相乗りで何処までも 【 〆 】

相乗りで何処までも 【 〆 】

検索  2022-07-09 20:46:55 
通報



唯一無二の相棒へ。




コメントを投稿する

  • No.2661 by 探偵  2023-06-28 12:22:25 


やっと戻った……ん?、あれが良太郎か!
(またしても信じられない光景が繰り広げられた後にモ.モ.タ.ロ.ス.が投げやりに変身を解くとようやく体の主導権がこちらへと戻ってくる。精神も疲労困憊だが体自体も好き勝手動かされ攻撃まで貰っていればそこそこダメージはあって両膝に手をついて長々とため息をつく。だが項垂れている暇はない、体を上げてキ.ン.タ.ロ.ス.の解説を聞けば過去を改変される前にこちらも過去に行く必要がありそうだ。だがその肝心の過去に行く手段は彼らの宿主である良太郎が持っているらしく、どうしたものかと考えたところで情けない声が聞こえてきて眉をひそめそちらの方へ目を向けた。一体何があったか分からないがあらゆる不幸な事があったのであろうと見た目と今現在進行形で不幸な目にあっている姿に、あまりにもあらゆる不幸が重なり過ぎていて一瞬気圧されるがモ.モ.タ.ロ.ス.が『良太郎!』と彼を呼んだことで意識が引き戻される。どうやらこの四人から度々名前がでる良太郎とはあそこでスケボーに足を取られている男の事らしい。そう認識した頃にはもう良太郎はこちらにまっすぐと突っ込んできていて衝突は時間の問題だ。咄嗟に良太郎を無理やり抱えるようにして地面に受身をとりながら転がれば大惨事はなんとか回避することができた。『あ、ありがとうございます…』と弱々しくこちらに礼を言った良太郎はふと相手の方を見上げる。そこには見た目は相手であるものの、黄色のメッシュに黄色の瞳を宿した人物がいて良太郎は目を見開きながら『もしかしてキ.ン.,タ.ロ.ス.?』と声をひっくり返しながら聞いて)

  • No.2662 by 検索  2023-06-28 15:13:30 

おう、待っとったで良太郎! っ、良太郎ー!
(スケートボードで滑ってくる男に自分の中にいる2人が反応を示す。あの様子を見る限り不本意な事故による状況だろうがまっすぐと向かってくる彼に身構える。咄嗟に衝撃を受け流すように相手が彼を受け止め地面に転がればそれぞれ大きなケガはせずに済んだようだ。弱弱しくも礼を伝えこちらを向いた良太郎が憑依しているキ.ン.タ.ロ.スの名前をぴたり当てれば気前よく笑い彼の肩をばしばしと叩く。その直後ずっと拗ねていたリ.ュ.ウ.タ.ロ.スが表に出てくると主導権を握り紫のメッシュを靡かせながらも探していた契約者との再会に満面の笑みで良太郎に抱き着く。続いて相手の体から2人が飛び出して上半身を生やした後に『おっせぇぞ良太郎!』『その様子だと不運体質は変わらずのようだね』などと和気藹々と言いながら彼に近づいていて相当繋がりが深いことが伺える。彼の話を聞けばここに来る途中に洗車していた人に水をぶっかけられたり脱走した犬に追いかけられたり足を滑らせて草木に頭を突っ込んだりと散々だったらしい。そんなに不運が重なる確率に興味を抱いていると良太郎が自分と相手を交互に視線を向ける。自分のイ.マ.ジ.ンと共に行動しそのうち一人は既に憑依されていることも含め状況が呑み込めないのか『えっと…』と何から問おうか悩んでいる素振りを見せて)

