検索 2022-07-09 20:46:55 |
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お前それ褒めてんのか馬鹿にしてんのかどっちだよ……
(いつもの調子でソファに横方向で座ったが履きなれないスカートがどうなるかなんて頭が回るはずもなく、少々スカートが捲れ足が顕になったのに気が付かないままポーズを決める。てっきりひとつのポーズにつき撮影するのは一回だけだと思っていたが相手は遠近や角度を変えて何度もシャッターをきっていて、相手がこちらに夢中になっているのは良いもののその熱中ぶりに段々と恥ずかしさが募っていた。それをなんとか押さえ込んでいると相手がこちらを褒めているようなそうでないようなことを口にしていて、すかさず叫んで突っ込もうとしたが一旦口を噤んで堪えた。元の造形がいいとか美しいとかそんな言葉を言われて当然悪い気はしないが、その間に挟まれた『大人しくしていれば』という条件がひっかかる。つまり普段は大人しくないということだ、ハードボイルドから外れた姿だと遠回しに言われているようなもので、やれやれとため息をついて静かにツッコミを入れていた。馬鹿にされたままではいられない、先程から相手は時折動きがぎこちなくなっているのには気づいていて、相手をもっと翻弄したいという欲がふつふつと湧いてきている。相手がこちらへ近づいたタイミングでカメラのレンズを覗き込むような体勢になれば、その向こう側にいる相手を上目遣いで見つめ「ポーズのリクエストも聞いてやるよ」と話しかけ)
どっちだろうね? …え、いや、今のような感じで十分だよ。
(光の当たり具合や撮る角度などの違いから多くの写真を撮っていく。とても絵になる姿だ。こちらが返した言動について静かに反論が返ってくるがその答えの正体は濁しておく。確かに黙っていた方が相手の目指すハードボイルドに近しいだろうが表情豊かな部分も好きなのだから仕方ない。楽しそうな笑みと共に今後の予定を立てていたが何を思ったのか構えたレンズを見上げたような格好になる。加えて上目遣いでこちらを見つめながらリクエストを強請られるとその破壊力に僅かに目を見開く。相手を好き勝手出来るとも呼べる権利をいざ与えられても己の欲のままわがままに使うのも躊躇われて薄ら戸惑ったように視線が揺れ動いた。その状態で何とか口から零れるのは現状維持の言葉で上目遣いの相手の顔を一枚写真に捉えながらも案は浮かばずポーズの指定はできずにいて)
そうか?遠慮する必要ねぇのに……それなら俺からリクエストしてもいいか?
(レンズ越しに見上げると相手の目は微かに見開かれ戸惑うように揺れているのが見えて内心ほくそ笑む。小さく揺れたのならばそれをどんどん大きく揺らしていけば良いだけのこと。格好と化粧のおかげか自信を持って自分ならやりたいことを出来ると思えてしまえている。まさに化粧の魔力かもしれないと冷静に考えながらも思考は相手をどう揺らしてやろうかとそちらへと傾いていく。ポーズ指定をしなかった相手の真意を探るように観察するような目線を向ける。ソファから立ち上がって相手へ近づいていけば胸板へとそっと手を置き、緩慢な動きでそこに指を滑らせやがてネクタイへと手を添えた。そして勿体ぶったことを言いながらゆっくりとネクタイをこちらへ引き寄せる。当然相手もこちらへ身を寄せる事になろうがそれもお構いなしだ。顔同士が至近距離に近づいたところでネクタイを掴んだまま相手の顎に人差し指をすくい上げるようにして添えると「二人で写真撮ろうぜ」となんてことの無い望みを伝え)
遠慮っていう訳じゃないが……っ、…ああ。…それは構わないけど、ここまで近づく必要はないだろう
(観察するように向けられる目は自分の動揺や邪な考えを見透かされているようで歯切れの悪い言い訳をしながら視線を逸らす。他のことを考える時はさほど気にならなかったがこうして二人きりで今の相手の姿と向き合う時間が出来ると出る前と同じような緊張を感じてしまっている。こちらがポーズ指定しなかった為か相手がソファから立ち上がるがなぜかこちらに近づいてくる。そして胸板に手を置かれまるで見せつけるように指がネクタイへと滑ると微かに体が震えた。首輪を操るようにネクタイごとゆっくりと引き寄せられているのに何処か楽し気な相手の能力にでもかかったかのように身体は動かなくて心乱される中短い返答をするのが精一杯だ。やがてあと数センチといった距離になれば視界いっぱいに今の相手の顔があって視線すら逃げられなくなる。顎を軽く持ち上げられる仕草も様になっていてまた顔は熱く心臓も激しく動くのを感じながら告げられたのはいつもならば簡単な望みだ。だが今の状況ではこの動揺しきった姿を記録に残すのと同義であってそれは避けたい。望み自体は承諾するも一旦落ち着く時間を作って貰おうと相手の肩に軽く手を添えて冷静な指摘を装いながら離れるのを試みて)
