トピ主 2022-07-09 17:06:15 |
通報 |
(放課後に移る形で大丈夫です)
別に嫌じゃないよ?いい運動になるし、それに綺麗だと気分がいいしね。
(不思議そうに首を傾げて笑い、場所を移動しては掃除を続けていたがやがて放課後になり、窓拭き掃除を言い渡された場所へと移動し)
グリム
綺麗だと気分が良いのはわかるんだが、パルマは真面目なんだゾ。
そ、それに…1日中掃除してもうクタクタでオレ様動けないんだゾ…。
それなのに、これから窓拭き100枚だなんて……。
(パルマの返答を聞けば、ジト目になって返事をして。そして、あれこれ学園の掃除を午前午後ぶっ通しでやり、放課後の時間になると、グリムは疲労で集合場所である大食堂でうつ伏せになり大の字で横たわっていて)
――
(/有難うございます。では、放課後に移りますね。)
大丈夫、グリム?なんならグリムとエースくんは二人で一枚でもいいけど…。
(心配そうにするパルマは至って元気な様子で、眉尻を下げた笑みを浮かべつつよっぽど心配なのか、明らかに自分だけ重労働になる提案までしていて)
グリム
オレ様は大丈夫なんだゾ。それにオレ様は1枚でいいのか!?それなら嬉しいんだゾ♪
(うつ伏せのままパルマを見るが、彼の口から「1枚でもいいけど」という言葉を聞けば、耳としっぽをピーンと上に立てば、すぐに起き上がり)
グリム
……。
…………。
それにしてもあのエースってヤツ、遅いんだゾ。
……。
…………。
……いくらなんでも遅すぎるんだゾ!?まさかアイツ、窓拭きが嫌だからって逃げたんじゃないんだろーな!
罰をオレ様たちだけに任せて逃げるのは許さないんだゾ!
パルマ、エースをとっ捕まえて窓掃除させてやるんだゾ!
(起き上がりエースがくるのを待つも、しばらくして時間が過ぎていき、それでもエースの姿が無くグリムは違和感を感じて。そして、時間がさらに経てば生徒達が授業を終えている頃なのに一向にエースがこないため、グリムは苛立ち。そして、パルマを見てエースがいる教室に行くぞと言わんばかりの表情をして。)
…うーん、そうだねえ。もう少し待ってもいいけど、念の為に探してみようか。
(考え込むように首を傾げるものの、グリムの言葉に頷いて教室へと歩を進めると扉の隙間から顔を覗かせ、「すみません。エースくん、いますか?」と中の生徒たちに問いかけ)
グリム
エースはどこなんだゾ~!
オマエだけサボるのはただじゃおかねーんだゾ!…って、エースがいないんだゾ!?
(パルマと共に1-A組の教室に行けば、パルマと同じく顔を覗かして大声で言い。しかし、教室の中は既に生徒がほとんどおらず、中にいたのはサラサラとしたネイビーの髪色をもつ、涼やかな顔の青年がいて。右目の周りにエースと同じようにメイクをしているが形が異なり黒色のスペードのマークをしていて)
デュース
エース?……悪いが、まだ名前じゃ、ピンとこない。どんなやつだ?
(教室で自分の鞄の中を整理していたのか机付近に立っているも、パルマとグリムの声に反応し、そちらの方に返事をして)
グリム
顔にハートのマークが描いてあるスッゲー意地悪なヤツなんだゾ!
(パルマの足元でけっと舌を出しては、エースの特徴を彼に言い)
デュース
ああ、それならもう帰ったぞ。ついさっきデカい声で騒いでて…ほら、あそこに。
それに、サボったって…何かあったのか?
(エースの特徴を聞けば「ああ」と何か分かったかのような反応をすれば、廊下の方へと指を指して。彼が指した指先の方向に、エースが鞄を後ろ手に持って両手を後頭部で抑えるように学園の出口の方へと歩みを進めており。そして、デュースはグリムの口から「サボるのはただじゃおかねーんだゾ!」と聞けば、それに対して首を傾けていて)
ええっとね…放課後に3人で掃除をする予定だったんだけど、エースくんが、その…サボった、のかな?まだ確定じゃないけど。とりあえず、勝手に帰られると困るんだよ。
(困ったように首を傾げつつ、出来るだけ言葉をオブラートに包んではみたもののどうしようもなかったらしくストレートに掃除をサボっている、と言い放ち)
デュース
なにっ!それは、サボっているんじゃないのか!