  • No.2663 by 探偵  2023-06-28 18:30:14 


……まずは経緯を説明した方が良さそうだな。俺は左.翔.太.郎.、こっちは相棒のフィリップだ。二人でこの街の探偵をやってる。
(なんとか怪我は避けられたようで一安心で良太郎と共に立ち上がる。良太郎を迎えるようにキ.,ン.タ.ロ.ス.が肩を叩き、直後姿が変化したかと思えばリ.ュ.ウ.タ.ロ.ス.が相手の体の主導権を握ったようで良太郎に抱きつく。正直相手の顔で他の人間に抱きつくのは胸の一部が曇るような気分だったが、こちらに入っていた二人も出てきて良太郎を迎える場面に水を差すほど野暮でもない。彼らのやり取りを聞いていればイ.マ,ジ.ン.達と良太郎が特別な絆で繋がっているのがよく分かる。衣服を整えながら微笑ましくその様子を見守っていたが、良太郎からここにたどり着くまでの道のりを聞けば想像以上の不運っぷりにかける言葉がなく苦笑いを浮かべるしかなかった。再会の時間も十分とった所で良太郎の目が見知らぬ二人の方へと向く。ここからは良太郎の協力も必要だ、まずは自分と見た目は変わっているものの相手の方を指さしながら自己紹介を済ます。そこから再開発前の家を探している依頼人が事務所に来た事、その彼女がイ.マ.ジ.ン.と契約してしまった事、先程契約が成立しイ.マ.ジ.ン.が過去に飛んだ事を説明する。イ.マ.ジ.ン.が眼下に広がる惨状を起こした事を知った良太郎は先程の情けない顔を引っ込めて真剣な眼差しを宿しつつ『ごめんね。僕が遅れちゃったせいで…』と申し訳なさそうな顔を浮かべる。だが事態はまだ取り返しのつく所にある、今度はこちらが良太郎の肩を叩いて「まだ終わったわけじゃねぇ。仮.面.ラ.イ.ダ.ー.同士力合わせようぜ」と鼓舞した。良太郎はその名前が出たことに驚いたのか目を丸くし瞬かせてから、まるでどちらがと言いたげにこちらと相手とを交互に見るがそれには得意げな笑みを浮かべるだけの返事にし「さ、あいつ追いかけようぜ」と声をかけ)

  • No.2664 by 検索  2023-06-28 20:53:52 

っと、イ.マ.ジ.ンへの対処は君達の方が先輩だ、よろしく頼むよ。 __ …ここから乗れるのかい?
(ある程度再開の時間を取れば自己紹介と状況説明を果たす。良太郎は遅れたことに申し訳なさそうな顔をしているが彼らの説明を聞く限りは過去でイ.マ.ジ.ンを倒せば取り返しがつくはずだ。相手が良太郎を鼓舞している間にキ.ン.タ,ロ.スに促されて自分についていた二人も外に出ていった。いつも通りの姿に戻った所で改めてこちらからも協力を持ちかけると良太郎は力強く頷いた。それから先程話していたパスを取り出してから依頼人に近づきかざす。するとカードに先程のイ.マ.ジ.ンの姿と日付が現れる。それを彼女に見せれば僅かに目を見開き31年前のこの街を離れた日だと話す。それこそが彼女が強く思いを馳せる記憶の日なのだろう。早速その時間に行こうと移動をはじめるが良太郎が向かったのはなんて事ないカフェの入口だ。この先にデ.ン.ラ.イ,
ナ.ーの乗り場があるとは信じられず思わず目を瞬かせ不審げに尋ねてしまう。『このパスを持って扉を開くのが鍵なんだ』と話しながら良太郎がカフェの扉を開くとそこは店内ではなく幻想的な空と砂が広がる不思議な空間だった。そして汽笛が聞こえたと思えば目の前にレールが引かれていきあの時の電車、デ.ン.ラ.イ.ナ.ーが速度を落として停車をする。何度観ても常識離れした出来事に「なんて事ない街の扉が未知の空間に繋がっていることや自動で惹かれていくレール、それにこのデ.ン.ラ.イ.ナ,ーも見たことの無い形状だ! 実に興味深いよ…」と早口で述べながら興奮の色を見せ一足先に不思議な空間に足を踏み入れると様々な角度からその景色を観察していて)

  • No.2665 by 探偵  2023-06-28 22:03:22 


ここってカフェじゃ……すげぇ、どうなってんだ……どっか行くんじゃねぇぞフィリップ
(良太郎と連れ立って依頼人の元にいけば先程耳にしていたパスがかざされて絵柄が変化する。これでイ.マ.ジ.ン.が飛んだ時間に行けると言うことだろう。続いて過去に飛ばなければならないはずだが、良太郎は見慣れたカフェに入ろうとして相手と同じく訝しげな顔を浮かべていた。だが扉の先に広がっていたのはどこまでも続く空と砂の大地、一変して驚愕の表情を浮かべていれば最初に空から現れたデ.ン.ラ.イ.ナ.ー.が目の前に現れもはや呆気に取られてしまい暫く非現実的な光景を見つめていた。相手に続いて扉をくぐる、当然この状況に相手が興奮しないわけがなく、好奇心が暴走しそうになっているのを制するように声をかける。さすがにこの空間で迷子になれば探し出すのは至難の業になりそうだ。良太郎に促されると相手の背中を押すようにしてデ.ン.ラ.イ.ナ.ー.へと乗り込んだ。乗り込んだ先は食堂車のようになっていてそこで待っていた影に思わず「あ!」と声を挙げる。そこには先程人魂や地面に埋もれていたイ.マ.ジ,ン.達の姿がある、ただしハッキリとした姿形でだ。またも驚いた顔を浮かべていればモ.モ.タ.ロ.ス.から『よぅひだり!』と片手を上げながら声をかけられ「発音がちげぇって言ってんだろ!」と叫んで突っ込んでいて)