何でだよ、二人で撮るなら近づかなきゃ画角に入らねぇだろ
(動きは妖艶に、言葉はいつも通りにと使い分けながら指を相手の胸板へ滑らせればそこが震えるのが指先から伝わってくる。平静を保とうとしているようだが隠しきれていない動揺に相手を意のままにしている独占欲に近い感情が胸を支配していく。独り占めしたいと相手が願っているのに、その願いを今叶えているのは自分のような気がする。それに気づかないフリをして顎をすくい上げてやれば至近距離にある体は血の巡りが良くなったのか温度が増して、特に顔は色が変わり始めて心境は丸わかりだ。機嫌の良さを顔に出さぬよう涼しい顔を続けながらただ一緒に写真を撮ろうとするが相手は落ち着く時間を確保するためか体を離そうとする。だがここで逃がしては意味がない、尤もらしいことを言いながら離れる必要はないとネクタイを掴んでいた手をわざと胸板、脇腹、腰と滑らせるように動かして腰へと手を回してこちらへ引き寄せる。この格好の二人を写すならばバ.ッ.ト.シ.ョ.ットを飛ばして全身を撮るべきだがより近い距離で写真を撮るならば選ぶのはセルフィーだ。空いた手で相手の手からバ.ッ.ト.シ.ョ.ットを取ってしまうと二人の方へレンズを向ける。写真を撮るのにかこつけて脇腹へと手をかけると二人の体をより密着させて)
だからって、っん…今の僕が君に弱いって知っての仕打ちかい?
(何も気づいていないとばかりに涼しい顔をしているが他人の感情や癖に機敏な相手がこちらの動揺に気づいていない訳がない。寧ろそれが目的であろう相手の行動にいつも以上に心乱されてばかりだ。そもそもいつもと違う服装だからと提案した撮影なのだからくっつく必要もないのだが動揺とそれらしい相手の言い方に流されつつある。距離を取ろうとする自分を制するようにスーツの上から胸から腰にかけて手で撫でられると熱持った体にはくすぐったさ以上の物を覚えて小さく息が零れた。引き寄せられるまま距離が早い鼓動の音さえ伝わってしまいそうで薄く色づいた顔で相手を見上げながら若干拗ねたような口調で文句を言う。恰好で言えば本来逆の立場のはずなのに。いつの間にか手元のバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トも取られてしまい相手主導のもと自撮りするような体勢になる。脇腹に手を添えられ更にくっつくと顔はますます赤くなるがここまでくれば半ば自棄に自らも距離を詰め、頭同士をくっつけると「撮るなら早くしたまえ」とぶっきらぼうに急かして)
さぁどうだろうな?じゃあ撮るぞ……いい写真だ
(いつもよりも多めのスキンシップと意味深な目線、それだけで相手を翻弄するのは十分で相手から熱をもった吐息が漏れるとこちらの腹の底も擽られるようだった。あくまでも平時を装って相手に寄り添うよう立てば手を回す体は想定以上に熱い。そんな中で今度はこちらの思惑を見透かすように赤らめ拗ねた顔で文句を言われれば、いじらしい顔にこちらの心拍数も上がってしまいそうだった。先程相手が誤魔化したようにこちらも答えを曖昧にしたままバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トを構える。ヤケクソ気味に赤い顔のまま相手がレンズの方を向けば笑いそうになってしまうが、その笑みを引っ込め代わりにレンズの向こうを射抜く視線を向けつつ相手とくっついたままシャッターを切った。すぐさま写真を確認すれば余裕あるこちらに大して顔を真っ赤にした相手が写っている。相手が動揺している証拠ともいえる写真を得ることができれば満足気にそれを眺める。だが相手は動揺はしているものの完全に表情を崩したわけではない。そしてその瞬間は写真にさえとられたくない、自分だけのものにしておきたい瞬間だ。二人の前にバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トを差し出し視線をそちらへ向けさせたまま、こちらは相手の方へ顔を向ける。さもたまたまそうなってしまったのを装って耳元至近距離に唇を寄せると「ありがとな、フィリップ」と吐息と唇を耳朶に掠めさせながら愛しい恋人に礼を伝え)
…、君以外には絶対見せられない写真だ。 っぁ、翔太郎ッ!