(パルマの言葉を聞き彼が困っているような表情をしているのを見れば、眉が吊り上がり険しい表情になって。そして、デュースは教室の入口付近へ急いで移動すれば、エースが歩いて行った方向へと睨むように見て)
グリム
あ”ー!言っているそばからアイツ逃げ出したんだゾ!
こーらぁーーー!!待つんだゾ!
1人だけ抜け掛けはさせねーんだゾ!
(パルマとデュースが話していると、エースが勘づいたのか小走りになっているところを見て、グリムはエースの方へと急いで行き、そして後ろから火を吐こうとして)
エース
げっ、やべ…見つかったか!授業初日から窓拭きとかやってられっかよ。後はよろしく!
(教室辺りで騒がしいと思い、振り向けばそこにはパルマとグリムがいるのを見てしまい。2人の姿を認知すれば、内心”やべっ!?”と焦り、小走りになって抜け掛けしようとし)
…サボりはダメだよ。
(黙ったまま、簡易クラウチングスタートの形を取ると口の中で「…すみません!」と小さく詫びながら、惚れ惚れするほど美しいフォームで勢い良く廊下を走り出す。エースの背中を薄眼で見るとグングンとスピードを上げ、あっという間に背後近くまで詰め寄ってはエースの背に手を置き)
グリム
パルマ、良くやったんだゾ!
(グリムの背後からパルマがダッシュしてやって来るのを見れば、パルマがエースの背に手を置いたのを見て彼の事を褒めて)
デュース
!?
そ、それよりも人を捕まえるには…出でよ大釜!
(パルマの簡易クラウチングスタートのフォーム姿と走るスピードに一瞬にして目を奪われるも、今はエースを捕まえることに頭が入れれば、彼に向ってマジカルペンを手に振りかざし)
エース
パルマ!?おまっ、いつの間に…!?
って、ぐえぇっ!なんだこれ…!重っ、鍋…!?
(自身の背に手を置かれたため、顔を振り向けばそこにパルマがいることに驚いて走っていたスピードが落ちて。しかし、パルマの顔を見た瞬間、上から黒く大きな釜が落ちてきて、そのまま衝撃によりうつ伏せの状態で倒れてしまい)
グリム
にゃはは~やったんだゾ!パルマ、見てみろ!
エースのヤツ、でっけぇ釜の下敷きになってペッタンコになってるんだゾ!だっせーゾ!
(大きな釜によってじたばたと手足を動かしてもがくエースの周りで、グリムは大声で笑い転げて)
デュース
まさか大釜が本当に出るとは…ちょっとやりすぎたか…?
それにしても、お前(パルマ)!足が速いんだな、驚いたよ。
(エースとパルマの元にデュースも後から走ってやってきて。エースを捕まえるのに何をして捕まえようか迷ったところ、大釜を出してしまい少し反省した気持ちになり。そして、パルマの顔を見れば先ほど彼の走った速さについて良い意味で褒めて。しかし、逆にエースを見ると表情が険しくなり)
おい、事情は知らないけど…決められたことをやらないでサボるのは良くないんじゃないのか。
(大釜の下で下敷きになっているエースを上から見れば、窓拭き掃除をサボっていることについて彼に厳しく言って)
うん、ちょっと…ね。あっちでは陸上部だったんだ。こんなところで役に立つとは思ってなかったけど…。
(廊下を疾走したというのに息一つ切らさず、褒められるとどこか照れ臭そうに頭を掻いてくしゃりと顔を崩した、なんとなく幼くも見える笑みを浮かべる。が、エースの方に視線を移すとすくに「エースくん、掃除…ちゃんとやろうよ。嫌なのは分かるけどさ。疲れてるんだったら、二人とも一枚拭いて休憩でいいのに。」腕組みをしたまま諭すような調子の言葉を投げかけ)
デュース
陸上部…?道理で息切れもしていないし、足も速いわけだな。
(パルマが陸上部だったことに、さっきの綺麗なフォーム姿や足の速さ、そして体力があることについて納得し。そして、”陸上部”という言葉にどこか引っかかるのか考え事をしていて。しかし、そうしている内に大きな釜の下敷きになっていたエースが、釜の下から這いずるように出てきては、恨めしげな目でデュースとパルマを見て)
エース
いーじゃんかよ、ケチ。窓拭き100枚くらい、パルマがパパっとやっといてくれたってさー。そのための雑用だろ?