  • No.2666 by 検索  2023-06-28 23:56:59 

分かっているよ、でもこんな光景は初めてだ。 …なるほど、中もしっかりと人とかが乗れるようになっているんだね。 ダ.ブ.ルの左側という意味では間違ってないと思うけど。 鬼に亀に熊と龍…名前も含めて童話がモチーフなのだろうか
(非現実な光景を目にして早口で語っているとしっかりと相手から釘が刺される。見知らぬ場所で動き回るほど幼稚ではなくて反論をするも興奮は冷めずにしゃがんでみては砂を掬いあげたり車体に近付いてそっと触れてみたりと観察を続けていた。そんな背中を少し強引に押されてデ.ン.ラ.イ.ナ.ーに乗り込むと構造自体は以前も乗った電車と同じようなつくりで自動ドアが開くと食堂車のような空間が広がっていた。好奇心に目をきらきらさせながらも良太郎に連れられる形で中に入ると先程散々上半身だけ現したり人魂になって人についていたイ.マ.ジ.ンが実体化して各々好き勝手過ごしている光景が目につく。モ.モ.タ.ロ.スが先程と同じ発音で相手のことを呼び、相手がすかさずツッコミをいれる姿を見ればぽつりと彼を援護するようなことを呟きつつ通された席に座った。『コーヒーで良いかな?』と聞く良太郎に頷き変わった格好の客室乗務員に注文する様子を見届ければ改めて実体化した四人の姿を眺める。砂ではなく実態を持ち色もつくとよりその姿が分かりやすくなりモチーフになったであろう動物の名前を呟く。名前との関連も含めて思いついたことを口にすれば『僕たちの姿は良太郎のイメージによるものなんだけど、センスないと思わない?』とウ.ラ.タ.ロ.スが会話に混ざる。イ.マ.ジ.ン自身は実体がなく契約者のイメージや記憶を頼りに存在を獲得するらしい。そこもド.ー.パ.ン.トと違う所だろう。「僕は悪くないと思うよ」などと返事をして会話をしていると止まっていた車体はゆっくりと動き始め)

  • No.2667 by 探偵  2023-06-29 07:44:54 


名前で茶化されてる感じがすんだよ。……まぁ安直な名前だとは思ってたな
(次々やってくる非現実に圧倒されるばかりだが、相手がこちらが突っ込む横でモ.モ.タ.ロ.ス.を擁護するような事を言えば軽く小突きながら相手の隣に座る。当たり前のようにコーヒーが注文されるのに戸惑いながら頷くと、ウ.ラ.タ.ロ.ス.が近づいてきて会話が始まった。彼らの姿も目の前の良太郎によるものらしい、桃太郎と鬼でモ.モ.タ.ロ.ス.という名前なのだろうがネーミングセンスは確かに良くはなさそうだ。ウ.ラ.タ.ロ.ス.に乗っかるように返事をすれば良太郎は『そうかなぁ?』とイマイチピンときていないようで首を傾げていた。会話をしているうちに客室乗務員がコーヒーを持ってきてそれぞれに配り始める。ウ.ラ.タ.ロ.ス.には謎の青い物体が乗ったコーヒーを手渡していて『ありがと、ナオミちゃん』と上機嫌な様子を見るにイ.マ.ジ.ン.にとってあれは美味しいものらしい。ウ.ラ.タ.ロ,ス.はコーヒーを飲み、リ.ュ.ウ.タ.ロ.スは風船がでる銃の玩具ではしゃぎ、それを鬱陶しいと叫ぶモ.モ,タ.ロ.ス.がいて、キ.ン.タ.ロ.ス.はいつの間にか奥の席でイビキをかいて寝ている。凡そこれから敵と決着をつけに行く雰囲気では無いが、これが彼らの当たり前の風景なのだろう。散々イ.マ.ジ.ン.達に振り回されたのを思えば騒がしい面々をみつつ「こいつら全員相手するなんて、お前もなかなか苦労してんな。俺は一人で手一杯だ」と隣をちらりと見ながら言って)