(調子に乗った相手が止められないのは今までのやり取りで良く知っている。どうせ離してくれないのならと仕方なくレンズの方を向いてツーショット撮影に挑む。シャッターが切られて隣から覗き込んでその写真を確認するとさっき一人で撮った時と同じツンとしながらも美しい相手の隣に想像以上に顔を赤くした自分が映っていて思わず息が詰まった。客観的に見た自分もこんなにも分かり易くこの顔を相手に晒していたのかと思うと恥ずかしくて仕方ない。写真の削除を求めたくもなったが相手が満足気にその写真を眺めるものだから強くは言い出せず、見ても良いのは相手だけだと改めて伝えておく。不本意な形ではあるが今日の出来事を上書きするような写真の思い出は出来ただろう。それを確かめるように再び写真を見ていると相手が近づいているのに気付くのが遅れた。近づいてきた相手の唇が耳のすぐ側で礼を告げ吐息が掠めると思わず変な声が漏れて肩が跳ねる。またもやの悪戯に相手の方を向けば抗議を訴え、少し眉を寄せながら「悪戯好きの口はこれかい?」とリップで色付いた唇を指先でなぞり)
心配すんな、絶対に他のやつには見せねぇよ。この顔は俺だけのもんだ
(表向きは二人の珍しい姿を捉えた写真だが、実際は相手が顔を真っ赤にしている所を残した貴重な一枚だ。こんな良い表情をしている相手の写真を誰かに見せるだなんて絶対にできない。こうやって翻弄して乱して慌てて顔を真っ赤にする相手を見るのが許されるのは自分だけなのだから。他人に見せないよう釘を刺されるが当然だと返事を返しておいた。そのお礼に、という体で耳元で囁いたのだが効果覿面だったようで、明確に肩が跳ねて平時ではない声が漏れ出すとついにしてやったりと笑ってしまった。その笑みと共に出た吐息もまた相手の耳を掠めた事だろう。相手の顔がこちらに向いて抗議を訴えるよう名前を呼ばれるが、今やそうやって呼ばれる名前さえこの胸の悪戯心と独占欲を満たす。捕えられるように唇に相手の指先がなぞる、唇をなぞれば当然その指先にはその色が移った。その動作にまたひとつ妙案が浮かんで相手と正面で向き合う様に立ち位置を変えれば「そうかもな?」とまた曖昧な返事をする。そして暫く口付けを期待するようじっと相手を見つめるも相手が動き出す前に自ら体を乗り出して頬へと口付けた。ただしわざと唇を擦り付けるような食む動作で、だ。そうしてやれば取れやすいリップは唇の形で相手の頬へと移って正真正銘のキスマークが頬に浮かべば満足気に笑みを浮かべ)
なら僕からもお返ししないといけないかな。 …、…あ。随分と大胆なマーキングだね。
(見て良いのは相手だけだと言ったのはこちらだが当たり前だとばかりに独占欲を滲む言葉で返されると羞恥よりも嬉しさの方が勝って心満たされる。だが耳元に吐息が掠めるとまた熱が上がってしまって楽しげな表情の相手に翻弄されてばかりだ。これ以上の行動を制するように色付けた唇をなぞればリップが少し取れて事務所を出る前に口付けた物に近付いた。視線はすっかりそこに奪われてその先を匂わせるように告げる。熱心に向けられる目線に誘われて顔を近づけようとするがその前に相手が動いて頬にキスが落とされた。大人しくそれを受け止めていたが今日のは何処か食むような仕草で相手が離れていってからふと暗くなった窓の方を見れば頬にくっきりのキスマークが残った自分の姿が反射して思わず小さな声が漏れた。誰がどう見ても分かる所有痕が付けられた事に鼓動は跳ね上がるが同時に甘美な幸せも満ちる。未だ顔は赤いが嬉しそうに口元を緩めて感想を伝えると自分も同じものを付けたくなって目の前の色に惹かれるように今度こそ唇同士を重ねた。少しして唇を離すと自分にもリップの色が移ってそのまま二人で左右対称になるように相手の頬にキスを落とす。同じく擦り合わせるようにしてから離れるとクールな顔には似合わないキスマークが残って「これでお揃いだ」と目を細めて笑って)
この格好でしか出来ないマーキングだろ?…ん、……、…あぁお互い他人には見せられねぇ顔になったな
