検索 2022-07-09 20:46:55 |
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『あぁ、いくぞ……』ッ!!……これで今度こそ終わりだな
(相手が紙幣をカバンに詰めこちらへやって来るのを静かに見守る。銃口を突きつける男は背後にいてこちらからはその姿を見ることができない、となれば頼りになるのは相手の視界の方だ。ゆっくりと目を閉じ相手が見ている情報の方に集中する。背後にいる男の位置を確認しつつ相手がこちらへと近づいてくる。そしてパンパンに現金の詰まった鞄をみて男が嫌な笑みを浮かべ相手へと近づこうとした。その瞬間に相手が男へタックルするのを意識下で読み取り構えると、男が衝撃に飛ばされ銃口が頭から外れるのが相手の視界越しに見えた。これで拘束は外れた、目をあけ振り返ると今だぐらつく男の手から拳銃を奪い取った。床へと倒れる男へと今度はこちらが銃口を向ければ、形勢逆転だとニヒルに笑って見せて)
…みたいだね。 動ける人だけで良いから犯人の拘束とシャッターの解放、警察関係者の誘導を手伝って欲しい。
(男の身体がぐらついたのに合わせて相手が振り返り拳銃を奪う。タックルの衝撃で床に倒れた男は今度は自分が銃口を向けられると流石に観念したように脱力していて、その姿を見れば相手の言葉に合意するように呟く。また人質の中から新しい刺客が現れて、なんてこともなく辺りが一瞬静まり返った後に客や職員から拍手が湧き上がる。どうやら緊迫した状況は切り抜けられたようだ。小さく安堵の息を着きながらも万が一のことを考え犯人の拘束・確保や閉鎖空間の解放等を行うように指示を出す。職員を始めとする各々が動き出して事後処理が進む中で相手の方を向けば「流石の隠密行動と身体能力だったね、翔太郎」と成し遂げた事を労う様に話しかけ)
今日の俺は名探偵かつ優秀なスパイってとこだ。お前が拳銃の前に立った時はヒヤっとしたぜ、でもまさか金庫破っちまうとはな
(これで正真正銘終わりらしい。犯人が全員床へ転がれば周囲からは拍手があがって、思わぬ事にニヤけそうになる口を必死に引っ張りあげていた。相手が的確に指示を出して人々が動き出す。犯人全員を拘束して安全が確保されればシャッターが開いて程なくして警察が姿を現す。閉店時間でもないのにシャッターが閉まっていた上中から発砲音もすれば誰かが通報していたのだろう。一人の怪我人も出すことなく終えられた事に安堵の息を吐いていれば、相手からこちらを労う言葉が向けられて目を合わせる。褒められれば素直に喜べない性格だ、顎に人差し指と親指をあてキメ顔をしながら大袈裟な言葉と共に褒め言葉を受け取っておく。だが当然今回も自分一人ではどうにもできない状況だった。こちらが隠密行動を取れたのも相手が金庫の解除を進め犯人達の気を引き続けてくれたからだろう。最後には堅牢な金庫を破ってしまうなんて相手にしかできない芸当だ。こちらからも労いの言葉を送りつつ健闘を称えるように肩を軽く叩くと「さすが俺の相棒だ」と添えて)
通気口の中を移動した事のある探偵なんて数少ないだろうね。 同じ状況なら君だって同じことをしただろう? 2人だからこその成果だ。
(拍手を浴びている間ニヤけそうになっている様も意識越しに感じながらも強盗騒ぎは終幕へと向かっていく。シャッターが開き再び外の光が入ってくれば解決した実感を抱きながらも相手を労った。キメ顔をしながら自賛しているがこういう時の相棒は大抵照れ隠しだ。いつもはツッコミや訂正を入れるところだが通気口を通って汚れたり埃っぽくなったスーツを指さしながら同意しておく。初めに人質側の男達を何とかしなければ強引な方法で取り押さえることも出来なかっただろう。正に相手の作戦勝ちだ。拳銃の前に立った件も相手が同じ立場なら似たようなことをしたに違いない。自分の出来ることを最大限に活かし、そして相手との連携があったこそだと今回の策の要でもあった腰のドライバーに軽く手を添えながら話せば得意げな笑みを向ける。警察が現場に入ってきて犯人の連行や人質だった客の誘導が始まると「後は警察に任せることにしよう」と呟いて)
(/お世話になっております。銀行強盗のハラハラした展開でしたが機転を効かせた行動などが出来て普通の探偵としての2人が見られてとても良かったです! 二人のかっこいい所が見たいみたいな想いで想像よりもかなりサクサクと解決させてしまったような気がするのですが、大丈夫だったでしょうか?