  • No.2668 by 検索  2023-06-29 10:24:00 

君もあまり人のこと言えないと思うけどね。 彼らと一緒にしないでくれ、僕はもっと聞き分けがいいだろう
(名前の件に触れると小突かれながらも並んで座る。実体化していれば彼らも暴れていたイ.マ.ジ.ンと同種だとわかるほど一見すれば怖いデザインをしているが良太郎のイメージとこれまでのやり取りを見ているせいか愛嬌のあるものに見えてくる。ネーミングセンスについて相手が同意を示しているががバイクにハ.ー.ド.ボ.イ.ル.ダーと名付けたりハードボイルドっぽいものにすぐに食いつく辺り似た者同士なような気がする。さらっとそれを呟いているとこちらにもコーヒーが運ばれてきた。だがウ.ラ.タ.ロ.スの飲んでいるような謎の物体が乗っているものではなく普遍的なコーヒーであればすかさず「僕もアレが飲みたい」と指をさしてリクエストする。え、といった表情を見せる良太郎を他所に客室乗務員は喜んで自分の分のコーヒーを下げてカウンターへ戻っていく。車内では各々が好きに過ごしていて戦いに赴くような雰囲気ではない。それを眺めてはこちらをちらりとみて同類のように扱う相棒に思わずツッコミを入れる。振り回している自覚は多少あれど彼らのように体は乗っ取らないし好き勝手に動いたりはしない。張り合うように主張をしていれば「仲良いんだね」と良太郎が軽く笑っていて)

  • No.2669 by 探偵  2023-06-29 12:15:20 


俺のはハードボイルドでカッコイイじゃねぇか。…ってことはアイツらみたいにある程度聞き分けが良くねぇ自覚はあんのか
(良太郎のネーミングセンスを笑っていればまたもや隣から横槍が入れられる。センスの良し悪しは本人に自覚がしようがないものできっぱりと自分は大丈夫だと言い切る、本人が悪いと思っていないのは良太郎と共通しているようだ。ナオミちゃんと呼ばれていた客室乗務員がコーヒーを持ってきてくれて軽く礼を言う、不可思議な乗り物の中だが飲み物は普通らしい。人間の分は、だが。ウ.ラ.タ.ロ.ス.が持つコーヒーにいろいろ思うことがあったがそれを相手が所望すると良太郎と一緒に「えっ!?」と声をあげる。こういう時も好奇心の衰えないのは流石と言うべきか、怖いもの知らずと言うべきか。怪しいコーヒーを待つ間に今度は相手からこちらにツッコミが入る。イ.マ.ジ.ン.達が入っていた時と相手の意識がこっちに入っている時は正直全く違う感覚ではあったが、張り合う様子が面白くて揚げ足を取るような返事をしながらニヤリと笑う。その様子に楽しげな良太郎には「お前らもな」なんて返事をする。そうこうしている間にナオミが相手用のコーヒーを運んできた。緑色のクリームらしきものが乗ったそれに「ほんとに飲む気かよ…」と相手を見つめていた。こちらの動きを察したのかリ.ュ.ウ.タ.ロ.ス.が『あ!フィリップもそれ飲むのー?』と近寄ってきて、モ.モ.タ.ロ.ス.も『それを頼むとは分かってんじゃねぇか』とこちらのテーブルに集まってくる。良太郎も固唾を飲んで相手の様子を見守っていて、周囲の視線は相手へと集まっていて)

  • No.2670 by 検索  2023-06-29 16:17:52 

まあ、そういう時があるのは否定しないけど…。ありがとう、こういうものは試してみないと損だろう?イ.マ.ジ.ンの味覚というのも気になるし。じゃあ早速、…これは、…種類としてはウインナーコーヒーに近いのかもしれないけど変な甘ったるさがあって独特の味がするね。見た目のインパクトが強いけど飲めなくはない。
(どうやら本人は自覚はないようだが案外そういう所は似ているのかもしれないと思いつつも彼らと同じ派手な見た目のコーヒーを所望すれば二人から驚いたような声があがる。だがどこでも味わえるようなコーヒーよりもここでしか味わない物を嗜むべきだろう。ご機嫌のナオミを見送りつつもこちらの言葉をにやりと笑って揚げ足取られてしまうと似通った部分がある自覚があり歯切れ悪く返事をする。その様子をみる良太郎の表情は何処か楽しげで自分たちの会話も彼らが和気藹々と話しているのと同じように見られているのかもしれない。そんな話をしていると注文していたコーヒーが運ばれてくる。緑色の原色に近いクリームが乗り事前情報がなければこれをコーヒーと判断することは出来ないだろう。作ってくれたことにお礼を言い、怪訝そうな顔で見つめてくる相手には好奇心を宿した顔で声を弾ませながら言葉を返す。自分たちと同じものを頼む人間は珍しいのかリ.ュ.ウ.タ.ロ.スやモ.モ.タ.ロ.スも寄ってくれば彼らに見守られたままカップに口をつけた。まず感じたのは上部に乗ったクリーム状のものから感じる強烈な甘さでその次に雑味交じりのコーヒーの味がする。分類としては同じくクリームを載せるウインナーコーヒーに近いのだろうがそれとはまた違った味がする。相手が以前淹れていたものよりも違った意味で不味いのだが癖になると言われたら納得できるような不思議な味でもう一口飲んでみる。自分の感想を好意的に受け止めたのか『右の方はだいぶ話が分かるやつみてーだな』とモ.モ.タ.ロ.スに肩をぽんぽん叩かれる。こちらを見ていた相手と目があえば「翔太郎も試しに飲んでみるかい?」とカップを差し出してみて)

