トピ主 2022-07-09 17:06:15 |
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グリム
聞いていたらどっちもどっちなんだゾ。
それに、3ホール分もあったならパーティー用かもしれないんじゃないか?例えるなら、誰かの誕生日とか…オレ様、名推理すぎるんだゾ!
(グリムは腕を組み眉が下がれば、そう言い。そして、タルト一切れにリドルが怒った理由について考えると、そのタルトは実はパーティー専用で出すものでは?と思えば、それについて追及するかのように言うとグリムは何故か自分を褒めて)
エース
誕生日…ねぇ。誰かの誕生日なんてあったかな…。
それに、オレ、パルマなら絶対に寮長が横暴だって言ってくれると思った!もし、これで寮長が横暴じゃないとか言われたら、こっちの身が持たねえし。
(グリムの口から”誕生日”という言葉を聞くと、顎元に手を添えてこの時期に誕生日が近い人を思い浮かべるよう考えて。しかし、エースの頭の中ではこの時期に近い誕生日は誰もいないんじゃないかと思っていて。そして、パルマを見ると「彼が横暴なのは認めるけど」という言葉を聞くと、エースの中で少し荷が軽くなったのかニコッと小さく笑って)
グリム
でも、パルマの言う通り、先に盗み食いしたオマエも悪いんだゾ。
(パルマを見るエースにジト目を保ったまま、エースにタルトを盗み食いをしてしまった件については、彼に言い)
エース
うっ…。
(パルマやグリムに言われると、エースは顔を引きつっていて)
……う~ん…多分だけどそのタルト…「なんでもない日」のパーティ用、じゃないのかな。
(考え込むようにしてそう言った後、急に思い出したかのように「不思議の国のアリス」の「お誕生日じゃない日の歌」を歌い出しては本人も困惑しているようで)
グリム&エース
……。
(パルマが急に歌い出すと2人は困った様子で互いの顔を見合わせていて)
グリム
…パルマ、急にどうしたんだゾ?
それに歌った後、パルマ自身が困っているのも変なんだゾ…。
(歌い終わった後のパルマの様子を見て、グリムは彼の事を心配するかのように声を掛けて)
エース
……。
あ、もしかしたら、ハーツラビュルで『なんでもない日』のパーティーっていう伝統の行事があるんだけど、オレの耳でしか聞いてなかったことだけどさ…。近々開くとか言ってたような…。
(パルマの歌と言動を聞いて、エースは考え込むと何かを思い出したかのように話して。そして、ハーツラビュル寮に『なんでもない日のパーティー』があることを思い出しては、それを口に出して言い)
グリム
ふなっ!?そうなのか!?
だとしたら、エースオマエやばいことをしたんじゃ…。
(エースの言動を聞けば、顔に冷汗をかき半目になり考え込むエースを見ては言って)
グリム
とりあえず、食べ物の恨みは恐ろしいんだゾ。
今日は遅いだろうから、明日の朝にでも謝った方がいいんじゃないのか?
(エースを見ると、とりあえずタルトを盗み食いしてしまったことに関しては寮に戻って謝罪したほうがいいんじゃないのかと彼に言って)
エース
えー…。
(グリムの言動を聞けば、エースは困り果てた表情で両肩を落として嫌そうな返事をして)
グリム
とりあえず、食べ物の恨みは恐ろしいんだゾ。
今日は遅いだろうから、明日の朝にでも謝った方がいいんじゃないのか?
(エースを見ると、とりあえずタルトを盗み食いしてしまったことに関しては寮に戻って謝罪したほうがいいんじゃないのかと彼に言って)
エース
えー…。
(グリムの言動を聞けば、エースは困り果てた表情で両肩を落として嫌そうな返事をして)
エース
…わかったよ、謝りに行く。
それにパルマも一緒についてくるなら、そっちの方が色々と安心するし…助かるっていうか…。
(両肩を落とし嫌そうな表情をしていたエースだが、パルマが「俺も付いて行くからさ」と言葉を聞くと、心中少しだけ安堵がでており。というのも相手は寮長のため、エース1人だと荷が重かったこともあり、パルマに対して感謝を言って)
グリム
ところで、エース。ハーツラビュル寮から出てきたってことはもしかして…。
(パルマとエースが話していると、グリムはエースがハーツラビュル寮から出てきた後のことで気に掛けていることがあったため、それを口走ろうとするものの、先にエースの口が開き)
エース
じゃ、とりあえず今日どこで寝ればいい?
(エースがそう言うと、ソファーから立てばパルマを見て気軽そうな声で出せば言い)
グリム
オメー、本当に泊まる気か。
なんでそこまでしてやんなきゃなんねーんだゾ!
