トピ主 2022-07-09 17:06:15 |
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俺はパルマです。魔法は使えませんが、ベンチプレスは130kg上がりますから。宜しくお願いします。
(礼儀正しく頭を下げ、名前を名乗った後にそれとなく冷気の漂う声で付け加え、笑顔を向けて)
クルーウェル
パルマとグリム、俺の名前はデイヴィス・クルーウェル。
お前たちのクラスの担任だ。気軽にクルーウェル様と呼んでいいぞ。
(2人の自己紹介が終われば、クルーウェルはパルマとグリムを見ると自身の自己紹介を言い。しかし、クルーウェルの強烈な自己紹介が冗談なのかどうかはわからずじまいで)
いいか。小さな頭に叩き込めよ。
少々珍しい毛並みの仔犬だが、学園長がそうと認めた以上、ここにいる全員は等しくうちの生徒だ。
下らない争いは慎むように。わかったな?
(自己紹介が終われば、クルーウェルは次に教室内を一望すれば目を細めて言い。)
生徒達
はい!
(クルーウェルがそういうと、生徒達が元気よくそれに反応して)
クルーウェル
グッボーイ。
では、これから授業を始めるぞ。いいか。
まず基本的な知識として薬草と毒草100種類の名前と見分け方をお前らの小さな脳みそにたたき込む。手に持っている教科書を開け。
(生徒の元気の良い反応を見れば、クルーウェルは軽く褒めるもすぐ真顔に戻って。そして、1限目の授業が入り錬金術をやる前に座学を行うみたいで、まずは錬金術や魔法薬に使う材料についての勉強を一から教えようとし、クルーウェルは片手に分厚い本を持てば説明し)
グリム
なぬっ!?座学なんて聞いてないんだゾ!?オレ様はてっきり魔法とか使ったり、魔法薬とか作るのかと思ったんだゾ…。
(1限目は座学のためかグリムはジト目になればやる気が薄々と削れていって。)
エース
1年の最初はほとんど座学が多いんだよ。クルーウェル先生は昨日言っていたと思うけど、近いうちに実験室で錬金術をやるって言ってたかな…。
(グリムがやる気が薄々ないことに気づいたのかエースはボソッと呟いて)
ああ、俺こういうの好きだよ。暗記って楽しいよね。
(生徒たちが嫌そうにする中、嬉々とした様子で教科書を開くともう既に目ぼしい薬草と毒草の見分け方をノートブックに書き留め始めていて)
グリム
…なんか、パルマは楽しそうなんだゾ。
う~ん…薬草と毒草100種類も覚えられないんだゾ…。
(肉球を器用に使いペンを持てば、開いている教科書を見てジト目になり。そして、隣にいるパルマは嬉々した様子でいるため、グリムは「何が楽しいんだゾ…。」と小言を言って)
クルーウェル
ちなみにちゃんと覚えていない状態で調合しても失敗するだけだからな。それに最悪の場合、命の危険性も十分有り得る。
しっかりと覚えておくように!
(クルーウェルが薬草と毒草の見分け方について説明をしている中で注意事項を生徒達に言い。)
グリム
!?
い、命の危険性って物騒なんだゾ…。
(クルーウェルが鋭く生徒達を見ているのを見れば、グリムは額に汗をかいて)
グリム
うぅ……、とりあえずこの薬草はって…、これよく見たら毒草なんだゾ!?葉っぱに毒って…なんてこんなのが地上で生えているんだゾ…。
(パルマに言われると横目でチラッと見れば、教科書とノートに視線を写し、ブツブツと小言のように言っていて)
《1限目が終了》
クルーウェル
ステイ!今日はここまで。
いいか、仔犬ども。今日習ったことは忘れるなよ?