  • No.2671 by 探偵  2023-06-29 18:41:01 


そりゃ一理あるけど……、それ美味いのか不味いのかどっちだよ……え、
(見た目にも主張の激しすぎるコーヒーをナオミが嬉々として相手の前におき、相手はそれをすんなりと受け取る。ウ.ラ.タ.ロ.ス.の持つものとはまた違った原色の緑は全く飲もうという気がおきない。ここに馴染みのある良太郎の顔が引きつっているのを見るに味の方も見た目に伴っていそうだ。だが怪訝な顔を浮かべるこちらに対して相手の瞳は好奇心でキラキラと輝いていてこの得体の知らないものを飲む気まんまんのようだ。良太郎と共に固唾を飲んで見守る中相手がイ.マ.ジ.ン.用のコーヒーを一口飲む。特にリアクションがないまま相手がもう一口コーヒーを飲むと良太郎の目がさらに丸くなった。そして相手から出てきたのは感想というよりも分析に近い言葉で、ある意味いつも通りではあるが肝心の美味しさについては言及がされず、好意的に受け取ったモ.モ,タ,ロ.ス.を尻目に呟くように突っ込んでしまう。やがて相手と目が合う、嫌な予感はしたが何かする前にコーヒーを差し出されてしまった。機嫌の良いモ.モ.タ.ロ.ス.は『お前も飲んでみろよ!』と囃し立て、相手に注がれていた視線は全てこちらへと向く、良太郎の視線だけは同情の色を含んでいた気がした。これをいれてくれたナオミが近くにいる以上飲みもしないのは失礼な気がしてゆっくりと相手からカップを受け取る。暫くそれと睨み合っていたが覚悟を決めて口の中へコーヒーを放り込んだ。最初に感じたのは強烈な甘み、その後にとっ散らかった味のコーヒーが口の中になだれ込んできて思わず激しく咳き込んでしまった。相手の言う通り飲めなくはないがパンチがありすぎで二口目を飲もうとは思わない。咳き込みながら『昔俺がいれた不味いコーヒーよりは美味いな…』と答えるも、咳き込んだのをみてモ.モ,タ.ロ.ス.からは『ひだりにはこの味が分かんねぇか』と上から目線の言葉をくらい、『ひだりの味音痴ー』とリ..ュ.ウ.タ.ロ,スに煽られてしまって、眉をピクリと動かしながら「だから発音が違ぇって言ってんだろ!」と叫び)

  • No.2672 by 検索  2023-06-29 20:09:40 

ほら、何事も挑戦だろう? …ふふ、この味はひだりには早かったみたいだね
(怪訝そうな顔を向ける人間側と期待の眼差しを向けるイ.マ.ジ.ン側に挟まれながらも味について呟く。美味いとは決して言えないがここでしか味わえないものだと思えば悪くない風味だ。相手のツッコミを興味を持った物だと捉えてコーヒーをさしだすと焦ったような声が聞こえる。上機嫌なモ.モ.タ,ロ.スの囃し立てる声をきっかけに視線が相手に集まると渋々といったように受け取って緑色のクリームを見つめている。最後の一押しとばかりに期待するような目と共に飲むことを促す言葉を向けると相手は意を決したようにコーヒーを口にした。だが直ぐにその味に驚いたのが激しく咳き込んでは昔の自分の腕と比べた感想を呟くのを聞けば思わず笑いが漏れた。2人からそれぞれ茶化したり煽ったりするのを聞けば便乗して同じ発音で揶揄っておいた。相手からコーヒーのカップを返してもらってさらにもう一口飲む。やはり興味深い味だ。苦笑いを浮かべる良太郎と理解者と弄る対象が出来て盛り上がるイ.マ.ジ.ン達とで車内が賑やかになっているとデ.ン.ラ.イ.ナ.ーの汽笛が鳴り目的地が近いことを知らせていて)