(熱い指先が色のついた唇をなぞることで思いついた更なる悪戯。悪戯にしては劣情の色が濃い物になってしまったがこの化粧でないと出来ない特別なマーキングなのだ、今やらない手はないだろう。相手が今しがたのキスの意味を理解したのか小さく声をあげる、それだけでも独占欲は擽られるが更に顔を真っ赤にして嬉しそうにするのだから腹の奥底を擽られるような幸せが体に満ちていく。今度こそ相手の言うお返しを待つように大人しく相手を見つめていれば、柔らかな唇同士が重なった。もはや甘いとさえ錯覚してしまいそうな幸せに満ちた口付けに幸せそうに口角が上がる。暫くして唇が離れると、相手は直ぐに頬へと口付けて最初こそその意味が分からず目を瞬かせた。しかし唇が頬をなぞるように動かされるとようやくその意味を理解する。唇が離れてこちらも窓の方を見やり相手のマーキングを確認すれば、相手からの独占の証に胸がぐっと掴まれるような気がした。ここはまだ事務所で家に帰るならば外に出なければいけない、後を考えるならキスマークは付けるべきではないのだが今はこうやって互いに求め合う幸せを味わっていたかった。とはいえ日も落ちて事務所もそろそろ閉めなければならない。再び相手に緩く抱きつくと「そろそろこの格好ともお別れか」とあれだけ渋っていた格好に名残惜しさを感じていて)
ふふ、全くだ。 その姿が気に入ったのならいつでも化粧は付き合うよ? 外にはあまり連れ出したくはないけど。
(相手が頬のキスマークを確認するのと同時に窓の方を向く。2人して頬に赤い唇の跡が残っている様は分かり易くも何処か間抜けで緩みきった口角も含めて決して他人には見せられない顔だ。家に帰る必要のある事も忘れた衝動的なものだったがしたかったのだから仕方ない。相手の言葉に笑みを零しながら同意を示していると相手に再び緩く抱き着かれる。こちらからも抱きしめ返していると相手から名残惜しさを感じる声色で呟かれる。やるべき事も終わり事務所も締めるとならばあとは着替えて帰るだけ。作戦を提案した時に渋っていた時からは考えられない反応だが自分が施した格好を気に入ってくれているのなら何よりだ。冗談半分に望むならいつでもその姿にすることを提案しつつも厄介事を巻き込まない為の補足は忘れないでおく。名残惜しさを覚えるほど今の相手の見た目は魅力的ではあるが、至近距離では変に心乱されてしまうしそろそろ【いつもの】が恋しくなってきた。腕に僅かに力を込めると「だけどいつものハーフボイルドな探偵さんに会いたい気分だ」とお願いして)
今はこの姿が気に入ってんだけど、着替えちまったらしばらくは勘弁してくれって思うだろうな。安心しろ、こんな格好ほんとはお前以外の前じゃできねぇんだから
(女装する前に渋っていたのが嘘かと思うほどに今はこの姿でなくなってしまうことが名残惜しい。だがきっと一度元の姿に戻ってしまえば同じように必要に迫られない限りは自ら女装することはないだろう。ハードボイルド探偵を目指す身としてはこの姿はあまりにもそこから離れている。あとは相手がどうしてもと強請った時だろうか、抵抗はするのだろうが押し切られる未来しか見えない。この格好は自信をくれるがやはり根本的に女装するのが恥ずかしい、そんな恥ずかしさを丸ごと受け止めてくれる相手でなければこの姿を見せる事はそもそも出来ないのだ。そんなこちらの思惑と相手の独占欲が混じりあえば、それは心地よい呪縛になって胸を幸せで満たしていた。こちらを抱きしめる腕に力が入る、からかい混じりにいつものを要求されれば目線を交えて「格好いいハードボイルド探偵の間違いだろ?」といつもの如く返事をしておく。この魔法を解く時間のようだ。こちらからも回す腕の力を少し強めると最後に目の前にいる相手へ軽く口付けを送って「着替えてくる」と声をかけ)
(/お世話になっております!そろそろ場面の切り替えかと思いお声がけさせていただきました。今回も女装をする所から緊張感のある事件のやり取り、最後の甘い時間までそれぞれの場面をとても楽しくやらせていただきました。検索くんをいつもと違う雰囲気で翻弄できてとても楽しかったです。今回もありがとうございました!