ひとまず解決といった流れになりましたのでお声がけさせて貰ったのですがいかがしましょう?エピローグ的なことをするも良し、お互いに挙げたものややりたい事の中から次の展開をするも良しといった感じなのでご意見お聞かせいただけたらと思います。)
帰ったらクリーニングに出さねぇと……ま、俺もお前もこの街を守る探偵だってことだな
(相手に指さされスーツを見やれば所々白く汚れてしまっていて、せっかくキメた所なのに格好がつかないとため息を吐き出す。軽く叩いて汚れを落とすが薄汚れた探偵なんてまったくハードボイルドではない。スーツは洗濯をお願いして綺麗な状態でまた手元に戻ってきてもらわねば。人質を肩代わりした事をつついてやったが逆の立場なら確実に自分も同じ事をする自信があって、ようは二人とも思いも考えも同じという事だろう。少々惚けるような言い方をして返事をすると、相手がドライバーに手を添えるのが見える。意識を共有するという二人で一人でなければ出来ない作戦、相手と自分だからこそ出来た策ばかりだった。「そうだな」と笑みと共に返事をすれば警察の数も増えてきてそっとドライバーを外す。平穏になった時間には不要なものだろう。相手の呟きに「あぁ」と頷き返事をして残りは警察の仕事だ。事情聴取や怪我の有無の確認が暫くあり、現場が落ち着いた頃合に帰宅が許されその場を後にして)
(/こちらこそお世話になっております!変身なしで探偵ものっぽいお話が出来てこちらもとても楽しくやらせていただきました。たくさん入れたいシーンあったのですが、こちらも勢いで最初に見張り役倒してしまったりでかなりサクサク解決してしまったなと思っておりました……今回はかっこいい二人が見れたという事でもっと絶体絶命なピンチは次の機会に取っておきましょう。
エピローグと迷ったのですが、ここは場面転換でいかがでしょうか?いろいろとやりたい展開は前回時点でお互い挙げて揃っていますが、今回は検索様が選んでいただければと思います!)
(/区切りが良さそうなので一旦こちらだけで失礼します。そうですね、こういう事件物やシリアスなピンチは何度やっても違う展開になって面白いものだと思ってますのでギリギリのお話はまた次の機会と致しましょう。
魅力的な話ばかりですごく悩んだのですがお言葉に甘えて1番気になるイ.マ.ジ.ン絡みの話はどうでしょうか!破壊者のオーロラに事故的に巻き込まれて彼らの世界に迷い込むとか急に建物が崩壊する怪現象を追っていたら遭遇したりと話の作り方は少し難しそうですが憑依したお互いの姿に驚いたり出来たら楽しそうだなと思っております。)
(/ではイ.マ.ジ.ン.絡みのお話としましょう!全て網羅しているわけではないのですが、ダブル組とイ.マ.ジ.ン.って出会った事がなかったと思いますのでわいわい楽しく出来そうです。憑依したりもやってみたいですね!変身中で意識ない検索くんに誰かが勝手に入り込むとかも面白そうです。
それでは全体の話の流れとしては、依頼人がくる→直後風.都の建物が崩壊して消えていく現象がおこる→イ.マ.ジ.ン.がやってきて協力することになる→原因は最初に来た依頼だった、みたいな感じでいかがでしょうか?)