  • No.2673 by 探偵  2023-06-29 22:39:11 


ぐ、お前まで……普通のコーヒーは美味いのに…__さて、そろそろコーヒータイムは終了だな
(一口しか飲んでいないのに喉奥に甘ったるさと謎の雑味が残っていて未だに喉に違和感がある。叫んで突っ込むのも息絶え絶えだが、カップを返す際に隣にいる相手からも同じように揶揄いの言葉が飛んでくると苦々しい顔を浮かべていた。相手が何の気なしに再び緑の何かが乗ったコーヒーを飲めばあれを何度も味わえる事に絶句して、良太郎は『人間でも好きな人いるんだね』と苦笑いを浮かべていた。口直しにと先に出されていた普通のコーヒーを飲んでみればきちんとした手順でいれられたコーヒーのようで味わい深く何の変哲もないものだ。これとあのコーヒーを作った人物が同じとは、ちらりとナオミの方をみれば特別なコーヒーを飲む相手を満足気に見ていてその謎は解けそうになかった。その後暫く絡んでくるモ.モ.タ.ロ.ス.をいなしていれば汽笛が鳴る。どうやら目的地が近いようだ。気合いを入れるように軽く襟元を整えると立ち上がり、相手と良太郎を交互に見て「彼女の過去をあんな奴に利用させねぇ」と宣言するように言う。良太郎も頷いて立ち上がると『行こう』とイ.マ.ジ.ン.達に声をかける。やがて電車が止まると良太郎を先頭にデンライナーを降りていき)

  • No.2674 by 検索  2023-06-30 11:05:38 

ああ、行こうか。_ここが31年前の風都…、本当に過去に来たようだね。
(便乗して揶揄うと相手からは苦々しい顔が返ってくる。良太郎も苦笑いを浮かべているがそこまで言うほど受け入れ難い味ではないと思う。自分も美味しいというより物珍しい味で興味深いという意味合いの方が大きいのだが。その後もにぎやかなコーヒータイムを過ごしカップのコーヒーを飲みほした所で目的地に近づいていることを示す汽笛が鳴る。相手と良太郎の言葉をきっかけに立ち上げり自分も頷くとコーヒーの礼を伝えてから食堂車を後にした。デ.ン.ラ.イ.ナーを下りればそこは見覚えのない場所だ。住宅街が広がっていて行きかう人の服装がいまとは少し違うことを除けば過去に来たとはぴんとこない。興味深く呟きながらも更に辺りを見渡せば建設中の大きな造形物が目に入る。そのシルエットと方角的に今年30周年の設立記念をしていた風.都.タ.ワーであることに気づけばようやくタイムスリップした実感がわいて感慨深く感想を口にする。普段では決してできない体験に心躍らせながら観察を続けていると一つの家が目に付く。それは写真で見せてもらった依頼人の家にそっくりで「翔太郎、あの家…」と相手に話しかけながら指さし)

  • No.2675 by 探偵  2023-06-30 12:22:09 


みたいだな、再開発前の風,都,だ……ん?間違いねぇ、彼女の家だ。……この時代なら彼女の依頼に応えられるもんがあるかもしんねぇな
(良太郎に続いて電車を降りればそこはもう失われたはずの土地で手作りの風車が心地よい風と共にカラカラと同じく心地よい音が響いてくる。幼い頃の記憶よりも幾分新しい街並みだ、相手が目を向けた先にこちらも目線を移すとまだ建設途中の風.都.タ.ワ.ー.が目に入ってここが間違いなく過去の風.都.なのだと確信する。かつてパトロールと称して街を歩き回っていた時に訪れていた頃の記憶と目の前の光景を照らし合わせていると相手から声がかかってそちらへと目を向けた。依頼人が持っていた写真と自分の記憶とから考えてあれが依頼人の生家で間違いないだろう。彼女がもう一度見たいと願い、今はもう無くなってしまったそれが今目の前にある。自分達の力では届かなかった解決策がこの時代にはあるかもしれないと考えが至った所ですぐ側で何かを破壊する音が鳴り響いた。どうやら逃げたイ.マ.ジ.ン.はすぐ近くにいるらしい、音はこちらへと向かってきていてこのままでは彼女の家に破壊の手が及ぶだろう。本来の歴史よりも前にこの家を壊させるわけにはいかない。「いくぜ、フィリップ」と相手に声をかけドライバーを取り出した。そのタイミングで良太郎に向かって人魂が飛び込むと、良太郎の髪は逆立ち赤色のメッシュが走って先程の柔らかな表情からは想像出来ない不敵な笑みを浮かべていた。赤色の瞳を光らせ『ようやくちゃんと暴れられるぜ!』と声を荒らげる様子からモ.モ.タ.ロ.ス.が憑依したのだと分かるが、あまりの変わりように「マジかよ…」と圧倒されていて)

