(相手と別れて早速目的のものを買うために商品棚の間を歩き始める。いつものスーパーでは目にしないものが多くついつい関係のないものを買ってしまいそうになるがお菓子を消費するためのパフェ作りだというのにこれでは本末転倒だろうと自制心を効かせていた。順番に目的のものを買っていくもふと足を止める。ここは相手が初めてくるスーパーでしかも普段は目にしない品物も多い。珍しい海外製品となれば相手の興味を引くには十分すぎる場所だ。出会った直後よりかは知識も増え暴走する頻度は減ったもののパフェよりも興味を引かれるものを見つけてその場で検索を始めてしまう可能性がないとは言いきれない。そう考えてしまえば気が気ではなくなって足早に必要なものと最後に忘れず生クリームをカゴに居れればレジへと向かう。会計が終わり袋に詰め終わるとまた足早に出口へと向かった。しかし意外にも相手の方が早く出口で待っていたようで「お前がなんのトラブルもなく店から出てきて一安心だ」とからかうように言いながら近寄り)
僕を子供扱いするのはやめたまえ、買い物くらい一人で出来る。 あと何か見ておきたい物はあるかい?
(袋を手に待っていれば少しして相手がやってくる。意外と言った顔をしながらからかいの言葉を向けられると少し拗ねた顔をしながら反論を返す。何の目的も無ければ目に付いた気になるものを片っ端から検索するだろう事は否定出来ないのだが。だが今回はちゃんと本来のパフェ作りのことを優先したのだ。その証拠とばかりに買ったものが入った袋を見せておいた。ともかく器と食材を買うことが出来ればパフェの準備は揃ったようなものだろう。一旦スーパーの後に出るとパフェ用でもそれ以外でも他に買うものは無いかと問いかけ)
そりゃ悪かったな。俺の方は大丈夫だ、ストックが切れてるもんもねぇし……お前の方もそれで準備良いか?
(検索の寄り道をすることなく買い物を終えた事をからかえば、相手は拗ねた顔を浮かべていてその反応に胸が擽られる。あまり気持ちの乗っていない謝罪を口にしながら頬を軽く指でつついてやった。見せつけるように掲げられた買い物袋を見るに余計なものは買わずに必要なものだけを買い揃えたようだ。真実が異なることは露知らず、他に買い物がないか聞かれると問題ないと返事をする。パフェの上にピックなどで飾りを付けることも出来るがこちらが作るパフェは層を作るもの、盛り付け部分はそれほど派手にならない予定だ。相手の方にも同じ質問をして、特にないのならそのまま事務所へと足をむけて)
ああ、問題ない。帰ったら早速パフェ作りだ。__ じゃあ早速作っていこうか、なるべく自分の買った材料を使うことにするけど気になったら交換や分ける交渉は有りだ
(頬をつんつんとつつかれながらも2人とも必要なものを買えたのを確認する。その他に特に買うものもなければいよいよ本題のパフェ作りの時間だと笑みを浮かべて告げ、来る時よりも幾らか早足で事務所に戻る。入口の札をCLOSEにしてから中に入り、中身が見えないように袋をテーブルに置いてからひとまず手を洗って戻ってくる。緩衝材を外した器を軽く洗って使える状態にすれば準備完了だ。始めるに辺りルールのようなものを定めると「どんなものが出来るか楽しみだね」と語りながらパフェ作りに手をつけて)
あぁ、その条件で構わねぇ。いろいろ盛り付けてこそのパフェだしな。美味いパフェが出来るの期待してるぜ、フィリップ
(買い物を終え事務所に帰れば早速パフェ作り開始だ。こちらの買い物袋の中身が流れでないよう慎重に袋を机に置いた後相手が器を洗ってくれている間にこちらも手を洗って机の上にハロウィンのお菓子を並べておく。華やかさに事欠かないラインナップだ、どちらも賑やかなパフェになりそうだと想像するだけでも浮かれてしまう。相手が机の前に戻って来れば準備完了だ。相手方の材料を使うのもありというルールを二つ返事で了承したあと早速パフェ作りが始まる。開始早々だが相手もこのパフェ作りに期待を寄せているのは同じようで自分とは全く違うパフェが盛られるであろう空の器をちらりと見てから返事をしていた。こちらのパフェは層を重ねるのがキモだ。早速買い物袋から一層目のメイン、コーヒーゼリーを取り出す。次いでお菓子のコーナーからはキャンディを色違いでいくつか選んだ。袋にキャンディを入れて大きめに潰すと粗く砕いたコーヒーゼリーと共に器の一番底へ入れる。適度に混ぜ合わせればカラフルな色を内包したコーヒーゼリーの層が完成しその出来に満足気に口角を上げていて)
君の料理の腕は知っているけど、スイーツではどうなのかお手並み拝見だ。 _ キャンディを使うとコーヒーゼリーもカラフルになるのか
(沢山のお菓子に囲まれてちょっとしたパーティ気分を感じながらもパフェ作りに取り掛かる。冷蔵庫からイチゴジャムを持ってくるとソース代わりに底に敷いてその上に市販のスポンジを一口大位にちぎって入れていく。食感のアクセントにカラフルなマシュマロも小さく切ってからランダムに色味を出すように混ぜていく。ふと隣を見ればコーヒーゼリーと砕いたキャンディを底の方で混ぜ合わせて層を作っていた。コーヒーゼリー単体では暗い色合いだがキャンディの色が重なるおかげで華やかに見える。得意げな表情も含めじっとその様子を見ながら自分には無かった発想に感心した感想を呟く。こちらも負けていられないと相手が買ってくれた既にホイップ済みのクリームを手に取り蓋をとる。スポンジケーキの隙間を埋めるように白く伸ばしていくがちょっとした興味を持てば自らの指に少しクリームを出してからぺろりと舐めて味見をしてみる。想像通りの程よいあまさが口の中に広がると「これならちょうど良さそうだ」と口元を緩ませ)