この後の展開はいかがいたしましょうか?このまま家へ帰ってさらに二人の時間を楽しむのも良いですし、ガラッとシリアス展開にもっていっても良いと思っています。以前から挙がっているどちらかが記憶喪失になる話やちょっとホラー風味に美術館の怪異に巻き込まれる話、なんかも楽しいと思っています!検索様はいかがでしょうか?)
今日はそういう事にしておこうか。 ん、行ってらっしゃい。
(確かに今はこの格好に馴染んでいる故の名残惜しさだろうが本来は抵抗がある方が自然だ。そんな相手が自分にならその姿を見せても良いと言う物だから深い所まで心を預けられているようで自然と口元は緩む。目線を交えてハーフボイルドである元の姿に戻ることを願えばいつもの訂正が返ってくる。ハードボイルドかは疑問はあるが今日は相手の活躍で解決したのだから深く突っ込まないことにしておく。腕に力が入って最後を惜しむように軽いキスを交わす。今の姿をもういちど頭から足元まで見納めをすれば相手を見送っていつもの恋人が戻ってくるのを待ち)
(/こちらこそお世話になっております! 美人な探偵君にドキドキする流れから緊迫した事件の展開、解決後の二人の時間まで濃密な時間を過ごさせて貰いました。 色々と上手く繋げて頂いて読めない展開にハラハラしながらお返事させて頂くことも多くとても楽しかったです。ありがとうございました。
ひとまず今回の件はキリが良さそうなのでここで終わりでも良いかなと思っております。美術館もめちゃくちゃ楽しそうですがずっとあがっていた記憶喪失はいかがでしょうか? 相手の事を全て忘れるのでも恋人としての感情・記憶だけを忘れるのでも楽しそうですし、以前の夢の中や理想の世界のように現在とは違う所に迷い込んで結果的に記憶喪失って形もアリかなと思いました。探偵様はどちらが記憶喪失になるも含めて何か希望のシチュとかありますか? )
(/それでは上の方はこのまま着替えて帰宅かと思いますので一旦蹴らせていただきますね。
では記憶喪失な話でいきましょう!まるまる忘れてしまうのを想定していたのですが、恋人としての感情や記憶を失ってしまうパターンがよりシリアスな展開が出来そうで楽しそうかと思いました!今の生活のまま一番大切なものを忘れてしまう能力に掛かり恋愛感情が抜けてしまうか、鳴.海.荘.吉.に憧れていた誰かが探偵の立場を奪い、検索くんは耐性があってメモリの影響をうけず記憶はあるものの探偵はジンさんの代わりに警察として事務所に訪れている世界に改変されてしまう、みたいな流れが良いかなと思ったのですがいかがでしょうか?)
(/前者のパターンで探偵君が一番大切な物として検索との恋愛感情や大切を自覚した後のやり取りの記憶(ここで積み重ねたやり取り全般)を忘れてしまったみたいな感じが良いですね。 恋人の記憶が無いことにショックを受けるももう一度相手に能力を使われたら今度は自分の存在自体忘れるのではないかと焦って一人で事件解決しようとする検索、感情や思い出はリセットされたけど付き纏う違和感と明かしてくれない誰かの為に検索が奮闘する姿が妙に苛立つ探偵…みたいなすれ違いシリアスが出来そうかなと考えているのですがいかがでしょうか?)