(時間が経てば1限目が終了し、クルーウェルは手に持っていた教鞭をしならせると、教室全体を見ては生徒達に言って。)
これから10分休憩に入る。仔犬どもは次の授業の準備をするように。では、俺はこれで失礼する。
(そう言うと、教壇の上に置いてある分厚い本等を整理すればそれを軽く持ち上げ、教壇から離れると別の教室へと移動して行って)
グリム
1限目が終わったんだゾ…。
(グリムは机の上に顎を乗せてはダルそうに言って)
俺は楽しかったよ。ああいう授業って昔から好きなんだ。
(授業が終わると楽しげな様子でまとめ終わったノートを鞄に戻し、次の授業の準備を始めて)
グリム
パルマは真面目なんだゾ…。オレ様だって、そろそろこう…ドーンと魔法を使ってみたいんだゾ。
(机の上に顎を乗せながら、パルマを横目で見てそう呟き)
デュース
次は魔法史か…。
(デュースがそう言うと、机の上に必要な物を準備をして)
グリム
ふなっ!魔法史ってことは…まだ座学なんだゾ!?
(後ろからデュースの言葉を聞くと、耳を上にピーンと立てば目がツリ目になって)
エース
はぁ~。なんか眠くなりそうな気もしなくもないけど。
(軽く欠伸をすれば、机の上に魔法史で使用する物を準備し始めて)
グリム、座学も大事だよ。前知識もなしにいきなり実践したって成功しない。
(苦笑いを浮かべていたがグリムへの語感はやや強く、用意を済ませると先生が来るのを待っており)
グリム
オ、オレ様は失敗なんてしないんだゾ~!?
(パルマが「成功しない」と言っているのを聞けば、グリムはムッとした表情になれば彼に言い返して。すると、教室のドアが開けば灰色に白が交じった髪をした上品で中老の男性がやってきて。)
トレイン
席につきなさい。これから、魔法史の授業を始める。
私はレポートだけでなく授業態度でも評価を行うぞ。
では、テキスト15ページを開くように。
(教壇に立てば、落ち着いた声で低いトーンで言い。彼の片腕には黒い毛をしたふてぶてしい表情をしている猫がいて)
グリム
…、あのふてぶてしい猫はなんだゾ…?
(グリムは腕を組み、トレインの腕にいる黒い猫を見れば半目になって小言を言い)
エース
魔法史の担当の先生はモーゼズ・トレイン先生って言って、腕の中にいる猫はルチウスっていう名前の猫なんだよ。生徒がちゃんと授業を聞いているかどうか見張っているっていう噂があるらしいぜ。
(グリムがわかっていない様子だったため、エースが小言で彼らの事を教えて)
…
(真剣な表情になると言われる通りテキストを開き、自身の住んでいた世界とは全く違う歴史に興味を持ったらしい様子だったが口には出さず、真面目に話を聞いており)
《魔法史が始まってから約30分間経過…》
エース&デュース
…………。
(エースとデュースもそれぞれ教科書やノートやら開けば、デュースは真面目にトレイン先生の授業を受けており、エースは少し眠そうではあるがトレイン先生の言っていることを真面目に聞いては教科書を読んでいて)
グリム
………。
……ダメだ。オレ様、なんか眠く………。
…………すぅすぅ……。
(教科書を開いて最初はなんとなく歴史について聞いていたが、グリムにとっては黙って聞くだけの授業が退屈に感じたのか、眠気に襲われ両目が全て閉じればぐったりと机の上に両手をついては居眠りして)
ルチウス
……。
(トレインから離れると、気まぐれにパルマとグリムが座っている机の上にジャンプをすれば、グリムの隣に座り尻尾を左右に振っては居眠りしているグリムを見下ろしていて)
グリム
…う~ん。ムニャムニャ…これは…オレ様のツナ缶なんだゾ…。
……パルマが甘い声出しておねだりしても、…これは渡さないんだゾ…。
(隣から強めに肘で突きつけられて、眉間に皺を寄せ顔が毛難しくなるも起きず。それよりも、爆睡して夢を見ているのが口元が微かに涎が見えれば気持ちよさそうに眠って)
ルチウス
……。
(グリムが居眠りをしている見れば、ルチウスは右手を持ち上げグリムの顔面目掛けて思いっきり猫パンチをして。その強さは「パンッ!」と大きめな音が鳴り)
グリム
ふがっ!?!?!?
な、こいつ~~!!何をするんだゾ~~~!!!!