__それでこの写真の場所を探してほしいという訳だね。翔太郎、検討はつくかい?
(銀行強盗を被害を出さずに取り押さえた二人の探偵が居たと街の中で鳴.海.探.偵.事.務.所.の名前が流れるようになってから数日後。街の風はまた新たな依頼を運んできた。40代ほどの女性は幼い頃にこの街で過ごしたが中学にあがるタイミングで両親が離婚、母親に連れられる形で別の街へ引っ越してそこで暮らすようになったが一か月ほど前連絡が途絶えていた父親の突然の訃報があったという。葬儀にも参加したが未だにもやもやが取れずに幼い頃両親と住んでいた家や周りの景色をもう一度見たら気持ちが落ち着くのではと思ったが肝心の住所が分からないから探してほしいというのが今回の依頼だ。てがかりとして数枚見せてもらった写真には幼い依頼人と両親が移っていて背景には自宅や近場の公園と思われる場所が映っている。数十年前で分かりやすい目印があるわけでもない写真ではあるがこの街に詳しい相手なら何かピンとくるものがあるのではと写真を一緒に見ながら問いかけて)
(/オールスター系の変身後では無いキャラクターとしてのやり取りは無かったはずですね。意識のない検索に入り込むの天才的発想ですね、倒し終わった後にふと見たら勝手に動いていて驚いたり狙われた所を助けて貰って共闘したりと楽しそうな要素ばかりです。
承知いたしました。基本はいつも通りに好き勝手流れを作って打ち合わせが必要になったら相談という形を取りましょう。依頼人の探している家が既に再開発後の建物の土地になっていたという想定の元、初回の方回しましたので修正しつつも上手く乗って頂ければ幸いです。他に相談事等なければそちら蹴可です。)
三十年以上前の写真ってとこか……ん?ここどっかで…………あ!ここ十年くらい前に再開発で潰れちまった公園だ
(銀行強盗を押さえた探偵のいる事務所として街で少々話題が広がり上機嫌でいたこの頃、その噂を聞きつけてか、それとも前から知っていたのか、新たな依頼人が事務所へやってきた。生家を探して欲しいと差し出された写真はどれも古く色褪せているが、その時確かに幸せに暮らしていた家族の姿が写されている。相手に促され写真を手元に引き寄せる、さすがに家の外観や道路ではピンと来なかったが、公園で母親と遊んでいる写真が目に入れば暫くそれを見つめる。遊具の配置が自分の記憶に引っかかったのだ。暫く写真とにらめっこしていれば過去の記憶と写真とが一致して声をあげる。彼女が持っていた写真に写っていたのは既に失われた景色の数々だ、場所のあたりがつけば他の写真と記憶が次々に結びついていく。だがそれは同時に依頼人の生家がもうなくなってしまった事を意味していた。公園を含むあの一帯は一度綺麗に再開発され今は新しい建物が並んでいる場所だ、家の外観写真を見るにここも再開発の範囲に入っている。依頼人の方に目をむければ「残念ですが、家は取り壊されてしまっているようです」と申し訳なさを含んだ口調で告げて)
(/やっぱり変身前同士で絡んだことないですよね!絡みがないのならここで思いっきり自由に動かしていきましょう。そしてお褒めいただきありがとうございます!勝手に検索くんの体動かすのは想定していましたが守るために憑依する展開もとてもいいですね!ぜひ入れていきましょう。
そして導入部分ありがとうございました。依頼人の願いどうするか悩んでいたのですが、普通ならばどうしようも無い強い願いな内容にしていただいてありがとうございます!今回もやりたいこといれつつ、何かありましたらまたご相談させていただきますね。こちら蹴りで大丈夫です!)
