検索 2022-07-09 20:46:55 |
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分かってるよ、選ぶ楽しみもある訳だからね。 ああ、今年の冬の目標だ。
(相手が決定的に賛同に傾くとぱっと表情を明るくして買いだめの提案にこくこくと頷く。家にスープがあれば自然と夕飯が鍋の日が増えていくだろう。説得には成功して浮かれる中で相手から常識の範囲と釘が刺されるがそれにも余裕の笑みで返す。全種類を事前に買っておきたい気持ちもあるが数個ずつ買って具材を何にするか悩むのだって楽しみの一つだろう。チーズに絡めたウインナーを取り皿に取りながら声を弾ませ、全制覇の目標に同意を口にする。今日一日で冬にやるべき事が沢山出来て今から寒くなるのが楽しみで仕方ない。まずはその一番手としてこのトマト鍋を十分味わう事にしよう。半分は鍋のまま、もう半分をチーズを纏わせながら食べていけば鍋の中の具材はどんどん減っていく。あらかた食べ終わると「そろそろシメの時間だ」と期待に目を輝かせて)
この冬は夕飯のメニューには困らなさそうだな。___あぁ、最後のお楽しみの時間だ
(ひとまず相手がスープを一気買いする事態はなさそうだ。余裕の笑みでそれらしい事を言う相手に呆れの混じった笑みを浮かべるも、こちらも期待に胸を膨らませているのは同じだ。違う形ではあるがまたひとつ冬の約束が増えたことに気分も上がりつつ鍋を食べ進めていく。常に弱火で暖められている鍋はいつでもアツアツで時折チーズと格闘しながら食事を進めていった。具材もそろそろなくなるというところで相手からシメの話がでれば口角をあげる。そろそろいい頃合いだろう。解凍しておいたご飯を持ってくると鍋の中に投入してご飯を野菜やら肉やらの旨味がたっぷり溶けだしたスープの中に沈めていく。暫く待ってふつふつと再び沸騰を始めたのを見計らい一面を覆うようにチーズを入れてやると火を消し蓋をして中を蒸らした。暫く置いたあとに蓋に手をかけ再び開けると中からはトロトロになったチーズのかかったリゾットが出てきて「いい感じじゃねぇか?」とその出来にまた口角を上げていて)
ああ、凄く美味しそうだ! じゃあさっそく…あつ、…ん、最初のスープ単体の時よりも味わい深いね。
(鍋を十分に楽しんだところでもう一つの楽しみ方でもあるシメへと移る。残ったスープにご飯を入れると軽く中で解してから沸騰するのを待つ。良い感じになったところでチーズを一面に入れるとどうやら蒸らすようで蓋がされる。中が見えなくなると余計出来上がりが楽しみになって落ち着かない様子で待つ。頃合になり相手が蓋を開けた鍋の中を覗き込むと沢山かけたチーズがとろとろに溶けて美味しそうな香りが広がる。パッケージにも負けないビジュアルに相手の方を向き感想を伝えると食欲のまま取り皿にリゾットを取り分ける。相手の皿にもリゾットを盛って手渡した後、箸からスプーンに持ち替えると早速一口すくって口に運ぼうとする。熱々のチーズに思わず声を漏らすもふーふーと息を吹きかけてから再度食べてみるとスープ単体の時よりも具材の旨味が溶けきった分また違った味わいを感じて口角を上げながら感想告げて)
ありがとよ。あ、……ん、美味い!入れた材料の分だけシメは美味くなるし、最後のご褒美って感じだよな
(出来上がったリゾットに相手の反応も上々でリゾットを取り分けられた皿を受け取ると礼を言ってこちらもスプーンに持ち変える。相手は凝りもせずにアツアツのリゾットを口の中に入れようとしてまた声をあげるが熱すぎたようでスプーンは止まり安堵したように息を吐く。流石に熱を持った半固形を口にすれば口内の火傷は免れない。無事火傷も回避してスプーンが口に運ばれるのをみればこちらもよく冷ましてからリゾットを口へと入れた。トマトの酸味はそのままに様々な具材が混じりあってよりまろやかでそこにチーズがコクを足している。相手に同意するよう頷きながらまた一口リゾットを口へと運んだ。シメはまさに鍋の締めくくりに相応しい総決算のようなものだ、これから様々なスープを試すならその分様々なシメも楽しめるわけで「他にも雑炊とかラーメンとかうどんもかあるし、シメも楽しんでいかないとな」と先程の約束にさらに期待を上乗せして)