背景が黒だからキャンディが良く見えるだろ?お前の方はいろんな食感が混じって見てるだけで華やかだな。…、俺も……
(一層目が完成すると相手の視線を感じて隣を見る。どうやら掴みは上々のようで得意げな顔のままさらに説明を重ねていた。こちらが黒のベースから始まったのに対して相手は赤白黄色と華やかな色合いで見た目だけでも甘いのが分かる。次いで相手は生クリームを器に加えていて、こちらも層の区切りを作るために続けて生クリームを使おうとした。しかし相手は生クリームに興味を示したのか指に出してそれを舐めとる、何気ないしぐさのはずなのに胸のうちがザワついた気がした。それに気づかない振りをしてこれだけ甘いものを目の前にしているせいかこちらも一口生クリームを食べたい気分になる。手のひらを差し出し生クリームを貰おうと思ったが、相手の指先にまだ生クリームが残っているのをみれば胸のザワつきが悪戯心へと変化していくのが分かった。差し出した手でそのまま相手の手首を捕らえるとこちらへと引き寄せてわざわざ相手の視界に入る位置へと持ってくると生クリームの残る指先をそのまま口に含んでしまう。指を咥えたまま口内で舌を動かし生クリームを舐めとってしまえば口をぱっと離し「甘くていい味だな」と何事も無かったように感想を述べて)
せっかくなら贅沢な見た目にしようと思ってね。、君も味見…っ!?そういうことじゃないだろう…、
(パフェはスイーツの中でも彩り鮮やかで中に入っている食材の多さからご褒美的な扱いをされることも多い。せっかくの機会ならばとことん豪華で凝った物を作ってみたいと声を弾ませる。その中でも白色のクリーム存在は味としても見た目としても重要で味見してみれば重すぎない甘味を感じる。ふと隣から呟きが聞こえてこちらに手が差し出されるのに気付けば相手も生クリームを食べてみたいのかと絞り袋を差し出そうとする。だがその反対の手首を掴まれ見せつけるように指先が相手の口内に含まれると声にならない声が漏れてそのまま硬直してしまう。生暖かい舌が指先を這って生クリームを舐め取る感覚が伝わってきてぶわりと顔に熱がのぼる。口が離され平然とした態度で言われた感想によってようやく身体と頭が動き始めるも言いたいことで頭の中で渋滞していて、何とか落ち着こうとしながら相手見つめ文句を口にして)
そうか?俺は生クリームの味見が出来て満足だ
(芽生えた悪戯心のままの指先を舐めとると相手は分かりやすく顔を赤くして、目論見通りの反応にゆっくり口角をあげる。不意打ちは成功といったところだろう。相変わらずとぼけた態度を続けながら文句を言いたげな顔をみれば未だに赤い頬を再び指先で軽くつついてやった。やりきった満足感のまま相手の手の中にある生クリームの袋を取ると一層目に蓋をするように白い層を作る。袋を傍らにおけば素知らぬ顔でパフェ作りの続きを進めていく。ハロウィンのお菓子へと目を向けお化けの形の小さなクッキーを手に取ると絵柄を器の外側へむけて配置した。買い物袋からはチョコブラウニーを取り出して一口大に崩すと二層目として器に詰めていき)
、後で覚えておきたまえ。
(こちらの反応に満足したのか口元に笑みを浮かべて頬をつつかれる。味見にしては少ない量だとかわざわざ人の指に残ったクリームを舐める必要がないとか言いたいことは沢山あるが今は言うだけ動揺した証明になってしまう。これは後から仕返しでもしなければ気が済まない。負け惜しみのような言葉を向けながらも相手がパフェ作りに戻っていけばこちらも一度深く呼吸をして気持ちを切り替える。生クリームを入れた部分をスプーンなどで平らにすると簡易キッチンからまな板と包丁を出してくる。袋から二種類のキウイフルーツを取り出すと慣れない手つきながらも皮を向いて半分を輪切り、半分をサイコロ状に切っていく。更に半月切りにしたものを黄緑、黄色を交互にグラスに張り付けるように盛り付けていけば華やかな見た目が出来上がる。隣を見れば相手はブラウニーを器に詰めていて自分の物との色合いの違いに「やはり個性が出る物だね」と呟いて)
覚えてたらな。……よし。同じパフェなのに随分違う見た目になってきたな
(相手は最後に不服を全面に出しながら負け惜しみの一言を放ってパフェ作りに戻っていく。その言葉がますますこちらの機嫌を良くさせてさらにとぼけるような一言を加えておいた。お化けのクッキーとチョコブラウニーの層の上に再び生クリームで蓋をすれば二層目の完成だ。その間に相手は包丁を持ってきてキウイを切り始めている。慣れない手つきに内心落ち着かず思わず相手の作業をじっと見守ってしまう。皮を剥いている時に手を滑らせないかハラハラしたものだが無事にキウイは二種類の形に切られて安堵の息を吐いた。キウイは断面を見せるように器に入れられますます相手のパフェは華やかになっていく。こちらが黒色をベースにしている分互いに随分違う様相を見せるようになってきた。相手の呟きに返事をしつつ次の層へと映る。次は買い物袋からチョコ味のフレークを取り出すと貰い物の小さなマシュマロを適量混ぜて三層目にして生クリームで蓋をする。「次が最後の層だな」なんて呟きつつ生クリームの表面を整えていて)
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