…確かに既に新しい建物が立っているみたいだ。 __ …こういった依頼は僕らの手に負えない類の物だね。
(こういった曖昧な要素から情報を絞るのは自分よりも相手が得意とする分野、この街のことならなおさらだ。何か引っかかる物があるようで暫くその様子を見守っていると記憶と繋がったようで声をあげる。相手の口にした公園の名前に彼女も僅かに記憶があるようで反応を示すのを見ながらも試しに検索をかけてみれば写真の遊具の種類や数が一致している事に加えて11年前に閉鎖され再開発プロジェクトの対象内となっている。補足するように言葉を挟めば相手が既に家がないことを依頼人に告げる。彼女は『30年以上前のことですもんね…。わかりました、わざわざありがとうございます。』と丁寧に応えてくれるがその表情は寂しいような物憂げな物に見えた。家がないことが分かれば自分たちができることはもうない。再開発後の建物の名前だけ伝えれば空気だけでも味わってきますという彼女を見送った。この街と人々の笑顔のために探偵業をしているがこういった依頼に関しては手の尽くしようがない。それこそ時間でも巻き戻さない限り叶えることはできないだろう。それを同じく実感しているであろう相手にぽつりと呟きを零して)
こればっかりはな……でもせっかくここを頼って来たんだ、なんか俺達に出来ることがあるだろ
(こちらの記憶に相手の検索も加われば家がもう無くなってしまったのは確かな事だろう。揺るがない事実を告れば彼女は礼を言ってくれたが、その表情も背中もとても寂しげでとても彼女の願いを叶えたとはいえなかった。相手がポツリと呟いた言葉にこちらも頷きながら答える。もう無くなってしまったものを取り戻す事はできない。だがこのままでは彼女は泣いたままだ、これで送り出して終わりにはしておけない。そんな感情がゆっくりと自分の中で湧き上がってくれば宛もない答えを探すように事務所の中をウロウロとし始める。依頼内容は家の場所を探して欲しいというものだったが、そのきっかけは別のものだ。何か彼女の笑顔を取り戻す手段はないかと考えるも事務所の中では解決できそうにない。こういう時こそ足で稼ぐ時間だ。もうすぐ所長が帰ってくるので事務所は任せられる、今は彼女になにか出来ないか探しに行きたい。いてもたってもいられなくなればハットを手に取り頭へと乗せて外出の準備をする。事務所を出ることを相手へ言おうと目線を向けるが、そこには自分と同じくやるせなさを抱える相手の姿があって「一緒に探しに行くか?」とこの宛もない衝動に乗るか問いかけて)
ああ、ついていく。 …ひとまず彼女の家や公園があった場所に行ってみようか。何か見つかるかもしれない
(どうしようもないことは理解しながらも何となく彼女の寂しそうな表情が頭に残る。相手もおなじ気持ちなのか事務所の中を落ち着きなくウロウロと歩き、やがて何処かに出かける為かハットを被り外出の準備を始める。特に彼女に追加の依頼をされた訳でもなく報酬のない業務外としての行動だが相手のハーフボイルドたる魂がそうさせるのだろう。その様子をぼんやりと見つめていたが相手から誘いがかかれば自分でも驚くほど自然にイエスの返答をしていた。簡単な片付けだけをして事務所を後にする。衝動のまま出来ることを探しに行くことに決めたがその方法も何をすれば良いかも分からないままだ。手始めとして彼女が探していた家があったとされる場所に行くことを提案すれば相手の案内の元そこに向かう。そうしてたどり着いたのは新しい高層ビルやオシャレな店の並ぶ再開発地帯で写真で見た光景は見る影もない。「随分と変わってしまっているね」などと呟きながらも辺りを見渡していて)
そうだな、再開発されちまったけどなんか名残があるかもしんねぇ。___……彼女が望んでたのは元の家を見て父親の事に整理をつける事だ。なら、父親との思い出を思い出せる何かがありゃ……ッ!