そうだね、これを目的にする人が居るのも頷ける美味しさだ。 そんなに種類があるのかい? ますます興味深いね
(先程までの鍋にご飯と追加のチーズを入れただけなのに深い旨味を味わえる仕上がりに更にひと口とスプーンを動かす。きっと最初にスープにご飯を入れただけではこの味にはならないはずだ。そう思えば相手の最後のご褒美という表現にも納得でこれを目的に鍋をする人の気持ちもわかる気がする。スプーンと口との間で軽く伸びるチーズと共に味わっているとリゾットだけではないシメの種類が相手から話題に出されて思わず食いつく。雑炊はスープの和洋の違いのようなものだろうが麺類を入れるシメもあるとは。当然そんな事を知れば気になってしまうもので楽しみを隠しきれない表情で呟く。シメを含めて鍋料理について検索し尽くさなくては。次の検索ワードを頭に留めながらも食べ進めていれば器も鍋もあっという間に空になって「ご馳走様でした、トマト鍋も良いものだった」と手を合わせ感想告げ)
ご馳走様でした。あぁ、鍋全制覇のいい一歩だったな
(鍋は具材からシメまでとにかくバリエーション豊富だ、シメも鍋のスープと同じく順番に試していけば良いだろう。明日にはホワイトボードが鍋関係のワードでいっぱいになりそうな予感はするが、この冬何度も鍋をするなら一度全ての知識を洗い出すのも良いかもしれない。もちろん依頼で相手の能力が必要になれば話は別だが。旨味たっぷりのシメも二人で食べればあっという間になくなり相手と共に手を合わせる。変わり種の鍋からのスタートだったがこれからへの期待も膨らむ夕飯になった、近いうちにまたスーパーへスープを買いに行かなければ。夕飯も終わればあとはゆっくりと夜を過ごすだけ、せっかくならばその時間は新しい寝間着で過ごしたい。まだピッタリの季節には早いが試してみるくらいはいいだろう「先に風呂入ってこいよ」と声をかけたあとに今日買ってきた二人分の寝間着が入った袋をちらりとみやり)
、分かった。なら先に入ってくるよ。__あがったよ、翔太郎。
(鍋とそのシメを十分に味わうことができれば大満足で目標に向け良いスタートが出来たことに気分も弾む。検索結果を活かして今年は鍋の冬になりそうだ。お腹も満たされるとあとは特にやることもなくまったりとした二人の時間だ。食器類を流しに持って行ったところで相手に声を掛けられる。ちらりと何処かに視線が向いてその先を追ってみると今日購入したショップの袋。その意図をくみ取れば自然と笑みが浮かんで袋から間違えないように深紫色の寝巻の方を取り出すと脱衣所へ向かう。服を脱いでいつものように髪と身体を洗ってシャワーで流す。十分に身体を温めてから浴室を後にして体を拭く。早速寝巻を着てみればもこもこした生地のおかげでTシャツよりも暖かく胸元のロゴもおしゃれだ。鏡で姿を確認すると自分ではあまり選ぶことのない深紫色を着ているのが新鮮で相手に染められたような気分だ。早速この姿を見せようとリビングに戻ってきては声を掛ける。相手の前に立てば「なかなか良い着心地だ」と上機嫌に感想伝えて)
……あぁ、よく似合ってるな。触り心地も良いし
。俺も入ってくる
(相手を風呂場へと見送ったあとコンロの片付けと洗い物を済ませると紙袋の中から自分の寝間着、新緑色の分を取り出す。改めてみても自分一人で住んでいた頃にはこの家に存在しえなかった色だ。新鮮な色味に口元を緩ませていると相手が風呂から上がる音が聞こえてくる。声を掛けられ振り返ればそこには自分の色である深紫色の寝間着を着る相手がいて思わず口がニヤケそうになってしまった。相手が決して選ばない色であり、いつも自分が選ぶ色。二人を示す色のうち自分色を相手が着ていて、相手が自分のものだと強く見せつけられている気分だった。上機嫌な相手にこちらも笑みを浮かべつつ寝間着を軽く撫でてみる、ふわふわの生地は触り心地も良くていつまでも撫でたくなってしまう。早く二人の時間を過ごしたいという思いが強くなれば新緑色の寝間着をもって風呂場へと向かった。体を暖めながら全身を洗い風呂場を出ると髪をある程度乾かしてから新緑色の寝間着に腕を通す。相手の色を纏ったこの状態はやはりむず痒く、ぎこちない動きでリビングに戻ってきて相手の近くに寄れば「着心地もいいな」とどこか落ち着かない様子で口にし)