(強めに猫パンチを顔面に喰らえばビックリするかのように飛び起きれば、両手を上げてルチウスに対して怒って。しかし、ルチウスはパルマ達が座っていた机の上からピョンと軽くジャンプして降りればトレインの足元へと歩いて)
トレイン
私の授業では居眠りは許さない。くれぐれも気を付けるように。
(グリムが怒っていると、トレインはパルマ達がいる席を見れば表情を崩さないまま低いトーンの声で注意をして言い)
デュース
…パルマ、大丈夫か?
(後ろの席でトレインに目を付けられているパルマとグリムを見ては、手に教科書を持ちながら心配そうにパルマを見て小声で言って)
エース
グリム、何やってんだよ…。
(後ろの席で半目になりながら、前席にいるグリムを見て小声で言って)
グリム
わ、悪かったんだゾ…。
それにしても…どうしてオレ様が怒られなきゃならないんだゾ…。
あのルチウスって猫、ゆるさねーんだゾ…!
(パルマに注意されると両耳が下に下がれば横目でパルマを見て反省しており、しかしトレインの隣にいるルチウスは呑気な表情で「にゃーご」と鳴けばグリムはそれを見てムスっとした表情を露わにして)
他の寮生
プッ、あいつら怒られてるじゃん。
(トレインに注意されるパルマとグリムを見ては他の寮生達もトレインに気付かれないよう静かに笑い出している人がいて)
――――
《2限目が終了》
グリム
や、やっと…終わったんだゾ。
(2限目が終了し、グリムは深いため息をついて。グリムにとっては、魔法史の授業が長く感じていて)
エース
次は体力育成か…ってことは運動場ってやることだから…。移動教室かー。2年は座学だし、3年は実験室で授業やるみたいだから、静かに移動しないとな。
(エースが机の上を整理すれば、運動着を持ってパルマに話しかけて)
トレイン
パルマは、私の元へ来るように。
(魔法史の授業が終えると、トレインはパルマを見ては1人だけ呼び出して。他の生徒達の一部でパルマとトレインの交互を見れば「あいつ怒られるんじゃね?」とクスクスと笑えば、運動場へと移動して行って)
――――
(/上げありがとうございます!)
ん、二人ともいってらっしゃい。
(エースたちを見送り、エースたちの後ろを追わせるようにグリムを送り出すと自分も用意をしつつ、トレインの元へと向かって)
エース
……行ってくるけど、パルマ。その…なんていうかさ、トレイン先生に怒られても気にすんなよ。
(パルマに声を掛けられると、エースはパルマがトレイン先生に怒られるのではないかと思えば心配そうに声を掛けて)
グリム
ぱ、パルマ…オレ様のせいで怒られたらごめんなんだゾ…。
(グリムはパルマだけ呼び出しを喰らうと、両耳が下がった状態でパルマに言って。そして、パルマが見送ればエース、デュース、グリム3人で先に運動場へと移動し)
トレイン
来たか。君の事情は学園長から聞いている。
魔法もそうだが知識がゼロの状態から、私の授業についてくるのは難しいだろう。
これを君に渡すから、まずはこれを読みなさい。
(パルマ個人を呼び出した理由として、周りはグリムが居眠りしたことで怒られるのではないかと思っている人が多いが、実際はパルマに対して叱ることではなく別の事であって。普段、厳しく歴史を話す様子はいかにも厳格と言った様子であったトレインだが、パルマに声を掛ける様は穏やかな声で彼に語り掛けて。そして、トレインがパルマに差し出したのは、この世界での基本的な歴史や魔法(ブロットのこと等)についてまとめられた本を3冊であって)
――――
(/次の授業は体力育成になりますが、悩んでることがあって…。移動授業の前に別のキャラを出そうかなと思うんですが…どうでしょうか?(他のキャラを出しても大丈夫でしたら、パルマ君には移動中の廊下で待機してもらいたいです。※他のキャラを出すといっても、やりとりは長くなく直ぐに一瞬…短く終わると思います。)もし、授業を終わらせたいっていうのであればここはカットして体力育成に入りたいなと思います。)
あ…ありがとうございます。
(身構えていたようだが、本を渡されると拍子抜けしたように笑顔でトレインにお礼を言い、帰り際にもう一度頭を下げてお礼を言いながら本と授業の用意を持ち、廊下を歩いていて)
(了解しました。廊下で待機させておきます。)
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