(依頼としてはもう決着がついているこの案件、まだ続けようとするこちらを揶揄う言葉のひとつでも飛んでくるかと思ったが、相手からはすんなりと肯定の返事が返ってきて思わず小さく笑う。やはり相手もこの話をこのまま終わらせる選択は出来なかったらしい。事務所を後にし記憶を辿りながら再開発された場所へと足を運んだ。確か昔は古い民家が雑多に並ぶ場所だったが、再開発直前には空き家も多い地区だったはずだ。だからこそ再開発という選択がなされたのだろう、彼女の家には父親が住み続けていたのだろうか。眩い程新しく高いビルを見上げながらもう一度彼女の言葉を思い出す。彼女の依頼は家を見つける事だったが、彼女の本当の願いは父親を想う事だ。そうであれば家は無理でも別の何かで彼女と父親を再び繋げる事ができるかもしれない。考えをそのまま口にしていたが、突然その思考は中断される。周囲に轟音が鳴り響き、直後聞こえてきたのは人々の悲鳴だ。異様な音に悲鳴、そこから考えられる可能性に咄嗟に相手の方を見ると「いくぞフィリップ!」と叫んで駆け出して)
思い出…っ、ああ。 _翔太郎、あそこだ! だけど、ド.ー.パ.ン.トの姿が見えない。それに崩壊の仕方が妙だ…
(ビルを見上げながら相手が考えを口にする。確かに彼女は家自体が見たいというよりもその家での父親との思い出を確かめたいという思いの方が近いように見えた。場所にこだわるよりも彼女の父親に絞って調査を進めた方が良いのではと考えを巡らせていると突然周囲に轟音が響き、人々の悲鳴が聞こえてくる。異様な状況なのは間違いなく相手と目を合わせると頷いて現場に駆けつける。音の聞こえる方へ走り高層ビルの角を曲がれば災害でもあったかの如く建物に亀裂が入り一部は既に崩壊した光景が広がっていた。指をさしてその光景を共有しているうちにもすぐ隣のビルが崩れていく。だがこんな光景になる理由として真っ先に浮かぶド.ー.パ.ン.トの姿や攻撃の痕跡は見当たらない。それに建物の根元がごっそり消えてなくなったような崩れ方をしていてその異常さに眉を寄せる。だが考えることは後だ。「街の人達を避難させよう」と声をかければ逃げ惑う人達をまだ被害の出ていない再開発地帯の外へ逃がそうと声を上げながら誘導して)
(/背後だけで失礼します。すみませんで.ん.お.う.みたのかなり前で設定の記憶が曖昧になっていたので『建物が崩壊して消えていく現象がおこる』と先述したのですが、過去改変が起こるのは契約完了してイ.マ.ジ.ン.が過去に飛んでからでしたね……時系列がごっちゃになっていました。なのでここは依頼人の願いをイ.マ.ジ.ン.が強引解釈して再開発地区を破壊して回っている、という流れに変更して大丈夫でしょうか?一旦ここでド.ー.パ.ン.,ト.とは違う怪物に出会う、といった感じです!)
思い出…っ、ああ。 _翔太郎、あそこだ! …? いつものド.ー.パ.ン.トと違うような…
(ビルを見上げながら相手が考えを口にする。確かに彼女は家自体が見たいというよりもその家での父親との思い出を確かめたいという思いの方が近いように見えた。場所にこだわるよりも彼女の父親に絞って調査を進めた方が良いのではと考えを巡らせていると突然周囲に轟音が響き、人々の悲鳴が聞こえてくる。異様な状況なのは間違いなく相手と目を合わせると頷いて現場に駆けつける。音の聞こえる方へ走り高層ビルの角を曲がれば災害でもあったかの如く建物に亀裂が入り一部は既に崩壊した光景が広がっていた。そしてすぐ隣のビルに巨大な工具のような腕で攻撃を仕掛ける怪物の姿を見つければ相手にも共有するように指をさす。おそらく奴の仕業だろう。恐怖に怯える街の人に声を掛け安全な所に逃げるように誘導しつつも怪物の元へと駆けつける。まが近くでみれば普段戦闘しているド.ー.パ.ン.トとは何処か違う印象を受けて眉を寄せながら思わず呟きを零す。疑問に思うことはあるが怪物が破壊活動をしていることには変わりない。「いくよ翔太郎」と声を掛ければ緑のメモリを構えて)
(/完全に既に過去に飛んで破壊活動しているみたいな考えでしたが確かにそうでしたね。それでは先程のロルの後半をイ.マ.ジ.ンが暴れ回っているところの遭遇として変更致しますので問題なければこちらで続きをして行ければと思います…!)
