名無しさん 2022-07-07 22:01:02 |
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辛気臭い仕事ですからね。飲まないと気が狂いそうになるんですよ。
(口角を少し吊り上げた皮肉っぽい笑みを浮かべると頬杖をつき)
なるほど、もし差し支えなければどんな仕事を?
(頬杖をつく相手に微笑みを見せながら個人情報なため言いたくなければ大丈夫だと杖ながら尋ねて)
全くですよ。うちに来るのはそこらで野垂れ死んだ方がいくらか上等な、ロクでもない奴らですから。
(心底嫌そうに眉をひそめるとようやく咳が一旦治まったらしく、一息吐いて)
そうなのですか、まぁそこら辺に転がってるよりは...って感じでしょうね。どのような人間かは分かりませんが
(嫌そうに眉を顰めるようを見ながら、そこら中に死体が転がってるのも嫌だからだろうと言って)
…で、その処理を任されるのが私達という訳です。給料が良くなければこんな職場辞めてますよ。
(飛び出した愚痴は止まらず、時折苦しそうな咳を挟みながらもまくし立てると満足したように息を吐いて)
本当にお疲れ様です、あ、そうだ...甘い飲み物は飲めますか?
(咳をして苦しげな相手を見てふと思いついたように告げて)
…あ~、まあ…飲めますよ。
(まだ余韻の続く咳にハンカチを口に押し当て、しばらくそうして咳き込んでいたが、ようやく治まったようで答えを返し)
どうぞ、ココアは喉の痛みを和らげてくれる成分がありますよ。あとは、梨も。もちろんサービスですからお代はいりませんよ
(そう言って咳き込んでいる相手が少しでも治ればと思って、梨とココアをサービスし)
いえいえ、ちなみに喉に悪いのはアルコールだそうです。
お節介だけど、控えるのがいいかもしれないですよ
(会釈する相手の笑みに一瞬驚いたが微笑みながら先程までお酒を出していたとは言え、あまり進めないことも告げて)
まぁ、分かりますけどね。飲まなくちゃやってられない人たちの集まり場ですし
(頷きながら少し微笑みを浮かべながら周囲には分からないよう周りの酔っ払ってる人々を見回し)
…ま、そうですよね…ん?はい。あー…今からですか?まあいいですけど。は~い。
すみません、仕事が。それじゃ、お代置いておきますね~。
(電話に答えた後マスクを付け直し、カウンターに代金を置くと立ち上がって店を後にし)
ありがとうございました…さて、酔っ払いさんたちそろそろ閉店ですよ
(相手が店を後にしたのを見て閉店の時間も近いと感じて酔っ払って眠っている人々を起こしながら今日の代金を数えて)
…はあ…マフィアの後処理ですか。うちは高いんですけどねえ。
(持ち込まれた死体を一瞥。徹底的に潰された顔、焼かれた指紋、ご丁寧に歯も全部抜かれている―マスク越しでも判る程嫌そうに肩を竦めながらも作業に移り)
さて、明日の買い物も今日しないと。この辺は危ないし早く済まさないとね
(情報屋としての仕事も今日は入っていないため、明日の用意のためにも準備をしようと考えながら暗い道を歩き)
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