(大きな釜の下から這いずるように出てこれば、その場で立ち自分のズボンを軽く叩いて埃等落として。そして、不満げそうな表情に変われば、パルマを見て言い。)
デュース
パルマ?お前、パルマっていうのか…。
…って、そんなことよりも窓拭き100枚をパルマ1人に押し付けるのはおかしいんじゃないのか。
掃除があるなら1人に押し付けるんじゃなくって、一緒にやるべきだと思うぞ!
それに、罰で窓拭き100枚って……入学式早々、一体何をしでかしたらそんな罰則をもらうことになるんだ。
(エースの口から、”パルマ”という名前を聞くとパルマの方を見て。しかし、エースが掃除をパルマに押し付けようとする発言を聞いては、キリッとした表情になりエースに厳しく言って)
エース
なんだよ、この真面目くんは…。
罰については、今朝そこの毛玉とじゃれてたらハートの女王の石像がちょーっと焦げちゃっただけ。
つか、オマエ誰だよ。
(デュースの口調や言い分を聞いて少しイラっとしたのか、ムッとしたような表情に変わり。自分達が罰則を受けた理由についてはデュースに軽く教えて)
デュース
なっ!グレード・セブンの石像に傷を付けたのか!?
そんなの、怒られるに決まっている。せっかく名門校に入学できたっていうのに、初日からなにをしてるんだが…。
(エース達が何故罰を受けたのか理由を聞けば、汗をかくほど驚いた表情でいて)
それに真面目くんって…。僕はデュース。デュース・スペード。
クラスメイトの顔くらい覚えたらどうだ?えーっと…。
(その後、驚く様子があるもエースが自分の名前を覚えてないことに引っかかり、腕を組めば真顔で自身の名前について彼に教えて)
エース
ああ、そうだったそうだった。そんな名前だったっけ?
昨日、寮の部屋でえらくはしゃいでたヤツだよな。
…って、結局、お前も覚えてねーじゃん。
(デュースの名前を聞いて、どこか聞き覚えのあるような反応を示せば昨夜のハーツラビュル寮のことを思い出して。しかし、彼も自分の名前を覚えていないことに対し、それを彼に指摘して)
…エースくん、なにも俺は全部拭けなんて言ってないよ。嫌かもしれないけど一応は言われたことなんだから、参加くらいはしたら?ああ、それとも…エースくんは言われたこともできない、3歳児の脳みそしかないのかな?それなら仕方ないね。
(腕を組むポーズも満点の笑顔も一見しただけでは先程とは一切変わらず、だが声と笑顔はひどく冷めきっており、表情にはヒビが入っている上声に至っては底冷えするような冷たさを纏っている。せめて参加はしろ、と言ったところでため息を吐き、嫌味と共に大きくヒビ割れた満点の笑顔をエースに向けて)
デュース
と、とにかく!学園長の命令なら、真面目に取り組むことだ。
(エースの名前を覚えていないことに関しては、どこかはぐらかすかの様にして。そして、表情は変えないまま、エースを見ては強めに言い)
エース
はいはい、わかりましたよ。
適当にやってパパッと終わらせりゃあいんでしょ。
(デュースとパルマの両方の反応を見て堪忍したのか、大きなため息をつき肩を落とせば、落ちた鞄を持ち直して大食堂へと向かおうとして)
…うん。分かってくれればいいんだよ。
(小さく頷くとエースの後ろに着き、監視するように笑顔を向けながら歩き出そうとするが気付いたようにデュースの方を振り向くと「ええと…デュース、くん。迷惑かけてごめんね。気を付けて帰って。」と笑って)
デュース
……。
いや、僕もついていく。それに、パルマ1人で見張るのも大変だろ?
僕も一緒に見張っておけば、いざ逃げた時にその場で対処することだってできるだろうしな。
(パルマがこっちを振り向き自分に向かって一言言いかけると、なにか彼に対し心配そうに引っかかったのか。彼の困ったような笑顔が放っておけず、デュースは彼の元へとついていこうとし)
エース
はぁ!?なんで、優等生くんが付いてくるんだよ。つか、オレはもう逃げねぇからいらねぇし。
ジュースだっけ?お前はそのまま寮に帰ってろよ。
(先に歩いていたエースだったが、パルマとデュースのやり取りを聞けば顔だけ後ろを向き、不機嫌そうな表情をすれば、デュースに言って)
デュース
なっ!ジュースじゃない。デュースだ!