なんだあいつ……あぁ。とりあえずあいつを止めるぞ。変身っ!
(耳をつんざく音が聞こえた方へと走る。相手が声を挙げて指差す先を見れば異形の怪物が暴れ回っていた。周囲のビルを手当たり次第に破壊しているようで、逃げる人の誘導を行いながら怪物と対峙した。しかし相手の言うように目の前にいる怪物はいつも街を泣かせているド.ー.パ.ン.トとは少し空気が違う気がした。言葉にできない違和感を抱えるが今は破壊活動を止めることが先決だ。相手の隣でドライバーを装着し紫色のメモリを構えれば相手の意識が流れ込んできて装甲を纏う。真っ先に怪物の方へと走っていけば、まずは建物を破壊するのを止めさせるために拳を打ち込み建物と距離を取らせる。固いコンクリートを破壊するほど頑丈であろう工具のような腕を避けつつ、攻撃を次々に加えるが手応えはない。怪物と一旦距離を取りメモリを変えるべきかと悩んでいたところで奇妙な音が聞こえた。列車の発車音に似た電子音が上から聞こえてきて思わず空を見上げる。直後何も無い空中から電車とおぼしき乗り物が走ってきてそばを駆け抜ければ「なんだこれっ?!」と困惑気味に叫んで)
(/変更していただいてありがとうございます!せっかくなのでタロスとわいわいする時間を作りたいと思っおりましたので、過去に飛ぶのはもうちょっと絡んでからにしましょつ。記憶抜けててすみませんでした…また何かありましたらご相談させていただきます。こちら蹴りで大丈夫です!)
やはり普段のド.ー.パ.ン.トとは何か違う気がする。まさか新種の…、っ! 凄いよ翔太郎、空を飛ぶ電車だ! 今度は…人魂?
(変身を果たせば意識は相手の身体に移り自分の体は床に倒れ込む。すぐさま建物の破壊を遮るように間に入って拳をぶつける。『契約の邪魔をするな』と妙なことを口にしながら腕の工具を振りかざす攻撃を避けて攻撃を続けてみるがあまり効いていないように見えて一旦距離を取る。違和感はますます強くなるばかりで新種の可能性にまで考えが及んだ所で汽笛のような音が響いて空を見上げる。すると空に裂け目が出来たかと思えば何も無い空中にレールが現れその上を電車のような物が駆け抜けていく。現実離れした初めて見る光景に驚くも困惑する相手とは対照的に興奮したように声を上げてその行き先を追いかける。空を一周した電車はすぐ真横を駆け抜けて行ったかと思えば再び空の裂け目に消えてしまった。夢のような出来事に興奮が覚めないでいると『先輩、アレ』『アレがオーナーが言っとったこの時間で暴れとるちゅーイ.マ. ジ.ンやな』『でもまだ良太郎見つけられてないじゃん!』などと騒がしい声が聞こえてきて自然とその方向を見れば4つの球状の何かがふわふわと浮きながら自在に動いていた。またも不思議な光景に右側で驚きを示しながらも自分の中で一番近い知識を引っ張ってくるがそのうちの一つが『良い所に使えそうな身体があるじゃねェか』と言いながら床に倒れたままの自分の体にふらふらと近寄って中へと入る。思わず目を見開いていると意識が無く動かないはずの身体がぴくりと震えたかと思えばゆっくりと起き上がっていき、ありえないはずの光景に「嘘だ…」と言葉を漏らして)
ンなのありえねぇだろ!ってか喋って……な、嘘だろ……