おかえり、…やっぱり物珍しいっていうか、僕のモノって感じがするね。
(寝間着を着た姿を見せると相手の口元に笑みが浮かぶ。服を撫でられると擽ったそうにしながら相手の色を纏った姿を自慢げに見せる。風呂場に向かう相手を見送ると待っている間髪を乾かしたり買ってきた上着をクローゼットに掛けたりしながら待つ。風呂から上がってきた音が聞こえて視線を向けると新緑色の寝間着を着た相手が出てきた所でその姿を見て口角があがる。出迎えの言葉をかけながら頭のてっぺんから足先まで自分の色を纏った恋人の姿を観察すれば頭に浮かんだままの言葉が口から零れる。食事と風呂を済ませれば後は寝るまで二人の時間だ。浮かれた気持ちのままに相手に近付いて背中に腕を回すとぎゅっと抱き締めてみる。肌触りの良い生地と風呂上がりの心地よい体温が感じられると「抱き心地も良さそうだ」と簡素告げて)
っ、…まぁ実際そうだしな……あぁ、抱き心地バッチリだ
(全身新緑色になって相手の前に立ちマジマジと観察する視線に落ち着かないでいると、不意に心の声が漏れ出たような言葉が聞こえて息を詰まらせる。本音に近い言葉に独占欲が滲んでいることに寝間着を買った時と同じく気恥ずかしさと嬉しさが入り交じって眉は下がるのに口角はあがって頬をかいた。先程相手の寝間着姿を見た時に同じような事を思ったはずだが思うのと思われるのではこうも違う。むず痒い気持ちを抱えて返事をしている間に相手が近づいてきて腕が回される。お互いにフワフワを纏っているお陰でいつもより相手の体は柔らかく感じられてこちらからも腕を回すと軽く抱き寄せる。肩口に頬をよせればいつもとは違う感触に軽くそこへ擦り寄った。今日の夜は存分にこの心地を楽しむべきだろう、「このままベッド入っちまおうぜ」と背中に回した腕で相手の体を軽く引いて寝転がろうと誘導して)
そうしようか、…こうすれば匂いも馴染むかな。
(思ったことをそのまま口に出せば相手が本気で照れた時特有の表情を浮かべてますます口角があがる。抱き締めてみると相手からも腕を回されてさらに距離が近付いた。こうして触れあってみると以前の寝間着との違いがよく分かってこの材質を選んで良かったと実感する。相手から誘いがかかれば引かれるままベッドの元まで移動して寝転がる。横になればますます視界には自分の色を纏った相手でいっぱいになって小さく笑みが零れた。再び腕を回して抱き寄せ首元に顔を埋める。風呂上がりの相手の香りを感じるがまだ新品だからかいつもと違う店の香りが混ざる。当然といえば当然なのだが、相手が着るのならば馴染みのある匂いがして欲しくて軽くその部位に擦り寄りながらぽつり呟き)
……こうやって抱き合ってりゃそのうち俺達の匂いが移るだろ
(二人していつもの様にベッドへと寝転がれば二人の体は更に近づいて全身で新しい感触を感じることができる。こちらも背中に腕を回して抱き寄せると相手は首元に顔を寄せて、こちらはその後頭部に頬を寄せてさらに互いの体を触れさせた。相手が漏らした呟きに小さく笑う、確かに新しくお揃いで寝間着を買ったわけだがそれは即ち二人の間に新しい匂いが混じることを意味する。それを新鮮だとも思うが、お互いの色に染まってお互いのものだと主張するならば匂いも二人のものにならなくては意味が無い。二人の匂いが馴染むにはもう暫くかかりそうだがふと考えが浮かぶ。早く二人の香りに染め上げるならば互いの香りを強くすることが必要なわけで「もっとお前の匂いがするようにした方がいいか?」と冗談めかした事を言いながら顔を埋める相手の耳朶に口を寄せるとそこを軽く甘噛みしてやって)
なら暫くこのままだね。…っ、君がしたいだけだろう?