(エースに自分の名前を間違えられると、デュースも不機嫌な表情になれば自分の名前を改めて言って。そして、デュースも鞄を持てば一緒に後ろから大食堂へと移動しようとして)
ふう…じゃあ掃除、始めようか。あれだったら皆一枚ずつで、俺が残りの98枚やったっていいからさ。
(なぜか増えてしまった三人と一匹、大食堂に着くと雑巾やあれこれと掃除道具を用意して頬を張り、嫌そうなままのエースを振り返ると眉尻を下げたまま言って)
デュース
98枚だって…?そんなことしたら、パルマが負担になるじゃないか。それに、パルマだけ押し付けるのはどう考えてもよくないし、そんなことしたら罰を受けている本人(エース)のためにならないだろ。
(パルマが拭く窓拭きの枚数を聞いて驚いて。そして、眉が下がっているパルマと違い、デュースの眉が吊り上がればますますエースに厳しい目で見て言って)
エース
っだー!うっせーな!お前(デュース)はいちいち余計なんだよ。
つか、帰れって言ったのに結局はこっちに付いてくるし。
(大食堂へと移動し、手に窓拭き用の拭き物を持てば窓を1枚拭くも、後ろからデュースの声が聞こえればそちらに不機嫌そうに言って)
デュース
当たり前だろ、パルマが困っていたんだから。
それに、さっさと窓拭き掃除を終わらせるぞ。
(エースと軽く口喧嘩?というわけではないが言い合いになれば、何故かデュースも窓拭き用の拭き物を手に取り、自身も一緒に別の窓を拭いていて)
エース
とりあえず、40枚拭き終わったっと。
…って、なんでお前(デュース)まで窓拭いているんだよ。
(あれこれ時間が経てば、40枚の窓を拭き終わっては一息ついて。しかし、横を見れば何故かデュースも窓を拭いているため、横目でジト目になれば彼に向って言い)
デュース
100枚はさすがに時間がかかるだろうから、僕が手伝えば時間だってそんなに掛からないだろうし、早く窓拭き掃除が終わることができたらパルマ達だって早めに帰れるだろ。
…よし、こっちも40枚は拭き終わったな。パルマの方も終わりそうか?
(エースがデュースに言うと、デュースはそれに対して真面目に答えて。そして、時間がしばらく経てば此方も窓拭きを軽く40枚拭き終えれば、パルマの方を見ては彼の様子を気に掛けていて。そんなデュースの姿にエースは「はぁ~。これだから優等生くんとは合わないわ。」と言えば、エースは自分の頭を掻くようにして)
うん、大丈夫だよ。もっとキツイトレーニングとかもやってたし、朝飯前かな。
(窓を手早く丁寧に拭きつつデュースに笑顔を向けて答え、最後の窓を拭き終わると腰をボキボキと鳴らしながら伸ばし、「手伝ってくれてありがとう、デュースくん。お陰で早く終わったよ。」と頭を下げて)
デュース
そうか。そっちもちゃんと20枚終えているみたいだな。
よし、後は後片付けすればみんな無事に帰れるな。
(パルマも窓拭きを終えているみたいなため、デュースは彼の姿を見ればニッコリと笑みを返し心の中で安心して。)
エース
あのさ、陸上部もそうだったけどさ…、もっとキツイトレーニングって…どんな生活を送ってんだよ。なんか聞いてると、サバナクローの連中みたいだよな。…って、さっきからグリムの姿見えないけど…、あれ?なんかあいつやけに大人しいなって思ったら、ここにいねーじゃん!?
(パルマの言葉を聞くと、彼の体力育成の生活について顔を引きずるような表情で言い。そして、パルマの特徴(外見等)から頭の中でサバナクロー寮生のことを思い浮かべれば、そのまま口に出して。しかし、パルマに対して話していると、彼と一緒にいるはずのグリムがやけに大人しいためエースが不審に思ったのか、辺りを見渡せばグリムの姿が居なくなっていて)
グリム
~♪
(パルマ達が大食堂へ戻る前に、グリムは一足先に大食堂へ移動し隠れていたのか、いつの間にか大食堂の上にある大きなシャンデリアで寝そべっていては鼻歌を歌い、両手は自分の後頭部に触れていて。三又のような刺々しい尻尾はゆらゆらと左右に揺れていて)
トピック検索 |