  • No.2676 by 検索  2023-06-30 15:12:14 

ならばこれが彼女が求めていた光景という訳か…。元が温厚だとギャップも一入だね。僕たちも二人の力を合わせることにしようか、翔太郎。
(相手が言うならなおさらここは過去の風.都なのだろう。そして指さした先の家も彼女が探したいと依頼してきた家だ。既に失われてしまった光景を前にして何かあの沈んだ顔を何とかできる方法がないかと考えはじめたところで何かが壊されたような音が鳴り響く。恐らく一足先にここにきたイ.マ.ジ.ンが暴れまわっているのだろう。今度こそ甚大な被害が出る前に止めなくては。相手の言葉に頷きメモリを構えたところで人魂が良太郎の体に飛びこみその髪と瞳に赤色が宿る。悪そうな笑みで声を荒げる様子はとても先ほどまでの気弱そうな青年には見えずに同意するように頷く。彼らなりの方法で立ち向かうならこちらも違うやり方で二人揃って戦う時だ。イ.マ.ジ.ンが暴れながらこちらに向かってくるのを視認すればふっと笑って言葉を告げてから腰に現れたドライバーにメモリを差し込む。同時にモ.モ.タ.ロ.スの憑依した良太郎は腰にベルトのようなものを巻き付けてからボタンを押しパスをかざしている。こちらも相手の切り札のメモリを挿入し風を吹かせながら変身を果たすが隣にはモ.モ.タ.ロ.スの赤がよく目立つ装甲を身に着けた人物が立っていて「あれが彼らの変身する仮.面.ラ.イ.ダー…!」と驚きと興味の混ざり合った声を漏らして)

  • No.2677 by 探偵  2023-06-30 18:18:24 


あぁ、同じ仮.面.ラ.イ.ダ.ー.として負けてらんねぇな。変身ッ!
(依頼人の家を守るためにもあのイ.マ.ジ.ン.をこのままにはしておけない。良太郎の方もモ.モ.タ.ロ.ス.が憑依した状態で変身するようで、違った形の二人で一人の変身をするようだ。奇しくも共通点を持ったライダー同士、共闘の興奮と対抗心をもってニヒルに笑えば二つのメモリをもって装甲を纏う。一方隣の良太郎とモ.モ.タ.ロ.ス.は先程のパスをドライバーへとかざしていて、モ.モ.タ.ロ.ス.がこちらに憑依して変身しようとした時執拗にメモリをドライバーにかざしていた謎が解けて思わず仮面の下で笑ってしまった。だが二人にとって初めて見る自分達以外の仮.面.ラ.イ.ダ.ー.だ、こちらと似て非なる装甲を纏う良太郎に驚いていれば『俺、参上!』と高らかな声と共にポーズが決まる。こちらの視線を感じたのか赤色の装甲はこちらを向いて『どうだ!かっけーだろ!これが仮.面.ラ.イ.ダ.ー.電.王.だ。覚えとけよ!』と得意げな言葉が飛んできた。こちらの変身システムとの違いに相手に負けず劣らず興味を引かれるが、イ.マ.ジ.ン.が息巻いて目の前に現れたのをみればそちらへと集中する。だが向こうの決めポーズを見せられ触発されてしまえばいつもよりも特別にニヒルに、もといハードボイルドに小さく笑うと「いくぜフィリップ…さぁ、お前の罪を数えろ!」とこちらも左手を向けながらいつもの台詞を口にする。隣で『いくぜいくぜいくぜ!』と走り始めた電.王.に合わせイ.マ.ジ.ン.との距離を詰めると拳をその体に叩き込んで)