(グリムは呆れた表情をすれば、エースの方へと顔が向いており)
エース
いいじゃん、別に。今朝からオレの方を見て「シャンデリアが~」とか「ハーツラビュル寮生として~」とかうるさかったし。飛び出した手前で、今から帰るのも気まずいじゃん。
(そう言うと、エースはパルマの方へグイッと身を乗り出し、ぱしんと両手を合わせては「頼むよ。」と声を出して。その表情は眉が下がっていて)
な?ここってお前ら以外いないんだろ?オレさ、他の寮生の連中とか知らないし頼れるところってパルマしかいないんだよ。
ほら、こんだけ広いんだしさ、…ちゃんと後で礼はするから。
(エースはパルマの目の前で両手を合わせ首を傾けては、パルマの方を困った表情で見て、まるでおねだりするかのような感じになっていて。しかし、パルマの足元にいるグリムは気に食わなさそうな表情をして)
グリム
ちなみに、オレ様とパルマの部屋以外はまだどの部屋も埃だらけなんだゾ。寝るなら自分で掃除しろ。
(パルマが受け入れる反面、グリムはエースの寝床については準備をしていないのも勿論だが、エースがオンボロ寮に泊まるなら自分で寝床は綺麗にしとけよと言わんばかりにエースの事を言って)
エース
げっ、掃除とか絶対やだ。
パルマ~、部屋に泊めてよ。オレ、こうみえてスマートだから幅とか取らないしさ。ねっ。
(グリムの言動から「掃除」という言葉がでると、エースはあからさまに嫌な表情になって。そして、パルマを再び見ると目がニッコリと細めになれば、パルマに言い寄って)
グリム
寝るところなら、エースの後ろにあるソファーでも十分寝られるんだゾ。
(エースがパルマに言い寄ってる矢先、グリムはジト目になりながらもエースが先ほど座っていたソファーに指を差して)
う~ん…そうなると俺が床かあ。ちょっと床では寝れないから、ソファで寝てよ。
(少し考えていた様子だったが、やはり受け入れられないらしく謝罪するように手を目の前で合わせつつソファを指差し)
エース
ちぇ、ケチ。いいですよ~。
オレは1人寂しく談話室のソファで寝ますよーだ。
おやすみ!
(グリムとパルマの2人の反応を見て、エースは口を尖らせるかのようにムスっとした表情になれば諦めて。そして、ソファに自分が着ている制服のジャケットをボタンを外して脱げば、それを丁寧に畳んではソファの背もたれのところに掛けて。そして、シャツ姿になるもパルマとグリムを見ては「おやすみ」の一言を掛けて)
グリム
…まったく、困ったヤツなんだゾ。
(エースの姿を見ては、グリムはボソッと小言を言い)
ゴースト達
オトモダチだぁ~。オンボロ寮がこんなに賑やかになる日がくるなんてねぇ~。
(壁をすり抜けて出てきたゴーストたちが、3人の姿を見ては大喜びで飛び回っていて)
グリム
うるせぇ!オマエらまで急に出てくんな!
(グリムが虫を追い払うように両手でパタパタと空中で振り。いつもの通りのゴーストとの追いかけっこが始まって。)
静かな夜のはずが賑やかになっちまったんだゾ…。明日もあるんだし、パルマ。オレ様達もそろそろ寝るんだゾ。
(ゴースト達を追い払うとグリムはパルマを見て、自室へ戻ろうと言わんばかりにパルマを誘導しようとし)
グリム
オレ様も眠くなってきたんだゾ…。
まぁ、外にいたのがエースで良かったが…すやすや…。
(自室へと戻ってこれば、グリムはベッドの上へと移動し布団の中に潜ればパルマを見て言い。「今度こそおやすみなんだゾ。」と彼に声を掛ければ、グリムは眠りに落ちて)
(早朝になり、小鳥のさえずりが聞こえるなかでドンドンというノックの音が聞こえてきて。どうやら、誰かがオンボロ寮のドアを叩いているみたいでいて)
エース
う~、誰だよ。こんな朝っぱらからドアをドンドンするの…。
はいはい…今出るからドアを叩くな。
…げ、デュース…。
(ソファで寝ていたエースだったが、朝早くからオンボロ寮のドアをノックする音が聞こえるとその音に起きてしまい。そして、起き上がればソファに掛けていた制服のジャケットを着直せば、オンボロ寮のドアの方へと移動し、ドアを開けるとそこにはデュースがいて)
デュース
エース、やっぱりここに来ていたのか。
他の寮生から話は聞いたぞ。寮長のタルトを盗み食いをして、首輪を付けられたんだって?2日しか経っていないのに2度も首輪なんて、お前相当バカだな。
(ドアを開けられるとエースがそこにいたため、デュースはホッとして。どうやらオンボロ寮に来た理由としてはハーツラビュル寮でいなくなったエースを心配(?)して探してたみたいでいて。しかし、エースの姿を見ると首元に例の首枷を付けられているため、他の寮生らから聞いた話を思い出せば、鼻でふッと笑って)
エース
うるっせ!つか、お前にだけは言われたくねー!
(デュースの反応を見て、少しイラっときたのか眉が吊り上がり強めにデュースに言い返し)
グリム
ん?さっきのノックした音はデュースだったんだゾ…。
(朝からドアのノックした音にパルマよりも早く目が覚め、自室から出るとエースとデュースと鉢合わせして)
――――
(/いえいえ、大丈夫ですよ。お気になさらずに。)
(/すみません。この後の展開はどうしましょうか。パルマ君が寮の外に出ちゃったみたいなので…(汗)反応に少し困ってしまって…。)
(すみません、すぐ寮に戻しますね。)
ふう…ごめんごめん。すぐ朝ごはん作るから。
(手早く済ませて戻ってくると「デュースくんたちも朝ごはん食べていく?」と提案し)
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