あれが運命を示してくれる占い師ってやつか
(女装をして相手を翻弄しついでに盗撮犯を釣って警察に突き出した日から一週間ほど、無事に盗撮犯達が運営していたサイトも閉鎖され奇妙な声かけもなくなった頃合に事件を運んできたのは情報屋の女子高生達だった。別の依頼の調査で話していた際にアイドルの追っかけをしていた子が突然アイドルを追いかけるのを辞めたのだという。気の移り変わりなら仕方がないと返事をしたのだが、長い時間をかけて買い込んだであろう写真やグッズ、ポスターなどをまるまる全てゴミ捨て場に出しているのを見て異様だと感じたようだ。極めつけには『知らない人のものがいっぱいあったからびっくりしちゃって捨てた』と話していたようで、いよいよ事はおかしくなってくる。飽きたのならまだしも知らない人と言うのは追っかけをやっていたのならばありえない言い草だろう。情報屋達も独自に調べていたようでたどり着いたのは『運命を示す占い師』という単語だ。その占い師に会いに行くと言った直後に例の子はアイドルに興味を無くしてしまったらしい。話の流れで調査を依頼されればいつも世話になっているからとこの件を受ける事にしたのが数日前。他の情報屋に話を聞いていたところ、たまたま今高架下にいると教えられて急いで現場へと向かった。件の人物を見つけて話しかければ、占い師はじっとこちらを見つめてきて『汝は大切なものを持っておるか』と仰々しい口調で聞いてきた。曖昧な返事をすれば『おるんじゃな』と断言されてしまい変に動揺してしまう。占い師は机の上に置かれた水晶に手をかざして『大切なものとはすなわちその者にとって弱さとなる。そんなものをこの先持って歩くべきではない!』と圧をかけるような物言いがなされ、たじろいでいる隙に水晶が眩い光を放った。「何すんだよ!」と叫んだが占い師は『これでお前の運命は明るくなった』と言い残し足早にその場を去っていく。奇妙な感覚を胸の中に覚えながらもこれといった成果を得ることはできぐ、ひとまずは事務所へと戻って)
(/流れ考えていただいてありがとうございます!恋人としての記憶がリセットされあくまでも保護者として相手を守ろうとするのに検索くんが苛立ってまたすれ違いが生まれて、とピリピリした事が沢山できそうでこれから楽しみです…!とりあえず導入置いておきました。検索くんは能力を受ける場面に立ち会っていても事務所で帰りを待っていても良いかと思います。また不都合がありそうなら上のは蹴っていただいて新規で導入投下していただいても大丈夫ですので!痛々しいすれ違いが多くなりそうな予感ですが楽しんでまいりましょう!/こちら蹴り可です!)
…大切な物? __ おかえり、接触してみてどうだった?
(街はいつだって不思議な事件を運んでくる。アイドルに急に興味を失ったという内容は良くある気の移り変わりにしては異様なものだった。その件について依頼を受けることにして調べること数日、外に聞き込みに出かけていた相手から例の占い師がいるかもしれないという連絡を受ける。今から行ってみると語る相棒に自分もと意思表示したが「合流している内に逃げられるかもしれない」と言われるとその通りで結局は電話は繋ぎっぱなしで音声だけ聞くこととなった。少しして相手が占い師と接触を果たすが妙なことを口にしている。それから何か言い争うような声が聞こえて相手が驚いた声をあげると占い師は去ってしまったようだ。ひとまず事務所に戻るという相手の言葉で電話を切るが占い師の妙な言い回しに引っ掛かるものを覚えていた。それから少しして相手が事務所に帰ってきた。実際に接触した相手から音声だけでは分からない情報を聞き出そうと近付いて話しかけ)
おぅ。とにかく訳のわかんねぇことだけ言ってどっか行っちまった。大切なものは弱みになるとか、運命は明るくなったとか。最後水晶が光ったのだけは驚いたが、口だけのエセ占い師だったな
(事務所に帰ってきて軽く手をあげながら挨拶を返すといつもの如くハットを金具へと引っ掛けて直す。早速例の占い師について聞かれるが、相手がこちらへと近づいてくるものだから目を瞬かせる。どこかへ座って事件のあらましを聞くか、そもそもガレージに篭っているのが常なのに今日は心変わりでもあったのだろうか。いつもよりも柔らかな口調にも違和感を覚えつつもひとまずは高架下であったやり取りを説明する。とはいえ口だけ立派な占い師がそれらしいことを言っただけといえばそれまでで、水晶が光を放った以外は特におかしな事はなかった。女子高生の異常な行動を解明する唯一の手がかりだったが宛が外れてしまったのだろうか。悩むように宙へと目線をやる。髪が僅かに位置を変えると頬には調査中についてしまったのか小さな汚れが付着していて、本人は気付かぬまま考えを巡らせていて)
水晶が光る?…でも女子高生が異変を起こす前にその占い師と接触したのは事実だ。 その周辺で何かあったと考える方が自然だけど…。 翔太郎、ここ汚れてるよ。
(帰ってきた相手がハットを金具に掛けてから接触した印象を話す。大体の話は電話越しに聞いた通りだが水晶が光ったというのは新しい情報だ。水晶は光を反射するが高架下では影でそんな光もあまりないだろう。一応記憶に留めておくも何か手がかりになるような証拠は得られなかったようだ。とはいえ状況だけを見ればその占い師と接触する前後で何かあったと見た方が自然ではある。何となく占い師の言っていた言葉を思い出しながら相手と同じく考えを巡らせているとふとその頬に小さな汚れが着いている事に気付く。相手はまるっきり気付いていないようで思わず軽く笑みが浮かびながらもさらに相手に近付くと慣れた様に片手を頬に添え、もう片方の手の親指でその場所を拭いながら汚れが着いていたことを伝えて)
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