(寝間着の触り心地を確かめるという口実でお互いの身体をくっつける。近付けば近づく程新しい匂いは気になってしまう物でぽつり呟けば頭の上で相手が笑うのが分かる。返ってきた言葉はこの状態を肯定する物でくっついたままでいる口実を得ると軽く声を弾ませながらも腕に力を込めた。そのままの体勢でいると不意に楽しそうな声が近くで聞こえたかと思えば耳朶を甘噛みされてぴくっと肩が跳ねる。違う意図を含んだ戯れに素直に反応してしまうのも今までの積み重ね故だ。冗談っぽくされる言動の真意を当てて見せながらも仕返しとばかりに埋めていた首元に唇を押し当て、素肌に短いキスを何個か落として)
さぁ、どうだろうな?
(戯れに耳朶を甘噛みしてやれば不意打ちの刺激に相手の体が反応して耳元でまた小さく笑う。相手の指摘には惚けてみせながら甘んじて口付けを受け入れた。ふわふわの素材を避けて素肌に落とされるキスは少々擽ったくて心地よくふわりと体を暖かくする。柔らかな刺激に応えるように今度は耳朶に軽くキスを落とすと背中に回していた手でゆっくりと相手の背中を撫でた。ふわふわ素材の触り心地がいいのはもちろんのこと相手の温かな体温が加われば余計に手触りがよく、繰り返し背中を撫でながら「いつも以上によく寝れそうだな」と頬を擦り寄せながら呟いて)
…ん、違いないね。 その代わりにベッドから出るのが毎朝の試練になりそうだけど
(温かい相手の肌にキスを落とせば更に愛おしさが込み上げてくる。何気ない幸せをかみ締めながらも耳朶に口付けを受け背中を相手の手によって撫でられるとその心地良さに目を細める。相手の体温とその熱を逃がさないこの寝間着があれば冬でも熟睡出来そうだ。相手の言葉に同意を示しながらこちらからも腕を伸ばして後頭部をゆっくりと撫でる。だがこうして共に寝る時間が快適であればあるほどコタツと同じく寒い朝にベッドから出るのが躊躇われるのが容易に想像がついてはくすくす笑いながら告げて)
……確かにな。この抱き心地はなかなか離せるもんじゃねぇし、匂いまでお前のに染まったら抜け出せなくなりそうだ……デカイ目覚まし時計買った方が良いかもな
(相手の手が伸びてきて後頭部を撫でられるとそれこそスイッチが切り替わるように一気に心身は和らいで身を委ねるように目を瞑って脱力すると、撫でる手に擦り寄ってゆっくりと幸せの混じる深呼吸をする。相手の言うことも尤もで、せっかく事務所にコタツを置くのを回避したというのに家に似たような関門が出来てしまった。しかしそれでこの寝間着を止めるという選択肢はなくて、返事とは裏腹に撫でる手を止めることはなく深紫色に早く匂いが移るよう刷り込むように首下から腰まで何度も手を撫で下ろし、最後には軽い冗談を口にして緩く口角を上げていて)
君の体内時計が機能しなくなったらそうした方が良いかもしれないね。
(ゆるく相手の髪に触れるように後頭部を撫でると力を抜いて寄り添ってくるのが分かる。甘えるようなその動きに口元は緩み切ったままで穏やかな時間を?みしめていた。肩の辺りから腰にかけて広い範囲を相手に撫でられるのは猫になっていた時を思い出させて思うがまま甘えたくなってしまう。今まで朝の起床と言えば相手の正確な体内時計頼りだった。相手の冗談からもしそれが機能しないくらい二人で寝る居心地の良さが勝ったら、と想像すれば悪戯っぽい笑みが零れる。当然そんなことになれば所長に怒られるのは目に見えているがそれ以上に嬉しく感じてしまうだろう。相手の腕の中で動いて顔を寄せ額同士を合わせてから目を閉じるとと「翔太郎の傍が一番落ち着く」と呟いて)
俺の体内時計を狂わせられんのはお前だけだしな……俺も、ここが一番落ち着く
(柔らかく和やかで暖かい時間にただただ幸せを噛み締める。長らく目覚ましがなくとも定刻で起きる体だったがそれが狂ったのは相手と暮らし始めてからだ。起きるよりも体が相手の温かな体温を求めていた証拠だろう、その法則に当てはめるなら明日の朝もきちんと起きられるか危ういものた。スリッパを食らう事態になれば本気で目覚まし時計を用意しなければならないがそれも相手と暮らすようになってからの変化だと思えば悪い気はしなかった。腕の中で相手が動いて額が合わさる、こちらも目を閉じて相手だけを感じるようにしながら相手の呟きに同調して答えた。何一つ飾ることなくただ自分であれる一番安心出来て心休まる帰るべき場所、それがここだ。口にしてしまえば愛おしさが溢れて「なんせ俺はお前のものだしな」と幸せを纏わせて呟くと目を閉じたまま軽く口付けを送って)
それは光栄だね、…ん、僕も君のものだ。
(長らく探偵として相手の身体に刻み込まれた習慣すら乱して堕落させると聞けば何とも悪魔らしい所業だ。それを相手が咎めもしないのだからますます調子づいた感想を口にする。旅行の申し出を通す為にも遅刻は避けたいが今の状況を辞めるのも今更無理な話で結局は明日の自分に命運を託すことになりそうだ。目を閉じ額を合わせれば感じるのは相手一人だけ、その状態で相手にここが落ち着く状態だと告げられ唇に柔らかな物を感じれば幸せが溢れて仕方ない。同じ言葉をこちらからも返すと誓うようにもう一度唇を重ねる。お互いの温もりと存在の大切さを確かめて心からリラックスできていると自然と睡魔がやってくる。普段よりも早い時間のはずだがこの幸せな状態で眠るというのも最高の贅沢だろう。相手も眠りに誘おうとぽんぽんと背中を撫でる動きをしながら「このまま眠ってしまおうか」と提案して)
あぁ、当然だ……そうするか、もうここから動ける気しねぇし
(自分の色を纏った相手がその口でこちらのものだと口にすれば相手の特別な席を手にした独占欲で胸はどうしようもなく幸せに満ちる。向こうからも柔らかなキスが送られれば満足気に口角を上げた。触り心地よく温かな空間に包まれながら背中を優しく一定のリズムで叩かれれば途端に睡魔がやってくる。寝るにはいつもより早い時間だがこの幸せに包まれた空間を手放せる気はしなくて同意するよう返事をした。最も安心できる場所で何よりも心を許せる相手を感じ安らかに眠りにつけばいつもよりもよく眠れるはず、体を休めるという休日の目的にはピッタリのシチュエーションだ。相手の後頭部を緩やかに撫でたあと軽くそこを固定して再び唇を重ねる。今度はじっくりと長い時間、相手の感触を体に刻み込んだあとにゆっくりと唇を離す。目を開けると「おやすみフィリップ」と腕の中に収まる相手に声をかけ)
(/お世話になっております!そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。寒い時期に向けて準備のお話でしたが、終始まったりと二人の時間を過ごして小さな幸せを沢山紡ぐことができてとてもほっこりできる時間でした。旅行の約束もひとつ増えて再び温泉街に行くのが楽しみです。今回もありがとうございました!
次のお話ですが、ここ最近はまったりしたお話が続きましたし、事件絡みなお話はいかがでしょうか?以前からお話に出ている魔王絡みのお話、ベ.イ.,カ.ー.街.の.亡.霊なお話、他に検索様がやりたいお話があれば教えてください!)
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