(空間が避け、汽笛が聞こえ、レールが出現し、電車が宙を走って去っていく。凡そ想像だにしない光景を連続で見せられ大興奮の右半分と違いこちらは信じられない光景にただ突っ込むように叫ぶことしかできなかった。加えて人魂のようなものがフワフワと漂いその雰囲気からは程遠く騒ぎ始めれば、非現実的な光景の連続に脳の処理が追いつかず頭がパンクしそうだった。呆気に取られている間に人魂のひとつが止める間もなく相手の体へと近づいていけば中へと入って一瞬焦りを覚えた。だが意識のないはずの相手の体がゆっくりと動き始めると今度は驚愕の方が勝って、相手と同じくその光景を愕然と眺める事しかできない。動き出した相手の体はあまり見た事のない悪い笑みを浮かべる。風に靡く髪のなかにはいつの間にか赤いメッシュが走っていて、その瞳は赤く染まっていた。肩をグルグルと回したあとに『良太郎くらい頼りねェ体じゃねぇか。ま、体が手に入りゃ問題ねぇか。いくぜいくぜいくぜッ!』と威勢よく叫んだかと思えば、そのまま怪物に突っ込んでいってしまった。どういう理屈か分からないが生身の相手の体を怪物の前に晒すわけにはいかない。「待てコラッ!」と暴走を始めた相手の体を引き止めれば『何すんだ半分野郎!!』と怒号が飛んでくる。暫く言い合っている間に建物を破壊していた怪物は混乱に乗じて姿を消してしまって)
さっきの人魂みたいな物に僕の身体を乗っ取られたってこと…、翔太郎!あの怪物が居なくなってる。 …イ.マ.ジ,ンっていうのがあの怪物の名前かい?
(間違いなく自分の体ではあるのだが赤いメッシュと赤い瞳をして悪い笑みを浮かべる姿は別人のようにも見える。起き上がる前の奇妙な現象と荒っぽく叫ぶ口調が人魂のような物から聞こえたものと酷似していれば自らが相手に意識を移すように自分の身体に人魂の意識が移って乗っ取られたのかと考えを口にする。そのまま乗っ取られた自分の体は威勢よく怪物に突っ込もうとするが左腕がそれを掴んで引き止める。その事に対して何時かの所長と似たような内容の怒号が飛んでくるが人の身体で無茶苦茶なことをするのは見逃せない。主に相手と人魂の主が言い争っていたがやけに他が静かな事が気になり怪物がいた方に視線を向ければ既にその姿はないことに気付く。その事を慌てて相手に伝えれば自分の姿をした人物もそちらを向いた後『お前のせいであのイ.マ. ジ.ンを逃がしたじゃねぇか!! 』とこちらに詰め寄る。どうやら人魂の主の目的はあの怪物のようだ。上手く状況が掴めない状態ではあるが彼が何かを知ってそうなのに加え見知らぬ単語が聞こえてくれば試しに問いかけてみる。『ああ?』と自分の顔で眉を寄せ不機嫌そうにガンを飛ばされるが彼を確かめるように3つの人魂が集まってきたかと思えば床に触れる。すると砂で作られたような上半身と下半身が分離した怪物が3体現れる。『もー!せっかく見つけたのにモ,モタロスのバーカ!』と龍の様な姿の怪人が騒ぎ立てると『仕方ねぇだろ!この半分野郎が邪魔するから』と乗っ取られた自分の体がこちらを指さして反論していて、ますます異様になった光景に「どういうことだい…」と呆気にとられていて)
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