  • No.2678 by 検索  2023-06-30 19:18:51 

電.王…僕たちとは違う変身システムのようだね。 ああ、お前の罪を数えろ! _ ?いているイ.マ.ジ.ンによって姿を変えるのか、じゃあ僕達も
(同じ仮.面.ラ.イ.ダ.ーということは知っていたが実際の姿を目にすると興味と仲間意識が湧くものだ。伝えられた名前を繰り返しながらも勝手の違う変身に色々問いたいことは沢山あったが目の前に敵が見えればそちらに意識を向ける。ダ.ブ.ルだけでは適わなかったイ.マ.ジ.ンも彼らと共闘すれば必ず倒すことが出来るだろう。対抗心が煽られたのか次に相手が何をしようとするのか伝わってくればこちらも口元に笑みを浮かべて応え、声を合わせていつもの決めゼリフを口にした。しっかりと決まった所で電.王.の動きに合わせて距離を詰めて攻撃を与えていく。交互に攻撃していればその身体は後ずさっていくが不意に大きな工具の腕を電.王.に向かって振りかざす。重たい一撃に声を上げそうになった所で『任せとき!』というキ.ン.タ,ロ.スの声と共に人魂が入ると装甲が入れ替わり黄色い物へと変わる。肩の装甲でその攻撃を真っ向から受け止めると斧型の武器で重たい攻撃を食らわせていた。ハーフチェンジに似たような変化に目を瞬かせていたが攻撃を受けたイ.マ.ジ,ンは後ろに大きくよろめくもまた同じ攻撃を仕掛けようとしている。同じ事にはさせないとメモリを銀と赤へと入れ替え、背中に現れたメ.タ.ル.シ.ャ.フ.トを構えて腕の攻撃を受け止めると中距離から打撃を行い)

  • No.2679 by 探偵  2023-06-30 20:01:32 


へぇ、面白ぇ。ならこっちも……重い一撃を喰らいな!
(意識を共有した状態ならこちらのやろうとすることも、そのタイミングも、相手へとバッチリと伝わって二人声を合わせて罪を重ねる輩に向けて放つ言葉を口にすればこちらの格好もバッチリ決まったことだろう。ダブルだけではダメージを与えきれていない様子だったが、二人のライダーからの攻撃でイ.マ.ジ.ン.はその体を後退させていて先刻とは違って手応えを感じる。不意に腕の工具が電.王.に向かって振り下ろされるが、キ.ン.タ.ロ.ス.の声が聞こえたかと思うと装甲が変わりその戦闘スタイルさえ変化すればまた仮面の下で目を見開く。相手の分析通り宿すイ.マ..ジ.ン.によって見た目と能力が変化するのだろう。だがそれをやるのは電,王,だけではない、相手と動きを合わせメモリを交換すればこちらも見た目と能力が変化する。振り下ろされた工具を受け止めれば、近距離で立ち回る電.王.の動きにあわせてメ.タ,ル.シ.ャ.フ.ト.を振るう。電.王.の渾身の押し出しにあわせてこちらも思いっきりシャフトを振ればイ.マ.ジ.ン.の体は後ろに大きく吹っ飛ばされて距離が出来た。それを見計らったように『クマちゃんこうたーい!』と場違いな明るい声と共に人魂が飛んでくれば、今度は電.王.の装甲は紫へと変わってその手には銃が握られた。その場で軽くステップを踏んだ後に『お前、倒すけどいいよね。答えは聞いてない!』と理不尽な言葉と共に銃弾が放たれた。遠距離攻撃ならばこちらも得意とするところ、今度はメモリを黄色と青へと変えこちらもマグナムを構えると電.王.と並び立ち銃弾を打ち込んでいき)

  • No.2680 by 検索  2023-06-30 22:09:57 

遠距離ならこのメモリだ。 っ、よし。このまま決めてしまおう。
(どうやら状況に合わせて戦うのは同じようだ。イ.マ.ジ.ンの攻撃をシャフトで流しつつも電.王.の渾身の押し出しに合わせて大きく振るうと大きく吹っ飛ばされて距離が出来た。それを見計らったようにリ.ュ.ウ.タ. ロ.スが宿り紫の装甲に変われば軽いステップと共に銃弾が放たれる。銃と共に戦うならこちらも銃だ。青と黄色のメモリに切り替えるとマグナムを構えて自在に動く光弾を放つ。電,王,の攻撃を避けた先に回り込むように弾道が曲がれば全てが命中し、ひるんだ隙にご機嫌なリ.ュ.ウ.タ.ロ.スが更に銃弾を打ち込んでいく。畳み掛けるような攻撃にイ.マ.ジ.ンは吹き飛ばされ床に転がる。流石に1対2は分が悪いと考えたのかイ.マ.ジ.ンは地面に穴を掘り逃げようと試みようとするが電.王.の身体にまた人魂が飛んでくれば装甲は青色に変わり『僕、釣った魚は逃がさないタイプなんだよね』と言いながら棍型の武器を穴に向かって振りかぶる。どうやら釣竿のような役割もあるようで引っかかったイ.マ.ジ.ンを引っ張りあげると反対側の地面に投げ出す。それぞれの攻撃を受けて弱っている今がチャンスだろう。『好き勝手変わりやがって、最後は俺にやらせろ!』と荒っぽくモ.モ.タ.ロ,スが再び宿って赤色の装甲になったのをみればこちらもメモリを基本の紫と緑に変え、電.王.と相手に声を掛けて)

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:1対1のなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック